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浄性低洗 ゼオローラ とは C-C( 環状 C) ゼオローラ の構造式 ゼオローラ は 日本ゼオンと産業技術総合研究所が開発した炭素 フッ素 水素からなる不燃性のフッ素系溶剤で 環境への影響が極めて小さい溶剤です ゼオローラ シリーズにはゼオローラ との2グレードがあり 主にゼオローラ は溶剤用途

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(1)

本製品の開発は、開発当初(平成元年)から産業技術総合研究所(旧通産省

 工業技術院物質工学工業技術研究所)との共同研究で進めております。

本開発の一部はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)

 「リサイクル技術等実用化支援研究(㈼)」

(平成8年)

 「即効型提案公募事業

(3次補正)」

(平成10年)

 「地球環境保全開発費補助事業」

(平成12年)

  により行われました。

〒100-8246 東京都千代田区丸の内1-6-2(新丸の内センタービル) TEL03-3216-0542 FAX03-3216-1303

「ゼオローラH

®

/HTA」取り扱い上の注意

地球環境対応型フッ素系溶剤

●お取り扱いにあたり、SDSをご参照ください。 ●蒸気を長時間吸入すると呼吸困難に陥る恐れがありますので、有機ガス用防毒  マスクを着用してください。 ●皮膚、眼等に蒸気、液が直接接触しないよう、保護眼鏡、保護手袋等を着用して  ください。 ●皮膚に付着したときは、出来るだけ早く多量の水で洗い流してください。 ●目に入ったときには、流水で15分以上洗い、医師の手当を受けてください。

化学品事業部

*ゼオローラ®/ZEORORA®は日本ゼオン株式会社の登録商標です。 ●本カタログに記載した数値は標準試験法による代表的な数値であり、保証値ではありません。異なった条件下  で使用される製品にはそのまま適用できない場合もあります。 ●本製品は本カタログに記載の用途を目的として開発されたものです。その他の用途に使用する場合は、弊  社化学品事業部へ必ずお問い合せください。本資料に記載のデータは必ずしも十分とは言えませんので、  テストされる際には上記〈取り扱い上のご注意〉を厳守してください。 ●本カタログの内容は、改良のため予告なく変更することがありますので、ご了承ください。 ●本カタログに記載の製商品の取り扱いにあたっては、弊社化学品事業部に必ずお問い合せください。

ゼオローラ

®

H ゼオローラ

®

HTA

「ゼオローラ

®

」の受賞歴

「ゼオローラ®H」は米国環境保護局EPAの定めるSNAPで“Acceptable”(制限なしに生産 可能な物質) として認められています。 1998年  米環境保護庁成層圏  オゾン層保護賞 2000年  化学・バイオつくば賞 2000年  日本化学工業協会  技術賞環境技術賞 2003年  GSC賞環境大臣賞 2008年  日刊工業新聞社   オゾン層保護・地球  温暖化防止大賞 米環境保護庁成層圏 オゾン層保護賞 化学・バイオつくば賞 日本化学工業協会 技術賞環境技術賞 GSC賞環境大臣賞

SNAP

(特定フロン代替物リスト)収載

EPAオゾン層保護賞受賞

(2)

 ゼオローラ

®

は、日本ゼオンと産業技術総合研究所

が開発した炭素、フッ素、水素からなる不燃性のフッ素

系溶剤で、環境への影響が極めて小さい溶剤です。

 ゼオローラ

®

Hシリーズにはゼオローラ

®

Hとゼオロ

ーラ

®

HTAの2グレードがあり、主にゼオローラ

®

Hは

溶剤用途、ゼオローラ

®

HTAは洗浄剤用途に使用され

ています。

「ゼオローラ

®

H/HTA」の基本物性

「ゼオローラ

®

」とは

F F

F

F

F

F

F

H

H

H

「ゼオローラ

®

H」の構造式

C-HFC(環状HFC)

●沸点が82℃と比較的高く  揮発ロスを大幅低減可能 ●ランニングコスト低減 消防法:非危険物 ●蒸気洗浄可能 フッ素系・臭素系洗浄機の  踏襲が可能 ●液管理が容易 HCFC-225,nPBの 代替に最適 ● フッ素系オイル、シリコーン オイルも洗浄可能 オゾン層破壊係数ゼロ ●温暖化係数極小 ●TSCA、化審法、REACH収載

不燃性

ゼオローラ

®

H/HTA

高沸点

一 液

地球環境

対応

高溶解力

比重〔25℃〕 沸点(℃)〔25℃〕 粘度(mP・S)〔25℃〕 表面張力(mN/m)〔25℃〕 比熱(kJ/kg・K)〔25℃〕 蒸気圧(MPa)〔20℃〕 蒸発潜熱(kJ/kg)〔沸点〕 蒸気密度(air=1) 融点(℃) 引火点(℃) 爆発範囲(Vol%) 水への溶解度(g/100g水) 分解性(ARC試験) KB値 1.50 82.0 1.47 19.2 1.28(25℃) 0.0083 161 6.65 6~10 なし 4.9~12.9 ̶ ̶ 20 1.58 82.5 1.59 19.6 1.11(19℃)1.23(35℃) 0.0083 144 6.81 20.5 なし なし(82℃) 0.072 350℃まで分解なし 14

成  分

洗浄剤組成物

ゼオローラ

®

HTA

ゼオローラ

®

項  目

「ゼオローラ

®

H/HTA」の特徴

「ゼオローラ

®

HTA」の洗浄性イメージ図

ゼオローラ®HTA コ・ソルベント洗浄 HCFC-225 ゼオローラ®HTA洗浄

被洗浄物(加工油)

軽質

中質

重質

他社 HFC、HFE系溶剤

洗浄性

普通名・別名 構造式 オゾン破壊係数(ODP) 大気寿命(年)[IPCC AR5] GWP

(100Y, AR5)[IPCC AR5]

HFE

HFE-347pc-f CF3CH2OCF2CF2H 0 6.0 889

HFE

HFE-449s1 C4F90CH3 0 4.7 421

HFC

HFC-365mfc CF3CH2CF2CH3 0 8.7 804

HFC

HFC-43-10mee CF3CF2CHFCHFCF3 0 16.1 1650

HCFC

HCFC-225cb CCIF2CF2CHCIF 0.03 5.9 525

C-HFC

ゼオローラ

®

H

c-C5F7H3 0 2.8* 175**

* N.Zhang, et al, Chem. Phys. Lett,, 619(2015). 199-204 **A. Sekiya, JSPS, 155-104, April 2016.

分    類

「ゼオローラHシリーズ」の基本物性

フッ素系溶剤の対象法令

「ゼオローラ

®

H」の環境特性

名    称

オゾン層保護法 地球温暖化対策推進法 労働安全衛生法 PRTR法 消防法 HFE-449s1 非該当 非該当 非該当 非該当 非該当 HFC-43-10mee 非該当 該当 非該当 非該当 非該当 HCFC-225cb 特定化学物質 非該当 非該当 第1種指定化学物質 非該当

ゼオローラ

®

H/HTA

非該当 非該当 非該当 非該当 非該当

(3)

 ゼオローラ

®

は、日本ゼオンと産業技術総合研究所

が開発した炭素、フッ素、水素からなる不燃性のフッ素

系溶剤で、環境への影響が極めて小さい溶剤です。

 ゼオローラ

®

Hシリーズにはゼオローラ

®

Hとゼオロ

ーラ

®

HTAの2グレードがあり、主にゼオローラ

®

Hは

溶剤用途、ゼオローラ

®

HTAは洗浄剤用途に使用され

ています。

「ゼオローラ

®

H/HTA」の基本物性

「ゼオローラ

®

」とは

F F

F

F

F

F

F

H

H

H

「ゼオローラ

®

H」の構造式

C-HFC(環状HFC)

●沸点が82℃と比較的高く  揮発ロスを大幅低減可能 ●ランニングコスト低減 消防法:非危険物 ●蒸気洗浄可能 フッ素系・臭素系洗浄機の  踏襲が可能 ●液管理が容易 HCFC-225,nPBの 代替に最適 ● フッ素系オイル、シリコーン オイルも洗浄可能 オゾン層破壊係数ゼロ ●温暖化係数極小 ●TSCA、化審法、REACH収載

不燃性

ゼオローラ

®

H/HTA

高沸点

一 液

地球環境

対応

高溶解力

比重〔25℃〕 沸点(℃)〔25℃〕 粘度(mP・S)〔25℃〕 表面張力(mN/m)〔25℃〕 比熱(kJ/kg・K)〔25℃〕 蒸気圧(MPa)〔20℃〕 蒸発潜熱(kJ/kg)〔沸点〕 蒸気密度(air=1) 融点(℃) 引火点(℃) 爆発範囲(Vol%) 水への溶解度(g/100g水) 分解性(ARC試験) KB値 1.50 82.0 1.47 19.2 1.28(25℃) 0.0083 161 6.65 6~10 なし 4.9~12.9 ̶ ̶ 20 1.58 82.5 1.59 19.6 1.11(19℃)1.23(35℃) 0.0083 144 6.81 20.5 なし なし(82℃) 0.072 350℃まで分解なし 14

成  分

洗浄剤組成物

ゼオローラ

®

HTA

ゼオローラ

®

項  目

「ゼオローラ

®

H/HTA」の特徴

「ゼオローラ

®

HTA」の洗浄性イメージ図

ゼオローラ®HTA コ・ソルベント洗浄 HCFC-225 ゼオローラ®HTA洗浄

被洗浄物(加工油)

軽質

中質

重質

他社 HFC、HFE系溶剤

洗浄性

普通名・別名 構造式 オゾン破壊係数(ODP) 大気寿命(年)[IPCC AR5] GWP

(100Y, AR5)[IPCC AR5]

HFE

HFE-347pc-f CF3CH2OCF2CF2H 0 6.0 889

HFE

HFE-449s1 C4F90CH3 0 4.7 421

HFC

HFC-365mfc CF3CH2CF2CH3 0 8.7 804

HFC

HFC-43-10mee CF3CF2CHFCHFCF3 0 16.1 1650

HCFC

HCFC-225cb CCIF2CF2CHCIF 0.03 5.9 525

C-HFC

ゼオローラ

®

H

c-C5F7H3 0 2.8* 175**

* N.Zhang, et al, Chem. Phys. Lett,, 619(2015). 199-204 **A. Sekiya, JSPS, 155-104, April 2016.

分    類

「ゼオローラHシリーズ」の基本物性

フッ素系溶剤の対象法令

「ゼオローラ

®

H」の環境特性

名    称

オゾン層保護法 地球温暖化対策推進法 労働安全衛生法 PRTR法 消防法 HFE-449s1 非該当 非該当 非該当 非該当 非該当 HFC-43-10mee 非該当 該当 非該当 非該当 非該当 HCFC-225cb 特定化学物質 非該当 非該当 第1種指定化学物質 非該当

ゼオローラ

®

H/HTA

非該当 非該当 非該当 非該当 非該当

(4)

 ゼオローラ

®

HTA洗浄で軽質~中質の加工油を洗浄できます。さらに汚れ分に対する溶解性の高いソル

ベント(溶剤)で前洗浄してゼオローラ

®

HTA でリンス・乾燥を行うことでより高度な洗浄品質を得ることが

できます。

(コ・ソルベント洗浄:例えば炭化水素系洗浄剤などで洗浄した後に、ゼオローラ

®

HTAでリンス及

び精密乾燥仕上げを行うこと)

「ゼオローラ

®

H/HTA」の主な用途

エラストマー&プラスチックスへの影響

「ゼオローラ

®

HTA」の洗浄システム

「ゼオローラ

®

H」の毒性データ

魚類への影響 急性吸入毒性 急性経口毒性 変異原性試験 染色体異常試験 催奇形性 皮膚刺激性 眼刺激性 低魚毒性、魚体濃縮性なし LC50=14,213ppm(ラット4時間) LD50>2g/kg(ラット) 陰性 陰性(マウスの生体を用いた試験) 異常なし なし 弱い

洗浄剤

● 対 象 : 精密金属部品、電子部品・素子、セラミック部品、ガラス部品、レンズ ● 目 的 : 脱脂、液晶、フラックス、パーティクル、フッ素オイル、(未硬化)エポキシ樹脂、染料の除去。

反応・重合・電子材料溶剤

溶解物 : フッ素系樹脂目 的 : 撥水、撥油、潤滑、離型

フッ素系溶剤混合剤

目 的 : 溶解力の向上、不燃化、乾燥性改善 PPS PTFE PU ガラスエポキシ アクリル樹脂 CR NBR SBR フッ素ゴム シリコンゴム 0.0 0.1 8.4 0.0 --0.1 5.4 0.4 11.3 8.7 -0.4 0.0 2.5 -0.4 溶解 0.5 10.7 1.0 8.3 4.5 寸法変化率 (面積変化率%) 重量変化率(%) 試験片 ポリアセタール ポリスチレン ABS ポリカーボネート 軟質 PVC PE フェノール樹脂 硬質PVC ナイロン66 PP 0.0 0.0 3.4 0.0 0.1 0.5 -0.1 0.1 -0.3 0.1 0.3 0.1 0.1 0.2 -3.5 0.2 0.0 -1.9 0.0 0.3 寸法変化率 (面積変化率%) 重量変化率(%) 試験片 試験片:50×25×2mm 洗浄条件   ゼオローラ®HTA沸騰浸漬 5分 ⇒ 冷浴(25℃)浸漬 5分 ⇒ 蒸気洗浄 5分 測定条件   洗浄終了後5分以内に重量と縦×横幅を測定したABS、軟質硬質塩ビはn=2 他はn=1 水分分離器 循環ポンプ 濾過フィルター ヒーター 超音波 リ ン ス 洗  浄 蒸気洗浄~乾燥 P F H P F H H ① ② ③ ③

「ゼオローラ

®

HTA」による一液洗浄の例

洗浄方法 ①温浴での超音波洗浄により付着汚れを除去 ②冷浴での浸漬リンス洗浄とともに、蒸気洗浄効果を高めるためにワークを冷却 ③蒸気洗浄~液切り乾燥による精密に仕上げ 洗浄方法 ①炭化水素系洗浄剤などで被洗浄物の付着汚れを除去 ②「ゼオローラ®HTA」の液中に浸漬し、洗浄剤成分をリンス ③「ゼオローラ®HTA」による蒸気洗浄で仕上げ乾燥 ④「ゼオローラ®HTA」と洗浄剤成分は冷却比重分離と蒸留分離によって高純度・高効率のリサイクルが可能

洗浄システム

蒸 気 槽 冷 浴 槽 超音波 超音波 コソルベント槽 超音波槽

「ゼオローラ

®

HTA」によるコ・ソルベント洗浄の例

蒸留再生 コソルベント 分離槽 超音波 蒸留器 ヒーター H H H

ゼオローラ

®

HTA

ゼオローラ

®

HTA

炭化水素系洗浄剤

水分分離機

(5)

 ゼオローラ

®

HTA洗浄で軽質~中質の加工油を洗浄できます。さらに汚れ分に対する溶解性の高いソル

ベント(溶剤)で前洗浄してゼオローラ

®

HTA でリンス・乾燥を行うことでより高度な洗浄品質を得ることが

できます。

(コ・ソルベント洗浄:例えば炭化水素系洗浄剤などで洗浄した後に、ゼオローラ

®

HTAでリンス及

び精密乾燥仕上げを行うこと)

「ゼオローラ

®

H/HTA」の主な用途

エラストマー&プラスチックスへの影響

「ゼオローラ

®

HTA」の洗浄システム

「ゼオローラ

®

H」の毒性データ

魚類への影響 急性吸入毒性 急性経口毒性 変異原性試験 染色体異常試験 催奇形性 皮膚刺激性 眼刺激性 低魚毒性、魚体濃縮性なし LC50=14,213ppm(ラット4時間) LD50>2g/kg(ラット) 陰性 陰性(マウスの生体を用いた試験) 異常なし なし 弱い

洗浄剤

● 対 象 : 精密金属部品、電子部品・素子、セラミック部品、ガラス部品、レンズ ● 目 的 : 脱脂、液晶、フラックス、パーティクル、フッ素オイル、(未硬化)エポキシ樹脂、染料の除去。

反応・重合・電子材料溶剤

溶解物 : フッ素系樹脂目 的 : 撥水、撥油、潤滑、離型

フッ素系溶剤混合剤

目 的 : 溶解力の向上、不燃化、乾燥性改善 PPS PTFE PU ガラスエポキシ アクリル樹脂 CR NBR SBR フッ素ゴム シリコンゴム 0.0 0.1 8.4 0.0 --0.1 5.4 0.4 11.3 8.7 -0.4 0.0 2.5 -0.4 溶解 0.5 10.7 1.0 8.3 4.5 寸法変化率 (面積変化率%) 重量変化率(%) 試験片 ポリアセタール ポリスチレン ABS ポリカーボネート 軟質 PVC PE フェノール樹脂 硬質PVC ナイロン66 PP 0.0 0.0 3.4 0.0 0.1 0.5 -0.1 0.1 -0.3 0.1 0.3 0.1 0.1 0.2 -3.5 0.2 0.0 -1.9 0.0 0.3 寸法変化率 (面積変化率%) 重量変化率(%) 試験片 試験片:50×25×2mm 洗浄条件   ゼオローラ®HTA沸騰浸漬 5分 ⇒ 冷浴(25℃)浸漬 5分 ⇒ 蒸気洗浄 5分 測定条件   洗浄終了後5分以内に重量と縦×横幅を測定したABS、軟質硬質塩ビはn=2 他はn=1 水分分離器 循環ポンプ 濾過フィルター ヒーター 超音波 リ ン ス 洗  浄 蒸気洗浄~乾燥 P F H P F H H ① ② ③ ③

「ゼオローラ

®

HTA」による一液洗浄の例

洗浄方法 ①温浴での超音波洗浄により付着汚れを除去 ②冷浴での浸漬リンス洗浄とともに、蒸気洗浄効果を高めるためにワークを冷却 ③蒸気洗浄~液切り乾燥による精密に仕上げ 洗浄方法 ①炭化水素系洗浄剤などで被洗浄物の付着汚れを除去 ②「ゼオローラ®HTA」の液中に浸漬し、洗浄剤成分をリンス ③「ゼオローラ®HTA」による蒸気洗浄で仕上げ乾燥 ④「ゼオローラ®HTA」と洗浄剤成分は冷却比重分離と蒸留分離によって高純度・高効率のリサイクルが可能

洗浄システム

蒸 気 槽 冷 浴 槽 超音波 超音波 コソルベント槽 超音波槽

「ゼオローラ

®

HTA」によるコ・ソルベント洗浄の例

蒸留再生 コソルベント 分離槽 超音波 蒸留器 ヒーター H H H

ゼオローラ

®

HTA

ゼオローラ

®

HTA

炭化水素系洗浄剤

水分分離機

(6)

技術サポート体制

環境への排出量を大幅削減―コストと環境対策を両立―

ダフニーパンチオイル G-6050 G-6040 C-126 P-1600 ヒマシ油 オリーブ油 25℃ 100 2.8 3.0 × 5.9 × × 沸点 100 5.2 6.7 × 9.3 × × 40℃ 100 3.3 3.7 × 7.2 × × 25℃ 100 1.9 2.3 × 5.8 × × 沸点 100 4.4 5.6 × 8.6 × × 40℃ 100 2.7 3.5 × 6.8 × × 25℃ 100 3.5 2.9 100 4.5 0.6 0.2 25℃ 100 100 100 100 100 100 100 沸点 100 100 100 100 100 6.9 3.8 40℃ 100 5.4 3.6 100 5.4 1.0 0.7 HFE-449s1+IPA HFE-449s1 ゼオローラ®HTA HCFC-225 項  目 ダフニーパンチオイル G-6050 G-6040 C-126 アンチラストP-1600 ヒマシ油 オリーブ油 品  名 出光興産 日本工作油 日本工作油 日本工作油 日石三菱 関東化学の試薬 関東化学の試薬 打抜き油 打抜き油 打抜き油 切削油 防錆油 植物系油 植物系油 1.06 3.43 5.17 20 極圧添加剤(リン) 油性剤、塩素化合物、防錆添加剤、防蝕剤 塩素化合物 セミドライタイプ、脂肪酸エステル系 メーカー 分 類 動粘度(40℃) 添加剤・その他備考

洗浄後の状態

洗浄前の状態

シリコーングリスG40シリーズ(信越化学工業製 高温潤滑用)超音波洗浄 50℃×1分

ゼオローラ

®

HTA

HFE-449s1+IPA

HFC-43-10mee+EtOH

n-デカン

IPA

HCFC-225

酢酸エチル

結  果 洗浄良好 溶解除去可 洗浄NG 溶解できず 洗浄NG 溶解できず 洗浄NG 溶解できず 洗浄NG 溶解できず 洗浄良好 溶解除去可 洗浄良好 溶解除去可 JU-R2S (弘輝) 鉛フリー 対応 JU-41P (弘輝) 印刷タイプ JU-100-5 (弘輝) 高速ディスペンサ 対応 ゼオローラ®HTA HFE-449s1 HCFC-225

 フッ素系溶剤は、ランニングコスト低減のためにも、環境保全のためにも環境への排出ロスを極力晴らすことが求

められます。

「ゼオローラ

®

HTA」のリフラックス時の消耗はHCFC-225の約1/3となるほか、他のフッ素系・塩素系

溶剤に比較しても液の消耗量は大幅に削減できます。

消耗量比較(蒸気洗浄モデル)

洗浄事例

シリコーングリスの洗浄

エポキシ樹脂の洗浄

塩化メチレン

HFE-569sf2

HFE-449s1

HFC43-10mee

HCFC-225

ゼオローラ

®

HTA

0

50

100

150

200

250

300

350

相対消耗量

ゼオンでは川崎の総合開発センター内に洗浄実験室を設置し、専門の 技術者による洗浄評価・技術サポート体制を整えています。 溶剤100gに溶解する 各種油のg数 100は相溶を意味する

プリンターローラー

ベアリング

リードフレーム

ハードディスク部品

各種金属電子部品

ポリゴンミラー

(7)

技術サポート体制

環境への排出量を大幅削減―コストと環境対策を両立―

ダフニーパンチオイル G-6050 G-6040 C-126 P-1600 ヒマシ油 オリーブ油 25℃ 100 2.8 3.0 × 5.9 × × 沸点 100 5.2 6.7 × 9.3 × × 40℃ 100 3.3 3.7 × 7.2 × × 25℃ 100 1.9 2.3 × 5.8 × × 沸点 100 4.4 5.6 × 8.6 × × 40℃ 100 2.7 3.5 × 6.8 × × 25℃ 100 3.5 2.9 100 4.5 0.6 0.2 25℃ 100 100 100 100 100 100 100 沸点 100 100 100 100 100 6.9 3.8 40℃ 100 5.4 3.6 100 5.4 1.0 0.7 HFE-449s1+IPA HFE-449s1 ゼオローラ®HTA HCFC-225 項  目 ダフニーパンチオイル G-6050 G-6040 C-126 アンチラストP-1600 ヒマシ油 オリーブ油 品  名 出光興産 日本工作油 日本工作油 日本工作油 日石三菱 関東化学の試薬 関東化学の試薬 打抜き油 打抜き油 打抜き油 切削油 防錆油 植物系油 植物系油 1.06 3.43 5.17 20 極圧添加剤(リン) 油性剤、塩素化合物、防錆添加剤、防蝕剤 塩素化合物 セミドライタイプ、脂肪酸エステル系 メーカー 分 類 動粘度(40℃) 添加剤・その他備考

洗浄後の状態

洗浄前の状態

シリコーングリスG40シリーズ(信越化学工業製 高温潤滑用)超音波洗浄 50℃×1分

ゼオローラ

®

HTA

HFE-449s1+IPA

HFC-43-10mee+EtOH

n-デカン

IPA

HCFC-225

酢酸エチル

結  果 洗浄良好 溶解除去可 洗浄NG 溶解できず 洗浄NG 溶解できず 洗浄NG 溶解できず 洗浄NG 溶解できず 洗浄良好 溶解除去可 洗浄良好 溶解除去可 JU-R2S (弘輝) 鉛フリー 対応 JU-41P (弘輝) 印刷タイプ JU-100-5 (弘輝) 高速ディスペンサ 対応 ゼオローラ®HTA HFE-449s1 HCFC-225

 フッ素系溶剤は、ランニングコスト低減のためにも、環境保全のためにも環境への排出ロスを極力晴らすことが求

められます。

「ゼオローラ

®

HTA」のリフラックス時の消耗はHCFC-225の約1/3となるほか、他のフッ素系・塩素系

溶剤に比較しても液の消耗量は大幅に削減できます。

消耗量比較(蒸気洗浄モデル)

洗浄事例

シリコーングリスの洗浄

エポキシ樹脂の洗浄

塩化メチレン

HFE-569sf2

HFE-449s1

HFC43-10mee

HCFC-225

ゼオローラ

®

HTA

0

50

100

150

200

250

300

350

相対消耗量

ゼオンでは川崎の総合開発センター内に洗浄実験室を設置し、専門の 技術者による洗浄評価・技術サポート体制を整えています。 溶剤100gに溶解する 各種油のg数 100は相溶を意味する

プリンターローラー

ベアリング

リードフレーム

ハードディスク部品

各種金属電子部品

ポリゴンミラー

(8)

本製品の開発は、開発当初(平成元年)から産業技術総合研究所(旧通産省

 工業技術院物質工学工業技術研究所)との共同研究で進めております。

本開発の一部はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)

 「リサイクル技術等実用化支援研究(㈼)」

(平成8年)

 「即効型提案公募事業

(3次補正)」

(平成10年)

 「地球環境保全開発費補助事業」

(平成12年)

  により行われました。

〒100-8246 東京都千代田区丸の内1-6-2(新丸の内センタービル) TEL03-3216-0542 FAX03-3216-1303

「ゼオローラH

®

/HTA」取り扱い上の注意

地球環境対応型フッ素系溶剤

●お取り扱いにあたり、SDSをご参照ください。 ●蒸気を長時間吸入すると呼吸困難に陥る恐れがありますので、有機ガス用防毒  マスクを着用してください。 ●皮膚、眼等に蒸気、液が直接接触しないよう、保護眼鏡、保護手袋等を着用して  ください。 ●皮膚に付着したときは、出来るだけ早く多量の水で洗い流してください。 ●目に入ったときには、流水で15分以上洗い、医師の手当を受けてください。

化学品事業部

*ゼオローラ®/ZEORORA®は日本ゼオン株式会社の登録商標です。 ●本カタログに記載した数値は標準試験法による代表的な数値であり、保証値ではありません。異なった条件下  で使用される製品にはそのまま適用できない場合もあります。 ●本製品は本カタログに記載の用途を目的として開発されたものです。その他の用途に使用する場合は、弊  社化学品事業部へ必ずお問い合せください。本資料に記載のデータは必ずしも十分とは言えませんので、  テストされる際には上記〈取り扱い上のご注意〉を厳守してください。 ●本カタログの内容は、改良のため予告なく変更することがありますので、ご了承ください。 ●本カタログに記載の製商品の取り扱いにあたっては、弊社化学品事業部に必ずお問い合せください。

ゼオローラ

®

H ゼオローラ

®

HTA

「ゼオローラ

®

」の受賞歴

「ゼオローラ®H」は米国環境保護局EPAの定めるSNAPで“Acceptable”(制限なしに生産 可能な物質) として認められています。 1998年  米環境保護庁成層圏  オゾン層保護賞 2000年  化学・バイオつくば賞 2000年  日本化学工業協会  技術賞環境技術賞 2003年  GSC賞環境大臣賞 2008年  日刊工業新聞社   オゾン層保護・地球  温暖化防止大賞 米環境保護庁成層圏 オゾン層保護賞 化学・バイオつくば賞 日本化学工業協会 技術賞環境技術賞 GSC賞環境大臣賞

SNAP

(特定フロン代替物リスト)収載

EPAオゾン層保護賞受賞

参照

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