個人投資家向け会社説明会
覚えてもらいたいこと
です
カラーと快適の会社です
1
会社概要
2
DICの成長戦略
旧社名:
大日本インキ
化学工業株式会社
本 社
東京都中央区日本橋
創 業
1908年
創業
110
年
資本金
966億円
連結売上高
7,894億円
連結従業員数
20,628名
グループ会社
64
カ国
171
社
創業110年のグローバルな化学メーカー
2017年度実績川村インキ製造所として創業
1908
1980
年代原料の自給生産を開始し
技術基盤を確立
1920
年代社名・シンボルマークを変更
2008
110年の歩み
インキ事業の拡大
事業の多角化
グローバル化
新たな飛躍へ
印刷インキ
顔 料
樹 脂
出版用インキ
新聞用インキ
パッケージ用インキ
インキ用顔料
塗料用顔料
アクリル樹脂
ウレタン樹脂
液晶材料
不飽和ポリエステル樹脂
包装用フィルム
工業用粘着テープ
機能性顔料
中空糸膜モジュール
ヘルスケア食品
ジェットインキ
PPSコンパウンド
オプトロニクス材料
接着性材料
感性材料
表面保護材料
リキッドインキ
包装材料
今日のコア製品群
1950
年代欧米市場をM&Aで獲得し
グローバルネットワークを確立
47%
35%
34%
27%
53%
65%
66%
73%
278
385
511
580
52% 48% 48% 46%48%
52%
52%
54%
7,578
7,038
8,200
8,300
非インキ
事業
インキ事業売上高
(億円)
営業利益
(億円)
事業ポートフォリオの転換に注力
3.7%
5.5%
6.2%
DIC102
DIC105
2009
2012
2015
2018
利益率
7.0%
中期経営計画
DIC108
見通し*
*2018年8月9日公表値非インキ事業の育成
インキ事業のキャッシュカウ化
外装
有機顔料、光輝材、塗料用樹脂
自動車の快適、省エネに貢献
エンジン周辺部品・ランプハウジング
空調系、電子制御系、燃料系部品
PPSコンパウンド
ギアオイル
硫黄系石油添加剤
タイヤホイール
光輝材
タイヤ
金属石鹸
カーシート・ハンドル
ウレタン樹脂
部材固定、耐衝撃
工業用粘着テープ
車載用ディスプレイ、
スピードメーター
液晶材料
デジタル社会に欠かせない製品群
TFT液晶
表面保護
UV硬化型樹脂
カラー画像を作り出す役割
カラーフィルタ用顔料
(緑・青)
プリント基板/IC封止材
エポキシ樹脂
防水、耐衝撃性
防水両面粘着テープ
表面保護
ガラス飛散防止フィルム
半導体洗浄工程
中空糸膜モジュール
薄型化、放熱
極薄型粘着テープ
部材固定
工業用粘着テープ、粘着剤
事業セグメントと主要製品
プリンティング
インキ
パッケージ用インキ
印刷インキ No.1
食品用パッケージ
日用品パッケージ
飲料ボトルのラベル
28
%
ファインケミカル
機能性顔料
液晶材料
カラーフィルタ
化粧品
ディスプレイ
有機顔料 No.1
TFT液晶
No.3
28
%
アプリケーション
マテリアルズ
工業用粘着テープ
中空糸膜モジュール
ヘルスケア食品
スピルリナ No.1
PC/IT機器
スマートフォン
純水・超純水の製造
健康食品
天然系着色料
4
%
コンパウンド
PPS
コンパウンド
ジェットインキ
PPS
コンパウンド
No.1
自動車用部材
インクジェットプリンタ
(業務用・産業用)
8
%
ポリマ
合成樹脂
自動車内装・外装
PC/IT機器
建築材料
住宅設備
食品トレー
32
%
世界シェア
(当社調べ)主な用途
主要製品
利益貢献
成長牽引事業
安定基盤事業
次世代事業
他
国内トップクラス
の製品多数
営業利益の
17年割合
海外比率
約
60
%
他社にないグローバルネットワーク
41% 21% 18% 20% 売上高 億円7,894
日本
アジア
オセアニア
欧州・アフリカ
北米
中南米
2017年度実績。 %は連結消去前64
カ国
171
社
アジア
14
カ国54
社欧州
28
カ国49
社オセアニア
2
カ国2
社北米
2
カ国15
社中南米
12
カ国14
社アフリカ
5
カ国5
社日本
1
カ国32
社海外事業:円高の向かい風でも利益拡大
近年は
オーガニック成長
と
M&A
の組み合わせで成長
372
350
385
441
411
511
542
565
580
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
海外
事業
国内事業(億円)
営業利益
カラーの会社なのにホワイト
データはともにDIC単体の実績
男女差なし
サステナビリティの取り組みと外部評価
理科実験授業
美術館
取り組み(一例)
外部評価は年々向上
環境
環境
社会
社会
再生可能エネルギーの導入
・太陽光発電設備
・バイオマスボイラ
・コージェネレーションシステム
環境負荷を低減する製品
・ライスインキ、蓄熱シート
億円
売上高
8,300
7,894
+ 5.1%
営業利益
580
565
+ 2.7%
経常利益
580
570
+ 1.8%
純利益**
400
386
+ 3.6%
ROE
12.4%
13.0%
ドル/円
109.81
112.33
ユーロ/円
133.83
127.03
2017
実績
前年比
2018
見通し*
2018年業績:最高益の見通し
* 2018年5月15日開示の見通し
** 親会社株主に帰属する当期純利益
円高・原料高の逆風の中、最高益の見通し
最高益
最高益
最高益
1
会社概要
2
DICの成長戦略
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
成長シナリオ
DIC108
DIC111
DIC114
(現行の中期経営計画)
戦略的投資
(M&A等)
による成長
安定基盤事業の
サステナブル化
• 環境対応
• 合理化
• 戦略的投資
(M&A等)
社会要請にマッチした最適
ビジネスモデル構築
• エレクトロニクス
• パッケージ
• ヘルスケア
• 低炭素化
事業ポートフォリオ変革
により持続的成長
次世代事業
事業創出
成長牽引事業
成長加速
安定基盤事業
キャッシュ・カウ化
現在
安定基盤事業が生み出すキャッシュで成長加速
市場成長率:
7
%
/年
2015
2016
2017
中間所得層の増加
化粧品用顔料事業:市場拡大と採用増で好調
・アイシャドゥ
・口紅
・マニキュア
22
%
26
%
2015年
2017年
シェアアップ
市場環境
当社の強み
主なトピックス
• 多彩なラインナップ
• 各国の
法規制に対応
• 安全性
• 企画開発力
• 日本・新興国で拡販
• 生産能力を増強
主な用途
安全安心
自然志向
売上高
+30%
成長牽引事業
2015
2016
2017
PPSコンパウンド事業:自動車用途で出荷増
市場成長率:
4
%
/年
市場環境
当社の強み
主なトピックス
エンジニアリング・プラスチック
PPS
• 世界シェア
No.1
•高い信頼性
•原料からの一貫生産
•グローバルネットワーク
27
%
・熱に強い
・薬品に強い
・軽い
・自動車生産地域で
拠点整備
・営業・技術サービスの拡充
EU
中国
マレーシア
売上高
省エネ規制
低燃費化
成長牽引事業
+21%
日本
PPS=ポリフェニレンサルファイド
ディスプレイ関連事業:市場拡大以上の成長
世界シェア
No.3
TFT液晶
カラーフィルタ用顔料
グリーン顔料
ブルー顔料
成長牽引事業
液晶ディスプレイの構造
世界シェア
No.1
世界シェア
No.1
2015
2016
2017
売上高
+37%
市場成長率:
4
%
/年
大画面化の流れ
市場環境
当社 シェア 当社 シェアヘルスケア事業:天然色素の拡販に期待
次世代事業
原料生産量
世界No.
1
天然青色素
(健康成分フィコシアニン)
チョコレート・ガム
アイスキャンデー
主な用途
スピルリナ
から抽出される色素
市場急拡大
健康志向
当社の強み
主なトピックス
・欧米での拡販
・生産能力増強
アメリカ工場
中国工場
*
スピルリナ
らせん形の藻
50種以上の栄養成分
天然
で
鮮やか
*
・アメリカで認可取得
・ハラル、コーシャ認定
欧米食品メーカーが
天然色素に切替
アメリカ政府が
天然色素を認可
太陽ホールディングスとの資本業務提携
プリント配線板用部材、材料
の共同開発
戦略的投資
市場ニーズの把握
マーケティング
素材開発
英国セキュリティインキ事業の買収
主な用途
紙幣、IDカード・パスポート、収入印紙等の証紙類
市場規模
約13億 米ドル
(紙幣用インキの市場規模(出所:Pira))
シナジー
ルミネッセンスの
高い技術力
と DICグループの
信用力
大規模な国際競争入札への参加が可能になった
戦略的投資
1
会社概要
2
DICの成長戦略
20
20
30
30
30
40
40
60
60
20
20
30
30
30
40
60
60
65
40
40
60
60
60
80
100
120
125
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
期末
中間
配当性向は30%程度
配当
利回り
(予想) **
3.3
%
PER
(予想)**
9
倍
他社平均
PER***
20
倍
*** 東証1部化学業種の単純平均PER(2018年4月)
*
株式併合(2016年7月1日実施)の影響を調整ずみ
現時点
見通し
** 直近の業績見通しを基に2018年9月6日終値で算出
*
PBR
(実績)
1.2
倍
PERが低い背景
• 成長戦略のアピール不足
• 衰退事業のイメージ
• 認知度の低さ
• 原料価格上昇の影響
• 円高の影響
株主優待は年2回
オリジナルカレンダー**:1部
基準日*
6
月末
基準日*
12
月末
DIC川村記念美術館の入館券付き絵ハガキ**
2枚(2人/枚)
*
各基準日現在の当社株主名簿に記載された1単元(100株)以上
の当社株式を保有いただいている株主様に贈呈します
**
絵ハガキの図柄及びカレンダーデザインは毎年変わります
*** 当社グループ製品は変更になることがあります
贈呈時期:4月上旬
贈呈時期:12月上旬
写真は2017年のイメージ
当社グループ製品***
7,790
7,343
7,038
7,840
8,301
8,200
7,514
7,894
8,300
372
350
385
441
411
511
542
565
580
4.8
4.8
5.5
5.6
4.9
6.2
7.2
7.2
7.0
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
売上高 (億円)
営業利益 (億円)
営業利益率 (%)
見通し
調整後
業績の推移:営業利益は上昇トレンド
*高付加価値
製品の伸長
で利益率改善
売上高は円高
影響で横ばい
参考情報
財務バランス:経営の自由度が高まった
*
D/Cレシオ:有利子負債/(有利子負債+純資産)
3,376
3,285
3,156
2,991
2,742
2,595
2,413
2,657
2,600
1,304
1,245
1,607
2,189
2,767
2,899
3,070
3,440
3,605
72.1
72.5
66.3
57.7
49.8
47.2
44.0
43.6
41.9
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
有利子負債(億円)
純資産(億円)
D/Cレシオ*(%)
見通し
純資産>負債
参考情報
ファインケミカル
セグメント
機能性顔料が成長を牽引
カラーフィルタ
メタリック塗装
売上高
1,354億円
営業利益(率)
174億円 12.8%
液晶ディスプレイ
化粧品
主要製品・用途
1,355 1,282 1,354 131 144 174 9.7 11.3 12.8 2015 2016 2017 売上高 営業利益 営業利益率(%) (億円)機能性顔料
液晶材料
参考情報
自動車のエンジン周辺部材
コンパウンド
セグメント
分散・配合技術により新たな価値を創出
売上高
647億円
営業利益(率)
50億円
7.7%
主要製品・用途
636 611 647 57 50 50 9.0 8.1 7.7 2015 2016 2017 売上高 営業利益 営業利益率(%) (億円)PPSコンパウンド
ジェットインキ
売上高、営業利益(率)は2017年度実績産業用・業務用
インクジェットプリンター
参考情報
4,126 3,652 3,737 4.6 5.0 4.7 190 184 174 2015 2016 2017 売上高 営業利益 営業利益率(%) (億円)