うつ病の症状
1:精神的な症状
◎気分の落ち込み
気分が憂鬱になる、悲しくなる、何の希望も持てなくなる等
◎意欲の低下
今まで好きだったことに興味がなくなる、楽しくなくなる
何をするのもおっくうになる、人と付き合うのが嫌になる等
◎焦り、罪悪感
あせる、イライラする、すべてが自分のせいだと自分を責めてしまう等
◎思考力の低下
頭が回らない、物忘れする、物事が判断できない等
うつ克服プログラム
うつの症状
2:体の症状
◎胃腸症状
食欲の低下、何を食べてもおいしくない、胃がもたれる、胃がむかつく、
便秘または下痢になる等
◎睡眠障害
夜、なかなか寝付けない、途中何度も目が覚める、朝早くに目が覚める
眠った気がしない等
◎自律神経症状
微熱が続く、めまい、動悸、寝汗、息苦しい、体がだるい、疲れやすい等
◎その他
生理が不順になる等
うつ克服プログラム
うつ発病のメカニズム
「心と体を元気させるセロトニンとノルアドレナリンの枯渇がうつ病発症の原因」
私たちが毎日元気に活動でき、生活できるのは、脳内で産生される
セロトニン・ノルアドレナリンと呼ばれる脳内伝達物質の働きのおかげです。
この私たちが活動するうえで重要なセロトニン・ノルアドレナリンは、
ストレスなど精神的なダメージを受け続けると、分泌されなくなる特徴があり、
セロトニン・ノルアドレナリンの分泌量が減ったことで、活力がなくなり、
気分憂鬱になったり、何をするのも面倒になったりといった「うつ」の症状が
出現し始め、「うつ病」へと進んでいきます。
うつ克服プログラム
抗うつ薬の種類
1:三環系抗うつ薬
抗うつ薬の中で最も古くからある抗うつ薬。
抗うつ作用は強力で、良い効果が期待できますが、副作用も強く、出現しやすい。
◎アナフラニール
ノルアドレナリン効果が非常に強ので、
気分の落ち込みや意欲の低下がひどい場合に効果的。
また、セロトニン効果も強いため、
強迫性障害やパニック障害などにも有効。
ただし、副作用も強く、服用によって、興奮状態になったり、
便秘、口渇、倦怠感、不眠、肝機能障害が起こることがある。
うつ克服プログラム
三環系抗うつ薬
◎トリプタノール
セロトニン効果が強い抗うつ薬。
気分の落ち込みや無気力感よりも
不安や感情の起伏が激しい場合に効果的。
不安緩和作用が強いため、
うつ病以外に、パニック障害や摂食障害にも使用可能。
ただし、効果が出現するまでに2~4週間と少し時間がかかる
アナフラニール同様、三環系抗うつ薬のため、
副作用も強く、強い鎮静効果のため眠気や倦怠感が出たり、
便秘、口渇、血圧低下、不整脈が出現することがある。
うつ克服プログラム
三環系抗うつ薬
◎トフラニール
ノルアドレナリン効果が強い抗うつ薬。
気分の落ち込みや無気力感などが強い場合に効果的で、
気分を高揚させ、意欲を出させる作用がある。
ただし、効果が出現するまでに2~4週間と少し時間がかかる
アナフラニール同様、三環系抗うつ薬のため、
副作用も強く、強いノルアドレナリン効果のため。
服用により、気分が高揚しすぎハイテンションになったり、
便秘、口渇、血圧低下、不整脈が出現することがある。
うつ克服プログラム
三環系抗うつ薬
◎アモキサン
ノルアドレナリン効果が強い抗うつ薬。
気分の落ち込みや無気力感などが強い場合に効果的で、
気分を高揚させ、意欲を出させる作用がある。
効果が出現までの期間も短く、1週間以内には効果が出る。
アナフラニール同様、三環系抗うつ薬のため、
副作用も強く、強いノルアドレナリン効果のため。
服用により、気分が高揚しすぎハイテンションになったり、
便秘、口渇、血圧低下、不整脈が出現することがある。
うつ克服プログラム
四環系抗うつ薬
◎テシプール
ノルアドレナリン効果および鎮静作用が強い抗うつ薬。
気分の落ち込みや無気力感などが強く、
休養が必要な状態のうつ病に効果的。
効果が出現までの期間も短く、1~2週間で効果が出る。
三環系抗うつ薬とは違い、副作用は出現しにくい。
うつ克服プログラム
四環系抗うつ薬
◎テトラミド
ノルアドレナリン効果および鎮静作用が強い抗うつ薬。
気分の落ち込みや無気力感などが強く、
休養が必要な状態のうつ病に効果的。
効果が出現までの期間も短く、1~2週間で効果が出る。
三環系抗うつ薬とは違い、副作用は出現しにくい。
うつ克服プログラム
SSRI
◎ルボックス、デプロメール
セロトニン系の神経にのみ作用する抗うつ薬で、
テンションを上げるというよりも、
セロトニン作用により、不安を和らげる効果が主体。
うつ病以外の不安を伴う疾患(社会不安障害、パニック障害
強迫性障害、過食症など)にも効果的。
効果が出現までの期間は長く、2~4週間程度かかる。
副作用は出現しにくいが、飲み始めに吐き気などの
胃腸症状が出現することがある。
うつ克服プログラム
SSRI
◎パキシル
セロニトン系の神経にのみ作用する抗うつ薬で、
テンションを上げるというよりも、
セロトニン作用により、不安を和らげる効果が主体。
うつ病以外の不安を伴う疾患(社会不安障害、パニック障害
強迫性障害、過食症など)にも効果的。
効果が出現までの期間は長く、2~4週間程度かかる。
副作用は出現しにくいが、飲み始めに吐き気などの
胃腸症状が出現することがある。
うつ克服プログラム
SSRI
◎ジェイゾロフト
セロトン系の神経にのみ作用する抗うつ薬で、
セロトニン作用により、不安を和らげる効果が主体。
SSRIの中では、最も強力なセロトニン作用を持つ。
うつ病以外の不安を伴う疾患(社会不安障害、パニック障害
強迫性障害、過食症など)にも効果的。
効果が出現までの期間は長く、2~4週間程度かかる。
副作用は出現しにくいが、飲み始めに吐き気などの
胃腸症状が出現することがある。
うつ克服プログラム
SSRI
◎レクサプロ
セロトニン系の神経にのみ作用する抗うつ薬で、
テンションを上げるというよりも、
セロトニン作用により、不安を和らげる効果が主体。
パキシルやデプロメールといった他のSSRIよりも
作用時間が長く、持続的にセロトニン濃度を上げ、
精神の安定を維持する。
効果が出現までの期間は短く、1週間で効果が出現する。
副作用は出現しにくいが、飲み始めに吐き気などの
胃腸症状が出現することがある。
うつ克服プログラム
SNRI
◎トレドミン
セロトニン系とノルアドレナリン系両方の神経に
作用し、気分を改善し、テンションを上げるとともに、
セロトニン作用により、不安を和らげる効果も持つが、
どちらかというとノルアドレナリン効果が強い抗うつ薬。
気分が憂鬱でやる気がでないタイプのうつ病に効果的。
効果が出現までの期間は短く、1~2週間で効果が出現する。
副作用は出現しにくいが、飲み始めに吐き気などの
胃腸症状が出現することがある。
飲み合わせの問題が少なく、高齢者にも使いやすい。
うつ克服プログラム
SNRI
◎サインバルタ
セロトニン系とノルアドレナリン系両方の神経に
作用するし、気分を改善し、テンションを上げるとともに、
セロトニン作用により、不安を和らげる効果も持つが、
どちらかというと、ノルアドレナリン効果が強い抗うつ薬。
気分が憂鬱でやる気がでないタイプのうつ病に効果的。
効果が出現までの期間は短く、1~2週間で効果が出現する。
副作用は出現しにくいが、めまいや起立性低血圧などの
症状が出現することがある。
うつ克服プログラム
その他の抗うつ薬
◎レスリン、デジレル
三環系でもなく、四環系でもなく、SSRIでもない抗うつ薬。
セロトニン作用および抗不安作用を持ち合わせており、
不安感のあるうつ病に効果的。
効果が出現までの期間も短く、1~2週間で効果が出る。
副作用は出現しにくいが、アルコールと併用すると
泥酔してしまうので、アルコールとの併用は禁忌。
また、眠気が出やすいため就寝前の服用がおすすめ。
うつ克服プログラム
その他の抗うつ薬
◎リフレックス
三環系でもなく、四環系でもなく、SSRIでもない抗うつ薬。
ノルアドレナリンおよびセロトニンの分泌を促進させ、
抑うつ気分や無気力感を改善するとともに、
不安感を改善させ、精神状態を安定化させる作用を持つ。
効果が出現までの期間も短く、1~2週間で効果が出る。
SSRIやSNRIとおなじく、副作用の出現は、ほとんどないが、
眠気が出やすいため就寝前の服用がおすすめ。
うつ克服プログラム
薬の減量方法
1:漸減法
2週間~4週間間隔で、薬の絶対量を少しずつ減らしていく方法。
<例>
1日に朝と夕方に1錠ずつパキシルを服用
→症状が軽いのは、昼間が夜かを、まず、判断します。
昼間が症状が軽い場合は、朝の1錠を半錠に減らします。
夜が症状が軽い場合は、夕方の1錠を半錠に減らします。
そして、減量した状態で2~4週間、様子をみます。
もし、症状がぶり返すなど、今まで安定して状態が不安定になるようであれば、
すぐに、元の量に戻します。
無理に減量を続けると、かえって悪化し、減量できなくなってしまいます。
減量して、調子が悪くなれば、まだ減量は早すぎると考え、
減量を止め、またの機会を待つことにします。
うつ克服プログラム
薬の減量方法
2:隔日法
薬を1日おきなど、薬を飲む日と飲まない日を意図的に作り、薬のない状態に
体を慣らしていく方法。
通常は、漸減法で薬の絶対量を減らした後、行う方法。
<例>
1日に朝と夕方に1錠ずつパキシルを服用していたが、
漸減法により、薬の絶対量を減らすことに成功。夕方に半錠だけ服用する。
→薬がない状態でも大丈夫との自信および体が薬がない状態でも異常と判断させない
ようにするため、1日おきに薬を飲む。
薬を飲まない日でも、特に体調の変化がおこらなければ、1日おきを2日おきという
具合に、徐々に飲まない日を増やしていく。
(隔日法も、漸減法と同じく、2~4週間隔で進める)
うつ克服プログラム
「じぶん日記」をつけよう!
今回、「じぶん日記」のつけ方として、2つの方法を紹介します。
ご自身のお好きな方で、実践してみましょう!
1:携帯アプリで「じぶん日記」をつける
携帯用のアプリをダウンロードして、毎日、自分なりにできたこと、うれしかったこと、
チャレンジしたことなど、とにかく、どんな些細なことでも構いませんので、
人と比較することなく、できて当たり前と考えることなく、
素直に、じぶんができたこと、うれしかったことなどを記入していきます。
*おすすめスマホアプリ
Android:「あげあげ日記帳」「しんぷるな日記」(GooglePlayで無料ダウンロード)
i-Phon:「ポジティブ思考習慣Happynote」(85円)
うつ克服プログラム
「じぶん日記」のつけ方 その2
2:センター長と交換日記形式で「じぶん日記」をつける
ひとりで日記をつけていても、誰からも反応をもらえることはありません。
そうなると、悪い癖で、「やはり、自分はダメ」とか「こんなの当たり前で意味ない」など
マイナス的な考えが浮かびやすくなります。
それを防ぐのが、センター長との交換日記型の「じぶん日記」です。
記入した内容に対して、センター長からホメ反応やアドバイスが来ます。
人間、やはり、褒められるのは、うれしいことですからね。
気分が改善しやすいですし、意欲もわいてきて、継続もしやすいです。
*交換日記形式の「じぶん日記」は、ネット上にセキュリティーで管理された
個別ルームを用意、ルーム内に設置された「じぶん日記」に書き込みします。
詳しくは、ホームページ掲載の「うつ克服プログラム用サポート」をご覧ください。
うつ克服プログラム
1:やすやぎのポーズを作る
まずは、ヨガで言う「やすやぎのポーズ」をとりましょう。
1:床の上に仰向けに寝る
2:脚と脚の間隔を30cm前後にひらく。
3:自分が一番リラックスできる位置に手、足を置く。
自分が一番リラックスできる体制が作れましたか?
作れたら、次に進みましょう。
うつ克服プログラム
2:腹式呼吸を行う
1:自分が一番リラックスできる形が見つかったら、その状態で、大きく息を吸い込み、
息を止めると同時に、グッと、全身に力を入れましょう。(3秒間)
2:ゆっくりと息を吐き出しながら、体の力を抜いていきましょう。
3:全身の力が抜けたところで、ゆっくりと腹式呼吸を行いましょう。(5分間)
*やすらぎのポーズでの腹式呼吸
やすらぎのポーズになり、手を男性は左、女性は右を下にして重ね、
おへその下にのせ、手でお腹に圧を加えながら、ゆっくり鼻から息を吐きます。
吐き終わったら、手の圧を緩めながら鼻から息をゆっくり吸います。
うつ克服プログラム
うつ克服サポートサービス
1:精神科医による「お薬鑑定」
現在、服用中の薬が症状および状態に適したものかどうかを詳細な問診の上、
判断し、セカンド・ドクターとしての意見を回答させていただきます。
なお、回答をご覧になり、転院を希望される方には、病院紹介も行います。
料金:1回1800円
2:状態把握テスト
現在の状態を「不安」「抑うつ」「イライラ感」「無気力感・疲労感」「思考力」「睡眠」の
6項目でチェックし、現在の状態に適した日常の過ごし方をアドバイスいたします。
料金:1回600円
3:交換日記型「じぶん日記」
センター長又は、とよだクリニック院長からコメントがもらえる
交換日記形式の「じぶん日記」です。
料金:3500円/月