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産構審用資料 by栗原

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(1)

商店街の現状と課題

資料4

平成20年12月

中小企業庁商業課

(2)

<目 次>

1.商店街の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2.商店街活動の実状・・・・・・・・・・・・・・・・

3.地域から商店街に対する期待・・・・・・・

P2

P9

P14

(3)

1.商店街の現状

(4)

○わが国の商店街数は約13,000。

○商店街のうち、商店街振興組合約2,400、事業協同組合1,000、残りは任意団体。

○商店街数のタイプについては、地域住民が日常的に利用する近隣型商店街及びやや

広い範囲から住民が利用する地域型商店街が商店街数、店舗数とも約9割を占めて

いる。

我が国の商店街の構成

出典:平成18年度商店街実態調査報告書 出典:平成18年度商店街実態調査報告書 商店街振興組合 18.3%(2,434) 事業協同組合 8%(1,073)

【組織別商店街数及び店舗数】

【タイプ別商店街数及び店舗数】

近隣型商店街 54.8%(1,431) 地域型商店街 35.6%(928) 広域型商店街 7.1%(184) 超広域型商店街2.5%(66) 総数 2,609 総数 154,550店 近隣型商店街 49.6%(76,718店) 地域型商店街 37.7%(58,234店) 広域型商店街 9.1%(14,030店) 超広域型商店街3.6%(5,568店) ◆近隣型商店街:最寄品中心で地元主婦が日用品などを徒歩または自転車などにより日常性の買い物をする商店街 ◆地域型商店街:最寄品店及び買回り品店が混在し、近隣型商店街よりもやや広い範囲から、徒歩、自転車、バス等で来街する商店街 ◆広域型商店街:百貨店、量販店などを含む大型店があり、最寄品店より買回り店が多い商店街 ◆超広域型商店街:百貨店、量販店などを含む大型店があり、有名専門店、高級専門店を中心に構成され、遠距離からの来街者が買い物をする商店街 任意団体、その他 73.7%(9,815) 総数 13,322 事業協同組合8.5%(13,370店) 商店街振興組合 41.3%(64,576店) 任意団体、その他 50.2%(78,469店) 総数 156.415店 〔商店街タイプの定義〕

(5)

商店街の経済的位置付け

○「年間販売額」、「事業所数」、「従業員数」をみると、小売業全体に占める商店街の割合

はそれぞれ4割程度。

○起業家を育む場としても商店街は重要な役割を果たしている。

出所:経済産業省2004年「商業統計」

【年間販売額】

【事業所数】

商店街

54兆円

(40.6%)

その他の地区

79兆円

(59.4%)

商店街

47万ヶ所

(37.9%)

その他の地区

77万ヶ所

(62.1%)

【従業員数】

商店街

305万人

(39.3%)

その他の地区

471万人

(60.7%)

【商店街での起業に係る取組事業】

もちいどのセンター街協同組合が、起業家向

けのインキュベータ施設やチャレンジショップな

ど、創業・ベンチャーや商業苗

床機能に対応した施設を商店街

に設置したことにより、地域 の新

規創業者を育成し、商店街の活

力向上を図っている。

野幌商店街振興組合が、商店街の空き店舗を活

用して高齢者の交流、就労の場の提供やチャレン

ジショップ、また、地産地消商

品の企画・販売等を行う「コミュ

ニティ商業賑わい市場」事業を

実施し、商店街の活性化を図っ

ている。

奈良県奈良市の事例

北海道江別市の事例

(6)

商店街における地域コミュニティ活動

○商店街の8割は地域の各種団体と連携して地域コミュニティ活動を実施している。

○お祭りやイベントが最も多く、3/4の商店街が実施している。この他、清掃・美化活動や防犯対策

に取り組む商店街も多い。

【現在実施している地域コミュニティ活動】

資料:商店街活力向上研究会アンケート 74% 41% 34% 15% 14% 13% 10% 7% 5% 4% 2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 出典:平成18年度商店街実態調査報告書

【地域コミュニティ活動の実施状況】

実施している 80.6% 実施していない 18.7% 無回答 0.7%

(7)

31% 29% 29% 22% 21% 17% 14% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 集 客 イ ベ ン ト の 実 施 地 域 の 人 口 増 加 魅 力 あ る 店 舗 の 増 加 交 通 利 便 性 の 向 上 商 店 街 の 情 報 発 信 施 設 ・ 環 境 の 整 備 大 型 店 ( 商 店 街 内 ) の 影 響

商店街への来街者

○商店街の来街者については、減少傾向にある商店街が全体の約7割を占める。

○減少の主な要因は、「郊外の大型店の影響」や「魅力ある店舗の減少」、「業種・業

態の不足」である。

○増加の主な要因は、「集客イベントの実施」、「魅力ある店舗の増加」である。

【増加要因】

【減少要因】

49% 23% 17% 7% 2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

【3年間の来街者の変化】

56% 45% 39% 27% 18% 17% 15% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 大 型 店 ( 商 店 街 外 ) の 影 響 魅 力 あ る 店 舗 の 減 少 業 種 ・ 業 態 の 不 足 地 域 の 人 口 減 少 駐 車 場 ・ 駐 輪 場 の 不 足 空 き 店 舗 の 増 加 近 隣 商 店 街 の 影 響 出典:平成18年度商店街実態調査報告書

(8)

商店街の空き店舗数

○一商店街当たりの平均空き店舗数は5.3店、平成15年度から18年度の3年間に10%

増加しており、空き店舗問題は未だ歯止めのかからない状況が続いている。

○また、シャッター通り商店街は増加傾向。特に、空き店舗数の多い商店街の割合が近年

急速に増加。

出典:商店街実態調査報告書(平成12、15、18年度版)

【商店街での空き店舗数の推移】

【平均空き店舗数の推移】

3.9 3.9 5.3 0 1 2 3 4 5 6 平成12年度 平成15年度 平成18年度 28% 30% 38% 0 5 10 15 20 25 30 35 40 平成12年度 平成15年度 平成18年度

【シャッター通り商店街の推移】

(注)商店街実態調査報告書で、空き店舗率が10%超のところを シャッター通り商店街と定義した。 出典:商店街実態調査報告書(平成12、15、18年版) % 39% 19% 7% 2.2% 11% 43% 21% 8% 2% 2% 40% 22% 13% 5% 0% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 1~4店 5~9店 10~19店 20店以上 無回答 平成12年度 平成15年度 平成18年度

(9)

商店街における課題

○商店街における課題は「魅力ある店舗が少ない」との回答が約37%と最も多く、「商店

街活動への参加意識が薄い」(約33%)と「経営者の高齢化等による後継者難」(約3

1%)と続いている。

○過去においては、大型店の影響が大きな課題であったが、近年は、商店街の内部事情

が大きな課題。

【商店街の課題】

37% 33% 31% 26% 25% 24% 22% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 魅 力 あ る 店 舗 が 少 な い 商 店 街 活 動 へ の 参 加 意 識 が 薄 い 経 営 者 の 高 齢 化 等 に よ る 後 継 者 難 店 舗 の 老 朽 化 ・ 陳 腐 化 核 と な る 店 舗 が な い 大 型 店 と の 競 合 商 圏 人 口 の 減 少

【商店街の課題の変化】

出典:平成18年度商店街実態調査報告書 出典:平成18年度商店街実態調査報告書

最も多かった回

二番目に多かっ

た回答

三番目に多かっ

た回答

平成7年度

大規模店に客足

が取られてい

る。

後継者難

大規模出店ラッ

シュに押され気

平成12年度

魅力ある店舗が

少ない

大規模店に客足

が取られてい

る。

商店街活動へ

の商業者の参

加意識が薄い

平成15年度

経営者の高齢

化等による後継

者難

魅力ある店舗が

少ない

商店街活動へ

の商業者の参

加意識が薄い

平成18年度

魅力ある店舗が

少ない

商店街活動へ

の商業者の参

加意識が薄い

経営者の高齢

化等による後継

者難

(10)

2.商店街活動の現状

(11)

62% 60% 25% 17% 15% 14% 10% 8% 5% 4% 2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

商店街活動① 活動全般

10

○共同事業で最も多いのが、「アーケード、街路灯等」のハード整備と「イベント・共同宣

伝」のソフト事業。

○地域コミュニティ活動で多いのが、「お祭りイベント」、「清掃・美化」、「防犯」等の活動。

【共同事業】

資料:商店街活力向上研究会アンケート

【現在実施している地域コミュニティ活動(再掲)】

74% 41% 34% 15% 14% 13% 10% 7% 5% 4% 2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 資料:商店街活力向上研究会アンケート

(12)

59% 12% 10% 10% 10% 9% 6% 5% 3% 3% 2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

商店街活動② 空き店舗対策・魅力ある店舗づくり

11

○空き店舗に関する取り組みとして、商店街として「特に関与していない」が6割。

○魅力ある店舗づくりの為の取り組みも、「各個店の努力、店舗のオーナーに任せてい

る」が64%である。

出典:平成18年度商店街実態調査報告書

【空き店舗対策】

64% 19% 11% 9% 5% 3% 各個店の努力、店舗 のオーナーに任せて いる 各個店の魅力向上の ための勉強会等を実 施している 商店街組合、オー ナー等で店舗構成に ついて話し合っている 店舗の誘致等をしたこ とがある オーナーから空き店 舗を借り上げ、サブ リースしたことがある 商店街として店舗経 営をしたことがある 資料:商店街活力向上研究会アンケート

【魅力ある店舗づくりの為の取り組み】

(13)

12

商店街活動③ ニーズ把握・ビジョン策定

○地域住民のニーズをしっかりと把握している商店街は、わずか9%。

○来街者ニーズ調査と通行量調査を実施をしている商店街は、2割程度。

○ビジョン、計画の有無について、「明文化したものがある」という商店街は7%と少なく、

「特にない」が65%存在、ビジョン、計画を持たない理由は、「組合員、会員の足並みが

揃わない」、「時間がない、人手がない」との回答が多い。

【ニーズ把握の取り組み】

【来街者ニーズ調査と通行量調査】

資料:商店街活力向上研究会アンケート 出典:平成18年度商店街実態調査報告書 49% 35% 9% 3% 9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 明文化されたものがある 作成中 明文化されたものはないが、イメージは共有できている 特にない 無回答 資料:商店街活力向上研究会アンケート

【ビジョン、計画の有無について】

N=1241 65.0% 16.6% 6.8% 6.8% 4.8% 2% 18% 3% 72% 2% 4% 10% 14% 1% 68% 4% 4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% ニーズ把握調査 通行量調査

(14)

○専従事務局員がいない商店街は全体の約3/4を占めており、組合組織であっても1/

2以上は専従事務局員がゼロ。また、半数の商店街では、次世代のリーダーとなる人材

がいないとしている。

○地域コミュニティ活動の実施に当たっては、「自治・町内会」や、「商工会・商工会議所」、

「他の商店街」や「市町村等の行政機関」等と連携している場合が多い。

出典:平成18年度商店街実態調査報告書

13

商店街活動④ 体制

事務局

74%

15%

10%

1%

0名

1名

2名以上

無回答

【連携して地域コミュニティ活動を行っている団体】

出典:平成18年度商店街実態調査報告書 64% 63% 45% 38% 33% 21% 19% 16% 11% 10% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

51%

47%

2%

はい いいえ 無回答

【次世代リーダ存在】

(15)

3.地域から商店街に対する期待

(16)

15

商店街への期待① 商業集積として

○半分弱の消費者は日常的に商店街を利用している。

○商店街でよく購入するのは食料品、書籍など。美理容やクリーニングなどのサービス、

飲食の利用頻度が高い。

○商店街を利用する最大の理由は距離の近さ。その他、価格の安さや品揃えも利用す

る理由として上位を占める。

【日頃利用する商店街の有無】

【品目別の利用】

【品目別の利用理由】

資料:商店街活力向上研究会アンケート結果 1位 2位 3位 食料品 距離が近い 価格が安い 駐車場や駐輪場が あり行きやすい 書籍、趣味、娯楽、 教養 距離が近い 駐車場や駐輪場が あり行きやすい 品揃えが豊富 理容・美容、クリー ニング・修理 距離が近い 顔なじみで会話が 楽しめる 価格が安い 飲食 距離が近い 品揃えが自分の好 みに合っている その商店街の居心 地がいい 0% 20% 40% 60% 80% 100% あまり利用しな い 時々使用する よく利用する 44% 56% 日頃利用する商店街はある 日頃利用する商店街はない

(17)

16

商店街への期待② 地域コミュニティ活動の主体として

【実施してほしいと思う有償・有料のサービス】

○市民は商店街に対して、商品の宅配や取り寄せ、高齢者向け福祉サービスといった有料

サービスと、お祭りやイベント、街並み・景観の向上、商店街清掃・美化、防犯・防火とい

った無料サービスを期待している。

【実施してほしいと思う無償・無料のサービス】

13% 14% 16% 19% 21% 22% 23% 31% 32% 34% 41% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 障害者福祉サービス 地域の文化や芸能継承(商店街内のお 祭りを除く) 児童向け福祉サービス 高齢者を対象とした福祉サービス 地域コミュニティ活動 情報発信 特産品づくり 防犯、防火 商店街や地区内の清掃・美化 街並みや景観の向上 お祭りやイベント 資料:商店街活力向上研究会アンケート結果 5% 6% 7% 9% 11% 11% 12% 14% 15% 18% 25% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 学校や老人施設向け給食サービス 商品を選ぶ際の商品説明やアドバイ ス等のお手伝い 障害者福祉サービス 商店街までの送迎バスや福祉タク シー等の運行 児童向け福祉サービス 健康づくり支援(住民向け健康診断 の実施等) 各種勉強会や講習会等の教育文化 教養芸術に関するサービス 行政窓口の代行サービス(住民票交 付等) 高齢者を対象とした福祉サービス 購入した商品のお取り寄せ 購入した商品の自宅までの配送

(18)

31 32 21 41 43 25 28 34 40 50 0 10 20 30 40 50 60 廃棄物関連 環境保全 広報 施設運営 施設の維持管理 保健福祉サービス 学校給食等調理 障害者福祉サービス 児童福祉サービス 高齢者福祉サービス

17

商店街への期待③ 自治体からの期待

出典:中小企業白書2007 単位(%) 単位(%)

【自治体から商店街へ委託したい業務】

【自治体が商店街と連携して行いたい業務】

資料:(株)三菱総合研究所「地域おける中小企業等と公共サービス提供にかかる アンケート調査」(2006年12月) (注意)回答は複数回答 資料:(株)三菱総合研究所「地域おける中小企業等と公共サービス提供にかかる アンケート調査」(2006年12月) (注意)回答は複数回答

○商店街に対する自治体の期待としては、高齢者福祉分野やイベント開催、観光、地域資

源活用等が大きい。

福祉

施設

その他

環境

29 34 35 39 30 36 42 31 42 51 60 68 0 20 40 60 80 資源再生 情報発信 防犯サービス 身近なまちづくり 障害者福祉サービス 児童福祉サービス 高齢者福祉サービス 景観保全・整備 活性化の仕組みづくり 地域資源活用 観光 イベント開催

地域活

性化

福祉

生活

環境

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