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糖尿病の栄養教育のための半定量食物摂取頻度調査票(FFQW65)の妥当性と再現性の検討

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Academic year: 2021

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230 第47巻 日本公衛誌 第3号 平成12年3月15日

糖尿病の栄養教育のための半定量食物摂取頻度

調査票(FFQW65)の妥当性と再現性の検討

ヤマオカ カズエ 山岡 和枝 タンゴ トシロウ 丹後 俊郎 ワタナベ マリコ 渡辺満利子 ヨコツカ マ サ コ 横塚 昌子 背景 糖尿病予防のための栄養教育のために,65食品リストからなる食物摂取頻度調査票 (FFQW65)を開発した。 方法 妥当性と再現性の検討を71人の男性ボランティアを解析対象にして行った。妥当性は1週 間の秤量調査結果と,再現性は10ヵ月後の再調査結果との比較により行った。データはすべ て対数変換した上でピアソン積率相関係数を求めた。 結果 妥当性に関しては,朝食の総エネルギー摂取量のピアソン積率相関係数は0.74であり, FFQW65と秤量調査から求めた実際の値との相違は小さかった(差は−5 kcal,相対差1.1%)。 それに比べると昼食,夕食,一日あたり量の相関係数は小さめであり(それぞれ0.52, 0.66,0.64),相対差も10%前後であった。カリウム,ナイアシンを除く16栄養成分の1日あ たり栄養成分摂取量の相関係数は0.28-0.64の範囲にあった。エネルギー調整相関係数では たんぱく質,鉄,コレステロールが低くなった(0.16,0.14,0.19)が,その他は0.26-0.65 の間にあった。他方,再現性は10ヵ月後に回答の得られた64人を対象にした検討の結果,全 食品のエネルギー摂取量のピアソン積率相関係数は0.76であり,その他の栄養成分では 0.54(ビタミンD)から0.81(カルシウム)までの範囲にあった。 結論 本研究結果より,FFQW65は特に糖尿病の栄養教育のために有用となるエネルギー摂取 量の食事別評価に利用可能と考える。 Key words : 半定量食物摂取頻度調査票,秤量調査,再現性,妥当性,糖尿病,食事別

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