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A28 夜間頻尿診療ガイドライン 漢方専門医認定機関、日本東洋医学会 | 漢方製剤の記載を含む診療ガイドライン 2013

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(1)

漢方製剤 の記載 を含 む診療 ガイドラ イン

日本東洋 医学 会EBM委員会 診療 ガイドラ イン・ タスクフォース

以下の記載は、表題の診療ガイドラインから漢方製剤に関する記述を抽出したものです。診療にお

いて漢方製剤を使用される場合には、必ず、ガイドライン全体をお読みになり、その位置づけを正し

く理解された上で行ってください。

A-28

夜間頻尿診療ガイドライン

日本排尿機能学会 夜間頻尿診療ガイドライン作成委員会 (委員長: 西澤理)

ブラックウェルパブリッシング、2009年4月30日 第1版第1刷発行

Grading Scale of Strength of Evidence

I: 大規模のRCTで結果が明らかなもの

II: 小規模のRCTで結果が明らかなもの

III: 無作為割付によらない同時期のコントロールを有するもの

IV: 無作為割付によらない過去のコントロールを有するもの

V: 症例集積研究 (コントロールのないもの) 、専門家の意見の加わったもの

Grading Scale of Strength of Recommendation

A: 最低2つ以上のレベルIの臨床研究に裏付けられる

B: 1つのレベルIの臨床研究に裏付けられる

C: レベルIIの臨床研究に裏付けられる

D: 最低1つ以上のレベルIIIの臨床研究に裏付けられる

E: レベルIVまたはレベルVの臨床試験しか存在しない

F: 保留 (本邦において未承認、あるいは日本人における有効性・安全性が確立されていない)

A27-1

柴苓湯

疾患:

夜間頻尿

引用など:

杉山高秀, 大西規夫, 尾上正浩, ほか. 前立腺肥大症に対する漢方製剤 柴苓湯の有用

性の検討 - 夜間頻尿症状の改善効果についての検討. 泌尿器科紀要 2002; 48: 343-6.

CPG中のStrength of Evidence:

V: 症例集積研究 (コントロールのないもの) 、専門家の意見の加わったもの

CPG中のStrength of Recommendation:

E: レベルIVまたはレベルVの臨床試験しか存在しない

(2)

漢方製剤 の記載 を含 む診療 ガイドラ イン

日本東洋 医学 会EBM委員会 診療 ガイドラ イン・ タスクフォース

A27-2

牛車腎気丸

疾患:

夜間頻尿

引用など:

渡部明彦, 明石拓也, 藤内靖喜, ほか. 頻尿に対する牛車腎気丸の効果. 泌尿器科紀要

2006; 52: 197-201. CPG中のStrength of Evidence:

V: 症例集積研究 (コントロールのないもの) 、専門家の意見の加わったもの

CPG中のStrength of Recommendation:

E: レベルIVまたはレベルVの臨床試験しか存在しない

<以上A27-1~A27-2の記載として>

有効性に関する記載ないしその要約:

前立腺肥大症 (BPH) に伴う夜間頻尿に対する治療の漢方薬の項に、下記の記載がある。

『“BPH”と“夜間頻尿”および“漢方薬”をキーワードとして検索を行い、PubMedで0編、医中

誌で2編のみであったため、これら2編の関連する論文を用いた。

BPH に伴う夜間頻尿に対し、漢方薬の効果も報告されている。杉山らは柴苓湯による検 討、

渡部らは牛車腎気丸による検討を行い、双方とも夜間排尿回数の減少が得られ、有効であ

ると報告している。』

副作用に関する記載ないしその要約:

高血圧に対する治療の二次性高血圧の分類の表中に、薬物誘発性高血圧として『漢方薬』

の記載がある。

備考:

夜間多尿および夜間頻尿に対する薬物治療の表中に、柴苓湯、牛車腎気丸の記載があ

る。

参照

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