特 定 健 康 診 査 等 実 施 計 画(第3期)
三 菱 製 紙 健 康 保 険 組 合
背景及び趣旨
我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保険医療水準を達成してきました。 しかし、急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており、 医療制度を持続可能なものにするために、その構造改革が急務となっています。 このような状況に対応するため、高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて、 保険者は被保険者及び被扶養者に対し、糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査 (特定健康診査)及びその結果により健康の保持に努める必要がある者に対する 保健指導(特定保健指導)を実施することとされております。 本計画は、特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基本的事項、 特定健康診査と特定保健指導の実施並びにその成果に係わる目標に関する 基本的事項について定めるものです。 なお、高齢者の医療の確保に関する法律第19条により、第三期計画は6年を一期として 特定健康診査等実施計画を定めることといたします。 これにより平成30(2018)年度から平成35(2023)年度が第三期目となります。1 三菱製紙健康保険組合の現況
当健康保険組合は、紙製造、写真印画紙製造及び販売等を主たる生業とする事業所が 加入している健康保険組合です。 平成30年3月現在の事業所数は11、被保険者数2,179名、被扶養者数 2,819名で、全国に 点在しております。2 特定健康診査と特定保健指導の基本的考え方について
【 特定健診の考え方 】
平成17年4月に日本内科学会等8学会が合同で、内臓脂肪症候群 (いわゆるメタボリックシンドローム)疾患概念と判断基準を示しました。 これは内臓脂肪型に起因する糖尿病、高脂血症、高血圧は予防可能であり、 発症した後でも血糖、血圧をコントロールすることにより、重病化を予防する ことが可能であるという考え方を基本とするものです。【 特定保健指導の考え方 】
生活習慣病予備軍の保健指導の第一目的は、生活習慣病に移行させないことです。 そのため、特定保健指導では対象者自身が健診結果を理解して自らの生活習慣を 変えることが出来るように支援することを、基本的な考え方とします。 以上の観点から、生活習慣病に罹るリスクがある場合の者を「動機付け支援」、 リスクがより高い者を「積極的支援」と階層化し、そのレベルに応じて支援(特定 保健指導)を実施します。【 健診データ等 について 】
被保険者の健診結果データについては、定期健康診断の結果のうち、特定健診項目のみ を電子データにて受領し、当健康保険組合が管理いたします。3 三菱製紙健康保険組合の実施方針について
【 特定健康診査の実施方針について 】
1)対象者 平成30年以降において40歳以上74歳未満である、被保険者と被扶養者 (配偶者のみ)とします。 2)実施内容 厚生労働省 健康局発出、「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30年 度版】」の第2編第2章に記載されている健診項目に従うこととします。 3)実施者 〔被保険者〕 各事業所で契約している健診受託機関に、定期健康診断(以下、「定期健診」) と合わせて特定健康診査も委託し実施します。 〔被扶養配偶者・任意継続被保険者〕 三菱製紙健康保険組合が委託する(株)LSIメディエンスが取りまとめる 健診機関において、被扶養配偶者の方の特定健康診査を実施します。 4)実施場所 〔被保険者〕 各事業所で契約している健診受託機関に、従来の定期健診と合わせて 実施します。 〔被扶養配偶者・任意継続被保険者〕 三菱製紙健康保険組合が委託する(株)LSIメディエンスが取りまとめる 約1700の健診機関にて実施いたします。【 特定保健指導の実施方針について 】
1)対象者 健診により特定保健指導対象者を階層化した結果、積極的支援・動機付け支援 に該当するされた者のうち、当健康保険組合の判断で保健指導実施が必要と した者を対象者とします。 2)実施内容3)実施者 〔被保険者〕 被保険者は下記の通り特定保健指導を実施いたします。 (健診機関にて実施) 各事業所で契約している健診受託機関に、定期健診と合わせて特定保健指導も も委託し、実施いたします。 指導委託契約を交わした機関での実施も可能といたします。 〔被扶養配偶者・任意継続被保険者〕 受託できる機関と個別に特定保健指導委託契約を交わして実施いたします。 4)特定保健指導に関する費用 当健康保険組合が負担いたします。 なお、面談場所までの交通費等については個人負担とさせていただきます。 被扶養配偶者及び任意継続被保険者は三菱製紙健康保険組合が保健指導を また、三菱製紙健康保険組合が保健指導を受託できる機関と個別に特定保健
4 特定健康診査と特定保健指導の実施に係わる目標について
特定健診の対象者は40~74歳の被保険者、被扶養配偶者、任意継続被保険者とします。 1) 特定健診対象者人数 平成30年3月末現在 40-74歳(人) 全体(人) 対象者割合(%) 男 女 計 男 女 計 男 女 計 被保険者 1,523 177 1,700 1,910 269 2,179 79.7 65.8 78.0 被扶養者 0 814 814 954 1,865 2,819 0 43.6 28.9 合計 1,523 991 2,514 2,864 2,134 4,998 53.2 46.4 50.3 特定健診対象者人数の推移(推定) 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 被保険者 1,694 1,720 1,760 1,800 1,840 1,880 被扶養者 822 840 850 860 870 880 合計 2,516 2,560 2,610 2,660 2,710 2,760(人) 2) 特定健診目標実施率 特定健康診査実施率については被保険者及び被扶養者合わせて、平成35年度には90% を目指します。 (国の基本指針が示す参酌標準に則して設定いたしました。) ・平成24年度における国の示す基準である80%をクリアするため目標実施率を以下に定めます。平成35年度における国の示す基準である90%をクリアするため目標実施率を以下に定めます。 受診者数 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 被保険者 1,650 1,670 1,680 1,750 1,800 1,850 被扶養者 300 400 450 500 550 650 合計 1,950 2,070 2,130 2,250 2,350 2,500 - 実施率(%) 77.5 80.9 81.6 84.6 86.7 90.6 90.0 3) 特定保健指導目標実施率 平成35年度における特定保健指導の実施率を55%といたします。 (国の基本指針が示す参酌標準に則して設定いたしました。) 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 40歳以上対象者 1,950 2,070 2,130 2,250 2,350 2,500 保健指導対象者 420 420 420 420 420 420 実施率(%) 2.1 10.6 21.3 37.2 47.9 56.4 55.0 実施者数 10 50 100 175 225 265 - 4) 特定健康診査等の実施の成果に係る目標 平成35年度において、平成29年度と比較した内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の 国の参酌 標準 国の参酌 標準特定保健指導実施率と保健指導対象者数・実施者数の推移 被保険者 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 40歳以上対象者 1,650 1,670 1,680 1,750 1,800 1,850 保健指導対象者 420 420 420 420 420 420 動機付け支援対象者 150 150 150 150 150 150 実施率(%) 0 0 0 33.3 46.7 60.0 実施者数 0 0 0 50 70 90 積極的支援対象者 270 270 270 270 270 270 実施率(%) 3.7 18.5 37.0 46.3 55.6 63.0 実施者数 10 50 100 125 150 170 保健指導対象者計 420 420 420 420 420 420 実施率(%) 2.4 11.9 23.8 41.7 52.4 61.9 実施者数 10 50 100 175 220 260 被扶養者 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 40歳以上対象者 300 400 450 500 550 650 保健指導対象者 50 50 50 50 50 50 動機付け支援対象者 36 36 36 36 36 36 実施率(%) 0 0 0 0 0 0 実施者数 0 0 0 0 0 0 積極的支援対象者 14 14 14 14 14 14 実施率(%) 0 0 0 0 35.7 35.7 実施者数 0 0 0 0 5 5 保健指導対象者計 50 50 50 50 50 50 実施率(%) 0 0 0 0 10.0 10.0 実施者数 0 0 0 0 5 5 被保険者+被扶養者 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 40歳以上対象者 1,950 2,070 2,130 2,250 2,350 2,500 保健指導対象者 470 470 470 470 470 470 動機付け支援対象者 186 186 186 186 186 186 実施率(%) 0 0 0 26.9 37.6 48.4 実施者数 0 0 0 50 70 90 積極的支援対象者 284 284 284 284 284 284 実施率(%) 3.5 17.6 35.2 44.0 54.6 61.6 実施者数 10 50 100 125 155 175 保健指導対象者計 470 470 470 470 470 470 実施率(%) 2.1 10.6 21.3 37.2 47.9 56.4
5 特定健康診査等の実施方法
1) 実施場所特定健康診査 被保険者については、定期健診を実施している健診機関にて、定期健診とあわせて 特定健診を実施しています。 被扶養配偶者及び任意継続被保険者については、(株)LSIメディエンス㈱に委託いたします。 2) 特定保健指導 被保険者については各事業所で契約している健診受託機関に、特定保健指導も委託し 実施いたします。 指導委託契約を交わした機関での実施も可能といたします。 被扶養配偶者及び任意継続被保険者は三菱製紙健康保険組合が保健指導を受託できる機関と 個別に特定保健指導委託契約を交わして実施いたします。 3) 実施項目 実施項目は、標準的な健診・保健指導プログラム第3編第3章に記載されている項目とします。 4) 実施時期 実施時期は特定健康診査・特定保健指導ともに通年といたします。 5) 委託の有無 特定健康診査 被保険者については、各事業所にて、健診実施が可能であることから、委託は行い ません。 被扶養配偶者及び任意継続被保険者は(株)LSIメディエンス㈱に委託いたします。 特定保健指導 定期健診を実施する健診機関にて特定保健指導を実施する被保険者の一部について は、定期健診を実施している健診機関に委託いたします。 また、三菱製紙健康保険組合が保健指導を受託できる機関と個別に特定保健6) 契約書 特定健康診査と特定保健指導共に個別契約といたします。 7) 周知・案内方法 周知は、ホームページで行います。対象者へ案内書等を配布します。 8) 健診データの受領方法 健診結果データは、契約健診機関から電子データを随時(又は月単位で)受領して 当健康保険組合にて保管いたします。 特定保健指導結果については、契約健診機関にて実施分を、 同様に電子データにて受領するものとします。 なお、保管年数は当健康保険組合が実施した分も含めて、5年間とします。 9) 特定保健指導対象者の選出方法 特定保健指導の対象者については、効果や緊急性を優先して選出します。 10) 個人情報の保護について 当健康保険組合は、三菱製紙健康保険組合規程で決められている 個人情報保護管理規程を遵守いたします。 当健康保険組合及び外部委託先機関は、業務によって知り得て所有する情報の 外部への漏洩・紛失・改ざん・誤記録等を防止し、個人情報保護の徹底を図ります。 当健康保険組合のデータ管理者は、常務理事とします。 また、データの利用は当健康保険組合職員に限定いたします。 外部委託する場合は、データ利用の範囲・利用者等を契約書に明記いたします。 11) 特定健康診査等実施計画の公表・周知について 本計画の周知は、ホームページで行います。 12) 特定健康診査等実施計画の評価・見直しについて 平成33年に評価し、目標と大きく乖離したなど必要ある場合には見直しいたします。 13) その他 当健康保険組合に係わる職員の教育については、その研修に随時参加させます。