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調査概要2 2 調査テーマ 調査方法 調査時期 調査地域 対象 ❶ 回答者 483 名のうち 300 名 (62.1%) が 4 月か らの進路を に進学 ( 医学 歯学など六 年制課程や海外の大学を含む ) と回答しており 公的統計と比べて大学進学率が高い そのため 全体データの掲載は最小限にとど

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(1)

高校生活と

進路に関する調査

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所

共同研究「子どもの生活と学び」研究プロジェク

トでは、2015 年3月∼4月上旬に、高校3年生

を対象に、「高校生活と進路に関する調査」を行

いました。この調査で明らかにしたのは次のこと

です。

・ 高校3年生は、学習や生活でどのような経験

や体験をしてきたのか。

・ どのようなプロセスを経て、進路選択をして

いるのか。

・ 将来に対してどのようなイメージを持ってい

るのか。

・ 自分自身の「自立」の状況をどのように評価

しているのか。

このダイジェスト版では、高校3年生の学習や生

活、進路選択に関する主なデータを紹介するとと

もに、主体的な進路選択に必要なことは何かを探

ります。

ダイジェスト版

(2)

2

調査概要

調査概要

回答者483名のうち300名(62.1%)が、4月か

らの進路を「四年制大学に進学(医学、歯学など六

年制課程や海外の大学を含む)」と回答しており、

公的統計と比べて大学進学率が高い。そのため、

全体データの掲載は最小限にとどめ、進路別など

の分析を中心にした。

高校の学科別の分析

・普通科については、回答者が記入した学校名をも

とに偏差値を特定し、3グループに分類した(学

校名が無回答・不明の場合は除いている)。高校

偏差値52以上を「普通科Aグループ」、高校偏差

値45 ~ 52未満を「普通科Bグループ」、高校偏差

値45未満を「普通科Cグループ」としている。高

校偏差値は、「進研模試」2014年度3年6月回を

使用。

・専門・総合学科は、

「工業科」

「商業科」

「総合学科」を

合わせている。

「その他」は除いている。

大学の偏差値帯別の分析

・4月からの進路について、「四年制大学に進学(医

学、歯学など六年制課程や海外の大学を含む)」を

選んだ回答者については、回答者が記入した大学・

学部・学科名をもとに大学偏差値を特定し、3グ

ループに分類した(無回答・不明は除いている)。

大学偏差値65以上を「四年制大学(偏差値65以

上)」、大学偏差値55 ~ 65未満を「四年制大学(偏

差値55 ~ 65未満)」、大学偏差値55未満を「四年

制大学(偏差値55未満)」としている。大学偏差値

(入試難易度)は、2014年度第3回ベネッセ・駿台

マーク模試・11月(A判定基準[合格可能性80%以

上])を使用。

進路別の分析をする際、「短期大学に進学」「その

他」「卒業後どうするか決まっていない」を選んだ

回答者は人数が少ないため、図表から省略してい

る。また「正社員・正職員として就職」 「正社員・

正職員以外の就職」の回答を合わせて、「就職」とし

ている。

「四年制大学に進学(医学、歯学など六年制課程や

海外の大学を含む)」は本文中では、「四年制大学に

進学」と示している。

「大学等の進学準備(受験浪人、予備校への進学を

含む)」は本文中では「大学等の進学準備」と示して

いる。

本文中では高校3年生を「高3生」と示している。

図表において、有効回収数すべてを集計している

場合は、人数を示していない。

図表で使用している百分率(%)は、小数点第2位

を四捨五入して算出している。四捨五入の結果、

数値の和が100.0にならない場合がある。

分析やデータを読み取る際の注意点

調査テーマ 高校3年生の学習や生活、進路選択についての意識と実態

調査方法  郵送法による自記式質問紙調査

調査時期  2015年3月~4月上旬

調査地域・対象 

 全国の高校3年生(2015年3月時点)

配布数:735 有効回収数:483 有効回収率:65.7%

*東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 共同研究「子どもの生活と学び」研究プロジェクトの調査モニター対象。

調査項目

学校の授業での経験/勉強時間/成績/高校生になってからの知的経験や体験/様々な活動の取り組み状

況/ 4月からの進路/進路を意識した時期/進路決定の参考にしたこと/進路決定に影響した人/進路選

択時の悩み/大学でしたいこと/大学受験に対する考え/入試方法/希望した進路の実現度/進路選択に

おける主体性/高校生活の振り返り/将来展望/「自立」に対する高校生の自己評価など

2

(3)

3

性別

0

20

40

60

80

100

男子

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 無回答 _K20

グラフ用

43.9

       55.1

女子

(%)

無回答・不明

1.0

0

20

40

60

80

100

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 無回答 _K20

グラフ用

66.7

30.8

0.4

1.2

公立

国立

私立

その他

(%)

無回答・不明

0.8

無回答・不明

0

20

40

60

80

100

1.2

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 無回答 _K20

グラフ用

0.8

2.7

0.2

95.0

全日制

定時制

通信制

(%)

その他

0

20

40

60

80

100

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 無回答 _K20

グラフ用

無回答・不明

1.2

79.1

4.3 4.6 3.3 7.5

普通科

工業科 総合学科

その他

商業科

(%)

0

20

40

60

80

100

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

62.1

5.8

11.6

7.5 8.1

無回答・不明

1.0

正社員・正職員以外

の就職 0.8

正社員・正職員として就職

その他 1.4

卒業後どうするか

決まっていない 1.7

四年制大学に進学

(医学、歯学など六年制課程や

海外の大学を含む)

短期大学に進学

大学等の進学準備

(受験浪人、予備校への進学を含む)

専門学校・各種学校に進学

(%)

基本属性

基本属性

通っている高校(設置区分)

4月からの進路

調査概要

...2

基本属性

...3

1.

高校での学びや生活

 ①学校の授業での経験 ...4

 ②勉強時間 ...5

 ③知的経験や体験 ...6

 ④様々な活動の取り組み状況...7

2.

進路選択

 ①進路を意識した時期 ...8

 ②進路決定の参考にしたこと ...9

 ③進路決定に影響した人 ... 10

 ④進路選択時の悩み ... 11

 ⑤大学でしたいこと ... 12

 ⑥大学受験に対する考え ... 13

 ⑦希望した進路の実現度 ... 14

 ⑧進路選択における主体性 ... 15

3.

高校生活の振り返り

... 16

4.

将来展望

... 17

5.

高校生の「自立」

... 18

調査企画・分析メンバー

... 20

目次

通っている高校(課程)

通っている高校(学科)

3

(4)

4

 

高校での学びや生活

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 無回答 _K20

グラフ用

グループで協力しながら

課題に取り組むこと

0 20 40 60 80 100

学校外のいろいろな場所に

行って、学習すること

(フィールドワークなど)

実習やものづくりを

通じて学習すること

先生が決めたテーマ

について調べること

自分たちで決めたテーマ

について調べること

考えたり調べたりしたことを

発表すること

異なる意見を持った人と

議論すること

調べたことをレポートに

まとめること

72.1

68.7

63.1

93.3

65.1

65.2

65.4

88.1

       61.7

40.7

  46.4

57.7

55.8

56.9

57.2

88.1

(%)

45.3

59.4

54.8

77.9

51.1

52.3

58.3

81.4

38.4

32.5

36.9

84.7

29.1

38.3

38.1

67.8

普通科Aグループ(86名) 普通科Bグループ(86名) 普通科Cグループ(84名) 専門・総合学科(59名)

69.9

70.4

48.6

63.5

60.4

58.8

48.8

41.0

全体

① 学校の授業での経験

6割以上は「グループで協力しながら課題に取り組む」授業を

経験

普通科に比べ、専門・総合学科は、「調べる」

「まとめる」

「発表する」といったアクティブな授業を多く経験し

ている。また普通科のグループ別の特徴をみると、Aグループは「異なる意見を持った人と議論すること」に

「あった」(「よくあった」+「ときどきあった」、以下同様)と回答した割合が高い(61.7%)。BグループとCグ

ループは「先生が決めたテーマについて調べること」

(Bグループ59.4%、Cグループ54.8%)を経験している

割合が相対的に高い。学科や普通科のグループによって、授業経験は異なる。

Q

高校生になってから、学校の授業で次のようなことがどれくらいありましたか。

図1−1  

学校の授業での経験(全体・普通科のグループ別と専門・総合学科)

注 「よくあった」+「ときどきあった」の%。

(5)

 

高校での学びや生活

5

② 勉強時間

普通科では「学校の宿題以外の勉強時間」が「宿題時間」より長

い。一方、専門・総合学科はほぼ同じくらいである

学校の宿題をする時間は、普通科全体と専門・総合学科との間に差があまりない。一方、学校の宿題以外の

勉強をする時間をみると、次の2つの特徴がある。1つは普通科が専門・総合学科より1時間21分長いこと、

もう1つは普通科の中で、Aグループ(2時間32分)がCグループ(1時間32分)より1時間も長いことである。

Q

あなたは高校3年生の9月頃、学校がある日に次の勉強(学校の時間は除く)を、1日に

どれくらいしていましたか。

図1−2  

勉強時間(普通科のグループ別と専門・総合学科)

表1−1  

平均勉強時間(普通科と専門・総合学科)

注1 「学校の宿題以外の勉強をする時間」は学習塾の時間を含む(図1−2②、表1−1)。 注2 「無回答・不明」は図から省略した(図1−2①②)。 注3 平均勉強時間は、「しない」を「0分」、「15分」を「15分」、「4時間より多い」を「5時間」のように置き換えて、無回答、不明を除いて算出した(表1−1)。

① 学校の宿題をする時間

② 学校の宿題以外の勉強をする時間

 学校の宿題をする時間

学校の宿題以外の勉強をする時間

普通科全体

54分

2時間4分

普通科Aグループ

1時間4分

2時間32分

普通科Bグループ

1時間1分

1時間55分

普通科Cグループ

40分

1時間32分

専門・総合学科

49分

43分

8.1

20.9

14.0

27.4

13.6

4.7

5.8

6.0

15.3

16.3

22.1

35.7

30.5

29.1

38.4

17.9

27.1

18.6

14.0

7.1

6.8

8.1

1.2

1.2

1.7

3.5

1.2

1.7

0.0

1.2

1.2

1.2

1.7

14.0

32.1

47.5

1.2

4.7

2.4

8.5

8.1

8.1

3.6

11.9

12.8

18.6

16.7

15.3

17.4

23.3

15.5

6.8

23.3

14.0

15.5

8.5

12.8

8.1

6.0

0.0

16.3

9.3

6.0

1.7

(%) 普通科Aグループ (86名) 普通科 B グループ (86名) 普通科 C グループ (84名) 専門・総合学科 (59名)

しない

15 分

30 分

1 時間

2 時間

3 時間

4 時間

4 時間より多い

0 10 20 30 40 50 (%) 50 40 30 20 10 0

(6)

③ 知的経験や体験

「これまで知らなかった考え方に触れて驚いた」経験があった

高3生は7割

高校生になってからの知的経験や体験をたずねると、多くの項目で、「あった」

(「たくさんあった」+「と

きどきあった」、以下同様)の回答は5割を超え、高校生になってから様々な知的経験や体験をしたことが

分かる。また、性別による経験の違いがみられ、全般的に女子のほうが「あった」と回答した割合が高い。

とくに女子のほうが高いのは「映画や映像に感動して泣いたこと」

(24.5ポイント差)、「人の話を聞いてわ

くわくしたこと」(13.7ポイント差)。男子のほうが明らかに高いのは「学校の授業で社会の仕組みや歴史

のすごさを感じたこと」

(6.6ポイント差)のみである。

Q

高校生になってから、次のような経験や体験がどれくらいありましたか。

図1−3  

知的経験や体験(全体・性別)

注 「たくさんあった」+「ときどきあった」の%。 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 無回答 _K20

グラフ用

人の話を聞いて

わくわくしたこと

外国語で海外の人と

話ができて嬉しかったこと

博物館や美術館で作品に

引き込まれたこと

学校の授業で生き物や

自然の素晴らしさ、

不思議さを感じたこと

学校の授業で社会の仕組みや

歴史のすごさを感じたこと

本の世界に引き込まれ

夢中で読んだこと

映画や映像に感動して

泣いたこと

学校の授業で問題の解き方を

工夫して楽しいと感じたこと

これまで知らなかった考え方

に触れて驚いたこと

全体(483名) 男子(212名) 女子(266名) 0 20 40 60 80 (%)100

77.5

69.8

83.5

69.4

69.4

69.1

62.5

61.4

63.9

61.5

47.7

72.2

57.1

56.6

57.2

53.0

56.6

50.0

43.9

40.5

47.3

32.7

27.8

36.9

27.5

27.4

27.8

6

(7)

 

高校での学びや生活

④ 様々な活動の取り組み状況

86%の高3生が「友だち付き合い」に積極的に取り組んだと回答

「学校の授業」や「学校行事」、「係や委員会活動」、「友だち付き合い」といった活動に「積極的」

(「とても積極

的」+「まあ積極的」、以下同様)に取り組んだ高3生は5割~8割台である。一方、

「地域の行事やボランティ

ア活動」や「アルバイト」は2割前後である。性別にみると、全般的に女子のほうがより様々な活動に「積極

的」に取り組んでいることが分かる。とくに「係や委員会活動」では女子は男子より10.4ポイントも高い。

一方、

「趣味」は男子のほうが6.1ポイント高い。

Q

あなたは高校生活において、次のことにどれくらい積極的に取り組みましたか。

図1−4  

様々な活動の取り組み状況(全体・性別)

注1 「とても積極的」+「まあ積極的」の%。 注2 「部活動」「係や委員会活動」「アルバイト」は「していない」を含め、有効回収数から%を算出。 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 無回答 _K20

グラフ用

友だち付き合い

(遊ぶ、話をするなど)

学校以外の学習

(家庭学習や塾での勉強など)

地域の行事や

ボランティア活動

アルバイト

ホームルーム

係や委員会活動

部活動

学校の授業

趣味

学校行事

(体育祭や文化祭など)

全体(483名) 男子(212名) 女子(266名) 0 20 40 60 80 (%)100

86.1

87.3

85.0

81.2

76.9

84.6

80.3

83.9

77.8

74.5

71.2

77.8

72.4

69.8

74.9

58.2

52.3

62.7

58.0

54.7

61.3

51.2

49.5

52.3

22.3

19.3

24.8

18.5

13.6

22.2

7

(8)

 

進路選択

① 進路を意識した時期

4割以上が中学生までに高校卒業後の進路(就職か進学か)を

意識

「自分が文系向きか理系向きか」

「高校卒業後に就職するか進学するか」については4割以上が、

「どのような

職業に就くか」については3割以上が、中学生までに意識している。一方で、それらを「意識したことはな

い」という高3生も1~2割弱いる。進路別にみると、就職する高3生の3割は、高校2年生のときに「就

職するか進学するか」を意識している。一方で、四年制大学(偏差値65以上)に進学する高3生の約4割は

「意識したことはない」と回答している。

Q

あなたが次のことを最初に意識したのはいつですか。

図2−1  

進路を意識した時期(全体)

図2−2  「高校卒業後に就職するか進学するか」を意識した時期(進路別)

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

小学生のころ

(%)

高校卒業後に就職するか

進学するか

どのような職業に就くか

自分が文系向きか

理系向きか

0

20

40

60

80

100

120

9.1

中学生のころ

36.2

高校1年生

27.3

高校2年生

高校3年生 1.7

9.7

15.3

無回答・不明

0.6

12.4

31.7

17.6

11.8

7.9

18.4

0.2

13.7

20.3

13.5

17.8

22.2

12.2

0.4

意識したことはない

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

四年制大学

(偏差値55∼65未満)

(98名)

四年制大学

(偏差値55未満)

(59名)

専門学校・各種学校

(56名)

就職

(43名)

四年制大学

(偏差値65以上)

(59名)

0

20

40

60

80

100

120

7.1

33.9

12.5

25.0

12.5

8.9 0.0

4.7

34.9

14.0

32.6

11.6

2.3

0.0

11.9

30.5

28.8

8.5 6.8

13.6

0.0

16.3

38.8

19.4

4.14.1

17.3

0.0

小学生のころ

(%)

16.9

中学生のころ

20.3

高校1年生

11.9

高校3年生

5.1

高校2年生

6.8

39.0

無回答・不明

0.0

意識したことはない

8

(9)

 

進路選択

② 進路決定の参考にしたこと

四年制大学進学の高3生は「自分の成績」を、専門学校・各種

学校進学と就職の高3生は「将来就きたい仕事」をもっとも参

考にしている

四年制大学(偏差値65以上、偏差値55~65未満)に進学する高3生は、 四年制大学(偏差値55未満)の

高3生に比べて、「卒業後の進学・就職の実績」

「大学・学校の偏差値が高いこと」

「建学の理念や校風」を進

路決定の参考にしている。また、専門学校・各種学校に進学する高3生は「将来就きたい仕事」「卒業後の

進学・就職の実績」「資格や免許が取れること」などを、就職する高3生は「(将来)就きたい仕事」「就職先

の雰囲気」

「経済的な負担の少なさ」などを進路決定の参考にしている。

Q

4月からの進路を決める際に、次のことをどれくらい参考にしましたか。

表2−1  

進路決定の参考にしたこと(進路別)

注1 「とても参考にした」+「まあ参考にした」の%。 注2 グレーのアミカケの項目は尋ねていない。 注3 進路ごとに、上位5位の順位(①〜⑤)を示している 。

四年制大学

(偏差値65以上)

(59名)

四年制大学

(偏差値55 ~ 65

未満)

(98名)

四年制大学

(偏差値55未満)

(59名)

専門学校・

各種学校

(56名)

就職

(43名)

自分の成績

① 79.7

① 89.8

① 83.0

57.1

60.5

卒業後の進学・就職の実績

① 79.7

② 78.5

⑤ 59.3

② 85.7

将来就きたい仕事

③ 76.3

③ 76.5

② 76.3

① 91.1

① 81.4

大学・学校の偏差値が高いこと

③ 76.3

⑤ 72.5

42.4

17.9

カリキュラムや授業の内容

⑤ 64.4

③ 76.5

④ 62.7

④ 78.5

通学(通勤)のしやすさ

54.2

54.1

⑤ 59.3

67.8

⑤ 72.1

建学の理念や校風

52.5

57.2

33.9

⑤ 69.6

資格や免許が取れること

50.8

71.4

③ 64.4

③ 84.0

55.8

経済的な負担の少なさ

49.1

61.2

54.2

67.8

③ 74.5

部活動やサークル活動の経験

22.1

29.6

25.5

25.0

53.5

就職先の雰囲気

① 81.4

就職先の実績

④ 74.4

就職先の知名度や評判

69.8

就職先の規模

67.4

(%)

9

(10)

③ 進路決定に影響した人

進学する高3生は「母親」、 就職する高3生は「高校の先生」の

影響が大きい

高3生が進路を決める際に、意見やアドバイスで影響を受けたのは、「母親」や「高校の先生」の割合が高く、

4月からの進路に関わらず半数以上が「影響した」(「とても影響した」+「まあ影響した」、以下同様)と回答

している。とくに、4月から就職する高3生は「高校の先生」の影響を受けたと回答する割合が高い(81.4%)。

学校での進路指導や就職先の紹介など、就職における「高校の先生」の影響の大きさが読み取れる。

Q

4月からの進路を決める際に、次の人の意見やアドバイスはどれくらい影響しましたか。

図2−3  

進路決定に影響した人(進路別)

注 「とても影響した」+「まあ影響した」の%。

母親

きょうだい

塾や予備校の先生

父親

友だちや先輩

高校の先生

0 20 40 60 80 100

72.6

71.4

65.1

69.4

71.7

58.9

81.4

58.4

四年制大学 (300名) 専門学校・各種学校 (56名) 就職 (43名) 大学等の進学準備 (36名) (%)

51.3

46.5

48.9

52.8

49.7

41.1

48.8

63.9

32.7

16.1

7.0

38.8

19.7

19.7

11.6

27.8

10

(11)

 

進路選択

④ 進路選択時の悩み

進路に関わらず、半数以上の高3生が「就きたい職業」や「自

分の適性」について悩んだことがある

進路選択にあたっては、「自分の就きたい職業が分からない」

「自分の適性(向き・不向き)が分からない」な

どで悩んだことが「あった」(「よくあった」+「ときどきあった」、以下同様)と回答する割合が高く、どの

進路を選んでいても半数以上が悩んだことがある。また、4月から「大学等の進学準備」を行う高3生は、

他の進路の高3生よりも悩んだことがある割合が高い項目が多い。とくに「頑張って勉強したのに成績が

あがらない」

(83.3%)、

「家族と意見が合わない」

(44.4%)は他の進路の高3生との差が大きい。

Q

あなたは進路選択にあたって、次のことに悩んだことがありましたか。

図2−4  

進路選択にあたって悩んだこと(進路別)

注 「よくあった」+「ときどきあった」の%。

頑張って勉強したのに

成績があがらない

就職するか進学するかが

決まらない

家族と意見が合わない

進みたい進路に関する情報が

不足している

どういう基準で進路を

選択すればよいか分からない

自分の適性(向き・不向き)が

分からない

自分の就きたい職業が

分からない

0 20 40 60 80 100

63.3

39.3

41.8

83.3

58.7

53.5

65.1

63.9

四年制大学 (300名) 専門学校・各種学校 (56名) 就職 (43名) 大学等の進学準備 (36名) (%)

58.3

62.5

60.4

63.9

43.7

48.3

53.5

61.1

35.3

33.9

39.6

47.2

31.0

28.5

16.3

44.4

8.0

32.1

39.5

16.6

11

(12)

⑤ 大学でしたいこと

四年制大学・短期大学進学者の多くが、大学での学びや活動

に期待を寄せている

大学・短期大学では「将来の仕事や就職に役立つような力を身につけたい」「専攻する分野について深く学

びたい」など、多くの項目で9割前後がしたい(「とてもあてはまる」+「まああてはまる」、以下同様)と考

えている。一方で、「大学で何に力を入れるかこれから考えたい」と回答している高3生も7割である。進

学する大学偏差値別にみると、「友人をつくり、よい人間関係を広げたい」「部活動・サークルなど課外活

動に力を入れたい」 については、偏差値の高い四年制大学に進学する高3生のほうがしたいと考えている。

Q

あなたが進学先の大学に入学するにあたって、次のことはどれくらいあてはまりますか。

注 4月からの進路について、「四年制大学に進学」「短期大学に進学」を選んだ回答者のみに尋ねた (図2−5〜図2−7)。

図2−7  

「部活動・サークルなど課外活動に力を入れたい」

(大学偏差値別)

図2−6  「

友人をつくり、よい人間関係を広げたい

(大学偏差値別)

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 8_ 特 20+K0 8_ 特 20+K0 無回答 _K20

将来の仕事や就職に役立つ

ような力を身につけたい

専攻する分野について

深く学びたい

自分が将来進む

方向をみつけたい

友人をつくり、

よい人間関係を広げたい

専攻する分野に限らず幅広い

知識や教養を身につけたい

大学で何に力を入れるか

これから考えたい

部活動・サークルなど

課外活動に力を入れたい

0 20 40 60 80 100

0

20

40

60

80

100

とてもあてはまる

69.2

まああてはまる

25.6

63.7

26.8

62.2

29.0

56.7

38.1

46.3

42.1

30.2

41.8

29.0

45.4

(%)

94.8

90.5

91.2

94.8

88.4

72.0

74.4

合計

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 8_ 特 20+K0 8_ 特 20+K0 無回答 _K20

四年制大学

(偏差値65以上)

(59名)

四年制大学

(偏差値55∼65未満)

(98名)

四年制大学

(偏差値55未満)

(59名)

0 20 40 60 80 100

0

20

40

60

80

100

とてもあてはまる

39.0

まああてはまる

49.2

30.6

52.0

28.8

30.5

(%)

88.2

82.6

59.3

合計

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 8_ 特 20+K0 8_ 特 20+K0 無回答 _K20

四年制大学

(偏差値65以上)

(59名)

四年制大学

(偏差値55∼65未満)

(98名)

四年制大学

(偏差値55未満)

(59名)

0 20 40 60 80 100

とてもあてはまる

69.5

まああてはまる

28.8

59.2

39.8

54.2

39.0

(%)

98.3

99.0

93.2

合計

図2−5  

大学でしたいこと

12

(13)

 

進路選択

⑥ 大学受験に対する考え

大学受験を「成長の機会だった」と思う大学進学者は8割

自分の大学受験について、8割の高3生が「成長の機会だった」

(「とてもそう思う」+「まあそう思う」、以

下同様)と感じている。入試方法別にみると、

「一般入試」

「一般推薦」の高3生は、

「指定校推薦」の入試を受

けた高3生に比べて「成長の機会だった」と考える割合が高い(9割弱)。大学受験に対しては、7割以上が

「入試では学力だけでなく多様な能力を評価すべきだ」と考えている。一方、学力以外の能力も評価して

いると思われる推薦入試については、5割以上が「推薦よりも一般入試で自分の力を試したほうがよい」と

考えている。

Q

あなたは大学受験について、どう思いますか。

図2−8  

あなたにとっての大学受験

注1 4月からの進路について、「四年制大学に進学」「短期大学に進学」を選んだ回答者のみに尋ねた(図2−8〜図2−10)。 注2 「とてもそう思う」+「まあそう思う」の%(図2−8〜図2−10)。 注3  「一般入試」には大学入試センター試験の利用を含む。「AO入試」、「附属校からの進学」、「その他」、「試験はなかった」については省略している(図2−9)。

図2−9  大学受験は「成長の機会だった」

(入試方法別)

図2−10  大学受験に対するあなたの考え

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 8_ 特 20+K0 8_ 特 20+K0 無回答 _K20

成長の機会だった

大学名にはあまり

こだわらなかった

もう少し難しい大学に

挑戦したかった

0 20 40 60 80 100

81.1

41.5

33.6

(%) 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 8_ 特 20+K0 8_ 特 20+K0 無回答 _K20

一般入試(177名)

一般推薦(58名)

指定校推薦(49名)

0 20 40 60 80 100

88.1

88.0

67.3

(%) 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 8_ 特 20+K0 8_ 特 20+K0 無回答 _K20

入試では学力だけでなく

多様な能力を評価すべきだ

推薦よりも一般入試で

自分の力を試したほうがよい

入試よりも高校での活動を

評価すべきだ

0 20 40 60 80 100

72.6

54.6

47.3

(%)

13

(14)

⑦ 希望した進路の実現度

四年制大学進学者の36%が「他に行きたい進学先や就職先が

あった」と回答

4月からの進路をどれくらい希望していたかを尋ねたところ、3割が「他に行きたい進学先や就職先が

あった」と回答している。進路別にみると四年制大学進学者で36.0%とその割合は高い。また入試方法別

にみると、「AO入試」や「一般推薦」「指定校推薦」の場合には「もっとも希望していた進学先や就職先だっ

た」と回答した割合は7割弱~9割弱と高くなっているが、「一般入試」の場合は4割と低く、約5割が「他

に行きたい進学先や就職先があった」と回答している。

Q

この4月からの進路について、あてはまる番号1つに○をつけてください。

注 「一般入試」には大学入試センター試験の利用も含む(図2−13)。 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

一般推薦 (75名)

指定校推薦 (54名)

AO入試 (36名)

一般入試(185名)

0

20

40

60

80

100

120

88.9

5.6 5.6 0.0

66.7

16.7

14.8

1.9

68.0

24.0

6.7

1.3

もっとも希望していた

進学先や就職先だった

(%)

43.8

進学、就職先にはこだわらなかった

他に行きたい進学先や

就職先があった

4.3

49.7

無回答・不明

2.2

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

専門学校・各種学校に進学

(56名)

就職(43名)

四年制大学に進学

(300名)

0

20

40

60

80

100

41.9

11.6

20.9

25.6

64.3

19.6

8.9 7.1

もっとも希望していた

進学先や就職先だった

(%)

54.3

進学、就職先にはこだわらなかった

他に行きたい進学先や

就職先があった

6.7

36.0

無回答・不明

3.0

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

全体

0

20

40

60

80

100

もっとも希望していた

進学先や就職先だった

(%)

55.0

進学、就職先には

こだわらなかった

他に行きたい進学先や

就職先があった

8.7 5.9

30.4

無回答・不明

図2−11  

希望した進路の実現度(全体)

図2−12  

希望した進路の実現度

(進路別)

図2−13  

希望した進路の実現度(入試方法別)

14

(15)

 

進路選択

⑧ 進路選択における主体性

主体的に進路を選択した高3生は、より早い時期から就きたい

職業を意識している

高校卒業後の進路選択における主体性や目標設定の高さについて尋ねたところ、「とてもあてはまる」の割

合は3~5割台、「まああてはまる」を含めると6~9割台であった。また進路選択における主体性を3群

に分けたところ、「進路選択主体性・高群」の高3生は早い時期から「どのような職業に就くか」を意識する

傾向がみられた。逆に「進路選択主体性・低群」の高3生は、就きたい職業を「意識したことはない」と回答

した割合が高い。

Q

あなたが進路を決めるにあたって、次のことはどれくらいあてはまりますか。

注  図2−14に示した項目のうち「自分の意思で進路を選択した」「自分の進路について真剣に考えた」「自分から進んで進路に関する情報を収集した」の 3項目について、「とてもあてはまる」を4点〜「まったくあてはまらない」を1点として合計得点を算出し、「進路選択主体性・高群」「進路選択主体性・ 中群」「進路選択主体性・低群」に3分割した(図2−15)。 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

自分の進路について

真剣に考えた

自分から進んで進路に

関する情報を収集した

できる限り高い進路の目標を

設定して挑戦した

自分の意思で

進路を選択した

0

20

40

60

80

100

120

31.9

31.9

27.1

8.1

1.0

31.9

45.8

19.3

0.8

54.0

38.5

5.8

0.8

とてもあてはまる

(%)

56.5

あまりあてはまらない

まああてはまる

まったく

あてはまらない

4.8

36.6

無回答・不明

0.8

1.2

0.8

2.3

主体性

Q

あなたが「どのような職業に就くか」を最初に意識したのはいつですか。

図2−15  

「どのような職業に就くか」を意識した時期(全体・進路選択における主体性別)

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

進路選択主体性・高群(129名)

進路選択主体性・中群(163名)

進路選択主体性・低群(187名)

全体

0

20

40

60

80

100

120

10.2

15.5

9.6

17.1

27.3

20.3

0.0

16.6

19.6

14.1

20.9

20.9

8.0 0.0

15.5

28.7

17.8

15.5

15.5

6.2 0.8

小学生のころ

(%)

13.7

高校1年生

12.2

13.5

高校3年生

意識したことはない

22.2

中学生のころ

20.3

高校2年生

17.8

無回答・

不明

0.4

図2−14  

進路選択における主体性と目標設定

15

(16)

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

高校3年間の生活に

満足している

自分で何か目標を

設定して達成した

仲間と協力して

目標を達成した

社会問題について

真剣に考えた

高校3年間で

自分は成長した

26.7

46.0

22.6

4.6 0.2

26.9

44.1

24.2

4.6 0.2

11.0

29.8

48.2

10.4

0.6

44.9

39.8

11.8

0.0

とてもあてはまる

(%)

46.4

あまりあてはまらない

まああてはまる

まったく

あてはまらない

8.5

42.9

無回答・不明

0.2

3.5

2.1

0

20

40

60

80

100

120

 

高校生活の振り返り

 

将来展望

主体的に進路を選択した高3生は、高校生活に対する自己評価

が高い

高校生活を振り返って自己評価をしてもらったところ、8割以上の高3生が「高校3年間で自分は成長し

た」「高校3年間の生活に満足している」と回答している(「とてもあてはまる」+「まああてはまる」)。また

進路選択における主体性別にみると、主体的に進路を選択した高3生ほど、高校生活に対する自己評価

が高い。一方で「社会問題について真剣に考えた」という回答は4割(「とてもあてはまる」+「まああては

まる」)にとどまっており、進路選択における主体性の高低に関わらずその割合は低い。

Q

高校生活の3年間を振り返って、次のことはどれくらいあてはまりますか。

図3−1  

高校生活に対する自己評価(全体)

図3−2  

高校生活に対する自己評価(全体・進路選択における主体性別)

注1 「進路選択主体性・高群」「進路選択主体性・中群」「進路選択主体性・低群」の分け方はP15の 図2−15を参照(図3−2)。 注2 「とてもあてはまる」の%(図3−2)。 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

高校3年間の生活に

満足している

自分で何か目標を

設定して達成した

仲間と協力して

目標を達成した

社会問題について

真剣に考えた

高校3年間で

自分は成長した

0

10

20

30

40

50

60

70

80

0 10 20 30 40 50 60 70 (%)80 進路選択主体性・高群(129名) 進路選択主体性・低群(187名) 進路選択主体性・中群(163名)

20.3

58.3

68.2

31.0

52.1

55.8

11.8

30.7

44.2

15.5

30.7

38.0

5.9

12.3

16.3

16

(17)

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

あてはまる

(141名)

あてはまらない

(129名)

0 10 20 30 40 50 60 70 80

0

20

40

60

80

100

120

進路選択主体性・高群

42.6

進路選択主体性・中群

37.6

進路選択主体性・低群

19.9

20.2

27.1

52.7

(%)

社会のために

貢献したい

4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

グラフ用

8_ 特 20+K0 無回答 _K20

自分の趣味を楽しんで

暮らしたい

親から経済的に

独立したい

暮らしは人並みでも

安定した仕事をしたい

資格を生かした

仕事をしたい

自分の家族の幸せを

大切に暮らしたい

社会のために貢献したい

就職できるか不安だ

将来就きたい職業が

はっきりしている

地元で仕事や

生活をしたい

出世して高い地位に

つきたい

リスクがあっても高い目標に

チャレンジする仕事をしたい

世界で活躍したい

お金持ちになりたい

(%)

とてもあてはまる

52.4

あまりあてはまらない

まああてはまる

まったく

あてはまらない

6.2

40.8

無回答・不明

0.0

0.6

57.3

35.2

7.2

0.0

0.2

48.2

42.7

7.5

0.2

1.4

43.1

42.2

12.2

0.2

2.3

37.7

38.1

21.5

0.2

2.5

34.0

41.2

19.3

5.2

0.4

29.4

43.3

23.4

0.2

3.7

25.5

38.1

23.4

12.2

0.8

36.4

26.5

25.5

10.8

0.8

22.6

33.3

35.2

8.9

0.0

20.7

27.1

40.6

11.2

0.4

16.6

30.6

44.7

7.5

0.6

17.2

24.2

41.0

17.2

0.4

 

高校生活の振り返り/⒋

 

将来展望

 

将来展望

7割以上の高3生が「社会のために貢献したい」と考えている

自分の将来についてのイメージを尋ねたところ、9割以上の高3生が「自分の家族の幸せを大切に暮らした

い」

「自分の趣味を楽しんで暮らしたい」と回答している(「とてもあてはまる」+「まああてはまる」、以下同様)。

一方で、「出世して高い地位につきたい」

「リスクがあっても高い目標にチャレンジする仕事をしたい」

「世界で

活躍したい」と考える高3生は4割台にとどまっている。また、「社会のために貢献したい」に「あてはまる」と

回答した高3生は、

「あてはまらない」と回答した高3生に比べて、

「進路選択主体性・高群」の割合が高い。

Q

あなた自身の将来について、次のことはどれくらいあてはまりますか。

図4−1  

自分の将来についてのイメージ(全体)

注   「あてはまる」は「社会のために貢献したい」について、「とてもあてはまる」と回答した人、「あてはまらない」は「あまりあてはまらない」「まったくあて はまらない」と回答した人。「まああてはまらない」、無回答・不明は省略している(図4−2)。

図4−2  

進路選択における主体性(「社会のために貢献したい」の回答別)

17

(18)

 

高校生の

「自立」

図5−1  

「自立」度(全体)

主体的に進路を選択した高3生は、そうでない高3生に比べ

て「自立」度が高い

高3生の「自立」度を、「生活」

「興味・勉強」

「考えること・行動すること」

「人との関係」

「自分自身・将来」の

5つの側面から測ったところ、女子は、男子に比べて、「生活」「興味・勉強」の得点が高い傾向にあった。

また、通っている高校の学科別では、専門・総合学科の高3生は、普通科に比べて、

「生活」の得点が高く、

普通科の高3生は、専門・総合学科に比べて、

「人との関係」

「興味・勉強」の得点が高い傾向にあった。また、

進路選択における主体性別でみると、

「進路選択主体性・高群」は、

「中群」・「低群」に比べて、どの項目の得

点も高い。

「自立」度が高い高3生は、進路選択を主体的に行っており、また、進路選択を主体的に行うこ

とで「自立」度が高まっているのではないかと思われる。

Q

あなたは、ふだん、次のことをどれくらいしていますか(できていますか)。

図5−2  

「自立」度(性別)

① 男子(212名)

② 女子(266名)

生活

興味・

勉強

自分自身・

将来

考えること・

行動すること

人との関係

14 13 12 15 16 (点)17 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

14.7

14.1

14.8

15.2

13.6

生活

興味・

勉強

自分自身・

将来

考えること・

行動すること

人との関係

14 13 12 15 16 (点)17 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

15.4

14.5

14.9

15.4

13.8

生活

興味・

勉強

自分自身・

将来

考えること・

行動すること

人との関係

14 13 12 15 16 (点)17 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

15.0

14.3

14.8

15.3

13.7

18

(19)

 

高校生の

「自立」

注1 高3生の「自立」度を、「A.生活(決めた時間に起きること、整理整頓、お金のやりくりなど)」「B.興味・勉強(興味を持ったことの深め方、勉強へ のやる気、難しい問題への取り組み方など)」「C.考えること・行動すること(自分の意見のまとめ方、自分のアイデアを出すこと、意思決定など)」 「D.人との関係(人の話を聞くこと、自分の意見を伝えること、他者と協力することなど)」「E.自分自身・将来(新しいことへの挑戦、社会問題へ の関心、将来やりたいことなど)」の5つの側面から測った(各5項目、合計25項目)。数値は、各項目に、「1(できる・する)」〜「4(できない・し ない)」の4段階で回答してもらったものを逆転して得点化し(1〜4点)、A〜Eごとに合計して(5〜20点)平均を出したもの(5「使っていない」を 含む5段階で回答してもらった1項目は逆転して0〜4点に得点化)。25項目のどれかが無回答のケースは除いている(図5−1〜図5−4)。 注2 属性間で0.5点以上点数が高いものには数値に緑色のアミカケを、0.3点以上0.5点未満のものにはグレーのアミカケをしている(図5−2〜図5−4)。 注3 「進路選択主体性・中群」の図表は省略している(図5−4)。

図5−3  

「自立」度(学科別)

① 普通科(382名)

② 専門・総合学科(59名)

図5−4  

「自立」度(進路選択における主体性別)

① 進路選択主体性・高群(129名)

② 進路選択主体性・低群(187名)

生活

興味・

勉強

自分自身・

将来

考えること・

行動すること

人との関係

14 13 12 15 16 (点)17 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

14.9

14.4

14.9

15.4

13.7

生活

興味・

勉強

自分自身・

将来

考えること・

行動すること

人との関係

14 13 12 15 16 (点)17 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

16.0

14.0

14.7

14.8

13.5

生活

興味・

勉強

自分自身・

将来

考えること・

行動すること

人との関係

14 13 12 15 16 (点)17 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

15.8

15.2

16.3

16.3

14.8

生活

興味・

勉強

自分自身・

将来

考えること・

行動すること

人との関係

14 13 12 15 16 (点)17 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0 4_ 特 100+K0 3_ 特 100+K15 2_ 特 100+K30 1_ 特 100+K45 5_ 特 80+K0 6_ 特 60+K0 7_ 特 40+K0

14.3

13.4

13.6

14.0

12.8

19

(20)

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 共同研究「子どもの生活と学び」研究プロジェクト

「高校生活と進路に関する調査」

「高校生活と進路に関する調査」ダイジェスト版

発 行 日:2015 年 11 月 18 日 発行人:谷山 和成 編集人:木村 治生

発 行 所:㈱ベネッセホールディングス ベネッセ教育総合研究所

編集協力: ㈱ジー・アンド・ピー

5HNB04

©Benesse Educational Research and Development Institute 無断転載を禁じます。

お問合わせ先

本ダイジェスト版に関するお問合わせは、下記までお願いいたします。

(株)ベネッセホールディングス ベネッセ教育総合研究所 「高校生活と進路に関する調査」係

TEL:042-311-3390(10:00~12:00、13:00~17:00 /土日・祝日を除く)

ベネッセ教育総合研究所 初等中等教育研究室のWEB サイトのご案内

各種調査データに関しては、

http://berd.benesse.jp/shotouchutou/

本プロジェクトのWEBサイトのご案内

調査企画・分析メンバー

※所属・肩書きは、発刊時のものです。

本プロジェクトや本調査に関しては、以下の WEB サイトに掲載しています。

ベネッセ教育総合研究所:

http://berd.benesse.jp/special/childedu/

東京大学社会科学研究所:

http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/clal/

ベネッセ 初等中等

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プロジェクト代表者

石田 浩 

(東京大学社会科学研究所教授)

谷山 和成 

(ベネッセ教育総合研究所長)

プロジェクトメンバー

耳塚 寛明  

(お茶の水女子大学教授)

秋田 喜代美 

(東京大学教授)

松下 佳代  

(京都大学教授)

佐藤 香   

(東京大学教授)

有田 伸   

(東京大学教授)

藤原 翔   

(東京大学准教授)

香川 めい  

(東京大学特任助教)

木村 治生 

(ベネッセ教育総合研究所副所長、

      主席研究員・東京大学客員准教授)

邵 勤風  

(ベネッセ教育総合研究所

       初等中等教育研究室室長、主任研究員)

橋本 尚美 

(ベネッセ教育総合研究所研究員)

木村 聡  

(ベネッセ教育総合研究所研究員)

吉本 真代 

(ベネッセ教育総合研究所研究員)

太田 昌志 

(ベネッセ教育総合研究所特任研究員)

渡邉 未央 

(ベネッセ教育総合研究所研究スタッフ)

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