Author(s)
大城, トモ子; 国吉, 和子; 田中, 寛二
Citation
地域研究 = Regional Studies(1): 117-125
Issue Date
2005-06-30
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/5484
老人介護者の生活実態調査・研究報告(2)
大城トモ子*・国吉和子**・田中寛二***
AdjustmentbyFamilyMemberstoCaringfOtheAged(2)
TomokoOshiro,KazukoKuniyoshiandKanjiTanaka
沖縄本島内の家族による老人介護の様子を実態調査した。介護負担は、要介護者の状態のみならず、介護内容によっ ても異なっていた。また、介護者は敬老の精神を持っており、ストレスに認知的対応をしていた。そして、介護負担過 剰の時の虐待の危険'性も否めず、介護者は支援を求めていた。 キーワード:老人介護、家族介護者、介護生活への適応参照)は、宗像・川野(1994)が実施した調査項目や早
川(1982)の介護者の声を参考に作成きれた。その内容
は、要介護者の日常生活行動能力、痴呆の状態、介護
者の老人一般への態度、痴呆老人への態度、実際の世
話の中で困難な問題、介護生活でのストレスへの対応
スタイル、老人虐待への共感度、介護生活を改善するた
めに必要な事で構成された。
はじめに高齢化社会において、「老人介護」は社会的問題であ
る。現在、「介護の社会化」を理念とした介護保険制度
が導入されているが、在宅介護においては、家族介護
者が、介護の担い手となっていることに変わりはない。
介護保険によるサービスの利用は、要介護者の心身の
状態に基づいて査定されており、必ずしも介護者の負
担に応じたものとはいえないであろう。そこで、今回
は、介護生活の適応に影響する要因として、要介護者
の心身の状態、介護者が負担と感じる介護内容、そし
て介護生活への適応のスタイルについて調査した。ま
た、老人虐待への共感が強まる状況から、適応の困難
な状況を検討した。ざらに、介護生活の改善のために
介護者が必要としていることについて声を拾った。本
報告は本調査・研究報告(1)(大城ら2004)に続き、
記述統計的データに基づいた結果を報告する。なお、本報告では「痴呆」という用語を用いたが、
現在は「認知症」が用いられている。
結果回答者(介護者)の総数は124人で、女性89人、男性
11人、無回答24人で、圧倒的に女性が多い。年齢では、
50-60代が56%を占め、30-40代(26%)、70-80代(1M)と
続く。
一方、要介護者の年齢では、80代(43%)が最も多く、
70代(25%)、90代以上(23%)、そして、60代(9%)と続い
ている。そして、男性(32%)の2倍以上の女`性(66%)が
介護きれている。
1.要介護者の身体能力と痴呆症状について
要介護者の心身の状態は介護生活への適応に大きく
影響する要因の一つと考えられた。本調査の要介護者
の身体の状態は、寝たきりではないが、身体が不自由
方法対象は、沖縄県内の家族介護者とした。質問紙によ
る調査が、七つの市町村で行われた。調査項目(付録
*沖縄大学人文学部,902-8521那覇市国場555,sumilearies@yahoo、cojp;**沖縄大学人文学部;***琉球大学法文学部 117な要介護者が43%で、寝たきりは36%、そして、身体
は不自由でない要介護者が21%であった。
さらに詳しく、要介助の観点から各身体能力を調べ
ると、特に入浴(要介助78%)、歩行(要介助76%)、着脱
(要介助76%)や排泄(要介助65%)の際に介助の必要がみ
られた。一方、痴呆症状については、ぼんやりして周りの出
来事に興味を示苔なかったり(38%)、痴呆特有の記憶障
害、例えば、物の置き忘れ(39%〕、家族がわからない
(36%)、話したことを忘れる(28%)などが多く見られ、
失禁(35%)や身体の麻痒(38%)もあった。
況で起こることを設定した。その回答から、介護が大
変だと感じるのは、「介護者の言うことを聞かず、自分
のやり方を通そうとする」(27%)や「お互いに言っている
ことが通じない」(25%)が上位を占め、相互理解のコミ
ュニケーションの問題が介護者を困らせていた。これは、介護者一要介護者問の人間関係がうまくいってい
るかどうかというだけでなく、要介護者が痴呆の場合に
起きやすい状況と考えられる。また、身体の面では
「移動、歩行の世話をすること」(24%)が、介護者にと
って介護負担が大きいといえる。
4.痴呆老人の介護者の心情
老人介護は身体と痴呆という全く異なった介護内容
を含んでおり、その介護者の理解のためには、両者の
差異を明確にする必要がある。身体介護は比較的理解
されやすいが、痴呆介護は実情が見えにくい。そこで、
痴呆老人の介護者に介護の問題点を問うと、「世話の大
変さは周りからわかりにくい」(81%)し、「痴呆老人の世
話は、寝たきり老人の世話より大変」と感じ(59%)て、
「公的支援機関の理解と援助が足りない」という不満を
もっている(52%)。つまり、痴呆老人の介護者には、実
際の介護だけでなく介護の大変さを理解きれないとい
う苦悩が加わっていた。
2.老人及び老化への態度
大城ら(2004)で言及したように、介護者と要介護者
との人間関係は、介護生活の快適ざに影響すると考え
られるが、すでに持っている老人一般への態度あるい
は老齢化へのイメージについて、また、痴呆老人に関す
る認識についても回答を求めた。
その結果、回答者の多くは、老人に対して敬愛の念
を抱いており(80%)、老人をいたわるという思いやり教
育(97%が賛同)や、子どもが親の面倒をみることの大切
さを強調(92%)していた。しかし、実際老いることにつ
いて、肯定的な気持ちを持てず(55%)、寝たきりや痴呆
になってまで長生きしたくないという気持ちが強かっ
た(80%)。
ところで、痴呆老人についての認識は、性格や生き方
(64%)がその原因であり、年齢のせい(29%)とか精神の
病(2M)とは考えてなかった。痴呆老人も誇り(58%)や
感情(6996)、周りの人の気持ちを認知する能力(50%)が
あり、心のつながりを持つことも可能(58%)だと捉えて
いた。また、呆けたから楽でいられるとも思えず(68%)、
同情的であった。
5.ストレスへの対応介護生活の中でストレスへの対処は介護者にとって
避けられない課題となる。そこで、老人の世話を通し
て、腹が立ったり悩んだりした時の対応について問う
た。その結果、ストレスの原因となる問題を積極的に
解決しようとする行動(例周りの協力や理解を求めな
がら、問題解決しようとした)よりも、むしろ、現実の
状況を前向きに受け止めたり(認知的対処)、思いつめ
ず気晴らしをする(情緒的対処)人が多かった。
3.世話している中での困難な問題
老人介護を単純に要介護者の身体や痴呆の状態から
理解するだけでなく、介護者自身が大変だと感じる介
護とは何かに焦点を当てて、実際の介護内容や介護状
6.老人虐待への共感度
介護者の心理状態を反映するものとして、老人虐待
(精神的、肉体的、経済的虐待状況の設定)への共感度
118(実際に虐待しているのかを問うものではない)を測定
した。その結果、「介護に疲れてくると老人を手荒に扱
う」(60%)、「世話をする人の心身の疲労が積もると異常
な行動をしないとも限らない」(36%)となり、介護者の
状態が悪化したときに起こる虐待への共感がみられた。
ながら、もし、その負担が介護者の適応能力を超えた
とき、老人介護が適切に行われないという危険性も、
老人虐待への共感から示唆されよう。従って、介護者
の負担を軽減することが、介護者と要介護者の共生に
繋がると考えられる。そこで、介護者が理解しあえる
介護仲間との交流を通しての情報の交換やリフレッシ
ュ、そして、家族の介護労働に見合った公的機関から
の介護手当て等、精神的且つ経済的支えが必要となる。
7.介護生活を改善するために必要なこと
家族介護者は、在宅介護支援サービスを利用してな
い時は概して孤軍奮闘の状況にいる。介護生活をよく
するために21項目の中から複数(3~5項目)選択しても
らうと、同じ体験をしている仲間との交流、介護手当
の支給、介護についての知識などが挙げられた。
まとめ「老人介護」は高齢化社会において重要な課題であ
る。沖縄本島内の老人介護者の実態調査の結果、家族
介護者の負担は、要介護者(高齢者)の心身の状態によ
り異なり、痴呆介護には周りにその大変さが理解され
ない苦悩が加わっていた。また、介護内容によって介
護者が感じる負担も異なり、要介護者の状態だけでは
推測できない介護者の負担が浮き彫りにされた。介護
者の身体面への負担のみならず、特に痴呆介護におい
て大きなウエイトを占める精神面への負担も看過でき
ない。介護生活への適応には、介護者の敬老精神とス
トレス状況への前向きな姿勢が助けになると考えられ
るが、もし、負担が加重になった場合は、老人虐待へ
の可能性も否めないだろう。従って、介護者自身を支
えるシステムの確保が必至のこととなろう。
以上のことから、在宅介護者の支援サービスには、介護者支援という観点を堅持し、介護者の現実の負担
を反映する「介護の負担度」を査定し、多面的に介護
者をサポートするという発想が必要であろう。
考察介護生活への適応について、介護者全体では比較的
適応的な様相が見られた(大城ら、2004)が、痴呆介護
者に焦点を当てると異なった結果が得られた。つまり、
老人介護はその要介護者の状態いかんによって介護者
が負う介護生活の困難ざが異なることが示唆された。
ざらに、介護する立場からの介護の負担度を調査した
結果、介護内容において負担感に差異が見られた。こ
の事から、要介護者の状態のみならず、むしろ介護者
の観点から負担となる介護内容を識別し、それに対応
した在宅支援サービスを査定する事がより理にかなっ
たものと考えられる。
本調査の介護者のほとんどが、介護を積極的に始め
ている(大城ら、2004)ことは、底辺に老人への敬愛の
態度があり、またその教育の必要性を説き自ら実践し
ているということになる。
しかし、介護の困難さはあり、特に要介護者との人
間関係やコミュニケーションが、大きな影響要因と考
えられた。
このような老人介護というストレス状況において、
介護者は現実を前向きに受け止め、思いつめることの
ないよう適当な気晴らしをして対応していた。しかし
引用文献 大城トモ子・国吉和子・田中寛二、2004、「老人介護者の生活実 態調査・研究報告(1)」『地域研究所所報』31:15-26・ 早川一光、1982、「ボケ老人をかかえて』合同出版。 宗像恒次・川野雅資(編)、1994,「高齢社会のメンタルヘルス」 金剛出版。 1194)全て介助してもらわないと着脱できない53%
付録:調査結果
1.要介護者の日常生活行動能力について ・食事について 1)一人で不自由なく食べられる 2)なんとか一人で食べられる 3)-部介助してもらえば食べられる 4)全て介助してもらわないと食べられない ・意志の伝達について 1)不自由なく伝えられる 2)大体伝えられるが伝えられない事もある 3)辛うじて伝えられる 4)全く伝えられない 3096 34916 2496 12% %兜%% 9462 3113 ・入浴について 1)一人で不自由なく入れる 2)なんとか一人で入れる 3)一部介助してもらえば入れる 4)全て介助してもらわないと入れない 2.要介護者の痴呆症状について .ぼんやりして周りの事に興味を示さない(38%) ・物を置き忘れたり、しまい忘れたりする(39%) 、家族など親しい人が誰かわからなくなる(36%) ・家庭器具の誤使用や火の不始末がある(15%) ・夜、不安になり騒いで落ち着かなくなる(16%) ・実際にない物が見えたり声が聞こえる(16%) ,事実でない事を事実と思い込んだりする(19%) .ふさぎこんだり悲しがったりする(16%) ・自分の話したことをすぐ忘れる(28%) .作り話をする(14%) ・食事の異常がある(何でも口にする等)(11%) ・場所の見当がつかない(18%) ・物を盗まれたとさわぐ(9%) ・時間や季節がわからない(26%) ・失禁がある(35%) 、不潔行動(便いじりなど)がある(1%) ・床ずれがある(13%) ・身体がマヒしたり自由に動かせない(38%) %%%兜 9362 116 ・歩行について 1)一人で不自由なく歩ける 2)なんとか一人で歩ける 3)-部介助してもらえば歩ける 4)全て介助してもらわないと歩けない %兜%% 2306 1134 ・聴力について 1)何の不自由も感じない 2)大体聞こえるが不自由なこともある 3)大声でないと聞こえない 4)全く聞こえない %%%% 4006 333 ・視力について 1)何の不自由も感じない 2)大体見えるが不自由なこともある 3)辛うじて顔の輪郭が見える 4)全く見えない 4496 40% 13% 3% 3.老人への態度 大城ら(2004)で言及しているように、 大城ら(2004)で言及しているように、介護者と要介護者との人 間関係は、介護生活の快適さに影響すると考えられるが、すでに 持っている老人一般への態度あるいは老齢化へのイメージについ て、また、痴呆老人に関するイメージについても回答を求めた。 ,話の理解について 1)よく理解できる 2)大体理解できるがわからないこともある 3)辛うじて理解できる 4)全く理解できない %%%% 8038 242 1)老人一般への態度 、老人から、まだまだ学ぶことがあると思いますか。 L全くそう思う33% Zややそう思う47% 3.あまりそう思わない16% 4.全くそう思わない4% ・排泄について 1)一人で不自由なくできる 2)なんとか一人で排泄できる 3)-部介助してもらえば排泄できる 4)全て介助してもらわないと排泄できない %%%% 7796 1114 ・老人は社会の重荷(経済的負担など)になっていると思いますか。 1.全くそう思う11% 2.ややそう思う27% 3.あまりそう思わない36% 4.全くそう思わない26% ・着脱について 1)一人で不自由なくできる 2)なんとか一人で着脱できる 3)-部介助してもらえば着脱できる 13% 12% 23% 120・老人とはつきあいたくないと思いますか。 1.全くそう思う5% 2.ややそう思う5% 3.あまりそう思わない39% 4.全くそう思わない51% ・痴呆とはいわゆる精神病である。 1.そう思う29% 2.そう思わない47% 3.わからない24% ・痴呆老人は劣った、 Lそう思う 2.そう思わない 3.わからない かわいそうな人間である。 51% 41% 7% ・社会の発展のために、老人は大きな役割を果たしていると思 いますか。 L全くそう思う36% 2.ややそう思う40% 3.あまりそう思わない22% 4.全くそう思わない2% ・痴呆になったら、何も,憶えていないから、苦労がなくのんき でいい。 Lそう思う19% 2.そう思わない68% 3.わからない13% ・老人や障害者をいたわるという思いやり教育は必要だと思い ますか。 L全くそう思う82% 2.ややそう思う15% 3.あまりそう思わない0% 4.全くそう思わない3% ・痴呆になってもまだ誇りを持っている。 Lそう思う58% 2.そう思わない20% 3.わからない22% .老いることは美しいと思いますか。 1.全くそう思う18% 2.ややそう思う27% 3.あまりそう思わない41% 4.全くそう思わない14% ・痴呆老人も周りの人の気持ちがわかる。 1.そう思う50% 2.そう思わない23% 3.わからない28% ・寝たきりや痴呆になってまで長生きしたくないと思いますか。 L全くそう思う60% 2.ややそう思う20% 3.あまりそう思わない15% 4全くそう思わない5% ・痴呆になったら、優しくされても粗末にされてもわからない。 1.そう思う12% 2そう思わない71% 3.わからない17% ・痴呆老人との心のつながりを持つということは期待できない。 1.そう思う18% 2.そう思わない58% 3.わからない24% ・子が年老いた親の面倒を見るという考え方は大切だと思いますか。 1.全くそう思う69% 2.ややそう思う23% 3.あまりそう思わない7% 4全くそう思わない1% ・痴呆になると感情(うれしい、 Lそう思う 2.そう思わない 3.わからない 悲しい等)も失う。 15% 69% 16% 2)痴呆老人について ・痴呆は年齢のせいだ。 Lそう思う 2そう思わない 3.わからない 29% 5196 21% 4.世話している中での困難な問題 1)攻撃したり、暴力をふるうこと l大変困っている1% 2.困っている5% 3.あっても困らない11% 4.あてはまらない83% ・性格や生き方によってボケになったりする。 Lそう思う64% 2.そう思わない16% 3.わからない21% 121
2)外へ勝手に出かけたり、 L大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4.あてはまらない 迷って帰ってこれない 1% 4% 2% 92% 10)興奮して騒ぐこと L大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4.あてはまらない %%%% 5878 16 3)同じことを何度も聞かれたり、 1.大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4あてはまらない 同じ話を聞かされたりする 11)身体のささいな不調を重大な病気ではないかと繰り返し訴え ること ’.大変困っている3% 2.困っている7% 3.あっても困らない17% 4.あてはまらない72% %%%% 2234 135 4)用便のお世話をすること 1.大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4あてはまらない 12)こちらの言うことを聞かず、自分(老人)のやり方を通そうとする L大変困っている6% 2.困っている21% 3.あっても困らない22% 4.あてはまらない52% %%%% 3485 152 5)移動、歩行のお世話をすること L大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4あてはまらない 兜%%% 6806 152 5.痴呆老人介護者の心情 l)痴呆老人の世話は寝たきり老人の世話よりも大変だと思いますか。 1.全くそう思う27% 2.ややそう思う32% 3.あまりそうは思わない 34% 4.全くそうは思わない 7% 6)入浴のお世話をすること L大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4.あてはまらない %%%% 3151 162 2)痴呆になってしまった老人のことをまわりに知られるのは恥ず かしいですか。 Lとても恥ずかしい5% 2.少し恥ずかしい22% 3.あまり恥ずかしくない36% 4.全く恥ずかしくない37% 7)食事のお世話をすること L大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4.あてはまらない %%%% 2198 152 3)痴呆老人に対する他の人達の態度に、腹が立ったり傷ついたこ とがありますか。 Lよくある9% 2.少しある26% 3.あまりない37% 4.全くない28% 8)着替えのお世話をすること L大変困っている 2.困っている 3.あっても困らない 4あてはまらない %兜兜% 4771 62 4)痴呆老人の世話の大変さは周りのものからわかりにくいと思い ますか。 1.全くそう思う39% 2.ややそう思う42% 3.あまりそうは思わない7% 4.全くそうは思わない12% 9)お互いに言っていることが通じない L大変困っている8% 2.困っている17% 3.あっても困らない37% 4あてはまらない39% 122
5)痴呆老人の世話をすると自分の頭がおかしくなってしまいそう な気がしますか。 Lよくある15% 2.まあある25% 3.あまりない32% 4.全くない25% 5)じっと耐え、がまんするようにした。 Lよくそうした38% 2.時々そうした50% 3.そうしなかった12% 6)今の苦しさも想い出の一つになると思い、あまり気にしないよ うにした。 Lよくそうした33% 2.時々そうした49% 3.そうしなかった18% 6)身内の人が痴呆になったことについて今でも信じられない気持ち ですか。 L全く信じられない20% 2.あまり信じられない26% 3.少し信じられる30% 4.十分信じられる24% 7)なるようにしかならないと思うことにした。 Lよくそうした60% 2.時々そうした36% 3.そうしなかった4% 7)痴呆老人の家族や介護者に対して、支援機関「市、町、村、社会福 祉協議会、在宅介護支援センター、保健所等」の理解と援助が足 りないと思いますか。 L全くそう思う15% 2.ややそう思う37% 3.あまりそうは思わない41% 4.全くそうは思わない7% 8)腹が立ったり悩んだりしたことを、友達などに聞いてもらうこ とにした。 Lよくそうした32% 2.時々そうした50% 3.そうしなかった18% 9)ユタに相談した。 Lよくそうした 2.時々そうした 3.そうしなかった 6.ストレスへの対応 老人の世話をしている生活で、腹が立ったり悩んだりした時の 対応について問うた。 l)今の状況は天命だと思うことにした。 Lよくそうした44% 2.時々そうした45% 3.そうしなかった10% %%% 172 9 会うようにした。 23% 48% 29% 10)同じ経験者の話を聞いたり、 Lよくそうした 2.時々そうした 3.そうしなかった 2)他人と比べたり自分のもっと辛い時を思い出し、今の状況はま だましだと思うことにした。 Lよくそうした38% 2.時々そうした51% 3.そうしなかった11% 11)周りの協力や理解を求めながら、 1.よくそうした 2.時々そうした 3.そうしなかった 問題解決をしようとした。 28916 41916 31% 3)今の体験は、自分の人生にとって貴重なものだと思うことにした。 Lよくそうした54% 2.時々そうした35% 3.そうしなかった11% 12)あまり思いつめずに、 1.よくそうした 2.時々そうした 3.そうしなかった ちょっと気をぬいてみることにした。 45% 46% 9% 4)前向きに考えることにした。 Lよくそうした 2.時々そうした 3.そうしなかった 13)酒を飲んだり、おいしいものを食べて気分をすっきりさせる ようにした。 1.よくそうした13% 2.時々そうした36% 3.そうしなかった51% %%% 523 63 123
14)今の状態を良くするために、 計画した。 Lよくそうした 2.時々そうした 3.そうしなかった 自分ができることは何かを考え 3.あまり共感できない 4.全く共感できない 29916 61% %%% 676 242 4)老人の収入、年金、貯金、などを勝手に使う。 Lとても共感できる3% 2.やや共感できる6% 3.あまり共感できない33% 4.全く共感できない58% 15)問題解決のために、本を読んだり関係者と話し合ってみるよ うにした。 Lよくそうした22% 2.時々そうした49% 3.そうしなかった29% 5)痴呆老人をバカにする。 Lとても共感できる 2.やや共感できる 3.あまり共感できない 4全く共感できない %%%% 2279 26 16)買物や趣味、娯楽、スポーツなどをして気を晴らすようにした。 Lよくそうした25% 2.時々そうした53% 3.そうしなかった22% 6)かつて嫁いびりされたので、 の世話をしない。 Lとても共感できる 2.やや共感できる 3.あまり共感できない 4.全く共感できない 姑が寝たきりになっても身の回り 17)宗教的なものを心の支えにするようにした。 1.よくそうした18% 2.時々そうした9% 3.そうしなかった73% %%%% 2297 134 18)問題に関わった人に不満をぶつけた。 1.よくそうした6% 2.時々そうした30% 3.そうしなかった64% 7)老人に家の中をうろつかれるのが嫌なので、部屋に閉じ込めた り、外出させない。 Lとても共感できる1% 2.やや共感できる5% 3.あまり共感できない31% 4.全く共感できない63% 7.虐待への共感 老人の身近な人々の下記のような振る舞いに対し、どの程度共 感(気もちがわかる、賛同できる)できるかについて回答を求めた。 8)老人を無視したり、冷たい態度で接する。 Lとても共感できるM 2.やや共感できる6% 3.あまり共感できない40% 4.全く共感できない54% 1)介護に疲れてくると老人を手荒に扱ってしまう。 Lとても共感できる14% 2.やや共感できる46% 3.あまり共感できない24% 4.全く共感できない16% 9)父親の酒乱に苦労させられた娘たちが、介護を嫌がり、その父親 に暴力をふるう。 Lとても共感できる2% 2.やや共感できる8% 3.あまり共感できない33% 4.全く共感できない57% 2)身体が不自由な老人を一人暮らしさせている。 1.とても共感できる5% 2.やや共感できる6% 3.あまり共感できない29% 4全く共感できない60% 10)金は出すが他のこと(老人の身の回りの世話など)はやらない。 Lとても共感できる2% 2.やや共感できる6% 3.あまり共感できない46% 4.全く共感できない46% 3)痴呆は年のせいだからと、医者にも相談せず放っておく。 Lとても共感できる4% 2.やや共感できる6% 124
11)「世話が大変だ、いつまでも続けられない」と老人をなじる。 Lとても共感できる2% 2.やや共感できる5% 3.あまり共感できない37% 4.全く共感できない56% 8.介護生活を改善するために必要なこと 介護者の生活を良くするために必要なことを21項目から複数 (3~5項目)選択してもらうと、以下の順位となった。 1位:「家族の会」のような、同じ体験をしている仲間との交流 2位:市・町・村等の公的機関からの介護手当の支給 3位:世話の仕方がよくわからないので、実際に介護をした人から の助言や、講習会、また気軽に相談できる専門家(医師など) 12)世話をする人の心身の疲労が積もると、異常な行動(例えば無理 心中)をしないとも限らない。 1.とても共感できる 2.やや共感できる 3.あまり共感できない 4.全く共感できない 4位:老人の世話に手を貸してくれる身内のもの 5位:自分の気持ちをわかってくれ、支えてくれる友人 兜兜%% 7813 233 125