技術協力プログラム月次報告書(2010 年 12 月分)
プログラム名:
『インドネシア国家警察改革支援プログラム』
作成日: 2011 年 1 月 18 日
■技術協力プロジェクト名:『市民警察活動促進プロジェクト フェーズ2』 R/D 署名日:2007 年 7 月 31 日 協力期間:2007 年 8 月 1 日~2012 年 7 月 31 日 プロジェクトサイト: ブカシ 実施機関:インドネシア国家警察本部 ジャカルタ警視庁 ブカシ警察署 ※(フェーズ1)R/D 署名日:2002 年 7 月 15 日 協力期間:2002 年 8 月 1 日~2007 年 7 月 31 日 ■技術協力プロジェクト名:『バリ島、安心なまちづくりプロジェクト』 R/D 署名日:2007 年 6 月 20 日 協力期間:2007 年 7 月 9 日~2012 年 7 月 8 日 プロジェクトサイト: バリ 実施機関:インドネシア国家警察本部 バリ州警察本部 観光警察部 ※ (『バリ市民警察活動促進プロジェクト(観光警察)』):R/D 署名日:2006 年 1 月 23 日 協力期間:2006 年 1 月 23 日~2007 年 7 月 8 日今月の主な活動内容・出来事
1-1 トピック
○第 62 回ワーキンググループ開催
21 日、第 62 回ワーキンググループ(WG)が開催されました。今回はインドネ
シア警察長官交代に伴う組織改編の後に、はじめて行う日イ関係者による
意見交換の場であり、
日 本 側 は 塩 尻 大 使 、
小原 JICA 事務所長、
山 﨑 プ ロ マ ネ 以 下 専
門 家 全 専 門 家 ( 合 計
17 名)が出席し、イ側
は ユ ス フ マ ン ガ 副 長
官、イマム教育訓練総
局長(以上中将)、プジ
ヤント予算計画担当部
長、イスカンダール広
報部長、アグス PTIK
校長、刑事副局長、JKT 警視総監、国際関係部長(以上少将)、ラル准将、イ
マムメトロブカシ署長、スティアブカシ県署長等、19 名の上級幹部が参加。
WG はユスフ副長官の挨拶~日本側発表~意見交換と続いた。
日本側発表は山﨑プロマネが行い、概要は以下の通り。
¾ 国別特設研修:既に 10 期、200 名。国特 OB は全国各地でそれぞれ要職に就いてい る。既に一期生の中には大佐の階級も。2007 年 ISI 結成(国特以外にも日本の研 修参加 OB がメンバー。ブカシ両署でも、国特 OB とそれ以外の訪日経験者による非 公式の会合がもたれるようになってきている。)ISI メンバーこそ、日「イ」警察 協力、「イ」警察改革の推進力であり、プログラムとしてもその活動を積極的に支 援する用意がある。本年度は、研修の中心としてロールプレイングの手法を紹介、 今後の「イ」警察の教養手法として各段階で導入されることを期待。 ▲WG の模様 投入実績 (22 年度 12 月) (長期専門家) 累計 9 名 長官アドバイザー(1) POLMAS(1) 研修計画/プログラム調整(1) 【ブカシプロジェクト(計 5)】 組織運営(1) 現場警察活動(2) 現場鑑識(1) 調整員(1) 【バリプロジェクト(計 1)】 本部長アドバイザー(1) (短期専門家) 累計 2 名 【ブカシプロジェクト】 現場警察活動(1) 鑑識技術(総合現場鑑識分 野)(0) 鑑識技術(警察署鑑識課運 用)(0) 無線通信網整備(0) 地域防犯活動(0) 【バリプロジェクト】 地域警察(1)¾ プログラムの今後について ① 2012 年 7 月 31 日にブカシとバリのプロジェクト第 2 フェーズが終わるのを 契機に、その後プログラム全体をどうするか、「次のカタチ」を模索する作 業が日本政府部内で始まっている。 ② 警察庁としては、「イ」警察から重ねて出されている強い継続要望も踏まえ て、プログラムの日本警察の国際協力における重要性にも鑑みて、上記 6 コ ンポーネントを含めてフルスペックによる継続という方針で臨んでいる。 ③ 現在、日本政府の財政は逼迫しており、その影響が ODA にも及んでいる。し かし、全体として、「カタチ」はどうあれ、10 年の歴史を経て成熟してきて いる日「イ」の警察協力プログラムを、プロジェクト第 2 フェーズ終了と共 に打ち切る、という方向には行かないであろう。 ④ 「次のカタチ」(私案段階) 9 ブカシ・プロジェクトの「学び舎」化:鑑識、Polmas 分野では、両 ブカシ署員の中に、十分知識と経験を積んだ者が多数生まれてきてい る。バリ・プロジェクトにおいても人材が育ってきている。ブカシと バリをコラボさせながら、彼らを「講師」として活用して、「イ」警 察全体に、ブカシの成果を普及させていこうというもの。このため、 2010 年 5 月、JICA と「イ」警察の間で「現地国内研修」に関する MOU が締結されている。この MOU に基づく鑑識分野の研修が、今月から来 月まで、ジャカルタ警視庁管内各署の鑑識係員を対象として、初めて 実施されているところ。今後、Polmas 分野の研修を計画する。 9 ブカシ・プロジェクトの内、鑑識部門の技術協力に関しては、既にイ ンストラクター級の係員が輩出しており、今後の技術移転は彼らが中 心となっていき、日本人専門家は、鑑識作業によって得られた「証拠 物件」を、インドネシアにおける捜査手続きの中で、より重視させる ための方策を考える役割を強化する。
9 2009 年 7 月に Polri と Timor-Leste 警察の間で協力に関する MOU が 締結されていると承知。Timor-Leste 警察からの要望により、本年 7 月、ミッションがブカシ・プロジェクトの視察に来訪。ブカシ・プロ ジェクトを「国内の学び舎」だけでなく、外国警察に対する教育、研 修の場として活用したいと考えている。そうすることによって、ブカ シ警察署員のモチベーションは高まり、さらに両ブカシ警察署が先見 的になっていくことが期待される。まずは、来年度に計画されている 我が国における東ティモール警察国別特設研修で、日本研修終了後、 インドネシアを訪れてブカシ及びバリにおいて研修する、という方 向。この研修計画を詰めるために、プログラムと「イ」側で Panitia を立ち上げる必要がある。 (研修員受入) 累計 10 名 ① 集団研修「国際捜査 セミナー分野」(1) ② 集団研修「上級警察 幹部セミナー分野」 (1) ③ 集団研修「犯罪防止 (刑事司法)分野」 (0) ④ 集団研修「薬物犯罪 取締分野」(0) ⑤ 集団研修「汚職撲滅 (刑事司法)分野」 (0) ⑥ 集団研修「国際テロ 事件捜査分野」(0) ⑦ 集団研修「警察情報通 信分野」(0) ⑧ 集団研修「犯罪防止 (上級)分野」(0) ・ 第 3 国研修「交番分 野」(0) ・ 国別特設研修(0) ① C/P 研修「組織運営分 野(国家警察幹部)」(0) ② C/P 研修「POLMAS 活 動強化分野」(0) ③ C/P 研修「研修計画分 野」(0) ④ C/P 研修「組織運営分 野」(0) ⑤ C/P 研修「現場警察活 動分野 2&3.」(8) ⑥ C/P 研修「現場鑑識分 野」(0) (現地国内研修)