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公園緑地の雑草発生状況と管理の課題:広域実態調査からみえること

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1 雑草・雑草問題 伊藤操子・伊藤幹二・小西真衣・佐治健介 特定非営利活動法人緑地雑草科学研究所 キーワード: 公園緑地,芝生雑草,都市公園,緑地管理 はじめに 都市・市街地に存在する個々の公園の緑地は,そのさまざまな機能が公園内のみならず 周囲の住環境をも保護する役割を果たすものとして,生活者にとって無くてはならない社 会的資産である.国土交通省の都市公園データベース(2019)によれば,2018 年現在,都市 公園等(地方公共団体が設置する都市公園・国営公園他)の総面積は 13 万 ha 弱である. 仮にこの 8 割が植生のある緑地部分とすると約 10 万 ha となるが,これは例えば今日の耕 作放棄地総面積(40 万 ha)の 1/4 でしかない.近年,温暖化と雑草管理の粗放化による大 型多年生雑草の都市・市街地域でのますますの進行(伊藤 2020)は,公園緑地においても 例外ではなく,これに付随する植栽植物の衰退によって緑地として機能する面積はさらに 小さくなったと推定される. 公園緑地の植生は,意図的に植えられた植物と非意図的に発生・生育している植物(雑 草)から成り立っている.しかし,そもそも栽培植物が競争力の強さやストレス耐性で選 抜されてきたものではないのに対して,雑草には生態的特性の異なる多様な種が存在し, そのなかで環境に適応した種が競争力を発揮する.当然のこととして,今日の気候変動と 都市のヒートアイランド化による高温乾燥等の厳しい環境下では,雑草が勝組となってく る.実際,芝生広場は雑草地に代わり植栽木は株元の大型多年草との競合で枝枯れするな どの植生の劣化が目に着くようになった.このような事態にもかかわらず,大半の公共緑 地では,植栽植物以外の植物を“ごみ”と認識し,コスト・労力からみていかに低管理レ ベルで“清掃”できるかという視点で管理されているのが現状である.つまり,昨今の公 園緑地の荒廃の原因は,このような雑草自体の環境適応性の高さと雑草に対する不適切・ 不備な管理の複合的影響と考えられる. 重要な生活環境構成要素である公園緑地の植生改善とその維持は,私たちに突き付けら れた喫緊の課題であるが,そのためにまずは,なぜこのような事態になっているのかを知 る必要がある.しかし,雑草および管理の実態に関する情報がなかったことから,著者ら

公園緑地の雑草発生状況と管理の課題:広域実態調査からみえること

Misako Ito, Kanji Ito, Mai Konishi and Kensuke Saji:

An analysis of weed infestation and management practices for Japanese urban parks based on the nation-wide survey.

Institute for Urban Weed Science

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2 は NPO 法人緑地雑草科学研究所(旧称:防草緑化技術研究所)の活動として,2010~2012 年に主に関東地方と関西地方の都市公園緑地で現地調査を行った.本稿では,調査結果を 紹介するとともに,調査過程で知り得た社会的現実をも踏 まえて公園緑地の雑草管理の問 題点について考察した. 1.公園緑地とは 1.1 公園の歴史と種類 日本の公園は営造物公園と自然公園に大別される(橘 2012).自然公園は国立公園,国 定公園,都道府県立自然公園などであり,一方,営造物公園は住環境のなかやその近隣に あり,住民が日常その恩恵を受ける場であると当時に雑草問題・雑草管理が重要な場でも ある.緑地を主体としたいわゆる都市公園はこれに属しており,主な種別:種類(規模) および 2018 年現在の総面積は以下の通りである(国土交通省 2019). 基盤公園:総合公園(10~50ha):26,099ha 大規模公園:広域公園(50ha 以上):14,906ha, 住区基幹公園:地区公園・近隣公園(2~4ha 程度):19,019ha 総計で 60,024ha となる.ただし,国土交通省の統計による都市公園等の総面積は 127,321ha であるが,都市公園等とは,「都市公園法」に基づき国または地方公共団体が設置する都市 公園(緩衝緑地を含む),国営公園,その他の若干の公園・緑地の総計を指している. 都市公園の前身は,まず,明治初期(6 年)の欧風都市の建設推進の一環としての太政 官布達に始まり,20 年頃までに 67 か所が指定されその多くが現代にも引き継がれている (橘 2012).大正時代から第二次大戦にかけては,関東大震災および戦時下で防災・防空 のための緑地の必要性が意識されるようになった.都市公園整備への本格的取り組みは, 昭和 31 年の都市公園法施行令公布に始まる.昭和 47 年(1972 年)度からの 30 年間の都 市公園整備計画によって急速な整備がなされ,その間で総面積は約 3 倍(3 ㎡/人→9 ㎡/人) に達した(ここ数年はほぼ横ばい状態で,2018 年現在で 10.6 ㎡/人である).しかし,世界の レベルからみると,諸外国の都市における整備状況は欧州・アメリカで数 10 ㎡/人,韓国 でも 11 ㎡/人,に対して東京 23 区では 4.3 ㎡/人と非常に低い (国土交通省 2019). 1.2 公園緑地の機能 公園緑地の機能とは,すなわちそこに存在する植物の機能であり,以下の4つに大別でき る. ① 植物が存在することで生じる環境保全機能:まず,水の循環,CO2の吸収など植物の生 命現象によって生じる機能が挙げられる.とくに公園緑地の主体となる芝生は,コンク リート,アスファルト,裸地に比べて夏季の高温・冬季の低温を緩和し,真夏の晴天下 での昼温は 50℃にもなるアスファルトに比べて 35℃程度である(伊藤・伊藤 2009). 暑熱緩和の効果は,緑地内だけでなく周辺への影響も明らかにされている(福岡 2011). また,よく発達した芝細根は適度な透水性と保水性をもった土壌を形成する.さらに, 植物には発塵防止効果,騒音低減効果もある. ② 景観の形成機能:緑(植物の存在している部分)がすべて景観として好ましいわけでは

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3 決してなく,どのような種類がどのような空間構造で存在するかが決定要素となる(舞 中 2001).実際には,雑草の混入程度・種類が景観・美観を左右している. ③ 生活に豊かさと心身の健康を提供する機能:とくに均質な緑の広がりである芝生は,休 息・憩い・リクリエーションの場や子供が怪我をしない遊び場などを提供する.また, 公園芝生には,血圧の安定等を通じてのストレス緩和効果(岩崎ら 2007),視覚や精神 疲労の軽減とそれからの回復作用が指摘されている.芝生に混在する可憐な花をつけ る春の雑草たちも役割の一端を担っているように思える. ④ 自然生態系の要素としての機能:食物連鎖の出発点である植物は,それぞれに生態系の 構成要素として昆虫・小動物・鳥類などの生息に大きく影響する.都市・市街において, 公園緑地はそのセンターとなり,これらが街路並木などによるコリドーで繋がること で地域の生態系を構成し,生物多様性を担保している. その他,公園緑地の存在は,火災等の災害時の緩衝地帯としての役割ももつ. 1.3 植生からみた公園緑地の構成 都市公園の植生は,芝生,樹木,低木植込み等の植栽植物と雑草で構成される(図1). 以下に,各施設の植生の概要を示す(なお,都市公園法では施設内容を 9 種類に分け,具 備するべきものを列挙しているが,その中には本来中心となるべき広場施設なく,緑に関 わる内容も一切ない). ① 広場施設:面積的にも機能的にも都市公園の中心になり,市民・住民にいろいろな目的 で利用されている芝生部分である.芝生のみのところもあるが,ところどころに日陰を 作るためや景観のアクセントをつけるために樹木が配置されて いる広場も多い.また, 芝生広場といっても,ほぼ全面芝生から雑草地までさまざまあり,過利用によって部分 的に裸地化しているところもある(図2).広場の一部に遊戯施設が設置されている公 園もある. ② 修景施設:芝被覆が基盤になっているところが大半だが,形状,配置,植生の構成とも に多様であり,芝生に少数の樹木を配置,芝生と植込みで構成,樹林などのパターンが 見られる(図3).また,広場につながる平地や傾斜地,通路沿いに細長く続くなど配 置や形状も多様である. 図1 公園緑地の各施設に存在する植物 修景施設 広場施設 通路・ 付帯設備 小庭園 フェンス 隙間・未 利用地 芝 生 高 木 低木植込み 花卉等 雑 草

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4 ③ 通路とその付帯施設:通路はほとんどの場合舗装である.また,これに沿って排水路, 側溝,U 字溝などが配置されている.ここには植栽はないが,雑草は舗装の目地,アス ファルトの隙間,溝に薄くたまった土から発生している. ④ フェンス:公園の外縁や道路に沿ってある場合が多いが,大型雑草やつる性雑草の生育 場所である. ⑤ 小庭園風:公園によっては芝生と種々の植栽の混合,ハーブ・草花・バラ園などが配置 A,B:よくみられる道沿いの斜 面・平面の修景部分. 芝生を基盤に単立高木・ 低 木 植 込 み で 形 成 さ れ る. C,D:造形的に造られた修景部 分。芝生,単立木,低木 植 込 み の 組 み 合 わ せ で 形成されるが ,植物の配 置 や 地 形 構 造 に よ っ て は,管理に手間がかかり そうなものもある . E,F:公園によっては高木疎林 (落葉樹)の修景部分を もつ.下草植生は夏から 冬 に か け て は 遮 光 と 落 葉で少ないが ,春季には 株元を中心にみられる. E:は 11 月,F は4月の例 (雑草は,カラスノエン ドウ)。 図3 修景施設のいろいろ 図2 いろいろな状態の芝生広場の例 B A C D A:芝生状態が維持されている 広場. B:草地化してしまった広場 . メヒシバが優占している . C:芝生状態は維持されている が,使用頻度の高い部分が 裸地化している. D:全体に使用頻度が高く ,芝 生はかなり衰退し ,イネ科 雑 草 の 株 と 裸 地 が モ ザ イ ク状に広がる.

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5 されている.小面積だが集約的管理を必要とするので雑草化しているところが多い. ⑥ 未利用地・すきま地:雑草繁茂の著しい場所で,雑草や害虫の繁殖源となりやすい. 2.公園緑地における雑草の発生実態 ここでは,2010 年~2012 年に NPO 法人緑地雑草科学研究所が実施した実態調査をもと に,発生雑草の傾向を紹介する.紙面の都合上概要の報告となるので,詳細は同研究所の 公開セミナー報告「公園緑地と雑草」(伊藤・小西,2012)を参照されたい. 2.1 調査方法 対象公園の選定:地方公共団体管轄の各種公園のうち,緑地(広場・修景施設等)が豊 富で,ある程度の規模を有する公園として,総合公園および広域公園を主な対象とした. 関西地方 35,関東地方 27 を中心に宮城県から福岡県までの計 77 公園を,「社団法人日本 公園緑地協会編集・発行 公園緑地マニュアル平成 22 年度版」の都道府県営公園一覧を参 照して選定した. 調査方法:雑草管理・農園芸関係の実務者・研究者・学生を対象とした公募による 43 名 が,同一様式の調査票をもって各公園に出向き現場で調査にあたった.雑草調査の方法と 雑草同定に必要な基礎知識を共有するために,活動前に 1 日の研修を行った.2010 年 9 月 下旬~10 月上旬および 2011 年 4 月上旬から 5 月上旬の2回,調査員が各地元の公園を対 象に雑草の発生状況の目視による調査と管理に関する聞き取りを実施した.なお,2011 年 春の調査公園数は東日本大震災の影響で 67 か所となった.雑草については公園の各施設 あるいは植生ごとに発生種を記録し,それぞれの繁茂状況を①全体的に散在するが量的に は少ない,②発生は局所的だが量的には多い,③全体に発生し発生量も多いの,3段階に ランク付けした.一つの公園内に同一施設/調査区分が複数あった場合は,公園ごとにデー タを統合した.また,公園管理担当者(公園事務所/指定管理者団体)に対し,管理の主 体者,雑草管理方法・回数等に関する聞き取りを行なった. 2.2 各施設における発生雑草の特徴 都市公園における発生雑草は,これまで特定地域での芝生についてのみ調査されている (前中・大窪,1986;太田・藤崎,2018,田中ら 2009).公園の植生の主体をなすのはも ちろん芝生ではあるが,公園には様々な施設があり,そこには必ず雑草が存在し(図1), それぞれに雑草対策が必要とされる.それゆえ,著者らは施設ごとの調査を行ったところ, 発生する主要雑草の種類にその特徴がみられた(表1).広場芝生(広場施設の芝生)と景 観芝生(修景施設の構成要素としての芝生)の間には高い共通性がみとめられ,とくにス ズメノカタビラ,シマスズメノヒエ,メヒシバ,オヒシバ,シロツメクサ,オオバコの発 生が多かった.これらはいずれも,前中・大窪 (1986)の調査で踏みつけ耐性が最も高い とされる種群である.発生総種数は,広場芝生の方でかなり少なく,これは景観芝生に比 べて攪乱強度が高いこと,植生が芝のみと単純であることによるのかもしれない.単立高 木の株元は通常芝生につながっているため,芝生との共通種も 多かったが,大型多年草の 発生が特徴的であった.低木植込みでは, 植生にまとわりつきやすい一年草の発生が目立 った.非植栽部分については,フェンスでの傾向が低木植込みに若干類似していたが,舗

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6 表1 公園内の各施設・区分における主な発生雑草の種類と程度*および発生総種数* * *発生公園数 10%以上の各種の春及び夏の発生程度を1~4にランクづけし ,春夏でラン クの高い方の値を示した. 4:50%以上の公園で発生.全体に量が多い.3:50%以上の公園で発生,局所的に多い. 2:50%以上の公園で散在する;25~50%の公園で全体またか局所的に多い .1:10~25%の 公園で全体あるいは局所的に多い. **発生した種の総数/調査点数. 広場芝生 景観芝生 単立木下 低木植込み フェンス 舗装部分 U字溝、溝 隙間地 スズメノカタビラ 4 4 2 2 1 3 2 シマスズメノヒエ 3 3 1 シロツメクサ 4 4 3 1 オオバコ 3 4 2 1 1 ヨモギ 2 2 3 3 3 1 2 3 セイヨウタンポポ 2 2 2 2 2 1 1 メヒシバ 4 4 4 1 2 1 3 オヒシバ 3 3 1 1 1 1 カタバミ 1 2 2 1 1 1 1 コメツブツメクサ 1 3 1 オランダミミナグサ 3 3 1 1 2 2 2 カラスノエンドウ 2 3 1 2 ヤエムグラ 3 1 ヤブガラシ 3 3 1 クズ 1 1 1 ヘクソカズラ 3 1 チガヤ 1 1 1 1 1 ススキ 1 1 1 セイタカアワダチソウ 1 1 3 1 1 3 ドクダミ 1 エノコログサ 1 2 1 1 1 ササ類 2 1 ヒメクグ 1 カゼクサ 1 ナズナ 2 タチイヌノフギリ 3 ハルジオン 1 イヌムギ 1 アレチヌスビトハギ 1 メリケンカルカヤ 1 コニシキソウ 2 ツユクサ 1 タネツケバナ 1 総種数/調査区分:春 87/56 128/55 119/63 116/64 97/48 99/60 82/39 96/46 総種数/調査区分:秋 81/60 117/66 128/71 108/77 91/53 86/67 78/43 104/43

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7 装部分,溝,隙間地には明らかな特徴は見られなかった.なお,施設横断的に発生が多か ったのは,スズメノカタビラ,ヨモギ,セイヨウタンポポ,メヒシバ,カタバミ,オラン ダミミナグサであった. 2.3 芝生発生雑草の変動要因 芝生発生雑草の種類や発生度合いは,表1にみられるような共通性があるものの,調査 公園間で大きく変動していた.広場においては利用頻度が大きな変動要因であるが(前中・ 大窪,1994),これは公園の来歴や地域に共通性がある場合に解析できる.ここでは,広域 かつ他点数の調査だからこそみえてきた芝生雑草の地域および整備時期の違いについて考 察した. 地域: 東京都,茨城県,埼玉県の 28 公園(春は 20)を関東地方,滋賀県,福井県,京 都府,大阪府,兵庫県,広島県,福岡県の 48 公園(春は 47)を関西地方として比較した. スズメノカタビラ,メヒシバ,シマスズメノヒエは共通して多く見られた(図4).一方, カゼクサは関東で,ヨモギおよびコメツブツメクサは関西で多く見られた(ヨモギの傾向 は,低木植栽や隙間地でも顕著であった).両種は緑化用植物としてのり面・平面に播種さ れるので,この使用が関西の方で多いことを示しているのかもしれない.また,両地方に 気候的差異はさほどないと思われるが,関東地方は土壌が黒ボク主体であるという土壌的 差異が影響しているかもしれない. 図4 関東地方と関西地方の公園芝生における主な発生雑草と発生程度 円の大ききは各々の種の発生公園数/調査公園数を表す: 大きい順に,75%以上,~50%,~25%,~10%. 色の濃さは発生状況を表す: 濃い順に全体的に量が多い;局所的だが量が多い;散在し量は少ない .

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8 公園開設時期:調査した公園の開設年は最も古い公園で明治 6 年,最も新しい公園で平 成 18 年であった.景観芝生の主要な雑草種の傾向を開設時期別で比べると,スズメノカタ ビラ,シロツメクサ,オオバコは開設時期を問わず共通してみられ,いわば公園芝地の随 伴的雑草であることがうかがえる(図5).他方,新しい公園ではシマスズメノヒエ,ヨモ ギ,エゾノギシギシといった強害草となり得る大型多年生雑草が非常に多く見られた.セ イヨウタンポポも開設した時代とともに増加している.違いの原因は複合的だろうが,公 園造成された時代の周囲の雑草状況の影響が大きいのではないかと考えられる.なお,古 い公園では全体的に雑草の種類も発生量も少なかった. 3.公園緑地における雑草管理の実態 ここでは,雑草調査と同時に行った,管理実態についての各公園への聞き取り調査の結 果を中心に紹介する. 3.1 管理手法 修景施設および広場施設の芝生の種類は,回答が得られた公園の大半で日本芝であり, ノシバがそれぞれ 34%および 41%,コウライシバ(正式和名はコウシュンシバ)が 62%お よび 63%であった.コウライシバに比べて耐乾性,耐暑性,耐陰性,耐病性に勝り,刈込 み要求性,肥料要求度が低いノシバ(伊藤・伊藤 2009)の方が利用度が少ないことは,長 期的に非集約的維持管理を余儀なくされる公園という場の特性を考慮せずに,整備完成時 の美しさが優先されたことをうかがわせる. 公園芝生の管理は通常「刈込み」作業として行われ,多くは乗用モアで,一部の公園で は背負式刈払い機を使用している(表2).乗用モアを主体として,刈りにくい部分を刈払 い機で行っている場合もある.年間の刈取り回数にはばらつきがあるが,芝地で 3,4回, 草地化したところでは 2~4 回の公園が多く,時期は 3~11 月(主に 5~10 月)であった. 図5 開設時期の異なる公園の景観芝生の主な発生雑草の種類 各円の大きさ及び色の基準は ,図4に同じ. 公園数・種数は,上は春,下は秋の値を示す.

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9 夏季を中心に草が目立ってき たら刈る という場合が多いが,イベントの前や 子供の夏休み前,また,住民からの要望 なども作業のきっかけになっているよ うであった.本来,芝生における「刈込 み」は,芝草を若返らせ生長を促進させ る維持管理上の必須作業であるが,こ れが多くの場面で何の疑いもなく雑草 の「刈取り=清掃」と化し,処理を必要 とする大量の「廃草=ごみ」を公園から 産み出している現状がみえた(図6). 植込みや生垣などの植裁地の管理に ついては,手取りで行なっている公園 が最も多かった.ここはつる性雑草の 除去が主体であり,特に手がかかる場 である.除草剤は回答が得られた59 公 園中 3 公園で利用があるとしており, そ のうち 緑地に薬 剤を利 用して いる公 園は 2 公園のみであった(1 公園はフェ ンス周りに限り使用).除草剤利用につ いては,刈取り下で制御できない要防除雑草に対しても,最近は管轄の地方公共団体から の禁止の指示によって使用できないという,管理者の不満も聞かれた.このような不満や 指摘は公園以外のさまざまな緑地管理の現場で も聞かれるが,事実は,国は使用上の注意 事項を省令として定めてはいるが使用を禁止しているわけでは決してない.環境省の公園 管理に関わるマニュアル(環境省 2010)では,すべての可能な技術を十分に検討し適正な 組合せで使用するというIPM(総合的病虫害・雑草管理)が推奨されているわけで,除 草剤を利用しにくいという現実の多くは,各自治体(地方公共団体)の過剰反応による自 主規制が原因とみられる. 3.2 管理体制 今回の公園雑草調査を実施する過程で,調査対象とした 9 都府県,5 政令指定都市の公 園管理は,都府県営の全てと市営の大半が自治体の直轄ではなく指定管理者に任されてい るということが分かった.指定管理者は自治体の当該部署由来の財団法人等または公募で 選定された民間団体・企業である.指定管理者が管理している公園についても,作業自体 については更に下請けさせている公園が多く,作業を全面的に外部委託している公園は全 体の二分の一以上である(表3).この場合,本来の公園管理責任者である自治体と現場の 作業実施者との間は 3 段階になり,非常に遠い関係である.管理を直営で行なっている公 園は西日本のみで,調査対象公園の 10.6%であった.管理予算については,「把握できてい ない」,「答えたくない」といった公園もあり,調査サンプル数が少なく断定的なことは言 表2 芝生,草地化した部分および植込みなどで 実施されている管理手法 図6 芝生の刈込み(手入れ)ではなく雑草の 清掃でできる廃草の山. 方法 芝地 草地 植込み等 機械* 51 45 20 機械+手取り 5 3 9 手取り 1 2 31 機械+除草剤 1 1 0 機械+手取り+除草剤 1 0 0 計 50 51 60 *乗用モア,刈払い機及び併用 数値は公園数を示す.

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10 えないが,6ha~55ha の公園で 880± 170 万円(n=8)であって(2011 年現 在),規模による差はそれほど大きく ないようであった. 4.公園雑草管理を難しくしてい る要素 実 態 調 査 か ら 見 え て き た 課 題 を 整 理してみた. 4.1 雑草由来の問題 調査表に記入のあった発生雑草種は,77 公園の春・秋を総合すると 333 種に上り(その うちイネ科+キク科で 40%を占める),芝生に限っても 100 種前後になる(種名は付表に 示す).つまり,一口に雑草といってもこれだけ多種類あるので,排除の対象となる種もそ うでない種も当然あるわけで,公園緑地の本来の役割に照らしてこれらを評価することが 肝要である.そこで,芝生について調査で確認された種を5つに区分してみた. ① 芝生の劣化あるいは利用の障害になり,防除の必要な種類(例:図7): ・大型叢生種(多年生イネ科) カゼクサ,チカラシバ,シマスズメノヒエ,イヌムギ,ネズミムギなど ・大型ロゼット形成種 ギシギシ,エゾノギシギシ,スイバ,オオマツヨイグサなど ・傷害の原因になる雑草(トゲをもつなど) メリケントキンソウ,アメリカオニアザミ,アレチウリなど ・地下で拡がる多年生種 チガヤ,ヨモギ,ハマスゲ,ワルナスビ,イタドリなど ② いわば芝の随伴種で排除できないが,増えすぎないよう注意が必要な種類: スズメノカタビラ,オオバコ,シロツメクサ ③ 広場芝生にある程度補完的役割を果たしているが,増えすぎないよう注意が必要な種 類 ・一部のイネ科一年草 スズメノカタビラ,メヒシバ,オヒシバなど ④ とくに害にならない多くの種類 ⑤ 少量の混生が楽しまれている種: ・花の可憐な小型春雑草 オオイヌノフグリ,スミレ類,カタバミ,ニワゼキショウ,ヒメオドリコソウ, ホトケノザ,ヒナキキョウソウ,ムラサキサギゴケ,キュウリグサ,ネジバナ など 問題は,①に属するタイプは刈取り後の再生力が強く,年 2 回程度の刈取りはむしろ大 型化を促進したり分布域を拡大する傾向がみられることである.したがって,これらは経 表3 公園緑地管理の計画者・管理者の実態. 調査 63 公園の内訳で表す. 管理の実施者 管理計画~作業を外部委託 13 (14%) 作業のみ委託 22 (21%) 作業の一部を委託 19 (35%) 直轄 9 (14%) 公園数

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11 常的な刈取りに委ねることなく,別途標的雑草として対処する必要がある.外来雑草はご く普通に存在し,上に例示した①の 10/17,⑤の 4/10 も外来種である(清水ら 2001 を参 照した).現場で「外来種」として気にされるのは,外来生 物法の対象となっている特定外 来種(実態調査ではオオキンケイギク,アレチウリの報告がある)のことと思われた. 4.2 関係者の意識 管理責任者:全体として行政上のシステムが予想外に多様で複雑であると感じた.担当 部署名も自治体ごとに異なっている上,自治体の担当部署から実際の管理担当者まで,責 任の所在がどこなのか,どこに聞けばその公園の管理等についての情報が得られるのか分 からず,戸惑う場合がかなりあった.このようなシステム上の特徴は,公園植生管理上の 諸問題への迅速・適切な対応や,技術や科学的情報の入手・適用においてネックになると 考えられる.責任部署にたどり着いてからも,警戒的な反応がかなりあり(住民が地元の 公園の植物を観察したり,その管理に関心を持ったりするのは本来自由なはずであるが), 約 1/3 の自治体からは,成果の公表前にその内容を事前にチェックしたいという条件が出 されたほどである.いわゆるクレイマーと思われたのか,管理の悪さを個別に公表される のではないかとの憶測があったのかもしれない.調査完了後,依頼先の行政部署や関連団 体には報告書を送付したが反応はなかった. 管理担当者・実務者:協力的から警戒的(なかには公園の調査そのものや情報提供を拒 否)まで多様な反応が見られたが,「雑草に種類があるのか?」「知ってどんな意味がある のか?」などの反応が多く,協力的な場合も「生物の好きな趣味の団体への親切」という 感じで,ほぼ全員が雑草を知ることの意義・必要性を意識しておられないと感じた. 除草の動機・管理計画:管理計画とは配分された予算の中で刈取り回数,つまり何回“清 掃作業”をするかを決めることというのが実態のようで,予算の削減で回数を減らさざる を得ないという公園も少なくなかった.不定期な動機としては,住民や利用者からのクレ ーム対応,またはイベント開催前のクリ-ンアップというところである.公園緑地ではほ ぼ全面に保護すべき植栽植物(芝,低・中・高木)が植えられているのもかかわらず,競 合する雑草からそれらを保護するという観点が関係者に全くみられないのは驚きであった. 4.3 公園整備のコンセプト 公園設置時のコンセプト・設計に整備後の緑地の“維持”のコストと技術への観点が組 C B A 図7 芝生の劣化を促進する雑草の様相(例) A:カゼクサ刈取り後の様相:周囲の芝を衰退させているのが分かる. B:スイバ:大きな株になりロゼット葉が芝を侵食する. C:ヨモギ:根茎で拡がり刈込み後の再生が旺盛なため,パッチ状に広がる.

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12 み込まれていなかったことも,今日の植生劣化の大きな要因になっていると考えられるも のがあるが,他方,どの公園にも同じ種類の施設が具備されているという側面もある.し かし,いかに立派なコンセプトをもちいかに美しく整備されたとしても,それが継続的に 維持されなければ意味がない.雑草繁茂の著しい箇所が多くの公園でみられるのは,整備 時に管理のし易さという必須条件に配慮されていなかったことも大きな要因だろう.公園 に備わっている庭園的部分(込み入った寄せ植え,薬草・ バラ園,築山など)や非利用隙 間地も加え,このような雑草地は他の部分への雑草繁殖源となるだけでなく,蚊などの有 害昆虫の生息地にもなりうる. おわりに:公園緑地は誰がまもるのか 実態調査の当初の目的は,公園緑地の雑草の状況を知ることによって,緑地雑草管理に 関わる NPO としてより良い管理に資する提案や情報提供を行いたいということであった. 結果としては残念ではあるが,最大の成果の一つ?が,現在の各関係者の意識レベルはこ れらを管理に反映させるところにはないことが明らかになったことである.しかし,行政 や担当者を問題にする前に,公園緑地は誰のものかをあらためて考える必要があると思う. 公園は,まちがいなく市民・住民(納税者)のものであり,私たちがそれぞれの立場でこ の大切な資産をまもろうとする気持ちをもつことが,まず先決ではないだろうか. 今日,生態系サービスという言葉を耳にするが,国連主導の「ミレニアム生態系評価(M A)」では,「供給サービス」,「調整サービス」,「文化サービス」,「基盤サービス(生物の 生息・生育地の提供と生物多様性の維持)」の4つを挙げており,供給サービス以外はまさ に公園のもつ重要な役割である.都市公園 は都市・市街地だけでなく,地球規模での生物 多様性にとって重要な役割を果たしているという指摘もあり(Anderson, et al. 2017),整備 程度は諸外国から著しく劣るものの,日本の公園も例外ではないだろう.公園のコンセプ トは時代とともに変わってくると思われるが,現在求められているのは,生態系サービス と雑草などの有害生物によるリスクとの両面からの専門的評価と,それらを多様な利害関 係者(納税者,利用者管理責任・運営者,管理実施者)で共有することである(伊藤幹二 2012). 実態調査へ話をもどすと,雑草問題は専門的には現在の知識と技術で片付けられる問題 であると思われたが,専門家をそういう気にさせ,彼ら彼女らにそのチャンスを与えるこ とが当面の課題である.「公園は誰のものか」への市民の無関心の脱却が始まったとき,は じめて今回の調査データや経験が役立つのであろう.そのような時期の到来を待ち望んで いる. 謝辞 本稿を著す上で基盤となった都市公園の実態調査の実施にあたって,対象公園の選択や 円滑な進行に必要な情報をご提供くださった橘俊光博士(当時兵庫県県土整備部 ),調査へ の市民参加にご尽力下さった社団法人フラワーソサイエティーの皆様,各公園に出向き調 査員として活動くださった方々,調査のとりまとめの労を取って下さった森田亜貴氏およ

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13 び Ao Min 博士に心よりお礼申し上げる.

引用文献

Anderson, M.F., Lepczyk, C.A., Evans, K.L., Goddard, M.A. and Lerman, S.B. 2017. Biodiversity in the city: key challenges for urban green space management.

www.frontiersinecology.org アクセス確認 2020 年 10 月 1 日. 浅井元朗 2015.植調雑草大鑑.全国農村教育協会. 福岡義隆 2011. ホントに緑は猛暑を和らげるか. 永山堂書店. 伊藤幹二 2012. 雑草のリスクと管理のリスク:何のための管理か?「公園緑地と雑草」. 特定非営利活動法人緑地雑草科学研究所 2012 年公開セミナー報告 43-53. 伊藤操子・伊藤幹二 2009. 駐車場芝生化:その意義と技術. 芝草研究 38: 14-23. 伊藤操子・小西真衣 2012. 公園緑地における雑草と管理の実態-都市公園の広域実態調査 成果報告-「公園緑地と雑草」,特定非営利活動法人緑地雑草科学研究所 2012 年公開セ ミナー報告 11-42. 伊藤操子 2020. 多年生雑草対策ハンドブック-叩くべき本体は地下にある-,農文協 . 岩崎寛・山本聡・石井麻有子・渡邊幹夫 2007.都市公園内の芝生およびラベンダー畑が保 有する生理・心理的効果に関する研究.日本緑化工学会誌 33: 116-121. 環境省 2010. 公園・街録等病虫害・雑草管理マニュアル,環境省水・大気 環境局土壌環境 課農薬環境管理室. 国 土 交 通 省 2019 . 都 市 公 園 デ ー タ ベ ー ス - 都 市 公 園 等 整 備 の 現 況 等 - , https://www.milt.go.jp/crd/park/joho/database/t-kouen/pdf/01¥h30.pdf. ア ク セ ス 確 認 2020 年 10 月 10 日. 前中久行・大窪久美子 1986. 都市公園芝生地における利用密度調査と植生解析,造園雑誌 49: 144-148. 前中久行 2001. ランドスケープの立場からみた市街地環境と“雑草”,雑草研究 46: 48-55. 村田威夫・谷城勝弘 2007. シダ植物.全国農村教育協会. 太田朋秀・藤崎健一郎 2018. 都市公園等における芝生広場の現状と植生などに対する利用 者意識,雑草研究 47(別): 50-51. 社団法人日本公園緑地協会 2010. 公園緑地マニュアル.社団法人日本公園緑地協会. 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七 2001.日本帰化植物写真図鑑.全国農村教育協会. 菅原久夫 1994.日本の野草 春.小学館 菅原久夫 1998. 日本の野草 秋.小学館 田中聡・三浦励一・冨永達 2009. 京都市の公共用芝地における雑草の分布と土壌要因との 関係.雑草研究 54: 7-16. 橘俊光 2012. わが国の公園緑地について.「公園緑地と雑草」,特定非営利活動法人緑地雑 草科学研究所 2012 年公開セミナー報告 1-10. 植村修二・勝山輝男・清水矩宏・水田光雄・森田弘彦・廣田伸七・池原直樹 2010.日本帰 化植物写真図鑑 第 2 巻.全国農村教育協会.

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14 付表 77 公園の雑草調査において記録された雑草種一覧 アオイゴケ(ダイコンドラ),アオカモジグサ,アオミズ,アカカタバミ,アカザ,アカツメクサ,アカネ, アキノエノコログサ,アキノノゲシ,アキメヒシバ,アシ(ヨシ),アゼムシロ,アメリカイヌホオズキ, アメリカオニアザミ,アメリカスズメノヒエ,アメリカセンダングサ,アメリカタカサブロウ, アメリカフウロ,アリタソウ,アレチウリ,アレチギシギシ,アレチヌスビトハギ,アレチノギク, イグサ,イタドリ,イトツメクサ,イヌガラシ,イヌタデ,イヌコハコベ,イヌビエ,イヌビユ, イヌホオズキ,イヌムギ,イヌワラビ,イノコズチ,イモカタバミ,ウシハコベ,ウマゴヤシ, ウラジロチチコグサ,ウリクサ,エゾノギシギシ,エゾノミツモトソウ,エノキグサ,エノコログサ, オオアレチノギク,オオアワガエリ,オオアワダチソウ,オオイヌタデ,オオイヌノフグリ, オオウシノケグサ,オオオナモミ,オオカワジシャ,オオキンケイギク,オオクサキビ,オオジシバリ, オオスズメノカタビラ,オオチドメ,オオニシキソウ,オオニワゼキショウ,オオニワホコリ,オオバコ, オオバノヤエムグラ,オオマツヨイグサ,オギ,オシロイバナ,オッタチカタバミ,オニウシノケグサ, オニタビラコ,オニドコロ,オニノゲシ,オヒシバ,オヘビイチゴ,オヤブジラミ,オランダミミナグサ, ガガイモ,カキドオシ,カスマグサ,カゼクサ,カタバミ,カナムグラ,カミツレモドキ,カモガヤ, カモジグサ,カヤツリグサ,カラクサナズナ,カラスウリ,カラスノエンドウ,カラスビシャク, カラスムギ,カラムシ,カワラケツメイ,カンサイタンポポ,カントウタンポポ,キキョウソウ, キクイモ,ギシギシ,キシュウスズメノヒエ,キツネアザミ,キツネノボタン,キツネノマゴ, キバナコスモス,キュウリグサ,ギョウギシバ,キンエノコロ,ギンゴケ,キンミズヒキ,クグガヤツリ, クサイ,クサネム,クズ,クスダマツメクサ,クマザサ,クルマバザクロソウ,クワクサ, グンバイナズナ,ケチヂミザサ,ケネザサ,ゲンジスミレ,ゲンノショウコ,コウガイゼキショウ, ゴウシュウアリタソウ,ウシュンシバ,コウゾリナ,コオニタビラコ,コゴメカヤツリ,コシダ, コスズメガヤ,コセンダングサ,コツブキンエンコロ,コナスビ,コニシキソウ,コヌカグサ,コハコベ, コバノセンダングサ,コバンソウ,コヒルガオ,コブナグサ,コマツヨイグサ,コミカンンソウ, コメツブウマゴヤシ,コメツブツメクサ,コメヒシバ,コモチマンネングサ,サギゴケ,ザクロソウ, ササガヤ,サナエタデ,シオン,ジシバリ,シナダレスズメガヤ,シバムギ,シマスズメノヒエ, ジャノヒゲ,ショカツサイ,シロイヌナズナ,シロザ,シロツメクサ,シロネ,シロノセンダングサ, スイバ,スギゴケ,スギナ,ススキ,スズメガヤ,スズメノエンドウ,スズメノカタビラ, スズメノチャヒキ,スズメノテッポウ,スズメノヒエ,スズメノヤリ,スベリヒユ,スミレ, セイタカアワダチソウ,セイバンモロコシ,セイヨウアブラナ,セイヨウカラシナ,セイヨウタンポポ, セリ,センニンソウ,タイヌビエ,タカサゴユリ,タチイヌノフグリ,タチスズメノヒエ, タチツボスミレ,タネツケバナ,タビラコ,ダンドボロギク,チガヤ,チカラシバ,チチコグサ, チチコグサモドキ,チヂミザサ,チドメグサ,チョウジタデ,ツボクサ,ツボミオオバコ,ツメクサ, ツユクサ,ツルニンジン,ツルボ,ツルマメ,テンツキ,トウダイグサ,トウバナ,トキワハゼ, トキンソウ,ドクダミ,ドクムギ,ナガバギシギシ,ナガハグサ,ナガミヒナゲシ,ナギナタガヤ, ナズナ,ナルコビエ,ニオイスミレ,ニガナ,ニシキソウ,ニワゼキショウ,ニワホコリ,ヌカススキ, ヌマガヤツリ,ネコハギ,ネザサ,ネジクチゴケ,ネジバナ,ネズミノオ,ネズミムギ,ノガリヤス, ノキシノブ,ノゲイヌムギ,ノゲシ,ノコンギク,ノヂシャ,ノハカタカラクサ,ノビル,ノボロギク, ノミノツヅリ,ノミノフスマ,ハイゴケ,ハイニシキソウ,ハキダメギク,ハシカグサ,ハタケニラ, ハナイバナ,ハナタデ,ハナニラ,ハハコグサ,ハマスゲ,ハマヒルガオ,ハリイ,ハルガヤ, ハルザキヤマガラシ,ハルジオン,ハルノノゲシ,ヒガンバナ,ヒゲナガスズメノチャヒキ, ヒナギキョウ,ヒナキキョウソウ,ヒナタイノコズチ,ヒメイヌビエ,ヒメオドリコソウ,ヒメクグ, ヒメコバンソウ,ヒメジョオン,ヒメスイバ,ヒメツルソバ,ヒメムカシヨモギ,ヒルガオ, ヒルザキツキミソウ,ヒロハウシノケグサ,ヒロハホウキギク,フキ,ブタクサ,ブタナ,フタバムグラ, フラサバソウ,ヘクソカズラ,ヘビイチゴ,ヘラオオバコ,ヘラバヒメジョオン,ホウキギク,ボウムギ,

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15 付表 つづき 注1) 種総数:333(春秋共通:160 種,春のみ:81 種,秋種:82 種) 注2) 調査表に記録された雑草名について,種名および公園での存在の可能性を図鑑類(浅 井 2015,村田・谷城 2007,清水ら 2001,菅原 1994;1998,植村ら 2010))を参 照して検証した. (2020 年 12 月 27 日受理) ホザキマンテマ,ホソムギ,ホトケノザ,ホナガイヌビユ,マツバイ,マツバウンラン,マメアサガオ, マメカミツレ,マメグンバイナズナ,マルバアサガオ,マルバツユクサ,ミズヒキ,ミゾソバ, ミチタネツケバナ,ミチヤナギ,ミツバ,ミドリハコベ,ミミナグサ,ミヤコグサ,ムギクサ, ムラサキカタバミ,ムラサキケマン,ムラサキサギゴケ,メキシコマンネングサ,メドハギ,メヒシバ, メマツヨイグサ,メリケンガヤツリ,メリケンカルカヤ,メリケンムグラ,ヤエムグラ,ヤハズソウ, ヤブガラシ,ヤブジラミ,ヤブタビラコ,ヤブニンジン,ヤブヘビイチゴ,ヤブマメ,ヤブラン, ヤマノイモ,ヤマハギ,ユウガギク,ユウゲショウ,ヨウシュヤマゴボウ,ヨメナ,ヨモギ,ランタナ, ルリニワゼキショウ,ワラビ,ワルナスビ

参照

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