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沖縄におけるバレイショ採取(いも)に関する研究 第一報 男爵自給種いもの生産性について

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Academic year: 2021

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Title

沖縄におけるバレイショ採取(いも)に関する研究 第

一報 男爵自給種いもの生産性について

Author(s)

山城, 松善; 野島, 武盛; 比嘉, 正一

Citation

沖縄農業, 4(1): 16-20

Issue Date

1965-06

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/983

Rights

沖縄農業研究会

(2)

沖縄 にお け るバ レイ シ ョ採 種 (い も) に関 す る研 究

第 一報

男爵 自給種 い もの 生 産性 に つ い て

山城松 善冬 ・ 野島武 盛柵

比 嘉

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押掛 こおけるバVイVヨ栽

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えられるbすなわち秋作,冬作,春

の 3周 作が 可能

である。従来北海道および長野県の

高冷地産 夏作い も

が供用され冬作が行なわれていた

が,政柄の被膏がいち

じるしく集塵は不安定であった

。近年長崎県産のタチバ

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きれ,秋作が行なわれ るよ

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便宜をはかっていただき絶えず激励し

て下 さった

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塊業試験場長下地幸一氏並びに諸調査に協

力 され

た当場

園芸麻職乱 病理昆虫研兜室長永山技師外各

位 に

対して

は深く感謝の題を衷する.

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1・パ レイシ ョの継 続採 種 が後代 生 育

および収量 に及ぼす影響 について

自家採観によ り栽培を行な ってい る地方 として神奈川 県三浦車偽では,オソバ超 と称 し 古 くか ら 早掘 り用に 利掲されてい るといわれてい る。従来バ レ11Vヨの退化 弟1表 A・1953年度-1957年度5カ年平均貯 蔵成頓 現象 には病 気 ことにVirus病が 関係 してい ることはよ く知 られ てい る。川上 (1950)等 は種 い もの生理的関雫 もまた,各地 におけ る退化の大 きな原因 をなしてい ると し,聞髄 とな る退化は収畳 と熟欄 で あ る としてい る。 適 令願 を過 ぎた種 い もを植 え る と茎 数 が多 くな り, 小 い も が 多 く,熟期 は 早 ま るが収 量が い ちじるしくお ちる と され てい る。 そ して 退化 の防 ぎ方 と して,岩手 県 にお こるよ うな早生 化型 の退化 を防 ぐ例 として種 い も の生活 の開始 をお くらして移入種 の種 い もの 月令に同調 す る方法 を とらね ばな らない としてい る。筆者罫 は沖縄 の秋 作産種 い もを次代秋作 まで約7- 8カ月間 貯 蔵 し て, その生産性 お よび種 い も価値 について検討 した。 自 家採柾 を継続 す る場合第 1年 次,第2年 次 と世代 を重 ね てい く場合 につ い て,薩 い もの生 産 性 を知 る目的で試験 を実施 した結果 かな り実 用性が認 め られ た。

1

.試 験 の 方 法 本 試験 は1953-195.7年度 の5カ年 闇, 試験継 統 し た。 1年 自給魔 は⊥955年秋北海道 か ら輸入 し,秋作1作 して貯 蔵 自給 され た もの,2年 自給種 は1954年北海道 か ら輸入 され3作 臥 3年 自給種 は4作 目,5年 自給種 は6 作 目であ る。いずれ も⊥ユ月上旬に植 え付 け て 2月に収稽 し,常 温 で室内 に浴光緑 化 して貯蔵 した ものであ る。種 い もは特殊 に 採種 観壇 を 行なわず普通栽培 碓場 で 極強 度 の ウ イルス 醍病 株 を除 き タ摘監健全 と 思 われ る株 を髄 り取 り,1個60・-aOg程 度の丸 い もを選ん で貯 蔵 した。 貯蔵申鼠賓に よ る囲放 い も等 を取 り除 き,発生芽数 が特 に多い種 い もは頂芽1- 2とし他 の芽 は 除 いた。 畦儀 60cmt挟間30m 3こ丸 い も (切断せず) 1個ず つ植 え付 け, 追 肥管理は:防収生育 を促進す るよ う早 目に行 な った O そ の他 の管理 は督 通栽培に準 じて行 な ったO試験 区の構 成 は 1区0.1アール , 4ブロ ック制 で乱塊 法 を用いT=。

2.

試 験 結 果 減 量 歩 合 貯 蔵 日 数 210.日 貯 蔵 終 了

個 数 l 重

狭 量 個 数 l 畳 l

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阜琉球幾菜鍔験墳 輔 琉球模範幾場指導官 - 滑部地 区贋業改良普及 所長

(3)
(4)
(5)

山城 ・野島 .比嘉 :沖縄 におけるバ

V 召採種 (い も)に関する研究 第 3図 :塵全株 とVirulS肩 曜病棟の生育藍並びに減収率 減 収 率 % 80 2 0 が 一 株 葺 礁 盛

注 :減収率は蝕全株収盛100に対す る催病棟の 減 収 削合を示す 。 確 い もは北海避座で軟の 晩朋作または 冬作 として 親桝 郎 1た。 しか して,収機胤よ3月申下旬であ り, 商船和 い もを利 用す る場合,貯

脱閲が長い とい うことが問牒 点 にな るが,戯家の艇允にわいて脚易な方法 として桁光 下 におけ る壷内

温貯横紙によ r)検附 してみた.第1斑 に見 られ るよ うに,1953年 か ら1957年 まで Sが ri.臥

蔵 した成桃 に よると平均貯蔵 日数210日 (7カ月) で抑 い もの親切平均260/Oで個数減は少ないo

鰍 まネズ ミの 食建 および ゴキプ

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の食醤等に止る腐批な らび着こ乾邸柄 い もが 禽まれ るが雌かであ った。名挑 、も肝臓にあたって は盛 申 よ く地 線の射す盤内で軍備 (木製).に入れて貯威 し,休眠 明けが 5月上旬にな るのでその頃は塊分蒋 馴 こ 広 げ て,.光 線を充分に当て,柑化をはか りた.遼碑植え 付 け直前 まで芽数の・多いのは早 緋 こ掻 き取 り越いもL佃 に 1・- 2芽の強大な芽 を沸すので威い EBの外観は艇が少 な く9滴 芽は太 く短いので舷 え付けぎこ際 してはirJJ等充搾 は なか っ7=。光がパレ

,Vヨ塊茎の舶芽仲尾を抑制す る 効果 があ ることはよ く知 られてい るD弟 1滋 Bによれ ば ,男蔚い もで自家採種 を継投する場合について,生 育 お よび収魔に及ぼす彫闇 魯調べ て見 ると盤塵力はIFd激に 19 低下 しない ことが見 られ るO分散分析の検定結果では自 給年次の異な る種の生産力において収塁差の有意性は見 られないO年次が古 くなるに従 ってい くらか収塁が減 る 傾向が見 られ るが,この場合には特別に採種栽培を行な っていないため,Virusの濃度による減収要関が関与し てい ると駕え られ る。巻菓柄は縛めて少ないが,調査株 数216につ き調査して見 ると1嘩 削 唐様い もでX,Y Vims 複合が9・.30/0, 2年 自給唾い もが23D/0,3年 倉給様い もが 17・1%,5年 自給蛙い も23.20/oとなっている。生育盛 も漸 減の傾向で小 さくなっていることが認め られ るO欝 2袈 唐絵種い もと輸入柾い も (その年度 に北海道か ら輸入 さ れた)の比較について,白紙種い もは67日掛 りで15%減収 で上い も歩合について70/o減 っている。81日で 7%減で 上い も歩合で50/0,輸入種い もよ り減収 となっ・てい るO 更に自給種い もの生育相は茎数が多く.な り,締生 と早熟 が生理的退化の軌 といわれてお り,漸生の醇轡 を除 く牙 撒 き区 と放任区別 二捌攻して見 る・とい ちじるし く増収する ことが認め られている。節 2

表 (

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すなわ ち金収 盛は放任区100に対して

撒 き区は167で上い も収盛比 は

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175で基の効果は大 きいO乗りこ収LFuiの偶成比率を 見 ると止 いも歩合は放任区個数73D/0,≡別糞を区97C/Oで認 EIL:は放任区870/Q,新訳き区90D/Oとなってお り,自給綴い も利用親機における様い も貯職中糾え付けまでにおける

敢き管勤 ま増収手段の一つ として有)Jな方法であるこ とがわか る。 つぎに白紙和い も奇利rllする勘合.大形のい もを

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働 威 した池化い もを肋 捗の射II・忙 切断 して 購 え 仰 す ると腐激 が多 く

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号が Ⅷめ られて いる。すなわ ち節い もの人 数削 よ小潮 はす る として も 30g程度劇 取成 とした方がイ欄 月であろ うと凋 見られ るb Vim、9の舵嫡邸について も,26gは以下の小い もに糾 、 て, 商い傾向を 承 してい る (第 2回)。 躍 3腰 紐全株 (外観上機会 と軸超 され る もの) と椛捕

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転び

(6)

20 沖 縄 幾 業 第

4

巻 第

1

(

1965

)

に収品について調べ た紹果によると健全株 と揮病●株の生 育虫の差が大 きい もの と小さい ものがみ られ るがVims 粒度 の菱による ものであるか と 推祭 きれ る。減収率 に ついて も同様

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0

%

を上下 してお り,かな り高いことが うかがわれ る。その傾向はVirus治産 と関連があ ると 考え られ るが,この調査では明 らかでない。

3

. 考

1953-195・7年度の5カ年 間 の試験結果か ら沖縄 におけ るパレ1Vヨ親機忙 ついて,男尉種 い もの継続採柾 と生 座性について検酎 してみ ると急激には低下 しないことが 溜め られ る。 しか しこの場合品種の生態条件 を考慮に入 れなければな らない と.敵われ る.毛如、もは長欄間貯蔵 き れ るた軌 休眠)胡問の長い晩生型の品種が実用の可能性 が仰 、と考え られ るO更にこの方法は種 い もが長朋間貯 織 され るので,石机 ,もの月令がtL・J'く,初朋生育がい くら か掛 、欠点があ り,また茎数が多 くな り小い もの静生が 多 くな る傾向があるので条件の良いは場を選 び初期成育 を促IL5'す るよ う早期追肥町理を行な う必要があると考え られ る0 1枚等数 と胎生い も個数 とは相剛 ,'あ って,牙 傾 き作用 をして韻数 奇制触すること.によ り,密生 と 早 軌 跡 比の相成 をかな ・り改薄す ることが可能である。珊 郎 JJSべ た とお り

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knJ・rL:め糾 ること有職門 してい る。また輸入奄臥、もに 比倣Lに佃 姐い もは地上榔 (基礎)の繁茂がい くらか劣 るので肥料の増施,密絶栽培によ り単位面積当た り生産 盟を柘めることは節者等の これ までの観察か ら容易であ ると考 え られ る。 自給起臥 、もの大 きさについては,腐敗障害を防 ぐ に は・丸 い も (切断 しない)を 用いた方が安全 であ り, 経済的には小い もの方が有利であるが30g程度 を下限 と すべ きであろ うo 採種栽培におけるVinユS防除を徹底 す ることによ りその被宵度をい ちじるしく減 らす ことは FJ一行巨である。

ユ・バ L'イVヨ戴機上,生産の安定 と収益性を高める には安価 こして,生産維串の蔵L、宅臥 、もの円滑な供 給が主張要課題 として とり上げ られ るので,男厨の生 産性 を向上 させ る目的か ら,起臥 、も採超の可能性を 検討す るため, 自給屈い もの生産性について試験 を 行 な った。 2.継続成増による自給種い もの生産性について,19 53-1957年の5カ年間輸入柾 い もによる栽培を含め て6回連続栽培 した結果 について,生産力は 自給年 次 5年 で も急激には低下 しない こ とが認め られ た。 この場合秋作の晩植 または冬作種 い もを使 用したが 7カ月余の常温貯蔵 で種 い もの減 塁は260/Oで個数演 は少なか った。上 い も重歩合について ,輸入 (新 い も)柾 い もが900/0. 由給種 い もが850/Oであ ったo i 株茎数 を制限 し密生 の影響 を除 くことによ って上い も歩合が高め られ る。

3.

感 い もは長期間貯蔵 きれ た月令 の芹酌 、老化い もが 用い られ たので,切断 した小切片 を植 えつけ ると' 秋作は しば しば高温 乾燥期 に遭遇 して種 い もの腐敗 を招 く場合が多 く丸 い もを 用い るこ とが安全 で あ る。 この ことか ら 鍾 い もの大 きさについて 試 験 を 行 な った。30-・38g程度 の小形い もで比較的生 産性 が高い ことが認め られ た。従来 小形い もはVirus病 の羅病 い もを採 る恐れ が あ るので,種 い もには供 用 しない方が安全だ といわれ てい るが,Virus株 を徹 底 して除去す ることに よ って,Vimsの汚染程 度 を 低 くし,小い もで もかな り生産性 を高 め得 るこ とが 認 め られ †こO上い も重歩合 も30・・-38g程度 の大 きさ では92-・930/oとな った。増殖率は11倍 であ る。 なお この場合のⅤもruS病の発生 は.200/o【内外 で あ った . 参 考 文 献 i.藤井磯雄 続発 園芸学 各論 (上) . 2.川 上宰治郎 馬鈴撃通論 . 3.川上幸治郎 馬鈴 薯持論 . 4.木村吉郡 上939.馬鈴薯 グ アイラス病 磐の高温 処 理に よる健全化 (第一報 )旗業研究

1

0

(2):32. 5.山又是好・安達一郎 1941.除 けつ茎 挿酉 に よ る 馬鈴薯栽培 幾業及園芸 16:879へ,382 6.小島茂 ⊥941.馬鈴薯種 い もの節 約法 につい て 農業及園芸 16:i,806-i,BOB. 7.岩塩敏夫 ・岩岡吉城造 1946.馬鈴 繁 の緑 化効 果 農業及園芸 21:259-263. 8.野 田健児 ⊥950.馬鈴薯の休眠終 了時 に就 い て 9.川上率治郎 1950.生理学的領 域にお け る踵 馬鈴 薯の退化現象 戯業及 薗芸25(ll):5-10. 10.宮本健太郎 19581.馬鈴薯の新 品種 クyゼ ソ及 び タチバナについて. 11・宮木健太郎 1959.秋作馬鈴繁の栽 培法 農 業及 園芸 34(ll:209-212.

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