史資料ハブ/シンポジウム/〈残された声〉がもたらす豊穣
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本日は、土曜日にも拘わらずお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
史資料ハブ地域文化研究拠点の拠点リーダーとして、皆さまをこうしてお迎えできることを、
大変喜ばしく思います。わけてもドクター・パークスは、イギリスより遠路はるばるお越しいた だきました。心より歓迎申し上げます。
私どもの「史資料ハブ地域文化研究拠点」の活動分野は、研究と研究事業の両翼に及んでおり ます。その目指すところは、お手元の拠点パンフレットに示されておりますように、日本におけ るアジア・アフリカ地域研究の史資料基盤を整備するとともに、新しい時代に対応しうるような 地域文化研究の創出にあります。
その最大の特徴は、史資料を従来のように収奪型の方法によってではなく、現地や国際機関と の協働により共有・保存し、その活用を図るところにあります。
私どものプロジェクトが
2002
年10
月に開始されてから、2
年余が経過いたしました。先月、今年春に行われました文部科学省と日本学術振興会による中間評価の結果が公表されました。幸 いなことに、私どもの拠点の活動は非常に高い評価を得ることが出来ました。非収奪型の史資料 収集事業に依拠した地域文化研究の展開、という私たちが掲げる活動理念が評価され、大変嬉し く思っております。今後とも、事業目標の達成のために邁進して行く所存でございます。
本日は、オーラル・アーカイヴ班の活動の一環として、
2003
年3
月に引き続き、非文字史料、わけても音声や記憶により留められる史料を主題としたシンポジウムを開催する運びとなりま した。私どもの拠点が、考究対象とする史資料は、単に印刷媒体にとどまりません。オーラル・
アーカイヴ班の活動は、その中核を担うものであります。私も大いに期待して、皆さまの御報告 と御議論を拝聴したいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、ご挨拶に代えさせていただきます。
開会の挨拶
藤井毅
F U J I I Ta k e s h i(拠点代表/東京外国語大学・教授)