• 検索結果がありません。

Business Labor Trend

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Business Labor Trend"

Copied!
22
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2

今後の外国人労働者問題を考える

〈経済危機が日系人労働者に与えた影響等を踏まえて〉

労働政策フォーラム

 2008 年9月のリーマンショックに端を発した経済危機で、大量の

日系人失業者が発生し、外国人労働者に関わる様々な問題が顕在化し

た。また依然として厳しい雇用情勢の中、国内で約 300 万人が失業

している一方、少子高齢化による労働者不足の懸念や、安価な労働力

を求める声を背景に、外国人労働者の受入れ拡大を求める声もある。

特集では、労働政策フォーラムでの外国人労働者をめぐる受入れ議論

のほか、JILPT が昨年実施した日系人労働者やアジアにおける高度

外国人材に関する調査を通じて、いま新たに直面する課題を考える。

外国人労働者の受け入れにあたって は、産業及び国民生活等に与える影響 を総合的に勘案することが不可欠であ る。昨年一二月四日に東京・築地で開 催した労働政策フォーラムでは、 ﹁今後 の外国人労働者問題を考える﹂をテー マに、日系人の受け入れに伴う様々な 問題やそれに対して日本政府が講じて きた施策を検証。有識者などがそれぞ れの立場から、今後のあり方を提起し た。わが国の外国人労働者受入れ議論 の新たな方向性を模索するための素材 を提供している。

(2)

3

外国人労働者受入れの基本

的考え方

外国人労働者をめぐっては、さまざ まな考え方や意見があります。対立す る考え方もあると思いますが、いずれ にしても、議論が必要です。そこで、 議論のための材料を最初にご提示させ ていただくという考え方で話を進めさ せていただきます。 内容を四つに分けております。第一 は、外国人労働者受入れの基本的考え 方、第二は、経済危機後の日系人求職 者の状況と対策、第三は諸外国におけ る外国人労働者受入れの状況、そして 最後に、今後の外国人労働者施策を進 める上での留意点で、この四つの柱で 進めていきたいと思います。 第一の柱ですが、外国人の受け入れ に関しての基本的考え方︵ 図表 ︶と しては、出入国管理及び難民認定法い わゆる入管法という法律があります。 この法律の中に、どのように受け入れ るのかが書かれています。受け入れの 範囲は﹁我が国の産業及び国民生活等 に与える影響﹂を総合的に勘案して決 定するとしています。要するに日本の 産業、国民生活にとってどういう影響 があるかを考えて、主体的に選ぶとい う意味だろうと思います。 では、具体的に受け入れ範囲をどの ように考えているかというと、高度の 専門家、あるいは技術者といった外国 人の就業を積極的に促進しようという ことです。他方、いわゆる単純労働者 の受け入れ、あるいは現在の受け入れ 範囲の拡大は慎重に考えた方がいいの ではないかということになります。な ぜならば、こうし た単純労働の外国 人は低賃金になり がちなわけで、こ れによって、いわ ば遅れた産業構造 を引きずってしま い、結果的に、求 人充足や人材確保 を阻害するという 問題が起こるので はないかというこ とです。 さらに、今年六 月に今後一〇年間 を展望した新成長 戦略がつくられ、 労働力人口減少へ の対応としては、 現在、国内雇用情 勢は非常に厳しい ですけれども、ま ずは国内の若者、 女性、高齢者の労 働市場への参加を 促進することを打 ち出しました。これらの方々の就業率 向上のための政策を総動員して、労働 力人口の減少をはね返すのが基本で、 労働力人口の減少に対応して外国人を 入れたらどうかという発想は、この成 長戦略の中にはないわけです。 次に将来的な対応です。少子高齢化、 労働力人口の減少にどう対処するのか ということで、繰り返しになりますが、 まずは国内の若者、女性、高齢者に働 いていただく必要があるということで す。それから労働というと、単に経済 や産業上の問題だけではなく、人の受 け入れということは、医療、社会保障、 教育、治安など、生活全般に影響する わけです。この部分での国民的コンセ ンサス、理解と納得がないと、きなく さい話になってくるのではないかとい うことです。その国民的コンセンサス に関して、今年六月に朝日新聞が行っ た世論調査があります。少子化が続い て人口が減り、経済規模が維持できな くなった場合、海外からの移民を幅広 く受け入れることに関して賛否を聞き ました。結果は、賛成が二六 で、反 対が六五 となっております。 次に、わが国で実際に就労している 外国人のカテゴリーをみます 図表2 ︶ 。 二〇〇九年一〇月末現在の数字ですが、 五六万人が働いています 。四つのグ

基 調 報 告

わが国における外国人労働者を巡る状況について

厚生労働省職業安定局派遣・有期労働対策部外国人雇用対策課長

野口

䂾 ฃ䈔౉䉏▸࿐䈲䇸ᚒ䈏࿖䈱↥ᬺ෸䈶࿖᳃↢ᵴ╬䈮ਈ䈋䉎ᓇ㗀䇹䉕✚ว⊛䈮ൊ᩺䈚䈩᳿ቯ䇯 䋨಴౉࿖▤ℂ෸䈶㔍᳃⹺ቯᴺ䋩 䋱 ಴౉࿖▤ℂ෸䈶㔍᳃⹺ቯᴺ਄䈱઀⚵䉂 䂾 䋨࿖㓙┹੎ജᒝൻ䈱ⷰὐ䈎䉌䋩㜞ᐲ䈱ኾ㐷⊛䊶ᛛⴚ⊛ಽ㊁䈱ᄖ࿖ੱ䈱䇮ᚒ䈏࿖䈪䈱ዞᬺ䉕Ⓧᭂ⊛䈮ଦㅴ䇯 䋨㓹↪ኻ╷ᴺ╙㪋᧦䋩 䂾 ઁᣇ䇮න⚐ഭ௛⠪䈱ฃ౉䉏╬䇮ᄖ࿖ੱഭ௛⠪䈱ฃ౉䉏▸࿐䈱᜛ᄢ䈲䇮ഭ௛Ꮢ႐䈱ੑ㊀᭴ㅧൻ䈏ᒝ䉁䉎䈍䈠䉏 䈏䈅䉎䈖䈫䈮ട䈋䇮ഭ௛᧦ઙ╬䈱ᡷༀ䉕ᅹ䈕䇮䈵䈇䈩䈲䇮᳞ੱల⿷䊶ੱ᧚⏕଻䉕㒖ኂ䇯 䋨䇸㓹↪᡽╷ၮᧄᣇ㊎䇹ᐔᚑ㪉㪇ᐕ㪉᦬ෘ↢ഭ௛ᄢ⤿๔␜䋩 䋲 ᒰ㕙䈱ၮᧄ⊛⠨䈋ᣇ 䂾 ഭ௛ജੱญ䈱ᷫዋ䈻䈱ኻᔕ䈮䈧䈇䈩䈲䇮䉁䈝䈲࿖ౝ䈱䇺⧯⠪䇮ᅚᕈ䇮㜞㦂⠪䈭䈬䈱ẜ࿷⊛䈭⢻ജ䉕᦭䈜䉎ੱ䇱 䈱ഭ௛Ꮢ႐䈻䈱ෳട䉕ଦㅴ䇻䈚䇮䇺࿖᳃ฦጀ䈱ዞᬺ₸ะ਄䈱䈢䉄䈮᡽╷䉕✚േຬ䈚䇮ഭ௛ജੱญ䈱ᷫዋ䉕〡䈰㄰ 䈜䇯䇻䈖䈫䈏㊀ⷐ䇯 䋨䇸ᣂᚑ㐳ᚢ⇛䇹ᐔᚑ㪉㪉ᐕ㪍᦬㑑⼏᳿ቯ䋩 ╙䋲┨ ᚒ䈏࿖ഭ௛Ꮢ႐䈱⃻⁁䈫ᄌൻ 㽶ᄖ࿖ੱഭ௛⠪ 䋳 ዁᧪⊛䈭ኻᔕ 㽶ᄖ࿖ੱഭ௛⠪ 䊶䊶䊶ഭ௛ജੱญ䈱ᷫዋ䈻䈱ኻᔕ䈫䈚䈩䇮ᄖ࿖ੱഭ௛⠪䈱⃻ⴕ䈱ฃ౉䉏▸࿐䉕᜛ᄢ䈜䉎䈫䈇䈉⠨䈋ᣇ䉅䈅䉎䈏䇮ฃ ౉䉏▸࿐䈱᜛ᄢ䈲䇮࿖ౝ䈱ഭ௛⠪䈫䈱┹ว䊶ઍᦧ䈏↢䈛䇮⧯⠪䇮ᅚᕈ䇮㜞㦂⠪䇮㓚ኂ⠪╬䈱㓹↪ᯏળ䈱༚ᄬ䉕᜗ 䈒䈖䈫䈮ട䈋䇮ഭ௛᧦ઙ╬䈱ᡷༀ䉕ᅹ䈕䉎䈭䈬䇮ഭ௛Ꮢ႐䈮ᖡᓇ㗀䉕ਈ䈋䉎 ᔨ䈏䈅䉍䇮චಽᘕ㊀䈭ኻᔕ䈏ᔅⷐ䈪 䈅䉎䇯䈘䉌䈮䇮න䈮↥ᬺ਄䈱ഭ௛ജ䊆䊷䉵䈱໧㗴䈫䈚䈩⼏⺰䈜䉎䈱䈪䈲䈭䈒䇮ක≮䊶␠ળ଻㓚䇮ᢎ⢒䇮ᴦ቟╬࿖᳃↢ ᵴో૕䈮㑐䈜䉎໧㗴䈫䈚䈩䇮࿖᳃⊛䉮䊮䉶䊮䉰䉴䉕〯䉁䈋䈧䈧䇮᏷ᐢ䈇⷗࿾䈎䉌✚ว⊛䈮ᬌ⸛䈘䉏䉎䈼䈐䈪䈅䉎䇯 䋨䇸㓹↪᡽╷⎇ⓥળႎ๔䇹䋨ᐔᚑ㪉㪉ᐕ㪎᦬䋩䋩 図表1 外国人労働者の受入れについて我が国の基本的考え方

(3)

4

ループがありまして、まず就労目的の 滞在が認められている人が一〇万人い ます。ここは基本的に専門的・技術的 分野とされる方です。二つ目が、身分 に基づいて在留している人。たとえば、 定住者、永住者など、日系人の方々、 あるいは日本人と結婚された方々で、 いわゆる身分系といわれる資格の方々 です。こういう方々は就労に関する制 限がなく、就労者数が約二五万人です。 三つ目が特定活動という、とくに認め られて就労している方々で、多くが技 能実習だったり 、あるいは EPA いった二国間の協定で受け入れている 看護師や介護福祉士候補者の方々で、 約一一万人います。四つめの資格外活 動は、よくコンビニで見かけるような 若い外国人の方で、留学生の資格で在 留し、例外的に一週間二八時間の限度 でアルバイトをしている人などです。 こうした人が一〇万人弱おります。

経済危機後の日系人求職者

の状況

現状を国籍別に見ますと 図表 ︶ 、 就労者の総数では中国人が一番多く、 次にブラジル人 、日系人でいうとペ ルー系の方も多い。身分系ではフィリ ピン人も四万人と多くなっています。 こうしたなか、日系人を中心に、リー マンショックとその後の経済危機で大 変困難な状況に直面したということで す。 日系ブラジル人が多い地域、たとえ ばハローワーク掛川などでは、リーマ ンショックの影響で職を失った日系人 の方々が開庁前に長い列を作っていま した。ハローワークも深夜まで開けて 相談に当たるという状況にあったわけ です。 その経済危機後の状況ですが、多く の日系人がブラジルなどの母国に帰国 しました。例えばブラジル人で二〇〇 八年末と〇九年末で比べると、主に帰 国によって約四万五〇〇〇人減ってい ます。この帰国に関して国は、帰国支 援事業を実施しました。帰国したいけ れど飛行機のチケット代がない方には その料金を補助したわけです。それで 約二万人が帰国しました。もちろんこ れは強制的に行ったということではな く、帰りたくて困っている方のニーズ に応じて実施した事業です。 経済危機後の失業率ですが、直近の 一〇月で五・一 いうことで、失業 率は高止まりしています。失業者数も 三〇〇万人を超える水準で高止まって います。それでも諸外国に比べるとま だ低く見えますが、雇用調整助成金に よって雇用を維持するための補助金を 受給している人が一〇〇万人を超えて おり、もっと多くの潜在的失業者がい ると考えた方がいいのではないかと思 います。 ᚒ ᚒ߇࿖ߢዞഭߔࠆᄖ࿖ੱഭ௛⠪㧔✚ᢙ ⚂ਁੱ㧕ߩౝ⸶ Ԙዞഭ⋡⊛ߢ࿷⇐߇⹺߼ࠄࠇࠆ⠪ ⚂ਁੱ ޿ࠊࠁࠆޟኾ㐷⊛࡮ᛛⴚ⊛ಽ㊁ޠ㧕 ࡮ߘߩ▸࿐ߪޟ↥ᬺ෸߮࿖᳃↢ᵴ╬ߦਈ߃ࠆᓇ㗀ޠࠍ✚ว⊛ߦൊ᩺ߒߡ୘ޘߩ⡯⒳Ფߦ᳿ቯޕ ฦ࿷⇐⾗ᩰߦቯ߼ࠄࠇߚ▸࿐ߢႎ㈽ࠍฃߌࠆᵴേ߇น⢻ ࡮ฦ࿷⇐⾗ᩰߦቯ߼ࠄࠇߚ▸࿐ߢႎ㈽ࠍฃߌࠆᵴേ߇น⢻ޕ ԙりಽߦၮߠ߈࿷⇐ߔࠆ⠪ ⚂ਁੱ 㨬ቯ૑⠪㨭㧔ਥߦᣣ♽ੱ㧕ޔޟ᳗૑⠪ޠޔޟᣣᧄੱߩ㈩஧⠪╬ޠ╬ ቯ૑⠪㨭㧔ਥߦᣣ♽ੱ㧕ޔ ᳗૑⠪ޠޔ ᣣᧄੱߩ㈩஧⠪╬ޠ╬ ࡮ߎࠇࠄ࿷⇐⾗ᩰߪ࿷⇐ਛߩᵴേߦ೙㒢߇ߥ޿ߚ߼ޔ᭽ޘߥಽ㊁ߢႎ㈽ࠍฃߌࠆᵴേ߇น⢻ޕ

Ԛ․ቯᵴേ

╬ ⚂ਁੱ ᛛ⢻ታ ၮߠߊ ⋴⼔Ꮷ ੺⼔⑔␩ ୥⵬⠪ ੤ቭ╬ ߐ 㧔ᛛ⢻ታ⠌ޔ㧱㧼㧭ߦၮߠߊᄖ࿖ੱ⋴⼔Ꮷ࡮੺⼔⑔␩჻୥⵬⠪ޔᄖ੤ቭ╬ߦ㓹↪ߐ ࠇࠆኅ੐૶↪ੱޔࡢ࡯ࠠࡦࠣࡎ࡝࠺࡯╬㧕 ࡮ޟ․ቯᵴേޠߩ࿷⇐⾗ᩰߢᚒ߇࿖ߦ࿷⇐ߔࠆᄖ࿖ੱߪޔ୘ޘߩ⸵นߩౝኈߦࠃࠅႎ㈽ࠍฃߌࠆᵴേߩนุ ߇᳿ቯޕ ᛛ⢻ታ⠌↢ߪ ౉࿖ᤨߪ 㓹↪㑐ଥߩߥ޿ޟ⎇ୃޠߩ࿷⇐⾗ᩰߢ౉࿖ߒ 㧝ᐕ⚻ㆊᓟߦ㓹↪㑐ଥߩ޽ࠆᛛ ࡮ᛛ⢻ታ⠌↢ߪޔ౉࿖ᤨߪޔ㓹↪㑐ଥߩߥ޿ޟ⎇ୃޠߩ࿷⇐⾗ᩰߢ౉࿖ߒޔ㧝ᐕ⚻ㆊᓟߦ㓹↪㑐ଥߩ޽ࠆᛛ ⢻ታ⠌䋨࿷⇐⾗ᩰ䇸․ቯᵴേ䇹㪀ߦ⒖ⴕޕ㧔ᧄᐕ᦬ᣣߩᡷᱜ౉▤ᴺᣉⴕᓟߦ౉࿖ߒߚ⠪ߪޔ౉࿖ᒰೋ߆ࠄ㓹 ↪㑐ଥߩ޽ࠆޟᛛ⢻ታ⠌ޠߩ࿷⇐⾗ᩰ߇ઃਈߐࠇࠆޕ㧕

ԛ⾗ᩰᄖᵴേ

㧔⇐ቇ↢ߩࠕ࡞ࡃࠗ࠻╬㧕 ⚂ਁੱ

ԛ

࡮ᧄ᧪ߩ࿷⇐⾗ᩰߩᵴേࠍ㒖ኂߒߥ޿▸࿐ౝ㧔⇐ቇ↢㧦ㅳᤨ㑆એౝޔዞቇ↢㧦ᣣᤨ㑆એ ౝ㧕ߢޔ⋧ᒰߣ⹺߼ࠄࠇࠆ႐วߦႎ㈽ࠍฃߌࠆᵴേ߇⸵นޕ 図表2 我が国で就労する外国人のカテゴリー 資料出所:厚生労働省外国人雇用状況届出状況(平成 21 年 10 月末現在) 図表3 国籍別・在留資格別外国人労働者の現状(2009 年 10 月現在) ࿷ ࿷⇐⾗ᩰ ✚✚ᢙ 㽲㽲ኾ㐷⊛䊶 ᛛⴚ⊛ಽ㊁ 㽳りಽ䈮ၮ 䈨䈒࿷⇐⾗ 㽴․ቯᵴ 㽵⾗ᩰᄖᵴേ ࿷⇐⾗ᩰ ✚ᢙ ᛛⴚ⊛ಽ㊁ 䈨䈒࿷⇐⾗ േ ᵴേ ో࿖☋⸘ 䋵䋶䋲䋬䋸䋱䋸 䋱䋰䋰䋬䋳䋰䋹 䋲䋵䋳䋬䋳䋶䋱 䋱䋱䋲䋬䋲䋵㪈 䋹䋶䋬䋸䋹䋷 ਛ࿖ 䋲䋴䋹䋬䋳䋲䋵 䋴䋳䋬䋹䋷䋵 䋴䋵䋬䋴䋲䋰 䋸䋵䋬䋸䋵䋶 䋷䋴䋬䋰䋷䋴 䊑䊤䉳䊦 䋱䋰䋴䋬䋳䋲䋳 䋴䋴䋴 䋱䋰䋳䋬䋶䋴䋵 䋸䋸 䋱䋰䋸 䊐䉞䊥䊏䊮 䋴䋸䋬䋸䋵䋹 䋲䋬䋴䋵䋱 䋴䋰䋬䋱䋲䋳 䋵䋬䋷䋰䋷 䋵䋷䋸 㖧࿖ 䋲䋵䋬䋴䋶䋸 䋱䋰䋬䋵䋰䋷 䋶䋬䋶䋴䋶 䋱䋬䋴䋸䋷 䋶䋬䋸䋲䋸 䊕䊦䊷 䋱䋸䋬䋵䋴䋸 䋸䋸 䋱䋸䋬䋲䋹䋶 䋱䋲䋶 䋶䋵 䈠䈱ઁ 䋱䋱䋶䋬䋲䋹䋵 䋴䋲䋬䋸䋴䋴 䋳䋹䋬䋲䋳䋱 䋱䋸䋬䋹䋷䋶 䋱䋵䋬䋲䋴䋴 資料出所:厚生労働省「外国人雇用状況の届出状況(2009 年 10 月末現在)」 図表4 外国人集住地区9ハローワークに おける外国人求職者職業相談の状況 26 281 268 300 30,000 ⋧⺣ઙᢙ ዞ⡯ઙᢙ 14 574 20,428 26,281 23,367 25,723 22,652 16,743 14 456 145 145 213 172 163 179 199 242 175 202 150 164 152 162 200 250 20,000 25,000 ዞ ዞ ᣂ ᣂ ⷙ ᳞ ⋧⺣ઙᢙ ⋧⺣ઙᢙ䈲䊥䊷䊙䊮 䉲䊢䉾䉪೨䈱䋳୚⒟ᐲ 䈪㜞ᱛ䉁䉍 ᳞⡯ઙᢙ 2,792 5,009 5,090 4,661 3,340 2 4032 437 2 3072,881 3,388 5,218 9,591 14,574 14,456 10,946 9,028 6,613 6,672 6,636 7,122 7,097 6,407 6,772 5,611 5,354 71 90 127 121 94 133 145 123 145 133 110 130 130 129 141 121 50 100 150 5,000 10,000 15,000 ዞ ⡯ ᳞ ⡯ ⋧ ⺣ 539 736 821 668 606 925 1,243 1,495 ,79 2,403 2,437 1,708 1,441 1,334 1,256 1,079 879 1,080 1,181 1,127 1,188 1,123 963 776 811 1,340 1,710 1,929 1,952 1,779 2,307 , 0 0 20ᐕ 4᦬ 5᦬ 6᦬ 7᦬ 8᦬ 9᦬ 10᦬ 11᦬ 12᦬ 1᦬ 2᦬ 3᦬ 21ᐕ 4᦬ 5᦬ 6᦬ 7᦬ 8᦬ 9᦬ 10᦬ 11᦬ 12᦬ 1᦬ 2᦬ 3᦬ 22ᐕ 4᦬ 5᦬ 6᦬ 7᦬ 8᦬ 太田(群馬)、松本(長野)、大垣、美濃加茂(岐阜)、浜松(静岡)、豊橋、豊田、刈谷(愛 知)及び四日市(三重)の9ハローワークの合計

(4)

5

それから、日系人が多いいわゆる外 国人集住地区の九つのハローワークで、 相談件数がうなぎ上りとなっています 図表 ︶。 それから新規の求職件数 も増えていきました。現在は、新規求 職はかなり落ちており、相談件数もか つてほど多くありません。しかし、そ のレベルはリーマンショック前と比べ るとまだ三∼五倍に高止まっている。 求職者が何度来所しても仕事が見つか らない状況が現在も続いているわけで す。 外国人求職者についてのアンケート 調査結果︵ 図表 ︶によると、一〇カ 月以上の長期失業者が全体の四割、四 カ月以上に広げると七割になります。 それから、日本語があまりできずに不 安だという意見も多い。今後の見通し でも、一番多かったのは、経済状況が よくなっても日本語が使えないと仕事 につけないと思っている人がもっとも 多くなっています。ただ、日本語が使 えなくても、良い仕事ができるという 方も二割弱います。これは甘いのでは ないかと心配しています。 日本語の問題では、事業所の約八割 で外国人を労働者として雇う場合に、 日本語を話せる、指示したことを理解 できることが必要だと思っているわけ です 図表 ︶。 企業がそういう形で 日本語能力を求めているのですが、話 すのは何とか対応できても、読み書き は事業所の期待にはこたえられていな い状況です︵ 図表 ︶ 。 ですから現在、苦戦を強いられてい るのが、日系人求職者ということにな ります。第一に、製造現場の仕事がか つてのような派遣で就職できる状況が 減ってきているからです。一部仕事が 戻ってきていますが、例えば一カ月、 三カ月といった非常に短期の雇用契約 になっている。第二は、先ほどの日本 語能力が不足していることも影響して います。三つ目は、日本人と日系人と の間で、職の奪い合いのような状況が 見られることです。事業主は当然、日 本語ができる方を採 りたいので、日系人 は苦戦を強いられています。こうした 状況の中で、集住地域を中心としたハ ローワークで通訳の配置をしたり、相 談員を置いたりと、相当な体制をとっ ています︵ 図表 ︶ 。 こうした状況を踏まえて、日系人就 労準備研修に着手したわけです。就労 にはやはり日本語が必要になるという ことで、仕事につなげる日本語を身に つけてもらうために始めた研修です。 三カ月程度の研修で、目標は、仕事に つなげるということです。平仮名、片 仮名で履歴書が書け、ハローワークで 求人票が読める、それから就職の面接 図表5 外国人求職者の現在の状況 図表7 企業が求める日本語能力と日系人労働者の日本語能力にギャップ 㔌⡯⠪䈱⚂䋷ഀ䈏䋴䊱᦬એ਄㔌⡯䈚䈩䈍䉍䇮㔌⡯⠪䈏ṛ⇐䈚䈩䈇䉎⁁ᴫ䇯䋨䋱䋰䊱᦬એ਄䈱㐳ᦼ ᄬᬺ⠪䈲㔌⡯⠪ో૕䈱⚂䋴ഀ䈮䈱䈿䉎䋩䋨⴫1䋩 ⚂䋵ഀ䈏᳞⡯ᵴേ䈱㓙䈮ᣣᧄ⺆䈮ਇ቟䉕ᗵ䈛䈩䈇䉎 䋨⴫2䋩 ᄖ࿖ੱ᳞⡯⠪⥄り䈱ᗧ⼂䋨੹ᓟ䈱⷗ㅢ䈚䋩䈮䇮৻ㇱ↞䈘䈏䉂䉌䉏䉎 䋨⴫3䋩 2008ᐕ 12᦬એ 㔌 㔌⡯᦬䋨⴫䋱䋩 䈫䈩䉅䈅 䈭䈇 ᳞⡯ᵴേ䈱㓙䈮ᣣᧄ⺆䈪ਇ቟䉕 ᗵ䈛䉎䈖䈫䈏䈅䉎䈎䋨⴫䋲䋩 ⚻ᷣ⁁ᴫ 䈏⦟䈒䈭䈦 䈩䇮ᣣᧄ ⺆䈏૶䈋 䈭䈒䈩䉅⦟ 䈇઀੐䈏 䈪䈐䉎 䉒䈎䉌䈭 ੹ᓟ䈱⷗ㅢ䈚䋨⴫䋳䋩 12᦬એ ೨ 14% 2009ᐕ1 䌾6᦬ 12% 2009ᐕ6 䌾12᦬ 12% 2010ᐕ1 䌾6᦬ 29% 2010ᐕ6 ᦬એ㒠 33% 䈫䈩䉅䈅 䉎 18% 䈅䉎 37% 䈅䉁䉍䈭 䈇 28% 17% 䈪䈐䉎 16% ⚻ᷣ⁁ᴫ 䈲⦟䈒䈭䉎 䈏䇮ᣣᧄ ⺆䈏૶䈋 䈭䈇䈫઀ ੐䈮ዞ䈔 ੹䈱⁁ᴫ 䈏䈚䈳䉌䈒 ⛯䈐䇮ዞ ⡯䈲㔍䈚 䈇 27% 䈇 16% 29% ੐䈮ዞ䈔 䈭䈇 41% 資料出所: 外国人来所者へのアンケート調査(職業安定局調べ) ■実施時期平成 22 年 10 月 4 日(月)∼ 15 日(金) ■対象地域:14 県(茨城、栃木、 群馬、埼玉、神奈川、石川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、広島) ※ 外 国人集住都市会議会員都市、平成 21 年度に研修を実施した都市 図表6 約8割の事業所が、外国人労働者を採用する場合には、 「仕事上必要な日本語能力を求める」 「企業における高度外国人材活用促進事業報告書」(厚生労働省 2010 年) ੐ᬺᚲ䈏ኾ㐷ಽ㊁એᄖ䈱ᄖ࿖ੱഭ௛⠪䉕㓹↪䈜䉎႐ว䈮᳞䉄䉎ᣣᧄ⺆⢻ജ䈲䇮䇸઀੐਄ᔅ ⷐ䈭ᣣᧄ⺆䋨ኾ㐷↪⺆䉕฽䉃䋩䈏⹤䈞䉎䇹䋨32.3䋦䋩䇮䇸઀੐਄䈱ᜰ␜䉕ℂ⸃䈪䈐䉎䇹䋨47.2䋦䋩䉕 ว䉒䈞䉎䈫⚂䋸ഀ䉕භ䉄䉎䇯 䋨ᣣ♽ੱഭ௛⠪䈱ዞഭታᘒ⺞ᩏ⚿ᨐ䋨ㅦႎ䋩䋨䌊䌉䌌䌐䌔2010ᐕ䋩䋩 ઀੐਄ᔅⷐ ᣣᏱળ⹤䈏 䈅䈇䈘䈧䇮 ⾈䈇‛䈏䈪 䈐䉎 2% ᣣᧄ⺆䉕⹤ 䈞䈭䈒䈩䉅 ໧㗴䈲䈭䈇 2% ᣣ ᣣᧄ⺆ળ⹤⢻ജ 䈠䈱ઁ 㪊㪅㪌㩼 ኾ㐷⢻ജ 䈏㜞䈔䉏 䈳ᣣᧄ⺆ 䋨ෳ⠨䋩 㜞ᐲᄖ࿖ੱ᧚䈱႐ว䉅ห᭽䈮㜞䈇ᣣᧄ⺆⢻ജ䈏ᔅ㗇 ઀੐਄ᔅⷐ 䈭ᣣᧄ⺆䉕 ⹤䈞䉎 32% ઀੐਄䈱ᜰ ␜䉕ℂ⸃䈪 䈪䈐䉎 17% ⢻ജਇ໧㪊㪅㪌㩼 ኾ㐷⢻ജ 䈏㜞䈔䉏 䈳ᄙዋᣣ ᧄ⺆⢻ജ ᣣᧄੱ䈫 ห⒟ᐲ䈱 ᣣᧄ⺆⢻ ኾ㐷⢻ ജߩ㜞 ߐߦ㑐 ࠊࠄߕ ␜䉕ℂ⸃䈪 䈐䉎 47% ᧄ⺆⢻ജ 䈏ૐ䈒䈩䉅 ណ↪ 㪉㪎㪅㪎㩼 ജ䉕᳞䉄 䉎 㪍㪌㪅㪋㩼 0% 20% 40% 60% 80% 100% 䈅䈇䈘䈧䇮⾈䈇‛䈏䈪䈐䉎1.9 ੐ ੐ᬺᚲ䈏᳞䉄䉎ᣣᧄ⺆⢻ജ䈫ᣣ♽ੱ䈱ᣣᧄ⺆⢻ജ䈱Ყセ䋨ળ⹤䇮㪥㪔㪋㪊䋩಴ౖ䋺ᣣ♽ੱഭ௛⠪䈱ዞഭታᘒ⺞ᩏ⚿ᨐ䋨ㅦႎ䋩䋨䌊䌉䌌䌐䌔2010䋩 ⺒⸃⢻ജ䈮䈍䈇䈩䇮੐ᬺᚲ䈱ㆊඨᢙ䈏䇸઀੐਄ᔅⷐ䈭ᣣᧄ⺆䉕⺒䉃䈖䈫䈏䈪䈐䉎䇹䉅䈚䈒䈲䇸ṽሼ䉕⺒䉃䈖 䈫䈏䈪䈐䉎䇹⢻ജ䉕᳞䉄䈩䈇䉎䈱䈮ኻ䈚䇮ᣣ♽ੱഭ௛⠪䈱䈉䈤䈖䉏䉌䈱⢻ജ䉕᦭䈜䉎䈱䈲⚂䋳ഀ䈪䈅䉎䇯 㪊㪉㪅㪍㩷 60.5 㪋㪍㪅㪎㩷 9.3 16.5 ᣣᏱળ⹤䈏䈪䈐䉎 㪉㪎㪅㪐㩷 ᣣᧄ⺆䉕⹤䈜䈖䈫䈏䈪䈐䈭䈒䈩䉅 ໧㗴䈲䈭䈇䋯⹤䈞䈭䈇㪃㩷㪉㪅㪊㩷 2.3 ੐ᬺᚲ⺞ᩏ ୘ੱ⺞ᩏ ઀੐਄ᔅⷐ䈭ᣣᧄ⺆䋨ኾ㐷⊛↪⺆䉕฽䉃䋩䉕⹤䈜䈖䈫䈏䈪䈐䉎 ᣣᧄ⺆䈮䉋䉎઀੐਄䈱ᜰ␜䈏 ℂ⸃䈪䈐䉎 0% 20% 40% 60% 80% 100% ੐ᬺᚲ䈏᳞䉄䉎ᣣᧄ⺆⢻ജ䈫ᣣ♽ੱ䈱ᣣᧄ⺆⢻ജ䈱Ყセ䋨⺒⸃䇮㪥㪔㪋㪉䋩 㪊㪏㪅㪈㩷 28.6 ṽሼ䉕⺒䉃 䈖䈫䈏䈪䈐 䉎 㪈㪍㪅㪌㩷 0.0 18.5 ṽሼ䉕ዋ䈚⺒䉃 䈖䈫䈏䈪䈐䉎 㪊㪈㪅㪇㩷 16.9 䈵䉌䈏䈭䉕⺒䉃䈖䈫䈏 䈪䈐䉎 㪊㪊㪅㪊㩷 ᣣᧄ⺆䈱ᢥ┨䉕⺒䉄䈭䈒䈩䉅໧ 㗴䈲䈭䈇㪆⺒䉄䈭䈇 㪈㪇㪅㪇㩷 7.1 ੐ᬺᚲ⺞ᩏ ୘ੱ⺞ᩏ ᣣᧄ⺆䈱૞ᬺᜰ␜ᦠ䋨ኾ 㐷⊛䈭↪⺆䉕฽䉃䋩╬ 䉕⺒䉃䈖䈫䈏䈪䈐䉎 ੐ᬺᚲ䈏᳞䉄䉎ᣣᧄ⺆⢻ജ䈫ᣣ♽ੱ䈱ᣣᧄ⺆⢻ജ䈱Ყセ䋨╩⸥䇮㪥㪔㪋㪉䋩 㪊㪈㪅㪇㩷 㪈㪐㪅㪇㩷 㪈㪈㪅㪉㩷 㪋㪅㪏㩷 㪉㪇㪅㪊㩷 㪉㪍㪅㪉㩷 19.8 䈵䉌䈏䈭䉕ᦠ䈒䈖䈫䈏 䈪䈐䉎 㪋㪇㪅㪌㩷 ᣣᧄ⺆䈱ᢥ┨䉕ᦠ䈔䈭䈒䈩䉅໧ 㗴䈲䈭䈇㪆ᦠ䈔䈭䈇 㪈㪎㪅㪍㩷 9.5 㪇㩼 㪉㪇㩼 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 㪏㪇㩼 㪈㪇㪇㩼 ੐ᬺᚲ⺞ᩏ ୘ੱ⺞ᩏ ṽሼ䉕ᦠ䈒䈖䈫 䈏䈪䈐䉎 ṽሼ䉕ዋ䈚ᦠ䈒䈖䈫 䈏䈪䈐䉎 ᣣᧄ⺆䈪ᬺോᣣႎ䉇 ੺⼔⸥㍳䈭䈬䉕ᦠ䈒䈖 䈫䈏䈪䈐䉎

(5)

6

で基本的な受け答えができる、これら を到達目標にして、この研修を昨年度 から行っています。 その実績ですが、〇九年度は五○○ ○人を目標にし、六〇〇〇人を超える 方に参加いただきました。最後まで研 修を終え、仕事についた方が三五 途中で仕事が見つかったので研修を辞 めた人も含めると、約六割が仕事につ ながっています。今年度は現在、実施 中で、五〇〇〇人には研修を受けてい ただきたいと思っています︵ 図表 ︶ 。

諸外国における外国人労働

者受入れの状況

次に諸外国における受け入れ状況で す。ヨーロッパの大陸諸国については、 第二次世界大戦が終わって、戦後復興 によって急激な経済拡大を遂げていた ときに、 労働力需要が急増します。 ヨー ロッパ諸国については旧植民地という こともあり、あるいは二国間協定を結 んだりして、いわば意識的に外国から 労働力を受け入れる政策をとったわけ です 図表 10︶。 それが曲がり角を迎 えたのがオイルショックです。そこで 受け入れから抑制にかじを切ったわけ ですが、うまくかじを切れたわけでは なかった。外国人の定住化が進みます。 というのは、物ではなく人ですので、 家族の呼び寄せという問題も出てくる。 そして、さまざまな摩擦が生じ、外国 人の新規受け入れは厳格にしていく一 方、すでに定住した外国人は、統合政 策をとる方向になります。こうしたな かで、リーマンショックが起こり、現 在、各国とも一般的に受け入れについ ては、さらなる厳格化が図られている 状況です。 それから、次はシンガポールの受入 れ政策です。アジア諸国の中では非常 に特徴的な受入れ政策と言われており、 厳しい在留管理が行われています。ま ず外国人を雇う人は、外国人雇用税と いう税金を払うことになっており、妊 娠している場合は国外退去、結婚を認 めないなど、相当厳格に管理して、数 年働いたら帰国してもらうという形を とっています。それでも単純労働者の 受け入れは経済構造の発展に問題なの ではないかということで、最近さらに 安い外国人労働者、単純労働者の受け 入れは抑制の方向に政策転換している 状況です。 韓国ですが、雇用許可制度を導入し ました。毎年受入れ業種や、その上限 数を決定して受け入れる。送り出し国 と二国間協定を結ぶ形で雇用許可とし て外国人を受け入れています。最近の 動向ですが、もともとあらかじめ受入 れ期間を決めていても一たん受け入れ ると、やはり延びる傾向があります。 なお、リーマンショックで韓国でも失 業者が増えたこともあり、受入れ枠の 縮小という方向になっています。 それから統合政策ですが、たとえば ドイツでは移民に対する統合政策とし てドイツ語やドイツ文化に関しての統

䋲䋰䋰䋸ᐕ

→ 䋲䋰䋱䋰ᐕ

ㅢ⸶䉕㈩⟎䈚䈢 䊊䊨䊷䊪䊷䉪

䋷䋳䈎ᚲ

→ 䋱䋲䋴䈎ᚲ

Ꮢ↸᧛䈫ㅪ៤䈚䈢 Ꮢ↸᧛䈫ㅪ៤䈚䈢 䊪䊮䉴䊃䉾䊒䉮䊷䊅䊷

䋰䈎ᚲ

䋳䋲䈎ᚲ

䊊䊨䊷䊪䊷䉪䈮䈍䈔䉎 ㅢ⸶㈩⟎ᤨ㑆ᢙ

䋷䋱䋲ᤨ㑆

䋯ㅳ

䋵䋬䋰䋹䋸ᤨ㑆

䋯ㅳ

ㅢ⸶㈩⟎ᤨ㑆ᢙ

䋯ㅳ

䋯ㅳ

䊊䊨䊷䊪䊷䉪䈮䈍䈔䉎 ኾછ⋧⺣ຬ

䋱䋱ੱ

䋱䋹䋷ੱ

図表8 ハローワークを中心とした 日系人向け相談・支援機能の強化 ᐔ ᐔ ᚑ 䋲 䋱 ᐕ ᐲ ታ ❣ 䂾 ታᣉ࿾ၞ 䋱䋴⋵䋶䋳Ꮢ↸᧛ 䂾 ✚ฃ⻠⠪ᢙ 䋶䋬䋲䋹䋸ੱ 䂾 ታᣉ䉮䊷䉴ᢙ 䋳䋴䋴䉮䊷䉴 䂾 ୃੌ⠪ዞ⡯₸ 䋳䋵䋦 ᐔ ᚑ 䋲 䋲 ᐕ ᐲ ታ ❣ 䂾 ዞ⡯₸ 䋨ਛㅌ⠪䈱ዞ⡯฽䉃䋩 䋵䋸䋦 䋨ᐔᚑ䋲䋲ᐕ䋱䋱᦬䋵ᣣ⃻࿷䋩 䂾 ታᣉ࿾ၞ 䋱䋸⋵䋷䋸Ꮢ↸᧛ 䂾 ✚ฃ⻠⠪ᢙ 䋳䋬䋶䋰䋶ੱ 䂾 ታᣉ䉮䊷䉴ᢙ 䋲䋷䋲䉮䊷䉴 䋨 ᚑ ᐕ ᦬ ⃻࿷䋩 ࿑: ᐔᚑ22ᐕᐲታᣉ࿾ၞ৻ⷩ 䋨ᐔᚑ22ᐕ11᦬5ᣣ⃻࿷䋩 図表9 日系人就労準備研修実施実績 ̪ ҽဃі΁ႾᎰಅܤܭޅᛦỔ 䂾 䂾 ᰷Ꮊ⻉࿖䈪䈲䇮ᄖ࿖ੱഭ௛⠪ฃ౉䉏䈱ේೣ஗ᱛᓟ䉅䇮ቯ૑ൻ䈮઻䈉⻉໧㗴䋨␠ળ䈱㓏ጀൻ䇮ૐ⾓㊄ዞᬺ䈱࿕ቯൻ╬䋩䈮⋥㕙䇯 䂾 ㄭᐕ ੱ⒳᥸േ╬䉕⢛᥊䈮 㽲ฃ౉䉏᡽╷䈱෩ᩰൻ㽳␠ળ⛔ว᡽╷䈱ᒝൻ䉕ㅴ䉄䉎ᣇะ䇯 ῍ᾀᾈᾃᾄ࠰ ᇹᾁഏɭမٻ৆Ệợụٶૠỉབྷཌᎍί= і΁щ̓ዅỉ࣯ถὸ ᾀᾈᾄ὿࠰ˊ῍ ଒ౡൟע ᡈᨩ׎ẦỤ ܤ̖ễі΁щểẲềٳ׎ʴі΁ᎍửӖλủ ᾀᾈᾃᾆ࠰῍ ἰὊἉἵἽἩἻὅሁỆợụ࣯ນễኺฎࣄᐻί= і΁щᩔᙲỉ࣯ف ̪഑߸ỉኺฎࣄᐻỊଐஜợụᾄ࠰ˌɥଔẟὸ 䂾 ㄭᐕ䇮ੱ⒳᥸േ╬䉕⢛᥊䈮䇮㽲ฃ౉䉏᡽╷䈱෩ᩰൻ䇮㽳␠ળ⛔ว᡽╷䈱ᒝൻ䉕ㅴ䉄䉎ᣇะ䇯 䂾 2008ᐕ⑺䈱䊥䊷䊙䊮䉲䊢䉾䉪એ㒠䇮᰷Ꮊ⻉࿖䈪䈲䇮ᄖ࿖ഭ௛⠪䈱ฃ౉䉏䈮䈧䈇䈩䈘䉌䈭䉎෩ᩰൻ᡽╷䉕ታᣉ䇯 ᾀᾈᾄ὿࠰ˊ῍ ଒ౡൟעẆᡈᨩ׎ẦỤẆܤ̖ễі΁щểẲềٳ׎ʴі΁ᎍửӖλủ ᾀᾈᾆᾂ࠰ ᇹɟഏỼỶἽἉἹἕἁỆợỦኺฎүೞ → ٳ׎ʴڂಅᎍầٻ᣽ႆဃ ᾀᾈᾆᾂίᾃὸ࠰῍ ݼіႸႎỉٳ׎ʴі΁ᎍỉӖλủửҾЩͣഥẴỦễỄẆӖλủӈ఍ ỶἀἼἋỊኺฎͣ๛ỉẺỜẆᾀᾈᾅ὿࠰ˊỆӖλủửӈ఍҄ ỶἀἼἋỊኺฎͣ๛ỉẺỜẆᾀᾈᾅ὿࠰ˊỆӖλủửӈ఍҄ Ὁٳ׎ʴỉܭ˰҄ầᡶᘍ ίᅈ˟ỉ᨞ޖ҄Ẇ ˯᝹᣿ݼಅỉ׍ܭ҄ሁỉբ᫆ầႆဃὸ ὉܼଈỉԠỎ݃ẶሁỆợụٳ׎ʴỉ්λỊഥộỤẵ ɟ૾↖ ᾁ὿὿ᾄ࠰ ἣἼᢸٳᆆൟ୧ѣʙˑ ᾁ὿὿ᾃ࠰῍ ٳٳ׎ʴі΁ᎍỉӖλủӈ఍҄૾ᤆửዜਤẲếếẆẴỂỆܭ˰ẲẺٳ׎ʴỆếẟềᅈ˟ወӳ૎ ሊửࢍ҄ ᾁ὿὿ᾃ࠰ ਘٻᾔᾤ঺ᇌίி഑ᾀ὿ỽ׎ỉᡙььႱὸ ሊửࢍ҄ ᾁ὿὿ᾇ࠰ᅸ ἼὊἰὅἉἹἕἁỆợỦኺฎүೞ ኺฎүೞˌᨀ῍ ٳ׎ʴі΁ᎍỉӖλủỆếẟềẰỤễỦӈ఍҄ ẔỶἀἼἋẕ і΁ࠊئἘἋἚỉࢍ҄ ẔἛỶ἖ẕ ਘٻᾔᾤЈ៲ᎍỉᆆൟỉ්λСᨂửዒዓ ẔἧἻὅἋẕ ૼẺễᆆൟỆݣẲềᢠ৸ႎӖẬλủử࣋ࡁẲẆᅈ˟ወӳửợụɟޖࢍ҄ 図表 10 諸外国における外国人労働者受入れ政策 (イギリス、ドイツ、フランス)の経緯

(6)

7

合コースとして、一人当たり六四五回、 時間にして四八〇時間の研修を義務づ けています 図表 11︶。概略だけの説 明になりましたが、やはり外国人受入 れは人の問題ですので、円滑に受け入 れて自立していただくためには、日本 語、日本文化などの理解も必要になり ます。そうしたことを進めるための社 会統合コストが必要になってきます。

今後の外国人労働者施策を

進める上での留意点

日系の定住外国人は三〇万人という 相当大きな数になってきています。そ ういう方々について、きっちりと受け 入れをするためのパッケージをつくら なければならないということで、今年 八月に内閣府を中心にまとめた指針が あります。その中で、日本語能力が不 十分な方が多い日系定住外国人を日本 の社会の一員としてしっかりと受け入 れ、社会から排除されないようにする ために五つの柱をあげています。第一 に日本語で生活ができるように、大人 だけでなく、子供を含めて、日本語の 習得を進めなければならないというこ とです。二つ目は、子供の教育をどう するのか。三番目は社会で自立するた めに職業、仕事を得ることが大事であ るということ。四番目が社会保障もき ちんと提供する必要があるということ、 五番目には、お互いの文化を尊重して 共生していこうということです。これ を柱に今後、行動計画をつくっていく ことになっています。ということで、 やはり社会統合に当たっては、そのコ ストは私どもが覚悟する必要があるの ではないかということです。 それから統合コストだけではなくて、 生活者として外国人労働者を受け入れ ていくわけですから、受け入れた外国 人が失業することもある、さらに年齢 を重ねるということにもなるので、当 然、社会保障や福祉制度において負担 が増加することも考えていかなければ いけないわけです。生活保護が典型的 で、日本人もそうですが、外国人の受 給者も増えている状況にあります︵ 12︶ 。 一方で、少子化は避けられず、出生 率向上は夢のまた夢だから、それを前 提にしなければならないという人もい ます。しかし、先ほど触れた新成長戦 略では少子化対策を講じて、出生率の 向上を図るべきだというのが基本的な 考え方になっています。やはり諦めて はいけないと考えておりまして、ワー ク・ライフ・バランスや女性が働きや すい環境づくりといった構造を変えて いくのが先で、それを変えないで、ほ かに頼るのはどうかということだろう と思います。 それからもう一つ、どこから外国人 が来るのかということです。人口の高 齢化はどうも日本だけの問題ではなく、 中国は膨大な人口を抱えていますが、 実は二〇二〇年には中国も労働力人口 が減少に転じるという試算もあります 図表 13︶。すでにもう中国でも介護 労働力をどうするかといった議論が出 ていると聞いていますけれども、無尽 蔵に外国人が供給できるのかといった ࿖ ࿖ฬ ฬ⒓䇼⽷Ḯ䇽 ੍▚㗵䋨ᐕ䋩 䊄䉟䉿 䊄䉟䉿 䋨2008ᐕ䋩 ⛔ว䉮䊷䉴䇼ㅪ㇌䈱䉂䇽 1ం䊡䊷䊨 䊂䊮䊙䊷䉪 䋨2002ᐕ䋩 ⛔ว䊒䊨䉫䊤䊛䋨㔍᳃䈍䉋䈶⒖ ᳃䋩䇼࿖䊶࿾ᣇ䇽 4ం9300ਁ䊡䊷䊨 䊐䊤䊮䉴 䊐䊤䊮䉴 䋨2005ᐕ䋩 ⛔ว䉮䊷䉴䇼࿖䇽 1ం䊡䊷䊨 䉟䉺䊥䉝 䋨2002ᐕ䋩 ․೎⛔วၮ㊄䇼࿖䊶࿾ᣇ䇽 4200ਁ䊡䊷䊨 䉥䊤䊮䉻 䋨2002ᐕ䋩 ᣂⷙ౉࿖⠪ะ䈔⛔ว੍▚䇼࿖䇽 ᣢ࿷૑⠪ะ䈔⛔ว੍▚䇼࿖䇽 1ం6500ਁ䊡䊷䊨 1ం䊡䊷䊨 䋱䊡䊷䊨䋽113౞䋨ᐔᚑ22ᐕ11᦬16ᣣ⃻࿷䋩 図表 11 欧州におけるEU域外外国人に対する統合政策 資料出所: 井口泰「欧州における域外外国人に対する統合政策の転換 と我が国の言語政策の課題」(2010 年 9 月)       (独)労働政策研究・研修機構「諸外国の外国人労働者受入 れ制度と実態 2008」 䂾 䂾࿾ᣇ⥄ᴦ૕䈮䈍䈔䉎ᄖ࿖ੱ䈱ቯ૑䊶ዞഭᡰេ䈻䈱ข⚵䈮㑐䈜䉎⺞ᩏ䋨JILPT 2010䋩 䊶ᄖ࿖ੱ䈱↢ᵴ䊶ዞഭᡰេ䈱໧㗴ὐ䈫䈚䈩䇮ᄖ࿖ੱ㓸૑ㇺᏒ䈱䋵ഀએ਄䈪䇸ᄬᬺ䈚䈢ᄖ࿖ੱ䈮ኻ䈜䉎 ↢ᵴ଻⼔⾌䈱Ⴧട䇹䉕ᜰ៰䇯 䊶ᄖ࿖ੱ㓸૑ㇺᏒ䈮䈍䈔䉎ᄖ࿖ੱ䉕ኻ⽎䈫䈚䈢ᣉ╷䈱㑐ㅪ੍▚✚㗵䋨19ㇺᏒಽ䈱ว⸘䋩䈲3ᐕ㑆䈪2.8 ୚䇮3ం9400ਁ౞Ⴧട䋨ᐔᚑ20ᐕᐲ→ᐔᚑ22ᐕᐲ䋩䇯 ਛ࿖ 䊐䉞䊥䊏䊮 䊑䊤䉳䊦 䈠䈱ઁ 㖧࿖෶䈲ർᦺ㞲䋨ฝゲ䋩 ✚ᢙ ᄖ࿖ੱ 䋨ᄖ࿖ੱⵍ଻⼔਎Ꮺᢙ䋩 䋨ⵍ଻⼔਎Ꮺ✚ᢙ䋩 䇼࿑2䇽 ↢ᵴ଻⼔ⵍ଻⼔਎Ꮺᢙ䈱ផ⒖ 䇼࿑1䇽 ᄖ࿖ੱ↢ᵴ଻⼔ⵍ଻⼔਎Ꮺᢙ䈱ផ⒖ 2,609 2,847 2,960 2,843 3,354 2,123 2,399 2,639 2,841 3,399 1 422 1,493 1 755 2,516 22,918 23,232 24,827 22,500 23,000 23,500 24,000 24,500 25,000 25,500 1 500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 1,041,508 1,075,820 1,105,275 1,148,766 1,274,231 28,499 29,336 30,390 30,955 35,035 15 000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 䋨ᄖ࿖ੱⵍ଻⼔਎Ꮺᢙ䋩 225 241 246 284 939 1,422 1,627 1,755 22,120 22,356 20,500 21,000 21,500 22,000 ,500 0 500 1,000 1,500 ᐔᚑ䋱䋷ᐕ 䋱䋸ᐕ 䋱䋹ᐕ 䋲䋰ᐕ 䋲䋱ᐕ*3 0 5,000 10,000 15,000 0 200,000 400,000 ᐔᚑ䋱䋷ᐕ 䋱䋸ᐕ 䋱䋹ᐕ 䋲䋰ᐕ 䋲䋱ᐕ*3 資料出所: 【図1】被保護者全国一斉調査(基礎調査) (注)* 1. 各年7月1日現在、* 2. 世帯主が日本国籍を有しない世帯数、* 3.21年については速報値       【図2】福祉行政報告例※外国人被保護世帯数については、被保護者全国一斉 調査(基礎調査) 図表 12 外国人労働者の失業や高齢化により、社会保障や福祉制度 においても負担が増加する可能性がある。 ᤨᦼ䋨ᐕ䋩 ഭ௛ജੱญ䋨15ᱦ䈎䉌䋵䋹ᱦ䋩䈏ᷫዋ䈮ォ䈛䉎ᤨᦼ 㜞૏ផ⸘ ਛ૏ផ⸘ ਅ૏ផ⸘ 2010 2015 2020 ਛ࿖ 䉺䉟䊶ਛ࿖ 䉺䉟䊶ਛ࿖ 2025 2020ᐕ䈮䈲ਛ࿖䉅ഭ௛ജੱญ䈏ᷫዋ䈮ォ䈛䉎੍ᗐ 2030 䉟䊮䊄䊈䉲䉝䊔䊃䊅䊛䊶 2035 䉟䊮䊄䊈䉲䉝䊔䊃䊅䊛䊶 2040 䉟䊮䊄 2045 2050 䉟䊮䊄 䊐䉞䊥䊏䊮

資料出所: Population Division of the Department of Economic and Social Affairs of the United Nations Secretariat, World Population Prospects: The 2008 Revision

(7)

8

JILPT

自治体に対す

る調査から

今日、報告しますのは、地方自治体 における外国人の定住・就労支援への 取り組みについてです。 ILPT 今年の夏から秋にかけて実施したアン ケート調査の結果をもとに報告します。 日本に定住、あるいは就労する外国 人が増加すると、社会的統合のための 費用がかかります。調査では外国人が 日本で働いたり生活したりする基盤で ある地方自治体が受け入れるに当たっ て、どういう施策を行い、その費用は どれぐらいかかっているのかを調べて みました。 内容としては、第一に自治体で外国 人居住者をめぐって最近どういうこと が起こっているのか、それに対して、 自治体はどういう認識をしているのか ということです。第二に、自治体では、 外国人を受け入れるに当たって、どう いった施策、事業を実施しているのか、 それにどれだけの予算を組んでいるの かについてです。第三に、今後、自治 体として取り組みの方向をどう考えて いるのか。こういった流れで話を進め ていきたいと思います。 実施したアンケート調査ですが、同 じような内容の調査は、平成三年と平 成一三年の過去二回実施されています。 過去の調査では、日系人が多く就労・ 生活している自治体を対象に限定した 調査でしたが 、近年は随分状況が変 わってきましたので、今回はすべての 都道府県、市区町村を対象に、質問紙 による通信調査を実施しました。 当然ながら、外国人居住者が多い自 治体と少ない自治体があり、取り組み の状況にも差があります。ですから、 このアンケート調査でも温度差や関心 の深さがそれぞれの自治体で異なるの ではないかということで、どれだけ回 収できるか心配したのですが、幸い、 都道府県調査 、市区町村調査とも五 以上の自治体からご回答いただき ました。 集計結果にあたり都道府県、市区町 村とは別に外国人が多い自治体という ことで外国人集住都市の三つの属性別 に集計しました。 議論はあり得ると思います。 それから、労働力不足を外国人で補 う場合、どのくらい数で補うのかとい う話もあります。生産年齢人口、人口 動態によって人口のピラミッドから見 ると二〇五〇年までに三二〇〇万人減 少する。したがって、それを維持しよ うとすると、単純化していえば毎年八 〇万人程度移民としての受け入れが必 要になる。そうすると現在、働いてい る外国人労働者と同等以上の数を毎年 恒常的に受け入れる政策をとるという ことになります。 当然、 景気はよくなっ たり、悪くなったりしますので、そも そも毎年安定的に受け入れることが政 治的にも可能なのかということもあり ます。加えて、親族の呼び寄せも発生 してきます。これは人権問題でもあり ますので避けられないとは思いますが、 人数の厳格なコントロールは厳しいと いえます。それから受け入れた方々に 対するさまざまな社会保障負担も当然 覚悟しなければなりません。なお、技 能実習についても増え続けていたので すが、やはり景気の変動によって技能 実習も減る状況が見受けられるように なりました。 また、外国人材を活用するために、 中国やベトナムなどの学生に、日本を はじめ外国で働いてみたいですかとい うことを聞いた調査があり、結果とし ては意外に関心が高くないということ になっています。日本で二、三年働か せてもらうけれど、そのうち帰りたい という回答が多かったわけです。これ をどう受けとめて、こうした人材をど う受け入れていくかということもあり ます。 もう一つよく言われるのは、外国人 材の受け入れは貴重な人材であればあ るほど引っ張り合いになりますので、 母国の経済発展を阻害するのではない かということです。途上国の人材流出、 頭脳流出といった問題です。とくに深 刻なのが、医師、看護師といった養成 にコストがかかる人で、社会の安定、 基盤を支えるような人材を他国が引っ こ抜いていいのかという議論があるわ けです。 加えて、現在、一部上場企業に対し て外国人の活用を聞いたところ、必ず しも活用がうまくなされているわけで もない。それから年収が意外に低く、 これは年齢が若いということもあると 思います。 それから留学生ですが、卒業後に日 本で就職を希望する方々が六割弱いる。 しかし、実際に就職できているかとい うと、希望者の半分程度しかかなえら れていない。留学生は高度人材の卵で すので、その就業をどう進めるかとい うのも一つの議論かなと思います。 以上、いろいろ申し上げましたけれ ども、国内労働力をどうするのか、そ れから受け入れのコストはどうするの かといったいろいろな問題があります ので、議論を積み重ねていく必要があ るのではないかなということです。

研 究 報 告

地方自治体における

外国人の定住・就労支援への取り組みについて

ILPT

副統括研究員

渡邊

博顕

(8)

9

外国人は都道府県で増加

集住都市では減少

まず、自治体ごとの外国人の数がど のように変化しているかについて尋ね た結果です︵ 図表 ︶ 。 都道府県は、増加しているところと 横ばいのところ、それから減少してい るところがあり、おおまかにいうと、 増加しているところと減少していると ころに分かれており、横ばいは少ない です。 市区町村全体に関しましては、横ば いのところが少し多いのですが、市区 町村のうち外国人集住都市に関しては、 減少しているところが八割近くに達し ています。市町村全体と外国人集住都 市では、状況が違うことが分かります。 人数の変化にも関係していると思い ますが、自治体において、外国人の居 住者に関することでどういったことが 起きているのかということを整理した のが 図表2 です。 都道府県、市区町村全体ともに外国 人の雇止め、解雇、就労相談、生活相 談といったことが増加しています。外 国人集住都市に関しては、雇用環境が 悪化するに伴って、出身国に帰国する 外国人が増加しているという結果が出 ています。 一方、日本にとどまっている外国人 からの生活相談、生活保護の申請が増 加しているといった回答も多くなって います。 興味深いのは、一番左端にある﹁外 国人を雇用している事業所が増加して いる﹂という回答で、市区町村で高い 比率になっています。一方では、外国 人の失業問題、雇用環境の悪化が深刻 な状況になっているけれども、他方、 外国人を雇っている事業所が増えると いう二つの側面が読み取れます。増え ているのは、例えば高度外国人材を雇 用している事業所が増えている、ある いは技能実習生を受け入れている事業 所が増えているというようなことが関 係しているのではないかと考えられま す。 次は、外国人に対する生活・就労支 援への対応の緊急度です 図表 ︶ 。 一〇〇年に一度と言われる今回の景気 停滞のなか、外国人に対する影響を、 自治体がどう受け取り、どう対応しよ うとしているか、その意識について聞 いてみました。 その結果、緊急度が﹁高い﹂ ﹁どちら かと言えば高い﹂という二つをあわせ、 外国人の生活 就労支援の緊急度が ﹁高 い﹂と回答している自治体は、都道府 県では五割弱です。市町村全体ではそ の比率はずっと少なく約一割にとど まっていますが、外国人集住都市では 状況がまったく異なり、八割で緊急度 が非常に高いと考えています。 では、自治体が生活・就労支援を進 めていくうえで、どういったことが課 題になっているのかについて見たのが 図表 です。大体三分の二の都道府県、 外国人集住都市が、地域住民との共生 が進んでいないとの回答を寄せていま す。 過去二回行われた調査でも同じ項目 32 3 ᷫዋ䈚䈩䈇䉎 80% 100% 㪈㪇㪇㪅㪇㩷એ೨䈎䉌ᄖ࿖ੱ䈏ዬ૑ 94.8 100.0 Ⴧട䈚䈩䈇䉎 㪋㪌㪅㪏㩷 30 6 8.3 ᮮ䈳䈇䈪䈅䉎 37.0 15 8 45.8 32.3 ᷫዋ䈚䈩䈇䉎 78.9 20% 40% 60% 80% 30.6 5.3 15.8 0% 外国人居住者数の推移は増加地域と減少地域に分かれるが、外国人集住都市の 8 割では減少。 図表1 自治体の外国人の居住状況 0% 20% 40% 60% 80% 100% 㜞䈇 13.6 1.3 䈬䈤䉌䈎䈫䈇䈋䈳㜞 䈇31.8 8 6 䈬䈤䉌䈎䈫䈇䈋䈳ૐ 䈇36.4 45 8 ૐ䈇 9.1 40 3 䈠䈱ઁ 9.1 3 9 ᣃᢊࡅჄᵆᵬᵛᵐᵐᵇ ࠊғထ஭ᵆᵬ ᵖᵐᵑᵇ 5.3 8.6 73.7 45.8 10.5 40.3 3.9 10.5 ࠊғထ஭ᵆᵬᵛᵖᵐᵑᵇ ٳ׎ʴᨼ˰ᣃࠊᵆᵬᵛᵏᵗᵇ 都道府県では「緊急度が高い」と「緊急度が低い」が半数ずつ。市区町村全体の 8割以上で「緊急度が低い」、外国人集住都市では8割が「緊急度が高い」。 図表3 外国人の生活・就労支援への対応の緊急度 100.0% ᣃᢊࡅჄ ࠊғထ஭ ٳ׎ʴᨼ˰ᣃࠊ 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 都道府県、市区町村全体ともに「雇止め、解雇」が増加。その他都道府県は「就 労相談」、「生活相談」などが増加。市区町村全体は「外国人を雇用している事業 所が増加」が3割以上。外国人集住都市では「帰国する外国人が増加」、「外国人 の失業者が増えた。」などの回答が多い。 図表2 外国人の生活・就労に関する出来事 64.0% 55 7% 66.7% 55 6% 60 0% 80.0% ᣃᢊࡅჄ ࠊғထ஭ ٳ׎ʴᨼ˰ᣃࠊ 20.0% 52.0% 55.7% 44.4% 55.6% 22.2% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 自治体が実施する外国人の生活・就労支援で問題となっていることとして、都道 府県、市区町村全体、外国人集住都市いずれも「地域住民との共生が進んでいな い」ことをあげている。 図表4 外国人の生活・就労支援の課題

(9)

10

がありますので調査結果をご紹介しま す。前回も大体、都道府県、市区町村 全体とも五割弱の回答が、地域住民と の共生が進んでいないという結果でし た。 このほか、外国人集住都市に関して みると、失業した外国人に対する生活 保護費が増えているとの回答が非常に 多くなっています。また、社会保険等 への未加入が多いなど、より具体的な 生活、就労に関連する課題を抱えてい ることがわかります。 ﹁その他﹂に都道府県の回答が五割 以上あるので、この内容としては、医 療費の不払いや税金の滞納のほか、災 害時の対応といった課題があげられて います。

目立つ翻訳などのサービス

では、自治体が具体的に外国人に対 してどういった施策を実施しているの かについて、二つの分野に分けてご紹 介します。 一つは、外国人の方が生活していく 上で、日本人と同じような生活を行え るように、一般住民向けのサービスを 外国人に対しても使いやすくする様々 な施策です。もう一つは、外国人だけ を対象にしたサービスや施策です。 日本人と同じサービスを外国人にも 使いやすくするための施策ですが ホームページの翻訳、外国語で対応で きる職員の配置、ごみの分別や収集案 内板の設置 、ガイドブックやパンフ レットの翻訳・印刷といった項目の実 施比率が高いです 図表 ︶。外国人 集住都市について見ると、どの施策に ついても市区町村全体の集計結果より も実施比率が高いです。 次に、 外国人だけを対象にした生活 就労支援については、都道府県、市区 町村全体では、外国人専門の窓口や日 本語講座の設置などが多く実施されて います 図表 ︶。 それ以外では 、外 国人向けのホームページの作成も目立 ちます。外国人集住都市については、 通訳の配置、児童・生徒の対策、住宅 情報の提供といったことも実施されて いるようです。集住都市に特徴的なの は、緊急雇用対策事業を利用した雇用 機会創出の実施比率が非常に高いとい うことです。

生活

・就労支援では窓口の

設置など

次に、自治体では今後の外国人の生 活・就労支援としてどのような方向を 考えているのかについてです 図表 ︶ 。 都道府県、市区町村全体どちらも「外国語によるホームページ運営」が多い。その他都道府県では 「外国語で対応できる職員の配置」、市区町村全体では「生活ルールの周知」などを実施。外国人 集住都市ではほぼすべての項目の実施率が高い。 図表5 外国人の生活・就労支援策 (一般住民向施策を外国人に使いやすくする施策) 90.0% 0 0% 30.0% 60.0% 0.0% ᣃᢊࡅჄ ࠊғထ஭ ٳ׎ʴᨼ˰ᣃࠊ 都道府県、市区町村全体ともに「外国人専門の窓口設置」、「日本語講座開設」が多い。外国人集住 都市では、市区町村全体より「通訳の配置」が多い。 図表6 外国人の生活・就労支援 (外国人だけを対象とした生活・就労支援) 100.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% ᣃᢊࡅჄ ࠊғထ஭ ٳ׎ʴᨼ˰ᣃࠊ 都道府県と外国人集住都市の約9割が「充実が必要」と回答、市区町村全体では2割。 図表7 今後の外国人の生活・就労支援を充実させる必要性 充実させる必要が ある 80.0 どちらかといえば充 実させる必要があ る 12.0 8.0 どちらかといえば充 実させる必要はな 都道府県(N=25) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10.9 68.4 11.0 21.1 どちらともいえない 65.8 10.5 い 7.6 充実させる必要は ない 4.6 市区町村(N=825) 外国人集住都市 (N=19)

(10)

11

今日お話するのは二点についてです。 第一は、経済危機以降、南米系労働者 に何が起こっており、その背後に何が あるのかです。第二に、南米系労働者 に関して私が調査した結果を踏まえて、 さしあたり可能な対策として何をなす べきなのかをお話したいと思います。

予告された大量解雇のクロ

ニクルと定住化言説の逆説

リーマンショックのあった二〇〇八 年九月から、信じられないようなペー スで南米の人たちが首を切られていき ました。以前から構造的な問題がある ことはわかっていましたが、まさかこ んなペースで首切りが起こるとは、私 自身思いませんでした。ただ、論理的 に考えればこれは予告された大量解雇 だったと思います。 というのは、労働市場のもっとも不 安定な部分に、南米系労働者は集中し ていたからです。 ただし、 不安定といっ ても、他の周辺的な労働者とは異なり、 日本の製造業でもっとも生産性が高い ﹁充実させる必要がある﹂という回答 が都道府県で八割にのぼっています。 市区町村全体ではこの割合が低いので すが、外国人集住都市では九割 近い自治体が外国人の生活・就 労支援を﹁充実させる必要があ る﹂と回答しています。

支援策の予算は都道府

県の合計で八・四億円

では、自治体では外国人の生 活・就労支援策のためにどのぐ らいの予算を使っているので しょうか。先ほど触れた一般住 民向けのサービスを外国人にも 利用しやすくする施策、外国人 だけを対象とする施策、さらに 外国人だけを対象とする施策の うち、就労支援つまり緊急雇用 対策事業を活用した雇用機会の 創出を取り出して集計しました 図表 ︶。 平成二二年度の予 算額をみますと、一般住民向け サービスを外国人にも利用しや すくする施策の予算額の合計について は、都道府県で八・四億円、市区町村 全体で二〇・三憶円、外国人集住都市 では四億円となっています。 また、外国人だけを対象とした施策 については、都道府県で三億円弱、市 区町村全体では二六億円、外国人集住 都市では六・二憶円という結果になっ ています。このうち、就労支援に関し ては、都道府県は〇・七億円、市区町 村全体は五・八億円ですが、外国人集 住都市は三 ・五億円という予算額に なっています。 社会的統合の費用をどう定義するの か、どのような予算・事業を含めるの かという問題はありますが、この調査 でとりあげた項目の費用は以上のよう になっています。 いままでの話を少しと整理したいと 思います。世界同時不況によって、す でに日本に入国、定住し就労している 外国人に深刻な影響が及んでいる。こ のため、都道府県、市区町村では、外 国人に対する就労相談や生活相談が増 加している。とくに集住都市に目を向 けると、生活保護の申請も増加してい る状況があります。 そのため、外国人の失業者への対応、 また健康保険、年金への加入や、外国 人の子弟への就学といった問題に対し て、自治体でも生活・就労支援の充実 が必要であるとの認識を持っていると いうことです。 こうした問題を解決して、日本で外 国人が安定して就労、あるいは就学で き、自立した生活を送るためには、利 害関係者が連携して、日本語の習得を 含めて一定の社会統合施策に取り組む 必要があるのではないかと思われます。 ただその際には、一定の費用がかかる というを念頭に置いておく必要がある と思います。 ︵この調査は ILPT 渡辺博顕・中 村良二が担当しました。また、本日紹 介した調査の詳しい内容は ILPT のホームページに掲載してありますの で、興味のある方はご参照ください。 http://www.jil.go.jp/press/ documents/20101105.pdf

講   演

経済危機と在日南米系コミュニティ

      

︱何をなすべきか

徳島大学総合科学部

准教授

樋口

直人

図表8 外国人の生活・就労支援施策の予算額 26 0 30.0 ࠯঺ᵐᵎ࠰ࡇ ࠯঺ᵐᵏ࠰ࡇ ࠯঺ᵐᵐ࠰ࡇ 19.5 20.5 2 6 8.4 20.3 4.0 2 9 26.0 6.2 0 71 5.8 3 5 10.0 20.0 7.78.0 21.5 3.33.5 2.02.92.914.6 2.34.3 00.560.710.272.6 01.5 3.5 0.0 ٳ׎ʴẻẬửݣᝋ ểẲẺ଀ሊ ٳ׎ʴẻẬửݣᝋểẲẺ ଀ሊỉạẼݼіૅੲ ɟᑍ˰ൟӼẬἇὊἥἋ ửٳ׎ʴỆờМဇẲở ẴẪẴỦ଀ሊ

(11)

12

部分で彼ら彼女らは就労し、そこで大 量解雇が行われました。生産性が高い ということは国際競争力もある部門 だったわけで、その部門での輸出が一 気に縮小したので、経済危機が大量解 雇をもたらしたわけです。南米の人た ちと話していても、出稼ぎ労働市場の 核ではなく、周辺のもっと安い賃金で 働いている人たちには、影響はもっと 小さいものでした。 しかし、これは単に景気循環に伴う 一次的な問題ではありません。大量解 雇は論理的必然と申し上げましたが、 それを生み出す構造を今まで放置して きた要因の方にこそ着目すべきです。 その要因の一つが、 ﹁定住化言説の逆 説﹂です。今まで外国人の受け入れに 好意的な観点から、外国人は定住者、 住民であり、単に労働者として処遇し てはいけませんという言い方がありま した。その結果、労働者=一時滞在者、 定住者=労働者ではない住民という認 識ができてしまったわけです。定住者 は、単に住民としてではなく労働者と して日本で生涯働き続ける人たちです。 だから一生働き続けることを前提とし た方策を、本来は考えねばなりません でした。しかし、住民という言葉を用 いることで、労働者としての側面を忘 れてしまった。その結果、 ﹁労働者であ る外国人住民﹂という論点が消えてし まったところに、問題があると私自身 は考えています。 では、この大量解雇を踏まえて何を 問題とすべきか。日本の場合、オール ドカマーたるコリアンと中国人は、国 際的に見るとモデルマイノリティと 言っていい人たちです。つまり学歴、 職業、収入という点で、社会の底辺 に固定化したわけではない︵その人 たちが排外主義の標的になっている のが、 日本の特殊性ではありますが︶ だからわたしたちは今、多くの移民 問題の背景にある﹁移民が底辺層に 固定化している状況﹂を初めて目撃 しているわけで、その点に着目すべ きでしょう。 移民国家のアメリカでは、確かに底 辺層に固定される人もいますが、同時 に言われてきた有力な議論として、 ﹁経 済的同化仮説﹂があります。これは、 今の時点で移民は確かに貧乏かもしれ ないけれども、時間がたてば言葉も覚 え、仕事に慣れて、給料がアメリカ生 まれの人たち近づいていくというもの です。 問題は、日本の南米系労働者に関し て、この仮説がまったく該当しない点 です。つまり、二〇年の出稼ぎを経て も賃金はむしろ下がっているし、社外 工のままだという現実があります。そ の結果、大量解雇が生じたわけです。 しかし、こうした状況は問題とされて こなかった。それがようやくこうして 問題とされつつある。そこで以下では、 その現実をみたうえで、対策として何 をすべきか考えたいと思います。

急激な流出過程︱

︱失業率

40%台

統計で現状をみていきます。二〇〇 八年一月から現在までの出入国管理月 報から取った統計です 図表 ︶ 。 八年九月までは、出入国者数に大きな 増減がない状態が続いていました。と ころが、九月を過ぎると急に出国が増 えだします。〇九年の一月から三月に ピークとなり、この三カ月だけでブラ ジル人人口は一割減ったことになりま す。 その後、だんだん減少幅は緩やかに なっていきますが、依然として出国が 多い状況が続いていました。ようやく 今年の八月で減少が止まったと思った 図表2 在日ブラジル人の     失業調査結果

࿁╵⠪

ᄬᬺ₸

ṑ⾐䋱

238

42%

ṑ⾐䋲

283

46%

ᵿ᧻

2773

47%

ጘ㒂

2343

44%

ਛㇱ

426

40%

図表1 ブラジル人の急激な流出 ਁੱ 㪈㪉㪇㪇㪇 㪈㪋㪇㪇㪇 㪊㪈 㪊㪉 ౉࿖ ಴࿖ ੱญ 㪍㪇㪇㪇 㪏㪇㪇㪇 㪈㪇㪇㪇㪇 㪉㪍 㪉㪎 㪉㪏 㪉㪐 㪊㪇 1 㪇 㪉㪇㪇㪇 㪋㪇㪇㪇 㪇㪏㪇㪈 㪇㪌 㪇㪐 㪈㪈㪇㪐㪇㪈 㪇㪊 㪇㪌 㪇㪎 㪇㪐 㪈㪈㪈㪇㪇 㪈 㪇㪊 㪇㪌 㪇㪎 㪉㪊 㪉㪋 㪉㪌 資料出所: 2007 年 12 月時点の数値は法務省入国管理局『出入国管理 統計年報』、月ごとの推移は同『出入国管理月報』各月次版 㪈㪍 㪈㪏 㩼 㪍 㪏 㪈㪇 㪈㪉 㪈㪋 㪜㪬ో૕ 䊄䉟䉿 䉝䉟䊦䊤䊮䊄 䉴䊕䉟䊮 䊐䊤䊮䉴 䉟䉺䊥䉝 㪇 㪉 㪋 㪍 㪇㪏㪅㪋㪄㪍 㪇㪏㪅㪎㪄㪐 㪇㪏㪅㪈㪇㪄㪈㪉 㪇㪐㪅㪈㪄㪊 㪇㪐㪅㪋㪄㪍 㪇㪐㪅㪎㪄㪐 䉟䉺䊥䉝 䉟䉩䊥䉴 ᣣᧄ 図表3 経済危機後の失業率の推移 資料出所:Eurostat、15 ∼ 64 歳対象 㪈㪍 㪈㪏 㪋 㪍 㪏 㪈㪇 㪈㪉 㪈㪋 㪈㪍 㪜㪬㩷㪉㪎䉦࿖ 䊄䉟䉿 䉝䉟䊦䊤䊮䊄 䉴䊕䉟䊮 䊐䊤䊮䉴 䉟䉺䊥䉝 䉟䉩䊥䉴 㪇 㪉 㪋 㪇㪏㪅㪋㪄㪍 㪇㪏㪅㪎㪄㪐 㪇㪏㪅㪈㪇㪄 㪈㪉 㪇㪐㪅㪈㪄㪊 㪇㪐㪅㪋㪄㪍 㪇㪐㪅㪎㪄㪐 䉟䉩䊥䉴 図表4 失業率の内外人格差の推移 資料出所:Eurostat、15 ∼ 64 歳対象

図表 13 アジア諸国における労働力人口の減少

参照

関連したドキュメント

分からないと言っている。金銭事情とは別の真の

「文字詞」の定義というわけにはゆかないとこ ろがあるわけである。いま,仮りに上記の如く

関ルイ子 (金沢大学医学部 6 年生) この皮疹 と持続する発熱ということから,私の頭には感

部を観察したところ,3.5〜13.4% に咽頭癌を指摘 し得たという報告もある 5‒7)

これらの定義でも分かるように, Impairment に関しては解剖学的または生理学的な異常 としてほぼ続一されているが, disability と

彼らの九十パーセントが日本で生まれ育った二世三世であるということである︒このように長期間にわたって外国に

これからはしっかりかもうと 思います。かむことは、そこ まで大事じゃないと思って いたけど、毒消し効果があ

自然言語というのは、生得 な文法 があるということです。 生まれつき に、人 に わっている 力を って乳幼児が獲得できる言語だという え です。 語の それ自 も、 から