The Carcinological Society of Japan
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私
の
日
本
甲
殻 類 学 会
入
会
の
動機
本
尾
洋
(日 本海甲殻 類研究 会 ) 私が金 沢大 学の学生 (理学 部生 物学 科 )だっ た 昭 和41
(1966 )年の 正 月 明 け 頃 に,
金沢市の 中心 部 にある近 江 町市 場で見 慣れ ない 蟹を 見 か け ま し た,
未だ茹で て な くて生の ま ま なの に鮮や か な紅色の そ の蟹は,
食 品市場に出 さ れてい るの だ か ら も ちろん 食用です,
大 きい蟹なが ら今まで自分は見た こ とが な かっ たの で,
市場の 売り人にその 名前を尋ねる と 「赤が に」と答えるだけで,
どうも 要 領 を 得 ませ ん.
そこ でや む な くその内の i匹 を買い求め,
歩い て 10分 足 らずの とこ ろ にあ る 大 学 に 持 ち 込ん だ わ けです.
早速
,
動物 分 類 学 教 室の堀克 重 先生 (ご専門は 蝿の 分類 )に
,
今しが た 市 場で買っ てき た 蟹 を示 し て 名 前を お聞 きし ま し た.
とこ ろ が堀先 生か ら は 「自 分 も初 めて見る蟹で学 名は もと より和名も知 ら ない」 との ご返 事.
で,
堀 先 生は即 座 に,
「.
自分に は分 らない が,
蟹に詳しい 先牛 を知っ て るか ら紹介 しょう 」とおっ しゃっ たの です.
そして翌 目,
横 浜 国 立大 学の酒井 恒先 生に紹 介 状 を 書い て下 さ り,
後日その紹 介 状 を添 え て,
上 述の蟹の カラー
写真を 酒井先生に お送りした 次 第です,
何日か して酒 井 先生から 「そ れ はべ ニ ズ ワイ ガニ で ある」との御 返事をい た だき,
初め て その蟹の名 前を知 りま し た.
そ して酒 井 先生は親切 にも.
今は 懐か しい 赤い 表 紙の 「甲殻 類の研 究 」 誌の第1
号 を,
その表に 「呈本 尾 君」と記 し て同封し て 下 さっ たの です
.
早速 開い て見 ると 口絵の 第 1ペー
ジ に,
ご存 知の 方 も多い と 思い ますが,
イ サベ ラ・
ゴル ド ン博 士 も写っ てい る「日本 甲殻 類 学 会発 会 式 (1961 年 4月7 日),
於小田原甲殻 類 博 物 館 」の 記 念 写 真 が 掲 載 さ れてお り,
続 く第 2ペー
ジ に は真っ 赤な 見事 な 雄 の べ ニ ズ ワ イ ガ ニ Chionoeeetes J’
apOnieus Rathbun の精 彩色図が載っ てい ま した、
そ して その ペー
ジの.
卜.
に は 「see Pg.
12 and 16」と酒 井 先 生 直筆 の メ モ が記さ れてい たの です,
先 生の ご教 示の と おCarcinological
Socie
り〜()fJapan
り