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[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 日銀のETF 購入動向と株式市場への影響 8 国債市場の不安定化と金融政策 10 Ⅲ. 参考資料 12 今週 来週の主要経済指標 12 月

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(1)

2015 年 4 月 10 日号

[経済・金融市場動向]

◆ 金融市場見通し・内外経済指標

来週の金融市場は、米経済指標の改善が見込めず方

向感の定まらない展開を予想。米国株は企業決算を

睨み神経質な展開、長期金利はもみ合い推移を予想

[トピックス]

◆ 日銀のETF購入動向と株式市場への影響

ETFの資産購入ペースの拡大が追加緩和策の本命

と見る向きも増えつつある。日銀のETF購入によ

る株価下支え効果は当面継続すると見込まれる

◆ 国債市場の不安定化と金融政策

年初以降、国債市場の不安定な動きが続いている。

市場の流動性が低下する中、4月末にかけ、日銀追加

緩和への思惑などで振れやすい展開が予想される

金融市場ウィークリー

(2)

金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号)

✣[目次]✣

今週の注目チャート ···

1

Ⅰ.経済・金融市場動向 ···

3 金融市場見通し ··· 3 金融市場レビュー ··· 4 内外経済指標の解説と予測 ··· 5

Ⅱ.トピックス ···

8 日銀のETF購入動向と株式市場への影響 ··· 8 国債市場の不安定化と金融政策 ··· 10

Ⅲ.参考資料 ···

12 今週・来週の主要経済指標 ··· 12 月次・四半期のスケジュール ··· 14 今週の金融市場の動き ··· 17 最新リポート一覧 ··· 18

〰〰

マーケット時流潮流

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株価バブルか、ニュー・エコノミーか 調査本部長代理 長谷川克之 世界で株価が最も上がっている国はどこか。過去12か月間の株価騰落率が最も高い国は主要国の 中では中国である。上海総合指数の上昇率は88%に達する。人民元が基本的にはドルに連動して動 くため、ドル建てでみても9割弱の上昇率だ(日経平均株価の上昇率は4割弱、ドル建てでは2割弱)。 景気の減速懸念は強いが、それ以上に政策対応期待が高まっている。追加の利下げ・預金準備率 引き下げに加えて、蓋然性は低いものの、量的緩和すら意識されている。住宅取得規制の緩和や財 政出動など景気対策への期待も高い。 住宅バブル崩壊後の投資マネーの受け皿として株式市場が選好されているとの見方も根強い。富 裕層の資金が株式市場に向かっており、中国でもヘッジファンドの存在感が高まっているようだ。 加えて、海外マネーの流入期待もある。国内投資家の売買シェアが8割ともいわれる中国株ではあ るが、国際的なインデックスであるMSCI新興国市場指数への組み入れ期待も一部には存在する。 出来高が急増し、信用取引も急拡大している中で、株価のバブル懸念が拭えないのは事実だ。報 道によればテクノロジー株の株価収益率(PER)は220倍というから尋常ではない。年初来の上昇率 が7割近くに達する創業板指数(ベンチャー企業等で構成)のPERも80倍を超えている。グローバル な金融市場の混乱が中国株急落から始まったことは少なくなく、中国株の動向からは目が離せない。 他方で、株高の背景にある中国経済の構造変化期待には注目したい。習政権は技術革新の加速を 強力に後押ししている。会社法の改正に伴い、若者の起業ブームが起きているという。第二、第三 のアリババが出てくる日は遠くないかもしれない。中国の企業を侮ることは禁物かもしれない。

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~今週の注目チャート~

日本国債:ヒストリカルボラティリティの推移 】

低下するも依然として高水準 【解説】10 年国債利回りは今年 1 月下旬以降、上下に振れる展開が続いた。日銀の追加緩和期待の後退や、 国債入札の不調が金利変動の契機となった。4 月以降の国債入札を無難に通過したことでヒストリカルボラ ティリティは足元やや低下しているが、昨年と比べると依然として高い状況だ。日銀による大量の国債買入 れにより市場の流動性が低下し、ボラティリティが高まりやすい地合いが続きそうだ。

【 東証業種別指数の年初来騰落率(上位 5 業種と下位 5 業種) 】

国内の消費回復への期待から内需関連業種が好調 【解説】4 月 9 日時点の TOPIX の年初来騰落率が 7%超となる等、日本株は堅調さを維持している。業種別に は、医薬品や食料品、小売、サービス等の上昇が顕著である。背景には消費増税により落ち込んでいた国内 消費が賃上げの浸透により回復基調を強めるとの期待がある。一方、資源安による在庫評価損の影響等から 収益が圧迫される石油・石炭や非鉄金属、鉄鋼は小幅な上昇率となっている。 0 50 100 150 200 250 13/04 13/10 14/04 14/10 15/04 (※)10年国債の価格変動性を示す指標(観察期間:20日間) (資料)Bloomberg (年/月) (%:年率) 0 5 10 15 20 25 30 医薬品 その他製品 食料品 サービス業 小売業 海運業 非鉄金属 石油・石炭 鉄鋼 水産・農林 TOPIX (注)4月9日時点。 (資料)Needs-Financial QUEST、Bloomberg (%) 上 位 5 業 種 下 位 5 業 種

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金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号) 2

~今週の注目チャート~

米国の利上げ確率 】

市場では年内の利上げに対する予想が低下 【解説】今週はドル高が進んだドル円相場だが、基調は昨年 12 月から 1 ドル=120 円前後の横這い推移とな っている。それまでは米国の利上げに対する期待がドル高地合いのベースとなっていたが、3 月の FOMC (3/17・18)でFRBが利上げを急いでいないとの見方が広まったことや、予想を下回る米雇用者数(4/3) の伸びを受け、利上げの開始について市場の予想が後ずれしたこともドル高ストップの一因となっている。

【 上海市場と香港市場の株式相互取引 】

香港株急騰の背景にある中国マネー 【解説】昨年 11 月に始まった香港と上海の間の株式の相互取引によって、香港株が急騰している。相互取引 の開始以降、一貫して香港や海外の投資家が上海株を買う取引(図中①)が大半を占めてきたが、足元では 中国本土の投資家が香港株を買う取引(図中②)がそれを上回った。中国政府が投資信託会社にも門戸を開 いたことが背景にあると見られる。香港株の割安感などもあり、中国マネーの香港株投資が活発化している。 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 2015/6/17 7/29 9/17 10/25 12/16 2016/1/27 3/16

先月時点

4月9日時点

(%) FOMCの日付 (注) FF金利先物市場に織り込まれた米国の利上げ確率。各FOMC時点でFF金利が0.5%以上に利上げされている 確率を試算したもの。 (資料) CME (年/月/日)

0

20

40

60

80

100

120

140

160

14 12 15 2 3 4

①香港市場からの上海株買い

②上海市場からの香港株買い

(億元) (資料)上海証券交易所、香港取引所 (年/月/日) 14/11/17 12 15/1 2 3 4

(5)

Ⅰ.経済・金融市場動向

~金融市場見通し~

金融市場は、米経済指標の 改善が見込めず方向感の 定まらない展開 来週にかけては、米国経済へのドル高、原油安などの影響を見極めるべ く、米経済指標や米企業の決算発表に注目が集まる。もっとも、米経済指 標の大幅な改善は期待できないと予想している。米利上げ観測の後退が下 支え要因となるも、金融市場は方向感のない展開となるだろう。 米経済指標は3月の小売売上高(4/14)や住宅着工件数(4/16)などは悪 天候の影響で下押しされ、連銀製造業指数(4/15・16)も業況改善テンポ の減速が確認されそうだ。中国では1~3月期の実質GDP(4/15)が発表 されるが、前年比+7.0%と10~12月期(+7.3%)から減速する見通しだ。 週後半に開催されるG20 ではドル高に関する議論 に注目 米国経済に対するドル高の影響が懸念される中、来週後半(4/16・17) にワシントンD.Cで開催されるG20での議論にも注目が高まる。米財務省 が9日公表した為替報告書では、日本に関し、日銀の金融緩和への依存度が 高く、財政については2015年度予算が緊縮的との指摘がなされている。 ギリシャは綱渡りの資金 繰りが続く ギリシャ情勢は依然不透明な状況が続いている。今週のIMFへの融資 返済は実行された模様だが、来週も短期国債の償還(4/14・17)が予定さ れている。ユーロ圏財務相会合(4/24予定)に向けての交渉が次の山場と なる。ECB政策理事会(4/15)では金融政策の変更はないと見ている。 米国株は企業決算を睨み 神経質な展開、長期金利は もみ合い推移を予想 米国株は、今週から開始された米企業の1~3月期決算を睨み、神経質な 展開を予想している。米企業決算はドル高の影響などで前年同期比▲3%程 度の減益となる見込みだ。日経平均株価は2万円前後でのもみ合い推移とな るだろう。米10年国債利回りは米利上げ観測が後退する中、もみ合い推移 となる見込みだ。日本の10年国債利回りのボラティリティは、今週の30年 入札を無難に通過しやや低下している。市場が落ち着きを取り戻すかどう かを見極めるうえで、来週の20年国債入札(4/16)が注目されよう。 ドル円相場は 1 ドル=120 円前後での推移を見込む ドル円相場は米経済指標の改善が見込めない中、ドル高は一服し、1ドル =120円前後での推移が続くと予想している。G20を巡る観測報道などで円 高方向に振れるリスクに留意したい。 (野口雄裕) 【 来週の予想 】 USD LIBOR 3カ月(%)

0.270 ~

0.290

米10年国債(%)

1.75 ~

2.05

円 TIBOR 3カ月(%)

0.16 ~

0.18

10年国債(%)

0.30 ~

0.43

ダウ平均(ドル)

17,550 ~

18,150

NASDAQ総合指数(ポイント)

4,840 ~

5,040

日経平均(円)

19,550 ~

20,250

TOPIX(ポイント)

1,560 ~

1,620

円/ドル

119.0 ~

122.0

ドル/ユーロ

1.050 ~

1.080

円/ユーロ

126.5 ~

130.5

為 替 項目 予想レンジ 内外金利 内外株式

(6)

金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号) 4

~金融市場レビュー~

<内外金利動向>

日米長期金利はもみ合い 推移 先週末以降の米 10 年国債利回りは 1.9%前後での推移となった。3 月米 雇用統計(4/3)が予想を大きく下回り先週末に 1.8%台前半に低下したが、 今週は株価や原油価格の上昇などを受け 1.9%前後で推移している。3 月 FOMC 議事要旨(4/8)では、6 月利上げの是非を巡る意見が分かれているこ とが明らかになった。日本の 10 年国債利回りは 0.3%台半ばでの推移とな った。日銀金融政策決定会合(4/7・8)では金融政策の現状維持が決定さ れた。警戒された 30 年国債入札(4/9)は応札倍率が前月より低下したも のの、無難な結果となった。入札後一旦金利が低下したがその後反発して いる。市場の振れやすい状況は依然続いている模様だ。 (野口雄裕)

<内外株式動向>

米株は金融緩和策が長期 化 す る と の 見 方 か ら 上 昇、日本株は景気回復と 業績改善期待が高く上昇 先週末以降の米株式相場は上昇した。先週末の 3 月の雇用統計は、非農 業部門雇用者の増加が予想を下回る伸びに留まり、緩和的な金融政策が長 期化するとの見方から株価は上昇した。その後は本格化する 1~3 月期の企 業決算を控えた様子見姿勢からもみ合う推移となった。日本株は上昇した。 週初は米国の雇用統計に伴う円高を嫌気する局面も見られたが、米株上昇 を受けて上昇基調に転じた。国内の消費回復への期待から食料品や医薬品、 小売りといった内需関連株がけん引し、日経平均株価は約 15 年ぶりに取引 き時間中に 20,000 円台まで上昇した。テクニカルには、週末に当月限月の 先物の決済日を控え、先物の買いも入りやすかった。 (大塚理恵子)

<為替動向>

金利差に沿った緩やかな ドル高推移 為替市場では、ドル円相場、ユーロドル相場ともに先週末にドル安方向 に振れた。先週末に発表された 3 月の米雇用統計(4/3)で、非農業部門の 雇用者数が前月から 12.6 万人の増加にとどまったことが影響した。予想を 下回る雇用の伸びを背景に、市場に利上げの開始時期が後ずれするのでは ないかとの予想が広まり、為替相場のドル安圧力が高まったと見られる。 ただし、その後は金利差に沿って、ドル高地合いで推移している。一時 1 ドル=118 円台後半まで円高ドル安に振れたドル円相場は、足元で 120 円 台の円安ドル高水準をつけ、ユーロドル相場も週初に記録した 1 ユーロ= 1.10 ドル台から、1.06 ドル台までユーロ安が進んでいる。 (井上淳)

<新興・資源国動向>

新興国株が続伸 主要新興国の株価が軒並み上昇し、概ね株全面高の展開となっている。 先進国株が再び上昇したことが大きく影響していると見られ、新興国の総 合株価指数(MSCI エマージング)は昨年 9 月上旬につけた直近のピークを 上回った。なかでも中国株の続伸が目につく。景気減速に対する懸念もあ る中、政策期待が株高を支えていると見られる。さらに今週は中国株に加 えて香港株も上昇しており、中国本土との相互取引が活発化したことが背 景にあると見られる。一方、新興国通貨は、多くの国で対ドルレートが減 価した。米金利の低下一服もあり世界的なドル高となったが、米景気や利 上げに対する思惑から再びドル高が足踏みする可能性もある。 (井上淳)

(7)

~内外経済指標の解説と予測~

<国

内>

企業マインドは緩やかに 改善 3月の景気ウォッチャー調査(4/8)では、景気の現状判断DIが52.2と 前月から2.1ポイント改善した。家計動向関連・企業動向関連・雇用関連い ずれも景気の良し悪しの境目とされる50を上回った。家計動向関連では株 高や賃金増により購買意欲が改善しているというコメントがみられたほ か、企業動向関連では円安で輸出採算が向上しているなどのコメントがみ られた。2~3カ月先の見通しを示す先行き判断DIは53.4(前月差+0.2ポ イント)と小幅ながら改善した。企業動向関連で慎重姿勢がみられるが、 家計動向関連は改善が続くと見込まれている。 経常収支は改善傾向を維 持 2月の国際収支(4/8)は、経常収支(季節調整値)が6,035億円の黒字と 前月(1兆581億円の黒字)から縮小した。このところ高い伸びが続いてい た米国向け輸出が減少したことなどを受けて、貿易収支が赤字に転じた。 もっとも、米国経済の回復基調は崩れていないとみられることから、輸出 減は一時的であるとみられる。第一次所得収支は高水準を維持しており、 経常収支の改善基調は続いている。 来週は機械受注や国内物価指数などが発表される。 機械受注は増加基調を維 持 2月の機械受注(船舶・電力を除く民需)(4/13)は、前月比▲1.9% (1月同▲1.7%)と予測する。12月に大幅増となった反動が続き2月も前月 比マイナスになるだろう。もっとも、企業の設備投資意欲は底堅いことか ら、機械受注は増加基調を維持する見込みである。 国内企業物価指数は前年 比プラス幅が縮小 3月の国内企業物価指数(4/13)は、前年比+0.3%(2月同+0.5%)と 予測する。原油安を背景とした石油・石炭製品による押し下げ続くほか、 木材や鉄鋼が値下がりし、国内企業物価指数は前年比伸び率が鈍化する見 通しである。 (松浦大将) 【 機械受注(船舶・電力を除く民需)の推移 】 【 国内企業物価の推移 】 90 95 100 105 110 115 120 125 130 135 140 12/01 13/01 14/01 15/01 (注)2015年2月の値はみずほ総合研究所による予測値。 (資料)内閣府「機械受注統計調査報告」 (年/月) (2010年=100) 月次 3カ月後方 移動平均 予測値 ▲ 3 ▲ 2 ▲ 1 0 1 2 3 4 5 6 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 その他 電力・都市ガス・水道 食料品・飲料・たばこ・飼料 化学製品 非鉄金属 鉄鋼 石油・石炭製品 総平均 (前年比、%) (年/月) (注)2015年3月の値はみずほ総合研究所の予測値。 (資料)日本銀行「企業物価指数」 予測値

(8)

金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号) 6

<海

外(米国)>

悪 天 候 が 指 標 下 振 れ の 背景に 先週末の 3 月の雇用統計(4/3)では、悪天候が非農業部門雇用者数の大 幅下振れの背景となった。来週発表の小売売上高(4/14)や住宅着工件数 (4/16)などへの影響が気がかりだ。 雇用者増加数は悪天候に より大きく下振れ。一方、 労働需給は改善傾向 3 月の非農業部門雇用者数は前月差+12.6 万人と市場予想から大きく下 振れた。3 月の雇用統計参照週は、南部・中西部で例年の 2~3 倍以上の降 水量を記録した。建設業や外食といった天候の影響を受けやすい業種で雇 用者増加数が急減しており、下振れの主因は悪天候と言えそうだ。原油安、 ドル高の影響とみられる鉱業、製造業の減速は続いているが、全体への下 押し幅はこれまでのところ限定的である。他方、失業率、代替的失業率は 低下傾向にあり、賃金の伸びは緩やかながら持ち直しの兆しがみられる。 小 売 売 上 高 や 住 宅 着 工 件数なども悪天候が影響 する見込み 来週は家計部門の指標が多く発表となる。個人消費関連ではコア小売売 上高、住宅関連では住宅着工件数や住宅市場指数(4/15)が悪天候によっ て 3 月も下押しされる見通しだ。消費者物価指数(4/17)はガソリン価格 やコアCPIの上昇により、インフレ率が上昇することを見込む。 非 製 造 業 業 況 は 堅 調 な 推移。一方、製造業業況 は改善テンポ減速の予想 企業業況では、非製造業ISM指数(4/6)が堅調に推移している。一方、 来週発表となる連銀製造業指数(NY:4/15、フィラデルフィア:4/16) では、製造業の業況改善テンポ減速が確認されると予想する。製造業の受 注環境が悪化する中で、設備投資マインドが底堅さを保つかどうかも重要 なポイントだ。鉱工業生産(4/15)は緩やかな増産となろう。 議事録では利上げ時期に 関する見解の相違が明ら かに 3 月 FOMC 議事録(4/8)では、利上げ時期について、6 月、2015 年後半、 2016 年と FOMC 参加者の間で見解が分かれていることが確認された。企業業 況については、寒波、西海岸港湾の労働争議、ドル高、原油安が悪影響を 及ぼしているとの見方が共有されている。これらの影響については、地区 連銀経済報告(ベージュブック、4/15)での記述に注目である。(山崎亮) 【 非農業部門雇用者増加数 】 【 失業率と賃金上昇率 】 (資料)米国労働省より、みずほ総合研究所作成 (資料)米国労働省より、みずほ総合研究所作成 (前月差、千人) (年/月) ▲100 0 100 200 300 400 500 600 2014/3 2014/6 2014/9 2014/12 2015/3 鉱 業(原 油安) 製 造業( ドル高 ) サ ービス (除く 外食) +政府 建 設業+ 外食( 悪天候 ) 非 農業部 門合計 3月は悪天候が 大きな下押し 要因に 原油安が鉱業、ドル高が製造業を 下押ししているが、全体への影響は限定的 <失業率> <時間当たり賃金> (%) (%) (%) (年/月) 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 2014/3 2014/9 2015/3 3か月前比年率 前年比 賃金上昇率には 持ち直しの兆し +4.0% +2.1% 10 11 12 13 14 5 6 7 8 9 2014/3 2014/9 2015/3 失業率 不本意なパート タイム労働者や ディスカレッジド・ ワーカーを失業者に 含む代替的失業率 (U6、右目盛)

(9)

<海

外(欧州)>

今週発表された欧州の経済指標は、ユーロ圏個人消費の回復持続や、ド イツの企業活動の緩やかな改善を示した。 ユーロ圏消費の回復基調 が持続 2 月のユーロ圏小売数量(4/8)は前月比▲0.2%と 5 カ月ぶりに減少した。 前月までの急ピッチでの拡大に一服感が生じたが、1・2 月平均は 10~12 月 期を 1%強上回り、1~3 月期も個人消費が成長率を押し上げたとみられる。 ドイツの企業関連統計は 改善傾向。受注の落ち込 みは一時的と判断 ドイツの企業関連統計では、2 月のドイツ輸出(4/9)が前月比+1.5%、 ドイツ鉱工業生産(4/9)は同+0.6%と前月より反発し、いずれも緩やか な改善傾向を維持した。他方、2 月のドイツ製造業受注(大型輸送機器を除 く)は前月比▲1.0%と減少を続けた。とは言え、企業マインド指標は 3 月 にかけて受注改善が続いたことを示している。これらを総合すると、受注 が減少傾向に転じたわけではなく、一時的な動きと判断される。 ギリシャの資金繰りに対 する不安が残存 ギリシャ情勢は緊迫したままだ。今週については、期限通りにIMF融 資が返済された模様だが、5 月以降も国債償還やIMF融資返済が予定され ており、引き続き、ギリシャの資金繰りに対する不安が燻る見通しである。 ギリシャは次回ユーロ圏財務相会合(4/24 予定)での資金支援の承認を目 指す方針だが、それまでに支援の前提である経済改革に関して欧州委員会 を中心とする査察団と合意できるかが目先の注目点である。 来週は、ユーロ圏輸出な どが注目材料 来週は、2 月のユーロ圏鉱工業生産(4/14)やユーロ圏輸出入(4/17)、 3 月のユーロ圏新車登録台数(4/16)等の経済指標の発表のほか、ECB政 策理事会(4/15)の実施が予定されている。経済指標では、ユーロ圏輸出 が 1 月までの低調さを払拭できるかがポイントだ。また、3 月の消費動向を 考える上では、速報性の高い新車販売台数も注目される。他方、ECB理 事会に関しては、3 月から開始した国債買取の効果を見極める段階にあり、 政策変更は行われないと予想している。 (松本惇) 【 ユーロ圏消費関連統計 】 【 ドイツの企業関連統計 】 (資料)Eurostat、ECBより、みずほ総合研究所作成 (注) 製造業受注は、大型輸送機器を除くベース。 (資料)ドイツ連邦統計局より、みずほ総合研究所作成 700 750 800 850 95 96 97 98 99 100 101 13/8 14/2 14/8 15/2 新車登録台数(右軸) 小売数量 (千台) (2010=100) 小売数量の 後方3カ月平均 (年/月) 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 13/8 14/2 14/8 15/2 鉱工業生産 輸出 製造業受注 (2013=100) (年/月)

(10)

8 金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号)

Ⅱ.トピックス

~日銀のETF購入動向と株式市場への影響~

ETFの資産購入ペース の拡大が追加緩和策の本 命と見る向きも 今週行われた日銀の金融政策決定会合(4/7・8)では、金融政策が据え 置かれた。市場関係者の一部では追加緩和への期待もあったようだが、原 油価格下落の影響により物価の当面の低下基調が予想され、追加緩和への 期待が高まり易い状況は続くだろう。日銀は、2014 年 10 月末に決定した追 加緩和で国債とETF及び J-REIT の保有額の増加ペースを拡大した。しか し、国債の買入れについては持続可能性が日銀内でも議論される等、今後 困難になる事態も指摘されている。こうした中、購入余力のあるETFの 買入れ強化を追加緩和策の本命と見る向きも増えつつある。本稿では株式 市場への影響も注目される日銀のETF購入について、考えてみたい。 ETF保有残高の上限は 徐々に引き上げられてき たが、量的・質的金融緩和 と追加緩和により急拡大 追加緩和後は 1 回の買入 れ金額も増額され、日本株 の下落局面を下支え 日銀がETFの買入れを開始したのは、資産買入れの基金を創設した 2010 年 10 月の金融緩和以降である。当初の買入れ対象は日経平均株価と TOPIX に連動したもので、買入れ限度額は 0.45 兆円であった。その後、東 日本大震災や景気後退、デフレへの対応として金融緩和策は強化された。 ETFの買入れ残高の上限も徐々に引き上げられ、2013 年 4 月の黒田日銀 総裁による「量的・質的金融緩和」導入の直前には 2.1 兆円まで拡大され ていた。「量的・質的金融緩和」では、2012 年末の日銀のETF保有残高 1.5 兆円から年間 1 兆円のペースで購入を進めることとなった。さらに、2014 年 10 月の追加緩和により、買入れ対象にJPX日経インデックス 400 に連 動したものが追加され、購入ペースは年間 3 兆円に拡大された(図表 1)。 実際の日銀のETF購入実績を見てみると、2013 年 4 月の異次元緩和後、 1 回の購入金額は大きく変化していないものの、購入頻度が高まっている (図表 2)。一方、2014 年 10 月の追加緩和以降は、頻度も高まっているが、 【 図表 1 日銀のETF保有残高と上限 】 【 図表 2 日銀によるETF購入の実績 】 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 10/11 11/11 12/11 13/11 14/11 15/11 ETF保有残高 ETF保有残高上限 (兆円) (年/月) (注)保有残高は2015年4月6日時点。 (資料)日本銀行より、みずほ総合研究所作成 量的・質的金融緩和導入 追加緩和 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 10/11 11/11 12/11 13/11 14/11 (億円) (資料)日本銀行より、みずほ総合研究所作成 (年/月)

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1 回の購入金額もそれまでの 100 億円~200 億円程度から毎回約 350 億円に 増額されている。2014 年 11 月から 2015 年 3 月までに日銀がETFの買入 れを実施した営業日数は 33 営業日に上るが、2 営業日を除き、日経平均株 価の前場終値が前日の終値を下回っている日に購入されている。日経平均 株価の前場終値が前日終値を下回った営業日を集計すると、7 割以上の営業 日で日銀はETFを買い入れている(図表 3)。さらに、そのうち約 6 割で 後場にかけて日経平均株価は持ち直しており、市場の期待も加わって、日 銀のETF購入が日本株の下落局面で下値を支えていることがうかがえ る。現在の日銀の保有残高から 2015 年末の保有残高上限まではまだ約 2.2 兆円の買入れ余力があり、当面下支え効果は継続すると見込まれる。 日銀によるETF買入れ はETF市場拡大に寄与 実体とかい離した株価の 上昇や出口戦略を困難に させるといったリスクも 日銀によるETFの買入れはETF市場の拡大にも寄与している。上場 しているETFの銘柄数の推移を見てみると、日銀による購入が開始され る前の 2010 年 3 月には 112 本であったのが、2015 年 3 月には 180 本と増加 が顕著である。また、時価総額は 7 兆円から 40 兆円へと約 5 倍以上に拡大 している。但し、WFEのデータによれば、2015 年 1 月時点で日本の上場 ETFの本数は全世界のETF市場の約 3%に留まっており、日本のETF 市場には更なる成長余地があるだろう。 日銀によるETF購入には、潜在的にはリスクも併存する。第一に、需 給の操作により価格形成が歪められる懸念がある。株価指数は企業の業績 を反映した個社の株価から構成される。現在の株価指数の水準はそうした 実体から説明し得る水準であるものの、実態とかい離した株価指数の上昇 を発生させる可能性があろう。第二には、出口戦略を難化させる懸念であ る。仮に日銀が買入れた株式を売却する観測が高まれば、投資家心理の悪 化は不可避であり、市場との対話の重要性が増すだろう。 (大塚理恵子) 【 図表 3 日経平均株価と日銀のETF購入 】 【 図表 4 ETFの時価総額と銘柄数 】 (営業日) 前場終値が前日終値を下回った営業日数 うち、日銀がETFを購入した営業日数 うち、終値が前場終値を上回った営業日数 11月 7 6 4 12月 9 5 2 1月 10 10 6 2月 6 4 2 3月 9 6 4 合計 41 31 18 (資料)日本銀行、Needs-FinancialQUESTより、みずほ総合研究所作成 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 時価総額 銘柄数(右目盛) (資料)Needs-FinancialQUEST、東京証券取引所より、みずほ総合研究所作 (兆円) (本) (年/月)

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10 金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号)

~国債市場の不安定化と金融政策~

不安定な動きが続く国債 市場 年初以降、国債市場の不安定な動きが続いている。10 年国債利回りは、 昨年 10 月の日銀追加緩和以降低下基調での推移が続いた。日銀は国債保有 額の増加ペースをそれまでの年間 50 兆円から 80 兆円に拡大し、新規国債 発行額に匹敵する国債買入れを行っている。日銀に加え、海外投資家の日 本国債投資も金利を押し下げる要因になったと考えられる。10 年国債利回 りは、1 月の金融政策決定会合(1/20・21)直前に一時 0.2%割れの水準に 低下した。原油価格下落により消費者物価上昇率が低下する中、債券市場 で日銀が何らかの対応を行なうのではないかとの期待が高まったことが極 端な金利低下につながった要因と考えられる。しかしながら、1 月の金融政 策決定会合後、10 年国債利回りは大きく上昇した。日銀が原油価格下落は 中長期的に日本経済にプラスになるとの判断を示し、物価下落に対し直ち に追加緩和を行う必要はないとのスタンスを示したことで、追加緩和期待 が後退したことが金利上昇の要因となった。その後、10 年国債や 30 年国債 の入札が不調となったことが金利上昇を加速させた。10 年国債入札(2/3) のテール は 45 銭と 2002 年以来の水準に拡大した。 日銀は強気の経済・物価見 通しを維持 日銀は金融緩和の効果を見極めるスタンスを維持しつつ、強気の経済・ 物価見通しを維持している。黒田総裁は 4 月の金融政策決定会合(4/7・8) 後の記者会見で、「物価の基調は改善している。昨年の追加緩和により、 インフレ期待が低下するリスクは解消されている。秋以降の物価上昇が加 速し、2015 年度を中心とする期間に物価目標 2%程度に達する可能性が高 い」と発言した。需給ギャップや中長期的な予想物価上昇率に規定される 「物価の基調」が改善傾向を辿り 2%に向かっている限りにおいて、金融政 策を変更する必要はないとのスタンスだ。 【 図表 1 10 年国債利回りと国債入札 】 0.10 0.20 0.30 0.40 0.50 0.60 0 10 20 30 40 50 60 11 12 1 2 3 4 (月) (%) 2014年 2015年 10年国債利回り(右軸) テール(左軸) (銭) (※)10・20・30年債国債入札時のテール(平均落札価格と最低落札価格の差) (資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

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日銀追加緩和への思惑か ら、長期金利は振れやすい 展開を見込む 今後注目されるのは 4 月 30 日に発表される展望レポートだ。日銀は賃上 げの動きなどを踏まえ強気の経済・物価見通しを維持する可能性が高い。 一方で懸念されるのは債券市場の動きだ。黒田総裁は現時点で追加緩和の 必要はないと発言しているが、昨年 10 月と同様、市場のサプライズとなる ようなタイミングで追加緩和を打ち出すとの観測が高まる可能性がある。 30 日の金融政策決定会合が近づくにつれ追加緩和期待が高まれば、1 月と 同様に金利は大きく低下するだろう。1 月の金融政策決定会合直前には、欧 州でのマイナス金利導入の動きなどから日銀も当座預金の超過準備に対す る付利(現状 0.1%)を引き下げるとの見方が強まった。日銀は付利引き下 げを否定しているが、海外投資家などでは依然として引き下げ観測がある。 金利が過度に低下すれば、反動で大きく上昇することが懸念される 国債買入れの持続可能性 図表 2 は、日銀が現状のペース(年間 80 兆円純増)で長期国債の買い入 れを進めると想定した場合の、国債発行残高に占める日銀の国債保有シェ アと、日銀以外の民間投資家の国債保有額の見通しを試算したものである。 本試算によると、国債発行残高に占める日銀の保有割合は 2020 年に 70%台 に到達する(図表 2 左)。一方、日銀を除く民間投資家の国債保有額は、 日銀の国債保有増加に伴い減少していく(図表 2 右)。年限別では残存 10 年以下の減少ペースが速く、2020 年末には 90 兆円台に減少する見込みだ。 金融機関に担保需要などで一定額の国債保有ニーズがあることを踏まえる と、2020 年より前のタイミングで、国債買入れが困難となる可能性がある。 以上の試算はかなり極端な前提に基づいたものであるが、国債買入れの 持続可能性は金融政策決定会合でも議論されている。2 月の金融政策決定会 合議事要旨では、複数の委員から「国債買入れの継続は技術的には当分可 能だが、先行きの持続可能性について留意することが必要」との指摘がな されている。また、4 月の金融政策決定会合では、木内委員が国債買入れの 増額ペースを現状の 80 兆円から 45 兆円に引き下げる提案を行った。同議 案は反対多数で否決されたが、国債市場の不安定な動きが続く中、今後の 日銀内での議論の行方に注目したい。 (野口雄裕) 【 図表 2 日銀の国債保有割合と民間投資家の国債保有残高 】 10 20 30 40 50 60 70 80 90 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 (%) 残存10年以下 全体 (暦年) 0 100 200 300 400 500 600 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 全体 残存10年以下 (暦年) (兆円) (国債発行残高に占める日銀保有割合) (日銀以外の民間投資家の国債保有残高) (注) 日銀の国債買入れは年間80兆円増額ペースで想定。年限別の買入れ額は、 2015年1月実績を踏まえ想定。国債発行額は2015年度計画ベース。 (資料) みずほ総合研究所作成

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金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号) 12

Ⅲ.参考資料

今週の主要経済指標

予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。 R は改定値。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 日 付 今回実績 予想 4/3(金) 米 前月差 前月比 5.5% +126千人 +0.3% 5.5% +245千人 +0.2% R 5.5% +264千人 +0.1% 4/6(月) 日 景気動向指数(2月速報) 55.6% 77.8% 105.3 110.5 N.A. N.A. 105.1 110.7 60.0% 80.0% 105.5 113.3 米 非製造業ISM指数(3月) 56.5 56.5 56.9 4/7(火) 印 4/8(水) 日 景気ウォッチャー調査(3月) 52.2 50.5 50.1 国際収支(2月速報) +14,401億円 -▲1,431億円 -+11,960億円 -▲2,399億円 -847 N.A. 627 米 4/9(木) 日 米 281千人 283千人 R 267千人 英 韓 4/10(金) 中 消費者物価指数(3月) 前年比 +1.4% +1.3% +1.4% 金融政策決定会合 経 済 指 標 等 前回実績 3年国債入札:最高利回り 0.865%、 平均利回り 0.835%、 入札倍率 3.25倍 現状判断DI +614億円 -▲8,642億円 -雇用統計(3月)  失業率  非農業部門雇用者数  時間当たり賃金(全従業員ベース) 先行DI 一致DI 先行CI 一致CI 日銀金融政策決定会合(7・8日) 10年国債入札:最高利回り 1.925%、 平均利回り 1.888%、 入札倍率 2.62倍 FOMC議事録(3/17・18) 日銀金融経済月報(4月) 金融政策決定会合 日銀総裁定例記者会見 経常収支 (前年比) 貿易収支 (前年比) 全国企業倒産件数[帝国データ](3月) 30年利付国債入札:最高利回り 1.384%、 平均利回り 1.375%、 入札倍率 2.86倍 30年国債入札:最高利回り 2.597%、 平均利回り 2.529%、 入札倍率 2.18倍 失業保険新規申請件数(~3/28) 英中銀金融政策委員会(8・9日)

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来週の主要経済指標

予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 日 付 予 想 前 回 前々回 4/13(月) 日 前月比 前年比 [▲1.9%] [+4.3%] ▲1.7% +1.9% +8.3% +11.4% 国内企業物価指数(3月) 前月比前年比 [▲0.2%][+0.3%] ±0.0%+0.5% ▲1.3%+0.3% マネーストック(3月速報) M2 M3 広義流動性 前年比 前年比 前年比 +3.6% +3.0% N.A. +3.5% +2.9% +3.5% +3.4% +2.8% +3.4% 中 貿易収支(3月) 米ドル +406億㌦ +606億㌦ +600億㌦ 輸出総額(3月) 前年比 +10.0% +48.3% ▲3.2% 輸入総額(3月) 前年比 ▲10.5% ▲20.5% ▲19.7% 4/14(火) 日 米 小売売上高(3月) 前月比 [+0.4%] ▲0.6% ▲0.8% 前月比 前月比 +0.2% +0.1% ▲0.5% ▲0.5% ▲0.8% ▲0.1% 尼 4/15(水) 日 設備稼働率(2月) N.A. 105.5 101.8 中 鉱工業生産(3月) 前年比 +7.0% +6.8%1・2月 +7.9%12月 実質GDP(1~3月期) 前年比 +7.0% +7.3% +7.3% 米 鉱工業生産指数(3月) 設備稼働率(3月) 前月比 [+0.1%] N.A. +0.1% 78.9% ▲0.3% 79.1% [+5.0] 6.9 7.8 欧 4/16(木) 日 米 住宅着工件数(3月) 住宅着工許可件数(3月) 年率 年率 [92.0万件] [108.0万件] 89.7万件 110.2万件 108.1万件 106.0万件 [+4.5] +5.0 +5.2 [285千人] 281千人 267千人 4/17(金) 日 消費動向調査(3月) N.A. 40.7 39.1 米 前月比 前月比 [+0.4%] [+0.2%] +0.2% +0.2% ▲0.7% +0.2% [93.7] 93.0 95.4 黒田日銀総裁挨拶(第90回信託大会) 金融政策決定会合 5年利付国債入札 生産者物価指数(3月)  [食品・エネルギーを除く] 消費者態度指数 機械受注(2月)   [船舶・電力を除く民需] 日銀金融政策決定会合議事要旨(3/16・17分) 消費者物価指数(3月)  [食品・エネルギーを除く] ミシガン大消費者信頼感指数(4月速報) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(4月) 失業保険新規申請件数(~3/28) 経 済 指 標 等 ベージュブック(地区連銀経済報告) ECB政策理事会 20年利付国債入札 ニューヨーク連銀製造業業況指数(4月) G20(20か国財務大臣・中央銀行総裁会議、ワシントンD.C.)(16・17日)

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金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号) 14

4 月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 黒田日銀総裁挨拶(平成 27 年度入行式) 日銀短観(3 月調査),新車販売台数(3 月) 1 米 製造業ISM指数(3 月) 2 10 年利付国債入札 2 米 イエレンFRB議長講演(ワシントン D.C.) 製造業新規受注(2 月),貿易収支(2 月) 3 毎月勤労統計(2 月速報) 3 米 雇用統計(3 月) 4 4 5 5 6 景気動向指数(2 月速報) 6 米 非製造業ISM指数(3 月) 7 7 米 3 年国債入札 8 日銀金融政策決定会合(7・8 日) 日銀総裁定例記者会見 景気ウォッチャー調査(3 月),国際収支(2 月速報) 8 米 FOMC 議事録(3/17・18) 10 年国債入札 9 日銀金融経済月報(4 月) 30 年利付国債入札 9 英 米 英中銀金融政策委員会(8・9 日) 30 年国債入札 10 10 米 連邦財政収支(3 月) 11 11 12 12 13 機械受注統計(2 月),企業物価指数(3 月) 日銀金融政策決定会合議事要旨(3/16・17 分) マネーストック(3 月速報) 13 14 5 年利付国債入札 14 米 小売売上高(3 月),PPI(3 月) 15 黒田日銀総裁挨拶(第 90 回信託大会) 設備稼働率(2 月) 15 欧 米 ECB政策理事会 ネット対米証券投資(2 月) 鉱工業生産・設備稼働率(3 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(4 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) 16 20 年利付国債入札 16 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(4 月) 住宅着工・許可件数(3 月) 17 消費動向調査(3 月) 17 G20 (20 か国財務大臣・中央銀行総裁会議,ワシントン D.C.)(16・17 日) 米 CPI(3 月),景気先行指数(3 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月速報) 18 18 19 19 20 第 3 次産業活動指数(2 月) 20 21 21 22 貿易統計(3 月) 22 米 中古住宅販売件数(3 月) 23 40 年利付国債入札 23 米 新築住宅販売件数(3 月) 24 全産業活動指数(2 月) 中曽日銀副総裁講演 (日本証券アナリスト協会主催国際セミナー) 24 独 米 ifo景況感指数(4 月) 耐久財受注(3 月) 25 25 26 26 27 27 米 2 年国債入札 28 商業動態統計(3 月速報) 2 年利付国債入札 28 米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・2 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(4 月) 5 年国債入札 29 昭和の日(日本休場) 29 米 FOMC(28・29 日) GDP(1~3 月期速報),7 年国債入札 30 日銀金融政策決定会合(30 日) 日銀総裁定例記者会見 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解) 鉱工業生産(3 月速報),住宅着工統計(3 月) 30 米 雇用コスト指数(1~3 月期) 個人所得・消費支出(3 月) シカゴPMI指数(4 月) *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ

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5 月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 消費者物価(3 月全国・4 月都区部) 新車販売台数(4 月),毎月勤労統計(3 月速報) 家計調査(3 月),労働力調査(3 月) 1 米 製造業ISM指数(4 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月確報) 2 2 3 憲法記念日(日本休場) 3 4 みどりの日(日本休場) 4 米 製造業新規受注(3 月) 5 こどもの日(日本休場) 5 米 非製造業ISM指数(4 月) 貿易収支(3 月) 6 振替休日(日本休場) 6 米 労働生産性(1~3 月期暫定) 7 7 8 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/7・8 分) 10 年物価連動国債入札 8 米 雇用統計(4 月) 9 9 10 10 11 11 英 英中銀金融政策委員会(8・11 日) 12 10 年利付国債入札 景気動向指数(3 月速報) 12 米 連邦財政収支(4 月) 3 年国債入札 13 景気ウォッチャー調査(4 月) 国際収支(3 月速報) 13 米 小売売上高(4 月) 10 年国債入札 14 マネーストック(4 月速報) 30 年利付国債入札 14 米 PPI(4 月) 30 年国債入札 15 企業物価指数(4 月) 消費動向調査(4 月) 15 米 ネット対米証券投資(3 月) 鉱工業生産・設備稼働率(4 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月速報) ニューヨーク連銀製造業業況指数(5 月) 16 16 17 17 18 機械受注統計(3 月),設備稼働率(3 月) 第 3 次産業活動指数(3 月) 18 19 5 年利付国債入札 19 米 住宅着工・許可件数(4 月) 20 GDP(1~3 月期 1 次速報) 20 米 FOMC 議事録(4/28・29) 21 全産業活動指数(3 月) 21 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5 月) 中古住宅販売件数(4 月) 景気先行指数(4 月) 22 日銀金融政策決定会合(21・22 日) 日銀総裁定例記者会見 22 独 米 ifo景況感指数(5 月) CPI(4 月) 23 23 24 24 25 日銀金融経済月報(5 月) 貿易統計(4 月) 25 米 メモリアルデー(米国休場) 26 20 年利付国債入札 26 米 耐久財受注(4 月),新築住宅販売件数(4 月) S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・3 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(5 月) 2 年国債入札 27 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/30 分) 27 米 5 年国債入札 28 商業動態統計(4 月速報) 2 年利付国債入札 28 米 7 年国債入札 29 鉱工業生産(4 月速報) 消費者物価(4 月全国・5 月都区部) 家計調査(4 月),労働力調査(4 月) 29 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月確報) GDP(1~3 月期暫定) 企業収益(1~3 月期暫定),シカゴPMI指数(5 月) 30 30 31 31 *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ

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金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号) 16

四半期スケジュール

6 月 7 月 8 月 日 本 1 法人企業統計調査(1~3 月期) 新車販売台数(5 月) 2 毎月勤労統計(4 月速報) 10 年利付国債入札 4 30 年利付国債入札 5 景気動向指数(4 月速報) 8 GDP(1~3 月期 2 次速報) 景気ウォッチャー調査(5 月) 国際収支(4 月速報) 9 マネーストック(5 月速報) 消費動向調査(5 月) 10 企業物価指数(5 月) 機械受注統計(4 月) 11 20 年利付国債入札 法人企業景気予測調査(4~6 月期) 12 設備稼働率(4 月) 第 3 次産業活動指数(4 月) 16 5 年利付国債入札 17 貿易統計(5 月) 18 40 年利付国債入札 19 日銀金融政策決定会合(18・19 日) 日銀総裁定例記者会見 19 全産業活動指数(4 月) 22 日銀金融経済月報(6 月) 25 2 年利付国債入札 26 消費者物価(5 月全国・6 月都区部) 家計調査(5 月) 労働力調査(5 月) 29 鉱工業生産(5 月速報) 商業動態統計(5 月速報) 資金循環統計(1~3 月期速報) 30 毎月勤労統計(5 月速報) 1 新車販売台数(6 月) 日銀短観(6 月調査) 8 国際収支(5 月速報) 景気ウォッチャー調査(6 月) 9 マネーストック(6 月速報) 10 企業物価指数(6 月) 13 設備稼働率(5 月) 第 3 次産業活動指数(5 月) 15 日銀金融政策決定会合(14・15 日) 日銀総裁定例記者会見 16 日銀金融経済月報(7 月) 22 全産業活動指数(5 月) 23 貿易統計(6 月) 29 商業動態統計(6 月速報) 30 鉱工業生産(6 月速報) 31 消費者物価(6 月全国・7 月都区部) 家計調査(6 月) 労働力調査(6 月) 3 新車販売台数(7 月) 4 毎月勤労統計(6 月速報) 7 日銀金融政策決定会合(6・7 日) 日銀総裁定例記者会見 10 国際収支(6 月速報) 日銀金融経済月報(8 月) 景気ウォッチャー調査(7 月) 11 マネーストック(7 月速報) 12 設備稼働率(6 月) 企業物価指数(7 月) 第 3 次産業活動指数(6 月) 17 GDP(4~6 月期 1 次速報) 19 全産業活動指数(6 月) 貿易統計(7 月) 28 商業動態統計(7 月速報) 消費者物価(7 月全国・8 月都区部) 家計調査(7 月) 労働力調査(7 月) 31 鉱工業生産(7 月速報) 米 国 1 個人所得・消費支出(4 月) 製造業ISM指数(5 月) 3 貿易収支(4 月) 非製造業ISM指数(5 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) 4 労働生産性(1~3 月期改訂) 5 雇用統計(5 月) 9 米 3 年国債入札 10 連邦財政収支(5 月) 米 10 年国債入札 11 小売売上高(5 月) 米 30 年国債入札 12 PPI(5 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月速報) 15 鉱工業生産・設備稼働率(5 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(6 月) 16 住宅着工・許可件数(5 月) 17 FOMC(16・17 日) 18 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(6 月) CPI(5 月) 経常収支(1~3 月期) 景気先行指数(5 月) 22 中古住宅販売件数(5 月) 23 新築住宅販売件数(5 月) 耐久財受注(5 月) 米 2 年国債入札 24 GDP(1~3 月期確定) 企業収益(1~3 月期改訂) 米 5 年国債入札 25 個人所得・消費支出(5 月) 米 7 年国債入札 26 ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月確報) 30 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・4 月) シカゴPMI指数(6 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(6 月) 1 製造業ISM指数(6 月) 2 雇用統計(6 月) 3 非製造業ISM指数(6 月) 7 貿易収支(5 月) 米 3 年国債入札 8 FOMC 議事録(6/16・17) 米 10 年国債入札 9 米 30 年国債入札 13 連邦財政収支(6 月) 14 小売売上高(6 月) 15 鉱工業生産・設備稼働率(6 月) PPI(6 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(7 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) 16 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(7 月) 17 CPI(6 月) 住宅着工・許可件数(6 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月速報) 22 中古住宅販売件数(6 月) 23 景気先行指数(6 月) 24 新築住宅販売件数(6 月) 27 耐久財受注(6 月) 28 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・5 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(7 月) 米 2 年国債入札 29 FOMC(28・29 日) 米 5 年国債入札 30 GDP(4~6 月期速報) 米 7 年国債入札 31 雇用コスト指数(4~6 月期) ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月確報) シカゴPMI指数(7 月) 3 個人所得・消費支出(6 月) 製造業ISM指数(7 月) 5 貿易収支(6 月) 非製造業ISM指数(7 月) 7 雇用統計(7 月) 11 労働生産性(4~6 月期暫定) 12 連邦財政収支(7 月) 13 小売売上高(7 月) 14 鉱工業生産・設備稼働率(7 月) PPI(7 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月速報) 17 ニューヨーク連銀製造業業況指数(8 月) 18 住宅着工・許可件数(7 月) 19 CPI(7 月) FOMC 議事録(7/28・29) 20 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(8 月) 中古住宅販売件数(7 月) 景気先行指数(7 月) 25 新築住宅販売件数(7 月) S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・6 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(8 月) 26 耐久財受注(7 月) 27 GDP(4~6 月期暫定) 企業収益(4~6 月期暫定) 28 ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月確報) 個人所得・消費支出(7 月) 31 シカゴPMI指数(8 月) 欧 州 3 ECB政策理事会 4 英中銀金融政策委員会(3・4 日) 9 英中銀金融政策委員会(8・9 日) 16 ECB政策理事会 6 英中銀金融政策委員会(5・6 日) *印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕

(19)

今週の金融市場の動き

(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値。 米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。 日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。 金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。 独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。 為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 15:00 時点、出所:Bloomberg)。

[海外金利]

4/2 4/3 4/6 4/7 4/8 4/9 4/10 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) 0.27375 休場 休場 0.27375 0.27120 0.27590 0.00215 ユーロドル金先(Jun15) 99.675 99.690 99.690 99.685 99.685 99.685 ▲ 0.005 米国債(10年、%) 1.912 1.839 1.895 1.885 1.905 1.960 0.121 スワップ金利(10年、%) 2.016 1.950 2.009 1.988 1.998 2.056 0.107 独国債(10年、%) 0.194 0.186 0.163 0.160 ▲ 0.034 英国債(10年、%) 1.592 1.583 1.579 1.571 ▲ 0.021

[内外株式]

4/2 4/3 4/6 4/7 4/8 4/9 4/10 前週末比 ダウ平均(㌦) 17,763.24 17,880.85 17,875.42 17,902.51 17,958.73 195.49 S&P500指数 2,066.96 2,080.62 2,076.33 2,081.90 2,091.18 24.22 NASDAQ総合指数 4,886.94 4,917.32 4,910.23 4,950.82 4,974.57 87.63 日経平均(円) 19,312.79 19,435.08 19,397.98 19,640.54 19,789.81 19,937.72 19,907.63 472.5 TOPIX(Pt.) 1,554.17 1,564.16 1,560.71 1,578.55 1,588.47 1,594.19 1,589.54 25.38 出来高(百万株) 2,387.72 1,713.52 1,592.40 2,095.45 2,291.09 1,987.84 2,045.79 332.27 売買代金(億円) 27,909.96 19,898.78 16,776.60 24,149.16 26,048.63 23,497.24 27,469.32 7,570.54 日経JASDAQ平均(円) 2,464.40 2,474.67 2,484.35 2,504.59 2,523.78 2,524.17 2,528.35 53.68

[円金利]

4/2 4/3 4/6 4/7 4/8 4/9 4/10 前週末比 TIBOR 3カ月(%) 0.17000 0.17000 0.17000 0.17000 0.17000 0.17000 0.17000 0.00000 ユーロ円金先(Mar16) 99.845 99.845 99.845 99.850 99.850 99.855 99.850 0.005 新発国債(10年、%) 0.335 0.355 0.340 0.355 0.360 0.360 0.340 ▲ 0.015 長国先物(Jun15) 147.75 147.65 147.83 147.65 147.58 147.59 147.73 0.080 スワップ金利(5年、%) 0.246 0.240 0.249 0.240 0.248 0.250 0.241 0.001

[為替]

4/2 4/3 4/6 4/7 4/8 4/9 4/10 前週末比 円/$ 119.72 118.97 119.54 120.28 120.13 120.58 120.46 1.4890 $/EUR 1.0880 1.0969 1.0922 1.0814 1.0781 1.0659 1.0671 ▲ 0.0298 円/EUR 130.25 130.54 130.56 130.07 129.51 128.53 128.54 ▲ 2.00 休場 休場 休場

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金融市場ウィークリー(2015 年 4 月 10 日号) 18

最新リポート一覧

<みずほインサイト>

2015 年 4 月 10 日 6 月利上げの蓋然性はゼロか?~利上げ開始のハードルの低さにご用心~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/us150410.pdf 2015 年 4 月 9 日 原油安下のマレーシア経済~支出削減で財政赤字は抑制も歳入面での改革が必要~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as150409.pdf 2015 年 4 月 8 日 ベトナム:高成長回帰の危うさ~実力を超える成長の継続による弊害が懸念~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as150408.pdf 2015 年 4 月 6 日 確定拠出年金の加入対象者拡大へ~制度の普及・拡大のための改正法案が国会提出~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150406.pdf

<内外経済見通し>

2015 年 3 月 9 日 2014・15・16 年度 内外経済見通し(2014 年 10~12 月期 GDP2 次速報後改訂) ~世界経済の回復は勢いを欠くも、日米の成長ペース拡大~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150309.pdf 2015 年 2 月 17 日 2014・15・16 年度 内外経済見通し ~世界経済の回復は勢いを欠くも、日米の成長ペース拡大~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150217.pdf 2014 年 10 月 2 日 内外経済の中期見通しと人口・地域の課題~みずほ総研が描く 2020 年の世界~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/urgency/report141002.pdf 執筆担当者 ・市場調査部 武内浩二 03-3591-1244 koji.takeuchi@mizuho-ri.co.jp 野口雄裕 03-3591-1249 takehiro.noguchi@mizuho-ri.co.jp 井上 淳 03-3591-1197 jun.inoue@mizuho-ri.co.jp 大塚理恵子 03-3591-1420 rieko.otsuka@mizuho-ri.co.jp ・欧米調査部 小野 亮 03-3591-1219 makoto.ono@mizuho-ri.co.jp 吉田健一郎 03-3591-1265 kenichiro.yoshida@mizuho-ri.co.jp 松本 惇 03-3591-1199 atsushi.matsumoto@mizuho-ri.co.jp 山崎 亮 03-3591-1289 ryo.yamasaki@mizuho-ri.co.jp ・経済調査部 松浦大将 03-3591-1435 hiromasa.matsuura@mizuho-ri.co.jp 発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。 本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証 するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。

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