件名 顧客 年度
世界遺産来訪者戦略調査 内閣官房 H27
妙高市総合戦略(観光・DMO検討)
妙高市
H27
東御市総合戦略(観光) 東御市 H27
観光地域経済活性化調査・ふるさと旅行券事業評価 上山市 H27
東京都有識者会議運営支援
東京都 H27
四国広域観光周遊ルート形成計画策定 四国運輸局 H27
インバウンド予測モデル更新
観光庁
H27
免税制度のあり方に関する調査 Q社 H27
おもてなし規格認証制度に関する調査 経済産業省 H27
インナーブランディング推進調査 東京観光財団 H27
訪日外国人国内分布予測調査 国土交通省交通政策研究所 H27
今後のインバウンド政策のあり方に関する基礎調査(フォロー業務その1.2) 観光庁 H26~27
災害時における訪日外国人旅行者への情報提供のあり方に関する調査事業 観光庁 H24~27
世界の都市総合力ランキング作成支援業務 P社 H24~27
幕張新都心の経済効果向上へ向けた調査業務委託 千葉市 H26
多言語サイネージ研究 N社・O大学共同研究 H26
インバウンド対応を含む駅周辺開発構想検討 M社 H26
多言語対応コンサルティング L社 H26
奈良観光統計ウィーク開催による経済波及効果の調査研究 観光庁 H26
宿泊施設における情報提供促進事業 観光庁 H26
中国市場調査 K社 H26
平成 26年度成果指標を用いた効果測定業務 東京観光財団 H26
平成 26年度成果指標を用いた効果測定(タイ)業務 東京観光財団 H26
観光立国実現に向けた業界としての取り組み J社 H26
平成 26年度国別外国人旅行者行動特性調査委託 東京都 H26
福岡市第2期展示場整備PFI事業導入可能性調査 福岡市 H26
20街区MICE施設整備PFIアドバイザリー業務 横浜市 H26
MICE関連産業強化事業基礎調査 横浜市 H26
(仮)日本観光・文化発信ラウンドテーブルに関する検討調査 I社 H26
旅行・観光による経済効果等に関する調査研究
観光庁
H18~26
観光に関する地域経済や産業の構造等に関する調査研究
観光庁 H22~26
国土交通分野の海外市場獲得におけるライバル国に関する調査研究 国土交通省国土政策研究所 H25~26
近年の関連実績(その1)
件名 顧客 年度
インバウンド対応を含めた鉄道サイン改善検討 H社 H25
インバウンド対応を含めた将来戦略検討調査 G社 H25
公有地活用等に関する事業モデル調査・検討業務 F社 H25
外国人目線を活用した二次交通機関利用環境改善のための効果的な情報提供手法検討調査業務 観光庁 H25
重点市場における市場調査事業 福島県 H25
今後のインバウンド政策のあり方に関する基礎調査 観光庁 H25
平成 25年度成果指標を用いた効果測定(アジア)業務 東京観光財団 H25
平成 25年度成果指標を用いた効果測定(欧米豪州)業務 東京観光財団 H25
通訳案内士制度の見直しに係る調査 観光庁 H25
適正な海洋管理・利活用に資する海洋観光のあり方に関する調査検討業務 国土交通省総合政策局海洋課 H25
旅行業法制度等に関する調査
観光庁 H25
平成25年度観光マーケティング事業(アメリカ) 東京観光財団 H25
観光向け特急列車に対する将来ニーズ調査 E社 H24
世界の観光の動向に関する調査
(H25年版観光白書テーマ章検討) 観光庁 H24
観光経済の動向把握に関するレポートフォーマット作成 観光庁 H24
各国政府観光戦略等に関する実態調査 観光庁 H24
米国におけるVisit Japan事業方針策定のためのマーケティングデータ収集・分析等実施事業 観光庁 H24
観光入込客統計に関する共通基準の運用見直しに関する研究調査 観光庁 H24
空港における訪日外国人旅行者へのサービスのあり方に関する調査事業 観光庁 H24
平成24年度観光マーケティング事業(中国) 東京観光財団 H24
国際会議施設等に係るPFI事業手法調査業務 観光庁 H24
MICE機能強化に向けた手法の調査・検討業務委託 横浜市 H24~25
中央区観光拠点の整備アドバイザリー業務委託 中央区 H24
テクノホール施設・機能充実検討基礎調査業務委託 富山県 H24
観光マーケティング事業(ドイツ・中国) 東京観光財団 H23
過去に発生した海外と日本国内の観光分野へ多大な影響を与えた災害の類型化およびその災害からの各国の観
光分野における復興プロセス調査
(H24年版観光白書テーマ章検討)
観光庁
H23
「宿泊旅行統計調査」の今後の改善に向けた調査手法の検討・見直し 観光庁 H23
訪日外国人旅行者の受入環境整備による効果に関する調査 観光庁 H23
観光入込客統計に関する共通基準の運用に関する支援業務 観光庁 H23
外国人観光案内所のあり方に関する調査 観光庁 H23
日中韓三国間における観光リスクに対する危機管理マニュアル素案策定事業 観光庁 H23
近年の関連実績(その2)
前提 国内観光消費額の推移
Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 出所:旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究 2014(観光庁)P269
2015
[国旅行者数]
月別国籍別訪日外国人旅行者数の対前年同月比の変化をみると、特に中国の2015年は100%を超える高い伸び率
であったが、2016年に入って増加はしているものの、
対前年同月比が下がってきている
。
熊本地震の影響で特に香港・韓国で2016年4月と5月の旅行者数が大きく減少したが、6月には地震前の状況に戻って
いる。
[消費額]
4-6月のデータでは、円高見合い(2016年に入って15%の対元円高)以上に減少
図 月別国籍別訪日外国人旅行者の対前年同月比
出所)JNTO資料
注)確定値:2003年1月~2015年12月,暫定値:2016年1月~2016年4月,推計値:2016年5月~6月
-4.2%
38.1%
-40%
-20%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
120%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
対前年同月比(
%)
韓国
10.5% 15.2%
-40%
-20%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
120%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
対前年同月比(
%)
台湾
6.4%16.1%
19.0%
-40%
-20%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
120%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
対前年同月比(
%)
香港
31.0%
26.0%
-100%
-50%
0%
50%
100%
150%
200%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
対前年同月比(
%)
中国
4.8%
10.4%
-40%
-20%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
120%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
対前年同月比(
%)
タイ
2013年
2014年
2015年
2016年
15.3%23.9%
-40%
-20%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
120%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
対前年同月比(
%)
全国籍
前提 直近のインバウンドの状況
伸びているが緩やかに
1.1 「明日の日本を支える観光ビジョン」
-世界が訪れたくなる日本へ-~概要~
我が国の豊富で多様な観光資源を、誇りを持って
磨き上げ、その価値を日本人にも外国人にも分か
りやすく伝えていくことが必要。
出所:「 明日の日本を支える観光ビジョン」 (国土交通省) < http://www.mlit.go.jp/common/001126598.pdf >
これまでの議論を踏まえた課題
観光の力で、地域の雇用を生み出し、人を育て、
国際競争力のある生産性の高い観光産業へと変
革していくことが必要。
CIQや宿泊施設、通信・交通・決済など、受入環
境整備を早急に進めることが必要。
高齢者や障がい者なども含めた、すべての旅行者
が「旅の喜び」を実感できるような社会を築いていく
ことが必要。
視点1
「観光資源の魅力を極め、
地方創生の礎に」
視点2
「観光産業を革新し、国際競争力
を高め、我が国の基幹産業に」
視点3
「すべての旅行者が、ストレスなく
快適に観光を満喫できる環境に」
「魅力ある公的施設」を、ひろく国民、
そして世界に開放
•赤坂や京都の迎賓館などを大胆に公開・開放
「文化財」を、「保存優先」から観光客
目線での「理解促進」、そして「活用」へ
• 2020年までに、文化財を核とする観光拠点を全国で200整
備、わかりやすい多言語解説など1000事業を展開し、集中
的に支援強化
「国立公園」を、
世界水準の「ナショナルパーク」へ
• 2020年を目標に、全国5箇所の公園について民間の力も
活かし、体験・活用型の空間へと集中改善
おもな観光地で「景観計画」をつくり、
美しい街並みへ
• 2020年を目途に、原則として全都道府県・全国の半数の
市区町村で「景観計画」を策定
古い規制を見直し、
生産性を大切にする観光産業へ
•60年以上経過した規制・制度の抜本見直し、トップレ
ベルの経営人材育成、民泊ルールの整備、宿泊業の生
産性向上など、総合パッケージで推進・支援
あたらしい市場を開拓し、
長期滞在と消費拡大を同時に実現
• 欧州・米国・豪州や富裕層などをターゲットにしたプロモーション、
戦略的なビザ緩和などを実施
• MICE誘致・開催の支援体制を抜本的に改善
• 首都圏におけるビジネスジェットの受入環境改善
疲弊した温泉街や地方都市を、
未来発想の経営で再生・活性化
•
2020年まで
に、
世界水準DMOを全国
100形成
• 観光地再生・活性化ファンド、規制緩和などを駆使し、民間
の力を最大限活用した安定的・継続的な「観光まちづくり」を
実現
ソフトインフラを飛躍的に改善し、
世界一快適な滞在を実現
•世界最高水準の技術活用により、出入国審査の風
景を一変
•ストレスフリーな通信・交通利用環境を実現
•
キャッシュレス観光
を実現
「地方創生回廊」を完備し、
全国どこへでも快適な旅行を実現
• 「ジャパン・レールパス」を訪日後でも購入可能化
• 新幹線開業やコンセッション空港運営等と連動した、観光地への
アクセス交通充実の実現
「働きかた」と「休みかた」を改革し、
躍動感あふれる社会を実現
• 2020年までに、年次有給休暇取得率70%へ向上
• 家族が休暇をとりやすい制度の導入、休暇取得の分散化に
よる観光需要の平準化
「観光先進国」への「3つの視点」と「10の改革」
1.2 「明日の日本を支える観光ビジョン」~取組概要~
1 観光資源の魅力を極め、
地方創生の礎に
2 観光産業を革新し、国際競争力を高め、
我が国の基幹産業に
3 すべての旅行者が、ストレスなく
快適に観光を満喫できる環境に
魅力ある公的施設・インフラ
の大胆な公開・開
放
• 赤坂や京都の迎賓館に加え、我が国の歴史や伝統に
溢れる公的施設を一般向けに公開・開放
文化財
の観光資源としての開花
• 2020年までに、文化財を核とする観光拠点を全国
で200整備、わかりやすい多言語解説など1000事
業を展開し、集中的に支援強化
国立公園
の「ナショナルパーク」としてのブランド化
• 2020年を目標に、全国5箇所の公園について民間
の力を活かし、体験・活用型の空間へと集中改善
• 2020年までに、外国人利用者数を1000万人に
景観
の優れた観光資産の保全・活用による
観光地の魅力向上
• 2020年を目途に、原則として全都道府県、全国の
半数の市区町村で「景観計画」を策定
• 歴まち法の重点区域などで無電柱化を推進
滞在型
農山漁村
の確立・形成
• 日本ならではの伝統的な生活体験と非農家を含む農
村地域の人々との交流を楽しむ「農泊」を推進し、
2020年までに全国の農山漁村で50地域創出
地方の商店街
等における観光需要の獲得・
伝統工芸品
等の消費拡大
• 2020年までに、商店街等において、50箇所で街並
み整備、1500箇所で外国人受入環境整備
• 2020年までに、外国人受入可能な伝統的工芸品産
地を100箇所以上に
広域観光周遊ルート
の世界水準への改善
• 修景や体験プログラム開発等に国から専門家チーム(パラ
シュートチーム)を派遣
東北
の観光復興
• 東北6県の外国人宿泊者数を2020年150万人泊
(2015年の3倍)に
観光関係の
規制・制度
の総合的な見直し
• 通訳案内士、ランドオペレーター、宿泊業等の抜本見直し
民泊サービス
への対応
• 現行制度の枠組みにとらわれない宿泊法制度の抜本
見直し(本年6月中目途に検討会とりまとめ)
産業界ニーズを踏まえた
観光経営人材
の育成
強化
• 2020年までに、トップレベルの経営人材の恒常的な育
成拠点を大学院段階(MBAを含む)に形成
宿泊施設
不足の早急な解消及び多様なニーズ
に合わせた宿泊施設の提供
• 旅館等におけるインバウンド投資などを促進
世界水準の
DMO
の形成・育成
• 2020年までに、世界水準DMOを全国で100形成
「
観光地再生・活性化ファンド
」の継続的な展
開
• 観光まちづくりに関する投資や人材支援を安定的・
継続的に提供できる体制を整備
次世代の観光立国実現のための
財源
の検討
• 観光施策に充てる国の追加的な財源確保策を検討
訪日プロモーション
の戦略的高度化
• 海外著名人の日本文化体験映像を海外キー局で配信
インバウンド観光促進のための多様な魅力の
対
外発信強化
• 在外公館や放送コンテンツなどを活用した情報発信
MICE
誘致の促進
• 政府レベルでの誘致支援体制の構築
ビザ
の戦略的緩和
• 中国、フィリピン、ベトナム、インド、ロシアの5ヶ国を対象
訪日教育旅行
の活性化
• 「2020年までに4万人から5割増」の早期実現
観光教育
の充実
• 総合的な学習の時間等における教材の作成・普及
若者
のアウトバウンド活性化
• 若者割引等のサービス開発を通じた海外旅行の推進
最先端技術を活用した革新的な
出入国審査
等の実現
• 世界最高水準の顔認証技術の導入などを促進
民間のまちづくり活動
等による「観光・ま
ち一体再生」の推進
• 宿泊施設や観光バス乗降場等の整備促進
キャッシュレス環境
の飛躍的改善
• 2020年までに、主要な観光地等における「100%
のクレジットカード対応化」などを実現
通信環境
の飛躍的向上と誰もが一人歩きで
き環境の実現
• 無料Wi-Fi環境とSIMカードの相互補完の利用促進
多言語対応
による情報発信
• 中小事業者のWEBサイトの約半分を多言語化
急患等にも十分対応できる
外国人患者受入
体制
の充実
• 2020年までに、外国人患者受入体制が整備された
医療機関を全国100箇所整備(現在の約5倍)
「世界一
安全
な国、日本」の良好な治安等
を体感できる環境整備
• 外国語対応可能な警察職員の配置等の体制整備
「
地方創生回廊
」の完備
• 「ジャパン・レールパス」を訪日後でも購入可能に
地方空港
のゲートウェイ機能強化とLCC就航促進
• 複数空港の一体運営(コンセッション等)の推進
クルーズ船
受入の更なる拡充
• 2020年に訪日クルーズ旅客を500万人に
公共交通
利用環境の革新
• 主要な公共交通機関の海外インターネット予約を可能に
休暇
改革
• 2020年までに年次有給休暇の取得率を70%に
オリパラ
に向けたユニバーサルデザインの推進
• 高い水準のユニバーサル化と心のバリアフリーを推進
出所:「
明日の日本を支える観光ビジョン」 (国土交通省)< http://www.mlit.go.jp/common/001126598.pdf >
1.3 「明日の日本を支える観光ビジョン」~新たな政府目標~
安倍内閣3年間の成果
戦略的なビザ緩和、免税制度の拡充、出入国管理体制の充実、航空ネットワーク拡大など、大胆な「改革」を断行
。
・
訪日外国人
旅行者数
は、2倍増の
約2000万人
に
・訪日外国人
旅行消費額
は、3倍増の
約3.5兆円
に
訪日外国人旅行者数
訪日外国人旅行消費額
地方部での外国人延べ宿泊者数
外国人リピーター数
日本人国内旅行消費額
新たな目標への挑戦!
(2012年)
(2015年)
836万人
⇒
1974万人
1兆846億円
⇒
3兆4771億円
2020年:
4,000万人
(2015年の約2倍)
2030年:
6,000万人
(2015年の約3倍)
2020年:
(2015年の2倍超)
8兆円
2030年:
(2015年の4倍超)
15兆円
2020年:
7,000万人泊
(2015年の3倍弱)
2030年:
1億3,000万人泊
(2015年の5倍超)
2020年:
2,400万人
(2015年の約2倍)
2030年:
3,600万人
(2015年の約3倍)
2020年:
(最近5年間の平均から約5%増)
21兆円
2030年:
(最近5年間の平均から約10%増)
22兆円
出所:「 明日の日本を支える観光ビジョン」 (国土交通省)< http://www.mlit.go.jp/common/001126598.pdf >
2. 観光立国実現に向けたアクション・プログラム2016
平成28年5月13日、観光立国推進閣僚会議(主宰:内閣総理大臣)決定。2016年版は、「明日の日本を支える観光ビ
ジョン」の年次計画という位置づけとなった。このため、戦略構成(目次構成)は同様であり、年度内の事業計画が整理されたも
のとしての公表。
出所:観光立国実現に向けたアクション・プログラム2016(国土交通省)<http://www.mlit.go.jp/common/001131373.pdf>
3. 日本再興戦略2016
平成28年6月2日閣議決定。副題を「第4次産業革命に向けて」とし、IoT、ビッグデータ、人工知能、ロボットなどを用いることを
謳っている。また、新たな3つの矢(「希望を生み出す強い経済」「夢を紡ぐ⼦育て支援」「安心につながる社会保障」)により、一
億層活躍社会を実現するとしている。
成長戦略第二ステージの使命として、「戦後最大の名目GDP600兆円」の実現を目指す。
目 標
鍵となる「官民戦略プロジェクト10」
1-1:新たな有望成長市場の創出
•
(1)第4次産業革命(IoT・ビッグデータ・人工知能)
•
(2)世界最先端の健康立国へ
•
(3)環境・エネルギー制約の克服と投資拡大
•
(4)スポーツの成長産業化
1-2:ローカルアベノミクスの深化
•
(5)既存住宅流通・リフォーム市場の活性化
•
(6)サービス産業の生産性向上
•
(7)中堅・中小企業・小規模事業者の革新
•
(8)攻めの農林水産業の展開と輸出力の強化
•
(9)観光立国
出所:日本再興戦略2016 (首相官邸WEBサイト) <
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/2016_hombun1.pdf>
1-3:国内消費マインドの喚起
•
(10)官民連携による消費マインドの喚起策
4. キャッシュレス化に向けた方策
平成26年12月26日関係省庁(内閣官房、金融庁、消費者庁、経済産業省、国土交通省、観光庁)取りまとめ。2020年
の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた環境整備に止まらず、今後の日本経済の成長に向けて、官民が一体となって取
り組んでいくべきものとして取組が整理されている。
キャッシュレス決済の普及による利便性や効率性の向上。
目 標
主要な取組
1.訪日外国人向けの利便性向上等
(1)海外発行クレジットカード等での現金引き出しが可能な ATM の普及【観光庁、金融庁】
(2)クレジットカード等使用可能店舗での表示促進【経産省、観光庁】
(3)地方商店街や観光地等でのクレジットカード等決済端末の導入促進 【経産省、観光庁】
(4)海外発行クレジットカード等での交通系カードの利用環境の整備 【国交省(観光庁含む)、金融庁、経産省】
(5)百貨店における面前決済の一般化【経産省】
2.クレジットカード等を安全に利用できる環境整備
(1)クレジットカード決済システムの乱用防止(悪質な加盟店の排除 等)【経産省】
(2)クレジットカード番号や個人情報管理等のセキュリティー対策強 化【経産省】
(3)クレジットカード及びクレジットカード決済端末の IC 化並びに、 POS 端末を含むキャッシュレス決済端末のセキュリティー仕様の標準化
【経産省】
(4)消費者教育の充実によるキャッシュレス決済の適切な使い方に関 する理解の増進【経産省、消費者庁】
3.公的分野の効率性向上の観点からの電⼦決済の利用拡大
(1)公的納付金の電⼦納付の一層の普及【IT 室
○
、関係省庁】
(2)官公庁におけるクレジットカード決済による費用対効果に優れた 調達の促進【行革事務局
○
、関係省庁】
出所:キャッシュレス化に向けた方策( (経済産業省) <http://www.meti.go.jp/press/2014/12/20141226003/20141226003a.pdf>
5.1 地方創生~全体フレームとDMO~
出所)第7回まち・ひと・しごと創生会議資料(平成27年10月)
左:地方創生における取り組み
下:地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行
型)先駆的事業分(タイプⅠ)で特徴的な取組事例
DMO(Destination Management/Marketing Organization)
:地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観
光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係
者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現する
ための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を
備えた法人です。
「稼ぐ」「総合力」「民の知恵」
“観光”が最多・最大
出所:第7回まち・ひと・しごと創生会議資料 平成27年10月(まち・ひと・しごと創生本部)< http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/souseikaigi/h27-10-30.html>
5.2 地方創生~予算措置~
地方創生交付金は、現在まで大きくは3段階で支出されている。
○都道府県及び市区町村が実施する、他の地方公共団体の参考となる先駆的事業に対し、国が交付金
を交付することにより、地方版総合戦略に関する優良施策の実施を支援するために交付
○上乗せ交付予定額:300億円
○交付対象であるDMO関連事業:44事業
○平成28年度からの地方版総合戦略の本格的な推進に向け、地方創生の深化のために創設
○平成28年度概算決定額:1,000億円
○交付対象であるDMO関連事業:
現在選定中
○一億総活躍社会の実現に向けた緊急対応として、「希望を生み出す強い経済」を実現するため、また、
「⼦育て支援」や「安心につながる社会保障」も含め「新・三本の矢」の取組に貢献するために新設
○平成27年度補正予算計上額:1,000億円
○交付対象であるDMO関連事業:124事業
地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)
地方創生加速化交付金
地方創生推進交付金
出所:まち・ひと・しごと創生本部資料よりMRI作成
[観光産業の取り組みはまだまだ 地域の事例]
出所:「妙高市観光地域経済調査」よりMRI作成
経営に関する文書の作成状況
構成比(%) 構成比(%)
飲食サービス事業 20 7.3% 4 3.4% 20.0%
社会教育事業 6 2.2% 4 3.4% 66.7%
宿泊事業 192 70.3% 84 71.2% 43.8%
小売業 27 9.9% 11 9.3% 40.7%
生活関連サービス・娯楽事業 15 5.5% 7 5.9% 46.7%
農業 4 1.5% 2 1.7% 50.0%
旅客運送事業 3 1.1% 2 1.7% 66.7%
その他 6 2.2% 4 3.4% 66.7%
総計 273 100.0% 118 100.0% 43.2%
①発送数 ②回収数
事前分類による業種 回収率
②/①
参考 配布回収状況
出所:「妙高市観光地域経済調査」よりMRI作成
[観光地・観光事業が需要追随型となる理由 地域の事例]
販路・売上の構成況
1.00
0.96
0.81
0.67 0.74 0.63
0.81
1.23
0.92 1.04
0.72 0.79
0.00
0.50
1.00
1.50
1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月
売上(収入)金額割合 従業者数(正社員・事業主) 従業者数(非正規・パート・アルバイト)
(指数 1月=1.00)
売上、従業者数の月別変動
[“日本はこんなところ”と語れるようになってきた]
1
2
3
②出所:観光庁資料
広域観光周遊ルートの名称 申 請 者
日本のてっぺん。きた北海道ルート。 きた北海道広域観光周遊ルート推進協議会
東京回廊(仮称) 関東観光広域連携事業推進協議会
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