熊本地震に係る対応について
一般財団法人 九州電気保安協会
1サブテーマ : 受変電設備の被害と対策
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目 次
1 地震の概要
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2 地震の発生状況
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3 被害状況と特徴
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4 地震による九州電気保安協会熊本支部の対応状況
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7
5 九州電気保安協会熊本支部建屋の被害状況
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8
6 受変電設備の被害状況
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9~15
7 短周期地震動と長周期地震動の違い ・・・・・・・・・・・・・・・・・
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8 電気設備の耐震性区分と確保すべき耐震性
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9 受変電設備の地震被害に対する対策検討
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18~23
10 おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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ページ
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平成28年熊本地震の対応状況
平成28年熊本地震により被災された皆さまには、
心よりお見舞い申し上げます。
当協会では、お客さまの電気設備復旧に全力を挙
げて取組んでおります。
4 平成28年4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震央とする、震源の深さ11km、マグニ チュード6.5の地震(前震)が発生し、熊本県益城町で震度7を観測した。 その28時間後の4月16日1時25分には、同じく熊本県熊本地方を震央とする、震源の 深さ12km、マグニチュード7.3の地震(本震)が発生し、熊本県西原村と益城町で震度7を 観測した。 マグニチュード7.3 は、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災と同規模の大地 震である。 [参考] 本震の震度分布図(4月16日 01時25分発生) 【狭域防災情報サービス協議会公開マップ引用】 曝露建物:地震発生時に各震度にさらされる建物 【震度別曝露建物棟数】 单阿蘇村 益城町 西原村 別府市 熊本市
1 地震の概要
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地震の発生状況(震度6以上)
4月15日
4月16日
熊本県熊本地方
22:07
00:03
01:25
01:46
03:55
09:48
熊本県阿蘇地方
5.8
6強
熊本県熊本地方
5.4
6弱
7.3
7(本震)
6
6弱
5.7
6弱
6.4
6強
発生時刻
震央地名
マグニチュード
最大震度
6.5
7(前震)
4月14日
21:26
52 地震の発生状況(震度6以上)
※ 最大震度3以上の地震の回数は(4月14日~6月12日 熊本県熊本地方、 熊本県阿蘇 地方、大分県西部、大分県中部)396回を数えている。3 被害状況と特徴 (1) 被害状況(5月12日現在) 本地震により、熊本県地方を中心に家屋の倒壊や崖崩れが発生した。主な被害地域は、熊本市、 益城町、西原町、阿蘇市及び南阿蘇村であり、特に阿蘇地方は、熊本市からの道路が被害を受け 迂回せざるを得ない状況であった。地震発生から約一ヶ月を経過し、活発な余震活動は終息しつ つあるが、災害関連死を含む死者68人、行方不明者1人、重傷者342人となっている。住宅 の被害は熊本、大分両県で約7万4千棟にのぼり、現在も約1万2千人が避難生活を送っている。 また、地震発生後数日間、熊本県内において食料、水等が不足した。 [九州電力停電状況] (2) 地震の特徴(気象庁発表より5月12日現在) a 活発な余震活動が続いており、震度1以上を観測する地震が1,374回以上発生している。 b 益城町など長周期振動の「階級4(※)」を観測した地域があり、建物への被害が大きかった。 (※)気象庁が2013年より観測(情報提供)を開始して以来、「階級4」の観測は初めてであった。 c 地震(本震)の種類は、北西-南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型であった。 (最大停電戸数) 区 分 月 日 16.7 4月16日 本震後 476.6 4月20日 0 4月18日 26.0 4月19日 1.2 4月17日 62.7 前震後 4月14日 停電戸数[千戸] 6
3 被害状況と特徴
4 協会の対応状況(非常災害体制設置状況) 4/15 19:00 4/16 01:25 4/29 17:20 同左 4/15 08:30 同左 前 震 本 震 非常体制 発 令 解 除 発 令 解 除 同左 本 部 熊 本 大 分 左記以外 4/14 21:27 同左 同左 同左 同左 4/17 09:00 同左 同左 4/16 09:00 7 5 地震による熊本支部の対応状況 (1) お客さま対応状況(4月16日~4月29日) a 保安関係 受付 熊本支部 受付 1,584軒、完了 1,584軒 完了率 100% b 九州電力への応援状況 九州電力㈱熊本東配電事業所へ、7日間で延べ56名派遣(熊本55名、熊本北1名) 九州電力㈱宇城配電事業所へ、5日間で延べ13名派遣(熊本南事業所) ・4/15(金) 大分支部より8名、熊本東配電事業所管内へ派遣。 (2) 熊本支部への応援状況 本部及び他支部から応援派遣を行い、災害復旧対応、物資輸送及び総括対応を行った。 【応援人員数】 a 事故復旧班:62人、延べ172人日 (内訳:熊本17人(49人日)、熊本東33人(92人日)、阿蘇12人(31人日) b 総括班:11人(21人日) c 総務班:15人(41人日) - - - (21) 15 (41) - - - -宮 崎 鹿児島 計 11 [人] 62 (172) 本 部 北九州 福 岡 佐 賀 長 崎 14 7 6 13 3 9 3 大 分 11 15 事故復旧班 (延べ人数) 総 括 班 (延べ人数) 総 務 班 (延べ人数) 7 (21) (21) (9) (42) (21) (18) (27) (9) (25) (41) -- -- - - -- - - -
-4 地震による九州電気保安協会熊本支部の対応状況
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5 九州電気保安協会熊本支部建屋の被害状況
震災前の建屋全景 九州電気保安協会 熊本支部 熊本城 熊本駅 震災直後の状況 事務所内部 階段 3階屋外9
6 受変電設備の被害状況
(1)多かった事例 a. キュービクルや変圧器の設置場所からの移動 b. VCT等の支持箇所からの外れ c. キュービクル・分電盤等の転倒 d. 揺れによる断線等 a. キュービクルや変圧器の設置場所からの移動(1) 変圧器が固定位置から 数センチ動いている キュービクルが基礎固定位置 から数十センチ動いている キュービクルが基礎固定位置から 移動し、基礎からはみ出している10
a. キュービクルや変圧器の設置場所からの移動(2)
防振ゴムが損傷している。
11 b. VCT等の支持箇所からの外れ VCTの吊り金具の一部が外 れている VCT用支持腕金の取付角度 移動により、線間離隔の不具 合発生
12
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d. 揺れによる断線等(1)
14
d. 揺れによる断線等(2)
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7 短周期地震動と長周期地震動の違い
短周期地震動とは 一般的に、周期が 2秒以下の振動が主 成分を占める地震動 をいう。 兵庫県单部地震や 新潟県中越沖地震は、 1秒から2秒のやや短 周期地震動と呼ばれ ており、比較的低層の 建物に大きな被害を 及ぼしやすく、「キ ラーパルス」という呼 称で報道されることが ある。 4月16日のマグニチュード7.3の「平成28年熊本地震(本震)」では、震度7を記録した 西原村の観測点で、木造住宅に被害を与える周期が1秒から2秒の揺れに加えて、3秒か ら4秒と、超高層ビルなどを大きく揺らす非常に強い長周期地震動が捉えられていました。 長周期地震動とは 発震のエネルギー 規模が大きいほど周 期が長くなり(長周期、 低周波)、その主成分 の表面波は震源が浅 いほど卓越することが 知られている。 地震動のうちこのよ うな震動成分を、特に 長周期地震動とよぶ。 気象庁「知ってる? 長周期地振動」 引用 建物には固有の揺れやすい周期というものがあります。 地震の波がそれに近い周期を含んでいると、建物はその周期で大きく揺れます。 この現象を共振といいます。17
8 電気設備の耐震性区分と確保すべき耐震性
総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会電力安全小委員会電気設備地震対策ワーキンググループ 「電気設備地震対策WG報告書の概要について」(平成24年3月) 引用
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9-1 受変電設備の地震被害に対する対策検討
一般社団法人 日本配電制御システム工業会 「東日本大震災による受変電設備の被害と対策」 引用
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9-2 受変電設備の地震被害に対する対策検討
一般社団法人 日本配電制御システム工業会 「東日本大震災による受変電設備の被害と対策」 引用
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9-3 受変電設備の地震被害に対する対策検討
銅管端子
一般社団法人 日本配電制御システム工業会 「東日本大震災による受変電設備の被害と対策」 引用 【参考】圧着端子・圧縮端子・ 銅管端子は様々な団体の規 格になっております。 代表的なものとしてはJIS(日 本工業規格)では圧着端子・ 圧縮端子があり、JCAA(日本 電力ケーブル接続技術協会) では圧縮端子・銅管端子があ ります。また、各電力では銅管 端子の規格があります。 圧着端子・銅管端子・圧縮端 子はいずれも各々専用の工 具で圧縮(圧着)を行い、電線 と接続を行います。各端子で 圧縮(圧着)後の形状が異なり ます。圧着端 子は凹凸のダイ スで、銅管端子は主に条押し ダイスで(JCAA規格など一部 は六角ダイスを使用)、圧縮端 子は六角ダイスを使用して電 線との接続を行いま す。 圧着端子に曲げ作用が働く箇所は、圧縮端子又は銅管端子等を 使用する事も対応策の一つである。21
9-4 受変電設備の地震被害に対する対策検討
一般社団法人 日本配電制御システム工業会 「東日本大震災による受変電設備の被害と対策」 引用
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9-5 受変電設備の地震被害に対する対策検討
一般社団法人 日本配電制御システム工業会 「東日本大震災による受変電設備の被害と対策」 引用
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9-6 受変電設備の地震被害に対する対策検討
一般社団法人 日本配電制御システム工業会 「東日本大震災による受変電設備の被害と対策」 引用
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