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「海洋都市横浜うみ博2018」に おける船模型展示

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写真 1 和船模型 3 点、中国船模型 1 点の船舶模型を展示

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「海洋都市横浜 うみ博 2018」に おける船模型展示

期間:2018年7月21日(土)~7月22日(日)

会場:横浜港 大さん橋ホール神奈川大学ブース

TOPICS

「展示」

日本常民文化研究所

 2018年7月21日・22日の両日、海洋都市横浜うみ博協議会が主催する「海洋都市横浜 うみ博

2018」に、本研究所が所蔵する船舶模型を出展した。昨年に続き2回目の出展で、展示場所は昨年

の奥まった位置から、入り口に最も近い場所となり、展示スペースも広い部分が割り当てられた。

それに合わせて展示内容も充実したものとした。

 今回は展示テーマを「順風満帆 千石船」とし、上方から江戸に多くの物資を輸送した「菱垣廻

和船模型の展示とワークショップ

 

昆 政明

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写真 2 新たに御座船(20 分の 1 )模型を展示 写真 3 菱垣廻船の帆の上げ下ろしも体験

写真 4 展示ブースでは折り紙で帆掛け船を作った 写真 5 ワークショップでは、帆掛け船の解説と、作った船 を水に浮かべ走らせた

35 日本常民文化研究所年報 2018

「海洋都市横浜 うみ博 2018」における船模型展示

船」10分の1模型をはじめ、本研究所昆政明所員が関わった、旧みちのく北方漁船博物館が建造 し帆走実験を行った、実物大復元弁才船「みちのく丸」の実験帆走に関する写真パネルやビデオ映 像も紹介し、和船の帆走性能の高さを紹介した。昨年も展示した中国船の模型に合わせて、今回は 江戸湾で使用され、主に房総半島方面の物資輸送に活躍した五大力船、西国大名の参勤交代に使用 された御座船の模型も展示した。

 これらの和船模型は、和船模型製作者として「現代の名工」にも選出された近藤友一郎氏の製作 によるもので、旧近藤和船研究所が所蔵していたものである。今回は、展示された菱垣廻船模型を 使用し、帆の上げ下ろし体験も行った。精巧に作られており、慎重な操作が必要であるが、弁才船 の特徴である大型の一枚帆が帆柱の先端に取り付けられた蟬(滑車)を通して身縄を引くことに よって、帆桁に取り付けられた帆の上げ下げを見ることができ、見学の方々にとって貴重な機会と なった。

 また、体験型イベントとして「折り紙で帆掛け船を作ろう!」を開催、多くの参加者で賑った。

22日には、これとは別に、共用ワークコーナーのワークショップとして「折り紙で帆掛け船を作 ろう!」を2回にわたって開催した。これでは帆船が進む原理を映像を利用して解説した後、折り 紙で帆船を作って水に浮かべ、風を送って動かし、風の力を体験した。体験型イベントには歴史民 俗資料学研究科の院生が大活躍し、模型の搬出搬入準備や展示、帆の上げ下ろし体験、展示模型解 説には前回同様、昆研究室で開催している勉強会の参加者で構成される和船研究会の協力を得た。

参照

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