1. FLIR ToolsをPCにインストールする
1-1. ソフトウェアダウンロードページを表示
取扱説明DVDをお持ちの方
製品に同梱されたDVDをPCで読み込みます。
(自動再生されない場合は、マイコンピューター→DVDの再生を行って下
さい)
取扱説明DVDをお持ちでない方(CxモデルにはDVDが付属しません)
下記URLのウェブページを開きます。
http://thermo.secret.jp/flir/software.html
1-3. インストール
ダウンロードが完了しましたら、exeファイルを実行し、インストールを
行って下さい。
※常駐のセキュリティソフト等をお使いの場合は、
インストール前にそれらを一旦停止させてからインストールしてくださ
い。
1-2. ダウンロード
表示されたダウンロードページで、[FLIRTools(インターネット接
続あり)]のアイコンをクリックします。次に表示されるページで、
[インターネット接続可能なパソコンを使用される方向け]のアイコ
ンをクリックすると、Toolsのダウンロードが開始されます。
2. Tools+ライセンス番号を認識させる
2-1. ライセンス番号
Tools+ライセンスカードのスクラッチ部分を削り、
30桁のシリアル番号を確認します。
-ウェブの有効化ダイアログボックスで、[I have a serial number and I want to
activate FLIRTools+] を選択し、[Next]をクリックします。
-シリアル番号、名前、会社、メール アドレスを入力し、
[Next] をクリックします。
-[Activate now ]をクリックします。ウェブの有効化プロセスが起動します。
-[Online activation was successful 」というメッセージが表示されたら、[閉じる]
をクリックし完了です。
2-3. 有効化ダイアログでの入力
2-2.ライセンスオプションウィンドウ
Toolsを立ち上げ、ヘルプ→ライセンスオプションを
クリックします。ライセンスオプションウィンドウの
『適用』を選択します。
3. カメラの電源を入れ、USBでPCと接続する
3-5.[機器]タブの表示
しばらくすると中央にサーモグラフィ画像が表示されます。
表示されない場合は
赤い矢印の接続ボタンを押してください。
Ex Cx
カメラへ
接続しているカメラが表示されない場合は
こちらの更新ボタンを押してください
3-1. カメラの電源を入れる。
※カメラは予め十分に充電されていることを確認してください。
3-2.USBをカメラに接続する
同梱のUSBケーブルをカメラのUSBコネクターに挿し込みます。
例:
3-3.USBをPCに接続する
もう一方のUSBをPCに接続します。
(USBドライバーが自動認識するまで数分かかることがあります。
3-4.ライブストリーム接続
下記の画面が表示されます。[ライブストリームへ接続]をクリックし、
カメラを接続します。または、Tools+のタブ[機器]をクリックします。
4. 表示設定
□参考:データ表示形式の変更
Tools+では2つの画像表示形式があり、下記の赤枠のプルダウンで切り替え
が可能です。(初期値は[信号]設定です。)
[信号]
温度情報付き
MSX(輪郭補完)は表示されません。
→動画記録時にはこちらを使用します。
[映像]
温度情報なし(モニター用)
MSX(輪郭補完)が表示されます。
→表示のみ。記録できません。
4-1.パレット変更
表示パレット(レインボーカラー)を表示するには、下記のカラー
パレットアイコンをクリックし、[Rainbow]を選択します。
5. 静止画を撮影する(保存先の指定)
5-1.スナップショット
静止画を撮影するには、下記赤枠内のカメラアイコンをクリックします。
スナップショットをJpegとして保存します。
□参考:保存先の指定
画像データの保存先を変更・指定するには、上記の設定アイコンを
クリックし、オプションウィンドウ→[録画]→参照ボタン
→保存先ホルダーの指定を行います。
設定アイコン
カメラアイコン
6. 動画記録時間間隔を設定する
比較的ゆっくりとした温度変化を記録する場合、動画記録の時間間隔を
指定することで、データ容量を抑えることができます。
6-1. 時間間隔指定の有効化
カメラを接続した状態で下記赤枠内の[時間間隔]のボックスに
チェックを入れます。
6-2. 時間間隔の設定
最短 1分/枚 ~最長23時間59分59秒/枚 時間 分 秒
NOTE:
CxやExではフレーム速度15Hzと表示されますが、実際の記録スピードは7.5Hz程度です。
7. 動画を記録する/停止する
7-1.動画記録開始
下記の[カメラの校正(NUC)ボタン]を押した後、
[記録の開始ボタン]を押して録画を開始します。
カメラの校正
(NUC)ボタン
録画の開始
ボタン
録画の停止
ボタン
7-1.動画記録の停止
停止するには、 [記録の停止ボタン]を押して録画を停止します。
※記録前にNUCをかけることで、精度よく計測する狙いがあります。
NUCは安定した環境でも約15分毎に自動的に入り、これを停止することはできません。
8. 解析ツールを使って動画を解析する
□参考:撮影した動画ファイルの選択方法。
ファイルの選択は、機器タブの下部の[Recordings]一覧や、
ライブラリタブのサムネイルからダブルクリックして表示します。
8-1.解析ツールの追加
動画データを表示させ、右側の解析ツールからスポット/エリア/
サークルなどを選択し、画面上に表示させます。
スポット(点)
ボックス(四角)
サークル(丸)
ライン(線分)
8-2.追尾マーカーの追加
画面上のツールを選択した状態で右クリックし、
[ローカルの最大値/最小値/マーカー]をクリックします。
追尾基準[最大/最小]と、[マーカー]にチェックを入れ、OKを押します。
最大値マーカーは▲、最低値マーカーは▲で表示されます。
ツール範囲内の最高温度点
ツール範囲内の最低温度点
ツール範囲内の平均値※
ツール表示のみ※
※マーカー表示なし
(解析は撮影後のデータだけではなく、カメラ接続中や動画撮影中も可能です。)
8. 参考:ツールの選択と温度値の表示
□ツールの選択
画面に表示させた解析ツールはクリックして選択します。
ツールは選択されると以下のような表示になります。
選択前
選択後
□温度値の表示
解析ツールの指示温度値は画面右側の[測定](赤枠)に表示されます。
9. グラフの作成とEXCELへ温度値データ貼り付け
9-1.解析ツール(スポット/ボックス/サークル/ライン)
画面上で選択し、右クリックします。[プロット]から[Max(最大)/Min(最小)
/Average(平均)]のいずれかを選択します。
(解析は撮影後のデータだけではなく、カメラ接続中や動画撮影中も可能です。)
9-2.プロットグラフの作成
画面下部にグラフが表示されます。
グラフ上で右クリックをし、[コピー]→[データ]をクリックします。
再生ポイント
マーカー
9. グラフの作成とEXCELへ温度値データ貼り付け
9-3.データ貼り付け
エクセルファイルを立ち上げ、右クリックで貼り付けを行います。
□参考:図として貼り付け
9-2.で[データ]ではなく[図]を選択した場合は、作成したグラフを
画像として貼り付けることができます。