Ver7.6 クイック マニュアル
ベクター・ジャパン株式会社
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目次
1 は じ め に ... 3 2 モ ニ タ リ ン グ に 必 要 な も の ... 3 3 デ モ を 用 い た 通 信 チ ェ ッ ク ... 4 3.1 ハ ー ド ウ ェ ア の 接 続... 4 3.2 デ モ 用 フ ァ イ ル の 読 み 込 み ... 5 3.3 ハ ー ド ウ ェ ア 設定 ... 5 3.4 作 業 モ ー ド の 設 定 (CANoe のみ)... 8 3.5 デ モ の 実 行... 9 4 測 定 お よび 機 能 の設 定 ... 10 4.1 ハ ー ド ウ ェ ア の 接 続... 10 4.2 コ ン フ ィ ギ ュ レ ー シ ョ ン の 作 成 ... 10 4.3 チ ャ ン ネ ル 数 の 設 定 ... 11 4.4 ハ ー ド ウ ェ ア 設 定... 12 4.5 dbc ファイルの割り 当て ... 14 4.6 測 定 設 定 ... 16 4.6.1 機能ブロック ... 17 4.6.1.1 チャンネルフィルター ... 18 4.6.1.2 イベントフィルター ... 19 4.6.1.3 変数フィルター ... 25 4.6.1.4 トリガーブロック ... 26 4.6.1.5 プログラムノード ... 30 4.6.2 各種 Window や ログ ブロック の 設定 ... 31 4.6.2.1 トレース window ... 32 4.6.2.2 データ window ... 34 4.6.2.3 グラフィック window ... 354.6.2.4 CAN Statistics window ... 36
4.6.2.5 バス統計 window ... 37
4.6.2.6 ステートトラッカー window ... 38
4.7 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 用 の ノ ー ド の 配 置 ・ 設 定... 41 4.7.1 CANoe の場合 ... 41 4.7.2 CANalyzer の場合 ... 42 4.7.3 ノードの設定 ... 43 4.8 ビ ジ ュ ア ル シ ー ケ ン サ ー... 46 5 補 足 ... 49
1 はじめに
CANoe/CANalyzer は、CAN 通信等のモニタリング・ シミュレーションツールです。 本 書 は 、CANoe/CANalyzer を初めて導入しようとする方が、モニタリング・シミュレーションを 行 う ま で の 手 順 を ま と め た も の で す 。 ま た 、 本 書 で は CAN 通信を前提として説明しておりますが、他のプロトコルにおいても同様の 手 順 で モ ニ タ リ ン グ ・ シ ミ ュ レ ー シ ョ ン し て 頂 く こ と が 可 能 で す 。2 モニタリングに必要なもの
ネ ッ ト ワ ー ク の モ ニ タ リ ン グ ・ シ ミ ュ レ ー シ ョ ン を 行 な う た め に は 、 以 下 の 製 品 が 必 要 と な り ま す 。 (1) CANoe/CANalyzer を インストールしたパソコン (2) インターフェイスドライバをインストールしたパソコン (3) CANoe/CANalyzer のライセンス (4) インターフェイス 弊 社 製 品 の 一 例 と な り ま す 。 そ の 他 に も 「PCIe」「ExpressCard54 」などがあります。A. Card タイプ :CANcardXL + CANcab (PCMCIA 接続)
B. USB タイプ :CANcaseXL + CANpiggy (USB 接続)
C. Board タ イ プ:CANboardXL + CANpiggy (PCI 接続)
3 デモを用いた通信チェック
デ モ 用 コ ン フ ィ ギ ュ レ ー シ ョ ン フ ァ イ ル を 用 い て 通 信 チ ェ ッ ク を 行 い ま す 。 こ れ に よ り 、 接 続 機 器 の ハ ー ド ウ ェ ア に 問 題 が 無 い こ と を 確 認 し ま す 。3 . 1 ハ ードウェアの接続
高 速 CAN( CANcab/piggy 251/1050/1041)の場合の接続例です。 ル ー プ 接 続 に は 、CANcable1(抵抗入り)を 使用します。 【 必 要 な 製 品 】 CANcab/piggy : ループ接続するため、 2 つ必要です。 CANcable 1 : 高速 CAN 用に 120Ωの抵抗が装着されています。CANcable 0 : 低速/Single Wire CAN 用に抵抗が装着されておりません。
A. CANcardXL の接続例 C A N c ab l e 1 C A N c ab C A N c a r d X L B. CANcaseXL の接続例 U S B ケーブル C A N c ab l e 1 C A N p i g g y C A N c a s e X L C. CANboardXL の接続例
3 . 2 デ モ用ファイルの読み込み
動 作 確 認 用 の コ ン フ ィ ギ ュ レ ー シ ョ ン フ ァ イ ル を 読 み 込 み ま す 。 ( x . x に は 、 お 使 い の バ ー ジ ョ ン と な り ま す 例 : C A N o e 7 . 6 な ど ) 【 C A N o e の 場 合 】 ス タ ー ト → す べ て の プ ロ グ ラ ム → C A N o e x . x → D e m o s → C A N o e . C A N – E a s y 【 C A N a l y z e r の 場 合 】 ス タ ー ト → す べ て の プ ロ グ ラ ム → C A N a l y z e r x . x → D e m o s → C A N a l y z e r . C A N – E a s y3 . 3 ハ ー ド ウ ェ ア 設定
CANoe/CANalyzer から、 使用するハードウェアの割り当てを行う必要があります。 今 回 は 、2 チャンネル使用するための設定を 行います。 (1) ネットワークハードウェア画面の表示 CANoe/CANal yzer のメインメ ニューから[設定] – [ネットワークハードウェア設定]を 選 択 し ま す 。(2) Vector Hardware Config の呼び出し
(3) Vector Hardware Config の設定 イ ン ス ト ー ル さ れ て い る ハ ー ド ウ ェ ア の ド ラ イ バ 一 覧 が 表 示 さ れ ま す 。 ① 正 常 に ハ ー ド ウ ェ ア が 認 識 さ れ て い る 場 合 、 シ リ ア ル 番 号 が 表 示 さ れ ま す 。 ② 未 接 続 の ハ ー ド ウ ェ ア や 認 識 で き て い な い 場 合 は 、 進 入 禁 止 マ ー ク が 表 示 さ れ ま す 。 ① ②
用 語 解 説 Ⅰ 「 Vector Hardw are Config」 と は ?
「V e c t o r H ar d w ar e C o fi g 」 と は 、 V e c to r 製イ ンタ ーフェ イ スの ド ラ イ バ をイ ンス トールするこ と で 同 時 に イ ン ス ト ー ル さ れ 、C A N o e / CAN a l yz e r な ど の ア プ リケ ー シ ョ ン と C A N c ar d XL な ど のイ ン タ ー フ ェ イ ス ド ラ イ バ 間 で 仲 介 的 役 割 を し ま す 。 C A N o e / C AN a l yz er で 測 定 を 行 うた め に は 、 Ve c t o r H a r dw a r e C o n f i g で 「 ア プ リ ケ ー シ ョ ン の 割 り 付 け 設 定( ※ 1 )」 が行 わ れ て いな い と 測 定が で き ま せん 。 ( ※ 1 ア プリ ケ ー シ ョ ン の 割 り 付 け 方法 に つ い て は 次 頁 で ご説 明 し ま す ) そ の ほ か に も 、 イ ン タ ー フ ェ イ ス や チ ャ ン ネ ル 数 の 変 更 、C AN / L I N / F l e x R a y の 追 加な ど 、 環 境 を 変 更 し た 場 合 に 再 設 定 を す る 必 要 が あ り ま す 。 イ ン タ ー フ ェ イ ス ア プ リ ケ ー シ ョ ン
V e c t o r
H a r d w a r e
C o n f i g
(4) Application channel の確認
こ こ で は 、 デ モ を 実 行 す る た め に 「CANoe/CANalyzer を CANcardXL のチャンネル 1、2 を 使 用 す る 」 た め の 設 定 を 行 い ま す 。 そ の 他 イ ン タ ー フ ェ イ ス を 使 用 す る 場 合 に も 操 作 は 同 様 で す の で 、 ご 使 用 イ ン タ ー フ ェ イ ス に 読 み 替 え て 下 さ い 。
① Application の "+” を展開し、CANoe または CANalyzer を選択します。
② 右の window に「 Application CAN channels」が “2” であることを確認します。
②
①
③ チャンネル数が違う場合は、Application CAN channels の上で右クリ ックし、
[Modify] を選択し、表示された Edit Value ダイアログの値を “2” と変更します。
(5) Application の割り付け CAN1、CAN2 を選択し、使用するチャンネルを設定します。 ① CANoe ま た は CANalyzer を選択します。 ② CAN1 を右クリックし、割り当てるインターフェイスを設定します。 次に、 CAN1 に割り 当てるインターフェイスのチ ャンネルを設定します。 ③ CAN2 に関しても、CAN1 と同様の操作を行ないます。 ③ ② ① 設 定 完 成 図
3 . 4 作 業モードの設定 ( C A N o e のみ)
CANoe では、作業モードを選択できる機能があり ます。 こ れ を 使 用 す る こ と に よ り 、 作 成 し た 環 境 の 動 作 チ ェ ッ ク を 行 う こ と が で き ま す 。 ( 例 :CAPL プログラムが設定された周期や値で出力されているか、など) 今 回 は ハ ー ド ウ ェ ア 動 作 チ ェ ッ ク の た め 、 ツ ー ル バ ー 上 で 作 業 モ ー ド を 「 実 バ ス 」 に 設 定 し ま す 。3 . 5 デ モの実行
① ツールバー上の測定開始ボタンを クリックします。 メ イ ン メ ニ ュ ー の 下 に あ る ア イ コ ン を ク リ ッ ク す る と 、 測 定 の 開 始/停止となります。 ま た 、F9 キーで 「開始」、Esc キーで 「停止」 となります。 開 始 ボ タ ン o r F 9 キー 停 止 ボ タ ン o r ESC キー ト レ ー スWindow にタイムスタンプが表示され、更新されていれば通信チェックは成功です。4 測定 および 機能の設定
こ こ か ら は 、 実 ECU に対して CANoe/CANalyzer を接続し、CAN メッセージの送受信を行う設
定 や 各 機 能 ( ト レ ー ス や グ ラ フ ィ ッ ク な ど ) に つ い て 紹 介 し ま す 。
4 . 1 ハ ードウェアの接続
イ ン タ ー フ ェ イ ス の CH1(チャンネル 1)のみを使った通信についての説明となります。 C A N c ar d XL E C U 1 E C U 3 E C U 2 E C U 44 . 2 コ ン フ ィギ ュ レ ー ショ ン の 作 成
こ こ で は 、CANoe/CANalyzer のコンフィグレーションを選択します。 (1) メ イ ン メ ニ ュ ー の 操 作 メ イ ン メ ニ ュ ー の[ファイル] – [新規コンフィギュレーション] を選択して下さい。 (2) テ ン プ レ ー ト ダイアログ の操作 [ テ ン プ レ ー ト ] ダイアログから、 ” CAN_500kBaud ”を 選択します。 (ターゲットの通信速度が異なる場合には、後からハードウェア設定で変更できます。 )4 . 3 チ ャンネル数の設定
こ こ で は 、CANoe/CANalyzer で使用するチ ャンネル数を設定します。( 1ch となります) (1) オ プ シ ョ ン の 選 択 メ イ ン メ ニ ュ ー の[設定] – [オプション]を選択します。 (2) チ ャ ン ネ ル 数 の 設 定 [コンフィギュレーションの設定] – [チャンネルの利用状況] を選択し、CAN の チ ャ ン ネ ル 数 を ”1” に設定し [OK] を押下します。 ※ 複 数 チ ャ ン ネ ル を 使 用 す る 場 合 は 、 使 用 す る チ ャ ン ネ ル 数 を 入 力 し て 下 さ い 。4 . 4 ハ ー ド ウ ェ ア 設 定
測 定 す る ボ ー レ ー ト や サ ン プ リ ン グ ポ イ ン ト を 設 定 し ま す 。 (1) ネ ッ ト ワ ー ク ハ ー ド ウ ェ ア 設 定 の 呼 び 出 し メ イ ン メ ニ ュ ー の[設定] - [ネットワークハードウェア設定] を選択します。 (2) ボ ー レ ー ト の 設 定 ネ ッ ト ワ ー ク ハ ー ド ウ ェ ア 設 定 W i n d o w の 左 側 [ C A N 1 ] の + を 展 開 し 、 [ 設 定 ] を 選 択 し ま す 。 ① ボーレートをターゲットの通信速度に設定します。 ② ボーレート選択後、バスタイミングレジスタ 0,1 を設定します。 ま た は 、 ” サ ン プ リ ン グ ポ イ ン ト ” 、 ” B T L 周 期 ” 、 ” S J W ” を 一 覧 か ら 選 択 し ま す 。 表 に 設 定 値 が な い 場 合 は 、 近 似 値 を 選 択 し て く だ さ い 。 ③ 「肯定レスポンス オン」の設定をします。 ① ③ ② ②用 語 解 説 Ⅱ 「 肯 定レス ポ ン ス オ ン 」 とは ? (3) ア ク セ プ タ ン ス フ ィ ル タ ー の 設 定 ① 「すべてブロック」のチェックを外します。 コ ー ド と マ ス ク の 設 定 に よ り 、 指 定 ID をブ ロックすることができます。 コ ー ド と マ ス ク に つ い て コ ー ド と マ ス ク に よ り 、 受 信 す る ID を設定することができます。 0 = dominant, 1 = recessive, × = don’t care
I D × × 1 × 1 1 1 × 1 1 0 コ ー ド 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0 マ ス ク 0 0 1 0 1 1 1 0 1 1 1 ■ 肯 定 レ ス ポ ン ス オ フ 受 信 の み ( モ ニ タ リ ン グ ) の 環 境 と な り 、 「Ack ス ロッ ト 」 へ の 上書 き は 行 われ な い ため 、バ ス に 影 響 を 与 え ま せ ん 。 受 信 の み と な り 、 メ ッ セ ー ジ の 送 信 は で き ま せ ん 。 ■ 肯 定 レ ス ポ ン ス オ ン 送 受 信 が 可 能 な 設 定 と な り ま す 。C A N o e / C AN a l y z e r は 1 ノ ー ド と し て 扱 わ れ る ため 、 各 ECU が 送 信 し た メ ッ セ ー ジ の 「Ack ス ロッ ト 」 へ 上 書 き が行 わ れ ま す。 C A N プ ロ トコ ル の 「 A c k n o w l e d ge 」( Ac k) の こと で す。 C AN の 仕様 で は 、 C AN コン トロ ーラ ー が メ ッ セ ー ジ を 正 し く 受 信 し た 場 合 に 「Ack ス ロ ッ ト 」 に ド ミ ナ ン ト を 上 書 き し ま す。
4 . 5 d b c ファイルの割り当て
dbc ファイル(データベース)を割り当てなくてもメッセージの内容を見ることは可能です。 そ の 場 合 、 受 信 し た CAN メッセージの ID やデータが数字のみで表示される為、 何 を 意 味 す る も の か は 全 く わ か り ま せ ん 。 dbc ファイルを割り当てることで、 ID やデータをシンボリックに表示されるようになり ます。 ( 1 ) C A N o e の 場 合 ① メ イ ン メ ニ ュ ー の [ビュー] – [シミュレーション設定] を選択します。 ② [データベース] を右クリックして、 [追加] を選択します。 フ ァ イ ル を 開 く Window から、 目的の dbc ファイルを選択して [開く] を押下します。 CANd b ファ イルを選択します ③ 下 図 の よ う に 、 選 択 し た dbc ファイルが追加されます。 デ ー タ ベ ー ス フ ァ イ ル 追 加 さ れ た( 2 ) C A N a l y z e r の 場 合 ① メ イ ン メ ニ ュ ー の [ファイル] – [データベースを関連付け ]を選択します。 ② デ ー タ ベ ー ス 管 理 window から、[チャンネル 1] を右クリ ックし、 [追加] を押下します。 ③ 目 的 の dbc ファイルを選択して [開く] を押下します。 CANd b ファ イルを選択します ④ 下 図 の よ う に 、 選 択 し た dbc ファイルが追加されたことを確認後、 OK で閉じます。
4 . 6 測 定設定
メ イ ン メ ニ ュ ー の[ビュー ] – [測定設定] を選択すると、測定設定 Window が表示されます。
メ ッ セ ー ジ を 受 信 す る と 、 下 図 の 赤 矢 印 の よ う に デ ー タ が 流 れ 、 各 評 価 ブ ロ ッ ク に 情 報 が 表 示 さ れ ま す 。
下 図 は CANalyzer の測定設定 Window ですが、CANoe も基本的な流れは同様です。
評 価 ブ ロ ッ ク ま た 、 下 図 の よ う に 同種 Window の複数作成や、フィルター、トリガー、プログラムノードを置く こ と が で き ま す 。 チ ャ ン ネ ル フ ィ ル タ ー イ ベ ン ト フ ィ ル タ ー 複 数 の ト レ ー ス W i n d ow を 作 成 し た 例 プ ロ グ ラ ム ノ ー ド
4 . 6 . 1 機能ブロック
ホ ッ ト ス ポ ッ ト に は 、 機 能 ブ ロ ッ ク を 追 加 す る こ と が で き ま す 。 こ れ ら を 使 用 す る こ と に よ り 、 特 定 の メ ッ セ ー ジ の み を 表 示 す る な ど 、 解 析 用 途 に 便 利 な 機 能 と な っ て い ま す 。 ■ 機 能 ブ ロ ッ ク の 挿 入 操 作 デ ー タ を 制 御 し た い Window の前に、所定のフィルターやトリガーやノードを挿入します。 ① 挿 入 し た い “ ホ ッ ト ス ポ ッ ト ” を 右 ク リ ッ ク し ま す 。 右 ク リ ッ ク ② 挿 入 す べ き 項 目 を 選 択 し ま す 。 4 . 6 . 1 . 1 チ ャ ン ネ ル フ ィ ル タ ー 4 . 5 . 1 . 5 プ ロ グ ラ ム C A P L ノ ー ド 4 . 6 . 1 . 2 イ ベ ン ト フ ィ ル タ ー 4 . 6 . 1 . 4 ト リ ガ ー ブ ロ ッ ク 4 . 6 . 1 . 3 変 数 フ ィ ル タ ー ③ 下 図 の よ う に 挿 入 が 完 了 し ま す 。 チ ャ ン ネ ル フ ィ ル タ ー 9 用語解説Ⅲ 「ホットスポット」 とは? 評 価 ブ ロ ッ ク の 前 に あ る ホ ッ ト ス ポ ッ ト( ■ ) は 、 ダ ブ ル ク リ ッ ク す る 度 に ア ク テ ィ ブ / 非 ア ク テ ィ ブ に 切 り 替 わ り ま す 。 ホ ッ ト ス ポ ッ ト が 切 り 離 さ れ て い る 場 合 、 後 段 に デ ー タ が 行 か な い (= 記 録 さ れな い ) ロ グ が 記 録 さ れ る ロ グ が 記 録 さ れ な い4 . 6 . 1 . 1 チ ャ ン ネ ル フ ィ ル タ ー 複 数 の チ ャ ン ネ ル を 使 用 し て い る 場 合 、 全 て の チ ャ ン ネ ル 情 報 が 表 示 さ れ ま す 。 チ ャ ン ネ ル フ ィ ル タ ー を 使 用 す る こ と で 、 特 定 の チ ャ ン ネ ル の み を 表 示 す る こ と が 可 能 で す 。 特 に ト レ ー ス window で活用する機能です。 ① ホ ッ ト ス ポ ッ ト を 右 ク リ ッ ク し 、[チャンネルフィルターを挿入] を選択します。 ② チ ャ ン ネ ル フ ィ ル タ ー 上 で 右 ク リ ッ ク し 、[設定] を選択します。 ③ チ ャ ン ネ ル を 選 択 し 、 「 通 過 」 か 「 ブロック」 をクリックします。 ※ 「 全 て 通 過 」 、 「 全 て ブ ロ ッ ク 」 をクリックすると、全チャンネルが通過もしくは ブ ロ ッ ク の 設 定 に な り ま す 。
4 . 6 . 1 . 2 イ ベ ン ト フ ィ ル タ ー 特 定 の メ ッ セ ー ジ や ノ ー ド 単 位 で の フ ィ ル タ ー 設 定 を 行 う こ と が で き ま す 。 ト レ ー ス window で活用することが多く、 診断の通信を確認する場合、診断 ID のみを「通過」 す る こ と で 診 断 ID 以外は表示されないため、診断解析時に便利です。 (7.5 から新しいフィルターが追加されており、設定方法は異なり ますが機能としては同じもの と な り ま す ) 1 . 旧 イ ベ ン ト フ ィ ル タ ー ( Ver 7.5 ま で) ① ホ ッ ト ス ポ ッ ト を 右 ク リ ッ ク し[イベントフィルターを挿入] – [すべてのプロトコル] を 選びます。 ② フ ィ ル タ ー 上 で 右 ク リ ッ ク し 、[設定] を選びます。 ③ フ ィ ル タ ー 用 の ダ イ ア ロ グ が 表 示 さ れ ま す 。 ・ イベント : メッセージ単位でフィルターを設定します。 ・ 生値データ : ID の上限、下限を指定してフィルターを設定します。 ・ ノード : ノード単位でフィルターを設定します。
■ イ ベ ン ト 対 象 と な る メ ッ セ ー ジ ま た は イ ベ ン ト を 選 択 し 、 設 定 後 [OK] を押下します。 ■ 生 値 デ ー タ 対 象 と な る メ ッ セ ー ジ ID の範囲を指定し、範囲を設定後 [OK] を押下します。 ■ ノ ー ド ノ ー ド を 選 択 後 、 受 信 、 送 信 、 送 受 信 し て 、[OK] を押下します。
④ 設 定 し た フ ィ ル タ ー が 反 映 さ れ ま す 。 ⑤ フ ィ ル タ ー タ イ プ に よ っ て 、 フ ィ ル タ ー の 動 作 が 異 な り ま す 。 通 過 フ ィ ル タ ー : 設定したイベントを通します 例 ・ ・ ・ABSdata,EngineData のみトレース画面に表示されます 除 外 フ ィ ル タ ー の 場 合 : 設定したイベントをブロックします 例 ・ ・ ・ABSdata,EngineData はトレース画面に表示されません
2 . 新 イ ベ ン ト フ ィ ル タ ー ( Ver 7.6 以 上) ① ホ ッ ト ス ポ ッ ト を 右 ク リ ッ ク し[イベントフィルターを挿入] – [CAN]を選択します。 ② フ ィ ル タ ー 上 で 右 ク リ ッ ク し 、[Window を表示] を選択します。 ③ フ ィ ル タ ー 用 の ダ イ ア ロ グ が 表 示 さ れ ま す ・ メッセージフィルター : メッセージ単位、ID のレンジを指定したフィルターを設定します。 ・ ノードフィルター : ノード単位でフィルターを設定します。 ・ イベントフィルター : エラーフレームの有無を設定します。 フ ィ ル タ ー す る イ ベ ン ト を 追 加 フ ィ ル タ ー さ れ た イ ベ ン ト 情 報 ④ タ ブ を 選 択 後 、 フ ィ ル タ ー 画 面 を 右 ク リ ッ ク し イ ベ ン ト を 選 択 し ま す 。
■ メ ッ セ ー ジ フ ィ ル タ ー 【 デ ー タ ベ ー ス か ら メ ッ セ ー ジ を 追 加 】 対 象 と な る メ ッ セ ー ジ ま た は イ ベ ン ト を 選 択 し 、 設 定 後 [OK] を押下します。 【 メ ッ セ ー ジ ID を追加】 対 象 と な る メ ッ セ ー ジ ま た は イ ベ ン ト を 選 択 し 、 設 定 後 [OK] を押下します。 【 メ ッ セ ー ジ ID のレンジを追加】 対 象 と な る メ ッ セ ー ジ ま た は イ ベ ン ト を 選 択 し 、 設 定 後 [OK] を押下します。
■ ノ ー ド フ ィ ル タ ー 【 デ ー タ ベ ー ス か ら 追 加 】 対 象 と な る ノ ー ド を 選 択 し 、 設 定 後 [OK] を押下します。 設 定 例 ■ イ ベ ン ト フ ィ ル タ ー イ ベ ン ト の 有 効 、 無 効 を 設 定 し ま す 。
4 . 6 . 1 . 3 変 数 フ ィ ル タ ー 環 境 変 数 と シ ス テ ム 変 数 を 選 択 し て 、 「 通 過 」 、 「 ブ ロ ッ ク 」 を 設 定 し ま す 。 ① ホ ッ ト ス ポ ッ ト を 右 ク リ ッ ク し[変 数フ ィル ター を 挿入 ] – [ パスフィル ター or ス ト ップ フィ ル タ ー]を選択します。 ス ト ッ プ フ ィ ル タ ー : 登 録 し た 変 数 を ブ ロ ッ ク し ま す パ ス フ ィ ル タ ー : 登 録 し た 変 数 を パ ス し ま す ② フ ィ ル タ ー 上 で 右 ク リ ッ ク し 、[設定]を選択します。 ③ 表 示 さ れ た window の[追加]を選択します。 CANoe では、環境変数とシステム変数を設定することができます。 CANalyzer では、 システム変数のみとなっております。 ④ 設 定 し た 変 数 が 表 示 さ れ ま す 。
4 . 6 . 1 . 4 ト リ ガ ー ブ ロ ッ ク デ ー タ を 通 過 さ せ る タ イ ミ ン グ を 設 定 し ま す 。 設 定 内 容 は 、 ロ グ ブ ロ ッ ク の 設 定 と 同 じ に な り ま す 。 ① ホ ッ ト ス ポ ッ ト を 右 ク リ ッ ク し[トリガーブロックを挿入] を選択します。 ② フ ィ ル タ ー 上 で 右 ク リ ッ ク し 、[設定]を選択します。 ③ ト リ ガ ー 設 定 window から、モードを選択します。 ・ 【 測 定 全 体 】 ・ ・ ・ 全 て の 情 報 を 通 過 さ せ る 設 定 で す 。 測 定 開 始 測 定 終 了 全 て の デ ー タ が 流 れ る ・ 【 シ ン グ ル ト リ ガ ー 】 ・ ・ ・ ト リ ガ ー 開 始 イ ベ ン ト か ら 測 定 終 了 ま で 通 過 さ せ る 設 定 で す 。 測 定 開 始 測 定 終 了 ト リ ガ ー 条 件 後 、 デ ー タ が 流 れ る ト リ ガ ー
④ ト リ ガ ー 条 件 の 設 定 こ こ で は 、 ト グ ル ト リ ガ ー で 説 明 と な り ま す が 、 シ ン グ ル ト リ ガ ー に 関 し て も 同 様 の 手 順 と な り ま す 。 下 図 の トグル オン/オフ のトリガー条件設定部分にチェックを入れます。 複 数 選 択 が 可 能 な た め 、 複 雑 な ト リ ガ ー 設 定 が 可 能 と な り ま す 。 ユ ー ザ ー 定 義 メ ッ セ ー ジ の 選 択 終 了 イ ベ ン ト の 設 定 開 始 イ ベ ン ト の 設 定 ・ 開 始 測 定 開 始 と 同 時 に 、 ト グ ル オ ン ( デ ー タ 通 過 ) と な り ま す ・ 停 止 測 定 停 止 時 に 、 ト グ ル オ ン ( デ ー タ 遮 断 ) と な り ま す ・ CAPL trigger 関数をコールすることで、 データの通過となります。 も う 一 度 trigger 関数をコールすることで、データの遮断となります。 ・ ユ ー ザ ー 設 定 ト グ ル オ ン の ユ ー ザ ー 定 義 が 成 立 す る と 、 デ ー タ の 通 過 と な り ま す 。 ト グ ル オ フ の ユ ー ザ ー 定 義 が 成 立 す る と 、 デ ー タ の 遮 断 ブ ロ ッ ク と な り ま す 。 ・ ト グ ル モ ー ド の 組 み 合 わ せ を 使 う チ ェ ッ ク を 入 れ る こ と で 、 開 始 条 件 と 停 止 条 件 を 1 つにまとめることができます。 ( 例 : 開 始 と 停 止 条 件 に CAPL を使用している)
⑤ ユ ー ザ ー 定 義 の 設 定 ( 記 号 シ グ ナ ル ) ユ ー ザ ー 定 義 を 選 択 後 、[定義]を クリックすると下記のようなダイアログが表示されます。 こ こ で 、 「 新 し い 条 件 」 ボタンをクリックすると、開始/終了イベントを 設定することができます。 ・ 記 号 シ グ ナ ル を 選 択 す る と 、 特 定 の メ ッ セ ー ジ の 設 定 が 可 能 で す 。 開 始/ 終 了 イ ベ ン ト と し て 使 用 す る シ グ ナ ル を 選 択 生 値/物 理 値 の ど ち ら で 比 較 す る か の 設 定
⑥ 時 間 の 設 定 開 始 イ ベ ン ト の 発 生 数 秒 前 ま た は 、 終 了 イ ベ ン ト の 数 秒 後 ま で 通 過 す る 設 定 を 行 い ま す 。 終 了 イ ベ ン ト を 使 用 す る 場 合 は 、 「 無 制 限 の 後 ト リ ガ ー 時 間 」 のチェックを外してください。 ・ 無 制 限 の 後 ト リ ガ ー 時 間 チ ェ ッ ク を 入 れ る こ と で 、 測 定 終 了 ま で ト グ ル オ ン/トグルオフが有効になり ます。 ・ 停 止 チ ェ ッ ク を 入 れ る こ と で 、 ト リ ガ ー ブ ロ ッ ク 数 ( ト グ ル オ フ の 回 数 ) が 成 立 後 、 自 動 で 測 定 停 止 と な り ま す 。 ・ 通 知 (アクティブ化) チ ェ ッ ク を 入 れ る こ と で 、 出 力 window にトリガーが発生したことを表示します。 ・ メ モ リ ー/バッファ 前 ト リ ガ ー 時 間 の 設 定 に 深 く 関 係 し て お り ま す 。 「 バ ッ フ ァ サ イ ズ :1000Msg」 「1 秒間のメ ッセージ数:2000Msg」 の状態で 前 ト リ ガ ー 時 間 [1000ms] と設定した場合、500ms しか記録されません。 注 意 ! バ ッ フ ァ サ イ ズ を 大 き く し て し ま う と 、 書 き 込 み 処 理 に 時 間 が 必 要 と な る た め
4 . 6 . 1 . 5 プ ロ グ ラ ム ノ ー ド 受 信 し た メ ッ セ ー ジ の シ グ ナ ル 値 の 加 工 や 、 周 期 的 な イ ベ ン ト を 作 る こ と が で き ま す 。 メ ッ セ ー ジ の 到 達 後 に シ グ ナ ル 値 を 確 認 し 、 通 過 さ せ る か な ど の 条 件 を 設 定 す る な ど 、 フ ィ ル タ ー の 役 目 を す る こ と が で き ま す 。 CAPL ノードは、 CAPL にてプログラミングする必要があります。 CAPL プログラミングの詳細については省略します。
※CAPL ( Communication Access Programming Language ) の略称です。
プ ロ グ ラ ム 例
受 信 メ ッ セ ー ジ[Mess age100] のシグナル[Sig_100_1] の値が、 「10 以上 100 以下」 なら 通 過 さ せ る プ ロ グ ラ ム で す 。
4 . 6 . 2 各 種 W i n d o w や ログ ブロック の 設定
測 定 設 定 Window 右端の各ブロック( 評価ブロック)は、メインメニューの 「ビュー」 以下 の メ ニ ュ ー と 連 動 し て い ま す 。 Window の新規作成や、名前変更した場合、 ツールバーの表示名も自動的に変更されます。 (1) 評価ブロックの追加 と ログブロック の作成方法 各 評 価 ブ ロ ッ ク を 複 数 作 成 す る こ と や 、 名 前 を 変 更 す る こ と が で き ま す 。 フ ィ ル タ ー と 組 み 合 わ せ る こ と で 、 メ ッ セ ー ジ 毎 に 集 計 す る Window を作成することができ、 開 発 業 務 を よ り 正 確 に 行 な う こ と が で き ま す 。 ① 既 存 の ブ ロ ッ ク を 選 択 し ま す 。 ② 右 ク リ ッ ク し て 、 作 成 す べ き Window を選択します。 追 加 し た い 評 価 ブ ロ ッ ク を 選 択 し ま す4 . 6 . 2 . 1 ト レ ー ス w i n d o w ト レ ー ス Window は、 受信したメ ッセージを数値表示します。 ま た 、dbc ファイルを 割り当てることにより、 メッセージ名 とシグナル名や、 値を生値・物理値も 表 示 さ せ る こ と が で き ま す 。 こ こ で は 、 一 部 の 機 能 に つ い て ご 紹 介 し ま す 。 ← d b c フ ァ イ ル に よ る シ グ ナ ル 情 報 (1) 表示モード(時系列、 固定位置) 受 信 し た メ ッ セ ー ジ の 表 示 モ ー ド は 2 通りあり、受信し順番に表示させる「 時系列」と、 同 じ メ ッ セ ー ジ は 1 行に表示させ、新しい情報に更新して表示させる「固定位置」があります。 固 定 位 置 モ ー ド 時 系 列 モ ー ド (2) 時間表示( 絶対時間、 相対時間) 絶 対 時 間 : 測定開始からの経過時間 相 対 時 間 : 前回からの時間差
(3) 詳細ビュー、統計ビュー、差異ビュー 詳 細 ビ ュ ー : 選択したメッセージの詳細情報が表示されます 統 計 ビ ュ ー : 複数選択時、各情報の「最小」「 最大」「平均値」が表示されます 差 異 ビ ュ ー : 2 つのイベント情報の差異を 表示します 詳 細 ビ ュ ー 統 計 ビ ュ ー 差 異 ビ ュ ー (4) 解析フィルター(アクティブ /非アクティブ) ト レ ー ス window 内で、フィルターを設定することが可能になり ました。 そ の た め 、 解 析 中 に 不 要 な メ ッ セ ー ジ を ブ ロ ッ ク す る こ と で 解 析 が 容 易 に な り ま し た 。 解 析 フ ィ ル タ ー 解 析 フ ィ ル タ ー の ア ク テ ィ ブ/非アクティブ 必 ず 2 つのアイコンが有効になっている必要があります ブ ロ ッ ク フ ィ ル タ ー の 追 加 は 、 ド ラ ッ グ & ド ロ ッ プ で 簡 単 に 追 加 で き ま す
4 . 6 . 2 . 2 デ ー タ w i n d o w デ ー タ Window は、計測中の「 最小値」、「最大値」、「現在の値」を確認するのに便利な 機 能 で す 。 追 加 で き る の は 「シグナル」 「システム変数」 「環境変数」 「診断パラメーター」です。 追 加 方 法 は 、 右 ク リ ッ ク し [シグナルを追加] を選択することで情報が追加されます。 ※ シ ン ボ ル エ ク ス プ ロ ー ラ か ら も 、 追 加 が 可 能 で す 9 用語解説Ⅲ 「シンボル エクスプローラ」 とは? C A N o e / C AN a l yz er のメ イ ン メ ニ ューか ら [ビ ュ ー ] → [シ ン ボ ル エ ク ス プ ロ ー ラ ]を 選 択 す る こ と で ダ イ ア ロ グ が 表 示 さ れ ま す 。 デ ー タ W i n d o w や グ ラ フィ ッ ク W i n do w へシ グ ナル を 「 ド ラック& ド ロ ッ プ」 し て 追加 でき ま す。 ま た 測 定 終 了 後 、 ト レ ー ス W i n d ow に 表 示 さ れ た シ グ ナ ル を 直 接 データ W i n d ow や グ ラ フ ィ ッ ク W i n d ow へ ド ラ ッ ク & ドロ ッ プ す る と 、 シ ン ボ ル エ ク ス プ ロ ー ラ を 使 用 す る の と 同 じ よ う に デ ー タ の 追 加 が 可 能 で す 。
4 . 6 . 2 . 3 グ ラ フ ィ ッ ク w i n d o w
計 測 中 に 値 変 化 を 確 認 す る こ と が で き ま す 。 ま た 、 拡 大 、 縮 小 が 自 由 に で き る た め 、 解 析 時 に 便 利 な 機 能 と な っ て お り ま す 。
グ ラ フ ィ ッ ク window の情報はトレース window の情報と同じなため、同期した window として
使 用 す る こ と も 可 能 で す 。 (1) 測定点、 差異の測定 測 定 停 止 後 、 グ ラ フ ィ ッ ク window の値を確認するために、「測定点」 を表示させます。 表 示 さ れ た 測 定 点 を マ ウ ス で 移 動 す る こ と に よ り 、 値 の 確 認 を 行 う こ と が で き ま す 。 測 定 点 差 異 の 測 定
4 . 6 . 2 . 4 C A N S t a t i s t i c s w i n d o w メ ッ セ ー ジ ID の分布を 確認することができます。 統 計 Window 上で右クリック後、タブビューを選択するか否かによって、エラーフレームの 発 生 状 況 も 観 測 可 能 と な り ま す 。 ( a ) タ ブ ビ ュ ー を 選 択 しな い 画 面 (エ ラ ー フ レ ー ム 情 報 は 表示 し な い ) エ ラ ー フ レ ー ム の 発 生 頻 度 バ ス の 選 択 用 タ ブ
4 . 6 . 2 . 5 バ ス 統 計 w i n d o w バ ス の 統 計 情 報 を 確 認 す る こ と が で き ま す 。 ① 1 秒間のサンプリ ングにおけるバス負荷 ② 2 つの連続するメッセージ間の最小間隔 ③ バ ー ス ト メ ッ セ ー ジ の 合 計 数 、 継 続 時 間 、 数 ④ 標 準 CAN のデータメッセージ数、 合計数 ⑤ 拡 張 CAN のデータメッセージ数、 合計数 ⑥ 標 準 CAN のリモートメッセージ数、 合計数 ⑦ 拡 張 CAN のリモートメッセージ数、 合計数 ⑧ エ ラ ー フ レ ー ム 数 、 合 計 数 ⑨ 個 々 の CAN コントローラーに関するエラーステータス情報 [ACTIVE] 通常状態(エラーカウント 0 ~ 95) [WARNING] 警告段階(エラーカウント 96 ~ 127) [PASSIVE] 送信待機状態(エラーカウント 128 ~ 255) [OFF] バスオフ(エラーカウント 256~)
①
②
③
④
⑥
⑤
⑦
⑧
⑨
4 . 6 . 2 . 6 ス テ ー ト ト ラ ッ カ ー w i n d o w
各 種 状 態 、 状 態 遷 移 、 各 種 シ グ ナ ル を 解 析 し て 時 間 的 な 依 存 関 係 を 可 視 化 す る た め に ス テ ー ト ト ラ ッ カ ー を 使 用 し ま す 。
ス テ ー ト ト ラ ッ カ ーwindow への追加方法は、データ window やグラフィック window と 同 様 の 動 作 で 、 簡 単 に 追 加 で き ま す 。
ま た 、 色 を 設 定 す る こ と が で き る た め 、 よ り わ か り や す く 状 態 確 認 が 可 能 で す 。
シ グ ナ ル や シ ス テ ム 変 数 な ど が 確 認 で き る た め 、 以 下 の ユ ー ス ケ ー ス が あ り ま す 。
(1) シグナルを追加 グ ラ フ ィ ッ ク や デ ー タ window と同様に [シグナルを追加] から、ステートトラッカーにチェックす る シ グ ナ ル を 追 加 し ま す 。 (2) 色の設定 色 の 設 定 を 行 う こ と で 、 異 常 値 な ど が わ か り や す く な り ま す 。 シ グ ナ ル を 右 ク リ ッ ク し 、[設定] をクリックします。表示された設定ダイアログの「値の定義」、 「 色 」 を設定します。
4 . 6 . 2 . 7 ロ グ ブ ロ ッ ク w i n d o w ロ グ ブ ロ ッ ク を 設 定 す る こ と で 、 ロ グ 収 録 が 可 能 と な り ま す 。 ① ホ ッ ト ス ポ ッ ト が 非 ア ク テ ィ ブ の 場 合 は 、 下 図 の よ う に ダ ブ ル ク リ ッ ク す る こ と で 解 除 さ れ 、 ア ク テ ィ ブ 化 で き ま す 。 ロ グ ブ ロ ッ ク が ア ク テ ィ ブ な 状 態 ② ト リ ガ ー 設 定 を 行 な い ま す 。 設 定 方 法 は 、 「4.6.2 各種フィルターやトリガー、ノードの設定」 を ご参照下さい。 ③ フ ァ イ ル ア イ コ ン を 右 ク リ ッ ク し 、[ログファイルの設定]を選択します。 ④ ロ グ フ ァ イ ル 設 定 window から、保存先のファイルパス等を設定します。 ← フ ァ イ ル パ ス ← 自 動 イ ン ク リ メ ン ト ← 表 示 形 式
4 . 7 シミュ レーシ ョ ン用のノードの配置・設定
4 . 7 . 1 C A N o e の場合
メ イ ン メ ニ ュ ー から、「ビュー」 → 「シミュレーション設定」 を選択して 「 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 設 定 Window」 を表示します。 赤 と 青 の 二 重 線 の 上 で 右クリックし、ネットワークノード または、IG を挿入します。 ※ 注 意 CANoe は 測定設定 の他に もうひとつ、 「 シミュレーション設定」があり ます。CANoe の「シミュレーション設定」 は、CANalyzer の SEND ブランチ部分にあたります。 ひ と つ ひ と つ の ノ ー ド が 独 立 し て い る の で 、 相 互 干 渉 す る こ と は あ り ま せ ん 。
4 . 7 . 2 C A N a l yz e r の場合
メ イ ン メ ニ ュ ー から、[ビュー] → [測定設定] を選択して[測定設定 Window]を表示します。 ホ ッ ト ス ポ ッ ト の 上 で 右クリックし、[プログラムノードを挿入] または、 [インタラクティブ ジェネレーターブロックを 挿入 ] を選択します。 実 バ ス に 対 し て 送 信 処 理 を 行 な う 場 合 は 、 「SEND ブランチ」に作成します。 受 信 デ ー タ を 変換して表示やロギ ングする場合には、「評価ブランチ」に作成します。 SEND ブランチ 評 価 ブ ラ ン チ×
※ 注 意 複 数 のC A P L ブ ロ ッ ク を直 列 に 配 置し た 場 合 上 流 の メ ッ セ ー ジ は 下 流 の C A P L ブ ロ ッ ク に 遮 ら れ ま す 。4 . 7 . 3 ノードの設定
(1) CAPL ノード CANoe の場合は、 赤と青の二重線の上で 「 ネットワーク ノード を 挿入」すると ”ECU” と表記されたブロックが追加されます。 CANoe ノード設定画面 CANalyzer ノード設定画面 尚 、CAPL ファイルの編集方法については、省略します。(2) IG ノード 簡 単 に メ ッ セ ー ジ を 送 信 す る 方 法 と し て 、IG があります。 また、波形生成を使用することにより、 自動でデータを変更することができます。 ① IG を選択して右クリ ックして、「設定」 を選択します。 ・ ペ ー ジ タ ブ の ”CAN” を 選択します。 ・ 新 規 を ク リ ッ ク し ま す 。 ② デ ー タ ベ ー ス フ ァ イ ル が あ る 場 合 は 、 下 図 の よ う な ダ イ ア ロ グ が 表 示 さ れ る の で 、 メ ッ セ ー ジ 名 を 選 択 し て 下 さ い 。
③ 図 の よ う に メ ッ セ ー ジ 名 が 追 加 さ れ ま す 。 ト リ ガ ー : [今すく]を押下することで、メッセージが単発送信されます 周 期 時 間 に チ ェ ッ ク を 入 れ る こ と で 、 設 定 さ れ た 周 期 で メ ッ セ ー が 送 信 さ れ ま す デ ー タ フ ィ ー ル ド : 送信するデータ情報 ④ 波 形 生 成 の 定 義 周 期 時 間 を 設 定 し 有 効 に す る と 、 シ グ ナ ル の 部 分 で 定 義 し た 波 形 が 周 期 送 信 さ れ ま す 。 定 義 ボ タ ン を ク リ ッ ク す る と 、 下 図 の ダ イ ア ロ グ が 表 示 さ れ ま す 。 波 形 の 選 択 波 形 の パ ラ メ ー タ
4 . 8 ビ ジュアルシーケンサー
IG では受信したメ ッセージにより、データ変更やメ ッセージ送信を行うことはできません。 こ の よ う に 、 メ ッ セ ー ジ 受 信 や イ ベ ン ト に よ る 処 理 は CAPL プログラムが必要でしたが、 簡 単 な シ ー ケ ン ス で あ れ ば 、 新 機 能 の ビ ジ ュ ア ル シ ー ケ ン サ ー が 便 利 で す 。 ① メインメニュー項目から [ビュー] – [オートメ ーションシーケンス] を選択します。 オ ー ト メ ー シ ョ ン シ ー ケ ン ス の 設 定 window から、[新規] – [ビジュアルシーケンス]を 選択 ビ ジ ュ ア ル シ ー ケ ン ス の 名 前 を 設 定 し 、[OK] を押下します。 ② オートメーションシーケンスに追加された項目をクリック後、 [編集] を押下します。 ③ シーケンスを作成する設定画面が表示されます。④ [コマンド] をクリックし、ドロップ ダウンから選択します。
⑤ 「オブジェクト」、「オペレーター」、「オペランド」、「待ち時間」を 設定します。
オ ブ ジ ェ ク ト : シ グ ナ ル 、 シ ス テ ム 変 数 、 環 境 変 数 を 選 択 し ま す オ ペ レ ー タ ー : ==, inc, dec, [raw] など、演算子を選択します オ ペ ラ ン ド : 演 算 子 に 割 り 当 て る 定 数 を 入 力 し ま す
待 ち 時 間 : 待 機 時 間 を 入 力 し ま す
ビ ジ ュ ア ル シ ー ケ ン サ ー 関 数 一 覧 シ グ ナ ル/変 数 S e t シ グ ナ ル 、 シ ス テ ム 変 数 、 環 境 変 数 の 値 を 設 定 M a p シ ス テ ム 変 数 、 環 境 変 数 を 他 の 変 数 や シ グ ナ ル に マ ッ プ し ま す 待 機 コ マ ン ド W a i t 指 定 時 間 、 実 行 を 待 機 し ま す W a i t F o r C A N F r a m e 特 定 の C A N フ レ ー ム を受 信 す る ま で 、 実 行 を待機 し ま す W a i t F o r C A N R a w F ra m e 特 定 の ( 生 値 )C AN フレ ー ム を 受 信 す る ま で 、実 行 を 待 機し ま す W a i t F o r K e y 特 定 の キ ー が 押 さ れ る ま で 、 実 行 を 待 機 し ま す メ ッ セ ー ジ/パ ラ メ ー タ 化 と 送 信 S e n d C A N E r r o r F r a me C A N エ ラ ーフレ ー ム を 送 信 し ま す S e n d C A N F r a m e C A N フ レ ー ム を 送 信 しま す S e t C A N R a w F r a m e デ ー タ ベ ー ス を 使 用 せ ず に 、C AN フ レ ー ム の デ ー タ を セ ッ ト し ま す S e n d C A N R a w F r a me デ ー タ ベ ー ス を 使 用 せ ず に 、C AN フ レ ー ム を 送 信 し ま す S e t C A N C yc l i c F r a m e C A N フ レ ー ム の 周 期 送信 を 開 始 しま す S e t C A N C yc l i c R a w F r a m e デ ー タ ベ ー ス を 使 用 せ ず に 、C AN フ レ ー ム の 周 期 送 信 を開 始 し ま す S e t L I N R e s p L I N フ レ ー ム の レ ス ポ ン ス を ア ク テ ィ ブ 化 /非 ア ク テ ィ ブ 化 し ま す S e n d L I N F r a m e L I N フ レ ー ム 、 ま た は LIN ヘ ッ ダ ー を 送 信 し ます フ ロ ー 制 御 If E l s e I f E l s e E n d I f 条 件 分 岐 を シ ー ケ ン ス に 追 加 し ま す R e p e a t R e p e a t E n d 繰 り 返 し 実 行 す る コ マ ン ド ブ ロ ッ ク を 定 義 し ま す B r e a k ル ー プ か ら 抜 け る こ と が で き ま す E x i t シ ー ケ ン ス の 実 行 を 終 了 し ま す 出 力 コ マ ン ド C h e c k シ グ ナ ル 、 シ ス テ ム 変 数 、 環 境 変 数 の 値 を チ ェ ッ ク し ま す
5 補足
そ の 他 詳しくは、ユーザーマニュアル、または オンライン ヘルプ をご覧下さい。
オ ン ラ イ ン ヘ ル プ は 、 メ イ ン メ ニ ュ ー か ら 、[ヘルプ] → [目次 (または 検索)] を選択します。
( a ) C A N oe ヘ ル プ 画 面