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2.トウビシの皮を利用したティーバックの開発

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(1)

■製品名・開発元

福岡県産養殖うなぎ・(株)西日本冷食

■担当研究所・課

生物食品研究所・食品課

■研究期間 平成23~24年度

■共同研究機関

(株)西日本冷食、福岡女子大学、

福岡県水産海洋技術センター内水面研究所

■関連研究

シャコを飼料に活用した高付加価値うなぎの生産と加工製品等の開発及び販路開拓

[平成23~25年度 新事業活動促進支援補助金・農商工連携対策支援事業(事業化・市場化支援事業)

/中小企業庁]

研究開発の成果 どう解決したか

企業が抱えていた問題点(技術課題など)

工業技術センターの研究開発に基づく実用化事例

1.シャコを飼料として活用した高付加価値養殖うなぎの開発

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

シャコ(身及び殻)を飼料化するための微粉砕技術やシャコ配合 飼料で養殖することによる付加価値向上の評価技術(成分分析・

官能評価)がありませんでした。

【開発概要】

シャコを飼料として活用した高付加価値養殖うなぎを開発しました。シャコ配合飼料を用いて養殖することで通常飼 料による養殖うなぎと比べて、脂が乗ったやわらかい肉質のうなぎを開発することができました。

【工業技術センターを利用するきっかけ】

当初、本研究開発は(株)西日本冷食と福岡県水産海洋技術センター内水面研究所の共同で開始される予定でした が、異業種交流会を通じて生物食品研究所を紹介していただき、シャコの微粉砕及び成分評価に関して技術協力を お願いしました。

シャコ配合飼料を用いて養殖することで通常飼料による養殖うなぎと比べて、脂が乗ったやわらかい肉質になることが 明らかとなりました。現在、福岡県内でシャコ配合飼料を用いて本格的にうなぎの養殖を実施しており、福岡県産養殖 うなぎとして販売を開始しました。

【担当者より】

うなぎの美味しさに関わる情報がほとんど無かった ため、当初は何を評価すればよいかよく分かりませ んでした。シャコ配合飼料養殖うなぎと通常飼料養殖 うなぎの間で美味しさに関わる成分や食感に統計的 な有意差があることを証明するためには、膨大な検 体試料を多項目分析する必要がありました。

【企業の声】

工業技術センターには、高付加価値養殖うなぎの開発にあ たり、検査だけではなく、うなぎの美味しさ評価につながる 検査項目の設定から官能試験までして頂きました。現在は、

本格的にうなぎの出荷が始まり、お客様から高い評価を 頂いております。今後とも研究開発を進めるにあたり工業 技術センターの協力を頂きたいと考えております。

シャコの微粉砕・ペースト化はマスコロイダー(電動石臼微粉砕 機)を用いた湿式粉砕により解決しました。また、成分評価に関し てはうなぎの美味しさに関わる情報がほとんど無かったため、遊 離アミノ酸、核酸、脂質、食感(やわらかさ)などを網羅的に分析し、

官能評価との相関性がある項目を抽出しました。

シャコ配合飼料で養殖したうなぎ(左)

シャコ配合飼料給餌風景(右)

マスコロイダによるシャコの粉砕(左)

分析機器による養殖うなぎの食感試験(右)

(2)

■製品名・開発元

菱茶プレミアム 彩菱茶・(株)彩光コーポレーション

■担当研究所・課

生物食品研究所・食品課

■研究期間 平成23~24年度

■共同研究機関

(株)彩光コーポレーション、慶応義塾大学

■関連研究

福岡県産品を利用した機能性食品の開発

[平成23年度 福岡県新製品・新技術創出研究開発支援事業

(可能性調査(FS))/(株)久留米リサーチ・パーク]

菱の実を原料とした機能性食品(ティーバッグ)の開発 [平成24年度 福岡県6次産業化推進事業/福岡県]

研究開発の成果 どう解決したか

企業が抱えていた問題点(技術課題など)

2.トウビシの皮を利用したティーバックの開発

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

【開発概要】

福岡県筑後地方で伝承医療に用いられてきたトウビシの皮を利用したお茶を開発しました。

【工業技術センターを利用するきっかけ】

(株)久留米リサーチ・パークで生物食品研究所の担当者と会合を持った際、福岡県の特産物を配合した機能性食品 開発について相談し、共同研究を開始しました。

トウビシの皮から製造したお茶「彩菱茶」

福岡県特産物と言える「菱の実」の健胃作用に期待した「菱茶」の作成・

飲用は、伝承医薬として筑後川流域で実行されてきましたが、科学的背 景は不明なままでした。トウビシの皮に機能性成分が含まれていること を分析する技術や設備がありませんでした。

福岡県工業技術センター生物食品研究所との共同研究として、食品とし ての「ヒシの実」の詳細な成分分析を実施し、定性的/定量的な特性を 明らかにしました。

トウビシ の実と皮の アミノ 酸 、 有機酸、 ポリフェノール 、抗酸 化性、

ビタミンE群、ビタミンC、および食物繊維の含有量を分析しました。その 結果、ビタミンE群以外が皮部に含まれていることを示しました。とくに 機能性成分として皮部に加水分解型タンニン及びその関連化合物が濃 縮されていることを明らかにしました。

【担当者より】

トウビシの果実と皮の成分(抗酸化活性、総ポリフェ ノール含量、ビタミン類、食物繊維等)の分析から、

抗酸化活性、総ポリフェノールが皮部に集中してい たため、さらに詳細なポリフェノールの分析を行った ところ、9種類の加水分解型タンニン及びその関連 化合物が多く含まれていることを確認しました。

【企業の声】

福岡県の特産物を利用した健康食品の開発において、菱 の実に着目した理由は、生物食品研究所の地道な基礎研 究によるものでした。今後も様々な産業分野に向けた生物 資源データベースの構築を続けていただきたいと思います。

研究開発部門をもたない中小企業にとって新商品の開発に おける公的機関の技術的支援は必要不可欠です。

トウビシの実(上)とトウビシの収穫風景(下)

(3)

■製品名・開発元

新構造ステンレス製氷板・アイスマン(株)

■担当研究所・課

機械電子研究所・機械技術課

■研究期間 平成24年度

■共同研究機関 アイスマン(株)

■関連研究

低コストステンレス製氷板の試作開発

[平成24年度 福岡県中小企業円高対策緊急補助金/福岡県]

研究開発の成果 どう解決したか

企業が抱えていた問題点(技術課題など)

アイスマン(株)の製氷装置に使用される既存のアルミ製製氷板は構 造が複雑で、外注加工(主に海外)であることから、製造コストを上げ る要因の一つです。製氷機メーカーとして競争力を向上させるために は、内製率100%で低コストの新構造製氷板の開発が必要でした。

3.新構造低コストステンレス製氷板の開発

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

【開発概要】

2枚のステンレス製板を張り合わせた状態で冷媒流路を形成する、新構造で低コストのステンレス製の製氷板を開発 しました。

【工業技術センターを利用するきっかけ】

工業技術センターの担当者とは各種製氷機の開発において、これまでも伝熱計算、性能評価試験等の技術支援を受 けて来ました。今回も新構造ステンレス製氷板の開発を行うにあたり、工業技術センターに相談しました。

海外へ外注していた製氷板を自社加工できるようになり(内製率 100%)、量産体制を確立しました。また、部品点数と製造工程数の 削減により、製氷機の製造コストを従来比10~15%削減しました。本 製氷板はアイスマン(株)の標準の製氷板となり、今後多くの販売が 期待されます。本製氷板を使用した製氷機は、すでに漁業協同組合、

人工スキー場に納品され、稼働中です。

【企業の声】

新しい構造の製氷板を設計するにあたっては、冷媒が均一に流 れる冷媒流路形状の設計が重要であり、工業技術センターによ る熱流体解析CAEを活用した検討がとても有効でした。また、工 業技術センター保有のサーモグラフィー等の計測機器を活用して、

開発品の評価を行いました。今後も研究開発を進めるにあたり、

工業技術センターからの技術支援をお願いしたいと考えています。

【担当者より】

製氷板内の流れは目視では観察できないため、

熱流体解析CAEを活用しました。熱流体解析 CAEにより、冷媒流路幅・厚さ等多くの条件に ついて、製氷板内の冷媒速度分布と圧力損失 等を検討し、流路形状を決定しました。また、

解析結果の妥当性を実験により確認しました。

新しい製氷板開発においては、冷媒が均一に流れる冷媒流路形状 の設計が重要でした。工業技術センターの技術支援により、熱流体 解析CAEによる冷媒流路設計を行い、試作した製氷板の性能評価 試験(製氷板表面温度分布測定、製氷板内冷媒圧力損失測定、氷 厚さ均一性評価による冷媒流れの確認)により、製氷板内の冷媒流 路形状の最適化を行いました。

開発した製氷板(赤枠内)を組み込んだ産業用製氷装置

開発した新構造の低コストステンレス製氷板(上)

CAEによる製氷板の熱流体解析の結果(下)

漁協に納入した産業用製氷装置

(4)

研究開発の成果 どう解決したか

企業が抱えていた問題点(技術課題など)

■製品名・開発元

マイクロエルボマスター・新日本非破壊検査(株)

■担当研究所・課

機械電子研究所・電子技術課

■研究期間 平成22~23年度

■共同研究機関

新日本非破壊検査(株)

■関連特許

対向面間の走行装置 [特許 第5145505号]

■関連研究

マルチ自走式配管内遠隔検査補修ロボットシステム

[平成17~18年度 産学連携研究開発事業 新産業創出プロジェクト助成金/(公財)北九州産業学術推進機構]

配管肉厚測定ロボットの開発

[平成21~22年度 IST産学官事業/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)]

直径100(mm)前後の配管内を自由に移動するロボットを開発するため、管内 移動機構の開発、ならびに小型ロボットの設計製作に必要な小型構造部品 の形状設計と試作技術が必要でした。

4.小径管内検査ロボットの開発

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

【開発概要】

発電所やプラント設備・ビルで数多く使われている内径がφ 100(mm)前後の配管に進入し、カメラ等のセンサを用い て腐食による減肉やスケール付着等を検査し、配管内部の健全性の診断を行うロボットを開発しました。

【工業技術センターを利用するきっかけ】

これまでのロボットによる配管検査を通してφ 100(mm)前後の小径配管についても多くのニーズがあることが分かりま した。しかしながら小型化については開発リソースや試作設備が不足していたため、共同研究実績のある福岡県工業 技術センター機械電子研究所に相談し、開発を行うこととなりました。

これまで手薄だった直径100(mm)近辺の検査が可能となりました。既存の 配管検査ロボット[直径200(mm)用、直径300~600(mm)用]との組み合わせ で、直径100~600(mm)の検査ラインナップが完成しました。小径~大径配管 が多く用いられる発電所やプラントへの提案力・営業力が大幅に向上し、

受注アップが期待できます。

【企業の声】

従来の構造と製作方法では小型化は困難と考えていましたが、

提案していただいたシンプルな機構と、3次元造形機による 軽量構造で、客先ニーズに応える装置が開発でき感謝してい ます。今後、この装置を用いた小径配管の検査サービスを 展開していきたいと考えています。

【担当者より】

管径φ 100(mm)内を移動するロボット機構の実現 のために、モータやギア等の機械要素をコンパク トに配置し、ロボットとしての性能を保持しながら 形状を小型化する構造部品設計の最適化に苦労 しました。

直径200および300~600(mm)用配管内検査ロボットである既存のエルボマ スターで用いた管内突っ張り機構を発展させ、オムニホイールとリンク構造 を組み合わせ、部品数やモータ数を減らしたシンプルな移動機構を開発 しました。また、3次元造形機の活用を前提とした設計とすることで、機械要 素の最適配置を実現する構造部品の設計・試作を行いました。

マイクロエルボマスターの配管内異動の様子 (上)側面 (下)正面

直径100 (mm)前後の配管検査に対応した 管内検査用ロボット“マイクロエルボマスター”

(5)

7.デザイン敷瓦製造における低コスト成型加工技術の開発 化学繊維研究所 開発概要

従来、敷瓦のデザイン加工には鋼製の金型を使用しています。この金型は外部に作 成を依頼するためコストが高く、少量多品種の生産には不向きです。そこで、プラス チック系素材をレーザー加工したプレス型製造方法を検討しました。結果、低コストで かつ、小規模工場で少量多品種生産に対応可能なデザイン敷瓦製造プロセスを開発 しました。さらに、この技術を利用した新企画商品としてサイン用部材を商品化しました

8.ニッケルめっき排水の工場内リサイクル技術の開発 機械電子研究所

開発概要

ニッケルめっき工程で発生する排水のうち、不純物を含まずニッケルを多く含有 する排水を分別処理し、水酸化ニッケルとして回収する技術を開発しました。また、

回収した水酸化ニッケルを溶解し、再生めっき液を製造する装置を開発しました。

: ニッケルめっき排水の工場内リサイクルシステムの開発

(平成21年度 調査研究開発事業【可能性調査研究】

/(財)飯塚研究開発機構)

ニッケルめっき排水の工場内リサイクル技術の開発

(平成22~23年度 産学官共同研究事業/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

: アスカコーポレーション(株)、九州エンジニアリング(株)

: アスカコーポレーション(株)、九州エンジニアリング(株)

: 「ニッケルめっき排水の再生方法及び再生装置」 特願2012-228237

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

6.木質系バイオマス燃焼ボイラの開発 機械電子研究所

開発概要

木質系バイオマスを燃料とし、温水を供給するボイラにおいて、熱流体解 析による燃焼時のボイラ内の温度特性評価と伝熱面配置に関する技術 支援を行いました。 (株)エム・アイ・エスが木屑ボイラとして、平成24年度 に商品化しました。

: 固定床における燃焼解析技術の開発

(平成23~24年度 県単独事業)

: (株)エム・アイ・エス

: デザイン敷瓦製造における低コスト成形加工技術の開発

(平成23年度 可能性調査(FS)事業/久留米地域産業技術振興基金)

: 城島瓦共同組合

レール

5.青米パンの開発 生物食品研究所

開発概要

精米の際に未成熟等の理由により濾別される「青米」は商品価値が低く、家畜飼料として 利用されている程度です。この「青米」と玄米の栄養成分分析・比較を行い、炊いた「青米」

をパンに混ぜ、焼いた青米パンを開発しました。

デザイン敷瓦を用いた壁面用サイン製品

ニッケルメッキ排水より回収した水酸化ニッケル 木屑ボイラの外観

: 青米(未成熟当の理由により飼料用等に廉価取引されている規格外米)と 玄米(規格米)の栄養比較による青米パンの高付加価値化

(平成22年度 受託研究)

県立遠賀高等学校が開発した青米(あおこめ)パンの食物繊維量に関する研究

(平成23年度 受託研究)

: 福岡県立遠賀高等学校

: 中間市農産物直売所「新鮮市場さくら館」(中間市)、パン工房 向日葵(中間市)、

焼きたてパン ありんこ(遠賀町)

関 連 研 究

青米パン

共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業 共同研究機関 関 連 特 許 関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業

こめ あお

あおこめ

(6)

9.高アスペクト比を有する小径深穴加工技術の開発 機械電子研究所 開発概要

直径2mm,深さ300mmを超える穴は機械加工が困難であり、熟練工の手作業で 行われています。しかし、作業員の肉体的負担などから自動化・機械化が求め られていました。この技術はパイプ電極を用いた放電加工技術を応用することに より開発しました。本技術により、直径2mm,深さ300mm(アスペクト比150)以上 の小径深穴を従来の2分の1の時間で加工することができます。

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

: 金型のガスベント穴用小径深穴加工技術の開発

(平成22年度 久留米地域産業技術振興基金FS事業/(株)久留米リサーチ・パーク)

金型のガスベント穴用高速放電加工技術の開発(平成23年度 受託研究)

: (株)木原ハイテック

: (株)木原ハイテック

: 相島産アコヤガイ貝殻の有効利用法に関する研究

(平成20~21年度 県単独事業)

: JA粕屋、シタマ石灰(有)、福岡県水産海洋技術センター

: シタマ石灰(有)、JA粕屋

: 福岡県第2252号

相島アコヤガイ貝殻有機石灰

10.福岡・相島産アコヤガイ貝殻を利用した有機石灰の開発 化学繊維研究所 開発概要

新宮沖に浮かぶ相島では純国産・天然アコヤガイを使って全国的にも 貴重な高品質の大珠真珠が養殖されています。本製品は、関係者の 協力のもと相島アコヤガイ貝殻を原料として開発された有機石灰です。

アルカリ分は約48%、カルシウムは約97%で、その他、海のミネラルを 含んでいます。

あいのしま

11.カキ殻を利用した有機石灰の開発 化学繊維研究所

開発概要

糸島地域で近年盛んな養殖カキの殻を原料にし、粉砕方法や成分について検討 し、有機石灰「シーライム(海の石灰)」を開発しました。アルカリ分は約48%、カル シウムは約89%で、その他、海のミネラルを含んでいます。土壌の酸性化を防ぎ、

植物の発根促進、根腐れ防止等の効果があります。

: 糸島地区カキ殻リサイクル研究会

(平成22~23年度 福岡県リサイクル総合研究センター研究会事業

/(財)福岡県環境保全公社)

: 糸島市、糸島漁業協同組合、JA糸島アグリ、シタマ石灰(有)、福岡県水産海洋技術センター

: シタマ石灰(有)、JA糸島アグリ

有機石灰「シーライム」

12.高意匠性マグネシウム合金用化成処理剤の開発 機械電子研究所

開発概要

マグネシウム合金は軽量で強度も高く、携帯家電や自動車部材の軽量化に 有効です。この度、マグネシウム合金の耐食性を飛躍的に高める表面処理 技術を開発しました。本技術は、中性塩水噴霧試験で96時間の耐久性を 有しており、かつ優れた塗装密着性を示します。また、無色の防錆皮膜であ ることからデザイン選択性に富んでおり、鏡面加工品やヘアライン加工品など 多様なマグネシウム合金製品の表面処理が可能となります。

鏡面研磨したマグネシウムへの化成処理品

: 金属光沢を有する高意匠性マグネシウム表面処理技術の開発

(平成23年度 ものづくり中小企業製品開発等支援補助事業/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

: (株)正信、ケイアンドエムテクノロジィ(株)

: 「マグネシウムまたはマグネシウム合金の表面処理方法、酸洗剤および化成処理剤ならびに マグネシウムまたはマグネシウム合金の化成処理構造体」 特願2012-234233

開発した技術による小径深穴加工(赤矢印)

関 連 研 究

共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究 共同研究機関 実 用 化 企 業 肥料登録番号

関 連 研 究

共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業 関 連 特 許

あいのしま

(7)

13.高耐久性新型レールボンドの開発 機械電子研究所 開発概要

レールとレールを電気的に接続し電車を安全に走らせる役割を持つ、高耐久性 新型レールボンドを開発しました。これまで直流用レールボンドは、その重さに よ り 振 動 に 耐 え ら れ な く な り 頻 繁 に 交 換 す る 必 要 が あ り ま し た 。 そ こ で (株)昭和テックスと共同でレールボンドの形状や接着時の加熱条件の最適化を 行い、 耐久性の問題を解決しました。

レールボンド(装着ボンド)[青枠]と レールボンド端子[赤枠]

: 新型レールボンドの最適形状設計および過熱特性に関する研究

(平成24年度 県単独事業)

: (株)昭和テックス

: 「レールボンド」 特願2012-84354

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例 レール

14.クラウドサービスによるデジカメ三次元計測システム「デジカメ計速」の開発 機械電子研究所 開発概要

汎用デジカメとインターネットに繋がったPC、そして計測時の目標となるマーカー だけで撮影対象物の寸法や面積がわかる3次元計測システムを開発しました。

クラウドサービスなのでホームページで登録するだけですぐ利用でき、簡単な クリック操作のみで誰でも簡単にすばやく計測ができます。

: クラウドサービスによるデジカメ三次元計測システムの開発

(平成23年度 飯塚市新技術・新製品開発補助金事業/飯塚市)

: 九州工業大学、マツノデザイン店舗建築(株)、(株)春田建設

: (株)春田建設

デジカメ三次元計測システム

「デジカメ計速」

15.軽量熱可塑性ウレタンゴムフィルムによる自動車用部材の開発 化学繊維研究所 開発概要

自動車用部材のトノカバーや幌材は、被覆樹脂としてポリ塩化ビニルが用いられ ていますが、重量が重く、さらに廃棄時に環境問題が生じます。そこで、本研究で はウレタンに着目し、軽量化、高断熱性、耐光性、難燃性を付与した熱可塑性 ウレタンゴムフィルムによる新材料を開発しました。

: 軽量熱可塑性ウレタンゴムフィルムによる自動車部材の開発

(平成21~22年度 地域イノベーション創出研究開発事業/

経済産業省)

: (株)ピラミッド、大阪教育大学、金沢工業大学

: (株)ピラミッド

熱可塑性発泡ウレタンフィルム

「アリスタード」

: 摘果巨峰の高付加価値化に関する研究

(平成20年度 小規模事業者新事業全国展開支援事業

/中小企業庁)

: (株)夢工房くらて

16.若摘み巨峰を用いた白ワインとコンフィチュールの開発 生物食品研究所 開発概要

若摘み巨峰(巨峰を栽培する過程で廃棄されていた摘果巨峰)を使用した 白ワインとコンフィチュールを鞍手町商工会と共同で開発し、製品化しまし た。若摘み巨峰の白ワイン及びコンフィチュールには、健康に良いとされる ポリフェノールが非常に多く含有されています。

若摘み巨峰の白ワインとコンフィチュール

関 連 研 究 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究 共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究

共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

(8)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

17.座り心地を追求した木製ダイニングチェアの開発 インテリア研究所

: 座り心地・使い勝手の良い木製ダイニングチェアの開発

(平成22年度 県単独事業)

: 富山大学

: ナカヤマ木工

: 「椅子」 意匠登録 第1448881号、意匠登録 第1451969号 開発概要

「硬い」、「痛い」、「座りづらい」。そのような今までの木製椅子の概念を覆 そうと、人間工学に基づき構造設計し、身体を優しく包み込み、安定感の ある柔らかな座り心地を与える木製ダイニングチェアの開発を行いました。

ダイニングチェア「オルソル」

18.電池レス無線式温度監視装置の開発 機械電子研究所

開発概要

特別高電圧設備の保守・管理を安全、容易にするため、電力線接合部の温度 情報を子機から無線で親機に送信することで、その温度変化を遠隔で常時 監視可能にするものです。子機は、線路電流の電磁誘導により電源を得ており、

電池レスで動作します。平成23年に「サーモパト」として製品化しました。

(上)親機

(左)子機

電池レス無線式温度監視装置「サーモパト」

: 電力設備のための電池レス無線通信式温度監視装置の開発

(平成21年度 ものづくり中小企業製品開発等支援補助金

(試作開発等支援事業)/全国中小企業団体中央会)

: (株)巧電社、(株)サイバネテック

19.微生物を利用した防カビスプレーの開発 生物食品研究所

開発概要

ダイヤ糊工業(株)との共同研究により、微生物の持つ抗カビ活性を利用した防カビ スプレーを開発し、製品化しました。含有する微生物は納豆菌類縁菌で、安全で 高い抗カビ活性を有しています。

: 有用微生物(B1144)を利用した抗カビ製品および脱臭製品の開発 と新規天然生理活性物質の探索 (平成21~22年度 県単独事業)

: ダイヤ糊工業(株)

: 「バチルス・ズブチリスを用いた甲殻類カビ病および魚介類カビ病の予防方法」

特許 第4977011号

: がん研究・診断新規バイオツールの開発/超高速タンパク質生産システム開発

(平成21~25年度 地域科学技術振興事業委託費 地域イノベーションクラスタープログラム

/文部科学省)

: (株)アステック

: 「ペプチド脂質を含んだキャリア及びそれを用いた化合物の細胞内導入法」 WO/2007/099650

20.遺伝子導入試薬 NeoFectionの開発 生物食品研究所

開発概要

バイオ医薬品を開発するためには、重要な機能を持つ生理活性タンパク質を得て、その 機能を調べる必要があります。そのようなニーズに応えるために、迅速にタンパク質を製造 させるシステムとして、簡単にかつ高効率で目的の遺伝子を導入できる遺伝子導入試薬を 開発しました。本製品は、平成21年度に販売を開始しました。

遺伝子導入試薬 NeoFection カビ取りなっとう君

関 連 研 究 共同研究機関 実 用 化 企 業 関 連 意 匠

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 特 許

(9)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

21.柿甘味料とこれを原料とした食品の開発 生物食品研究所

: 未利用柿を活用した食品素材の大量生産法 および機能性食品の開発

(平成20~21年度 福岡県バイオベチャー 等育成事業/(株)久留米リサーチ・パーク)

: (株)元山、バイオボックス(株)

開発概要

規格外等の理由により大量廃棄されている未利用柿を有効活用するため、真空 減圧濃縮ニーダーを用いた低温蒸煮法により柿ピューレ/柿シロップを大量生産 する方法を確立し製品化すると共に、これを原料としたドリンク及び卵かけご飯専 用醤油を製品化しました。

柿ドリンク“柿の雫”(写真左)

“和食のたまごの醤油”(写真上)

柿ピューレKP-40(左)

柿シロップKS-60(右)

: めっきスラッジの再資源化システムの開発

(平成19~21年度 福岡県リサイクル総合研究センター 共同研究プロジェクト/(財)福岡県環境保全公社)

: 九州エンジニアリング(株)

24.めっきスラッジの再資源化システムの開発 機械電子研究所

開発概要

め っ き 工 場 の 排水 処 理か ら発 生 するスラ ッ ジ は 有用 な金属 を 含 むに も かかわらず、これまで廃棄処分されていました。本開発では亜鉛に着目し、

コンパクトな排水分別処理装置を開発して、安価に亜鉛を回収することに 成功しました。回収した亜鉛は精錬原料としてリサイクルできます。

開発した排水分別処理システム

23.筑後川潟土を活用したエコロジー屋根断熱材 機械電子研究所

開発概要

筑後川下流域の潟土は生態系への影響も懸念される程膨大な量が堆積 して います。そこで、この潟土を建築材料として有効利用するべく、瓦製造技術を 用いて加工し多孔質の素材を開発しました。これを活かした瓦屋根用断熱材を 城島瓦協同組合にて製造・販売しています。

: 潟粘土を用いた製品設計における瓦製造技術の活用

(平成19~20年度 県単独事業)

: 城島瓦協同組合

瓦屋根用断熱材

22.久留米ツバキ正義酵母を使用した焼酎の開発 生物食品研究所

開発概要

福徳長酒類(株)、九州産業大学と共同で、久留米ツバキを代表する品種

「正義」から酵母を分離し、久留米産米「ヒノヒカリ」を使った焼酎を製造し、製品 化しました。

: 久留米ツバキからの焼酎用酵母の分離(平成21年度 県単独事業)

: 九州産業大学、福徳長酒類(株)

: 福徳長酒類(株)

本格米焼酎

「吟薫 久留米椿正義」

まさ よし

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 研 究 共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

(10)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

25.超音速湿式ジェットミル 機械電子研究所・化学繊維研究所

開発概要

超音速エアジェット技術を利用して、電子材料やセラミックスなどの 無機材料、顔料などの有機材料、金属粒子など、様々なナノ粒子凝 集材料を分散処理できる全く新しい微粒化技術をリックス(株)と 共同開発しました。開発した分散装置の導入により、ナノ粒子材料 への異物の混入、材料の加熱やメンテナンスの難しさといった従来 装置の課題を解決することができます。平成22年より装置の販売と 受託試験を開始しました。

: 超音速湿式ジェットミルの開発

(平成19~21年度 ナノテク産業化促進事業

/福岡ナノテク推進会議)

: リックス(株)

: 「微粒化装置および微粒化方法」 特許 第4447042

チタン酸バリウム ナノ粒子の分散処理 処理前

処理後

400nm 超音速湿式ジェットミル

26.マグネシウム合金部材への環境対応型高耐食性化成処理技術の開発 機械電子研究所 開発概要

マグネシウム合金の耐食性を向上させる環境負荷物質を含まない化成処理剤の開発に 成功しました。本処理で得られる皮膜は、塩水噴霧試験で48時間腐食が発生せず、塗装 密着性も良好です。自動車部材から家電まで幅広いマグネシウム合金に適用できます。

本処理剤で得られる化成処理被膜

(左:通常仕様,右:光沢仕様)

: マグネシウム合金部材への環境対応型高耐食性化成処理技術の開発

(平成20~21年度 重点地域研究開発推進プログラム 地域ニーズ即応型/(独)科学技術振興機構)

: ケイアンドエムテクノロジィ(株)、(株)正信

27.マイクロ波常温乾燥機 機械電子研究所

開発概要

加熱や凍結による変質・変性や損傷を生じることなく、様々な多孔性食材 を常温で乾燥できるマイクロ波常温乾燥法に着目し、乾燥時間と品質を 同時に改善する革新的な省エネルギー常温乾燥技術を開発・実用化しま した。

マイクロ波常温乾燥機

: 大気導入型マイクロ波減圧乾燥技術に関する研究開発 (平成16~18年度 県単独事業)

マイクロ波常温乾燥による高品位・省エネ乾燥技術の開発

(平成18~19年度 地域新生コンソーシアム研究開発事業/経済産業省)

: 九州工業大学、九州指月(株)、クロレラ工業(株)

: 旭精機(株)、(株)ワコー等 6社

: 「マイクロ波を用いた減圧乾燥方法及びその装置」 特許 第4474506号

28.EMC対策支援ソフトウェアの開発 機械電子研究所

開発概要

電子・電気機器開発時のEMC対策、中でも放射ノイズ測定・低減対策の効率化 が強く求められています。そこで、小型電波暗室での予備測定結果からノイズ源 を 可 視 化 し 、 さらに 大型 電波暗 室 に おけ る規 格適 合試 験結 果 を 推定 す る

「EMC対策支援ソフトウェア」を開発しました。

EMC対策支援ソフトウェア

(ノイズ源可視化例)

: 新相関手法を用いた一般環境放射ノイズ測定法の確立

(平成15~17年度 新産業創造等基金産学官連携研究開発委託事業

/(財)福岡県産炭地域振興センター)

車載用電子機器からの放射ノイズ推定法の開発

(平成18~19年度 県単独事業)

: (株)テクノサイエンスジャパン 関 連 研 究

実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 研 究

共同研究機関 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究

実 用 化 企 業

(11)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

29.久留米絣手ぬぐいの開発 化学繊維研究所

開発概要

久留米絣の主な使用染料が製造停止となるという産地の一大危機を打開するため、

反応染料による新規な代替染色技術を開発しました。これにより絣産地が存続 できるほか、染色堅ろう度が向上するという利点も生じました。この技術を新しい 用途の「手ぬぐい」に応用し、カラフルなデザインのものを多数試作しました。

試作サンプル:

KURUME KASURI TENUGUI

: 久留米絣技術を用いた手ぬぐいの開発

(平成20年度 地域資源活用売れる商品づくり支援事業/経済産業省)

久留米絣の代替染色技術の開発(平成18年~20年度 県単独事業)

: (株)オカモト商店

: 色素退色抑制技術を用いたウレタン黄変防止剤の開発

(平成19年度 ナノテク産業化促進事業(FS枠)/福岡ナノテク推進会議) 自動車用内装部材の機能化に関する研究 (平成20年度 県単独事業)

: (株)ピラミッド

30.耐光性を向上させたウレタンフィルムの開発 化学繊維研究所

開発概要

芳香族系ウレタンは光などで黄変する問題があるため、新しく耐光剤を開発しました。

この耐光剤を使って 、実用化 企業の商品である軽量 、断熱機能が高い熱可塑性 ウレタンフィルム「ダンネッター」へ導入し、平成22年度からロールカーテンへ展開し、

販売を行っています。

新しい耐光剤を導入した ウレタン製ロールカーテン

31.コンクリートのひび割れを軽減するプラスチックスペーサの開発 化学繊維研究所

: コンクリートに亀裂を生じさせない鉄筋位置固定用 プラスチックスペーサの開発

(平成17~18年度 研究開発事業/ (財)福岡県産炭地域振興センター)

: (株)中央産業

: 星型プラスチックスペーサ

※国土交通省NETIS登録商品 登録No. QS-080024A 開発概要

鉄筋コンクリートの施工時に使用するプラスチック製星型スペーサ「プラ・スターG」を開発 しました。本製品は、温度荷重によるコンクリートのひび割れを85%以上抑制することができ ます。(株)中央産業では、スペーサ材料にほぼ100%リサイクル材料を使用しており、土木 工事・建築工事・二次製品等に対応できるサイズ展開をしています。

プラ・スターG施工例 プラ・スターG

: 相島産アコヤ貝殻の有効利用法に関する研究

(平成20~21年度 県単独事業)

: 万徳屋、(有)カラープラネット、福岡県水産海洋技術センター

: 万徳屋、(有)カラープラネット

万徳屋 (有)カラープラネット 螺鈿細工(貝殻装飾品)の作品例

ら で ん ざ い く

32.福岡・相島産真珠貝の貝殻を利用した装飾品(螺鈿細工)

あいのしま ら で ん ざ い く

化学繊維研究所 開発概要

福岡・相島で真珠の養殖が開始されました。相島の真珠貝(あこや貝)は貝殻 の真珠層が厚くなるため、装飾品(螺鈿細工)に応用しました。万徳屋では、

熟練の技を生かした、ぬくもりのある手作りの作品が特徴です。(有)カラー プラネットでは、デジタルデータも再現できる精密加工が特徴ですが、ネイル 素材やスマートフォンケース等の用途へも展開しています。

ら で ん ざ い く あいのしま

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業 技 術 名 称

関 連 研 究

共同研究機関

実 用 化 企 業

(12)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

: 久留米地域で収穫されるヤーコンを原料にした地域特産品の開発

(平成18~19年度 県単独事業)

: キットカットキッチン

33.久留米産ヤーコンを用いたドレッシングの開発 生物食品研究所

開発概要

久留米市役所、(株)久留米リサーチ・パーク、中村学園大学、田主丸ふれあい 市場、生産農家と連携して、久留米産ヤーコンを用いたドレッシングを開発しまし た。 キットカットキッチンより販売されています。

くるめ育ち ヤーコンドレッシング

: 新規微生物を用いたカタラーゼの製造方法に関する研究

(平成18~19年度 共同研究)

: (有)S・Gラボラトリー

34. Rhizobium 菌生産カタラーゼを用いた過酸化水素処理剤の開発 生物食品研究所

開発概要

(有)S・Gラボラトリーと共同で過酸化水素分解酵素(カタラーゼ)を多量に生産する 細菌についてスクリーニングやカタラーゼ抽出などの製剤化条件の検討を行い、

現行のカタラーゼ製剤より安価な過酸化水素処理製剤を開発しました。

過水クリア

: 微生物簡易識別法の開発 (平成20~21年度 県単独事業)

: (株)同仁化学研究所

35.生菌選択的蛍光染色キット“ -Bacstain- CTC Rapid Staining Kit”の開発 生物食品研究所 開発概要

㈱同仁化学研究所との共同研究により、生きた微生物を選択的かつ高感度に 検出する蛍光染色キットの開発に成功し、平成21年度に商品化されました。

蛍 光 染 色 試 薬 CTC と エ ン ハ ン サ ー ( 反 応 促 進 物 質 ) を 併 用 す る こ と で 、 スピーディーで高感度な蛍光染色を実現しました。また、従来の試薬では検出 できなかった微生物も染色が可能になりました。蛍光検出法で汎用されている 蛍光顕微鏡とフローサイトメータのそれぞれに対応した2種類のキットを準備し ています。

生菌選択的蛍光染色キット

: 冷却水システムにおけるレジオネラ対策のための光触媒装置の実用化

(平成17~18年度 新産業創造等基金産学官連携研究開発委託事業

/(財)福岡県産炭地域振興センター)

: フロンティアテクノロジー(株)

36.電解式スケール除去装置の開発 機械電子研究所

開発概要

空調設備等に使用される冷凍機やコンプレッサの熱交換器へのスケール付着による性能 低下を防ぐため、循環する冷却水を電解処理しスケールの原因となる水中のミネラル分を 除去する装置を開発しました。従来、必要であった冷却水への薬剤添加が不要となります。

スケール除去装置

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

(13)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

37.電力損失低減に優れた永久磁石発電機の開発 機械電子研究所

開発概要

赤司電機(株)、大分大学との産学官共同研究により、平成21年に低速回転高効率型 永久磁石式同期発電機「GENE-MASTER」を製品化しました。600rpmの低速回転で 効率90%以上を実現しており、まさに低炭素社会に貢献できるこれまでにない高効率 発電機です。

永久磁石発電機「GENE-MASTER」

: 高配向性電磁鋼板と高性能永久磁石によるハイパワー発電機の開発

(平成15~17年度 新産業創造等基金産学官連携研究開発委託事業

/(財)福岡県産炭地域振興センター)

風力発電のための高集束化高密度発電機の開発

(平成18~20年度 革新技術研究開発事業/(独)科学技術振興機構)

: 大分大学、赤司電機(株)

: 赤司電機(株)

: 非接触オンマシンナノ計測式自動補正型次世代研削 システムの開発

(平成20年度 地域イノベーション創出研究開発事業/経済産業省)

: (株)三井ハイテック

38.機上計測式研削盤の開発 機械電子研究所

開発概要

金型部品の成形研削加工は、職人頼みの領域で、検査・加工には多大な時間 を要します。これらの問題解決の為、ビジョン技術と精密加工技術を取入れた リバースエンジニアリング内蔵CNC研削盤(機上計測式研削盤)を開発しました。

これにより、加工物を研削盤に保持したまま研削・形状 計測が可能になるの で、加工の省力化、省人化、高品質化を実現できます。

機上計測式研削盤

: 配管検査用センサシステムの開発

(平成18~19年度 中小企業産学官連携研究開発事業

/(財)北九州産業学術推進機構)

: (株)フジコー、(株)九州エレクトロニクスシステム、九州工業大学、早稲田大学

: 新日本非破壊検査(株)

: 「対向面間の走行装置」 特許 第5145505号

39.配管内検査ロボットの開発 機械電子研究所

開発概要

配 管 内 の 割 れ ・ 腐 食・ 減 肉など の 配 管 内 面 の 状 態 を 検 査 す る ロ ボッ ト

「エルボマスター」を開発しました。配管の材質や形状によらず配管内を自由 に走行することができ、カメラの画像で配管内を観察します。平成20年度より サービス事業を開始しました。

エルボマスター(管内検査システム)

: プリント配線基板内蔵用高容量薄膜コンデンサの開発

(平成16~21年度 産業技術研究助成事業/

新エネルギー・産業技術総合開発機構)

: 日揮触媒化成(株)

: 「チタン酸バリウム粉末の製造方法」 特許 第4411483号

40.チタン酸バリウムナノ粒子分散液 化学繊維研究所

開発概要

高濃度ゾルゲル法を利用して各種電子デバイスの原材料であるチタン酸バリウムの10~30 nm(ナノメートル。10億分の1メートル)の超微細粒子分散溶液の開発に成功しました。既製の 電子デバイスに用いられている粒子サイズは微細なものでも100~200nmです。今回開発 した粒子の微細さは際立っています。原材料のナノサイズ化が望まれている各種電子デバイ スや各種光学部材への用途展開が期待できます。

チタン酸バリウム ナノ粒子分散溶液

関 連 研 究

共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 研 究

共同研究機関 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 特 許

(14)

: 乾燥剤リサイクル研究会

(平成19年度 リサイクル総合研究センター研究会事業/(財)福岡県環境保全公社 )

: シタマ石灰(有)、(株)筑後物産、大江化学工業(株)

: シタマ石灰(有)

※肥料登録番号2213号(福岡県告示第1118号)

41.石灰乾燥剤を再利用した造粒型消石灰の開発 化学繊維研究所

開発概要

農業用土壌改良剤(消石灰)は一般的に粉末状ですが、造粒してブロック状に しました。飛散しにくいため作業性や人体への安全性に優れており、土壌中で 崩壊しやすく即効性があり、高アルカリ分であるといった特徴があります。

更に、従来、主に産廃処理されていた石灰乾燥剤の規格外品をバインダー として利用しており、環境に優しい商品です。本製品は、平成20年に商品化 されました。

造粒型消石灰(土壌改良剤)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

42.大きな博多人形の実現に向けた粘土材料の開発 化学繊維研究所

: 博多人形の原材料の調査研究 (平成19年度 受託研究)

: 博多人形商工業協同組合

「羽衣」除幕式(20年9月)の写真.

(右) 大きな博多人形「羽衣」.

(左) 「羽衣」作者の國崎氏.

開発概要

博多人形の大型化の課題であった焼き縮みによる「割れ」等の問題解決に取り組 み、各種粘土の配合比を最適化することで焼き縮みの少ない粘土の開発に成功し、

大きな博多人形「羽衣」を作製しました。「羽衣」は、福岡を代表する伝統工芸品とし て、平成20年9月から福岡国際会議場に展示されています。

: 微生物検出試薬の開発、微生物簡易識別法の開発

(平成19~20年度 県単独事業)

: (株)同仁化学研究所

43.微生物検出キット “Microbial Viability Assay Kit-WST” の開発 生物食品研究所 開発概要

(株)同仁化学研究所との共同研究により、細菌やカビなど微生物 の生死を検出するキットの開発に成功し、平成20年度に商品化さ れました。検出試薬を添加すると生きている微生物のみに反応が 起こり着色するという非常に簡単な手法で微生物の生死を検出す るキットです。また、検査時間を従来法に比べ大幅に短縮すること ができました。

微生物検出キット

: 久留米地域で収穫されるヤーコンを原料にした地域特産品の開発

(平成18~19年度 県単独事業)

: ヤーコン生産農家、クロボー製菓(株)

44.久留米産ヤーコンを用いた地域特産品の開発 生物食品研究所

開発概要

久留米市役所、(株)久留米リサーチ・パーク、中村学園大学、

クロボー製菓(株)、生産農家と連携して 、久留米産ヤーコン を 用いた地域特産品を開発し、平成20年5月31日にオープンした道の 駅くるめにて販売を行っています。

久留米産ヤーコン茶 ヤーコン入り黒棒

関 連 研 究 共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

(15)

: 液体の微粒化凍結技術を用いた超精密洗浄ノズルの開発

(平成17~18年度 県単独事業)

: リックス(株)

: 「洗浄ノズル及びそれを用いた洗浄方法」 特許 第4120991号

「バリ取り洗浄装置およびバリ取り洗浄方法」 特許 第4151796号

45.超精密洗浄ノズルの開発 機械電子研究所

開発概要

超音速ノズルを用いて空気と水だけで微細な氷粒子 を形成すると同時に超音速まで加速して衝突させ、

洗 浄 対 象 の 表 面 を 傷 つ け ず に 異 物 を 除 去 す る

「 マ イ ク ロ ア イ ス ジ ェ ッ ト 洗 浄 ユ ニ ッ ト 」 を 開 発 し 、 平成20年に製品化しました。

洗浄の様子

マイクロアイスジェット洗浄ユニット

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

開発概要

工業技術センターが開発した華やかな香りのカプロン酸エチルと爽やかな 酸 味 を 示 す リ ン ゴ 酸 を 高 生 産 す る 「 ふ く お か 夢 酵 母 3 号 」 を 用 い て 、 フルーティーな香りとすっきりとした味わいの吟醸酒を平成19年に製品化しま した。

: 次世代型酵母創出に関する研究

(平成18~19年度 県単独事業)

: (資)若竹屋酒造場、井上(名)、(名)山口酒造場、

目野酒造(株)

: 「新規清酒酵母及びこれを用いて製造する清酒の製造法」 特開2008-228588

福岡オリジナル吟醸酒

46.福岡オリジナル吟醸酒の開発 生物食品研究所

: 防火ドアの開発に関する研究 (平成16年度 県単独事業)

: (株)オークマ

: 「木製扉の製造方法」 特許 第4213657号

47.総木製防火ドアの開発 インテリア研究所

開発概要

新規な室内向け総木製防火ドアを開発したいとの要望に応え、共同研究を実施しました。

その結果、防火扉の認定基準性能を満たす手法を見出し、平成19年に製品化されました。

内装用木製防火ドア

: 自然冷媒製氷機に関する研究開発

(平成18~19年度 地域地球温暖化防止支援事業/

新エネルギー・産業技術総合開発機構)

: アイスマン(株)

:「アンモニアを用いた製氷装置」 特許 第5186688号

48.自然冷媒製氷機の開発 機械電子研究所

開発概要

オゾン層保護および地球温暖化抑制を目的に、オゾン層破壊係数および地球 温暖化係数が0の自然冷媒アンモニアを用いた直膨式産業用製氷機について、

アンモニア冷媒用製氷・脱氷技術を開発し、アンモニア製氷機として平成19年度 に製品化しました。

自然冷媒製氷機

関 連 研 究 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 特 許

(16)

開発概要

景観建材であるレンガの内部に無数の毛細管を導入し、顕著な揚水性・保水性を もたせました。これにより、レンガに蓄えられた水分の蒸発によって表面温度が 低下する「打ち水効果」が発現され、ヒートアイランド現象の抑制方法のひとつ として利用されています。

: 再生材料添加によるレンガカラーバリエーションの拡大、

資源の有効利用とリサイクルに関する技術研究

(平成14~15年度 県単独事業)

多機能レンガの設計および製造技術の開発

(平成15~17年度 研究開発事業/(財)福岡県産炭地域振興センター)

: 荒木窯業(株)

: 「多孔質セラミックス部材およびその製造方法」 特許 第4792555号

施工例(東京都・有楽町)

49.「打ち水効果」を示す機能性レンガの製造 機械電子研究所・化学繊維研究所

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

開発概要

土壌に含まれる有害物質(Hg, Pb, Cd, As, Se, Cr)の定量分析のため、蛍光X線 分析用標準物質を開発しました。土壌汚染対策法で規定された濃度域での分析が 可能であり、土壌調査の迅速、低コスト化が期待されます。

: 高濃度域分析用土壌標準物質の分析評価(平成18年度 受託研究)

: 環境テクノス(株)

50.土壌汚染評価システムの開発 機械電子研究所

開発概要

施工性のよい溶射皮膜を開発しました。従来、Al-5mass%Mg合金溶射皮膜 は信頼できる試験結果がなかったために、実用化が進んでいないという状 態にありました。そこで、腐食試験により防食性能を確認するとともに、

プラズマ溶射法と組み合わせることで、高い施工性と防食性能を有する 溶射皮膜を開発し、実用化を図りました。

: プラズワイヤー溶射によるAl-5mass%Mg皮膜の開発、評価

(平成16~18年度 受託研究)

: (有)浦島テクノサービス、久留米工業高等専門学校

: 西日本プラント工業(株)

福岡高速5号線 梅林ランプ 橋梁部

51.プラズワイヤー溶射によるAl-5mass%Mg皮膜の開発 機械電子研究所

開発概要

光 触 媒 活 性 の 高 い ア ナ タ ー ゼ 型 TiO

2

を 活 性 の 低 い ルチル型に変態させることなく溶射できる新溶射法を開発 しました。

: TiO

2

溶射皮膜の光触媒特性の評価・研究

(平成15~16年度 中小企業産学官連携研究開発事業/(財)北九州産業学術推進機構)

: (株)フジコー

※第1回ものづくり大賞優秀賞受賞(『超緻密超密着溶射技術』)

漆喰タイル(溶射施工例)

厨房床へのタイル設置

52.TiO

2

光触媒溶射技術の開発 機械電子研究所

土壌標準物質

関 連 研 究

実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究 共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

(17)

53.遺伝子導入試薬“HilyMax (ハイリーマックス)”の開発 生物食品研究所 開発概要

(株)同仁化学研究所と京都大学との産学官連携事業の支援を得て、新規の遺伝子導 入試薬“HilyMax”の開発(H18.8.28発売)を行いました。HilyMaxは市販の導入試薬と比べ て同等かそれ以上の能力を有する完全人工合成の新規脂質分子からなり、既存品の 1/3以下の価格で販売することに成功しました。

: 神経細胞への遺伝子導入試薬の開発 (平成15~16年度 県単独事業)

哺乳類細胞に対する新規な核酸導入技術の開発に関する研究

(平成15年度 久留米都市エリア産学官連携促進事業可能性試験/文部科学省)

合成脂質を用いた導入効率が高く安全な遺伝子導入試薬の開発

(平成16~17年度 地域新生コンソーシアム研究開発事業/経済産業省)

: (株)同仁化学研究所

: 「ペプチド脂質を含んだキャリア及びそれを用いた化合物の細胞内導入法」 WO/2007/099650

遺伝子導入試薬 HilyMax(ハイリーマックス)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

: BT菌を活用した複合型生物的防除剤の研究開発

(平成14~15年度 バイオベンチャー等育成事業/

(株)久留米リサーチ・パーク )

BT菌を活用した抗菌性土壌改良剤の開発

(平成16~18年度 研究開発事業/(財)福岡県産炭地域振興センター)

: 九州大学、中村産業開発(株)

: 中村産業開発(株)

: 「ジャガイモそうか病抑制剤とその利用」 特許 第3991092号

「ホウレンソウ萎凋病抑制剤とその利用」 特許 第4151848号

54.BT菌を用いた土壌改良剤の開発 生物食品研究所

開発概要

中村産業開発(株)と九州大学との産学官連携事業において、BT菌ライブラリーの中から 農作物の土壌病害に抑制効果を持つBT菌を選別し従来製品に加えることにより、新しい 土壌改良剤「土将軍」として商品化することに成功しました。

土壌改良材(土将軍)

55.海水氷製氷機の開発 機械電子研究所

開発概要

海水を凍結させた海水氷は、①普通氷に比べて氷温度が低い、②海中と近い状態

(浸透圧の関係)等の理由で鮮魚の鮮度保持に有効です。そこで流下液膜式製氷技術を 使用して、3~5cm角程度の大きさで取扱い易く、鮮度保持に最適な-2℃、魚の体内塩分 濃度と同じ水中塩分濃度0.8wt%のブロック状海水氷を製造可能なプレート式海水氷製氷 機を開発し、平成18年に商品化しました。現在、魚市場等で使用されています。

プレート式海水氷製氷機

: 海水氷製造装置に関する研究開発 (平成16~17年度 県単独事業)

: アイスマン(株)

ブロック状海水氷

56.撥水性を付与できる木材のソープフィニッシュ処理液の開発 化学繊維研究所 開発概要

木材のソープフィニッシュは木の素材感(色彩、触感)を保持できる加工です が、撥水性が乏しいために防汚と耐久性の問題がありました。そこで、撥水 機能付与に関する指導を行うことによりソープフィニッシュ処理液を開発し、

平成17年に「WENNEX(ベネックス)」の商品名で販売を開始しました。

撥水機能を付与したソープフィニッシュ処理液

「WENNEX(ベネックス)」

: 撥水機能を付与した木材のソープフィニッシュ処理液の開発

(平成16年度 マッチングコーディネート事業

/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

: まるは油脂化学(株)

: 「木材の撥水処理方法及び撥水処理木材及び撥水処理木材使用製品」

特許 第5181099号 関 連 研 究

実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究

共同研究機関 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究 実 用 化 企 業

※この成果は(財)JKA補助物品「非接触式熱計測システム」を用いて実用化しました。

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 特 許

(18)

研 究 開 発 に 基 づ く 実 用 化 事 例

57.紫外線高透過率マイクロリアクターの開発 機械電子研究所

開発概要

試作マイクロリアクターの製造プロセスの省力化及び高品位リアクターの 開発を目指し、右図に示す計測用リアクターを試作しました。求められる技術 要素は、任意な微少管路の形成及び広範囲な波長域における高い光透過率 を示す計測窓です。また、種々の研究現場で使用されるため、即納及び 多 品 種 少 量 生 産 が 可 能 な プ ロ セ ス の 構 築 を 行 い 、 商 品 化 可 能 性 を 検討しました。

: 紫外線高透過率マイクロリアクターの開発

(平成17年度 ナノテク産業化促進事業/福岡ナノテク推進会議)

: (株)旭製作所 福岡営業所

試作例

(合成石英に対する壁面平滑化)

加振ヘール加工 透過率86.1%

(波長254nm) エンドミル加工

透過率62.6%

(波長254nm)

58.マグネシウム合金のスタッド溶接技術の開発 機械電子研究所

開発概要

溶 融 溶 接 が 困 難 な マ グ ネ シ ウ ム 合 金 の 溶 接 に お い て 、 超 瞬 間 溶 接

(1/10,000秒台)が可能なスタッド溶接技術を確立し、マグネシウム合金プレス 成形型ノートパソコン筐体や携帯電話ボディへのボス溶接工法として平成17年 に実用化しました。

スタッド溶接例

: マグネシウムの接合技術に関する研究

(平成12年度 地域研究開発促進拠点支援業務

(RSP事業:研究成果育成型)/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

: アジア技研(株)

59.高性能耐摩耗・耐食金属複合管の製造開発 機械電子研究所

開発概要

日本国内外で、環境衛生プラントの設置が増加しています。プラントで使用される 鋼管の内面は、激しい摩耗と腐食により、定期的なメンテナンスを必要とします。

そこで、鋼管内面に耐食性、耐摩耗性が優れた材料を高周波加熱で被覆した 複合管を実用化企業および九州大学と平成17年に共同開発しました。

: 遠心・高周波プロセスによる高性能耐摩耗・耐食金属複合管の製造開発

(平成14~16年度 研究開発事業/(財)福岡県産炭地域振興センター)

: 九州大学、第一高周波工業(株)

: 第一高周波工業(株)

金属複合管の断面

60.カツオ漁用疑似餌の開発 化学繊維研究所

開発概要

カツオ漁で撒き餌として使用される鰯の資源枯渇問題への対応と漁作業の軽減 を目指してカツオ漁用疑似撒き餌を平成16年に製品化しました。この撒き餌は、

水溶性の生分解性プラスチックを材料にしているため、環境負荷が小さく、漁業者 から好評を得ています。

カツオ漁用疑似餌

:カツオ一本釣漁業用自走式人工撒餌の量産化技術の開発

(平成14~16年度 研究開発事業/(財)福岡県産炭地域振興センター)

: 水産大学校、三泉化成(株)

: 三泉化成(株)

関 連 研 究 実 用 化 企 業

関 連 研 究

実 用 化 企 業

関 連 研 究 共同研究機関 実 用 化 企 業

関 連 研 究

共同研究機関

実 用 化 企 業

参照

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