︹一
︺序
円 二 υ
本 ・
円 = 一 ︺
結
門 一
︺
序
資本主義の統制経済ヘ の護展の理論的考察
大
具店
J l l
勝
論
︵
IV
統制経済の概観
︵百且︶資本主義の議反に就いて
?
1
︶濁占資本主義成立の必然性︵E
V
弱点資本主義の諸問題
︵亜︶狗占下に於ける恐慌主戦争
資本主義の計量化と恐慌兎阪
( 4 ) 論 論
: 論 統 制 経 講 の 概 観 現代の世界経消の動向は︑一般に統制経済へと控行しつAある︒併し乍ら︑未だそO緒に就いたばか
PD
扶態
にあ
る統
・制
控
情︒本質を把握することは甚だ困難なるを琵かれぬ︒故に先づ統制経済の必然性を解明し・それを・通して本質を把鍋するであ
らう・弐に統制経済の必然性に封ずる見解を極く簡単に趨ぺる@先づ統制経済は資本主議設展︒必然的時結なりと規定する︒
更に詳言すれば
a
調占資本主義の下に於ける深刻一夜る世界浪慌に謝する園家主義的克服策としての・国民経済の自足化︑又はプロック経済の建設のために必然的に要求される陀至ったものであると解する︒査し︑調占資本主義は︑農業資本主義の矛盾
を止揚せんがために出現したもDとは言へ︑資本主義の一議展段階に過ぎざる以上︑それが資本主義の本質的矛盾を内包する ハ
I υ
は常然のととであり︑然も︑後趨O如くその矛盾
bE
損犬再生産せるものに他ならなかった︒市して.そ白結果は猫占資本主義
郎ち帝園主蒜段階への護展と−なり︑控に彼の世界大鞍を勃笹せしめるに護ったのである︒
併し乍ら︑世界大戦はその矛盾を止揚する
E
とろか︑益々それぞ蹟大し︑その結果は︑世界恐慌を勃琵せしめ︑現に︑費本 主義は常その飴鴨に鴨ぎつLある眠態である・然も此の恐慌は従来の如き自動的回復力を布せざるは勿論︑益A
激化せんとずる傾向にあった︒それ故何等かの針策を議ぜざれば︑資本主義は遂に崩壊の危機に瀕ナるでるらうととは明かである︒此
m k
於て先づ恐慌針策として現はれたものは︑園際主義的それである︒即ち︑園際カルテル・トラストの形成による掲占資
本主義園聞の競争排除を主眼とするものであるが︑現震の園家的利害の劃立のため︑成功乞見る能はや︑翠たる一片の理想的
政策として︑その影を設するに至った︒
此鹿に於て︑第二の恐慌酎策として現はれたもむは︑凡そ前者とは封脈的友る国家主義的方策剖ち︑国民経済の白足化.若
しくはプロック経済建設に依るものである.而して.
2
は枇界恐慌の渦中より園民経慣を救済することを目的とするものであるが各国に於て之を議行するためには︑種々なる封内的︑割外的摩擦を伴ふことは明かである︒︵即ち・外因商品排除のため
の高率闘税及び輸入制限︑経情的支配領域の獲得・その結果たる戦争︑国民経済の再編成等々﹀︒以上の如く種々なる政治的及
び経済的摩擦を克服しつL︑園民経摘の白日応化或はプロック経情建設の目的を賓現せんがために︑と
a A
に︑園家標力による統c
制経済が必然的に要求されるに至ったのである︒
然らば︑かhる統制軽減問は本質的に︑資本主義と矛盾するものたりや否や?が問題となるであらう︒而して︑前越の如く統
制経憤は一関資本主義の世界恐慌克服を目的として必然的に現はれたものである以上︑費生論的見地よりは何等矛盾するもの
にあら歩と云ひ得るであらう︒併し︑事物の棋院生論的説明は必歩しも現貰に於ける共物の本質を明かにするも白ではない︒
事賞︑統制粧慣は・始強的には恐慌克服部ち︑一関資本主義の更生を目的として現はれたのであるがその設展過程に於て生
ヒたる種々の矛盾の結果現在の統制経諦は︑−資本主義の地盤に立脚するものとは一五へ.その本質的制徴に封して種々の制約を
加へ つ
Lある︒偏して.本論は此の統制経済と資本主義との本質的関係を解明する事が.究極の目的であるが︑そとに到るた
めには︑先づ資本主義の統制経掛への護展の必然性を研究すぺきであらう︒
︵
E
︶資本町主義の費展に就いて以上の如く︑統制経済をば.濁占資本主義の下に於ける︑世界恐慌花封ずる︑国家主義的克服策としての闘民経済の白足化 又はプロック経済の確立に闘聯せしめて把握したのであるが︑斯くの如く統制盤情を以て資本主義護展の一必然的蹄結と看倣す 場合︑統制経済其物の必然性を解明する準備工作として︑先づ第一に費本主義の殻展を理論的に把撞しなければかはらね︒而し て︑此事は資本主義の本質論にまで遡る必要があるであらう︒抑︑資本主義は︑常に議展し
O Lある歴史的貿在であるが故氏 その本質を把握するととは至難であるaしかし︑一般には資本主義を商業費本主義︑産業資本主義及び猫占資本主義の三つの 段階に分類して︑その各々の特徴を把握するととが行ばれてゐる︒しかし・今資本主義をば睦史的縮瞳物として観察せんとす る場合︑以上三つの類型の何れかをとるととに依って︑その本質は麗らぢるを得ない︒先づ︑商業資本主義は歴史的に見て資 本主義の初期に嘗りそれ故︑極々の封建的︵中世的﹀接持を含み︑且資本主一説務展の準備的段階と見られる要素か少からや存 在
L
てゐるが故に之をぽ純粋の資本主義の範曙より一臆除外して考へることが出来るが︑後のごつは何れを資本主義の本然の 姿と見るべきかは︑拘論議め余地ありと忠ふ︒一般には産業資本主義を以て︑資本主誌の理想的典型とたず就が行ほれてゐる ゃうであるが︑とれは再考ずぺ雪であると思ふ︒何故なれば最高度に韓民せる資本主義の袋織とも去ふペ寄金融資本の如き
c 6 )
は.明に調占資本主載の産物に属するものでb
るか
ら︒
それ故とLに於ては産業資本主義と樹占資本主義に共通する要素
b h
以て︑歴史的組臆物たる資本主義也本質と宥倣すととにする︒かく見来れば︑資本主義の本質をぽ弐の如︿規定し得るであらう︒即ち﹁それは倭利主義
i
費本家D無限たる利潤鎧及ーを可能たらしめる階級的樹立を内包ずる商品生産関係であるにと︒共わ他︑−資本主義円本質的特徴として技術及び法 制が揖げられる︑前者は︑所謂﹁客観化せる震の技術﹂マあ勢︑後者は︑私宥制岐を恭礎とする産業自由制度等である︒しか
し︑之等は蘭越せる資本主義の本質たる階観封立を内包する商品生産関係の確立及びその稜展を可能ならしめるための基礎
的要素たるに過ずない︒
斯くの如く︑資本主義白木質を規定する場合︑それから弐の如き世帯買を演緯し得るであらう︒即ち︑資本主義の本質たる皆
利主義そ指準原理とする商品生産関係口下に於ては︑必然的に無政府的生露が支配的で
b
るとと︑並に私有制度を基礎とする現代社曾にあっては︑各側関経梢︿家計︶に於ける消費は或開度合理的に行はれ℃ゐるであらうが︑枇曾金鰐としての常費は
全く無秩序︑旦無組織的であるととである︒との無政府的生奈良び無計霊的消費といふ事賓がらして︑生産と消費との不均衛
費生の可能性を見得る︒加之前述せる︑資本主義の本質的一一嬰素たる階級的劃立の上に枇曾的分配闘係が置かれてゐること
から営然︑枇舎生恋物に封ずる分醍の不平等がや一︑ずる︒而して此の事賓は.資本の増殖力印生産力O増大に潤する世稼大索︒
購買力の相封的減少となって現はれる︒かくして︑前速の生産と消費との単純なる予居の可能性と比の生産力の増大に釘する
購買力の相射的減少の必然性とが綜合されてとLに資本主義的矛盾に基づく過剰生産の必然性が演樺される︒而してと白揖剰
年産は恐慌といふ現象形態をとって爆議するのである︒か︿の如く︑過剰生産
l
恐協は養木主義の本質的矛盾より生ヂるものなるが故に︑資本主義の本質が開化せざる限り︑邸ち資本主義の存靖国する院
H9
.その費生の必然性を宿する︑恰も︑資本主識の蓮命とも言ふべきものである︒而して資本主義の本質的矛盾に鴎困ずる過剰生産は恐慌たる現象形態を取りて爆殺し︑そ
れに依って一旦矛盾を止揚する︒間ち︑恐慌の際︑物債は暴蕗し︑資本主義の生命とも一再ふべき揖臨再生産は一時中崎され︑
弱小企業は金融難に盤つ℃破産するもの多︿︑その結問木︑生産力の破壊収縮作用が行はれ︑生涯と消費とは漸次均衡を回復
し生産活動は再び上昇するのであるが︑之は叉矛盾の始盤的原閃となる︒即ち︑恐慌及び不況期聞に於では︑破廃せる弱小企
業が大企業に併合され所謂費本集中が促遣される︒叉︑低債格に劃して︑有利なる生産を行ふため院は生産費の低下校計らね
ばならむが︑かLる不況期
κ
は︑一般に金利の閥係上︑長期資本を徴建し℃生産設備の改良を行ふことは困時であるから専ら賃銀の引下及び格働者解雇に之りて之を行はゐとする︒その結果は資本主義の本質的時徴たる階級的矛盾をば益身激化せ
しめる︒即ち不況期に於ける.勢働宰議の頻穫は︑資本家が恐慌によろ損害を弊働者に轄嫁せしめんとすることを最も雄鶏に 物語るものであらう︒又︑恐慌を通して行はれる資本集中は生産力の︑更に高度友る穂展在費す源泉となる@それ故一般に費 木主義は恐慌を契機として韓民すると去はれるのは之がためである︒しかし︑恐慌は︑他面に於て新しき過剰生産の矛盾をぽ 更に損大再生産する契般会−なるが故に︑巌密に云へば﹁資木主義は恐慌を遇してその本質的矛盾の止揚とその蹟大再生産とを
繰り返しつ主︑護展するものなりごと規定し得るであらう︒
か︿して︑我々は先づ︑費本主義の本質白杷握より始め︑それが必然的に過剰生産の矛盾即恐慌を創歯するものでるり.且 との矛盾を過して一資本主義をれ自身が殻展するものであ↑るととを理論的に解明したのである︒
とLK於て︑我々は此の一般的抽象論を現質的理論K関聯せしめつL︑費本主義の歴史的種展を解明し以て︑資本主義の統 制粧情への稜民の必然性を把握せんと企闘するものである︒先づ︑その第一段階として潤占資本主義成立の必然性を女に略越
c 8 )
ずる
︒
︹ 一 一
︺
本
論
謂占資本主義成立の必然性
自由競争卸無政府的生産が典型的に行はれてゐた︑産業資本主義時代に於℃は︑企業の規模も一般に余り大きく・泣く︑資本 の有機的構成も低︿︑それ故費本の移動も容易に行はれてゐたため
t
各産業部門間の利潤寧も大醐閥︑平均化される欣態であ︒
た︒それ故︑好景誌の際たさは.企業の敦が飛躍的に増加し過剰生産を促進する傾向が顕著であった事は敵洲に於いて十九世 紀の一初期から約十年を週期として恐慌が護生した事置に徴して明かなととである︒か
Lる過剰生産の危般を字む激烈なる自由
競争の渦中にあって︑向且︑利潤追及を可能ならしめる方法は﹁生産費の低下﹂と﹁大量生産﹂とを行ふ乙と以外には友い︒
而して︑との両者は優秀なる生産技術の採用に依って.一義的に解決される︒故に各企業は相封的生産費の低下を計らむがた
︵ I
﹀め︑争ふて優秀なる生産技術
D採用を行ふ︒而して︑その結果は弐の重要なる三つの現象を招来するであらろ︒即ち︑其れは 費本の有機的構成の高度化︑温剰持働及び過剰生産の蹟大化である︒市して︑共等は各
K樹立せる現象ではたく・相互関聯性 を有するものであるが故に︑一括して略述する︒以上の如く各企業の相封的生産費の低下を計からむがための優秀なる生産技 術の採用は︑結局勢働工程の機械化といふととに蹄指する︑即ち︑との事置は軽部局面に於いては勢働力に劃する機械設備の 相劉的増大でるり︑企業聞に於ては︑費本の有機的構成の高度化︑又は流動資本に封する回定資本の相封的増加といふ形態を とってあらはれる︒叉他方に於ては︑前龍の如︿持働力に劃する機械の代置の結果過剰葬働の現象となって現れる︒且又 相封的生産費の低下手段としての弊賃切下が行はれる結果︑勢働者階級の生活水準は益々低下する傾向がある︒又生産技術の 改良の結果生産力は飛躍的に増大し生産費も減少し
E
債格もそれに臨巳て低下するであらうが︑勢賃の引下による枇合勤持 大衆の購買力はそれに伴はや樋剰生産の傾向は毎々損大される︒かくして︑一度恐慌が勃費するや︑それは大規模化し︑叉深 刻化ずる傾向を有す︒此底w h
於いて︑我々は産業資本主義時代
C
初期乃至中期に於ける恐慌と後期比於けるそれとを比較して 見る必要がある︒産業資本主義の初期乃至中期に於ては︑一般に企業の規模が小でるり即ち資本的有機的構成が低度であり︑且又誇穿制度即ち株式曾祉制度が普及してゐなかったとと
L
︑世曾の資本蓄積力が比較的低かった事等からして産業と銀行と の閥係が飴り緊密化せや換言すれば︑銀行は産業に艶して単に鮪期信用即流動資本を供給するに止り︑長期信用の授輿にまで稜展し得たかった︒か
Lv
qm
肌態に於ては調剰生産の現象が現はれるや斉や銀行は自己の地位を防衛せんがために直ちに短期信 用の回牧と貸出利率の引上とを断行し共の結呆は︑損張再生産の突護的中断即ち恐慌の勃琵を促進せしめる因子となった︒
従って︑恐慌は物債暴落と︑金融難による弱躍企業の破産といふ形態を取って現はれる︒又営時の企業は︑一般に資本構成が 低度であり︑大規模なる固定生産設備そ擁せ示︑従って直捷費が生産費の犬部分を占めてゐたから︑共等の企業は恐慌時の物 債暴落及びそれに績く不況期の低債絡に釘して︑直ちに生産力を収縮し得る︒市して︑との生産力の牧縮と物債暴落による需 要増加とは相侠って︑生産と泊費との矛盾は恐慌に依って一躍止揚され︑開者は可及的に均衡を回復するに至る︒換言すれば
か込る時代の恐慌は自動調節方を有するのである︒
併し乍ら︑産業資本時代の後期に於ける恐慌の形態は前錨の如き初期乃至中期のそれとは著しく異なる︒而してそれは自由
競争に依る資本主義の内容的措理化に蹄因するものに他ならぬ︒卸ち資本主義が恐慌を泊して護展して行くに従ぴ︑資本集中が
蹟大され︑経営は大規模化し・費本構成は高度化する︒而して企業は此の豆額の固定資本をば株式曾批制度に依り︑庚く一般
枇曾の投資品ぬから徴建するのであるが︑産業資本主義の護展と共に加蓮度的に増殖された資本は一先づ︑−資本主義吐舎の賓庫
たち銀行に集中される︒而して銀行は此の集中された貨幣資本在以て︑企業に投資し℃増殖を計る︑又は株式曾吐たゐ企業の
資本徴建即ち株式溌行を引受け︑将来の利潤の資本化に基づく︑所謂創立利得を確保する等︑銀行と企業と
ρ
開係は株式制度友るものを過して頓に緊密D度を加へる︒而してと
L K銀行資本と産業資本との融合より成る金融資本の萌芽を見絹るのであ
る︒かくして︑銀行から多額の長期資本の金融を得た企業は之を生産設備に固定して.以て費本の移動を困難ならしむるが︑
此の間定費本の増加は生産力の飛躍的増大を可能ならしめる︑又一方資本構成の高度化は過剰野働を増加せしめ︑こ弘に一吐曾
大衆の購買力の相針的減少を来さしめる︒好景気の際には︑持賃の増加は物債の騰貴に遅れ︑恐慌︑沈類期に於ける低物慣の
際陀は弊質の大幅引下により勢働者︒生活献態は︑一般には最低水準を余り離れざる所に留る傾向がある@
かくして生産と消費との矛盾は径々損大され︑その結果は︑不可避的に恐慌の稜生を促す︒恐慌の際︑前越の如︿産業資本
主義の初期!
i
中期のそ誌にあろ占ならば鈍行の信用牧結により直ちに物債は暴落し︑生産力の破壊政縮は念謹に行はれ︑生産と泊賓とは間もなく従前向均簡を回復するのであるが後期の恐慌は規模を揖大し︑且その回復を著しく綾漫ならしめる︒そ
の理由は柑越の如く︑銀行と金業との緊密性︑及び企業の固定資本の老大牲に師因するのでbる︒印ち銀行は企業に謝し℃多
額の費本を投資又は貸付の形式を以て固定せしめてゐるため︑恐慌によ
hy
一朝︑企業が破産するに至れば銀行も又多大たる損
害を蒙らざるを得ない︒故に銀行は.過剰生産の集蓮が現はれて来ても.従前の如く念速に信用の回牧及貸付利葎の引上そ行
n v特ざるばかりでな︿︑更に信用の誼加的授興そ糠績せざるを得たい︒かくして︑恐慌の危機は回避されるが如く見えるが︑
( 1 0 )
それは唯恐慌議生白時期を延引するのみであ夢︑か︽の如を一時的の繭縫策は却って矛盾乞撹大し︑遂に恐慌が護生せる時は
山叫に企業が破産するのみ友ら歩︑国指を銀行にまで及ぽし所謂産業恐慌が金融恐慌に波及する可能性を有するのである@弐に企
業が
E
大むる固定設備を有すること即ち費本の有機構成の高度なることは︑恐慌の際に於ける物債暴落に劃してもその生産力 を牧縮する乙とbt不可能ならしめる︒とれは周知の如︿︑固定設備の定大性が生産費構成に反映して商接費l
原料費十努賃i
k封ずる間接費︵国定費︶の割合を著しく大ならしめる︑それ故︑生産
b E
縮少すれば却って商品一寧位の割営費を増加せしめ企業犯とって不利となる@故花︑企業は恐慌及びその後
w t
来る︑不況剃に於て︑債格が生産費以下に低下しても.直接費以下
にたらざる民りは︑間接費乞成るぺ︿多︿囲牧して消極的利径を縛ゐがため.従前の生産を績行し情謹んで生俸を構加する
場合さへるる︒かhる歌謡に於ては過剰生産は毎々横大し債格は低下の胡向を改めや︑問調大企業聞の生産費以下の競時すが激
化される︒え一方︑弱小企業はか主る競争に封慌し得余︑且合融離に陸り波落の一越を辿きとは勿論である︒かくて︑生き
残りたる犬企業聞のか与る生産費以下の競守は何時閉山℃るとも如らや︑結局は其等の共倒れを来たすととは勿一論︑引いては銀
行の破綻そ惹起し︑究極に於ては資本主義そのものL存在配脅やかずに室るであらう︒
換言すれば︑費本主読はそれr殻長山必然的結果︑その本質酌矛盾に依り︑自己を止揚せんとする危機に直聞したのである︒
而して︑か主る殺機より資本主義を救ひ出すためには︑描去約一世紀聞に亙って︑E資本主義内原則的政策として自他共に許し たる自由主義それ自揮を止揚せかぽ左らなかった︒かく
L
て︑資本主義の護展に封し︑多大なる貢献をなした自由主義は一資本主義の無上命令たる事一本の無限的増殖の相桔と化すに及んで︑設に来るペき攻の一段陪にその地位を龍らぎるを特なかった︒此
蕗に於て︑大企業聞の誠容排除を呂的とする企業調占韻の成立印ち満点脊一本の形成乞見るに至った︒而し
τ
︑特に注目すべきは︑以上の事柄が大企業自身の提唱によるのみならや︑銀行の支配力に依って促笹されたととである︒その現由
H
件︑
前述
の銀
行と産業企業との関係︑殊に銀行資本の産業企業に封する優越性から見て︑常然内事であらう︒而してかLる産業費本の集
中部ち絹占資本の成立こそは金融資本確立の地盤と去るのである︒ともかく︑自由競争を基調とせる産業資本主義は︑その本
ー
質的矛盾に依る後展の師結として︑その反針物たる濁占資本主義へと必然的に時化せざるを得たかったのである︒
︵
E
︶ 蝿
占資本主義の諸問題
前項に於て産業資本主義より碕占資本主議
への
護展の必然性を解明したのであるから
︑と
L
では猫占資本主義の本質的特徴そ把
握し
・以
て
︑そ
のみ
−貌
を明
にす
るで
あら
う︒
的 企 業 満 占 問
調占資本主義の本質的特徴の一として先づ邸中ぐべきは即ち之である︒市して︑その形成の必然性は前述の如くであり・叉そ
の可能性は株式食品川の金制的支配殊にその迩繋憶の形成に依るものであるが︑之は金融資本の項に譲る︒先づ︑調占伶形成の
目的は︑前遠の如︿︑不景気に於ける大企業相互聞の生産費以下の蹴僚を排除せんとするが如き泊倒的友ものに始まったので
あるが︑それは漸次︑
商品
の生
産及
び販
一買
に劃
して一定の計聾伎を輿へるとと即ち生産制限に依って市場を支配し︑以て禍占
領格生形成し・調占利潤を確保せんとする積極的た目的に襲って来た︒之は︑資本の無限的得樋を以て無上命令となす資本主
義務展の必然的部結である︑而して︑若し︑一国民経済否会世界経慌の凡ての康業部門を雛績に網羅する彪大なる猫占憶が形
成され︑その聞に完金なる自由競舎の排除が行はれたとしたら︑資本主義の組織化が貨現されるであらう︒しかし︑現貨に於
ては︑幾多の競争が存在し・猫占資本主義汝るものは決して資本主義の組織化を意味するものではない︒我
k
はと
h κ
潤占鵠即ちカルテル
・ト ラス
トの組織
をぽ
前提されたもの
とし て︑
その一枇合的経済的機能を潤占資本主義下に於ける競手に閥紛せ
しめて略述するであらう︒
先づ︑一闇民経憤
の内 部に は︵ イ︶ 濁占 髄割 自由
企業師アク
トサ イダ ー︵
ロ︶ 調占 酷そ れ自 身の 内部
︑ハ ハ
﹀満点鵠相互間及び
?一﹀弱小企業相互間等に競争が存在するのを見る︒叉世界経済的には︑各闘滴占間相互聞の競僚が後越の如く激烈化する傾向
( 12)
があ
る︒
第一にハイ︶満点眼劉アウトサイグーの競争に於ては︑アウトサイグ
ーは
濁占領絡まりも若干の下依販買を行ふととにより
初め白中は有利な地位を占めるも︑やがて潤占明︒徹底的競手
1 1例へばアウトサイダーD版費地域に封ずる利潤を無硯し℃
の低債格政策ーーにより一般には・打倒されるか又は強制的に調占障に参加せしめられる︒しかし︑そのアウトサイダーが鶴
点債格の維持を脅かす程の大企業にるらざる時は︑調占臨はその景気順躍政策に基いて之を積極的に打倒することなく・その
存在を賦認するとともある@しかし︑かLる種類のアウトサイダーは恐慌又は不況の際には大腫破産の運命に瀕するものでゐ る︒かくして︑楓畑山韓針アウトサイダーの競一半は一般に濁占躍の勝利に陣
L
︑その競叫すは排除し特る可能性を有するものである︒但し・好景鎮の際に﹁アウトサイダー﹂の増加するは勿論の事である︒
︵ロ﹀猫占輯内部に於ける競争@之は殆神戸﹄﹁カルテル﹂の場合のみに限られる︒周知の如くベカルテル﹂参加企業は各々その
濁立性を保有し︑唯一定の事項に閲する協定に止り︑共他の賠に於ては自由なるがためである︒例へば︑生産割営﹁カルテル﹂
の場合には︑債格及び販路等に就ては自由競年が行ばれる事は勿論︑協定事項たる生産に於ても︑部首率引上げのため.叉は
﹁カルテル﹂解瞳の際︑一一唐大なる生産力を議揮せんがため結え余生産設備の横充が行はれるな
E
︑表
面的
叉は
潜在
的に
ー競
争は依然として存績ずる︒併し︑この種の競争は低度のカルテルが高度化するとと例へば強固怠る﹁シンジケート﹂が形成さ
れたり︑若くは︑カルテル中の豆大企業が他の参加企業を自己の支配下に包括するとと即ち﹁カルテル﹂より﹁トラスト﹂へ
の護民に依って漸抗︑止揚される可能性があるであらう︒
︵ハ﹀調ド出陣相互間の競一年︒猫占陣殊に﹁カルテル﹂は同一産業部門に属する企業の横断的聯A口を原則となすものなるが故に
原料生産企業の猫占聞と加工生産企業の猫占鑓との聞には営然競ベポが存在する加之︑同一位用慣値を宥ずる種々の商品を生
産する濁占鰭聞に於ても同様に封立が存在する︑それ故︑この猫占相互閣の競争が調占資本主義時代に於ける競争D典型をな すものにして︑且かLる競争は最も深刻化する虞れがある︒而して︑とれが放任せられた場合は満点惜相互の共倒を惹起する
であらうことは明である︒との矛盾を止揚するものは︑企業の横断的聯品目即カルテルより縦断的結合町トラストへの瑳展とし
て現はれる︒而しでかLる費日以を促進せしめるものは銀行否金融支本の支町力に他ならね︒今・専ら生産の側面に注目すれば
カルテル参加企業の中に強大なる結合企業が存在する場合それが他のカルテル参加企業を自己の支配下に隷属せしめ︑とL に一大トラストが形成される︒かLる例は︑銑錨カルテル中に石茨経替を乗ねる強大・なる結合企業が存在するが如き場合それ
が炭債引上げ.銑融問一債絡の引下を行ふととに依ワて他の皐絹企業を窮地区墜らしめ・共等を自己に併合せしめて
E
大たるトラストに務展するが如き即ち之である︒
ハ品︶弱小企業の相互間の競争に就いては絹占企業韓の枇曾的影響の一項として又︑み園濁占障閉め世界市場K於付る競争に
開
L
ては︑﹁帝国主義﹂め問で言及するであらう︒以上の却︿︑調出費本主義白下に於ても柑幾多の競曾が存在し︑殊にその競争の特質は産業資本主義時代に於けるが如き個
別的企業の横断的競争よりは寧ろ集圏的企業部ち調占開問の縦断的競争が支配的であり・従って競争は更に激烈牝ずる可抽出
性を有するものと一区び得るであらう︒殊に闘除問の競争に於て然りで②る・故に競手が存捜する限り︑猫占資本主義に於て
も無政府的生産が行はれ︑その時結は恐慌の勃穫となるであらう︒否︑満点資本主義そのものが−資本主義の一護民段階である
以上︑費本主義の本質的矛盾を苧むととは官鉱の乙とでるる︒とLK於て︑我々は槻点下に於ける恐慌を研買ぜんとすろので
あるが︑恐慌量生の原因は産業務本時代のそれ些何等具ゑる所友きは勿論であるが︑夏陀企業調占鯉の祉曾的影響を観察して
c 1 4 )
潤占下に於いて春一本主義の本質的矛盾か如何に構大され︑それが濁占下の恐杭をして如何なる特殊的現象形態をとらしめるか
を研罰してみたいと思ふ︒
向調
占躍
の一
砿合
的影
響
︵イ︶消費者に酎して︒調出睦ば描占債格を強制することに依って消費者を搾取すると云び得るであらう︒泊費者がそれに針
抗する方法として先づ考へられるのは﹁買はないとと﹂と消費組合を組鍛ずることでるらうが︑その商品か生活必需品である
場合は買はざるを得ない︒叉泊費組合を結成しても高々小賀商の中間利潤を排除するに温ぎヂ調占轄に封ずる積極的封抗策
は皆無と云ふべきであらう︒併し・との事が公益擁護の立場から調占賠K封する枇合的非難として現はれたとどは明か訟とと
であり︑常又今日に於ても統制政策の一一嬰素とし℃とれが劃策を講ぜられてゐる︒
︵ロ︶中小企業に劃して︒中小企業も濁占障に封ずる積極的方策を有さむものと云へょう︒周知の如︿︑中小企業は過剰人目
の較容所となる傾向があり︑しかも其等は舗占障に依って既に先取ぜられた︑所謂平均利潤以下の少額利潤に向って激制制・な
る競争佐行ひっ
h
ある︒而して近年産業組合の結成に依り相互の競一却す排除を行ひっLあるも・上からは滴占憤裕︑下からは泊 費者の購買力減退父は消費組合による中小商業の排除等Kより︑漸攻法%の悲蓮を辿り︑殊に不景気の際には破産し・持働者に轄落するもの多く・駐舎中堅居︒浸落の問題として祉舎政策的立場から麗々論ぜられる所以である︒
ハハ︶商業企業に封して︒自由競停の支配的でるった時代には︑商業は一拡曾的生産と泊費とま意職的に組織調節するといふ重
要なる機簡を聾してぬたOであるが︑濁占時代に入
h
少︑摘出轄による戎程度の生産の組織化が可能とたり︑又濁占膿そのものが最大可能の利潤を上げんとして商業の領域にまで侵入し︑商業利潤の護笈を行はんとするため︑商業企業ば︑一般陀手数料
商人に化ぜんとしてゐる︒之が今日︑潤占簡の商業排除の傾向及びその鈎策としての配給組織の改革問題として論ぜられる所
以で
ある
@
ハ一一﹀持働者に劃して︒調占躍は労働者及び勢働組合に劃しては雇主組合として現はれる︒それは労働者の個入的契約は之を
認めるが︑組合としての所謂︑圏臆契約は之を認めざる方針をとる︒故に調占輯は持働者
κ
劃する需要を組織化し︑その結果附労働者の地位は一般に感化する可能性そ見侍る︒一方に於ては︑猫占睦はその
E
額なる調占利潤の一部を割いて帥労働者のための稲利施設に営て叉は賃銀の引上を行ふこともあるが他方に於ては︑調占債格の形成に依って質質賃銀は現献維持か又は却︒
て低下の傾向を示し又︑好況の際
ι
勢舶時聞の延長及び集約的弊働む強制︑不況期陀於ては生産制限の徹底に伸び勢質︒断乎たる引下︑勢働者D犬量的解雇を敢行し︑以て弊働者の生活水準の低下と共に失業者を増加せしめる︒か︿の如く︑捕占
資本の成立は資本主義の本質たる階級的矛盾を益々激化せしめるのでb
る ︒
ハホ︶澗占障の技術への影響︒既越D如く︑産業資本時代は︑自由競争が支配的であるたb︑各企業は争ふて金産費の低下を
計るため技術D
改良に意を用仏た︒しかし濁占時代に入るや企業猫占躍は生産制院に依って濁占債格を形成せしめ以て多 額の利潤を獲得するが故に︑技術を改良して生産費を低下せしめんとする欲求は産業資本時代とは比較にならね程︑稀薄に たるととは首然である︒且又︑技術の改良は生産力︒情加を伴ふものであるが故
K.
調占
債格
との
形成
と矛
盾す
る結
同市
と・
たる
からして︑調占躍は韻極的に技術の改良を行はんとする必要は先づないと云ひ得るで診らう︒しかし︑優秀友る生産技術が静.
明され︑アウトサイダーがそれを利用し以て生産力の増加を計れば猫占債格の維持が困難となるであらうから濁出関はか
4 A
る場合を慮って︑アウトサイグ
l q
新技術利用を産制するために︑バテントの買牧を行弘︑之を死臓する傾向がある︒Aん
も 摘占惜の海外市場へのグンピシグを問題とすれば必ヂしも調出慢が技術の進歩改良を積極的に行はぬと言ふととは出来ないで あらうが︑ともかく一般には︑調占躍は技術の護展に劃して積極的関心を有せや否︑寧ろ技術の進歩を抑制する作用をもなす
場合
があ
ると
一五
ぴ得
るで
あら
う︒
以上︑種々の角度から︑調占慌の枇曾一般に及ぼす影響を見てきたのであるが︑それは︑取りも直さ唱
I
・調占資本主義の本然の委の一艇を解明したととになるであらう︑而して︑とれは後に調占下に於ける恐慌を研究する場合
O基礎となるものであ
ぐ1
6)
るととを付言してをく︒
仰金融資本の確立︒
前項に於ては専ら産業部固に重射を置きつ
a A
潤占資本主蓄の内容を把握してきたのであるが今度は金融的側面から︑そD電要注特徴を解明するであらう︒
産業資本時代の後期に於ける飯行と廃業との闘係の密接化する原函は蹴詩白如くである︒即ち資本主義の議展するにつれ
τ
資本の増殖力は加謹的に強まりかくして増大せる資本は一先づ貨幣資本として銀行に集中される︒一方.企業は生産設備白 改良のため多額の固定資本を必要とする@又他方株式舎批制度の普及により資本の詮穿化が可能となり︑取引所の褒謹は誼穿 の流動性を大ならしめ︑資本田定化に伴ふ危険をぽ著しく軽減せしめる校割を果した@かく
D如き客観的航勢に於て銀行は綻
来︒如︽企業に封して皐なる短期信用のみなら唱y・長期信用をも輿へ得る様になった︒加之︑株式所有による企業支配擦の獲
得は
E
額の貨幣資本を有する銀行の最も良き投資謝象となるは営然のととである︒か︿て銀行は自己資本及び長期預金を以て株式投資を仔ひ以て企業経営穫を確保し︑又は多額なる長期信用を興へるととに依って企業支配の基礎を益々強固ならしめ
る︒或は株式の護行を引受け
E
額の創立利得を獲得する︒かLる資本操作による銀行の産業に封ずる支配は︑人的支町の形態をとって現はれる︒即ち重役の一方的訳語若しくはその.交換である@
かくして︑銀行と産業との閥係は物的又は人的支聞を通して益々緊密化して行く︒とれ印ち銀行資本と産業資本との融合印
ち金融資本の成立を一郁すものに他ならね︒尚一言すべきは︑企業猫占瞳形成に劃する金融資本の作用に就いてYある︒前越の
如く︑企業調占瞳の成立の直接的動因は不況の際に於ける大企業の共倒れ的左競哨を排除し以て資本の増殖を可能ならしめ
んがためであるが︑之を促進せしめる間接的動固となるものは銀行資本否金融資本D支配力に他たらぬ︒銀行は多数の企業に
投資或は貸付の形態を以て︑多額の資本在国定せしめてゐるが故に共等企業の死活的な競争は金融資本の安定性を脅すもD
である@それ故︑銀行は産業に謝する自己の優越性を利用し以て︑企業聞の競争排除の調停者とし℃現はれ来り.調占瞳形成
を促進せしめる︒而して乙の産業資本の集中に依る強固なる地盤の上に︑金融資本の完全なる確立を計らむとするのであ
る︒加之.銀行は白己の支配下にるる服部つかの企業を合同せしめ︑以てその潤占利潤の資本化を利用して︑
E
額の創立利得を獲得せんとする︒か︿の如く︑銀行資本は産業資本の集中を媒介として益々自己を増大し︑以て金融資本としての本然︒姿を
護揮するに至る︒筒︑一つ重要なことは︑銀行資本︵それ自酷の﹀集中現象である︒銀行は産業資本の集中を促進せしめると
共に︑それと封躍して自らも又築市傾向をとる︒その理由は仰例へば一つの企業に多数の銀行が投資又は貸付を行ふ場合.
とLに利害の共通髄が見曲されるとと︒
m w
銀行が資本操作に依って多くの企業殊に企業脂占龍の支配樫を獲縛するためには多額の資本空襲するとと︒的銀行は産業の如く生産技術を枠は﹂どそれ故競争排除が最も容易でるり中小銀行は大銀行に併合さ
れる何白がある︒殊に大金融財閥が︶堤汎なる産業部門の経皆支配躍を獲得せんがために特殊舎駐を設立して
i
先ヴ過多の銀行をその傘下に属せしめんとする︑かLる場合︑銀行費本の集中は加速的犯行はれ︑所謂銀行トラスト︑カルテルの出場乞 見る・かくして企業調占鰹D形成郎ち産業資本の集中と︑それを基礎とせる銀行資本の集中とが相焚錯して︑と与に所謂﹁銀
行が鹿分樫を有し︑産業が利用する個別資本﹂たる金融資本の確立を見るに至る︒
と主に︑金融資本の典型的構誼を示せば戎の如し︑即ち前誌の如く大金融財閥が︑その株式の1一3を取得しつL
︑持
株曾
駐を
設立し鶴飴株式の公募及び債券の後行を行ひ︑かくして蒐集せる資金を以て銀行その他の金融機関
0 1
−
3以上の株式を保有し︑以て銀行トラストを形成せしめる︒又か年る銀行トラストは同様の方法を以て産業トラスト︑カルテルを形成せしめて産
業企業に封する支閏躍を確保する︒と
aa
k於℃︑前趨の大金融財閥たるものは︑金融資本D支配網を利用して︑殆ど金経積分野
に謝して︑その命令権を掌握し得るに至る︑而してそれは雷に一閤民粧摘︒み友らや往A世界経梢的規模に亙る場合がある︒
かくして我々は金融資本を基礎とする所鯖金融寡顕支配佐立の必然性を見るのである︒
仙川
帝国
主義
の必
然性
︒
帝園主蓄は濁占資本主義の本質的一特徴を注すものである︒一園民経棋の内部に於て︑一般に各産業部門を包括するが如き
猫占慣が形成されたとしても外園企業特に外閤満点障の競争を排除する手段を講ぜざれば︑完全な猫占債格の設定は不可能で
ある︒とLに於て闘民経済の濁占化を企闘する金融寡頭支配は︑その政治権力を利用して︑猫占保護関税を設定する︒かくし
て︑園内に於ける満占債絡の維持は可能となるが︑園内市場開拓の鯵了した現在では.生産力︒増加は徒らに猫占債格の維持
を不可能−たらしめるが故に資本主義の至上命令たる資本の無限的増殖を可能友らしめる唯一の方法は︑圏内に於ける濁占領
格の維持を脅かす過剰生産力の海外放出あるのみ・
c 18)
しかし乍ら各圏は白園調占腫保護のための高率闘税を設定してゐるのだからとの関税障壁を乗り超へて梅外市場に侵入
するためには低債格政策をとらざるを得友い︒とhに於て各因調占瞳聞の悔外市場奪取のための激烈なるダンピングが行はれ る︑而してそれは必然的に闘税引上を来た
L
︑それは又調占債格の引上彰一驚たらす︒査し︑調占監は圏内より搾取せる調占剥潤を保寵として︑海外市場へのダンピングを行び以て︑より多くの間接費を回牧し︑最大可能︒利潤を得んとするのでるる︒
併し・か
a A
るグシピシグ政策は︑劃外的には各国調占躍の競争を激化せしめるだけで︑その結果は共倒れ的な運命に墜る危 機を有すること︑叉劃内的には︑ダンピングそ行ふための調占債格の大幅引上は需要減退.叉はアワトサイダー及び代用品生 産企業の費生を来たし内部から鞘占躍を脅威せんとするため︑調占障の海外瑳展策として寓全のものとは云ぴ得ない︒と
hに
於て各園調占聞の競争排除の気運が現はれる︒之剖ち︑園際トラスト︑カルテルD形成である︒しかし︑各国の経済的瑳展の
不均衡による生産費.の差具︑及び閤家的利害関係の封立等の種々の障碍により︑か主る闘際カルテル︑トラストはたとへ形成 されたとしても.永槙性泣く︑一再はど各園調占惜聞の一時的休戦協定に趨空中︒常に形成と解閣とを繰越しつ
Lある有様であ
る︒故に︑調占資本主義園聞の競争は︑園際カルテル︑トラストによりて排除し得る
E
とるか益々激化せんとする傾向がある・しかも.其等は新しき職一法を用ひるに至った@海外投費
l
費本輸出即ち之である︒資本主義が調占段階に入りて以来資本の増殖力は著しく高度化し︑とL
に︑温剰費本の現象を生やるに至った︒印ち闘内市場︒開拓は既に終了してゐるため.それ を園内に投下すれば唯徒らに利潤率を低下せしめるのみであり︑叉海外市場に劃する商品輪出は各調占園のダンピング合戦と たり︑不利なる結果を招くに他たらね︒と
a A
に於て各調占園は植民地及びAT植民地的後進園へ向って自圏内の過剰資本を輪 出し︑其等の土地に於ける義富なる資源と︑低廉なる弊働力とを利用し以て超過利潤を獲得せんとする︒併し︑かLる栴外投
費を行ひ︑その利潤を確保せんがためには被投資地域に於ける政治的支配槙力を獲得せねばならね︒
併し乍ら︑調占資本主義の成立時代たる十九世紀の末期に於ては各園の植民地分割は勿論それ以外の勢力範園も一躍確定さ れてゐる︒それ故︑植民地及び勢力範固たる宇植民地に恵まれざる濁占園がその過剰資本及過剰生産の排け口を求めんがため
には︑他園の植民地叉は勢力範聞に侵入し︑或は之を奪取せざるを得たい︒とLに於て︑植民地再分割の問題を繰りて︑調占
闘閉め利害関係が尖鋭化し︑その暴力的解決策は唯鞍争あるのみ︒
以上の如く調占資本主義は金融寡頭支配を題して帝国主義の段階へと種展しその必然的臨結として鞍争の危機を導くと
とを時越した︒さて︑濁占資本主義白下にが︑ける﹁職争﹂は如何なる意麓を有するもOであらうか?
との問題に劃する泊極的解答は︑既に述べた猫占資本主襲︒帝国主義への殻展︒必然性に依って︑漠然と典へられてゐ忍で
あらうが︑更に濁占資本主義下に於ける恐慌白問題を閥聯せしめて︑研究するであらう︒
︵亜﹀濁占資本主義の下に舵ける恐慌と職争
川
w
濁占時代に於ける矛盾の撰大 調占時代D本質的一特徴をなす企業猫占瞳は︑不況期に於ける︑大企業相互間D生産費以下の︑卸ち共倒れ的競争を排除し以て費本主義の危機を同避せんことを直接目的として形成されたのであるが︑更に之は︑資本の無限的増殖を要求する︑所謂
資本主義の至上命令の下に生産及び販買に一定の計霊性を賦興し︑部ち市場に謝する自主的統制を行ふこと北依9て猫占
領格を設定し︑超描利潤の確保乞可能ならしむるまでに護展した@而して︑一関民経済円みなら子︑世界経掠的規模に於て︑
各産業部門を縦横に網拾する強固なる濁占躍の成立が可能となれば︑無政府的生産は排除され所謂資本主義の組織化が可能と
なり︑生産部面に於ける恐慌の原因は一躍除去されるものと看倣し得るでるらう︒併し︑現震には︑一国民経済の猫占化は一
般に強化される傾向があるにもかLはらや︑種々なる競争印ち調占陸封自由企唯一問︑濁占睦相互間及び濁占閣内部等の競争が存在
し・殊に世界経稿の領域に於ては各園調占開問の海外市場争奪のための競争が猛烈に行はれつ
a a あ
る︒
か︿の如︿︐濁占時代に於ても︑競争は排除される
E
とろかそれは築国的企業の縦断的競争たる形態をとり︑益々激化せんとする傾向がるる︒市して︑それは取りも直さや調占下に於ける無政府的生産印ち生産の側に於ける︑恐慌護生の要因の損
( 20〕
大を意味するもO
に他
なら
ね︒
他方︑消費の側に於ては︑企業漉占腫成立による枇曾的影響︑郎ち・濁占債格による泊費者︒搾取︑中小企業︑事業の波落
及び隷層化.居室組合の結成による持働者の抑魁一等々により︑資本主義の本質的矛盾たる階級閥係は径々尖鋭化しその首熱
︒結果として︑それに立脚する枇曾的所得の盟分開保は一一暦践行的となり︑それは必然的に枇舎的購買力の相封的減少として現
はれざるを得たい・殊に︑猫占障の満占債格設定に依る資本の加速的増殖が過剰資本なる現象を生ぜしめるに室ったととを見
れば︑一位舎生産力増大の可能性に劃する︑枇曾泊費力の相罰的縮少傾向︑剖ち生産と消費との矛盾が産業資本時代よりも更に
績大されたととを知る︒故に︑他の僚件にして同一ならば︑その矛盾そ強行的に止揚せんとして勃裂する恐慌は益企預大化さ
れ且深刻化されるものと推定し侍るであらう︒
切猫占時代に於ける恐慌の現象形態
漏出資本主義は産業資本主襲の矛盾を止拐せんとして出現したもOであるが︑資本主語の一後展段階である以上その本質 的矛盾を内包するととは営然のととであるe加之︑前越せる如く︑その矛肩は益々棋大する可能性がある︒雨して
ζ D事は滴
占下に於ける恐慌の大規模化を意味するものに他ならね︒然らぽ︑調占下に於ける恐慌は如何なる特異的現象形態をとって現
はれるであらうか?
此の場合問題を簡単ならしめるために︑一園民経済が時
K
完金に調占化されたも白と椴定する︒印ちそとに於ける産業部門にはカルテルトラストが形成され︑それ左基礎として闘力なる金融資本が粧立し︑金融寡到支配が園民経済の殆ど金分野に
封して命令躍を確保せるものと看倣す︒か
a A
る調占資本主義園が世界経済に於て相樹立しつh
ある
場合
︑
生産の徴候が見え始めると︑金融寡顕支配は之に劃し︑如何友る政策を取るであらうか?
︵
a
︶金融寡頭支配の恐慌針策とそD影響前越の如︿稿占資本時代に於ては産業啓一本と銀行費本とが密接に融合して所謂金慌資本を形成してゐるが故に・過剰生産の
担制的解決として恐慌が勃硝訳すれば︑それは従来の如き寧・なる産業恐慌には止ら守︑更に金融恐慌に都民展する可能性あると左 一園民経済内に過剰
は明かである︑故に金融寡顕支配は金融資本の牙械を防衛せんがために凡ゆる劃策を講やるでるらう︒以下にその針策に就い
て述
べる
・
ハイ︶潤占躍の物贋暴落阻止作用
過剰生産の気運が現はれ始めるや︑濁占瞳はいち早く︑生産制限を強化し相掛的に減退せる需要に射し供給を趨臆せしめ 以て債格の暴落そ防がんとする︒併し乍ら︑社曾消費力の減退の原因は濁占債格による泊費力の搾取にあるのだから︑調占領
絡の大幅引下を貨行せざる限り︑如何に生産制限を強化し︑
E
持鰻的に行ったとし℃も生産と消費との矛盾を止揚することは不可一能であり︑それ故恐慌は潜在的な形で永績するであらう︒而して︑恐慌の負携は従来の如︿費本家自らが負ふのではなく し℃︑調占慣の生産制限の高度化による犠牲者売る失業者及び濁占債格と購買力の減退とに依る上下からの挟撃の下に波落せ んとする中小商工業者等所謂一般粧品開大衆の上に輔嫁され︑その結果︑恐慌の解決は遅延されざるを得友いであらう︒又と 主に注目すぺきは工業の如く経皆の組織化されぎる農業生産物債格の恐慌時に於けるより大幅なる低落現象である︒之印ち 農︑工生産物の鋲般債格差・なる現象にし
τ
︑農業恐慌を益均一傑刻化せしめる根因をなすものである︒︿ロ︶銀行トラストのイシフレークヨン政策
c 2 ? . )
既越の如く︑金融寡頭支配の恐慌劃策は︑先づ産業方固に於ては.濁点瞳の吻慣暴落阻止作用として現はれたのであるが︑金融方面に於ては銀行トラストのインフレーションによる景無回健策として現はれる︒
而して︑此の賠が産業資本時代に於ける銀行の封策とは全く封螺的な特徴を有するものであることを二一一する︒卸ち︑営時 に於ては︑過剰生産の萌芽が現はれるや否や︑銀行は短期信用の回収と︑貸出利容の引上とを行ひ以て︑産業恐慌を促進する契機 ーとなうたのである︒しかし︑金融資本の確立せる潤占時代に於ては︑却って積極的にイシフレ
lシヨシ政策を行仏︑過剰生産
却ち恐慌を回避ぜんとする︒呆して︑それは可能であらうか?先づ好景載の末期に於ける過剰生産D矛盾が漸弐表面化して 物慎低落︒傾向が現れてくると︑一方陀於ては︑生産制限を強化して︑供給乞需要に誼臆せしめる方策をとり︑他方に於て︑
銀行の貸出利車引下によるインフレ
I Vヨシを行へぽ物慎は騰貴して︑外観的陀は資本の増殖は一躍可能となる︒而して︑乙 の物慣騰貴に刺戟されて一旦縮少した生産力は再び横犬される︒しかし.かミる物債騰貴は新市場の開拓︑世舎大衆の購買刀 増加等の産業的賓韓め側面に原因するものではなく︑金融的側面副ちインフレーション作用に依る人銭的創建景気であるがた
め︑それは往
A
︑投機的となる可能性を有す︒邸ちイシフレ1シヨシ友るもDは一−度︑此の蓮勤に刺戟を奥へれば︑それ以後は自動的に加速度を以℃行は空るを得友いものである︒蓋し︑一企業に劃する金融を蹟大する場合は︑それと閥聯する他︒
企業に劃しでも相営の合融をなさたければならね︒特に︑最初の金融O滞り貸となるととを避くるためには︑累積的に金融を
横長ずる必要がある︒その際.良︿一定の脱皮に於て︑金融を打ち切り︑イシフレlシヨンの蹟大化を抑制するととは︑積金
融そ行ひっLある銀行トラストの手に依つては困難である︒とhに於て︑金融寡顕支配の直接的支配下にあらざる中央銀行が
園民
経緯
間的
見地
より
か
Lる加速度的インフレ
l ヨシ抑制のために登場するのであるが︑兎も角︑とのインフレーション進v
行の過程に於て︑生産と消費との賓鵠的矛盾は潜在的に益々撹大化される︒而して乙の矛盾の強制的止揚邸ち恐慌は必然
的に勃護せざるを得ない︒しかもそれは加速的インフレ1シヨシに依って醸成された投機的景気︒反動的瓦壊による取引所恐
慌乃至金融恐慌の勃護を端緒として.それが産業恐慌にまで波及するといふ形態をとる傾向がある︒か&る恐慌の現象形艇は
調占時代に於ける金融資本の産業に到する支配が如何に強力なるかを如賢に物語るものであらう︒
︿ハ︶閥税政策とグシピング政策
以上運べたこ針策とも封内的性質
b t
有するものであるが.次に述べるものは封外的政策部ち一関民経済の過刺生産の矛盾をば海外に鱒嫁し以て恐慌の危機より免かれんとする手段にして所謂恐慌克服の園家主義的方法として︑現賢的には二十世
紀以来の世界費本主議の動向を決定せるものと云つでも敢て過言ではたいであらう︒
先づ.圏内に於て︑過剰生産の萌芽が現はれ来たるや︑前の二割策と同時に︑金融寡頭支配は輔白保護関税を更に強化し以
て︑関内市場に於ける外闘商品をば徹底的に排除し・自国調占盟の既路を一居棋大して過剰生産の克服を計らんとする︒加之
此の圏内市場の温剰生産を海外に放出し︑自園を恐慌の危機より売れしめんがために︑グンピシグの強化を敢行する︒而して
とれは各調占閣の関税障壁を益々高度化せしめ︑それは又内園市場の調占債格吊上︑超過利潤を保詮とするグンピシグの強化
を可能ならしめ︑その結果は圏内に於ける生産と消費O矛盾を更に大たらしめ.又各閣鏑占聞の世界市場に於ける競需の激化
を賀ら
L
︑持叉︑関税障壁の高度化による外聞貿易の国滞友る護鹿そ阻害し︑各園民経済の自足化及びプロヅグ鰹横形成刊の錆蓮そ促進せしめる契機となる@
かくの如く.国民経情内部に於ける過剰生産の矛盾そば濁占閥税の高度化とグシピングの強化に依り海外に縛嫁せしめんと
する政策弘︑結局各猫占園聞の関税闘争とダンピング合戦とを激化せしめ︑世界経慣を混乱の渦中に墜れて矛盾の世界的損大
を惹起し・乙主に世界恐慌の費生の必然性を作るに至るのである・
士 一
︶ 海 外 投 費 政 策
︑ 戦 争 へ の 護 展 性
・
調占資本主義の護展陀一伴ひ︑調占利潤の蓄積による費本の増描力は︑加謹的に鶴大ずる︒然るに一方︑囲内市場︒開拓は既
に修了し・迫加的資本投下は︑利潤率の低下を促進せしめるのみである︒又海外市場への商品輸出は︑前越の如く各国の高
率闘税に阻まれて︑或程度以上の護辰は不可能である︒か
a A
る献顧の下に於て︑恐慌回避の唯一の方法と考へられるもむは︑
梅外投資郎資本輸出でるらう︒而してその謝象とたるものは植民地及び筏謹閏等未だ資本主義生産D充分に護展せざる地方で
( 24)
るお
との資本職出には︑貸付資本として.共等の園の企業へ長期的令融を興へる方法と・企業資本として自らその地方に於て事 ︒
業を経営する場合と二種あるが︑今は専ら後者に就いて論守るであらう︒調占化された本闘に於ける過剰資本をば植民地及び
後進闘に投下することは.即ち本閣で生産された生産手段を其等の闘へ斡入
L
︑そとに於ける低廉なる務働力と︑豊富訟る資源とを利用して生産を行ひ︑以て超地利潤を得ると同時に本闘に於ける担剰資本と過剰生産カとの泊化を計らむとするにあ
る︒而して︑かLる海外投資を行はんがためには先づ植民地及び後詰闘に劃する支配躍の獲得が先決問題となる︒併し・問責
に於て潤占費本主義時代には各閣の植民地は固よりその勢力範閣も鼠に決定せる航態にあるため︑大たる植民地を有する園は
海外投資を行ふととが可能であるも︑植民地を飴り有せざる闘は先づ他閣の勢力範聞に侵入するか︑若しくは他閣の植民地を
盤縛し訟ければ友ら抱︒之即ち絹占資本主義の帝国主義への稜展を物語るものに他たらぬ@
か︿の如︿︑各濁占闘が自圏内に於ける︑過剰資本即ち過剰生産力の矛盾即ち恐慌から発かれるための唯一の方法たる資本 輪出を可能ならしめるには先づ植民地の獲得を行はねばならね︒而しでそれは必然的に戟争の危機を宇むものに他ならぬ︒故 に︑調占資本主義時代に於ける鞍争は恐慌回避のための最後的手段でるり︑縫って資本主義の本質的矛盾の種展せる一現象形
態に崎たらぬもの
l r 看倣し得るであらう︒市して位の世界鞍争とそは異にかくの如き帝園主義的融守の典型たのである︒今 までは︑専ち純理論的に費本主義の種展を取扱ってきたのであるが︑これから以後は︑犬散後の世界経摘の動向を中心に論守 るであらう︒先づ第一に︑世界大載は安鞍閣の過剰資本と描剰生産カとを完全に消耗したのであるが︑一他方米圏︑日本等のエト 業生産力及び南米︑カナグ︑濠洲等の農業生産力は著しく増大し︑と与に世界的商品生産関係を根底より動指せしめるに譲り 世界的措剰生産の議題そ醸成するに至ったのである︒加之︑金融情勢及び貨幣制度の根木的援化を来たし︑共等諸矛盾の綜合 的解決は産業︑金融︑貨幣等凡ゆる経済分野を包括する世界恐慌の形態をとって現はれ︑と
Lに於て︑各閣は母慌克服策に腐
心せねばたらなかった︒
︵b
﹀ 恐 慌 克 服 策
的園際会義的克服策
潤占時代に於ける恐慌は最早や自動回復カを喪失せるものであるから︑園家は積極的に恐慌克服策を講じなければ友らぬ︒
耐しで︑先ヴ選ばれたものは闘際主義的克服策であった︒而して
i
此の闘際主義的克服策の内容は結局︑国際的カルテル︑ト ラスト形成による資本主義の世界的組織化を目的とするもDに他在らむが︑現在.各閣の経慣的殻民の扶態が直kであるとと 及び犬職後の政治的︑枇曾的情勢の麗牝が各闘の利害的酎立た激化せしめたとと等の諸事情に依りかLる
闘幽
際的
調占
簡は
成立と解憶とを繰返しつL
ある般酷であり結局︑一時的停戦協定に過ぎないかの離を呈してゐる︒かくて︑資本主義の世界
的組織化は単去る理想的政策に極ぎないととが明かとなり︑と
a A
に現賢的恐慌克服策としての園家主識的政策が支配的となるt
に至
った
︒
m w
圏家主義的克服策部ちプ田ツグ経済と統制経済 プ回ヅグ経済及び統制経情は共に世界恐慌の園家主義的克級策として現はれたものであるが︑その本質は必守しも同一のものではない︒とL
では雨者の本質に就いて詳細に論守るととたく共等の影響特に恐慌克服策として如何をる効果を有するか
の問題を中心として論宇るであらう︒
ω
プロツグ経済の影響︵イ︶典型的プロック経済・郎ち︑世界的に庚汎なる植民地を有する調占資本主義闘が盟主となり︑その植民地をば一固とな し︑以てプロッタ経済を建設ぜんとする場合に於ては︑本闘は専ら工業生産に従事し︑植民地は︑本国商品の既路︑原料供給 地及び投資地となる等︑或る程度の地域的介業を行ひ︑旦叉外国商品のダンピングを防止するため・高車関税︑輸入制限等の 規定を設けプロッタ内部に於ては︑原則として自由貿易を行ひ︑以て有無相通守る有機的園民経済を構成せんとするもので
ある︒而して.かh
るブロック経済建設の影響としては前越の如く外閤商品排除の問題を鵠つ℃園際閣の政治情勢を激化せ しめ︑その閣と経情上密接友る関係にある他国の封抗策とし℃のプロッタ鰹拙阿倍設に封ずる刺戟を奥へるであらう︒かくして 間汎な為領域を包含する鰹掛プロックの出現は必然的に世界経済のブロック経済形成への動向を促纏せ
L
める
であ
らう
︒
︵日﹀植民地叉は経済的支配領域を有せざる園︒プロック経済建設︒か
a A
る場合に於ては︑植民地又は経済的領域の獲得が先
決問題となる@しかし︑世界的領土の分割は固より︑経済的勢力範闘も既に確定された現代に於ては平和裡に之を解決するこ
とは至難と去はねば友らね︒かくして.プロック経憤建設の誌上に於て︑鞍争D勃護
h z 見るに至る︒郎ちかhる種類のプロッ
グ経持建設は帝国主義のより護展せる段階として現はれ来る︒市して戟争の勃渡せる場合には先づ何ををいても勝たなけれ
ばならぬといふ至上命令白下に園民経済の職時瞳制への再編成を敢行せねばならぬ︒と
h K於て国家権力による職時統制経 摘が必然的に確立される︒かくして︑世界恐慌克服を目的とせるプロツグ経済への漫展の第一段階として職時統制経憤が現は
れる・而して之はそD
本然の目的たるプロッタ鰹摘の内容に劃して種々の重大去る一示唆を民へる︒即ちプロック鰹摘は︑金融
c 26 )
寡頭支配による一園の資本主義の恐慌回復策たる事を意味するものでな︿︑園家樺力による園民経済の計霊化にまで護展ずる
可能性を持つものであらう︒
︵ハ
︶そ
D他︒場合︒削倒へば植民地を有せ歩︑文四国の政治的情勢よりして︑経情的版闘を讃大して積極的にプ口ツク経情
建設を行ひ柑ざるが如き闘は如何たる恐慌克服策を取るであらうか?前越の如く︑調占時代に於ける恐慌を横大︑深化せし
める根本原因をなしたものは金融費本の至上命令に他ならね︒故に︑それが園民経簡の全般に劃する支配擦を掌握してゐる限
りは.園民経済に於ける恐慌の可能性特にその必然性を排除するととは不可能である︒とLに於て︑園家的統制経済に依る恐
慌克服策が講ぜられる︒
以上︑世界恐慌克服策としてのプRツグ経済及び統制経済白必然性及びその影響を略述したのであるが︑我々はそこに︑資
本主義経済計聾化の世界的動向を見るのである︒而して︑此の問題はプロック経済及び統制経済の恐慌克服策としての効果如
何の問題に関聯して研究すべきであらう︒
︹ 一
ニ ︺
結
論
費本主義の計霊化と恐慌克服
プロック経済が呆して︑世界恐慌を克服し得るや否や?の問題は︑プロック内部D組織化即ち計聾性の程度如何に依存する
所が大であらう︒抑も︑プロッタ経済は︑前述︒如︿国民経済の完全なる自給自足化を意味するものではたく事質上世界経
慣の一環としての存在であるが故に世界恐慌の彰響から︑全然離脱し侍るが如きものではないととは明かである︒しかし︑プ
ロック内に於ける過剰生産即ち恐慌回避の可能性は︑プロック経情の計聾性の程度に依存する所が大でるり而してそれは資本
主麓経済の計壷性如何に蹄着する︒前越せる如く戦時の際若しくは強大たる政治勢力が園家機閥を代表する固に於ては︑資
本主義経摘︒計霊化が或程度可能となるであらう︒即ちか︿の如き場合にては︑資本主義白木質は園家的統制に依りて制約さ
れ︑真︒意味︒費本主義とは一五ぴ得・ないであらう@だが︑かL
る強固なる国家統制を基礎とせ古るブロック経済の場合に於℃
は︑組科生慮︑即ち恐慌の楠民生は時期の問題である︒即ち・初めは外園商品の競争排除により本園商品の市場は横大され叉矛 盾の根源をなす過剰資本はプロツグ内O
植民地に輪出︑投下されて超過利潤は容易に之を獲得し得る︒かくしてプロック経 済は順調に瑳展して行︿であらうが︑その反面には矛盾が潜在的に蹟大されつ
hあるのを見る︒即ち植民地に於ける︑資本主 義生産は念蓮に曹達し︑その結果︑プロッタ内部に於ける本聞と植民地との経済同質化の現象を生じ︑それは従来の地域的分 業関係の基礎を破壊し︑と与に於て︑過剰生産の現象は漸攻︑プロック内の金分野に普及して行き九結局恐慌の勃裂を必然的 らなしめることは明かであるe
か︿して︑プロック経摘は︑内部的矛盾に依って必然的に崩壊するの己むなきに至るであら
う
。
以上の如︿︑費本主義的見地よりする
i
ーより端的に一再へぽ金融寡頭支配の下に於ける1 1
世界恐慌克服策としてのプロッ ク経慣は究極的には︑自らの矛盾により崩壊すべき遁命K到達するであらうことが明かと−なった︒然らば︑次は園家的統制下 にあるプロック経済︑若しくは国民経慣の組織化は︑果して恐慌克服の目的を建成し得るものであらうか
Z
此の問題を論やるに営って︑先づ考ふべきは︑資本主義を認めつ
h︑園家的統制粧掛を遊行し特るや否や?即ち統制主義と資本主義とが矛
て 2S.)
宿す
るか
︑千
台か
の問
題に
他た
らね
︒ 而して︑乙主に住民ずべきは︑統制経済の目的如何である︒若しも︑その目的が恐慌克服の賠にありとすれば必やしも雨
4
告は矛
盾を
旅先
す目
もの
では
ある
まい
a査し︑現在に於ける・濁占資本主義は最早や︑恐慌からの自動的回復カ
b u
帯せヂ︑その渦中に晴ぎつL
あるが故に︑統制粧演の進行により恐慌の克服が可能とたれば︑資本主義はより高度︑たる穂展を途げ得るで あらうから︒併し︑園家的統制経済白目的が果して費本主義経済白議長を可能ならしめんがための恐慌克服のみにあるであら うか?此の離は︑現賢的・なる統制経慣に就いて論
4 y
べきであらう︒而して︑プロッタ経楠建設の目的が無意識的に
l
!と
一冨
ふよりは寧ろその必然的要求が
l l
資本主義
P
より高度なる護展にあったとL
ても︑前越の如く︑プ回ツグ連設の誌上に於け