• 検索結果がありません。

<症例報告>多量の下剤内服による低カリウム血症に起因する横紋筋融解症の一例 利用統計を見る

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "<症例報告>多量の下剤内服による低カリウム血症に起因する横紋筋融解症の一例 利用統計を見る"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Ⅰ.緒  言

 2004 年に国際腎臓学会,米国腎臓学会,米 国腎臓財団,欧州集中治療学会によって,「48 時間以内の急速な腎機能の低下」を呈する状態 として急性腎機能障害(Acute Kidney Injury: AKI)の概念が提唱され,「48 時間以内に血清 Cr 値が 0.3 mg/dL 上昇した場合;または血清 Cr 値がそれ以前 7 日以内に判っていたか予想 される基礎値より 1.5 倍の増加があった場合; または尿量が 6 時間にわたって 0.5 mL/kg/ 時 間未満に減少した場合」と定義している。  腎機能が急激に低下する原因から,AKI は 腎前性,腎性,腎後性と分類される。コホート1,2) によると,急性尿細管壊死(ATN),次いで腎 前性腎不全が頻度として多い。  横紋筋融解症は骨格筋の壊死・変性によっ て筋細胞内容物が循環中に放出されることで, 腎機能障害や,高度の電解質異常などを併発 し,致死的ともなり得る3)。血液検査所見では 血清 CK 値およびミオグロビン(Mb)値が高 値となり,循環血液中に放出された Mb は尿 細管閉塞,腎血管攣縮を併発し AKI に至るこ とがある。横紋筋融解症での AKI の発症率は 13 – 50%と高率であり4) ,死亡率や腎死にいた る率も極めて高く予後不良である5)。  横紋筋融解症は,事故や負傷などの外傷的要 因や,重度の熱中症,脱水,薬剤投与などの非 外傷的要因によって発生する。また,低カリウ ム血症や低リン血症などの電解質異常によって も横紋筋融解症を発症することが知られてい る3)。

多量の下剤内服による低カリウム血症に起因する

横紋筋融解症の一例

高 橋 祐 子,高 橋 和 也,秋 山 大一郎,

古 屋 文 彦,北 村 健一郎

山梨大学内科学講座第 3 教室 要 旨:症例は 65 歳,女性。腹部膨満に対し,下剤(コーラック®:ビサコジル 5 mg,ジオクチ ルソジウムスルホサクシネート 8 mg 含)を毎日 10 – 15 錠内服していた。201X 年 7 月 1 日四肢の 筋痛を自覚し,同 11 日近医にて腎機能障害を認め,当院紹介となった。同 15 日受診時,Cr 9.84 mg/ dL,K 1.5 mEq/L,CK 24,570 U/L,血清ミオグロビン(Mb)79,530 ng/mL,尿中 Mb 230,000 ng/ mL より横紋筋融解症に伴う急性腎機能障害(AKI)と診断し,補液を開始したが,乏尿とアシドー シスの進行を認めたため入院 2 病日より間歇的血液透析(IHD)を開始した。補液とカリウム補 正は継続しつつ IHD を 4 回施行し,腎機能の改善を認め IHD の離脱が可能となった。下剤の乱 用による低カリウム血症を原因として横紋筋融解症を発症し,AKI に至った可能性が疑われ,カ リウム補充を行いつつ HD を継続することで,可逆的に腎機能が改善した一例を経験した。 キーワード 横紋筋融解症,急性腎機能障害,低カリウム血症,下剤,腎代替療法

症例報告

〒 409-3898 山梨県中央市下河東 1110 番地 受付:2016 年 2 月 23 日 受理:2016 年 3 月 9 日

(2)

Ⅱ.症  例  患者:65 歳,女性  主訴:四肢の筋肉痛  既往歴:甲状腺機能低下症(7 年前に指摘)  現病歴:患者は長年にわたり,下剤を内服し ないと一週間以上排便がない状態が持続してお り,10 年以上市販の下剤(コーラック®:ビサ コジル 5 mg,ジオクチルソジウムスルホサク シネート 8 mg 含)を毎日 10 – 15 錠内服し水様 便を繰り返していた。他には市販薬を含め,常 用薬はなかった。201X 年 6 月末より感冒症状 が出現し,摂食量が低下していた。同年 7 月 1 日頃草むしりをした後に両腕の疼痛が出現し, 徐々に大 にも広がった。同 11 日に前医を受 診し,甲状腺機能低下,肝酵素上昇,腎機能障 害を認めたため,精査加療目的に同 15 日当科 入院となった。  入院時現症:意識晴明。身長 166 cm,体重 35.8 kg,BMI 13 kg/m2 。 血 圧 89/53 mmHg, 脈 拍 66 / 分, 体 温 36.5 ℃,SpO2 96 %(room air)。眼瞼結膜に貧血を認め,眼球結膜に黄染 は認めなかった。甲状腺は触知しなかった。口 腔内の乾燥が著明であり,咽頭発赤は認めな かった。胸部聴診では呼吸音,心音に異常を認 めなかった。腹部は平坦,軟で圧痛はなかった。 四肢に浮腫はなく,上腕・大 ・下 に把握痛 を認めた。  入院時検査所見(表 1):血液生化学検査で はトランスアミナーゼ,LDH が上昇しており, BUN 103.8 mg/dL,Cr 9.84 mg/dL と腎機能障 害を認めた。補正 Ca 6.2 mg/dL,Na 129 mEq/ L,K 1.5 mEq/L と低下しており,UA 15.7 mg/ dL,P 9.8 mg/dL と 上 昇 し て い た。CK 24,570 U/L と著明に上昇しており,同日の検査 で血中 Mb 79,530 ng/mL,尿中 Mb 230,000 ng/ mL で あ っ た。 尿 一 般 検 査 で は 蛋 白 2+, 潜 血 3+, ブ ド ウ 糖 –, 比 重 1.010,pH5.5 で あ り, 尿 生 化 学 検 査 で は Cr 101.4 mg/dL,Na 63 mEq/L,K 10 mEq/L,Cl 49 mEq/L,NAG

(3)

157.5 U/L,β2MG 6,783 ng/mL, Alb 857 mg/L であった。12 誘導心電図検査では洞調律であ り,心拍数は 57 bpm,V2-V5 誘導で ST 部分 の低下,U 波の出現を認めた。腹部エコー検査 では下大静脈径 6 mm で腎盂の拡張は認めず, 膀胱内に尿の充満も認めなかった。動脈血液ガ ス分析では pH 7.258,pCO2 30.3 mmHg,pO2 107 mmHg,HCO3-13.1 mmol/L,anion gap 16.8 mEq/L,lactate 4 mg/dL とアニオンギャッ プ開大性の代謝性アシドーシスを認めた。CT では腎実質の形態的異常は認めず,両側中下肺 野に気管支拡張を伴うスリガラス影を認めた。 また,FT31.06 pg/mL, FT4 0.664 ng/mL, TSH 10.490 μIU/mL と甲状腺機能低下を認め,抗サ イログロブリン抗体,抗 TPO 抗体が陽性であ り,橋本病の診断に至った。   入 院 後 経 過( 図 1): 生 理 食 塩 液 に よ る 補 液(500 mL/h で 開 始,6 時 間 後 よ り 250 mL/ h)と,低カリウム血症に対するカリウム補 充(20 mEq/h で開始,6 時間後より 10 mEq/ h)を開始した。しかし,補液 3,000 mL を投 与 し て も 尿 量 100 mL/90 分 程 度 と 増 加 せ ず, アシドーシスの進行を認めたため AKI と診断 し,入院第 2 病日より間歇的血液透析(IHD) を開始した。入院第 10 病日までに 4 回の IHD を 施 行 し た と こ ろ( ダ イ ア ラ イ ザ ー は 初 回 NF1-1.6H,2 回 目 以 降 FB-110U を 使 用。 血 流 150 mL/ 分で 3 時間施行,総除水量 2,100 ∼ 2,500 mL),腎機能の改善と尿量の増加を認め, HD の離脱が可能となった。  退院前検査では,eGFR 25.2 mL/min/1.73m2, U-TP 0.78 g/g・Cr,U-B2MG 23,085 ng/mL, fractional excretion of K(FEK)16.2%であった。 退 院 5 ヶ 月 後 に は,eGFR 30 mL/min/1.73m2 以 上,U-TP 0.47 g/g・Cr,U-B2MG 16,485 ng/ mL と更に改善を認めている。  入院第 6 病日に施行した心電図検査では,入 院時に認めた徐脈,ST 部分の低下,U 波出現 の所見は消失していた。  入院時,肺スリガラス影を認め,好中球優位 の白血球数上昇と炎症反応の上昇を認めたため 細菌性肺炎と診断し,ABPC/TAZ 1.5 g/day を 投与した。その後水様便が出現し,偽膜性腸炎 の診断のもとメトロニダゾール内服を要した。 下痢症状の軽快後は再度高度の便秘傾向となっ たが,下部消化管内視鏡検査では 25 mm 径の ポリープ以外に器質的異常は認めず,巨大結腸 等の傾向もみられなかった。緩下剤内服での排 便コントロールを行い,入院第 54 病日退院と なった。 図 1.経過表

(4)

Ⅲ.考  察  本症例は受診時に腎機能障害と,K 1.5 mEq/ L と著しい低カリウム血症を認めていた。しか し本症例は,健康診断を含め継続した医療機関 の受診をしておらず,また紹介元の医療機関で の検査にも電解質項目が含まれていなかったた め,過去の血液検査所見は不明であった。問診 より長年にわたり,腹部膨満を解消するため下 剤(コーラック®)を毎日 10 – 15 錠内服して 水様便を繰り返していたことが判明しており, 慢性的な下痢に起因する低カリウム血症が背景 に存在していたと考えられた。201X 年 6 月か ら呼吸器感染症を発症し,また同年 7 月 38℃ を超える天候が連日続いていたことが更なる脱 水を助長し,横紋筋融解症とそれに伴う AKI に至ったと考えられた。  低カリウム血症が横紋筋融解を起こす発症機 序は,骨格筋の相対的虚血に伴う細胞死が考え られている6,7)。運動や脱水によって骨格筋の 酸素やエネルギー必要量が増加した状況下,カ リウム欠乏状態により血管平滑筋は収縮し,筋 細胞へ血流が十分に供給されず筋細胞の細胞死 に至ると考えられている。  横紋筋融解がおこると,障害された筋細胞内 のカリウムが循環血中へ流出することで血清カ リウム値は上昇するが,本例では腎機能障害や アシドーシスを合併したにも関わらず,発症後 の初診時にも低カリウム血症を呈していた。ま た入院後のカリウム補充に対する反応も緩やか であり,極度のカリウム欠乏をきたしていたと 考えられる。  低カリウム血症をきたし得る病態の鑑別とし て,薬剤性,膠原病に伴う尿細管性アシドーシ ス,原発性アルドステロン症,ACTH 産生腫 瘍等の検索を行ったが,下剤以外の常用薬は なく,抗 SS-A 抗体・抗 SS-B 抗体陰性,レニ ン活性 15.1 ng/mL/h,アルドステロン 177 pg/ mL,PAC/PRA 12,ACTH 27.85 pg/mL よ り, 膠原病に伴う尿細管間質障害や原発性アルドス テロン症は否定的と考えられた。また,退院 2 ヶ 月後の外来受診時検査においても血清カリウム 値は 3.4 mEq/L と基準値内で,FEK 12.58%と 尿中カリウム排泄の亢進は認めなかった。  下剤による低カリウム血症に起因した横紋筋 融解症としては,ラクツロース,ソルビトール, ピコスルファートナトリウムの内服に伴うもの が報告されている8,9)。本症例のようにビサコ ジル,ジオクチルソジウムスルホサクシネート の内服に起因するものは検索し得た範囲では報 告がなく,入手が容易な市販薬による発症であ り,用法用量の遵守が重要と考えられた。  横紋筋融解症の診断には,Mb 尿の存在と CK などの筋肉内物質の血中濃度の上昇が重要 である。横紋筋融解症による AKI の機序とし ては,①血管内容量の減少,②血管収縮に伴う 腎虚血と,③ Mb による円柱形成および直接的 な細胞障害作用が考えられている4)。よってミ オグロビンの病因的意義は大きいが,半減期が 1 ∼ 3 時間と短いため診断的には CK の方が有 用であるとされており10),ACC/AHA/NHLBI

(American College of Cardiology/American Heart Association/National Heart, Lung and

Blood Institute)の定義11)では筋障害のうち クレアチニンの上昇,ミオグロビン尿を伴い, 基準値の 10 倍以上の CK の上昇を伴う筋症状 を認める場合に横紋筋融解としている。AKI 発症に対する CK 値の明確なカットオフ値は ないが,CK > 5,000 U/L となった場合に AKI 発症のリスクが高まるとされることが多い12)。 Peak CK 値としては,15,000 ∼ 20,000 U/L 未 満 で は AKI の リ ス ク は 低 い と さ れ4), ま た Peak CK 値 16,000 U/L をカットオフ値として, それより高い場合腎不全の発症は 58%であっ たが,それ未満では 11%であったとの報告も ある13)。また腎代替療法(RRT)施行や死亡 を含めたイベント発生率に関し,複数のマー カーを組み合わせた prediction score が低リス ク患者の同定に有効な可能性が示唆されてい る14)。  AKI 症例に対する血液浄化療法の目的は, ミオグロビンの除去による横紋筋融解症の病

(5)

態の改善と,腎不全に対する RRT として役割 である。ミオグロビンの分子量は 17.8 kDa と β2-microglobin(分子量 11.8 kDa)よりも大き く,通常の透析膜では high-fl ux の膜を用いて も,効率的な除去は難しい。除去性能の高いパ ンフローやエクセルフローによる(持続的)血 液濾過の場合,ミオグロビンのふるい係数は 0.8 台と比較的良いので,検討の価値があると される。海外では,さらに中分子量除去効率を 高めた super high fl ux 膜によるミオグロビン の効率的除去の可能性が報告されている15)が, 本邦では使用できない。本症例では初回は NF-1.6H,2 回目からは FB-110U を用い,急性期病 態の改善を得られている。  これらの報告はあるものの,AKI 予防や腎 予後,死亡率改善という観点からは,横紋筋融 解症の発症を認めた場合に予防的に RRT を行 うことは推奨されるには至っていない16)。一 方輸液については,施行により AKI 発症を予 防したとの前向き試験はないが,横紋筋融解症 発症時に行うべき治療として広く受け入れられ ている唯一の手段である。ただし本症例は,受 診時に既に腎機能障害が完成した状態であった と考えられる。その後の輸液負荷により利尿や 腎機能の改善を得ることは困難であり,早期の RRT 導入が生命及び腎予後改善に重要であっ た症例と考える。  横紋筋融解症は原因が多岐にわたり(表 2), 病態や治療対応,予後に関しては未ださまざま な報告がなされている段階である。一方軽症例 を含めると,臨床現場で遭遇する可能性を常に 念頭に置くべき病態と考える。今後,さらなる 知見,症例や見解の集積により,病態及び治療 効果の検討が進むことが必要である。 文  献

1) Liaño F, Pascual J: Epidemiology of acute renal failure: a prospective, multicenter, community-based study. Madrid Acute Renal Failure Study Group. Kidney Int, 50(3): 811–818, 1996. 2) Mehta RL, Pascual MT, Soroko S, Savage BR,

Himmelfarb J, Ikizler TA, et al.: Program to Im-prove Care in Acute Renal Disease: Spectrum of acute renal failure in the intensive care unit:the PICARD experience. Kidney Int, 66(4): 1613– 1621, 2004.

3) 花房規男:横紋筋融解症.腎と透析,76(4): 617–622, 2014.

(6)

4) Bosch X, Poch E, Grau JM: Rhabdomyolysis and acute kidney injury. N Engl J Med, 361: 62–72, 2009.

5) Zimmerman JL, Shen MC: Rhabdomyolysis. CHEST, 144(3): 1058–1065, 2013.

6) 上山秀嗣:低カリウム血性ミオパチー.諏訪庸 夫編,日本臨床別冊骨格筋症候群下巻,初版. 日本臨床社:243–246, 2001.

7) Knochel JP, Schilen EM: On the mechanism of rhabdomyolysis in potassium depletion. J Clin Invest, 51: 1750–1758, 1972.

8) Merante A, Gareri P, Marigliano NM, De Fazio S, Bonacci E, Torchia C, et al.: Laxative-induced rhab-domyolysis. Clin Interv Aging, 5: 71–73, 2010. 9) Saglam O, Filik L: A case of sodium

picosulphate-induced rhabdomyolysis. Acta Clin Belg, 70(4): 307, 2015.

10) Giannoglou GD, Chatzizisis YS, Misirli G: The syndrome of Rhabdomyolysis: Pathophysiology and diagnosis. Eur J Intern Med, 18: 90–100, 2007.

11) Pasternak RC, Smith SC, Jr. Bairey-Merz CN, et al.: ACC/AHA/NHLBI Clinical Advisory on the Use and Safety of Statins. Circuration, 106: 1024–1028, 2002.

12) Brown CV, Rhee P, Chan L, et al.: Preventing re-nal failure in patient rhabdomyolysis: do bicarbo-nate and mannitol make adifference? J Tauma, 56: 1191–1196, 2004.

13) Ward MM: Factors predictive of acute renal fail-ure in rhabdomyolysis. Arch Intern Med, 148: 1553–1557, 1988.

14) McMahon GM, Zeng X, Waikar SS: A risk pre-diction score for kidney failure or mortality in rhabdomyolysis. JAMA Intern Med, 173(19): 1821–1828, 2013.

15) Naka T, et al.: Myoglobin clearance by super high-fl ux hemofi ltration in a case of severe rhabdomy-olysis: a case report. Crit Care, 9: R90–95, 2005. 16) Petejova N, Martinek A: Acute kidney injury due

to rhabdomyolysis and renal replacement thera-py: a critical review. Crit Care, 18(3): 224, 2014.

参照

関連したドキュメント

症例 は54歳男性.高 度 の腎不全 のため血液透析な どによる治療を施行中に吐血,下 血を認めた。内 視鏡検査 にて十二指腸潰瘍 か らの出血 と判明 し,内 視鏡的止血 を繰

その産生はアルドステロン合成酵素(酵素遺伝 子CYP11B2)により調節されている.CYP11B2

肝臓に発生する炎症性偽腫瘍の全てが IgG4 関連疾患 なのだろうか.肝臓には IgG4 関連疾患以外の炎症性偽 腫瘍も発生する.われわれは,肝の炎症性偽腫瘍は

自由主義の使命感による武力干渉発想全体がもはや米国内のみならず,国際社会にも説得力を失った

緒  副腎皮質機能の高低を知らむとして,従来

心臓核医学に心機能に関する標準はすべての機能検査の基礎となる重要な観

 末期腎不全により血液浄化療法を余儀なくされる方々は約

にて優れることが報告された 5, 6) .しかし,同症例の中 でも巨脾症例になると PLS は HALS と比較して有意に