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田村幸雄氏, 丸川比佐夫氏, 大熊武司氏への回答

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Academic year: 2021

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(1)

Architectural Institute of Japan

NII-Electronic Library Service Arohiteotural エnstitute  of  Japan

【討  謝     日本 建 築 学 会 構 造 系論 文報告集 第 414 号

1990 8月

Jeurnal of  Struct

 Constr

 Engng

 AIj

 No

414

 Aug

1990

村 幸

丸川 比

武 司

回 答

       

小 河

利 行

* ,

* * ,

村 山

 

** *

Toshi

)tZtki  

OGA

 

WA

 

Masanao

 

AllAKA

 

YAMA

 and  

Satoshi

 

MURA

 

YAMA

 我々 の論 文に注 目して いた だき

あり が と う ござい ま す

質問は我々 の今後の研 究へ の貴 重な示 唆に富んでお り, 感 謝し て お り ます。 田 村 氏お よび丸川

大熊 両 氏の 質 問に は共 通す る部 分 もあります が

以 下に両 者の質 問 に順 次お答え して い きた い と思いま す

 田村氏の質問へ の回 答 1) 球 形 ド

ム屋根面の変 動風圧を接近 流の乱 れに結び 付けた手 法は 変 動圧の性 状 (r

m

s

値, パ ワ

ス ペ 流れ の可視化)を検 討 し た結 果

採用した も の です

球 形 ド

ム屋根につ い て行っ たこの手法 を大ス

       

パ ン屋 根

般にして考える ことは, 質問者がいわ れ るよ うに

般 的に は無理 が あ る

もの と考えて います

し か し

平 均風圧係数が負で あれば 風 圧の動 成 分に つ いて接 近 流の乱れ が主 体であると考え ること に無 理が あ る

とは限ら ない と考えて います

論文で扱っ た球 形 ド

ム の場 合には

ムまわ り の流れが 後部で は は く 離して い るもの の

部 分は表 面に沿っ て流れて います

この ような流れの況 を考え た と き, 表 面の 負圧は は く 離では な く

表 面に沿っ た流れ の加 速によっ て生 じて い る と考えられ, その変動成 分が接 近 流の乱れ が主体であ ると考え るこ とに大き な間 違い があるとは思わ れ ませ ん

2) Fig

A2 に変動圧係 数と気 流の乱れ強さ の関 係 を 示 し ます

多く の点で両 者はほぼ比 例 関係にあります

し た がっ て 1)で述べ ま し たよ う 風 圧の変動成分 と接 近 流の乱れ が質問者の危 惧 するよ うな関係に ない こ と は明ら かで す

 

伝 達 関 数の近似が は く

離 域で は低 周 波 数域に おい て良 好でない ことは認め ますが

本 論 文は変 位 を扱っ た もの で あり

結 果 として変位につ い て は大き めの評価になっ て い ると考え ます。

3

 

日本 建 築 学 会 建築 物荷重 指 針で扱われ てい る変位の ガス トフ ァクタ

につ いて は

ご指 摘の と お りです

本 論 文で示 し たよ うに の ガス トファ ク タ

が広い範 囲の値 を とる こと は

変位の ガス トファ ク タ

の概が 球形 ド

ム屋 根の場 合

その ま まで は等 価 静 的 荷重 と結 び 付い た有 効な概 念とな ら ない こと を意

してい る と考 えて います。 し か し, 同じ よ う な状況は局 部 風 圧 係 数に つ い ても発 生し ますが

ガス トフ ァク タ

そ のもの はそ の場 合で も定 義で き る もの であ り

こ こ で は平 均変位か ら変 位の最 大 値 を見 積 もる た め のえ て

 丸 川

大 熊 両 氏の質問へ の回 答

1>

i

Fig.

8 の B

TYPE  

C −TYPE

FLOW

−S

 

2

タ は測 定してお りません

。Fig.

8

は頂 部 位 置につ い て示 し た もの で す が そ の ほかの測 定 点

Fig.

A2

し た ように変 動 風 圧 係 数と気流の乱れ強 さの比 例関 係は ほ ぼ成り立つと 考え て よい と思わ れ ま す

 ii

) 変 動 風 圧の パ ワ

スペ ルは特に卓 越し た周波 C0 O

3 Q2

 

1

      

‘UH

       

3。

a

s

・H

Fig

 A2

 

Relation 

between

 turbulence intensity and R

 M

 S

 wind  pressure coefficient

Cprm α302 口 4 △ 11 「 0

2 廿 o

1 ・・

 

v

仁τγPE  * 東京業大 助 教 授

工 博ジ タ 工業 (株 )技 術

博 奉輝 鹿 島 建 設 (株 )

Associate Prof

 of Tokyo Institute of Technology

 Dr

 Eng

Structural Engineer of Technical DivisiQn of 

Fu

亅ita CDrp

Dr

 Eng

Kajima COIp

95

(2)

Architectural Institute of Japan

NII-Electronic Library Service Arohiteotural エnstitute  of  Japan

数 成 分が見られず

変 動風速の それ と ほ ぼ類似の形 状 と みな し たもの です

そ の こと を表 現す る もの と して (2) 式 を考え ま し た が

ご指 摘の よ う に (

2

)式で十 分に表 現で き ない領 域 も ある ことは認 め ま す

この点に関 して は検 討の余地が ある もの と考えて いま す

2) 田村 氏へ の 回 答2)で述べ ま し た よ う 変 位につ い ては 大 き めの評 価で あり全側と考え て います。

 

計算結 果によ る結論 (1)につ い ては

ご指摘の点 を 認 め ても, 本 論 文で扱っ た規模の空 気 膜 構 造 物で は成り 立つ もの と考え ま す。 固有振 動 数が低く な る場合に は, 成 り立た な く な る事態 も考え られ ま す

3

) 本論文では

等 価静的風荷 重 を設 定 する目的で ガス トフ ァク タ

を提 示した もの で はありませ ん。 田 村 氏へ の 答 3 )で述べ ま し た よ うに

変 位の ガス トフ ァク タ

の概念は球 形 ド

ム屋根の場 合, そのま までは等 価静 的 風 荷重と結び付い た有効な概 念 とならない と考え てい ま す

 

本論文で は, 風 洞 実験に よ り外 圧 を測 定す る の み な ら ず, その結 果に基づ き, と もか く も変位の応 答 量を算 定 するとい う試みを行い ま し た。 質問 者が指 摘さ れて いる よ うに

現象に は多く の パ ラ メ

タ が関 係し て い る の で あろうこと は我々 も認 める ところです

し か し ながら

それ らを理 解し解き ほ ぐ し てい く場 合に

手 掛か り と し て パ フェ ッティン グ的な扱い でどの程 度 説 明で き る か調 べ え たの です。 実 際に計算を行っ て み て

改 良すべ き点 もあ

さ ら な る モ デル の精 緻 化は

今 後の 検 討 課 題と

え て いま す。 我々 は本 論 文で扱っ た手法で すべ の大ス パ ン屋 根の 的な 風荷 重を扱うこと がで き る と主 張してい る わ けでは あ りません。 そ れ を主 張す る に は

あ ま りに も

般の もの のデ

タ が不 足して い る と 考え てい る か らです。 多くの事例に検 討 を加えて

その 扱い方の 適 切な手 法が明ら か に な るもの と考え てい ま す

そ して それ は今後の 研究課題と認 識し て いま す

(1990年6月 18日原稿 受 理 } 〆

96

−一

N工 工

Eleotronio  Library  

参照

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