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研究授業を振り返って : 授業の準備段階の回顧を中心に(<特集>総合的な時間活用のための実験的授業研究報告)

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Academic year: 2021

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(1)

Tokyo University of Science

NII-Electronic Library Service Tokyo  Unlversrty  of  Solenoe

授 業

  

一授 業の

備段階の回顧 を中心に一

      松嵜 昭雄

     

MATSUZAKI

 

Akio

      筑波大学大学院教育学研究科

Graduate

 

Schoo1

 ofEdncatio4  

University

 ofTsukuba

は じ めに

 

学 習 指 導 要 領の改 訂に伴い

総 合 的

学習

設さ れ ました . こ れ は, 今 回の 学 習指 導 要 領 改 訂の 大き な特 徴の

1

と言え ます

年 ll

6

29

っ た研 究授 業は

 

総 合 的 な 学 習の 時 間

の 実 践の 一

と して

り組み ま し た .現 場で の 関 心の 高さ が

押 し と推 測 さ れ ますが,

11

27H

われ た

8

授 業

究会

には

大勢

の 先生方に

加 して頂 き, 大 変 盛 況で あ っ た と振 り返 ります.

 

本稿で は,

者の 研 究授 業 に対 する 感 想 を, 授 業の 準 備 段 階を 中心に回 顧 したい と

えて い ま す . その た め , 文と して の 学術 的 価 値は

い に等 しい と言わ ざる を

ませ ん. しか し, 「総

的な学 習の 時 間 」実 施が眼 前に ま で 迫っ て い る現 在

における

総 合 的な学 習の 時間

の 一助 と な れ ば

い で す. 研究授 業の 構想 に 当たっ て   東 京理科 大 学 数 学 教 育 研 究 会で は 「テ ク ノ ロ

  「

基 礎 ; (数 学 史

研 究

 

カ リ キュ ラ ム

究」

とい っ た プロ ジェ ク トが組ま れ,

プロ ジェ ク トが , 月

例 会

発 表

行 う

な ど,

々 に

動を始めて い ま す.

者は, その 中の

1

つ 「『総 合 的な 学 習の 時 間

に関す る研 究 」の プロ ジ エ ク トに配

属す

る こ と とな りました1. それ は, 大 学 院にて 数 学教 育の 研 究 を

っ て い る

者の 理論 的な面か らの

加を期

する , 本 会 会

生 の

によ る もの で した .   長 野 先生 が第

8

回授 業研 究 会の 話 を され たの が,

7

月の 月例 会で あっ た と記 憶 してい ます.研 究 授 業の テ ーマ が

お花

華 道 )」 と 「数 学 」とい う,

聞い た ときには耳を疑い ま したが, 大 変 興 味 深い 内容で は あ り ました, し か し, まさ か

分が研 究 授 業の 担 当に なろ うと は, その と き

に も思 い ませ ん で した .  

7

月下旬,研 究 授 業 の打 ち合わ せ が始 ま りま し た .当初は現 行の 目 「

B

習 するこ とにな っ て い る

素 数 ・複 素 数 平 面 に関 す る話 題 を, テ ク ノロ ジ ー

利用

め て

構 想

しました .

道には, 活け る際 にある 一 定の き ま りがあ り, 作 品は花 の 長 さお よび角 度

に よっ て 決

され ます.そこ で ,活 けた花の位 置 関 係を複 素数 平面上 で 表 現する こ とを

えま した . しか し,対 象が文

志 望の 生徒が 大 半で ある こ と や, 「

数学

B

履 修

してい ない こ と

を理 由に, 見 直 し を図 りま した . ] 拙稿 (1999> 「総合的な学 習の 時間」の研 究 へ の 一指針一プロ ダ ク シ ョ ン 厂総な学習の 時 間 」の概 観を通 して一 .東京理科 大学数学教 育 研 究 会 諾, 第41 巻 第2 号.p.133 一

130

一 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(2)

Tokyo University of Science

NII-Electronic Library Service Tokyo  Unlversrty  of  Solenoe

 

実 際, 研 究 授

の構 想 を練れ ば練る ほ ど, 次 第に数 学との 関わ りが

れて 行 くような感 じが し ま した . そこ で ,

に もす が る 思 い で,国立教 育 研 究 所 へ 出 向い た こ とを, 大 変懐か しく思 い ま

. その とき

対して ドさっ た長崎 栄 三

生 には

重 な

資料

提 供

して

ま した .

 研

究授

で は,

現 行

の 中

3

生で

習 するこ とに なっ てい る 空 間図 形の 投 影図 を, 数 学 的な内容 と して 取 り上 げる こ とに な りま し た .その た だ 生 けた花の 位 置関 係 を

現 す る だ けで は な く,

再 現 」 とい うキ ーワ ー ドを 用い て

数学

な観 点お よび

術 的な

観点

か ら授

を構 想 し ま した2. 研

究授 業

実践

たっ て

 

当初, 研 究授 業は授 業研 究 会 当日を

め て

2

間程

と なっ てい ま した が , 打 ち合わ せ を重ねて い くうちに,

2

時 間 の 実 施で は 困難で ある との 論へ りまし た .そ こ で,

高校

3

生 に とっ て 高 校生活 最 後の 思い なれば, とい う

山本先

生 の

もあ り , 結 局,

3

年の 全

5

ク ラ ス ,

4

時 間

20

時 間

の 研 究授 業 を実 施 する こ と に なりました .

まで

者は研 究授 業を, 一昨年 日部 高等 学 校, 昨 年の 十 文字 高等 学

2

っ た

験 は あ る もの の ,全 ク ラ ス わせ て約

150

名とい う量 的な意 味 で も大 きな プェ ク トの 重圧 に

任を感 じ ま した .

 研 究

は ,

研究協議会

か ら逆

し て

ll

6

日か ら始める こ とにな りま し た .授 業の

想に当た っ て は ,

者が 2 こ こで,

 

「華道 的観点」で は な く 「芸 術 的 観 点 」とい う用 語を用い た理 由は,筆者の 研 究に よ る とこ ろが大 きい . 中心 と なっ て, 山

先生 をは じ め

道 科の 生方か ら指摘 を

けて検 討を行 うとい う方 針 を

りました .

 

そ して , 研 究 授 業の本 番の前に, 高

2

生 で

2

時 間ですが ,予 行 を

10

2

日 と

9

日の 両 日,

プ レ授 業

と して

にな りました 。 そして, プレ

業の

を踏 まえ

指 導

案 を

成 し,

授 業

い ま し た . お わ り に

 

授 業 を振 り返 っ て み て

 

「総合的 な 学 習の 時 問」にお ける実践 と しては, 十 分 な成果 を

る こ と が 出

た の で は ない か と思い ます.当 初の予 想以 上 に 授 業 をい い で進 行で きた理 由と して

一 に生

さんが

授業

極 的に 取 り組ん で くれた こ とを挙 げ な くて は な りませ ん . また ,

えて下さっ た

くの方々 の ご尽 力があ っ た こと を 忘れ て は な りませ ん. そ して ,

TT

を行 っ た 山本 先生 との 合 意 に よ り , 中途 半 端で い い 加 減

は避 けた い との

に至 りました .

授 業

了して

4

にな ろ うと して い る現 在, 本 来 なら ば 授

考察

うべ の ですが,

回は その 言 及 を避 け ま した . 出来る限 り, 次 号におい て発

して い きたい と

えて い ます. ま た ,

回の 授 業 表を, 今 夏の

ICME9

TSG

で行 う予 定 で い ます.

 

にな りますが , 今回の 研 究授 業 を通 じて

に も

る こ とがで きた感 じが し ます. ま た, プ ロ ジェ ク トの 中心 と な っ て

授 業

特 集 号の編 集に関わる機 会を

えて さっ た

東先

生 に は心 よ り

感謝

し た い と思い ます.

3

5

啓 蟄

望の つ くばよ り 一 131 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

参照

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