京都市交通局定期旅客運賃指定代理納付者募集要項 京都市交通局では，クレジットカードによる決済に伴う指定代理納付に係る業務に関して，地方自 治法（昭和 22 年法律第 67 号）第 231 条の 2 第 6 項に規定する指定代理納付者を選定するため，下記 のとおりクレジットカード取扱事業者による提案を募集します。 １ 業務の内容 （１）業務名 京都市交通局定期旅客運賃指定代理納付者業務 （クレジットカードによる決済に伴う指定代理納付（立替払型）に係る業務） （２）業務概要 定期旅客運賃の支払いについて，クレジットカードによる決済システムを提供し，地方自治法 （昭和 22 年法律第 67 号）第 231 条の 2 第 6 項及び地方自治法施行令（昭和 22 年政令第 16 号）第 157 条の 2 の規定に基づく指定代理納付者による納付及び運賃収入の収納業務を円滑に運用して いただきます。 （３）契約期間 供用開始日（平成 31 年 2 月 1 日を予定）から平成 31 年 3 月 31 日までとします。 また，業務の履行状況が良好な場合は，翌年度以降も契約を更新することがあります（契約日か ら最大５年）。 なお，翌年度以降に当該業務に係る予算の金額について減額があった場合は，この限りではあり ません。 （４）仕様 別紙「京都市交通局定期旅客運賃指定代理納付者業務仕様書（以下「仕様書」という。）」のとお りとします。 【参考】平成２９年度の定期券発売金額 約１１３億円（うちクレジットカード（ＶＩＳＡ，Ｍａｓｔｅｒ Ｃａｒｄ）：約３５億円） ２ 参加資格 次に掲げる要件のすべてに該当する者とします。なお，当該業務の参加資格を有する者が契約締 結日までの間に参加資格要件を満たさなくなった場合は，その時点で失格とします。 （１）京都市交通局競争入札等取扱要綱第 29 条に定める競争入札参加停止を受けていないこと。 ただし，京都市の入札参加資格を求めるものではない。 （２）契約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者でないこと。 （３）地方自治法施行令第 167 条の 4 第 2 項各号のいずれかに該当し，3 年を経過しない者及び その者を代理人，支配人その他の使用人又は入札代理人として使用する者でないこと。 （４）民事再生法（平成 11 年法律第 225 号）の規定による再生手続開始の申立て中又は再生手続 中でないこと。 （５）会社更生法（平成 14 年法律第 154 号）の規定による更生手続開始の申立て中又は再生手続 中でないこと。 （６）所得税又は法人税，消費税及び地方消費税，京都市の市民税及び固定資産税，京都市の水
道料金及び下水道使用料（京都市内に事業所がある場合）について未納のない者であること。 （７）累積欠損がなく，かつ，経営状態が良好であること。 （８）京都市暴力団排除条例第 2 条第 4 号に規定する暴力団員等又は同条第 5 号に規定する暴力 団密接関係者でないこと。 （９）自治体又は他の交通事業者において，クレジットカードによる決済業務の実績があること。 （10）仕様書（別紙）に定める業務を確実に実施することができること。 （11）コンプライアンス体制等の業務執行体制が十分に整っていること。 ３ 業務開始予定時期 平成 31 年 2 月 1 日を予定しています。 ４ 企画提案参加申請書の提出 公募に参加しようとする方は，次の書類を提出してください。参加申請書受領後，参加資格要件 の各項目について審査し，後日（1 週間後），審査結果について，「参加資格確認通知書」により通 知いたします。（参加資格を有しないと判定された場合は，その理由を付して通知いたします。） （１）提出書類 ア 企画提案参加申請書 イ 添付書類（京都市競争入札参加有資格者については，提出は不要です。） （ａ）登記事項証明書（履歴事項全部証明書又は登記簿謄本） （ｂ）２の（６）について，未納のないことの証明書 （応募申込日前３箇月以内に発行された原本（写しでも可）） ・国税（法人税及び消費税） ・直近 2 事業年度の市税（本市に事業所がある場合，法人市民税及び固定資産税） ・本市の水道料金・下水道使用料納付証明書（本市に事業所がある場合） （２）提出期間 平成 30 年 8 月 28 日（火）午後 3 時から平成 30 年 9 月 5 日（水）午後 5 時まで （３）提出先 京都市交通局営業推進室（担当：北尾，伊勢） 京都市右京区太秦下刑部町 12 （４）提出部数 1 部（副本 5 部，写しで可） （５）提出方法 持参又は郵送（期間中の必着とし，書留に限る）。 持参の場合は，土曜及び日曜を除き，各日午前 9 時から午後 5 時までの時間とします。 ５ 提案書の提出 企画提案参加申請書提出後，当局より参加資格の確認通知を受けた事業者については，下記の提 案書類を提出してください。 （１）提出書類 ア 会社の概要，業務実績等（様式第 1 号） イ 直近の事業年度の決算書類
貸借対照表，損益計算書，利益処分計算書又は損失処理計算書（又は株主資本等変動 計算書），親会社の連結貸借対照表（連結子会社の場合） ウ ２の（８）について，京都市暴力団排除条例に規定する暴力団員等及び暴力団密接関係 者に該当しない旨の誓約書（様式第 2 号） エ 導入及び業務内容に関する提案（様式第 3 号） （ａ）加盟店業務取扱カードの種類及び加盟店手数料率 （ｂ）入金時期及び方法 （ｃ）旅客等の支払方法 （ｄ）導入までのスケジュール （ｅ）カード処理端末機等導入費用及びその負担 （ｆ）案内板等の作成及びその費用負担 （ｇ）情報セキュリティ及び個人情報保護の取扱い （ｈ）導入時のサポート体制及び費用負担 （ｉ）導入後のサポート体制及び費用負担（入力ミス発生時の対応など） （ｊ）契約後のカード処理端末機等の追加に係る費用負担 （ｋ）その他提案等 オ その他提出書類 （ａ）法令遵守に対する考え方が記載された書類 （ｂ）個人情報に対する考え方が記載された書類 ※プライバシーマークなどを取得している場合は許諾書等の写し （ｃ）会員規約（個人会員用） （ｄ）加盟店規約 （ｅ）契約書案（京都市交通局用） （２）提案書類の記載方法 ア 提出書類は，原則 A4 版，縦型，横書き，左綴じで作成してください。 イ 文字の大きさは原則として 10.5～12 ポイントとし，書体は任意とします。 ウ 文字を補完するためのイラスト，イメージ図等を使用し，別紙としてもかまいません。 ただし，提案項目との関連が分かるように綴ってください。 （３）提出期間 平成 30 年 9 月 11 日（火）午前 9 時から平成 30 年 9 月 25 日（火）午後 5 時まで （４）提出場所 京都市交通局営業推進室（担当：北尾，伊勢） 京都市右京区太秦下刑部町 12 （５）提出部数 1 部（副本 10 部，写しで可） （６）提出方法 持参又は郵送（期間中の必着とし，書留に限る）。 持参の場合は，土曜及び日曜を除き，各日午前 9 時から午後 5 時までの時間とします。
６ 質問及び回答 （１）質問は電子メールによることとし，口頭による質問は受け付けません。 ア 質問書（様式第 4 号）を電子メールで提出してください。 イ 質問書は，京都市交通局のホームページからダウンロードしてください。 （京都市交通局のホームページ http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/） ウ 提出期間 平成 30 年 9 月 11 日（火）午前 9 時から平成 30 年 9 月 14 日（金）午後 5 時まで エ 提出先アドレス isehg1010@city.kyoto.lg.jp （２）質問書の回答 質問書に対する回答は，基本的にすべての事業者に電子メールで回答します。 ７ ヒアリング （１）ヒアリングの実施 提案者に対して，必要と認めるときはヒアリングを実施することがあります。 実施に際しては，別途日時を決定し，提案者に日程を連絡します。 （２）場所 京都市交通局本庁舎（京都市右京区太秦下刑部町 12） （３）その他 ヒアリングにかかる費用は，提案者の負担とします。 ８ 加盟店手数料 ア 加盟店手数料率の提案 加盟店手数料率については，クレジット決済端末を自社で設置する場合と，自社で設置しない 場合の率を提案してください。 なお，クレジット端末機を自社で設置しない場合のみの提案も可能としますが，クレジット端 末機を設置いただく必要がある場合には，選定はいたしません。 イ 加盟店手数料の支払い条件 加盟店手数料は，指定代理納付者からの入金額と差し引きして支払います。 ９ 指定代理納付者の選定 （１）選定方法 指定代理納付者の選定に当たっては，選定会議を開催し，納付事務を適切かつ確実に遂行す ることができる知識，経験，十分な社会的信用及び財産的基礎を有することを前提として，手 数料率を中心にサービス内容等を審査し，1 者を選定します。 ただし，提案いただいた加盟店手数料率が高く，クレジットカードを利用可能とすることに 見合わないと交通局が判断した場合は，事業者の選定は行いません。
（２）評価項目 審査項目 審査基準 配点 申 請 者 の 状況 組織の安定性 健全かつ安定した組織規模及び財務状況であるか １０ 同種・類似業務の 実績 自治体や他の交通事業者での導入実績があるか ５ 手数料 加盟店手数料率 低廉な加盟店手数料となるか ６０ サ ー ビ ス 内容 入金・ 支払方法 ・締切日の変更は可能か ・手数料の計算方法は簡易か ５ 導入スケジュール 効率的で無理のないスケジュールか ５ 導入費用 端末機等の設置費用等，導入時の費用が低廉である か ５ 運用費用 消耗品等の費用等，運用時の費用が低廉であるか ５ 情 報 セ キ ュ リ テ ィ・個人情報保護 情報セキュリティ及び個人情報保護に対する取組 みが確立されているか ５ サポート体制 導入時，導入後のサポート体制は十分か １０ その他提案 独自のサービスや他社より優れているサービス等 の提案があるか １０ 合 計 １２０ （３）選定結果の通知 選定結果は提案者全員に通知します。 なお，審査結果についての異議の申立ては行うことはできません。 （４）選定後の手続 選定事業者と提案の内容を基にして，業務の履行に必要な履行条件などについて協議と調 整（以下「交渉」という。）を行い，交渉が整い次第，速やかに契約を締結します 10 失格事項 次のいずれかに該当した者は，失格とします。 （１）企画提案参加申請書を提出した後，提案書提出期間中に他の必要書類の提出が無かった者 （２）ヒアリングを実施する場合に，ヒアリングの時間に事前の連絡がなく著しく遅れた者 （３）提案書その他の文書に虚偽の記載をした者 （４）選定委員会の委員又は本プロポーザルの関係者に対して，本プロポーザルに関して不正な 接触の事実が認められた場合 11 その他 （１）プロポーザルに関して用いる言語は日本語，金銭の支払いに用いる通貨は円とします。 （２）公募開始の日から指定代理納付者の選定の通知が終了するまでの間，選定委員会の委員及 び京都市交通局営業推進室に対する営業活動は禁止します。 （３）提案書（その他の文書を含む）の作成及び提出等の本プロポーザルに要する費用は，提出 者の負担とします。
（４）提出された提案書（その他提出された文書）は，返却しません。 （５）提出された提案書（その他提出された文書）は，指定代理納付者の選定以外に参加者に無 断で使用しません。 （６）提案書（その他文書を含む）の提出期限後の提出，変更及び追加は認めません。 （７）選定された指定代理納付者の提案書（その他の文書を含む）及びヒアリングの内容は特記 仕様書として契約時に採用します。 （８）提出された書類以外に，審査に必要な書類の提出を求めることがあります。 （９）応募受付後に辞退する場合は，辞退届を提出してください。 （10）委託先として選定されて以後の辞退は原則として認められません。 （11）受託事業者と選定された後に，受託事業者として相応しくないと京都市交通局が判断した 場合は，選定を解除することがあります。
