• 検索結果がありません。

2018 年 3 月 5 日 JICA ブータン事務所 ボランティア赴任前留意事項 青年海外協力隊 ( 長期 ) 青年海外協力隊 ( 短期 ) シニア海外ボランティア ( 長期 ) シニア海外ボランティア ( 短期 ) 日系社会青年ボランティア 日系社会シニア ボランティア 本資料に記載の情報は 作

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2018 年 3 月 5 日 JICA ブータン事務所 ボランティア赴任前留意事項 青年海外協力隊 ( 長期 ) 青年海外協力隊 ( 短期 ) シニア海外ボランティア ( 長期 ) シニア海外ボランティア ( 短期 ) 日系社会青年ボランティア 日系社会シニア ボランティア 本資料に記載の情報は 作"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ボランティア赴任前留意事項

■青年海外協力隊(長期)

□ 青年海外協力隊(短期)

■シニア海外ボランティア(長期)

□ シニア海外ボランティア(短期)

□ 日系社会青年ボランティア

□ 日系社会シニア・ボランティア

※本資料に記載の情報は、作成日現在のものであり、その後状況が変化している場合があります。 記載内容については正確を期していますが、万が一誤りがあった場合にはJICAは責任を負いか ねますのでご了承ください。 ※本資料はJICAボランティアを対象としたものであり、その他の方には該当しない情報も含ま れている可能性があることをご承知おきください。

(2)

目次

1. 携行荷物について (1) 赴任時に必ず持参するもの 2. 別送荷物について (1)アナカン・郵送等の利用について (2)通関情報について 3. 通信状況について (1)パソコンの普及状況(現地で購入可能なPCの機種・価格、プロバイダ、E-mail の 利用状況など) (2)固定電話、携帯電話の普及状況 4. 現金の持ち込み等について (1)現金持込にかかる注意 (2)両替状況 (3)赴任時に用意することが望ましい金額について 5. 治安状況について 6. 交通事情について 7. 医療事情について 8. 蚊帳について *マラリア・デング熱汚染地域のみ (1) 蚊帳の要否、現地での購入可能か否か 9. 問合わせ先 10. 運転免許証について (1)本邦、国際免許証の携行の要否 (2)現地運転免許の取得手続き 11. 車両の購入・輸送について(シニア海外ボランティア/日系社会シニア・ボランティア) (1)運転免許証について(本邦、国際免許証携行の要否) (2)現地運転免許の取得手続き 12. その他

(3)

1.携行荷物について (1)赴任時に必ず持参するもの ① 公用旅券、航空券(E-チケット)、現金(日本円で可) ②JICA「ボランティアハンドブック」 ③JICA ボランティアの派遣に関する「合意書」 ④表敬訪問や公式行事の際に着用するフォーマルな服装(スーツ・ブレザーで対応 可) 上記記載のもの以外では、当地において「必ず持参したほうが良いもの」は特にあ りません。品質や種類にこだわらなければ、ほぼ全てのものを買い揃えることが可 能です。下記記載事項を参考に必要と思われるものを各自、ご持参下さい。 なお、下記7.に記載あるとおり常備薬や医師から処方された薬等については、同 様のものをブータンで購入することは困難となりますので、適宜、必要な量を持参 願います。

a.

衣類 国土の大部分が山岳地帯であることから、冬季(11 月~2 月)は大変冷え込みま す。防寒用衣類(フリース、セーター、ジャケット等)は首都ティンプーに数店 ある登山用品店などでも購入可能ですが、品数や品質にバラつきがあります。心 配な方は事前に日本で購入し、持参(あるいは後日郵送)することをお勧めしま す。 夏季(6 月~8 月)は連日、雨が降り続くことがあります。3 月~5 月、また 9 月 ~10 月は過ごし易い季節となります。また、正装としてはスーツを持参するか、 ブータンの民族衣装であるゴ(男性用)/キラ(女性用)の着用となります。

b.

電気製品&調理器具 生活で使用する家電の殆どは当地で入手可能ですが、全てインドや中国などから の輸入製品であることから値段については若干高めに設定されています。そのた め、場合によっては本邦で購入し、持参することを考えても良いかもしれません。 (電圧は 230~240V/50Hz) 食器類については、柄や品質等に拘らなければ殆どの種類の食器や調理器具の購 入が可能です。ただし、日本特有の食器である箸や茶碗、また調理器具(木製の まな板、すり鉢、包丁など)は入手困難です。

c.

食品 米が主食であることから、ブータン特有の赤米やインド米、また日本米を購入す ることが可能です。日本米は首都ティンプーの食材店や日本米の産地であるパロ 市などで扱っています。 野菜や果物は季節に応じて現地産品や輸入品が市場に出回ります。価格の高騰や 極端な不足はほぼありません。野菜市場は週末のみ開催される場合が多く、平日 に商店や市場で購入できる野菜は限られています。肉や魚はインドから輸入して いるものが多く、気温が高くなる夏季や流通経路である道路が雨の影響等で通行 止めになった場合などには鮮度が落ちることがあります。首都ティンプーでは生 肉が市場からなくなる時期があるものの、冷凍肉は基本的に入手可能です。

(4)

しかし、地方での生鮮食料品の入手は困難です。特に肉類の入手は難しく、卵が 不定期に入手できる程度の任地もあります。ブータン南部のプンツォリンでは、 肉や野菜も首都ティンプーと同様に購入することが可能です。 なお、「肉なし月(仏教上で一切の殺生を禁止する時期)」には肉類の購入また国 外からの持ち込みができなくなるので、注意が必要です。 魚類に関しては、乾燥された干物のようなものを市場で購入できます。ただし、 日本人の嗜好にはあまり向いていないものが多く、邦人の間では缶詰のツナ缶や イワシ缶を利用することが一般的になっています。まれに肉屋でもインドからの 川魚が購入できますが、味および鮮度はあまり良くありません。ティンプーのス ーパー等では冷凍ものの魚やエビの入手が可能です。 基本調味料である塩、胡椒、砂糖、生姜、大蒜などはいつでも入手可能ですが、 日本製の醤油は首都ティンプーの限られた商店でしか扱っておらず、また割高で す。味噌やだし汁などの入手は殆ど不可能であるため、必要に応じて持参される ことをお勧めします。 ブータン料理に関することは旅行ガイドブック等にてご確認下さい。 2.別送荷物について (1)アナカン・郵送等の利用について ブータンへは航空便、EMS(国際スピード郵便)、DHL などで荷物を送ることができ ます。このうち、EMS は通常、3 日~1 週間程度(内容物や量にもよります)で JICA ブータン事務所に届きます。そのため、事務所では EMS の利用を薦めています。 ブータンまで EMS で送る場合、1 箱の重量限度は「20 キロ」以下で、1 回にまとめ て送る場合は、5 箱までとなりますのでご注意願います。また、発送中は手荒く扱 われるため、強度の弱いダンボールを使用すると途中で箱が破れ、中身が紛失する 可能性があります。引越し時に使用するダンボール等、なるべく頑丈なものを利用 することをお勧めします。輸送料金や箱のサイズ、送付可能な大きさ等の確認は最 寄りの郵便局または郵便局ホームページ等で確認願います。 なお、送付する際は必ず「段ボールのみ」をご使用願います。プラスティックの衣 装ケース等によるブータンへの送付は、当局により禁止されていますので、ご注意 下さい。没収等された場合、JICA 事務所では一切の責任を負いかねますので予めご 了承願います。 ※当局の指導により「ドローン」の持込み(手荷物含む)は出来ません。

重要

首都ティンプー等の比較的大きな都市や町では各家屋に「番地」が割り当てられて いますが、郵便配達機能がないため、郵便物は全て郵便局留めとなっています。そ のため、着任時の荷物等に関する送付先は下記 JICA Bhutan Office 宛に送付して 下さい。JICA 事務所では週に 2~3 回、現地ドライバーが郵便物を引き取りに行っ ています。

【送付状の宛名】

Mr. / Ms. 「ボランティア本人氏名」

C/O JICA Bhutan Office, P.O. BOX 217, Thimphu, Bhutan Tel. +975-2-322030 Fax. +975-2-323089

(5)

(2)通関情報について ブータン政府は、「タバコ」や「アルコール類」の国内持込に関して厳しい措置を実 施しています。制限量(1 人/タバコ 200 本、1 人/お酒 1ℓ)を遵守し、適宜、必 要な関税を支払うようにお願いします。手荷物としての無断持込、並びに郵送は決 して行わないようにお願いします。 また、「医薬品」についても上記同様に厳しい措置を取っています。特に、「医薬品 の郵送」については郵便局内での通関手続き時に没収される恐れがあるため、医薬 品の郵送は控えて下さい。常備薬や医者から処方された薬等については、着任時に 手荷物として持参するようお願いします。 伝票に書き方については、以下の日本郵便 URL をご参考下さい。 (参考 URL:http://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/ems.html) 3.通信状況について (1)パソコンの普及状況(現地で購入可能なPCの機種・価格、プロバイダ、E-mail の 利用状況など) ブータン・テレコム(国営の電話会社)や TashiCell(民間の電話会社)がインタ ーネットサービスの提供を実施しています。ブロードバンド:ADSL、モバイルデー こ こ の 合 計 金 額 が USD100 を超えない こと。

重要

また、ブータン政府から「免税措置」を受ける際の条件として、 ①「1 箱あたりの内容物合計金額がUSD100を越えないこと」、 同時に②全送付物の内容物合計金額がUSD1,000 を超えないこと」 と設定されています。 1 箱当たり USD100 を超える金額が記載されている場合、並びに送付物の合計金額 が USD1,000 を超える場合は、課税対象となり、ボランティア本人による税関出頭 および納税がなければ荷物の引き取りができない場合もありますのでご注意願い ます。

(6)

タ通信:3G、4G-LTE(地域限定)、Wi-Fi 等での接続が可能です。利用できる町や料 金体系、対応する周波数(バンド)等については、各社ホームページから確認願い ます。

(参照 URL:http://www.bt.bt/ 及び http://www.tashicell.com/ )

※SIM フリー(SIM ロック解除済)のスマートフォン、ポケット WiFi や USB モデム を所有している場合には、ご持参されることをお勧めします。 なお、首都ティンプーやパロ市、南部のプンツォリン以外の地方都市では、通信速 度が遅く、接続が不安定になる場合が多くあります。 JICA 事務所とボランティア間の連絡手段は、E メールを利用する場合が多く、活動 報告書とその添付資料の提出や各種申請/届出など、パソコンやインターネットを利 用することが恒常的に見込まれるため、日本からノートパソコン(外付/内蔵 CD ド ライブ付/MS-Office インストール済)を持参されることをお勧めします。また、都 市部においては、インターネットカフェをいくつか見つけることができますが、地 方によってはそのようなサービスを得ることは困難な状況です。 なお、ボランティア連絡所ならびに、JICA ブータン事務所にはボランティア用のコ ンピュータが設置されており、これを利用することも可能です。 (2)固定電話、携帯電話の普及状況 ボランティアが派遣されている全ての任地(配属先)では、固定電話並びに携帯電 話の利用が可能です。JICA ブータン事務所では緊急連絡のために携帯電話をボラン ティア全員に貸与しています。日本の携帯電話も海外ローミングサービスを利用(au など、一部を除く)することでブータン国内でも使用可能ですが、その利用料金は 高額です。(特に、データ通信の利用は要注意) なお、JICA 事務所では衛星携帯電話を数台保有しており、地方出張やトレッキング 等で長期間携帯電話による連絡が取り難い状態になる際には貸出しを行っています。 詳しい生活事情については、以下の JICA ホームページより、「ブータン」の項も合 わせて参照して下さい。 (参考 URL:http://www.jica.go.jp/seikatsu/asia.html) 4.現金の持ち込み等について (1)現金持込にかかる注意 ブータン銀行へのドル現金ならびに円現金の預け入れが不可能であるため、ボラン ティア自身の手元で保管、管理することになります。任期中、自身の手元に現金を 留めておくことで発生するリスクを考えた上で持参されるようお願い致します。 ブータン着任後、直ぐにブータン銀行のドル口座を開設します。この個人口座に現 地生活費等が初回送金として振り込まれます。

(7)

(2)両替状況 首都ティンプーにある銀行でドル現金からニュルタム、円現金からニュルタムへの 換金が可能です。しかし、円 T/C(トラベラーズチェック)からの換金はできませ ん。ドル T/C からの換金は可能です。ドル T/C はドル現金よりも多少換金率が悪い ですが、盗難時等において再発行が可能なため、安全性は高いと言えます。要すれ ば、T/C と現金の 2 種類でご持参されても良いかもしれません。 (なお、現在、T/C の日本国内における販売は行われていません。) (3)赴任時に用意することが望ましい金額について ブータン到着時に日本円で 3~5 万円程度を空港にある銀行で両替します。その後は、 適宜、市内にある銀行で必要に応じて両替可能です。 着任後、生活用品等の購入を考えているボランティアは必要に応じ適宜、現金の両 替をボランティア自身で行うことになります。 なお、持参する金額については、上記注意事項を再度確認の上、自己責任にて対応 願います。事務所での保管・管理等は一切行っておりません。 なお、100 万円相当額以上の現金等を日本国外に持ち出す場合は、日本の税関申告 が必要です。 私事目的任国外旅行の際のホテル予約は、各自で行います。予約の際、ホテルや予 約サイト等によっては「クレジットカード番号情報」が必要となる場合があります ので、赴任前にカードの有効期限を確認すると共に、持参されることをお勧めしま す。 なお、ブータン国内でクレジットカードが使用できる店舗は、一部の高級ホテルを 除き殆どありません。 5.治安状況について 2003 年 12 月、インド国境付近の南部ゲリラ問題が発生した際、ブータン政府が武力 による掃討作戦を実施し、地方にいる全 JICA 関係者が一時的に首都ティンプーに退避 しました。その後、2004 年 2 月の戦闘終結により、一部南部国境地域を除いて戦闘開 始前と同様に平穏な状態に戻ったため、地方の JICA 関係者も全員任地に戻りました。 しかしながら、2015 年頃まで南部のインド国境地域で誘拐事件が多発するなどの状況 があり、JICA 関係者の立ち入りを禁止及び制限している地域があります。活動上の業

重要

ブータン銀行の個人口座からドル現金を引き出す場合、以下の制限がありますので ご留意下さい。 ①ブータン国外に渡航する場合のみ引き出し可能(任国外旅行時や一時帰国時) ②1 回の出国につき、「USD3,000/1 名」のみ ③パスポート(コピー可)と航空券(コピー可)の提示が必要

(8)

務出張の必要性が生じた場合は、事務所長に事前に申請し、承認の可否を検討した上で 実施されなければなりません。 銃器の使用は違法です。JICA ボランティアを巻き込んだ銃器犯罪はこれまでのところ 発生していませんが、最近は若年層の失業問題やアルコール、薬物問題と絡む犯罪も増 えて来ており、首都ティンプーの治安は悪化しています。そのため、夜間の徒歩での移 動は避けると共に、住居防犯にも注意が必要となります。 特に、最近では「空き巣」、「窃盗(引ったくり)」の被害に遭うボランティアも増えて います。事務所も全関係者の住居防犯について対策をこれまで以上に強化しているとこ ろですが、各ボランティアが防犯に対する高い意識を持つことが重要です。任地赴任時 には玄関や寝室のカギを無料で貸出ししていますが、日本からより頑丈な南京錠等を 2 ~3 個持参することもお勧めします。強度が高い小さめの南京錠やワイヤー錠を持参す ると任国内外旅行中等での所持品管理等にも効果的です。 6.交通事情について 近年、首都の交通量が急激に増加しており、交通ルールの遵守が徹底されていません。 さらに交通マナーもよくないことから、普段から十分な注意が必要です。 地方への移動は、カーブが多い、切り立った崖沿いの道を何時間も移動することになる ため、ひとたび事故が起きれば重大なものになる可能性が高まります。また雨季は土砂 崩れ、冬季は路面の凍結などの危険があるため、長時間に亘る車輌での移動時には、乗 車する車輌の状態を確認し、十分な事前準備を行う必要があります。 単車の貸与は認められていません。現在、JICA 事務所が貸与している自転車(マウン テンバイク)利用者は 1 名です。SV の中には車輌を保有している方もいますが、安全 への配慮から休暇などでの長距離移動はなるべく避けると共に、夜間移動や不要・不急 の車輌運転も避けるように周知しています。 なお、車輌購入の場合はブータン国内の販売代理店または隣国インドから「新車」を輸 入することとなります。基本的に、中古車販売は行われていません。国内に在庫がある 車輌は比較的早く購入できますが、インドから輸入する必要がある場合は手続き等に 2 ~3 か月程度必要となります。 7.医療事情について 各県庁所在地には病院があり、基礎的な検査・治療は可能です。県庁所在地以外でも 主要町村には BHU(Basic Health Unit)と呼ばれる診療所があり、軽度な傷病は対応 可能です。首都ティンプーには国内最大の総合病院があり、一通りの検査・治療は問題 なく実施可能ですが、手術を伴うような傷病の場合は、国内での治療は難しく、隣国イ ンドやタイへの移送が必要となります。ブータンには外国人や高所得者向けの病院はあ りません。 JICA 関係者の主な傷病は、風邪・虫刺され・犬咬傷・下痢・歯痛などです。自宅やホ テル等でノミ、ダニ、南京虫などの病害虫の被害が頻繁にあるため、鎮痒剤(PVA 配合 のものがよく効く)、ダニ除けシートなどを持参することをお勧めします。ブータン国 内での医薬品の購入は種類が限られるため、普段から内服している薬、アレルギー薬、

(9)

胃腸薬、整腸剤、車酔い止め薬等については予め準備、持参することをお勧めします。 なお、その場合は、EMS 等での郵送は控え、着任時に必ず持参するようお願いします。 歯科は首都ティンプーや地方の病院にもありますが、設備、衛生面が十分ではないので、 治療、チェックは赴任前に済ませておくことが重要です。 ※「腸チフス」のワクチンについて、当国でのワクチン入手が困難であることから、SV 並びに随伴家族の方は、赴任前の接種をお勧めします。 8.蚊帳について ※マラリア・デング熱汚染地域のみ (1)蚊帳の要否、現地での購入可能か否か ブータン南部のプンツォリンに派遣予定の場合は、蚊帳の利用を薦めています。任 地赴任前に事務所で無料配布しています。プンツォリン病院でも無料で配布してい るため、任地到着後に病院で入手可能です。 それ以外の任地については、基本的に蚊帳の必要はありませんが、必要なボランテ ィアには事務所で無料配布可能です。 9.問合わせ先 任国での活動に関する質問は、以下のブータン事務所代表アドレス宛にメールでお問い 合せください。 ※長期ボランティアの方は、お問い合わせは派遣前訓練が開始してから行ってください。 ※活動に関わる内容以外の質問はお控えください。 ブータン事務所代表アドレス:bt_oso_rep@jica.go.jp 10.運転免許証について(青年海外協力隊/日系社会青年ボランティア) ※単車貸与者、自動車関連職種の派遣者のみ対象 (1) 本邦、国際免許証の携行の要否 必要ありません。(自動車整備隊員については、下記 SV の項参照し、持参願います。) 11.車両の購入・輸送について(シニア海外ボランティア/日系社会シニア・ボランティア) (1)運転免許証について(本邦、国際免許証携行の要否) ブータン国内で車輌の運転を希望する方は、日本の運転免許証からの書き換え手続 きが必要となりますので、忘れずに持参願います。 なお、ブータンはジュネーブ条約に調印していないため、国際運転免許証による車 輌の運転が認められていません。そのため、国際運転免許証の取得は不要ですが、 必ず日本で発行された任期中に失効しない運転免許証を持参下さい。 (2)現地運転免許の取得手続き 車輌を運転する際に必要なブータンの運転免許証取得手続きは、日本で発行された 有効な運転免許証の提出を受けて、事務所が代行します。 12.その他 「在留届を記入する際の情報確認について」 ブータン着任後、直ちに「在留届(インターネットからの申請になります)」を提出 し、海外に居住していることを在インド日本国大使館に報告します。在留届を記入

(10)

する際には以下 2 点の情報が必要となりますので、必ず控えてくるよう願います。 ①本籍地住所(番地まで) ②日本国内の連絡先(住所と電話番号) 「住居状況について」 首都ティンプーならびに地方都市、共に人口の増加や物件数の絶対的不足のため、 住居選択の範囲は限られています。

a.

「一般住宅」 SV が居住することになる住居は、基本的には家具付きのアパートが多く、間取りは 寝室 2~3 室、居間、台所、バス・トイレ付きが標準タイプです。駐車場は各住宅に 付随している場合が多く、首都ティンプーやパロでの駐車場を含む 1 か月の家賃相 場はUSD350~USD450程度です。 見た目は良くても造り自体が雑なため、窓やドアには隙間が多く見られます。補修 用に日本からスポンジ付きテープなどを持参すると重宝します。 また、夏季にはダニやノミなどの害虫が発生するため、防虫剤・殺虫剤が必要にな る場合があります。 JV 用の住居は各配属先が準備します。

b.

「ホテル」 首都ティンプーや国際空港があるパロでは、旅行シーズンを除き、およそ 1 泊 USD25 ~USD50 で宿泊可能です。単身赴任で活動中の SV の中には、キッチン付きホテルを 長期契約し、住居として利用している方もいます。ただし、キッチン付きホテルの 数に限りがあることを予めご承知置き願います。

c.

「トレッキング」 ブータンに長期滞在する外国人の中国国境付近でのトレッキング(スノーマンルー ト、ジョモラリルート等)については、2018 年現在、ブータン政府により「禁止」 されています。 予めご承知おき願います。

d.

「家族随伴」を予定している SV の方へ 「幸せの国ブータン」と呼ばれている国ではありますが、インド人を除く外国人は ほとんど住んでいないことから、外国人が長期に渡り居住するにはとても不便な国 です。娯楽はほとんどなく、アジア諸国と比較して生活物資や医療も限られます。 地方においては、JICA 関係者の随伴家族はほぼ皆無であり、日本人同士の集まりも 非常に限られます。このような環境であることを随伴家族ともご理解の上、赴任に 望んで下さい。 以上

参照

関連したドキュメント

「系統情報の公開」に関する留意事項

(7)

加藤 由起夫 日本内航海運組合総連合会 理事長 理事 田渕 訓生 日本内航海運組合総連合会 (田渕海運株社長) 会長 山﨑 潤一 (一社)日本旅客船協会

継続企業の前提に関する注記に記載されているとおり、会社は、×年4月1日から×年3月 31

(公財) 日本修学旅行協会 (公社) 日本青年会議所 (公社) 日本観光振興協会 (公社) 日本環境教育フォーラム

2019年 8月 9日 タイ王国内の日系企業へエネルギーサービス事業を展開することを目的とした、初の 海外現地法人「TEPCO Energy

日本遠洋施網漁業協同組合、日本かつお・まぐろ漁業協同組合、 (公 財)日本海事広報協会、 (公社)日本海難防止協会、

●協力 :国民の祝日「海の日」海事関係団体連絡会、各地方小型船安全協会、日本