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巻 頭 言
総合情報処理センターの現状とその先を見据えて
総合情報処理センター長
今 野 和 彦
23 年 4 月から総合情報処理センター長を仰せつかっております。
本センターは秋田大学全体の教育・研究のための情報およびネットワー ク環境の提供を主な業務としており, とくに電子メール (○@△◎ .akita-u.
ac.jp)や授業の際の演習室や自習室の利用など日頃から皆様の身近な存在であるものと思っており ます。
23 年度は,5 年に一度のセンターの機種更新の年に当たり半年以上をかけて仕様策定,技術審査,
入札および機器の設置と例年になく忙しい年でもありました。3 月からは新しい環境でセンターを 利用頂けるようになります。今回の更新では主としてシンクライアント化(5 年前から)と仮想サー バーの導入がメインとなっております。また,スーパーコンピュータは廃止され,大規模演算サー バーに置き換わりました。サーバーの仮想化により全学に分散していたメールサーバーがなくなり,
センターの仮想化サーバー内に集約されました。サーバーの仮想化は将来のクラウド化を見据えた ものですが,利用者から見ると今までとどこが変わったかの実感がわかないかもしれません。イン フラというのはそのようなものかもしれません。5年先を見据えた更新が必要であるため仕様策定 も大変な作業であったと思われます。策定委員の皆様には改めてお礼申し上げます。
もう一つ大きな変化は,秋田大学のネットワークも漸く SINET4に接続になり,外部と1Gbits/
s の速度(これまでは 200M)で接続されます。単純にはこれまでの 5 倍の速度ですがおそらくこ れは実感できるものと思います。
23 年の 3 月の震災があってから世の中では“事業継続”が言われるようになりました。9 月に全 国の情報系のセンター長会議でも話題になっていました。今回の震災のような物理的に破損を伴う ような災害があった場合,大学の持っている個人情報を含めた膨大な情報と会計や事務システムが 破壊されてしまう危険性があります。これを避けるためにデータやサーバーの冗長化を行ってもな おリスクは避けられず何らかの対策が必要となります。最も簡単なのは銀行と同じように情報も預 かってもらうことが考えられますが日本ではまだそのようなものがビジネスとしては普及していま せん。今回の機種更新ではメインとはしていませんが,本学でも将来を見据えて“クラウド”化も一 部導入を予定しております。クラウド化の目的は上述のデータの安全策であると共に経費の削減に あります。他大学ではクラウド化によって年間億円単位で経費節減ができたという実例も既に存在 します。本学の場合, 最初は試験的ですがいずれ教職員,学生にも範囲を広げたいと思っております。
総情センターは図書館と同じように学生にとっては授業における演習,プログラミングそして自 分の学習,研究に利用することが多く毎日多くの利用者があり,今後,週日の開館時間の延長や休日
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の会館など利用者のご意見を頂きながら進めていきたいと考えております。今後とも皆様の地用に 便利な環境を整備していきたいと考えておりますので宜しくお願い致します。
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