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(1)

平成 28 年5月2日

【本調査の概要】

国立青少年教育振興機構では、我が国の青少年の体験活動等の現状を把握するため、平成 18 年度よ

り自然体験や生活体験等の実施状況や日々の生活習慣の実態、自立に関する意識等について全国規模の

調査を実施しています。

平成 26 年度調査では、青少年の体験活動や生活習慣等の現状や経年変化に加え、家庭でのしつけや

子供にかける教育費(学校外)

、携帯電話・スマートフォンの利用状況等に注目し、青少年の体験活動

や意識等との関係について分析を行いました。

【調査結果のポイント】

ポイント① 自然体験や生活体験、お手伝いといった体験が豊富な子供や、生活習慣が身に

ついている子供ほど、自己肯定感や道徳観・正義感が高くなる傾向がある。

ポイント② 保護者がしつけに力を入れている家庭ほど、子供の自己肯定感や道徳観・正義

感等が高くなる傾向がある。

ポイント③ お手伝いをよくしている子供や、生活習慣が身についている子供は、携帯電話

やスマートフォンが気になったり、操作することが少なくなる傾向がある。

ポイント④ 子供にかける教育費が高い家庭ほど、子供が自然体験を多くしている傾向がみ

られるが、生活体験やお手伝いと教育費にはほとんど関係がみられない。

これらのことから、子供の自己肯定感や道徳心など豊かな心をはぐくむためには、子供へ

の関わりやしつけを通じて、生活体験やお手伝いといった日々の体験を充実させたり、規則

正しい生活習慣を身につけさせることが大切だと考えられます。

【主な調査結果】

<青少年の体験活動や生活習慣と意識との関係>

結果① ・自然体験や生活体験、お手伝いなどの体験が豊富な子供や、生活習慣が身についている子供

ほど、

「今の自分が好きだ」

「体力には自信がある」といった自己肯定感(p19)や、

「家であ

いさつをすること」

「友達が悪いことをしていたら、やめさせること」といった道徳観・正

義感(p25)が高くなる傾向がみられる。

<子供へのしつけと青少年の意識等との関係>

結果② ・

「夜ふかしをしないで早く寝ること」

「毎朝、きちんと朝食を食べること」など、保護者がしつけに

力を入れている家庭の子供ほど、自己肯定感や道徳観・正義感等が高くなる傾向がみられる。

(p39)

<携帯電話・スマートフォンの利用状況等と青少年の体験活動や生活習慣との関係>

結果③ ・買い物やそうじ、料理など家のお手伝いをよくしている子供や、あいさつや身の回りのこと

を自分でできる生活習慣が身についている子供ほど、スマートフォンが気になったり、操作

することが少なくなる傾向がみられる。

(p31)

<子供にかける教育費と青少年の体験活動や意識等との関係>

結果④ ・子供にかける教育費が高い家庭ほど、子供が自然体験を多くしている傾向がみられるが、生

活体験やお手伝いと教育費にはほとんど関係がみられない。

(p36-37)

・教育費が高い家庭ほど、子供の自己肯定感や道徳観・正義感等が高くなる傾向がみられる。

(p37-38)

子供の自己肯定感や道徳心は保護者の関わり次第で大きく変わる!

「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成 26 年度調査)

」[結果の概要]

裏面に続く

(2)

<青少年の体験活動等の現状と推移>

(自然体験)

結果⑤ ・

「海や川で泳いだこと」

(83.9%)や「夜空いっぱいに輝く星をゆっくり見たこと」

(82.2%)

は8割以上が体験しているのに対し、

「ロープウェイやリフトを使わずに高い山に登ったこ

と」

(44.8%)は5割以下にとどまっている(p2)

(生活体験)

結果⑥ ・

「タオルやぞうきんを絞ったこと」

(98.3%)や「ナイフや包丁で、果物の皮をむいたり、野菜

を切ったこと」

(91.1%)は9割以上が体験しているのに対し、

「赤ちゃんのおむつをかえたり、

ミルクをあげたこと」

(30.9%)は3割程度にとどまっている(p4)

(お手伝い)

結果⑦ ・

「買い物のお手伝いをすること」

(76.0%)や「食器をそろえたり、片付けたりすること」

(74.0%)

は7割以上が行っているのに対し、

「靴などをそろえたり、磨いたりすること」

(49.9%)や「ペ

ットの世話とか植物の水やりをすること」

(45.1%)は5割以下にとどまっている(p6)

・平成 10 年度と比較するとお手伝いの項目は全体的に増加傾向にあり、

「靴などをそろえた

り、磨いたりすること」

「ゴミ袋を出したり、捨てること」

「買い物のお手伝いをすること」

では 20 ポイント以上の向上がみられる(p7-8)

・保護者が子供にお手伝いをさせている割合はいずれの学年(小1~6)でも5割を超えて

いるが、その割合は学年が上がるにつれて高くなる傾向がみられ、5年生以上になると子

供にお手伝いをさせている割合は6割を超えるようになる(p9)

(読書活動)

結果⑧ ・1か月に読む本の冊数は学年が上がるにつれて少なくなり、高校生では5割以上が「ほとん

ど読まない」と回答している(p14)

・1か月に読む本の冊数を平成 18 年度から比較したところ、多少の増減はあるものの、平成

18 年度から平成 26 年度にかけてゆるやかな増加傾向がみられる(p14)

<青少年の意識等の現状と推移>

(自己肯定感)

結果⑨ ・自己肯定感は学年が上がるにつれて低くなり、小学生から中学生にかけては著しく低下する

傾向がみられる。なかでも、

「勉強は得意な方だ」

「今の自分が好きだ」はその傾向が顕著に

みられる(p16-17)

(道徳観・正義感)

結果⑩ ・

「家であいさつをすること」

(88.3%)

「近所の人や知り合いの人にあいさつをすること」

(85.5%)

は8割以上が行っているのに対し、

「バスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席をゆずること」

(48.7%)は5割以下にとどまっている(p22)

<携帯電話・スマートフォンの使用の現状>

結果⑪ ・子供の教育費(学校以外)が高い家庭ほど、子供が携帯電話・スマートフォンを所有してい

る割合が高くなる傾向がみられる(p26)

・携帯電話・スマートフォンの利用時間は、学年が上がるにつれて「3時間以上」の割合が高

くなり、高校生になると2時間以上利用している割合が5割を超えるようになる(p27)

・携帯電話・スマートフォンの使用状況については「特にすることがない時、とりあえず携帯電話・

スマートフォンを操作している」

(64.3%)の回答が最も多く6割を超えており、高校生になる

とその割合は9割近くになる。

(p28)

本件問い合わせ先

国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター センター長 明石 要一

青少年教育研究センター 企画室長 蓬田 伸光

青少年教育研究センター 研究員 藤江 龍

〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町 3-1

(3)

1

調査の概要

1.調査の目的

青少年教育関係者が実施する事業の企画立案、運営等に資するため、青少年の体験活動等

や自立に関する意識等の実態について全国規模の調査を実施し、基礎資料を提供する。

2. 調査内容

<青少年調査>

・自然体験・生活体験・お手伝いの実態

・生活習慣等の実態

・自立に関する意識・行動

・生活環境・メディア接触

・携帯電話・スマートフォンの使用 他

<保護者調査>

・子供の自然体験の実態

・子供の体験活動に対する意識

・保護者の子供へのしつけや教育等に関する実態

・保護者の自然体験の実態

・子供の教育費や世帯収入 他

3. 調査対象

• 全国の公立小学校1年生・2年生・3年生の保護者

• 全国の公立小学校4年生・5年生・6年生とその保護者

• 全国の公立中学校2年生

• 全国の公立全日制高等学校2年生

4.調査実施時期

平成 27 年2月~同年3月

5.回収数

回収率 a:(③)÷(①)×100

回収率 b:(④)÷(②)×100

回収率 c:(⑤)÷(②)×100

組数 d:回収した調査票のうち、同一家庭で子供用と保護者用の調査票ともに回収できた数

回収数③ 回収率a 回収数回収率b 回収数回収率c 1年 100 2,845 91 91.0% *** *** 2,407 84.6% *** 2年 100 2,873 94 94.0% *** *** 2,507 87.3% *** 3年 100 2,989 98 98.0% *** *** 2,750 92.0% *** 4年 100 3,084 94 94.0% 2,705 87.7% 2,692 87.3% 2,689 5年 100 3,152 94 94.0% 2,788 88.5% 2,776 88.1% 2,771 6年 100 3,043 96 96.0% 2,726 89.6% 2,722 89.5% 2,719 中学校 2年 150 5,140 139 92.7% 4,493 87.4% *** *** *** 高等学校 2年 150 5,647 145 96.7% 5,319 94.2% *** *** *** 900 28,773 851 94.6% 18,031 89.9% 15,854 88.1% 8,179 組数d 小学校 計 配布数 回収数 学校種別 学年 学校数① 在籍児童 ・生徒数② 学校数 調査票 子供用 保護者用

(4)

2

60.2 41.9 39.7 57.3 55.0 30.0 32.4 30.1 28.0 28.7 9.7 25.8 30.2 14.7 16.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-2 海や川で泳いだこと

調査結果の概要

1.青少年の体験活動等の現状

(1)自然体験

① 自然体験の現状

(小4~6、中2、高2)

以下の自然体験に関する項目に対して「何度もある」「少しある」と答えた者の割

合の合計をみると、

「海や川で泳いだこと」

(83.9%)が最も高く、次いで「夜空いっ

ぱいに輝く星をゆっくり見たこと」(82.2%)や「野鳥を見たり、鳴く声を聞いたこ

と」(79.3%)となっている。

一方、他の自然体験に関する項目と比べて低かったものは、

「キャンプをしたこと」

(57.5%)や「ロープウェイやリフトを使わずに高い山に登ったこと」(44.8%)と

なっている。

② 自然体験の推移

(小4、小6、中2)

自然体験の実施状況(「何度もある」

「少

しある」と答えた者の割合の合計)を平成

10 年度調査と比較すると、

「野鳥を見たり、

鳴 く 声 を 聞 い た こ と 」( H10:74.9 %

→H26:79.1%)や「夜空いっぱいに輝く

星 を ゆ っ く り 見 た こ と 」( H10:77.9 %

→H26:82.0%)などの項目で増加傾向が

みられる。

なお、

「ロープウェイやリフトを使わず

に高い山に登ったこと」の実施状況をみ

ると、平成

10 年度調査以降すべての調査

で5割以下となっている。

55.7

43.6

45.4

50.4

40.6

31.7

30.3

27.7

17.9

28.2

38.6

33.9

28.6

35.1

36.2

31.4

29.8

26.9

15.4

17.1

20.0

20.4

23.6

31.3

37.6

42.0

54.4

0.7

0.7

0.8

0.6

0.7

0.7

0.7

0.6

0.8

0% 20% 40% 60% 80% 100% 海や川で泳いだこと 夜空いっぱいに輝く星をゆっくり見たこと 野鳥を見たり、鳴く声を聞いたこと チョウやトンボ、バッタなどの昆虫をつかまえたこと 海や川で貝を採ったり、魚を釣ったりしたこと 太陽が昇るところや沈むところを見たこと 大きな木に登ったこと キャンプをしたこと ロープウェイやリフトを使わ ずに高い山に登ったこと 何度もある 少しある ほとんどない 不明

図1-1 自然体験の現状(各項目)

(5)

3

33.5 26.0 32.6 42.9 42.7 44.4 39.1 41.4 38.9 39.3 22.1 34.9 25.9 18.1 18.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-3 夜空いっぱいに輝く星をゆっくり 見たこと 38.5 30.0 31.4 42.4 45.7 36.4 36.0 35.2 35.5 33.4 25.0 34.1 33.4 22.1 20.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-4 野鳥を見たり、鳴く声を聞いたこと 50.2 35.6 32.3 50.1 49.6 30.8 30.1 27.0 29.4 28.7 19.0 34.3 40.8 20.5 21.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-5 チョウやトンボ、バッタなどの昆虫を つかまえたこと 42.0 26.9 25.8 40.2 39.8 36.4 32.9 32.2 34.4 35.1 21.7 40.2 41.9 25.4 25.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-6 海や川で貝を採ったり、魚を釣った りしたこと 23.6 19.6 23.6 30.6 30.9 43.0 37.4 38.9 37.4 36.7 33.4 43.0 37.5 32.0 32.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-7 太陽が昇るところや沈むところを 見たこと 24.3 19.1 19.4 31.0 29.4 32.5 27.4 28.2 32.1 30.6 43.2 53.5 52.3 36.9 40.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-8 大きな木に登ったこと 27.5 19.6 17.7 28.4 26.8 34.6 27.7 25.6 30.3 29.3 37.8 52.7 56.6 41.2 43.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-9 キャンプをしたこと 14.1 9.5 10.1 17.9 17.0 33.1 21.6 23.1 26.8 25.0 52.7 68.8 66.7 55.3 57.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-10 ロープウェイやリフトを使わずに 高い山に登ったこと

(6)

4

(2)生活体験

① 生活体験の現状

(小4~6、中2、高2)

以下の生活体験に関する項目に対して「何度もある」「少しある」と答えた者の

割合の合計をみると、「タオルやぞうきんを絞ったこと」(98.3%)が最も高く、次

いで「ナイフや包丁で、果物の皮をむいたり、野菜を切ったこと」

(91.1%)や「小

さい子どもを背負ったり、遊んであげたりしたこと」(85.0%)となっている。

一方、他の生活体験に関する項目と比べて低かったものは、「赤ちゃんのおむつ

をかえたり、ミルクをあげたこと」(30.9%)で3割程度となっている。

91.3

51.1

55.1

21.1

16.1

13.7

7.0

40.0

29.9

50.1

51.6

17.2

1.2

8.3

14.3

28.1

31.7

68.4

0.6

0.6

0.7

0.7

0.6

0.8

0% 20% 40% 60% 80% 100% タオルやぞうきんを絞ったこと ナイフや包丁で、果物の皮を むいたり、野菜を切ったこと 小さい子どもを背負ったり 、遊んであげたりしたこと 道路や公園などに捨てられ ているゴミを拾ったりしたこと 弱い者いじめやケンカをや めさせたり、注意したこと 赤ちゃんのおむつをかえ たり、ミルクをあげたこと 何度もある 少しある ほとんどない 不明

図1-11 生活体験の現状(各項目)

(7)

5

② 生活体験の推移

(小4、小6、中2)

生活体験の実施状況(「何度もある」「少しある」と答えた者の割合の合計)を平

成 10 年度調査と比較すると、すべての生活体験で増加傾向がみられるが、中でも

「赤ちゃんのおむつをかえたり、ミルクをあげたこと」

(H10:22.6%→H26:30.4%)

や 「 道 路 や 公 園 な ど に 捨 て ら れ て い る ゴ ミ を 拾 っ た り し た こ と 」( H10:63.4%

→H26:69.8 % )、「 弱 い 者 い じ め や ケ ン カ を や め さ せ た り 、 注 意 し た こ と 」

(H10:62.3%→H26:68.5%)で増加傾向がみられる。

81.0 80.0 83.5 90.9 91.2 15.4 14.2 12.8 7.8 7.5 3.5 5.8 3.7 1.3 1.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-12 タオルやぞうきんを絞ったこと 46.1 54.8 50.1 52.4 49.6 41.3 34.1 39.7 38.4 41.0 12.5 11.2 10.1 9.2 9.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-13 ナイフや包丁で、果物の皮をむいた り、野菜を切ったこと 44.9 47.5 46.0 53.5 56.2 34.9 29.8 31.6 31.6 29.3 20.2 22.7 22.4 14.8 14.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-14 小さい子どもを背負ったり、遊んで あげたりしたこと 14.9 17.0 14.4 20.1 19.3 48.5 45.9 47.3 50.6 50.5 36.6 37.1 38.3 29.3 30.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-15 道路や公園などに捨てられている ゴミを拾ったりしたこと 13.7 12.5 11.0 16.0 16.4 48.6 44.6 47.5 52.3 52.1 37.7 42.9 41.5 31.8 31.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-16 弱い者いじめやケンカをやめさせた り、注意したこと 8.6 10.3 10.2 13.3 13.6 14.0 13.5 14.4 17.4 16.8 77.5 76.2 75.4 69.3 69.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 何度もある 少しある ほとんどない 図1-17 赤ちゃんのおむつをかえたり、ミル クをあげたこと

(8)

6

(3)お手伝い

① お手伝いの現状

(小4~6、中2、高2)

以下のお手伝いに関する項目に対して「いつもしている」「時々している」と答

えた者の割合の合計をみると、「買い物のお手伝いをすること」(76.0%)が最も高

く、次いで「食器をそろえたり、片付けたりすること」(74.0%)や「家の中のお

掃除や整頓を手伝うこと」(67.5%)となっている。

一方、他のお手伝いに関する項目と比べて低かったものは、

「靴などをそろえたり、

磨いたりすること」(49.9%)や「ペットの世話とか植物の水やりをすること」

(45.1%)で5割以下となっている。

24.0

35.1

22.8

25.5

20.6

20.5

21.3

15.1

22.7

52.0

38.9

44.7

37.3

41.7

41.7

35.9

34.8

22.4

17.8

18.7

24.9

24.6

25.3

25.3

26.4

33.6

23.1

5.6

6.4

6.7

11.7

11.3

11.7

15.5

15.6

31.0

0.7

0.9

0.9

0.9

1.1

0.8

0.9

0.9

0.8

0% 20% 40% 60% 80% 100% 買い物のお手伝いをすること 食器をそろえたり、片付けたりすること 家の中のお掃除や整頓を手伝うこと お風呂洗いをしたり、窓ふきを手伝うこと お料理の手伝いをすること 新聞や郵便物をとってくること ゴミ袋を出したり、捨てること 靴などをそろえたり、磨いたりすること ペットの世話とか植物の水やりをすること いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 不明

図1-18 お手伝いの現状(各項目)

(9)

7

② お手伝いの推移

(小4、小6、中2)

お手伝い全体の推移を把握するため、お手伝いの各項目を得点化し、

「多い」か

ら「少ない」までの5つに分類して比較を行った。

お手伝い全体の推移をみると、平成 17 年度から平成 24 年度にかけて「多い」、

「やや多い」の割合の合計(H17:34.7%→H21:38.6%→H24:43.6%)が高まって

いるが、平成 24 年度以降は大きな変化はみられない。

お手伝いの実施状況(「いつもしている」「時々している」と答えた者の割合の

合計)を平成 10 年度調査と比較すると、「靴などをそろえたり、磨いたりするこ

と」

(H10:25.2%→H26:50.5%)や「ゴミ袋を出したり、捨てること」

(H10:38.0%

→H26:58.5%)、

「買い物のお手伝いをすること」

(H10:56.5%→H26:76.5%)など、

「ペットの世話とか植物の水やりをすること」を除くすべての項目で増加傾向が

みられる。

お手伝い:お手伝いに関する9項目を得点化(「いつもしている」を1点、「時々している」を2点、「あまりして いない」を3点、「まったくしていない」を4点)し、各質問項目得点の合計を項目数で割ったものを平 均点とし、これを「多い」「やや多い」「ふつう」「やや少ない」「少ない」の5段階に分類した。 8.2 9.8 13.4 13.1 26.5 28.8 30.2 30.7 41.2 41.3 39.7 39.5 17.1 14.8 13.1 12.8 7.1 5.3 3.6 3.9 0% 20% 40% 60% 80% 100%

H17

H21

H24

H26

図1-19 お手伝いの現状(年度別)

多い ← お手伝い → 少ない 6.3 16.3 18.3 24.2 24.0 50.2 52.9 51.6 51.7 52.5 29.3 21.3 21.2 18.2 17.9 14.3 9.5 9.0 5.8 5.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-20 買い物のお手伝いをすること 19.8 29.6 32.1 35.2 35.4 43.0 41.3 41.2 39.5 39.3 24.7 19.2 18.8 18.6 18.4 12.4 9.9 7.9 6.7 6.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-21 食器をそろえたり、片付けたりする こと

(10)

8

7.1 14.8 17.4 21.8 22.9 44.1 45.7 46.9 44.9 45.1 35.1 28.9 27.1 26.2 25.0 13.7 10.6 8.6 7.1 7.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-22 家の中のお掃除や整頓を手伝うこと 11.3 17.9 20.8 25.9 26.1 38.9 38.7 38.2 37.2 37.4 29.2 26.7 26.2 24.9 24.8 20.6 16.7 14.7 12.0 11.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-23 お風呂洗いをしたり、窓ふきを手伝 うこと 7.0 16.0 16.5 20.9 21.2 43.5 45.1 44.1 41.7 42.2 29.7 23.9 25.4 24.9 25.1 19.9 14.9 14.0 12.5 11.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-24 お料理の手伝いをすること 11.8 19.5 20.0 22.3 20.9 47.0 46.1 45.5 43.8 42.4 26.5 22.1 22.0 23.1 24.9 14.7 12.4 12.5 10.8 11.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-25 新聞や郵便物をとってくること 7.8 15.9 15.8 21.5 22.4 30.2 36.9 35.9 36.3 36.1 30.3 27.0 28.2 27.1 25.9 31.7 20.2 20.1 15.0 15.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1ー26 ゴミ袋を出したり、捨てること 3.1 8.6 11.1 14.0 15.4 22.1 30.0 32.6 34.4 35.1 35.9 34.4 34.8 34.6 33.8 38.9 27.0 21.5 17.1 15.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-27 靴などをそろえたり、磨いたりする こと 22.7 25.7 21.5 22.7 23.2 31.4 27.2 23.4 23.2 22.4 21.6 20.8 22.7 23.7 23.5 24.3 26.4 32.4 30.4 30.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 いつもしている 時々している あまりしていない まったくしていない 図1-28 ペットの世話とか植物の水やりを すること

(11)

9

③ 子供のお手伝いに関する保護者の関わり

(小1~6○

<学年別の推移>

保護者が子供にお手伝いを「させている」と回答した割合はいずれの学年でも

5割を超えているが、その割合は学年が上がるにつれて高くなる傾向がみられ、

5年生以上になると子供にお手伝いをさせている割合は6割以上となっている。

<年度別の推移>

保護者が子供にお手伝いを「させている」と回答した割合を平成 10 年度から

比較すると、平成 10 年度から平成 17 年度にかけては子供にお手伝いをさせてい

る割合が大きく増加するが、それ以降はゆるやかに減少している。

55.4 54.1 58.4 58.0 60.5 61.0 43.1 44.3 39.6 40.7 38.2 37.4 1.5 1.5 2.0 1.3 1.3 1.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 小学5年生 小学6年生 させている させていない 不明

図1-29 子供にお手伝いをさせている割合(学年別)

48.6 64.7 62.5 59.4 57.9 51.4 33.8 36.6 39.8 40.6 0.0 1.5 0.9 0.8 1.5 0% 20% 40% 60% 80% 100%

H10

H17

H21

H24

H26

させている させていない 不明

図1-30 子供にお手伝いをさせている割合(年度別)

(12)

10

(4)生活習慣

① 生活習慣の現状

(小4~6、中2、高2)

以下の生活習慣に関する項目に対して「必ずしている」「だいたいしている」と

答えた者の割合の合計をみると、

「朝、食事をとること」(95.0%)が最も多く、次

いで「朝、顔を洗ったり、歯をみがいたりすること」(94.0%)や「家であいさつ

をすること」(88.3%)となっている。

一方、他の生活習慣に関する項目と比べて低かったものは、

「自分でふとんの上げ

下ろしやベッドを整頓すること」

(61.1%)や「朝、人に起こされないで自分で起き

ること」(56.9%)となっている。

85.4 76.1 66.3 49.5 29.4 27.1 9.6 17.9 22.0 36.0 31.7 29.8 3.1 4.2 8.0 11.1 25.6 27.3 1.2 1.1 2.9 2.7 12.5 14.7 0.8 0.6 0.8 0.7 0.9 1.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 朝、食事をとること 朝、顔を洗ったり、歯をみがいたりすること 家であいさつをすること 近所の人や知り合いの人にあいさつをすること 自分のふとんの上げ下ろしやベッドを整頓すること 朝、人に起こされないで自分で起きること 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 不明

図1-31 生活習慣の現状(各項目)

(13)

11

② 生活習慣の推移

(小4、小6、中2)

生活習慣の実施状況(「必ずしている」「だいたいしている」と答えた者の割合の

合計)を平成 10 年度調査と比較すると、「自分でふとんの上げ下ろしやベッドを整

頓すること」

(H10:44.4%→H26:61.1%)や「近所の人や知り合いの人にあいさつを

すること」(H10:78.7%→H26:86.4%)、「朝、人に起こされないで自分で起きるこ

と」(H10:51.7%→H26:56.1%)などすべての項目で増加傾向がみられる。

81.0 80.4 85.2 86.8 86.5 13.5 13.4 10.1 9.0 9.6 4.4 4.6 3.3 3.0 2.8 1.1 1.6 1.4 1.2 1.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図1-32 朝、食事をとること 66.7 70.8 76.6 79.6 75.6 25.5 23.3 18.0 15.8 18.7 6.5 4.5 4.2 3.4 4.5 1.3 1.4 1.2 1.1 1.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図1-33 朝、顔を洗ったり、歯をみがいたり すること 51.3 52.4 58.6 66.1 67.2 33.9 31.5 28.8 22.8 22.0 10.6 11.5 8.7 7.9 8.0 4.2 4.5 3.9 3.2 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図1-34 家であいさつをすること 36.2 38.1 44.0 48.8 50.3 42.5 41.8 39.1 37.0 36.1 16.5 15.5 13.1 11.4 10.8 4.8 4.6 3.7 2.8 2.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図1-35 近所の人や知り合いの人にあいさつ をすること 15.3 21.9 25.9 29.7 29.2 29.1 33.1 32.9 31.0 31.9 31.7 28.0 26.9 25.7 25.6 23.8 17.0 14.2 13.5 13.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図1-36 自分のふとんの上げ下ろしやベッド を整頓すること 20.3 24.6 22.4 26.1 26.6 31.4 34.4 29.9 30.3 29.5 31.4 26.9 29.8 27.7 28.4 16.9 14.1 17.9 15.9 15.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図1-37 朝、人に起こされないで自分で起き ること

(14)

12

③ ふだん起きる時間・ふだん寝る時間の現状と推移

(小1~6○

、中2、高2)

ふだん起きる時間を学年別でみると、いずれの学年でも「午前6時 30 分以降、

午前7時より前」と回答する割合が最も高く、次いで「午前6時以降、午前6時 30

分より前」となっている。しかし、中学生・高校生になると「午前6時より前」ま

たは、午前7時以降に起きる割合が高くなる傾向が見られる。

ふだん寝る時間を学年別でみると、小学5年生までは「午後9時以降、午後 10

時より前」と回答した割合が5割以上であるのに対し、小学6年生になると午後 10

時以降に寝る割合が6割程度となり、高校生になると午前0時以降に寝る割合が5

割以上となっている。

ふだん起きる時間やふだん寝る時間を平成 24 年度調査と比較すると、大きな変

化はみられなかった。

3.7 3.2 3.3 3.8 4.5 4.0 10.9 18.0 34.3 31.4 27.2 30.8 30.5 23.5 26.2 26.7 45.0 47.6 50.8 47.8 45.2 47.1 30.3 27.6 15.1 16.0 16.5 15.8 17.4 22.2 23.2 19.1 0.7 0.5 0.5 1.0 1.0 1.8 6.9 7.0 0.1 0.1 0.0 0.1 0.1 0.2 0.9 0.8 1.3 1.2 1.7 0.7 1.1 1.2 1.6 0.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 午前6時より前 午前6時以降、午前6時30分より前 午前6時30分以降、午前7時より前 午前7時以降、午前7時30分より前 午前7時30分以降、午前8時より前 午前8時以降 不明

図1-38 ふだん起きる時間(学年別)

24.9 19.0 13.8 9.2 4.1 2.6 1.2 0.7 63.4 64.9 62.5 62.6 52.2 40.4 5.5 2.0 9.7 14.1 20.7 24.9 37.8 46.0 29.3 12.0 0.6 0.8 1.3 2.3 4.4 8.9 33.6 32.7 0.0 0.1 0.0 0.2 0.4 0.8 19.1 36.7 9.2 14.8 1.3 1.1 1.7 0.8 1.1 1.3 2.1 1.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 午後9時より前 午後9時以降、午後10時より前 午後10時以降、午後11時より前 午後11時以降、午前0時より前 午前0時以降、午前1時より前 午前1時以降(※中高生のみ) 不明

図1-39 ふだん寝る時間(学年別)

6.5 7.6 26.7 28.7 40.5 42.7 21.2 22.5 3.8 4.2 0.5 0.5 0.9 1.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% H24 H26 午前6時より前 午前6時以降、午前6時30分より前 午前6時30分以降、午前7時より前 午前7時以降、午前7時30分より前 午前7時30分以降、午前8時より前 午前8時以降 不明

図1-40 ふだん起きる時間(年度別)

2.9 3.8 31.1 30.6 33.6 32.7 19.3 18.3 12.3 13.1 0.8 1.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H24 H26 午後9時より前 午後9時以降、午後10時より前 午後10時以降、午後11時より前 午後11時以降、午前0時より前 午前0時以降 不明

図1-41 ふだん寝る時間(年度別)

(15)

13

④ 塾・習い事の現状と推移

(小1~6○

、中2、高2)

1週間のうちの塾(勉強以外のおけいこ事は除く)の日数をみると、学年が上が

るにつれて「1~2日」や「3~4日」と回答した割合が高くなるが、高校生にな

ると「通っていない」と回答する割合が高くなり8割程度となっている。

1週間のうちの習い事(勉強のための塾は除く)の日数をみると、小学生では「通

っていない」と回答した割合が4割以下であるのに対し、中学生では6割を超え、

高校生では8割以上となっている。

塾や習い事の日数を平成 20 年度調査から比較すると、大きな変化はみられなか

った。

70.9 69.4 66.4 64.0 58.8 52.4 46.3 78.8 23.3 24.2 25.9 26.2 28.3 35.2 31.4 12.0 3.7 4.6 5.1 8.0 9.6 9.4 18.8 5.1 0.6 0.3 0.6 0.9 1.6 1.3 1.6 2.1 0.1 0.1 0.2 0.1 0.3 0.1 0.7 1.1 1.4 1.3 1.8 0.8 1.3 1.5 1.2 0.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 通っていない 1~2日 3~4日 5~6日 毎日 不明 図1ー42 週間のうちの塾(勉強以外のおけいこ事は除く) の日数(学年別) 30.2 27.2 22.8 24.6 28.7 35.2 64.5 86.9 49.8 47.9 48.4 45.4 40.8 40.0 21.8 9.2 16.0 19.3 21.6 21.2 22.4 17.7 6.9 1.8 2.2 3.6 4.7 7.0 5.9 5.0 3.9 0.7 0.2 0.4 0.4 0.7 0.7 0.3 1.6 0.5 1.5 1.6 2.0 1.1 1.4 1.8 1.3 0.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 通っていない 1~2日 3~4日 5~6日 毎日 不明 図1-43 1週間のうちの習い事(勉強のための塾は除 く)の日数(学年別) 52.8 53.0 52.7 52.8 30.6 31.3 30.9 31.0 14.0 13.6 13.7 13.3 1.4 1.1 1.4 1.3 0.4 0.2 0.4 0.4 0.8 0.8 0.9 1.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% H20 H22 H24 H26 通っていない 1~2日 3~4日 5~6日 毎日 不明 図1-44 1週間のうちの塾(勉強以外のおけいこ事は除 く)の日数(年度別) 47.4 48.1 46.7 45.6 33.7 33.5 33.4 33.2 13.1 12.7 14.0 13.8 4.1 4.0 4.1 5.0 0.8 0.7 0.8 1.0 0.9 1.0 0.9 1.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% H20 H22 H24 H26 通っていない 1~2日 3~4日 5~6日 毎日 不明 図1-45 1週間のうちの習い事(勉強のための塾は除 く)の日数(年度別)

(16)

14

⑤ 読書活動の現状と推移

(小4~6、中2、高2)

1か月に読む本の冊数を学年別にみると、学年が上がるにつれて読む本の冊数は

減少し、高校生になると「ほとんど読まない」(55.2%)と回答した割合が5割以

上になっている。

1か月に読む本の冊数を平成 18 年度調査から比較したところ、多少の増減はあ

るものの、平成 18 年度から平成 26 年度にかけてゆるやかな増加傾向がみられる。

21.2 17.8 13.6 7.0 2.6 16.6 17.7 14.7 7.2 3.0 25.8 26.5 25.0 21.8 11.1 18.6 21.4 24.6 32.3 27.4 14.3 14.7 19.9 30.3 55.2 3.5 1.8 2.2 1.3 0.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 10冊以上 6~9冊 3~5冊 1~2冊 ほとんど読まない 不明

図1-46 1か月に読む本の冊数(学年別)

9.6 11.4 12.1 14.0 13.9 10.1 12.1 12.6 13.1 12.8 23.2 23.5 25.2 25.3 24.2 30.3 28.2 25.5 25.6 25.3 25.0 23.7 22.3 20.6 21.6 1.7 1.1 2.3 1.4 2.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% H18 H20 H22 H24 H26 10冊以上 6~9冊 3~5冊 1~2冊 ほとんど読まない 不明

図1-47 1か月に読む本の冊数(年度別)

(17)

15

2.青少年の意識等の現状

(1)自己肯定感

① 自己肯定感の現状

(小4~6、中2、高2)

<全体>

自己肯定感の現状や推移を把握するため、自己肯定感の各項目を得点化し、

「多

い」から「少ない」までの5つに分類して集計を行った。

青少年の自己肯定感の全体的な傾向をみると、自己肯定感が「高い」

「やや高い」

の割合の合計(48.0%)は5割程度となっている。

自己肯定感に関する項目に対して「とても思う」

「少し思う」と答えた者の割合

の合計をみると、「学校の友だちが多い方だ」(80.0%)が最も高く、次いで「自

分には、自分らしさがある」

(70.2%)や「学校以外の友だちが多い方だ」

(50.6%)

となっている。

一方、他の自己肯定感に関する項目と比べて低かったものは「勉強は得意な方

だ」(41.0%)となっている。

自己肯定感:自己肯定感に関する6項目を得点化(「とても思う」を1点、「少し思う」を2点、「あまり思わない」 を3点、「全く思わない」を4点)し、各質問項目得点の合計を項目数で割ったものを平均点とし、こ れを「高い」「やや高い」「ふつう」「やや低い」「低い」の5段階に分類した。ただし、自己肯定感に関 する質問項目のうち「体力には自信がある」は平成 24 年度調査から追加した項目であるため、経年の 比較を行う際には除外して集計している。

13.5

34.5

28.0

19.8

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体

図2-1 自己肯定感の現状(全体)

高い ← 自己肯定感 → 低い 46.1 35.6 21.5 18.9 21.4 12.6 33.9 34.6 29.1 30.8 28.0 28.4 15.2 20.8 34.7 32.4 27.9 36.1 3.4 7.4 13.0 16.2 21.2 21.3 1.5 1.6 1.6 1.7 1.5 1.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 学校の友だちが多い方だ 自分には、自分らしさがある 学校以外の友だちが多い方だ 今の自分が好きだ 体力には自信がある 勉強は得意な方だ とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明

図2-2 自己肯定感の現状(各項目)

(18)

16

<学年別>

自己肯定感全体の現状を学年別にみると、学年が上がるにつれて「高い」

「やや

高い」の割合の合計は低くなり、小学生から中学生にかけては著しく低下する傾

向がみられる。

各項目でみると、「学校以外の友だちが多い方だ」を除くすべての項目で、「と

ても思う」

「少し思う」と答えた者の割合の合計が学年が上がるにつれて低くなる

傾向がみられる。

21.6 17.2 16.1 5.9 4.2 39.8 40.1 38.8 26.9 23.4 23.7 24.7 26.4 32.0 35.3 12.1 14.9 15.7 28.0 31.5 2.7 3.1 2.9 7.2 5.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生

図2-3 自己肯定感の現状(学年別)

高い ← 自己肯定感 → 低い 57.9 54.6 53.5 35.4 21.3 28.2 29.8 30.9 40.2 43.0 9.1 11.3 11.6 19.0 29.7 2.9 2.5 2.3 4.4 5.3 1.9 1.8 1.8 1.0 0.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-4 学校の友だちが多い方だ 43.9 41.6 41.4 26.3 19.7 31.4 33.0 32.7 36.3 42.3 16.8 17.7 17.6 25.5 28.8 5.8 5.8 6.3 10.7 8.4 2.1 1.9 2.0 1.1 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-5 自分には、自分らしさがある 23.2 23.1 24.0 18.1 18.1 27.8 29.2 27.3 28.5 34.8 33.5 33.4 33.0 36.6 38.5 13.4 12.3 13.8 15.7 7.9 2.1 2.0 1.9 1.1 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-6 学校以外の友だちが多い方だ 28.3 24.0 21.5 9.6 7.7 32.5 32.7 34.0 27.0 26.7 24.0 27.8 28.9 39.7 45.6 13.1 13.6 13.6 22.4 19.2 2.0 1.9 2.1 1.3 0.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-7 今の自分が好きだ

(19)

17

② 自己肯定感の推移(小4、小6、中2)

自己肯定感全体の推移をみると、平成 20 年度から平成 26 年度にかけて「高い」

「やや高い」の割合の合計(H20:36.9%→H22:39.8%→H24:41.9%→H26:48.0%)

が高くなっている。

自己肯定感に関する各項目について「何度もある」「少しある」と答えた者の割

合 の 合 計 の 推 移 を み る と 、「 勉 強 は 得 意 な 方 だ 」( H20:37.8 % → H22:40.2 % →

H24:41.4% → H26:42.6% )や 「今の自 分 が好きだ 」( H18:47.2% →H20:46.4% →

H22:48.3%→H24:49.8%→H26:50.8%)は若干の増加傾向がみられるものの、その

他の項目は大きな変化が見られない。

注)「自己肯定感の現状(年度別)」については、小4~6、中2、高2を集計対象としている 30.1 24.8 23.7 13.5 11.9 27.7 28.3 28.2 28.0 27.7 24.8 26.4 26.5 30.7 32.8 15.5 18.6 19.8 26.9 26.9 1.9 1.8 1.8 1.0 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-8 体力には自信がある 18.6 15.8 15.6 6.3 3.9 35.3 32.6 33.2 19.5 18.6 30.6 33.8 32.3 39.3 48.7 13.5 15.9 17.0 33.7 28.2 2.0 2.0 1.9 1.2 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-9 勉強は得意な方だ 9.3 10.4 11.9 13.5 27.6 29.4 30.0 34.5 35.2 34.8 34.0 28.0 21.8 19.9 19.1 19.8 6.1 5.5 5.1 4.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% H20 H22 H24 H26

図2-10 自己肯定感の現状(年度別)

高い ← 自己肯定感 → 低い

(20)

18

42.0 50.4 49.6 48.8 38.9 33.8 33.5 33.2 14.4 12.4 12.4 13.3 3.3 2.9 2.9 3.2 1.4 0.5 1.5 1.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H20 H22 H24 H26 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-11 学校の友だちが多い方だ 36.6 34.5 36.3 36.7 37.1 34.3 34.4 34.6 34.2 33.5 21.6 21.6 20.6 19.9 20.0 6.1 8.1 8.2 7.5 7.6 1.4 1.5 0.4 1.7 1.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% H18 H20 H22 H24 H26 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-12 自分には、自分らしさがある 21.7 22.8 22.1 21.7 29.7 29.1 28.7 27.9 33.0 34.1 34.3 34.4 14.0 13.5 13.3 14.3 1.6 0.5 1.6 1.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% H20 H22 H24 H26 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-13 学校以外の友だちが多い方だ 18.7 16.3 18.1 20.3 19.7 28.5 30.1 30.2 29.5 31.1 34.2 34.5 33.7 32.5 31.0 16.9 17.6 17.5 16.1 16.5 1.7 1.5 0.5 1.6 1.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% H18 H20 H22 H24 H26 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-14 今の自分が好きだ 9.0 11.2 12.5 13.4 28.8 29.0 28.9 29.2 37.6 37.5 35.7 34.1 23.0 21.8 21.2 21.5 1.5 0.6 1.7 1.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% H20 H22 H24 H26 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-16 勉強は得意な方だ 20.7 22.3 28.4 28.0 29.0 27.4 20.4 20.8 1.5 1.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% H24 H26 とても思う 少し思う あまり思わない 全く思わない 不明 図2-15 体力には自信がある

(21)

19

③ 体験活動と自己肯定感の関係

(小4~6、中2、高2)

体験活動と自己肯定感の関係をみると、自然体験や生活体験、お手伝いといった

体験が豊富な者や、朝食をとる、あいさつをするといった生活習慣が身についてい

る者ほど自己肯定感が高くなる傾向がみられる。

23.3 16.2 12.8 7.2 5.7 37.8 38.8 34.2 30.5 24.0 23.4 26.2 29.0 31.6 29.4 12.9 16.0 20.1 25.1 30.6 2.5 2.8 3.8 5.7 10.4 (n=3155) (n=5097) (n=4332) (n=3938) (n=1210) 高い ← 自己肯定感 → 低い 多 い← 自 然 体 験→ 少 な い

図2-17 自然体験と自己肯定感の関係

22.2 16.6 11.1 7.1 4.5 37.8 39.1 34.2 22.9 23.4 22.4 25.9 30.0 32.1 25.1 14.5 15.7 20.4 30.0 33.6 3.1 2.6 4.2 7.9 13.4 (n=2675) (n=4786) (n=7853) (n=1996) (n=423) 高い ← 自己肯定感 → 低い 多 い← 生 活 体 験→ 少 な い

図2-18 生活体験と自己肯定感の関係

25.1 16.9 10.3 6.2 4.5 38.3 39.3 33.5 27.0 17.9 20.6 26.0 31.1 31.0 26.9 12.9 15.1 21.3 28.6 36.2 3.1 2.7 3.9 7.2 14.5 (n=2284) (n=5352) (n=7007) (n=2347) (n=730) 高い ← 自己肯定感 → 低い 多 い← お 手 伝 い→ 少 な い

図2-19 お手伝いと自己肯定感の関係

19.4 9.8 4.6 3.0 0.0 39.2 32.8 23.2 14.3 13.7 24.7 31.0 30.5 25.3 15.8 14.4 21.9 33.1 37.5 28.6 2.3 4.5 8.6 19.9 41.9 (n=8126) (n=7691) (n=1538) (n=337) (n=31) 高い ← 自己肯定感 → 低い い る← 生 活 習 慣 が→ い な い 身 に つ い て

図2-20 生活習慣と自己肯定感の関係

(22)

20

④ 自己肯定感に関する各項目の関係

自己肯定感に関する6つの項目の関係性を把握するため、学年(小学校4~6年、

中学校2年生、高校2年生)ごとに各項目の相関関係をみると、「今の自分が好き

だ」、

「自分には、自分らしさがある」、

「体力には自信がある」はいずれの学年でも

他の5項目と相関関係がみられ、中でも「今の自分が好きだ」、「自分には、自分ら

しさがある」は他の項目より強い相関関係がみられる。

また、小学生ではすべての項目間に相関関係がみられるのに対し、中学生・高校生

では「勉強は得意な方だ」で相関関係がみられない項目(「学校の友だちが多いほう

だ」または「学校以外の友だちが多い方だ」)がある。

表2-1 自己肯定感に関する質問項目の相関

(小学校4~6年生)

表2-2 自己肯定感に関する質問項目の相関

(中学2年生)

表2-3 自己肯定感に関する質問項目の相関

(高校2年生)

学校の友だち が多い方だ 学校以外の友 だちが多い方 だ 勉強は得意な 方だ 今の自分が好 きだ 自分には、自 分らしさがあ る 体力には自信 がある 学校の友だちが多い方だ .401 .325 .426 .444 .419 学校以外の友だちが多い方だ .401 .246 .253 .296 .360 勉強は得意な方だ .325 .246 .419 .419 .303 今の自分が好きだ .426 .253 .419 .638 .369 自分には、自分らしさがある .444 .296 .419 .638 .396 体力には自信がある .419 .360 .303 .369 .396 学校の友だち が多い方だ 学校以外の友 だちが多い方 だ 勉強は得意な 方だ 今の自分が好 きだ 自分には、自 分らしさがあ る 体力には自信 がある 学校の友だちが多い方だ .371 .197 .384 .387 .392 学校以外の友だちが多い方だ .371 .126 .210 .269 .307 勉強は得意な方だ .197 .126 .405 .324 .277 今の自分が好きだ .384 .210 .405 .613 .394 自分には、自分らしさがある .387 .269 .324 .613 .384 体力には自信がある .392 .307 .277 .394 .384 学校の友だち が多い方だ 学校以外の友 だちが多い方 だ 勉強は得意な 方だ 今の自分が好 きだ 自分には、自 分らしさがあ る 体力には自信 がある 学校の友だちが多い方だ .497 .219 .342 .327 .360 学校以外の友だちが多い方だ .497 .152 .257 .268 .284 勉強は得意な方だ .219 .152 .388 .260 .222 今の自分が好きだ .342 .257 .388 .581 .331 自分には、自分らしさがある .327 .268 .260 .581 .311 体力には自信がある .360 .284 .222 .331 .311

(23)

21

【参考】平成 24 年度調査結果

「青少年の体験活動に関する実態調査(平成 24 年度調査)」より

表2-4 自己肯定感に関する質問項目の相関

(小学校4~6年生)

表2-5 自己肯定感に関する質問項目の相関

(中学校2年生)

表2-6 自己肯定感に関する質問項目の相関

(高校2年生)

相関関係の強さの目安

学校の友だち が多い方だ 学校以外の友 だちが多い方 だ 勉強は得意な 方だ 今の自分が好 きだ 自分には、自 分らしさがあ る 体力には自信 がある 学校の友だちが多い方だ .284 .217 .288 .275 .319 学校以外の友だちが多い方だ .284 .155 .162 .190 .271 勉強は得意な方だ .217 .155 .359 .324 .232 今の自分が好きだ .288 .162 .359 .574 .285 自分には、自分らしさがある .275 .190 .324 .574 .290 体力には自信がある .319 .271 .232 .285 .290 学校の友だち が多い方だ 学校以外の友 だちが多い方 だ 勉強は得意な 方だ 今の自分が好 きだ 自分には、自 分らしさがあ る 体力には自信 がある 学校の友だちが多い方だ .343 .139 .289 .296 .345 学校以外の友だちが多い方だ .343 .090 .187 .198 .283 勉強は得意な方だ .139 .090 .360 .291 .259 今の自分が好きだ .289 .187 .360 .586 .347 自分には、自分らしさがある .296 .198 .291 .586 .342 体力には自信がある .345 .283 .259 .347 .342 学校の友だち が多い方だ 学校以外の友 だちが多い方 だ 勉強は得意な 方だ 今の自分が好 きだ 自分には、自 分らしさがあ る 体力には自信 がある 学校の友だちが多い方だ .490 .163 .303 .297 .316 学校以外の友だちが多い方だ .490 .102 .192 .225 .261 勉強は得意な方だ .163 .102 .374 .239 .220 今の自分が好きだ .303 .192 .374 .553 .287 自分には、自分らしさがある .297 .225 .239 .553 .299 体力には自信がある .316 .261 .220 .287 .299 極めて強い相関がある ±0.9~±1.0 相関関係 ほとんど相関がない やや相関がある 相関がある 強い相関がある 相関係数  0.0~±0.2 ±0.2~±0.4 ±0.4~±0.7 ±0.7~±0.9

※相関関係とは、2つの変数の関連度合いを示す

統計学的指標。相関係数による相関関係の強さ

の目安は、一般的に左表のように表される。

(24)

22

(2)道徳観・正義感

① 道徳観・正義感の現状

(小4~6、中2、高2)

<全体>

道徳観・正義感の現状や推移を把握するため、道徳観・正義感の各項目を得点

化し、「ある」から「ない」までの5つに分類して集計を行った。

青少年の道徳観・正義感の全体的な傾向をみると、道徳観・正義感が「ある」

「ややある」の割合の合計(59.8%)は6割程度となっている。

道徳観・正義感に関する各項目に対して「必ずしている」「だいたいしている」

と答えた者の割合の合計をみると、「家であいさつをすること」(88.3%)が最も

高く、次いで「近所の人や知り合いの人にあいさつをすること」

(85.5%)となっ

ている。

一方、他の道徳観・正義感に関する項目と比べて低かったものは「バスや電車

で体の不自由な人やお年寄りに席をゆずること」(48.7%)となっている。

道徳観・正義感:道徳観・正義感に関する4項目を得点化(「必ずしている」を1点、「だいたいしている」を2点、 「あまりしていない」を3点、「していない」を4点)し、各質問項目得点の合計を項目数で割っ たものを平均点とし、これを「ある」「ややある」「ふつう」「あまりない」「ない」の5段階に分類 した。 27.3 32.5 32.5 5.7 2.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体

図2-21 道徳観・正義感の現状(全体)

ある ← 道徳観・正義感 → ない

66.3

49.5

14.5

17.3

22.0

36.0

41.6

31.4

8.0

11.1

34.2

31.2

2.9

2.7

9.0

19.2

0.8

0.7

0.7

0.9

0% 20% 40% 60% 80% 100% 家であいさつをすること 近所の人や知り合いの 人にあいさつをすること 友達が悪いことをしていたら、やめさせること バスや電車で体の不自由な人 やお年寄りに席をゆずること

必ずしている

だいたいしている

あまりしていない

していない

不明

図2-22 道徳観・正義感の現状(各項目)

(25)

23

<学年別>

道徳観・正義感全体の現状を学年別にみると、学年が上がるにつれて「ある」

「ややある」の割合の合計に大きな増減の傾向はみられないものの、小学5年生

と小学6年生は他の学年と比べて若干高くなる傾向がみられる。

各項目でみると、「バスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席をゆずること」

では、「必ずしている」「だいたいしている」と答えた者の割合の合計は学年が上

がるにつれて高くなる傾向がみられる。

25.9 30.0 28.6 25.7 25.9 31.7 32.5 33.4 32.9 32.0 34.2 31.0 31.2 32.8 33.7 6.0 5.2 5.2 6.1 6.1 2.2 1.3 1.7 2.5 2.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生

図2-23 道徳観・正義感の学年別比較(学年別)

ある ← 道徳観・正義感 → ない

70.0 70.1 68.9 60.9 59.1 19.6 20.1 20.9 24.7 25.8 7.0 6.8 7.3 9.5 10.1 1.8 2.1 2.1 4.5 4.8 1.5 0.9 0.8 0.4 0.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 不明 図2-24 家であいさつをすること 50.2 54.7 56.3 43.5 39.3 34.1 32.4 31.9 41.4 42.5 11.7 10.4 8.8 11.7 14.0 2.7 1.8 2.5 3.0 4.0 1.3 0.7 0.6 0.4 0.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 不明 図2-25 近所の人や知り合いの人にあいさつをする こと 18.0 17.7 14.5 10.5 10.5 39.2 41.6 42.4 41.7 43.4 31.3 31.7 33.4 38.4 37.1 10.1 8.3 9.1 8.8 8.8 1.3 0.7 0.6 0.5 0.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 不明 図2-26 友達が悪いことをしていたら、やめさせる こと 13.5 16.2 17.0 19.5 21.6 24.1 29.0 30.3 37.1 38.7 34.0 30.9 32.3 29.0 29.0 26.7 22.8 19.7 13.9 10.3 1.7 1.1 0.9 0.5 0.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 不明 図2-27 バスや電車で体の不自由な人やお年寄りに 席をゆずること

(26)

24

② 道徳観・正義感の推移

(小4、小6、中2)

道徳観・正義感全体の推移をみると、平成 17 年度から平成 26 年度にかけて「あ

る」

「ややある」の割合の合計(H17:44.4%→H21:55.2%→H24:59.5%→H26:59.8%)

は高くなっている。

道徳観・正義感の各項目について「必ずしている」「だいたいしている」と答え

た者の割合の合計の推移をみると、「バスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席

をゆずること」

(H10:38.9%→H17:39.8%→H21:46.9%→H24:48.2%→H26:47.8%)

や「近所の人や知り合いの人にあいさつをすること」(H10:78.7%→H17:79.9%→

H21:83.1%→H24:85.8%→H26:86.4%)など増加傾向がみられる。

注)「道徳観・正義感の現状(年度別)」については、小4~6、中2、高2を集計対象としている 16.7 23.8 26.7 27.3 27.7 31.4 32.8 32.5 39.1 34.3 31.7 32.5 11.7 7.6 6.5 5.7 4.8 2.8 2.3 2.0 0% 20% 40% 60% 80% 100%

H17

H21

H24

H26

図2-28 道徳観・正義感の現状(年度別)

ある ← 道徳観・正義感 → ない

51.3 52.4 58.6 66.1 67.2 33.9 31.5 28.8 22.8 22.0 10.6 11.5 8.7 7.9 8.0 4.2 4.5 3.9 3.2 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図2-29 家であいさつをすること 36.2 38.1 44.0 48.8 50.3 42.5 41.8 39.1 37.0 36.1 16.5 15.5 13.1 11.4 10.8 4.8 4.6 3.7 2.8 2.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図2-30 近所の人や知り合いの人にあいさつ をすること 10.2 8.8 9.9 12.3 14.4 42.4 35.6 40.3 39.9 41.5 37.5 40.6 37.4 37.4 34.7 9.8 15.0 12.5 10.5 9.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図2-31 友達が悪いことをしていたら、やめ させること 10.3 11.8 15.3 16.4 16.9 28.6 28.0 31.6 31.8 30.9 35.5 33.8 32.2 32.2 32.0 25.7 26.4 20.9 19.6 20.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% H10 H17 H21 H24 H26 必ずしている だいたいしている あまりしていない していない 図2-32 バスや電車で体の不自由な人やお年寄 りに席をゆずること

(27)

25

③ 体験活動と道徳観・正義感の関係

(小4~6、中2、高2)

体験活動と道徳観・正義感の関係では、自然体験や生活体験、お手伝いといった

体験が豊富な者や、朝食をとる、あいさつをするといった生活習慣が身についてい

る者ほど道徳観・正義感が高くなる傾向がみられる。

48.2 33.1 23.0 16.0 12.1 30.4 34.9 34.5 31.0 25.8 18.5 27.4 35.1 42.4 40.7 2.4 3.7 5.8 7.7 13.2 0.5 0.9 1.5 2.8 8.2 (n=3193) (n=5155) (n=4374) (n=3994) (n=1227) ある ← 道徳観・正義感 → ない 多 い← 自 然 体 験→ 少 な い

図2-33 自然体験と道徳観・正義感の関係

57.8 37.0 18.5 6.8 5.0 28.3 37.0 35.4 20.1 15.2 12.7 23.6 38.8 50.3 43.6 0.9 2.1 5.7 16.9 19.3 0.3 0.4 1.6 5.9 16.8 (n=2708) (n=4847) (n=7938) (n=2028) (n=423) ある ← 道徳観・正義感 → ない 多 い← 生 活 体 験→ 少 な い

図2-34 生活体験と道徳観・正義感の関係

60.7 36.0 17.8 8.6 4.1 27.7 38.6 34.7 21.6 14.5 10.9 23.3 40.7 49.9 37.8 0.5 1.8 5.5 15.1 24.3 0.2 0.3 1.2 4.8 19.2 (n=2309) (n=5425) (n=7091) (n=2376) (n=741) ある ← 道徳観・正義感 → ない 多 い← お 手 伝 い→ 少 な い

図2-35 お手伝いと道徳観・正義感の関係

46.5 14.3 1.5 0.3 0.0 37.5 33.5 10.2 3.4 0.0 15.6 46.6 51.1 20.9 4.5 0.4 5.0 29.1 35.3 16.5 0.0 0.6 8.2 40.1 79.0 (n=8219) (n=7778) (n=1572) (n=345) (n=32) ある ← 道徳観・正義感 → ない い る← 生 活 習 慣 が→ い な い 身 に つ い て

図2-36 生活習慣と道徳観・正義感の関係

(28)

26

3.青少年の携帯電話・スマートフォンの使用と体験活動等の関係

(1)携帯電話・スマートフォンの所有や使用の実態

① 携帯電話・スマートフォンの所有

(小1~6○

、中2、高2)

携帯電話・スマートフォンを所有している割合は、学年が上がるにつれて高くな

り、中学2年生(53.9%)になると5割以上、高校2年生(95.5%)になると9割

以上が所有している。

② 世帯収入や子供の教育費(学校以外)と携帯電話・スマートフォンの所有の関係

(小1~6○

世帯収入や子供の教育費(学校以外)と携帯電話・スマートフォンの所有につい

ては、世帯収入や子供の教育費(学校以外)が多い家庭ほど、その子供が携帯電話・

スマートフォンを所有している割合が高くなる傾向がみられる。ただし、世帯収入

については、

「200 万円未満」の家庭も子供が携帯電話・スマートフォンを所有する

割合が高くなる傾向がみられる。

子供の教育費(学校以外):子供の教育費(学校以外)については、学校以外の教育にかける1か月あたりの平均 支出について質問している。 15.5 20.1 27.1 30.5 30.8 33.7 53.9 95.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生

図3-1 自分用として持っているもの

【携帯電話またはスマートフォン】

41.7 29.1 29.5 29.8 34.5 37.1 43.8 58.3 70.9 70.5 70.2 65.5 62.9 56.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 200万円未満(n=766) 200万円以上~400万円未満(n=2332) 400万円以上~600万円未満(n=3987) 600万円以上~800万円未満(n=2912) 800万円以上~1,000万円未満(n=1455) 1,000万円以上~1,200万円未満(n=684) 1,200万円以上(n=539) 持っている 持っていない

図3-2 世帯収入と携帯電話・スマートフォンの所有の関係

携帯電話・スマートフォンの所有 世 帯 収 入

(29)

27

③ 携帯電話・スマートフォンの利用時間

(小4~6、中2、高2)

携帯電話・スマートフォンの利用時間では、学年が上がるにつれて「3時間以上」

の割合が高くなり、高校生になると2時間以上利用している割合が5割を超えるよ

うになる。

注)携帯電話・スマートフォンを所有している子供を集計の対象としている。 28.5 25.8 30.4 40.1 48.4 57.1 71.5 74.2 69.6 59.9 51.6 42.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 支出はまったくない(n=2370) 1万円未満(n=5406) 1万円以上~2万円未満(n=4552) 2万円以上~3万円未満(n=1587) 3万円以上~5万円未満(n=882) 5万円以上(n=320) 持っている 持っていない

図3-3 子供の教育費(学校以外)と携帯電話・スマートフォンの所有の関係

携帯電話・スマートフォンの所有 子 供 の 教 育 費 ( 学 校 以 外 ) 2.4 4.0 7.1 21.4 36.0 2.7 4.0 6.5 12.3 21.9 5.6 8.3 10.5 15.0 25.4 34.5 35.9 33.6 18.7 13.3 53.3 47.1 41.4 31.2 2.5 1.6 0.7 0.9 1.4 0.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 3時間以上 3時間未満~2時間 2時間未満~1時間 1時間未満 全くない 不明

図3-4 一日の携帯電話・スマートフォンの利用時間(学年別)

(30)

28

(2)携帯電話・スマートフォンの使用の現状

(小4~6、中2、高2)

携帯電話・スマートフォンの使用について「よくある」「時々ある」と答えた者

の割合の合計をみると、「特にすることがない時、とりあえず携帯電話やスマート

フォンを操作している」(64.3%)が最も多く6割以上となっている。

また、携帯電話・スマートフォンの使用の現状を学年別にみると、「特にするこ

とがない時、とりあえず携帯電話やスマートフォンを操作している」や「食事中や

だんらん中でも携帯電話・スマートフォンが気になる」、

「会ったことのない人とメ

ールやSNSでのやりとりをする」については、学年が上がるにつれて「よくある」

「時々ある」と答えた割合の合計が高くなる傾向がみられる。

注)携帯電話・スマートフォンを所有している子供を集計の対象としている。

36.8

7.8

6.6

7.8

4.7

27.5

16.3

15.1

10.3

12.7

14.9

25.8

24.0

12.7

25.5

20.5

49.6

54.1

68.8

56.8

0.3

0.5

0.3

0.4

0.3

0% 20% 40% 60% 80% 100% 特にすることがない時、とりあえず携帯 電話やスマートフォンを操作している メールやSNSのメッセージがきたら すぐに返信しなければいけないと思う 食事中やだんらん中でも携帯電 話やスマートフォンが気になる 会ったことのない人とメール やSNSでのやりとりをする メールやSNSのメッセージを送った相 手からすぐに返信がないと不安になる

よくある

時々ある

ほとんどない

全くない

不明

図3-5 携帯電話・スマートフォンの使用の現状(各項目)

13.5 19.7 26.6 46.3 53.1 17.8 22.1 24.2 30.3 34.0 21.3 20.5 19.4 12.8 8.8 46.7 37.1 29.5 10.5 4.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 よくある 時々ある ほとんどない 全くない 不明 図3-6 特にすることがない時、とりあえず携帯電話・ スマートフォンを操作している 10.0 10.4 10.9 8.1 3.5 12.5 15.5 15.3 20.1 15.6 13.3 17.9 20.4 29.5 35.3 63.3 55.2 53.0 41.9 45.3 0.9 1.1 0.4 0.4 0.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学4年生 小学5年生 小学6年生 中学2年生 高校2年生 よくある 時々ある ほとんどない 全くない 不明 図3-7 メールやSNSのメッセージがきたらすぐに 返信しなければいけないと思う

参照

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