■当ファンドの仕組みは次の通りです。 商 品 分 類 追加型投信/国内/株式 信 託 期 間 2011年12月30日~2016年11月15日 運 用 方 針 主に国内の株式に投資することに より、信託財産の成長を図ること を目標に運用を行います。 銘柄選択は幅広く企業訪問等を 行い、徹底した調査・分析に基づく ボトムアップ・アプローチにより、 企業経営力・企業の競争優位性は もとより、成長性あるいはその持続 継続性を特に評価する形で組入候補 銘柄を厳選し、ポートフォリオを 構築します。 主 要 運 用 対 象 国 内 の 金 融 商 品 取 引 所 に 上 場 (これに準ずるものを含みます。) されている株式 組 入 制 限 株式への投資割合には、制限を 設けません。 外貨建資産への投資は行いません。 分 配 方 針 毎決算時に、原則として経費控除 後の配当等収益および売買益等の 全額を対象として、基準価額水準、 市況動向、残存信託期間等を勘案 して決定します。ただし、分配 対象額が少額の場合には、分配を 行わないこともあります。
ニッセイ
日本復興関連株式ファンド
愛称復興の鼓動
運
用
報
告
書
第4期
(決算日 2013年11月15日)●受益者の皆様へ
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
さて「ニッセイ日本復興関連株式ファンド」は、
2013年11月15日に第4期の決算を行いました。
ここに期中の運用状況をご報告申し上げます。
今後とも是非ご継続頂き、一層のご愛顧を賜り
ますようお願い申し上げます。
商品内容、運用状況などについてのお問い合わせ先 0120-762-506(コールセンター) 受付時間は営業日の午前9時から午後5時までです。 http://www.nam.co.jp/ http://www.nam.co.jp/mob/ お客様の口座内容に関するご照会は、お申し込みされた販売会社に お問い合わせください。◆設定以来の運用実績
決 算 期 基準価額 (分配落) 税引前 分配金 期 中 騰落率 (ご参考) 基準価額+ 累計分配金 参考指数 期 中 騰落率 株 式 組入比率 純 資 産 総 額 (設 定 日) 円 円 % 円 % % 百万円 2011年12月30日 10,000 - - 10,000 10,000 - 20.9 6,013 1期(2012年5月15日) 10,007 0 0.1 10,007 10,464 4.6 90.7 4,317 2期(2012年11月15日) 10,142 0 1.3 10,142 10,449 △0.2 91.2 6,052 3期(2013年5月15日) 13,398 2,800 59.7 16,198 17,934 71.6 88.8 3,043 4期(2013年11月15日) 12,376 2,000 7.3 17,176 17,891 △0.2 93.8 4,406 (注1)設定日の基準価額は当初設定価額を記載しています。 (注2)基準価額の騰落率は分配金(税引前)込みです。 (注3)「基準価額+累計分配金」は、当該決算期の基準価額(分配落)に当該決算期以前の税引前分配金の累計額を加えたものです。 (注4)参考指数はTOPIX(配当込み)としており、設定時を10,000として再指数化しています。以下同じです。 (注5)設定日の純資産総額は当初設定元本を記載しています。◆当期中の基準価額と市況等の推移
年 月 日 基準価額 騰落率 参考指数 騰落率 株 式 組 入 比 率 (期 首) 円 % % % 2013年5月15日 13,398 - 17,934 - 88.8 5月末 12,371 △7.7 16,259 △ 9.3 92.5 6月末 12,341 △7.9 16,258 △ 9.3 93.5 7月末 12,567 △6.2 16,228 △ 9.5 93.4 8月末 12,503 △6.7 15,865 △11.5 94.3 9月末 14,004 4.5 17,242 △ 3.9 94.8 10月末 14,277 6.6 17,245 △ 3.8 93.7 (期 末) 2013年11月15日 14,376 7.3 17,891 △ 0.2 93.8 (注)期末基準価額は分配金(税引前)込み、騰落率は期首比です。<前期末(2013年5月15日)~当期末(2013年11月15日)> 当期の日経平均株価は、円安の進行や企業業績の改善期待などにより、5月22日に期中最高値となる 15,627円26銭となり、約5年5カ月ぶりに1万5,600円台まで上昇しました。しかし翌日には中国の景気指標 悪化などを背景に一転、株価は大幅に急落しました。米量的緩和の早期縮小観測や円高反転、さらに中国に おいて短期金利が急上昇し、流動性ひっ迫懸念等による金融市場の混乱も重なったことから、世界的にリスク 回避の傾向が強まり下落基調が継続しました。 その後は、円安基調の回復やアジアの株式相場が上昇したことなどに加えて、7月21日の参議院選挙を 控えた安倍政権の安定化への期待から株価は上昇したものの、選挙後は、米量的緩和の長期化観測を背景 として円高が進んだことや、市場予想を下回る企業決算を受けて下落しました。さらに為替動向や米量的緩和 の縮小時期に関する憶測、シリア情勢の緊迫化などをにらみながら、株価は一進一退の動きが続きました。 9月に入ると、2020年東京五輪の招致実現を受けたインフラ整備期待の高まりやGDPの上方修正、米量的 緩和の縮小見送りなどから株価は上昇基調となりました。10月以降は、米財政問題をめぐる報道や為替動向 に左右された後、中国の金融引き締め観測等から下落する場面もありましたが、11月に入り良好な雇用統計を 受けた米量的緩和の縮小時期の前倒し観測などを背景に、円安・ドル高が進んだことから再び上昇に転じ、 結局、日経平均株価は15,165円92銭(前期末比騰落率+0.5%)で当期末を迎えました。 TOPIXについても、5月22日に期中最高値となる1,276.03ポイントをつけましたが、その後は大きく 乱高下する展開となり、1,239.04ポイント(前期末比騰落率-1.1%)で当期末を迎えました。
投資環境
(2013年5月16日から2013年11月15日まで)
国内株式市況
当ファンドは、主として国内の金融商品取引所に上場(これに準ずるものを含みます)されている株式の中から、 東日本大震災後の社会・産業構造の変化をとらえ、大きな成長が期待される企業へ投資することにより、信託 財産の成長を図ることを目標に運用を行います。 銘柄選定については、当初の運用方針どおり東日本大震災後の社会・産業構造の変化を的確にとらえることに より成長が期待される企業の中から、割安と判断される銘柄への投資を行いました。 主な売買銘柄は以下の通りです。 銘 柄 判断理由等 遠藤照明など 当 面 の 業 績 の 伸 び 率 鈍 化 が 予 想 さ れ る と 判断 売 付 リプロセル(期中売買)など 当面の業績の好調さが株価にほぼ織り込ま れたと判断 前田工繊、タケエイ(公募・売出(PO))、 東洋建設など 構造変化により中期的な企業価値の向上が 見込まれると判断 買 付 UTホールディングス、ビットアイル(公募・ 売出(PO))など 短期的な業績悪化等により本来の企業価値 よりディスカウント(割安に評価)されて いると判断
運用経過
(2013年5月16日から2013年11月15日まで)
個別銘柄
当期末 銘柄 業種 比率(%) 1 富士電機 電気機器 3.2 2 シップヘルスケアHD 卸売業 2.8 3 ヒューリック 不動産業 2.7 4 FPG 証券、商品先物取引業 2.7 5 三和ホールディングス 金属製品 2.6 6 NIPPO 建設業 2.6 7 日野自動車 輸送用機器 2.5 8 三菱重工業 機械 2.5 9 前田工繊 その他製品 2.5 10 前田道路 建設業 2.5 (注)比率は対組入株式評価額比です。以下同じです。 当期末 業種 比率(%) 1 建設業 19.0 2 サービス業 11.2 3 卸売業 9.1 4 電気機器 7.8 5 機械 6.3 6 金属製品 6.0 7 情報・通信業 5.9 8 化学 5.2
以上のような投資環境および運用の結果、当期の 基準価額は6月7日に期中最安値の11,312円(前期末 比騰落率-15.6%)をつけた後は一進一退の動きと なりました。11月以降は、良好な雇用統計を受けた 米量的緩和の縮小時期の前倒し観測などを背景に、 円 安 ・ ド ル 高 が 進 行 し た こ と か ら 基 準 価 額 は 上 昇 に 転 じ 、 結 局 、 当 期 末 は 12,376 円 と な り 、 分 配 金 (2,000円[税引前])を含めますと、前期末比+978円 となりました。 当期の基準価額騰落率は+7.3%となり、参考指数騰落率(-0.2%)を上回る結果となりました。 これは個別銘柄において、既存物件の建て替えによる収益改善が続いていることに加え、来期実現を計画して いる不動産投資信託(J-REIT)上場に向けて順調な資産の積み上げが評価されたヒューリック(不動産 業)や、復興関連需要ばかりでなく、除染や全国的なインフラ見直しが需要拡大につながると予想される前田 工繊(その他製品)、子会社の復興関連工事の受注継続や主力の都市土木関連工事の中期的な受注拡大が期待 されたライト工業(建設業)等の上昇がプラスに寄与したためです。 当期の収益分配は、基準価額水準、市況動向、残存信託期間等を考慮の上、分配方針に基づき1頁の表の通り とさせていただきました。 分配原資につきましては、後掲の「分配原資の内訳」をご参照ください。 なお、収益分配に充てずに信託財産に留保した収益につきましては、元本部分と同一の運用を行います。
基準価額の推移
収益分配
参考指数との比較
当面の運用方針は以下の通りです。 除染を含めた原発事故処理は継続課題である一方、がれき処理の終了や高台移転に向けた工事の着手等、 スケジュールの進捗にはばらつきがありながらも、震災復興に向けた動きは着実に前進していると思われます。 また、日本経済全体の再生に向けた施策も徐々にかたちを成す局面に入りつつあり、銘柄選定の視点からは、下記の ような具体的な動きが見られます。 「エネルギー政策の転換」では、11月の改正電気事業法の成立を受け、戦後60年あまり続いてきた電力制度の 転換に向けて舵が切られることが決定しました。実際に全面的な自由化が進むには曲折が予想されますが、制度 改正の先行きを見極めながら、新たに電力事業に参入しようとする企業が増えると予想されます。 「安心・安全対策の強化」では、今年も痛ましい大規模自然災害が発生したことから、今後も防災対策やイン フラの老朽化対策に対する関心は高い状況が続くと見られます。 「ライフスタイルの変化」では、スマートフォンやタブレットPCの高機能化、それに伴うネットワークの利便性 向上が、私生活でのコミュニケーションのあり方ばかりでなく、仕事や業務のかたちを多様に変化させていく 可能性があると考えています。 「規制緩和の推進」では、政府の成長戦略の柱と位置付けている国家戦略特区法案が国会に提出され、地域限定 とはいえ、さまざまな規制の見直しに着手しようとしています。 このように震災からの復興を経つつ、デフレ脱却に向けて企業や消費者の行動が変化することが、日本経済 全般に大きな影響を与えると期待されます。 当ファンドでは、引き続きこのような東日本大震災後の社会・産業構造の変化をとらえ、大きな成長が期待 される企業へ投資を行う方針です。徹底した調査・分析により、上記のような環境の変化を的確にとらえること によって成長が期待される企業を抽出し、長期業績予測をもとに割安と判断される銘柄に投資を行うことで、 高い運用成果の獲得をめざします。
今後の運用方針
<環境認識> 7月の参議院選挙により「ねじれ国会」が解消したことで、政治の安定化が予想されますが、成長戦略や 規制緩和については、当初の期待からは踏み込み不足との見方もあるようです。しかしここ数年に比べて、 環太平洋経済連携協定(TPP)への対応や農業政策転換等の課題解決に向けた前進が見られることは、 政権運営への信頼の高まりにつながる可能性があると考えています。 一方、国内の企業業績動向も堅調に推移していると見られます。特に外需関連企業において、現在の為替 水準は相対的な競争力強化などを通じて、年度初めに想定した以上の効果が出ていると思われます。また 内需関連企業においても、調達価格上昇による利益圧迫が懸念されますが、その水準は企業努力などにより 吸収できる範囲に収まると考えています。日銀短観や中小企業の景況感等でも、企業の景気動向先行きに 対する目線が徐々に上昇してきていることが示唆されています。 この半年間の株式市場動向は、調整色の強い動きとなりましたが、一服後はこうしたファンダメンタルズ (経済の諸条件・基礎的条件)の好調を背景として、強含みの展開となる公算が大きいと見ています。(注1)期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、追加、 解約により受益権口数に変動があるため、下記の簡便法により算出 した結果です。 (a)信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率× (b)売買委託手数料= (c)保管費用等= (注2)保管費用等には、監査費用が含まれています。 (注3)各項目ごとに円未満は四捨五入しています。 当期の日数 年間の日数 期中の売買委託手数料 期中の平均受益権口数 期 中 の 保 管 費 用 等 期中の平均受益権口数