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4) 眼 裂 瞳 孔 対 光 反 射 動 眼 神 経 ペンライト 患 者 の 前 方 を 手 で 示 して しばらく 前 方 を 見 ていてください 眼 けん 下 垂 ありません 眼 裂 と 瞳 孔 は 正 常 で 左 右 差 はありません ( 縮 瞳 散 瞳 なし) ペンライトを 見 せながら 空

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(1)

頭頸部診察(A・F・K・P)

1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから頭と首を診察します。」 2)頭部・顔面の診察 「いまから頭と顔を診察します。」 いろいろ見たふり。 「頭を触ります。失礼します。」 頭皮を見たり、触ったりする。 3)眼の診察 「今から目の診察をします。(眼鏡を外してください)」 まず見たふり。横からも見る。(眼球突出ありません。) 「次にまぶたをさわります。」 手をすりあわせて温める。 「冷たくありませんか?」 眼けん結膜の観察 以下、『神経診察』の眼と同じ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2)視野の診察 ※自分も目を隠す 「これから目が見える範囲を調べます。右手で右目をおおってください。」 「左目で私の目をじっと見ていてください。」 自分の左目を左手でかくす。 「私が指をこのように動かしますから、動いたのが見えたらどの方向か、指で差してください。」 右手の指で、右上・右下・左上・左下の4か所で調べる。 「今度は左目をかくしてください。先ほどと同じように見えたら指さしてください。」 自分の右目を右目でかくし、左手の指で、右上・右下・左上・左下の4か所で調べる。 「はい、ありがとうございます。 視野に異常はありません。」 3)眼球運動・眼振の観察 動眼神経 ※指を十字に動かす 「目の動き方を調べます。」 患者の前、50cmあたりに自分の右手人差し指をおく。 「顔を動かさずに、この指を目でおってください。」 指はゆっくり、左右・上下に動かす。端では一度動きを止める。眼振を確認する。 「2本に見えたりしませんか?」

(2)

4)眼裂・瞳孔 対光反射 動眼神経 ペンライト 患者の前方を手で示して、「しばらく前方を見ていてください。」 「眼けん下垂ありません。眼裂と瞳孔は正常で左右差はありません。(縮瞳・散瞳なし)」 ペンライトを見せながら、空いた手で患者の頭部を支える。 「目に光を入れます。少しまぶしいですが、我慢してください。」 左目の外側からペンライトを動かして光をすばやく瞳孔に入れる。 「次に右目に光を入れます。」 右目の外側からペンライトを動かして光をすばやく瞳孔に入れる。 「対光反射、正常です。」 5)眼底の診察 眼底鏡を見せながら、「目の奥を見る検査をします。」 省略 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4)耳の診察 2種類 ・耳の観察 『神経診察』の耳と同じ 聴力 「いまから耳のきこえの検査をします。」 「私が耳の横で指をこすって音を出します。目を閉じてください。」 指を自分の耳の横でこすって音を出す。聞きとれるギリギリの距離を確認する。 その距離で患者の耳の横で指こすりを左右片方ずつ行う。 「どちらから聞こえますか?」 ・耳鏡を用いた検査 省略 5)鼻・副鼻腔の診察 鼻の全体の視診 さわる 両手で2回、4か所。前頭洞と上顎洞 たたく 人差し指で直接、片手で4回、4か所。前頭洞と上顎洞

(3)

6)口の診察 口の周りの視診 口を開けて歯を見る 舌圧子を使って歯肉を見る。右上・左上・左下・右下 ほほの粘膜を見る。 舌を見る おさえずに見る 上面・右・左 舌を上げる 舌の下部・下あご 上あご 頭を少し後ろにしてもらって見る。=硬口蓋 のどを見る 「あー」と言ってもらう。3か所見る。 「はい、結構です。」 舌圧子を『感染』の方のゴミ箱に捨てる。紙袋は『非感染』でいい(はず)。 7)唾液腺の診察 耳下腺をさわる。 3本指で。 耳の前、鼻の高さ 両手で。 顎下腺をさわる。 3本指で。 あご横、顎のライン沿い 口の高さ 両手で。 8)リンパ節の診察 片方ずつ行う。 後頭部真ん中→耳後ろ→耳前 少し下を向いてもらう。 耳前から下に下がって、耳下→前に動いてあごライン→オトガイ 逆側も触診 後頭部下方右側、 後頭部下方左側、 右の胸鎖乳突筋(浅い)、円を描くように 左の胸鎖乳突筋(浅い)、円を描くように 首を左に傾けてもらって左の胸鎖乳突筋(深い)、上から下へ3か所ぐらいつまむように 首を右に傾けてもらって右の胸鎖乳突筋(深い)、上から下へ3か所ぐらいつまむように 右の鎖骨上窩、 左の鎖骨上窩、 「はい、結構です。」 9)甲状腺の診察 視診 唾をのみ込んでもらう 触診 峡部 輪状軟骨の下をさわる 葉部 片手で気管をおさえて、反対の手で斜め上にすべらせるようにさわる 最後は、両手で葉部をさわりながら、つばを飲み込んでもらう。

(4)

胸部診察・バイタルサイン(B・G・L・Q)

上肢の脈拍・血圧測定 1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから脈拍をはかります。」 2)脈拍 「リラックスしてください」 両側の頭骨動脈に自分の人差し指・中指・薬指をあてる。 「不整、緊張、左右差はありません。」 片方の腕で脈拍数を数える。15秒数えて4倍する。「脈拍は毎分○回です。」※30秒は「呼吸数」 3)血圧測定の準備(水銀計のストッパーを下げる) 「これから血圧を測りますので、ここに○手を置いてリラックスしてください」 上腕の高さを心臓の高さとなるようセット 十分に上腕を露出、肘が曲がらないようにする。 上腕動脈を触診して位置を同定する。 マンシェットのゴム嚢の中央が上腕動脈の真上にくるようにセット。下端と肘窩は約2cm空ける。 「きつくありませんか?」 4)触診での収縮期血圧(高い方)の測定 橈骨動脈(手首の親指側)を触れて脈を感じる。 圧力を70mmHg まで急上昇させる。 その後は10mmHg ずつ上げる。 橈骨動脈の脈が触れなくなった圧力からさらに20~30mmHg 上まで急速に上げる。 そこから1秒間に2mmHg ずつ圧力を下げていく。 脈が触れ始めた圧力値を『収縮期血圧』とする。 収縮期血圧がわかったら、ネジを全開にして圧力を急速に下げる。 5)聴診で血圧測定(高い方も低い方も)※2回測らなくて良い。 聴診器を耳にセットする。 チェストピースを上腕動脈の上に置く。 さっき測定した収縮期血圧の20~30mmHg 上まで圧力を一気に上げる。 そこから1秒間に2mmHg ずつ圧力を下げていく。 コロトコフ音が聞こえたらそこを『収縮期血圧』とする。 1秒間に2mmHg ずつ圧力を下げるのを続行する。 コロトコフ音が聞こえなくなったらそこを『拡張期血圧』とする。 ただし、あと10mmHg はそのままのペースで下げて、もう1度音が聞こえることがないのを確認する。 それ以後はネジを全開にして圧力を急速に下げる。 「収縮期血圧は○ミリメートル水銀柱、拡張期血圧は○ミリメートル水銀柱です。」

(5)

肺、前面の診察 (

左右は自分から見て

) 1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから肺の診察をします。」 2)胸の視診 「まず胸を拝見します。」 「胸骨角、剣状突起(指さし)」 皮膚の様子を見る。 「皮疹、着色斑、手術痕などはありません。」 「胸かくの形状は、変形、左右差などはありません。」 3)呼吸数の測定・呼吸時の様子 「呼吸数を30秒間測定します。普段通りに呼吸してください。」 30秒間、呼吸を計測、腹式・速さ等を見る。 計測値を2倍する。 「呼吸数は○○です。」 「呼吸の型・リズム・深さ・速さに異常はありません。」 「呼吸時の胸壁運動の左右差はありません。」 「鎖骨上窩、肋間の吸気時の『かんおう』はありません。」 4)胸の打診 「次は胸の打診を行います。手が冷たい場合は言ってください。」 両手をすり合わせて温める。 「胸を軽くたたきます。」 肺尖・側胸部・胸郭下端を含む8か所を、左右交互に上から下へ打診していく。 「左右差はありません。打診音は正常です。」 5)胸の聴診 「次は胸の聴診を行います。聴診器が冷たい場合は言ってください。」 聴診器を手のひらで包んで温める。 「今から肺の音を聞きます。(私の)合図に合わせて深呼吸してください。」 鎖骨にあたらないように、左の鎖骨のかなり上の部分に聴診器をあてて、 「はい、吸って~ 吐いて~ 」 右へ聴診器を移動。 「はい、吸って~ 吐いて~ 」 合計8か所で繰り返す。 「呼吸音は正常です。」 「以上で診察は終わりです。ありがとうございました。」

(6)

肺、背部の診察 (

左右は自分から見て

) 1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから背中の診察をします。後ろを向いてください。」 2)背中の視診 「まず背中の表面を拝見します。」

「第7頸椎隆つい(棘突起)、肩甲骨かかく(声・指さし)

皮膚の様子を見る。 「皮疹、着色斑、手術痕などはありません。」 「胸かくの形状、変形、左右差などに異常はありません。」 3)背中の打診・肺底部の確認 「次は背中の打診を行います。手が冷たい場合は言ってください。」 両手をすり合わせて温める。 「背中を軽くたたきます。」 8か所を、左右交互に上から下へ打診していく。前部と比べてより下部まで行う。 「左右差はありません。打診音は正常です。」 「肺底部の確認をします。」 左の肩甲骨の真ん中あたりから縦に、下へ打診していく。 「確認しました。 次に右側をたたきます。」 右の肩甲骨の真ん中あたりから縦に、下へ打診していく。 「確認しました。」「はい、結構です、楽にしてください。」 4)背中の聴診 「次は聴診を行います。聴診器が冷たい場合は言ってください。」 聴診器を手のひらで包んで温める。 「今から肺の音を聞きます。私の合図に合わせて深呼吸してください。」 左の肩甲骨のあたりに聴診器をあてて、 「はい、吸って~ 吐いて~ 」 合計8か所で繰り返す。 「呼吸音は正常です。」「はい、結構です、楽にしてください。」 5)背骨の打診 「次にこのハンマーを使って、このように背骨を軽くたたきます。」 「痛いときはおっしゃってください。」 隆ついより下の部分に指をあてて、指の上をハンマーでたたく。 下へ下がっていき、6か所ぐらい叩く。 「異常ありません。」「はい、結構です、楽にしてください。」 「では、前を向いてください。診察は以上で終わりです。服を着ていただいて結構です。 ありがとうございました。」

(7)

胸部、心臓の診察 (

左右は自分から見て

) 1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから心臓の診察をします。」 2)心臓の視診 「まず心臓の拍動を確認します。」 「心せん拍動、胸へき拍動ともにみられません。」 3)心臓の触診 「今度は心臓の位置などを手で確認します。手が冷たい場合は言ってください。」 両手をすり合わせて温める。 右側の乳首の下あたりを右手で包み込むようにさわる。1か所 ※「心せん拍動は・・・」 右掌の近位部で、胸骨の左3~4・右 3~4・下をさわる。3か所 ※「異常ありません。」 右掌の遠位部で、胸骨の左2・右 2・右4~5・心せん部をさわる。4か所 ※「異常ありません。」 4)心臓の聴診 「次は聴診を行います。聴診器が冷たい場合は言ってください。」 聴診器を手のひらで包んで温める。 「今から心臓の音を聞きます。」 胸骨の左2・右 2・右4~5・心せん部に聴診器をあてる。4か所 心せん部は、ベル型で再度あてて音をきく。 ※「心音は正常です。」 「心臓の診察はこれで終わりです。服を着ていただいて結構です。ありがとうございました。」

(8)

頸部血管の診察 1)導入 「次に首の血管をみます」 2)外頸静脈の視診 左右の外頸静脈を確認する。 「左右ともに外頸静脈の怒張はみられません。」 3)頸動脈の聴診 「続いて、聴診器で音を確認します。聴診器が冷たい場合は言ってください。」 聴診器を手のひらで包んで温める。 胸鎖乳突筋の前方、下顎角直下約2cmのところに聴診器をあてる。 反対側にもあてる。 「頸動脈に雑音はありません。」 4)頸動脈の触診 「今度は首の動脈をさわります。手が冷たい場合は言ってください。」 両手をすり合わせて温める。 片方ずつ、人差し指と中指で、甲状軟骨の高さの部分をさわる。 「次は反対側をさわります。」 「異常ありません。」 「首の血管の診察はこれでおわります。服を着ていただいて結構です。ありがとうございました。」

(9)

腹部診察(C・H・M・R)

1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから腹部の診察をするので、こちらのベッドにあお向けに寝てください。」 「シャツを上げて、おなかを広く出して、ズボンを腰ぼねあたりまで下げてください。」 上前腸骨棘が見えるあたりまで露出する。タオルで下半身をおおう。ズボンの中にタオルを折り込む。 2)腹部の視診 「まずおなかの表面の診察をします。おなかの痛いところがあれば教えてください。」 上方・側方からくまなく観察する。 「腹部は平たんです。」 「皮膚は皮疹・

着色斑

・手術瘢痕・静脈怒張などは見られません。」 3)腹部の聴診(腸蠕動音・大動脈音) 「次は聴診器を使っておなかの音を聞きます。聴診器が冷たい場合は言ってください。」 聴診器を手のひらで包んで温める。 腹壁の1~2か所で30秒ほど『腸ぜんどう音』を聞く。 ※「異常ありません。」 真ん中、へその上あたりに、少し強く聴診器をあてて『大動脈音』を聞く。(場所と時間がポイント) 「痛くありませんか?」「異常ありません。」 4)腹部の打診 「次はおなかの打診を行います。手が冷たい場合は言ってください。」 両手をすり合わせて手を温める。 腹部の9か所を、腹痛のある場所を最後にして、患者の顔色を見ながら、順に打診していく。 「痛くありませんか?」「打診音は正常です。」 肝臓の位置を打診で把握する。 乳首より上からはじめて「上界」を、下からはじめて「下界」を見つけて、 「肝臓は、こことここの間です。」 トラウベ三角を前から後ろへ3列、打診していく。 「トラウベ三角の打診はコ音です。」

(10)

5)腹部の触診 9か所(浅く) 「今度はおなかをさわって診察します。手が冷たい場合は言ってください。」 両手をすり合わせて温める。 腹部の9か所を、腹痛のある場所を最後にして、患者の顔色を見ながら、順に「浅くなでる」。 「痛くありませんか?」 9か所(深く) 「次にもう少し強くさわります。」 腹部の9か所を、腹痛のある場所を最後にして、患者の顔色を見ながら、順に「深く押し込む」。 「痛くありませんか?」 肝臓のチェック 「次に肝臓をさわって調べます。膝を軽く曲げてリラックスしてください。」 「私の合図に合わせておなかで呼吸してください。 はい、吸って~ 吐いて~ 」 右手を季肋部にあてて、呼吸と一緒に右手を上下する。 3度目の吸気の時に右手を上げずに押し込む感じにする。 「肝臓の腫大は見られません。」 脾臓のチェック 「次に脾臓をさわって調べます。身体をこちら向きに横になってください。」 左手を患者の背中側に、右手の親指を季肋部にあてる感じで右手全体を体に垂直にあてる。 「私の合図に合わせておなかで呼吸してください。 はい、吸って~ 吐いて~ 」 3度目の吸気の時に右手親指を上げずに押し込む感じにする。 「脾臓はふれませんでした。」 「腹部の診察はこれで終わります。服を着ていただいて結構です。」

(11)

神経診察(D・I・N・S)

脳神経の診察 (各神経のチェック)10項目 1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから神経の診察をします。こちらに座って楽にしてください。」 2)視野の診察 ※自分も目を隠す 「これから目が見える範囲を調べます。右手で右目をおおってください。」 「左目で私の目をじっと見ていてください。」 自分の左目を左手でかくす。 「私が指をこのように動かしますから、動いたのが見えたらどの方向か、指で差してください。」 右手の指で、右上・右下・左上・左下の4か所で調べる。 「今度は左目をかくしてください。先ほどと同じように見えたら指さしてください。」 自分の右目を右目でかくし、左手の指で、右上・右下・左上・左下の4か所で調べる。 「はい、ありがとうございます。 視野に異常はありません。」 3)眼球運動・眼振の観察 動眼神経 ※指を十字に動かす 「目の動き方を調べます。」 患者の前、50cmあたりに自分の右手人差し指をおく。 「顔を動かさずに、この指を目でおってください。」 指はゆっくり、左右・上下に動かす。端では一度動きを止める。眼振を確認する。 「2本に見えたりしませんか?」 「はい、ありがとうございます。複視・眼振はありません。」 4)眼裂・瞳孔 対光反射 動眼神経 患者の前方を手で示して、「しばらく前方を見ていてください。」 「

眼けん下垂ありません。

眼裂と瞳孔は正常で左右差はありません。(縮瞳・散瞳なし)」 ペンライトを見せながら、空いた手で患者の頭部を支える。 「目に光を入れます。少しまぶしいですが、我慢してください。」 左目の外側からペンライトを動かして光をすばやく瞳孔に入れる。 「次に右目に光を入れます。」 右目の外側からペンライトを動かして光をすばやく瞳孔に入れる。 「対光反射、正常です。」

(12)

5)眼底の診察 眼底鏡を見せながら、「目の奥を見る検査をします。」 省略 6)顔面の感覚の診察 患者にティッシュペーパーを見せる。 「ティッシュで顔の感覚を調べます。 両目を閉じてください。」 額・頬・顎の左右をティッシュで触れる。 「触れているのはわかりますか? 右と左の感覚は同じですか?」 「今度は、つまようじで顔の痛みの感覚を調べます。よろしいですか?また目を閉じてください。」 同様に、額・頬・顎の左右をつまようじで軽く刺す。 「痛みを感じますか? 右と左の感覚は同じですか?」 7)

顔面筋の筋力の診察

「顔の筋肉を調べます。 このように上を見てひたいにしわを寄せてください。」 「はい、結構です。」 「つぎに、ぎゅっと目を閉じてください。」 「まつげ兆候ありません。 はい、目を開けてください。」 「口をいーっと、このようにしてみてください。」 「

口角の変位

ありません。

鼻しんこう

の左右差ありません。」 「はい、結構です。」 8)聴力 「いまから耳のきこえの検査をします。」 「私が耳の横で指をこすって音を出します。目を閉じてください。」 指を自分の耳の横でこすって音を出す。聞きとれるギリギリの距離を確認する。 その距離で患者の耳の横で指こすりを左右片方ずつ行う。 「どちらから聞こえますか?」 9)軟口蓋・咽頭後壁の動き 舌咽神経 「口の診察をします。」 「口を大きく開けて、『あー』と言ってください。」 舌圧子やペンライトを使用。 「軟口蓋正常です。左右差ありません。咽頭後壁に異常ありません。」 舌圧子は感染性廃棄物のゴミ箱へ。

(13)

10)舌の観察 舌下神経 「続けて舌の診察をします。」 「口を大きく開けてしばらくそのままにしていてください。」 「

舌の委縮などはありません。

」 「では、下をまっすぐ前に出してください。」 「

舌の偏位はありません。

」 11)胸鎖乳突筋の診察 副神経 「首の筋肉を調べます。」 「まず右を向いてください。顔に手をあてます。」 患者の下あごに手をあてがう。 「私の手に力を入れますので、それに抵抗してください。」 反対の手で、

胸鎖乳突筋を触れる。

「つぎに左を向いてください。顔に手をあてます。」 患者の下あごに手をあてがう。 「私の手に力を入れますので、それに抵抗してください。」 反対の手で、

胸鎖乳突筋を触れる。

(14)

神経診察(D・I・N・S)

上肢の運動系の診察

7種類

1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから神経の診察をします。こちらに座って楽にしてください。」 2)上半身の不随意運動の診察 ①上半身を観察する。 「(安静時の振戦)異常はありません。」 ②「次に、このように両手を指を広げて前に出してください。掌は下向きです。」 「(手指の姿勢時振戦)異常はありません。」 ③「次に、このように手首を上にかえしてください。」 「はい、結構です。」 「(羽ばたき振戦)異常ありません。」 3)バレー兆候 前の羽ばたき振戦の検査で出した患者の指をつかみ、外旋してひっくり返す。 「このように両手を前に伸ばして指を閉じてください。掌を上にしてください。」 「そのまま目を閉じてください。しばらくこのままでいてください。」 上肢の下降、前腕の回内、肘関節の屈曲がないかしばらく観察する。 「はい、結構です。 バレー兆候ありません。」 4)腕の筋トーヌスの診察 「まず右腕の筋肉の状態を調べます。力を抜いて自分では動かさないでください。」 左手で患者の上腕を「握手の形」で握り、右手で患者の手首を持って手前と奥に動かす。 「(筋トーヌスは)正常です。or 異常ありません。」 「次に左腕も同じことをします。力を抜いて自分では動かさないでください。」 右手で患者の上腕を「握手の形」で握り、左手で患者の手首を持って手前と奥に動かす。 「(筋トーヌス)正常です。or 異常ありません。」

(15)

5)

鼻指鼻試験

「運動がスムーズに行えるかどうか調べます。」 自分の右人差し指を顔の前に出す。 「右手の人差し指を前に出してください。」 「このように、私の指とあなたの鼻を交互に触ってください。」 左手で患者の右手首を持ち、ガイドして往復して見せる。 スタートしたら、1回ごとに自分の指の位置を変えて2~3回繰り返す。 「はい、結構です、次は左手で同じ運動を行います。」 「はい、結構です、異常ありません(測定異常なし。企図振戦なし。運動は円滑です。)」 6)手回内・回外試験 「このように手首を回してください。」 両手で、軽く両肘を曲げて、手の『ひらひら、きらきら』動かす。 「できるだけ速くお願いします。」 「はい、結構です。 (反復拮抗運動)異常ありません。」

(16)

神経診察(D・I・N・S)

握力と上肢の徒手筋力検査

MMT5種類 肩→腕→手首

1)握力の検査 「握力を調べます。利き手はどちらですか?」 「それでは右手から握力を測りましょう。」 「握力計のこの部分を強く握ってください。」 「はい結構です。 右手の握力は、○kg です。今度は左手でお願いします。」 「はい結構です。 左手の握力は、○kg です。」 2)三角筋 MMT 「はじめ肩の筋肉の力を調べます。 両腕を水平に上げてください。」 「いまから私が上から押しますので、頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 肘関節より近位部を両手で押す。 力を入れる時は徐々に強めていく。 「はい、結構です。楽にしてください。 MMT は5です。」 3)上腕二頭筋 MMT 「次に腕を曲げる力を調べます。」 自分で力こぶをつくるように見本を見せて、右腕を曲げてもらう。 「右腕を曲げてください。私が腕を伸ばすように力を入れますが、 頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 右手で患者の肩より少し下をおさえ、左手で患者の手首を持って手前に引く。 「はい、結構です。 次は左手で同じ事を行います。」 「左腕を曲げてください。 また私が腕を伸ばすように力を入れますが、 頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 左手で患者の肩より少し下をおさえ、右手で患者の手首を持って手前に引く。 「はい、結構です。楽にしてください。 MMT は5です。」 4)上腕三頭筋 MMT 「次に腕を伸ばす力を調べます。」 「右腕を伸ばして、手のひらを上に向けてください。」 「私が腕を曲げるように力を入れますが、頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 左手で患者の肘関節よりの上をおさえ、右手で患者の手首を持って、肘を曲げるように押す。 「はい、結構です。 次は左腕で同じ事を行います。」 「左腕を伸ばして、手のひらを上に向けてください。」 「私が腕を曲げるように力を入れますが、頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 右手で患者の肘関節よりの上をおさえ、左手で患者の手首を持って、肘を曲げるように押す。 「はい、結構です。楽にしてください。 MMT は5です。」

(17)

5)手根伸筋群(手関節の背屈)MMT 『バイバイ』 「次は手首の力を調べます。 このように右の手のひらをこちらに向けてください。」 「手首を曲げるよう力を加えますが、頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 左手で患者の手首を持ち、右手で患者の手を手前に引く。 「はい、結構です。 次は左手で同じことをおこないます。」 「今度は左の手のひらをこちらに向けてください。」 「手首を曲げるよう力を加えますが、頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 右手で患者の手首を持ち、左手で患者の手を手前に引く。 「はい、結構です。楽にしてください。 MMT は5です。」 6)手根屈筋群(手関節の掌屈)MMT 『カモン』 「次に手首を曲げる力を調べます。 このように右の手のひらを自分に向けてください。」 「手首を伸ばすよう力を加えますが、頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 左手で患者の手首を持ち、右手で患者の手を手前に引く。 「はい、結構です。 次は左手で同じことをおこないます。」 「今度は左の手のひらを自分に向けてください。」 「手首を伸ばすよう力を加えますが、頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 右手で患者の手首を持ち、左手で患者の手を手前に引く。 「はい、結構です。楽にしてください。 MMT は5です。」

(18)

神経診察(D・I・N・S)

起立と歩行の診察

3種類

1)通常歩行 行って帰ってくるよう指示。 「異常ありません。」 2)つぎ足歩行 つま先とかかとがくっつくように、一直線上を歩いてもらう。 横に寄り添って、 「ゆっくりでいいですよ。支えますから安心してください。」 「異常ありません。」 3)ロンベルグ試験 『気を付け』の姿勢を見せて、マネしてもらう。 目を開けた状態でしばらく観察。 「異常ありません。」 そばへ行き、 「そのまま目を閉じてください。もし倒れそうになっても私が支えますので心配しないでください。」 「はい、結構です。目を開けて座ってください。 異常ありません。」

(19)

神経診察(D・I・N・S)

下肢の運動系の診察(横になって)

2種類

※引っ張らないのはMMTではない。

1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これから脚の機能を調べます。」 「靴下を脱いで、ズボンを膝までまくってください。」 「ベッドの上でうつぶせになってください。」 2)

バレー兆候(脚)

「足をこのように(手でガイドする)上げてください。」 両足が接しないように確認する。 「手をはなします。そのままの姿勢を保ってください。」 「はい、結構です。 脚をおろしてください。 (バレー兆候)異常ありません。」 3)

かかとひざ試験

※すべらせる

「運動を観察します。今度は仰向けになってください。」 「このようにかかとを、もう一方の脚のすねに沿ってすべらせます。(ガイドする)」 「この運動を2回行ってください。」 「はい、次は逆の脚でお願いします。」 「はい、結構です。 異常ありません。」

(20)

神経診察(D・I・N・S)

下肢のMMT

3種類

※腰→膝→足首

1)腸よう筋 「脚を曲げる力を検査します。」 患者の右脚を持ってガイド。 「このように膝をまげてください。」 「私が脚を引っ張ります。頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 膝を持って足先方向へ引っ張る。 「はい、次は逆の脚です。」 膝を持って足先方向へ引っ張る。 「はい、結構です。 (腸よう筋)異常ありません。 MMT は5です。」 2)膝を伸ばす力 大腿四頭筋 「次に膝を伸ばす力を調べます。」 患者の右脚を持ち上げて浮かせる。片方で太ももの裏、もう一方で足首近くのすねを上から押える。 「私が膝を曲げるように押します。頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 「はい、次は逆の脚でもう一度調べます。」 「はい、結構です。 (大腿四頭筋)異常ありません。 MMT は5です。」 3)足首を曲げる力 前脛骨筋 「次は足首を曲げる力を調べます。」 「足首をこのようにまげてください。(ガイドする)」 片方の足を背屈してもらって、手で伸ばすのを耐えてもらう。 「私が足首を伸ばすように力を入れます。頑張って抵抗して(こらえて・耐えて)ください。」 「はい、次は逆の足首で調べます。」 「はい、結構です。 (前脛骨筋)異常ありません。 MMT は5です。」

(21)

神経診察(D・I・N・S)

四肢の感覚

3種類

1)四肢の触覚 「最初にティッシュで触った感じをみます。目を閉じてください。」 患者の手首(首)にティッシュをあてる。 「触れているのがわかりますか?」 右手・左手にティッシュをあてる。 「右手と左手の感覚は同じですか?」 右脚・左脚にティッシュをあてる。 「右脚と左脚の感覚は同じですか?」 「脚と手で差はありませんか?」 2)四肢の痛覚 「はい、次はつまようじで痛みの感覚をみます。よろしいですか?では目を閉じてください。」 患者の手首(首)につまようじをさす。 「痛みを感じますか?」 右手・左手につまようじをさす。 「右手と左手の感覚は同じですか?」 右脚・左脚にティッシュをあてる。 「右脚と左脚の感覚は同じですか?」 「脚と手で差はありませんか?」 「はい、結構です。 異常ありません。」 3)四肢の振動覚 「次に脚にこの音叉をあてて、感じ方を調べます。では、目を閉じてください。」 音叉を振動させ、患者の手首にあてながら、 「音叉の震えるを感じますか?」 音叉を振動させて、患者の右足内果にあてながら 「では右脚では感じますか?振動を感じなくなったら『ハイ』と言ってください。」 『ハイ』と言われたら、すぐに音叉を自分の手首に当てて、振動が感じられないのを確かめる。 「次に反対側の脚でも調べます。」 上記と同じ。 「はい、結構です。 異常ありません。」

(22)

神経診察(D・I・N・S)

全身の正常反射の診察

7種類

1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これからこのハンマーを使って全身の反射を調べます。」 「袖は肘までまくってください。靴下を脱いで、ズボンを膝までまくってください。」 「ベッドの上で仰向けになってください。」 2)あごの反射 「顎を調べます。軽く口を開けてください。」 「いまからこの指をあごにあてて、軽くたたきます。力を抜いてください。」 中指の上からハンマーで軽くたたく。 「はい、結構です。」 3)肘の内側の反射(上腕二頭筋) 「今度は、右腕を(ガイド)このようにおなかの上にのせて軽くまげてください。」 「いまからこの指の上から、軽くたたきます。力を抜いてください。」 親指の上からハンマーで軽くたたく。 「次に逆側で行います。」 「はい、結構です。」 4)肘の外側の反射(上腕三頭筋) 「今度は、右腕を(ガイド)このようにおなかの上にのせて直角にまげてください。」 「いまから肘の外側を軽くたたきます。力を抜いてください。」 肘関節の2~3cm 上部をハンマーで軽くたたく。 「次に逆側で行います。」 「はい、結構です。」 5)時計をはめる場所の反射(橈骨筋) 「次は手首です。右腕を(ガイド)このようにおなかの上にのせて軽くまげてください。」 「いまから指の上から軽くたたきます。力を抜いてください。」 時計をはめるあたりに親指をあててハンマーで軽くたたく。 「次に逆側で行います。」 「はい、結構です。」

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6)膝下の反射(膝蓋腱) 「次は膝です。(ガイド)このように左脚を立てて、右脚を組んでのせてください。」 「いまから軽くたたきます。力を抜いてください。」 右脚の下に手を挟んで、くぼみをハンマーで軽くたたく。 「次に逆側で行います。」 「はい、結構です。」 7)かかと上の反射(アキレス腱) 「次はアキレス腱です。このように(ガイド)右脚を少し開いて膝を軽く曲げてください。」 「いまから軽くたたきます。力を抜いてください。」 右足を手で引っ張り、足首を背屈させて、アキレス腱をハンマーで軽くたたく。 「次に逆側で行います。」 「はい、結構です。」

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神経診察(D・I・N・S)

全身の病的反射の診察

3種類

1)導入 「こんにちは。○○と申します。確認のためにお名前をおっしゃっていただけますか?」 「ありがとうございます。これからこのハンマーを使って全身の反射を調べます。」 「靴下を脱いで、ズボンを膝までまくってください。」 「ベッドの上で仰向けになってください。」 2)ホフマン反射

「指の反射をみます。右手を出してください。」 患者の中指を自分の人差し指と中指ではさむ。逆側の手で患者の手を支える。 「指を軽くはじきます。」 親指で軽くはじく。患者の親指が動くかどうか確認する。 「はい、次は反対の手で行います。」 「はい、結構です。」 3)バビンスキー反射

足の裏

「次は足の裏の反射をみます。つまようじの頭で足の裏をこすります。」 つまようじを患者に見せる。方手で患者の足を固定し、もう片方で足裏をこすり上げる。 患者の親指が動くかどうか確認する。 「はい、次は反対の足で行います。」 「はい、結構です。」 4)項部硬直

「次は首の緊張をみます。枕をはずします。」 「頭をさわりますがよろしいですか?」 患者の後頭部を両手で抱える。 「まず、首を左右に動かします。力を抜いてください。」 2・3回左右に動かして、緊張がないことを確認する。 「今度はゆっくり手前に曲げていきます。痛かったらすぐに言ってください。」 「はい、結構です。」

(25)

医療面接(411・410・409・408・407・406)

「○○さん、おはいりください」 「こんにちは。今日診察させていただく○○です。」 「確認の為にお名前をフルネームで言ってもらえますか?」 「今日はどうされましたか?」 うだうだ 「その痛みについてもう少し詳しくきかせてください。」 痛みについて聞く 部位 このへんが→ほかに痛む所は?ここは? 性状 程度 経過 起きる状況 憎悪・かんかいする因子 他の症状 他の病院に行ったか? ※ここまで5分 「病気に関係するかも知れないので、生活の事についてきかせてください。」 睡眠は? 排便は? 食欲は? 体重変化は? 月経は? 既往歴は?今まで大きな病気をしたことがありますか? 薬は? 常に飲んでいる薬と、症状に対する薬と。 アレルギー歴 飲酒・喫煙 ご職業は? ストレスなどは? 最近、身の回りで何か変化がありませんでしたか? → 家族構成 ※ここまで3分 病気について何が特に心配ですか?どのように考えていますか? ※30秒 ここまでをまとめますと・・・ ※30秒 何かお聞きしていない事や、ご質問はございますか? これから検査や治療を行いますが、何か希望などがありますか?

参照

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