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e T λ = 1. このことにより, 生産可能集合は次のように, 現存する DMU の凸包とそれより大きい入力と小さい出力をもっ点から構成される. {(x, y)lx 三 Xλ, y::; Yλ, e T λ 1, λ 三 0}(6) 効率的フロンティアは普通原点を通らず, その上の点は規模の収益

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111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111

DEAのモデルをめぐって一一再論一一

万根薫

111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111 はじめに DEA はデータオリエンテットの効率性測定手法で あり,入力と出力の聞の生産関数について最小の仮定 しか設けていない,いわゆるノンパラメトリックな手 法である.

Charnes

, C

o

o

p

e

r

a

n

d

R

h

o

d

e

s

([3]) による 最初の研究に始まり,その後急激に研究と応用が展開 され Seiford ([8]) によれば論文の数も 1994 年までに 1000 編に達しようとしている.著者は前論文 I

DEA

のモテ、ルをめぐって J ([11]) において諸モデルとその 特徴について述べたが,本稿においては,モデルとデ ータとの適合性を中心に, DEA 適用上の諸問題につ いて考究する.併せて加法モデルにおける効率性を提

案する‘

1

.

DEA の基本モデル

1

.

1

CCR モデル π コの事業体 (DMU) に関する m コの入力データ

X

E Rmxn と s コの出力データ Yε RSX況をもと に事業体 DMU

o

(0 ニ 1 ,.

••

, η) の効率性を測定する

CCR (Charnes

, C

o

o

p

e

r

a

n

d

Rhodes) モデル ([3]) は次 のように定式化される.

m

i

n

(j

(

1

)

s

t

.

(jxo -X λ - S'"

=

0

Yλ -Sy

=

yo λ 之 0 , Sx

2

:

0

,

Sν 2:

0

,

ここに, λE Rn

,

Sx ε Rm , Sy

E

RS

,

(j εR は変 数である. CCR は最初 X

>

0

,

Y

>

0 を仮定した. もともと,この LP は多入力,多出力に関する比率尺 とねかおる埼玉大学大学院政策科学研究科 干 338 浦和市下大久保 255 受付

9

5

.

8

.

2

3

採択:

9

5

.

1

0

.

2

3

1995 年 12 月号 度問題から導出されたものである ([3], [10]). 上の LP を解くためには先ず, 。を最小化し,次にスラックの

和 e

TSx

+

e

T Sy

(ただし e

T

=(l ,..., l)) を最大化する

という 2 段階法を用いる.そうして得られた最適解を ((j・ , À. ,

s:

,

8;) とするとき , DMU,。は 0 ・= 1

,

S

:

=

0

,

;

S

=

0 を満たすとき, CCR 効率的といい,それ以外のとき CCR 非効率的と呼ぶ.この LP は DMUoの現在の出 力

ν

。を最低限保証した上で,入力を出来るだけ縮小 する計画を求めている.その意味で,入力指向型のモ デルという.この最適解による解の改善案は次式によ ってなされる. x~

=

(j市 Xo-

:

s

(

2

)

y~

=

Yo+S;' このモデルでは次の生産可能集合を仮定している. P={(x , y)lx さ Xλ , y 壬 Yλ , λ 三 O}.

(

3

)

効率的フロンティアは断片的に平面であり,原点を通 る.効率的フロンティア上の点の規模の収益性は一定

(

c

o

n

s

t

a

n

t

r

e

t

u

r

n

s

t

o

s

c

a

l

e

=

CRS) である. 上の入力指向型モデルに対して,次の出力指向型の CCR モデル(以下 CCRO と呼ぶ)がある. maxη

(

4

)

s

t

.

X λ + s'" Z 。 7JYo -Yλ + Sy

0

λ と 0 , S., 主 0 , Sy 主 O. 明かに,最適解ではがさ 1 である. CCR と CCRO の最適解の聞には簡単な関係がある ([10])

.

1

.

2

BCC モデル BCC モデルは CCR モテソレに対して,次の制約を追 加したものである. (7)

6

8

1

© 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

e

Tλ

= 1.

(

5

)

このことにより,生産可能集合は次のように,現存す る DMU の凸包とそれより大きい入力と小さい出力を もっ点から構成される.

P

=

{(x , y)lx 三 Xλ, y::; Yλ , e

Tλ

1 , λ 三 0}(6)

効率的フロンティアは普通原点を通らず,その上の点 は規模の収益が増加型,一定型,減少型のいずれかに 属する ([2] ,

[

1

0

]

)

.出力指向型 BCC モデル (BCCO) は, CCRO モデルに eTλ = 1 を追加したもので,生 産可能集合は BCC モデルと同じである. 以上,生産可能集合の図表示については [10], [11] を 参照されたい.

1

.

3

加法モデル 基本的加法モデルは次の LP によって示きれる.

max

e

T 8x

+

e

T 8y

(

7

)

s

t

.

Xλ 十九

=

x。 Yλ- 8y

y

o

eTλ λ 0 , 8x ~

0

,

8y O. このモデルの生産可能集合と効率的フロンティアは BCC モデルのそれと同一である.この LP の目的関 数は当該の DMU (xo'Yo) から効率的フロンティアへ の最大 1

1

ーノルムの点を求める.最適解において

8:=

0

,

8~ =

0 かっそのときのみ効率的である.加法モデ ルによる効率化は x;

:

:

:

Xo -

8;

,

Y

;

=

'Yo

+

s; であ る.このモデルにおいては入出力データの符号は自由 である.

1

.

4

乗法モデル Cobb-Douglas型の生産関数 官二 eCO

x

'

t

1 • • • X~f7I または

logy =

Co

+

C

1

1

o

g

X

1

+・・・+Cm

logxm

に対する DEA モデルとして,原データの対数を取っ て

X

=

(l

ogx

り)

E

R

mxlI

Y

=

(logy

)ε Rsxn とし, X,Y をデータとして加法モデルを適用する. このモデルの効率的フロンティアは断片的に piece­

w

i

s

e

log-linear であるが,原データ空間では(上に) 凸ですらない.

2

.

データについて

M

i

l

l

e

r

([5]) によれば,一般にデータは次の 4種類に 分類される. (1)比率尺度データ:これは原点からの距離の比で決 まるデータであり,原点の位置が決定的に重要な役割 をもっ.単位の取り方とは無関係である. (2) 間隔尺度データ:データ聞の差だけが問題となる 尺度.たとえば温度のように原点をどこに置くかは本 質的に意味がない. (3) 順位尺度データ:順位だけが問題であり,順位聞 の距離等は問題としない. (4) カテゴリカルデータ・ どのカテゴリに属するか だけが問題であり,カテゴリ聞の優劣等は問題としな もともと DEA は比率尺度データをもとに展開され たが,最近は間隔尺度等のデータに対しても適用され るようになってきた.したがって,原点、の位置と無関 係なモテソレが要求されるようになっている.

3

.

座擦の平行移動による影響 間隔尺度を取り扱ったり,比率尺度でも負のデータ がある場合には,それに適合したモデルを用いる必要 がある.

CCR

,

CCROモデルは共に,効率的フロン ティアが座標軸の原点を通るので,原点を移動させれ ば 0・の変化をもたらす.すなわち,データの原点移 動(平行移動)に対して不変ではない.それに対して, BCC モデルでは z 軸の0点( y 軸)が0・の測定の 基準となり, y軸方向の平行移動 lこ対しては不変 (in­ variant)である.このことは eTλ

=

1 という制約(凸 条件)がもたらす(詳しくはAli等([1])参照).すなわ ち,出力データをどのように底上げ(下げ)しでも最 適解は不変である. BCC モテ、ルは正,ゼロ,負の出力 データを処理することができる.全く同じ理由から, 加法モデルは入力,出力の両方の原点移動に対して不 変である.すなわち,正,ゼロ,負の入力,出力デー タを対象とすることができる(この性質をtranslation invariance というに乗法モデルは不変ではない.

4

.

単位の変更による影響 CCRモテずルにおいて,データ X, Yを正の対角行列 PεRmxmQ

E

RSX $ をもとに PX,QY という単位 の変換をしても(1)式の最適解は不変である.ただし,

2段階の LP

max

e

T 8 x

+

e

T 8

y の代わりに,

(3)

max

芸品+芸品

fこだし, m ' E A

-、LEJ n 一一 ?J Z Fha ‘, a 、

x

a

m

一一 M Z

I

Y

M

;

!

= max{IYリ 1:

j

= 1 ,..., η}

(i

=l

,...,

s)

としておけば,こちらも単位の取り方にたいして不変 である. 同様の工夫を施せば, CCRO

,

BCC

,

BCCO の各 モデルはデータの単位の変更の影響を受けない(この 性質を units invariance という)

.

ただし,基本的な加法モデルの最適解はデータの単 位の影響を受ける.しかし,加法モデルの目的関数を (8) のようにすれば, unitsinvariance になる( transュ lationinvariance ではなくなるが) .乗法モデルは不 変である. Pastor ([7]) は (8) の代わりに次の式を用いること を提案している.この式は unit invariant かっ trans­ lationinvariant である. max

L た+乞先

ただし, σxi ( σyi) は入力(出力)項目 Xj (仏)の標本 標準偏差である .σzパ σy;) が 0 に近い場合には注意を 要する.

5

.

モデルとデータの適合性 以上の考察を基に,表 1 に,基本的な DEA モデル とデータの適合性その他の重要な関連を記した.この 表の中で, Semi-positive とあるのは各 DMU につき当 該のデータが半正(非負でゼロでない)であることを 意味し, Free は正,ゼロ,負を許す.例えば、, CCR モ デルでは, λ の非負性と入力データ X が半正である ために, (}・は 0 壬 0・三 1 になることが保証される. 表 l モデルの特徴 モデル CCR CCRO BCC データ X Semi- Semi- Semiー positive positve positive Y Free Free Free 平行移動 X No No No Y No No Yes 単位の変更 Y田 Yes Y"s 8・, η. 。 < e・<1 l 壬 η・ 。く 0・ 4 規模の収益 CRS CRS VRS 1995 年 12 月号

(

8

)

(

9

)

このように, CCR モデルのデータ領域は,従来の正 領域から拡張することができるのである. r 規模の収 益性 J の中の CRS は一定 (constant returns to scale) であることを, VRS は可変 (variablereturns to scale) であることを示す.

6

.

モデルの選択をめぐって DEA の適用に当たってモデルの選択は最も重要な 問題である.モデルの選択によって効率値が異なるか らである.領域限定法,コーンレイ、ンョ法,制御不能変 数,カテゴリ変数等の採用も現実的に必要であるが, ここでは基本的なモテ‘ル選定に当たって考慮すべきこ とをあげる.

6

.

1

生産可能集合の形状 CCR と CCRO モデルでは,効率的フロンティア においては規模の収益性が一定 (constant returns to scale=CRS) であると仮定している.それに対して BCC

,

BCCO ,加法,乗法モテルでは規模の収益性が 増加 (increasing=IRS) ,一定 (constant=CRS) ,減少 (decreasing=DRS) でありえるという仮定を用いてい る.入力と出力の対応に関する予備的調査,例えば回 帰分析, Cobb-Douglas 型分析,エキスパートの知識等 によって生産可能集合の形状が推定されるならば,そ れに最も適合した DEA モデルを採用する.ただし, 普通の回帰型の分析では 1 出力対多入力の関係を調 べるのに対して, DEA は多出力対多入力の対応を問 題にしていることに注意したい.

6

.

2

入力指向か出力指向か DEA の一つの目的は非効率的な事業体を効率的フ ロンティアに投影することである.そのために,入力 指向型一現状の出力レベルを最低限保証しながら入 力をできるだけ縮小する と,出力指向型一現状の入 BCCO 加法 乗法 Free Free Positive Semi- Free P国 ltlve positive Y田 Y田 No No Y田 No Y個 No Yes く l l 壬~. <∞ 7 節参照 7 節参照 VRS VRS VRS / 、 (9)

6

8

3

© 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(4)

力レベルでできるだけ出力を増加させるーがある.さ らに,加法型や乗数型のように,入力の剰余と出力の 不足を同時に対象とするモデルもある.

6

.

3

座標系に依存するかしないか 表 l から見られるように,効率測定値 g* (ηつをも つかもたないかで,モテ会ルを分類することができる. 効率値 0・はデータのもっている座標系によって決ま ることに先ず注意したい.例えば, CCR モデルでは効 率的フロンティアは断片的に線形な多様体からなり, それらはすべて原点を通る.したがって,原点の位置 は効率値 P を決める上で決定的な役割を持つ.

BCC

モテ、ルの効率的フロンティアは座標系とは独立である が, 効率値 P は入力データ (X) の原点、に依存する. 同じように,効率値 0・を採用するモデ、ルは本質的に 座標系に依存している.確かに,このタイプのモデル は効率値 0・の値の順 lこ事業体を並べることができる という利点をもっ. しかしながら,効率値 P は必ず しも完全な指標ではない.そこには入力の過剰や出力 の不足が反映されていないからである.これらの要素 は管理上重要な意味をもつものである. (この点に関 する解決策としては ([9]) を参照.

)

他方 11・をもたない加法モデルやその展開として の乗法モテソレは本質的に座標系から独立している.そ のため,座標系の平行移動(乗法モデルでは単位変換 )に対して不変である.これらのモデルでは事業体の 効率性を効率的フロンティアまでの 1

1

ノルムの最大 値によって測定するからである.これらのモデ.ルは効 率的フロンティアへの射影としての改善案を提示する が, g・のように,事業体を 1 次元にランクづける便利 な指標をもたない.このことが,歴史的な由来は別に して,

CCR

,

BCC といった P をもっモデルが多用 される一つの大きな理由である.しかし後で述べるよ うに新しい 1 次元的な効率性が提案されている.

6

.

4

データに基づくモデルの選択 表 l にモデルとデータの適合性が示した.この表 から加法モデルが最も広いデータ域をもっていること が分かる.更に,加法モデルは,どの入力(出力)項 目をも出力(入力)項目に変換できるという柔軟性を もっていることが次のようにして分かる.例えば,出 力 1 が小さいほど好ましいという性質のものとする. (消防署の効率性を評価するさいに出力に出火件数を 用いる場合等.

)

このようなとき , Y1.i の符号を変え て -Y1j

(

j

=

l ,..., n) とし,対応する制約式を

乞 (-Y1j)入1 一行

-Y1o

J=1 とする.これより,

I>山 +

Sy1

=

Y10

となり,この制約は入力制約の一部と見なすことがで きる.

6

.

5

入出力項目の選択 一般的に言えば,事業体の数 (n) に対して,入力数 (m) と出力数 (S) の和 (m

+

s) が少ないとき,多くの DMU が効率的となって,効率性の判別ができなくな る.そのようなときは,領域限定法やコーンレイショ 法等を用いて効率的な DMU を限定することもできる が, n は m+s より数倍であることが望ましい.入力 と出力の選択は DEA を成功させるための重要な要素 である.この点、に関しては,次のような手順をすすめ たい.最初は,重要と判断される比較的少数の入出力 項目を用いて分析する.次 iこ,次第に項目を増やして いき,追加項目の影響を確かめながら項目の増減を行 い,結論に達する.

6

.

6

多くのモデルを試みよ 予備的調査によっても,入力対出力の対応関係が確 認できない場合に,ただ一つのモデルに固執すること は危険である.そのようなときには,できるだけ多く のモデルを試み,その結果を比較検討し,エキスパー トの意見を参考にして結論を出すことが望ましい.

7

.

加法モヂルの展開

既に述べたように,加法モデルは広いデータ領域

(

t

r

a

n

s

l

a

t

i

o

n

invariance) と規模の収益性が可変である という意味で,適用性の広いモデ、ルで、ある.このモデ ルの展開について述べる.

7

.

1

重みつき加法モデル (7) の目的関数の代わりに,重み uら三 0 ,四 ν 主 0 をもとに次の目的関数を設定する. maxω::

8

X

,

+ω:8 I """'y""y

)

ハ U

I

(

仮に , Wy

=

0 とすれば,入力指向型加法モテ、ル(第 1 目的関数 max w;s:z:, 第 2 目的関数 max

e

T 8ν)

(5)

となり,ある意味で BCC モデルに対応する.なお, W

x

, ω 置の中に (8) の重みを組み込んでおけば,

u

n

i

t

s

mv乱nance である.

7

.

2

制御不能変数の処理 もしある入力(出力)項目が制御不能であれば,そ の項目に対するスラック Sxi (Sy ,) の値を初めからゼロ に設定しておけばよい. 同様に,上下限っきの変数も自由に設定することが できる.

7

.

3

効率性尺度の導入 加法モデルには 1 次元的な効率性尺度が欠けてい るという難点があるが,これを解決するためにいくつ かの方法が提案されている. (1)著者は [9) の展開として次の 2 つの尺度を提案 する. 。: [( 1

-岩石川 -d剖|

or-l-iJ2L+ 」2LiI

\eT(xo 一害) ,

e

T

(

y

-Yo)}

I Tこだし, ~

=

{

(

f

i

)

:主 min(x, j J

1

,..., n) ,

i

1

,...,

m}

,

y

=

{(弘) :ふ max(Y'j

J

1

, •

.

.

, π) ,

i

=

1 ,..., s} である.なお, eT(xο-~)=O ,

eT(y -Yo) =

0 のときは,対応する分数項はゼロ とする . DMU

o

が効率的のときのみ o = となり, O 壬 0 壬 l であり,この尺度も translation invariant で ある.また, ([7)) のような工夫をすれば unit

i

n

m

v

a

r

i

ance となる.

(

2) P

a

s

t

o

r

([6)) は次の尺度を提案している.

0・= 1 一件三γ 平凸オ川 S)

ただし,総和は S;i

>

0

,

s

;

i

>

0 の項のみについて取 る.この尺度も DMU。が効率的のときのみ 1 となり,

t

r

a

n

s

l

a

t

i

o

n

invariant かっ unit invariant である.

乗法モデルに対しでも同様な I 次元尺度を定義す ることができる.このような尺度の妥当性と現実的な 意義付けは今後の研究課題である.

1995 年 12 月号

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[10) 万根 薫「経営効率性の測定と改善」日科技連,

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[11) 万根薫 (1993) ,“DEA のモデルをめぐって,"オ ベレーションズ・リサーチ,

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参照

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