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Academic year: 2021

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(1)

横浜市における障害児支援

~地域療育センターでの取組を中心に

平成27年度 指定特定相談支援事業者及び指定障害児相談支援事業者研修会

(2)

1 地域療育センターの整備

○昭和59年4月 「障害児地域総合通園施設構想」

・就学前児童(0~6歳)、すべての障害を対象

・①相談・診断・評価、②指導・訓練、③地域サービス

の3つの機能をもつ

・人口50万人程度に1か所、市内6ブロックに設置

○昭和60年8月 「横浜市南部地域療育センター」開所

・構想に基づく第一号施設 (福)青い鳥に運営委託

・精神薄弱児通園施設「青い鳥愛児園」から発展

(3)

○現在の整備状況

施設名 所在地 担当区域 運営主体(指定管理者)※ 南部地域療育センター 磯子区 磯子区、 金沢区 (福)青い鳥 戸塚地域療育センター 戸塚区 戸塚区、 泉区 (福)横浜市リハビリテーション事業団 北部地域療育センター 都筑区 緑区、都筑区 (福)横浜市リハビリテーション事業団 中部地域療育センター 南区 西区、中区、南区 (福)青い鳥 西部地域療育センター 保土ケ谷区 保土ケ谷区、旭区、 瀬谷区 (福)横浜市リハビリテーション事業団 東部地域療育センター 神奈川区 鶴見区、神奈川区 (福)青い鳥 地域療育センターあおば 青葉区 青葉区 (福)十愛療育会 よこはま港南地域療育センター 港南区 港南区、栄区 (福)横浜市リハビリテーション事業団 横浜市総リハビリテーションセンター 港北区 港北区+全市対応 (福)横浜市リハビリテーション事業団 ※地域療育センターあおば、よこはま港南地域療育センターは民設民営

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2 設置目的

(1) 早期療育体制の整備 区福祉保健センター(保健所)の実施する乳幼児健康診査と連携 して、障害の早期発見・早期療育を行います。 (2) 専門的・総合的機能の整備 知的障害児及び肢体不自由児の通園施設のほかに診療部門を設け、 医師、理学療法士、作業療法士及び臨床心理士等の専門スタッフを 配置し、重度・重複障害に対しても専門的な評価・指導・訓練を各 スタッフの連携により総合的に行います。 (3) 地域の療育の拠点 担当地域の福祉保健センター・児童相談所との連携及び保育所・ 幼稚園・小学校・障害児地域訓練会への技術支援等を行うほか、障 害児の療育に関する相談窓口を設置し、地域の障害児療育の拠点施 設としての機能を果たします。

(5)

3 対象児童

(1) 障害種別 基本的には、すべての障害又はその疑いのある児童を対象としま すが、主な対象は知的障害、自閉症、言語障害(難聴を含む)、肢 体不自由、重症心身障害及び重複障害とします。 (2) 年齢 0歳から学齢前期(小学校期)までの児童を対象とします。 ↓ 以前は0歳から就学前までを対象としていましたが、平成13年度 から対象を拡大し、小学校期までの児童を利用の対象としています (ただし、通園施設については就学前までが対象)。

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4 導入施設

(1) 児童発達支援センター

(旧知的障害児通園施設)(定員50人)

(2) 医療型児童発達支援センター

(旧肢体不自由児通園施設)(定員40人)

(3) 診療所

(リハビリテーション科、児童精神科、

小児神経科及び耳鼻科等)

(7)

5 機能

(1) 相談・地域サービス部門 ア 障害児の療育に関する相談(外来相談・電話相談) イ 障害児通所支援等の給付に関する相談・調整 ウ センター卒園児の進路(保育所、学校等)に関する調整 エ 福祉保健センター乳幼児健康診査後の療育相談へのスタッフ派遣 オ 保育所・幼稚園・障害児地域訓練会への技術支援 (2) 診療部門[診療所] ア 障害児の医学的・心理的な診断・検査・評価 イ 運動発達障害児への訓練 ウ 精神発達障害児への心理指導 エ 言語障害児への言語訓練 オ 保護者に対する家庭内での訓練方法等の指導 (3) 通園部門[(医療型)児童発達支援センター、児童発達支援] ア 年齢、障害等に応じた弾力的なクラス編成 イ 年齢、障害状況等に応じた通園日数の設定 ウ 年齢、障害状況等に応じた通園方法(親子・単独)の設定

(8)

6 配置スタッフ

部 門 職 種 相談・地域サービス部門 ケースワーカー、保健師 診療部門 医師、看護師、理学療法士、作業療法士、 言語聴覚士、臨床心理士、臨床検査技師、 児童指導員、保育士 通園部門 児童指導員、保育士、臨床心理士、看護師、 理学療法士、作業療法士 管理部門 事務、栄養士 ※常勤の医師は、原則センター長1名 ※1センター56名~65名の常勤職員 ※その他、業務委託先の職員として調理員、通園バス運転手等が従事

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★療育センターの標準的な対応フロー

○谷間のない相談支援機能 ①利用申込みから速やかなインテーク面接を 実施 ・早期に保護者の不安解消を図り、子育てへ 見通し付け ・児童への対応についての助言から、家庭や 集団での生活における課題をできるだけ早期 に、かつ具体的に解決 ・区役所等関係機関からの情報を事前に確実 に収集し、療育プランの作成に反映 ・事前情報に基づき、診療への導入を円滑に 行う ②インテーク面接から療育、就学及び学齢期支 援に至るまでの相談を強化 ・地域療育センター各部門の評価やサービス 提供等に関する障害児相談支援(マネジメン ト)を実施 ・他の民間サービス利用を促進し、学校等と の連携を強化

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(12)

施設の内容1(中部地域療育センター)

施設外観 個別相談室

(13)

施設の内容2(中部地域療育センター)

通園部指導室 理学療法・作業療法訓練室

(14)

7 地域療育センターのこれから

・昭和59年に「障害児地域総合通園施設構想」を策定し、方面別に整 備してきた地域療育センターは、平成25年に全8か所に ・平成22年から知的に遅れのない発達障害児への集団療育の場として 児童発達支援(旧児童デイサービス)を開始、新たな機能を付加 平成24年の児童福祉法改正により、児童発達支援や障害児相談支援、 保育所等訪問支援が創設、新たな役割が求められるとともに、セン ターの利用児童数や支援の対象機関(保育所)が増加

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7 地域療育センターのこれから

(1) 児童福祉法の改正への対応 平成24年4月の児童福祉法改正により、新たに障害児相談支援や 保育所等訪問などの事業が創設され、地域療育センターが提供する サービスメニューが増加しました。また、児童発達支援や放課後等 デイサービスなど、障害児支援を行う事業所を増えていることに伴 い、地域の中核機関である地域療育センターに求められる役割も変 化しています。 児童発達 支援 鶴見 神奈川 西 中 南 港南 保土ケ谷 旭 磯子 合計 3 2 1 1 1 3 0 1 1 26 金沢 港北 緑 青葉 都筑 戸塚 栄 泉 瀬谷 1 2 1 3 4 1 1 0 0 放課後等 デイサービス 鶴見 神奈川 西 中 南 港南 保土ケ谷 旭 磯子 合計 5 3 4 2 6 9 7 1 2 74 金沢 港北 緑 青葉 都筑 戸塚 栄 泉 瀬谷 2 3 4 6 3 5 2 6 4 <参考資料> 児童発達支援及び放課後等デイサービスの区別事業所数 (平成26年9月1日現在)

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7 地域療育センターのこれから

(2) 利用児童数の増加への対応 地域療育センターの新規利用者数は、20年度に2,454人であった ものが、知的に遅れのない発達障害児の増加が顕著であり、25年度 にはよこはま港南地域療育セン ターの開所とも相まって、一気 に4,046人、約1.6倍となりま したが、今後も新規児童数が増 加していくことが予想されます。

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7 地域療育センターのこれから

(2) 利用児童数の増加への対応 地域療育センター新規利用者の推移 (単位:件) 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 伸び率 南部地域療育センター 455 515 497 489 557 465 102% 戸塚地域療育センター 381 391 410 459 525 487 128% 北部地域療育センター 296 332 349 404 397 470 159% 中部地域療育センター 318 290 281 352 384 390 123% 西部地域療育センター 345 373 402 412 462 531 154% 東部地域療育センター 393 485 386 512 578 541 138% 地域療育センターあおば 266 259 244 236 240 322 121% 小計 2,454 2,645 2,569 2,864 3,143 3,206 131% よこはま港南地域療育センター 840 - 合計 2,454 2,645 2,569 2,864 3,143 4,046 (165%) ※伸び率は 20 年度実績数に対する 25 年度実績数 ※25 年度のよこはま港南地域療育センターの新規利用者については、他の地域療育センター (主に南部・戸塚)からの移行分を含みます。

(18)

7 地域療育センターのこれから

(2) 利用児童数の増加への対応 ↑ 背景に知的障害の軽い児童の増加

(19)

7 地域療育センターのこれから

・昭和59年に「障害児地域総合通園施設構想」を策定し、方面別に整備してきた地域療 育センターは、平成25年に全8か所に ・平成22年から知的に遅れのない発達障害児への集団療育の場として児童発達支援(旧 児童デイサービス)を開始、新たな機能を付加 平成24年の児童福祉法改正により、児童発達支援や障害児相談支援、保育所等訪問支援 が創設、新たな役割が求められるとともに、センターの利用児童数や支援の対象機関 (保育所)が増加 全ての職種によるチームが相談機能を担う仕組みを地域療育セン ターが担う様々な支援の土台と位置づけ、診療機能とあいまって総合 的な支援を行う“横浜型の児童発達支援センター”を再構築し、次の 3つの支援を包括的に行う。 『発達への支援』:こどものもてる力を育み発達を支援 『家族への支援』:家族の気持ちに寄り添いつつ子育てを支援 『地域への支援』:障害のあるこどもの地域での育ちを支援

(20)

最後に

~おすすめの1冊

「自閉症スペクトラム」

ソフトバンク新書

著者の本田秀夫さんは、精神科医師で、 横浜市総合リハビリテーションセンター で20年にわたり、発達障害の臨床と研 究に従事されました。 自閉症スペクトラムについて、臨床に基 づき、わかりやすく解説しています。

ご清聴いただき

ありがとうございました。

参照

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