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平成26年度公金管理運用計画

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Academic year: 2021

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平成26年度公金管理運用計画

平成26年4月

港 区 会 計 室

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港区公金管理運用方針(平成 14 年 6 月 13 日付 14 港収第 64 号)に基づき、平成 26 年度港区公金管理運用について次のとおり定めます。 1 区を取り巻く経済・金融動向と平成 26 年度の公金管理運用について 平成 26 年の日本経済の見通しは、4 月の消費税率引き上げを前提とする駆け込み 需要の増加と、引き上げ後の反動の影響について懸念されつつも、経済対策、金融 政策の効果などを背景に緩やかな回復を続けていくと期待されています。 金融情勢は、平成 25 年 4 月に導入した日本銀行による「量的・質的金融緩和」 の金融政策が継続しています。同金融政策は、消費者物価について前年比 2%の上 昇率を 2 年程度で達成することを目指すものです。これは、長期国債の保有残高を 90 兆円から 190 兆円へと 2 年間で 2 倍以上に拡大し、その買入れ対象を 40 年債ま で広げ、買入れの平均残存期間を 3 年弱から 7 年程度へと 2 倍以上に延長するもの であり、量・質ともに大幅な金融緩和を推進しています。長期金利は「量的・質的 金融緩和」が導入された平成 25 年 4 月から数ヶ月の間は振れの大きい展開となり、 金利水準が急速に切り上がる場面なども少なからずみられ、一時期は不安定な状況 にありました。その後は下降の方向で緩やかな推移がみられるようになり、今年の 金利動向については、引き続き同様の金融緩和策が継続されると見込まれることか ら、当面は低い水準での推移が続くものと考えられます。 図 1 金利の推移(平成 24 年 1 月~平成 25 年 12 月) 0.000 0.050 0.100 0.150 0.200 0.250 0.300 0.350 0.400 0.450 0.500 0.550 0.600 0.650 0.700 0.750 0.800 0.850 0.900 0.950 1.000 1.050 1.100 H24.1 .4 H24.2 .4 H24.3 .4 H24.4 .4 H24.5 .4 H24.6 .4 H24.7 .4 H24.8 .4 H24.9 .4 H24.1 0.4 H24.1 1.4 H24.1 2.4 H25.1 .4 H25.2 .4 H25.3 .4 H25.4 .4 H25.5 .4 H25.6 .4 H25.7 .4 H25.8 .4 H25.9 .4 H25.1 0.4 H25.1 1.4 H25.1 2.4 10年国債 5年国債 平成26年 1月 6日 会 計 室 平成24年1月以降の国債利回り % 出展:財務省 1

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一方、区財政をみると、特別区民税収入の平成 24 年度決算は、人口増加などを原 因とする好影響により、前年度比 12 億円、2.3%増の 533 億円と 4 年ぶりの増収とな りました。この推移から平成 25 年度決算も増収が見込まれ、平成 26 年度当初予算に ついては、平成 25 年度当初予算と比較して 42 億円増収の 574 億円を見込んでいます。 このような状況のなか、会計管理者は公金管理運用にあたり、景気動向、金融政策、 区の歳入や予算執行状況を引続き注視し、安全性及び流動性を保持することを前提に、 効率的な保管・運用を次のとおり行います。 図 2 区民税収入額の各月推移 区民税収入額の推移 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 百万円 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 2 歳計現金等 (1)資金収支の見通しについて 平成 26 年度の資金収支は、例年同様に年度当初の 4 月~6 月は特別区民税収入が 低いことが見込まれ、かつ、予算執行が少ない状況であるため、この時期は一時的 に収支の差がなくなることが予想されます。また、歳入を見通すと、平成 25 年度 特別区民税収入については、当初予算額 532 億円に比べ 17 億円増の 549 億円余と 増収の決算が見込まれ、平成 26 年度も当初予算額 574 億円と一定の増収を見込ん でいますが、その水準は、近年のピーク時である平成 20 年度の 619 億円と比較す ると未だ低い状況にあるとみられます。歳出については、いきいきプラザ等の改築、 2

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田町駅東口北地区公共公益施設(みなとパーク芝浦)の整備、朝日中学校通学区域 小中一貫教育校の整備、麻布図書館の改築など一時的に大口の予算執行が見込まれ、 収支残高と執行時期の留意が求められます。 図 3 歳計現金等の収支残高の各月推移 歳計現金等の収支残高の推移と収支予定による見込み 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 4月1日 5月1日 6月1日 7月1日 8月1日 9月1日 10月1日 11月1日 12月1日 1月1日 2月1日 3月1日 億円 平成20年度実績 平成21年度実績 平成22年度実績 平成23年度実績 平成24年度実績 平成25年度実績と見込み 平成26年 1月 6日 会 計 室 * 歳計現金等とは、各会計(一般、国保、後期高齢者、介護)と、雑部金及び運用基金(公共用地買収、国保高額療養費資金貸付)の合計額 (2)歳計現金等の管理運用について 地方自治法第 235 条の 4 で、「歳計現金は最も確実かつ有利な方法によりこれを 保管しなければならない」とされています。歳計現金等は基本的に支払準備金であ ることから、支払に支障をきたすことのないように継続的に細心の注意を払うとと もに、余裕資金については安全性を前提に効率的な運用を可能な限り進めていきま す。 ① 支払準備金は指定金融機関で保管します 日々の支払に備えるための支払準備金は、流動性を確保するため指定金融機関 の当座預金、普通預金で保管します。 ② 収支予定に基づく余裕資金は、指定金融機関の定期性預金で運用します。 余裕資金については安全性を前提に効率的な運用を行うことと併せ、緊急の支 払等による解約など速やかな対応ができるよう、指定金融機関の定期性預金で保 管します。 3

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図 4 歳計現金等の 3 ケ年の平均残高と平均利回り 3 基金(積立基金) (1)基金残高の見通しについて 基金残高については、平成 24 年度は「安全安心施設対策基金」へ 30 億円積み増 しを行ったことで平成 24 年度末は 1,295 億円でしたが、平成 25 年度に公共施設整 備基金を 70 億円取り崩し、「教育施設整備基金」に 16 億円積み増しを行うことで 平成 25 年度末の基金残高は 1,241 億円となる見込みです。 平成 26 年度も基金の有効活用が予定されています。田町駅東口北地区公共公益 施設(みなとパーク芝浦)や朝日中学校通学区域小中一貫教育校など大規模施設が 完成するなどのため公共施設等整備基金などの特定目的基金 250 億円、緊急暫定保 育施設等待機児童対策のため財政調整基金 44 億円の合計 294 億円の取崩しを見込 んでおり、基金残高は、平成 26 年度末において更に減少する見込みです。 図 5 基金の 3 ケ年の年度末残高 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 23 24 25(見込) 年度 億円 財政調整 公共施設等整備 震災対策 みなとパートナーズ 子育て王国 定住促進 高齢者安心定住 高齢者在宅福祉 地球温暖化等対策 奨学 教育施設整備 安全安心施設対策 文化芸術振興 中小企業融資基金 中小企業融資利子補給基金 介護保険給付準備基金   図 6 基金の 3 ケ年の平均残高と平均利回り 4 25年度見込 24年度 23年度 平 均 残 高 21,375百万円 15,390百万円 16,310百万円 平金利回り(年利) 0.024% 0.022% 0.029% 25年度見込 24年度 23年度 平 均 残 高 131,335百万円 130,183百万円 133,623百万円 平金利回り(年利) 0.173% 0.249% 0.337%

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(2)基金の管理運用について ① 定期性預金の運用にあたっては、各基金の設置目的並びに取崩し計画を踏ま え、具体的な預け入れ金額・預け入れ期間を定めて運用します。基本的には、 預入期間を6~12 ケ月、組み替え時期を 9 月、3 月とします。 図 7 金融機関別の定期性預金の金利推移 0.000 0.050 0.100 0.150 0.200 0.250 0.300 0.350 0.400 0.450 0.500 0.550 0.600 0.650 0.700 0.750 0.800 0.850 0.900 0.950 平成23年3月 平成23年9月 平成24年3月 平成24年9月 平成25年3月 平成25年9月 預金実行月 利率(%) 指定金融機関 都市銀行 最高 信託銀行 最高 信託銀行 最低 地方銀行 最高 地方銀行 最低 信金等 最高 信金等 最低 預金金利推移 ② 債券による運用は 5 年債による、期間 5 年のラダー型ポートフォリオによ る運用を行います。基本的には、購入時期を 6・9・12・3 月の年 4 回とし、1 回あたりの購入金額を 10 億円とします。 平成 26 年度中に満期となる5年国債のラダーによる買い換えについては、 国債と同等の安全性と、新発国債の利回りに上乗せ金利が加わるという地方債 の特徴を捉え、地方債による買い換えを検討しますが、発行時期や発行量など が当方とミスマッチであるなど購入が困難な場合は国債を購入します。 図 8 債券の平均利回り推移(平成 23~25 年度の買い換え時期ごと) 債券の平均利回り推移 0.000% 0.100% 0.200% 0.300% 0.400% 0.500% 0.600% 0.700% 0.800% 0.900% 1.000% 23年度 6月 23年度 9月 23年度 12月 23年度 3月 24年度 6月 24年度 9月 24年度 12月 24年度 3月 25年度 6月 25年度 9月 25年度 12月 平均利回り(%) 5

参照

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