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Academic year: 2021

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(1)

「Connected Industries」実現に向けた

官民の取組の進捗と課題

2018年10月

経済産業省

(2)

Connected Industries 全体スケジュール

 2017年10月に東京イニシアティブ2017発表。その後、各分科会において今後のアクションについて検討を深 化し、2018年5月の大臣懇談会でアクションプランを策定・公表。現在はアクションプランの具体的なプロジェクトを実施している段階。CEATECでは取組状況を官民で共有。 2017年 3月 2017年 10月 10月 3/20-24 CeBIT (ハノーバー) 10/3-6 CEATEC 東京イニシアティブ 2017発表 「Connected Industries」発表

CEATECで取組状況

を官民で共有

2018年 5月 アクションプランの 策定・公表 5月,6月 大臣 懇談会 具体的なプロジェクトの実施 5分科会による アクションの検討 コンセプトの構想

イベント

取組内容

10/16-19

CEATEC

3月19日 CEBITウェルカムナイト 安倍総理からメルケル首相へのスピーチ 10月2日 「Connected Industries」カンファレンスでイニシアティブを発表

(3)

自動走行分科会

ラストマイル自動走行実証事業に

おける走行映像データ及び車

内映像データを活用した遠隔

操作支援AIシステムの開発

・遠隔監視・操作者負担の軽減、

その効果による1:N実証

②AIシステム開発

①データ収集・利活用

高精度3次元地図データの基

盤構築

トラック隊列走行について、異なる

積載量が与える影響の評価、

様々な道路環境の公道実証

【主要プロジェクト及び今後の取組の方向性】

経産省・国交省共同事務局の「自動走行ビジネス検討会」において議論。 【主な参加企業・団体】 トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、いすゞ、デンソー、日立AMS、ジェイテクト、パナソニック、デンソーテン、ルネサスエレクトロニクス

安全性に係る技術力、品質を活かし自動走行分野においても世界をリードするため、データ利

活用、AIシステム開発について取組実施。

(4)

ものづくり・ロボティクス分科会

【主要プロジェクトおよび今後の取組の方向性】

RRI(ロボット革命イニシアティブ協議会)を共同事務局とする 【主な参加企業・団体】 DMG森精機、日本商工会議所、日立製作所、ファナック、 三菱重工、三菱電機、RRI、IVI、東京大学

現場の良質なリアルデータの強みを最大化するため、民間企業のプラットフォーム間を横串でつ

なげ、データ利活用を最大するできる仕組みの構築等を中心に取組実施。

・共通基盤となる国際標準、サイ

バーセキュリティについては、日独

連携による専門家会合を実施

日独連携を軸に国際標準化

に向けた取組が進捗

②国際標準化、サイバーセキュリティ

①データ利活用の最大化

DMG森精機、日立製作所、

ファナック、三菱電機等による製

造データのプラットフォーム間連

携の構築に向けた取組

⇒独・米との連携も視野

・エッジ、フォグのレイヤーでの仕

組み構築に向けたWGを設置

(5)

バイオ・素材分科会

我が国の素材開発力をさらに強化するためのデータ共有を進める取り組みを実施

○バイオ分科会 COCN 「デジタルを融合したバイオ産業戦略」PJ にて議論。 【主な参加企業・団体】 住友化学、キリン、三菱ケミカル、日立総合計画研究所、鹿島建設、理研、産総研等 ○素材分科会 日本化学工業協会を事務局とし、素材分野の主要企業11社で議論。 【主な参加企業・団体】 旭化成、旭硝子、宇部興産、花王、昭和電工、住友化学、積水化学工業、東レ、富士フイルム、三井化学、三菱ケミカル

【主要プロジェクトおよび今後の取組の方向性】

未活用リソースを、異業種やベ

ンチャーを含め広く有償で流通可

能とするデータプラットフォームを構築

②製品・未活用技術データの共有

①革新的バイオ素材・高機能品開発

データを有効に活用した日本発

の優位技術の開発

(産官学連携強

化)

(6)

プラント・インフラ保安分科会

石油精製・石油化学業界のデータ共有にかかる共通の課題解決やスマート保安技術

の輸出等の海外展開を実施

【主要プロジェクトおよび今後の取組の方向性】

○プラント・インフラ保安分科会 「プラントデータ活用促進会議」にて議論。 【主な参加企業・団体】 石油連盟、石油化学工業協会、日本化学工業協会、エンジニアリング協会、産総研、岡山大学、横浜国立大学、電気 通信大学、石油エネルギー技術センター、旭化成、千代田化工等

経済産業省がタイの工業省と

協力覚書(MOC)を締結

⇒日本のスマート保安技術の

活用を通じて、タイの安全性及

び効率性の向上

②海外展開

①データ利活用の最大化

石連7社が内面腐食、石化協

13社が外面腐食について、デー

タを出し合い予測モデルを構築

・JPECを核に、プラントデータの

相 互 共 有 や 、 各 解 析

モデルの連携による効果検証等

を実施

(7)

スマートライフ分科会

生活データを活用した健康・介護等のサービス市場の創出に向けた取組を実施。

【主要プロジェクトおよび今後の取組の方向性】

・データ項目のフォーマットに関し

て、運用・管理まで含めたガイド

ラインα版を策定

・サービス事業者、プラットフォー

マー、機器メーカーそれぞれがリ

スク評価を行い、責任分界点

②他社間連携に必要な要件の深堀り

①多様なユースケースの創出

・サービス事業者、データを連携す

るプラットフォーマー、データを提供

する機器メーカーが、それぞれの

参加事業者にとってWinWinに

なるモデルケースを構築

高齢化社会

に対しデータを活用

「スマートホームに関するデータ活用環境整備推進事業ー事業環境構築検討会(第3回)」にて議論。 【主な参加企業・団体】 電子情報技術産業協会、日本電機工業会、家電製品協会、住宅生産団体連合会、製品評価技術基盤機構、 シャープ、日立製作所、パナソニック、三菱電機、積水ハウス、大和ハウス等

(8)

革新的データ産業活用計画

〔データ連携事業〕

産業における競争力強化や社会課題解決に向けた利活用を促進するため、協調領域における データの収集・活用等を行う民間事業者の取組を認定し支援。 特定革新的データ産業活用 〔データ共有事業〕 → 協調領域におけるデータの共有を 行う事業者を支援 [想定主体:共同出資会社、業界団体 等] → データの収集・活用を行う事業者を 広く支援 民間のデータ保有者 データ利活用者 データ提供 他の事業者・事業所 データ連携 IoT投資(設備投資) に対する減税措置 【コネクテッド・インダストリーズ税制】 金融上の支援 【中小機構による債務保証、 中小企業信用保険の特例】 主務大臣を経由し、国の機関等が 保有するデータを提供する手続を創設

〈支援措置〉

主務大臣が計画認定 主 務 大 臣 事 業 者 支援 計画の申請 主務大臣が確認 主 務 大 臣 確認の申請 データ提供の求め 関 係 行 政 機 関 独 法 等 要請 情 報 処 理 推 進 機 構 調 査 支 援 事 業 者 データ提供 要請 公的データの提供要請 制度の創設

「産業データ共有事業の認定制度」の創設

(9)

産業データ共有プロジェクト

協調領域における事業者等が保有するデータのさらなる活用(共有・共用)のため、基盤となるシ ステムの構築に向けた25件のプロジェクトが進行中。

プロジェクト(例)

シップデータセンター 運航データの収集・蓄積等、船舶に関わるデータ基盤を構築、一元管 理することで利活用が促進される環境を整備。 石油エネルギー技術センター 製油所の各種データや解析モデルをプラットフォーム上に共有し、製油 所保安へ適応。他業界からも多くのデータを収集し、解析モデルの適用。 ダイナミックマップ基盤 (スマートドライブ) 高精度3次元地図データの共有を行う事業。効率的な地図メンテナンス や自動走行・安全運転支援システムでの利活用に貢献。 インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ (DMG森精機、日立、ファナック、三菱電機) 個々の製造プラットフォーム間を共通的な枠組みでつなぐことを目的に、 企業を越えた利活用、連携に向けた共通辞書の仕組みを構築する。 ユニバーサルマテリアルズ インキュベーター (化学品イー・データ開発) 分散して存在する素材・化学産業の多種多様な技術及び周辺情報に つき、事業・案件毎に分類、分析を加えることで、新事業情報として利活 用。 横河ソリューションサービス (Hmcomm、日本ゼオン株式会社) パイプラインを含む生産プロセスラインで発生する音声を収集、AI解析 を用い、パイプの「つまり」等のプロセス異常の予知・予兆把握に活用する。

(10)

【施行日】 公布(平成30年5月30日)から1年6ヵ月以内

データの不正取得等に対する救済措置の創設 ‐不正競争防止法(平成30年改正)‐

9

不正競争防止法が改正され、

データの不正取得等に対する民事措置が創設

ID・パスワードなどの技術的な管理を施して提供されるデータ(限定提供データ)を 不正に取得・使用等す る行為を、新たに 『不正競争行為』 とし、差止請求権等を創設する

(11)

AI・データの利用に関する契約ガイドライン

(平成30年6月に策定・公表)

企業の具体的なユースケースを基に作成。

(船舶IoTデータ情報連携プラットフォームのケー

ス、データホルダがベンダにデータを提供して学習済みモデルを開発・再利用するケース 等)

旧ガイドラインから、データの取引に係る類型・分野毎のユースケースを大幅に拡充する

とともに、AIの開発・利用に係る契約モデル等を新たに整備。

「データ提供型」契約

保有するデータを相手方に提供する類型

「データ共用型」契約

プラットフォームを利用したデータの共用を行う類型 旧データ契約ガイドライン

新契約ガイドライン

「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」

「AI開発」契約

AIの技術特性や開発方式から丁寧に解説

「AI利用」契約

<改訂のポイント>

 AI開発・利用に関する契約実務

を新たに追加

 契約の

幅広いオプション

モデル条項

を例示

 具体的なユースケース

を多数盛り込み

(旧GLでは2事例⇒新GLでは10事例)

 海外のデータ移転規制

(中国サイバー法、欧州 GDPR)など

国際取引

への対応も記載

追加 拡充

(12)

大手企業×AIベンチャーの共同開発プロジェクト

リアルデータをもつ大手企業とAIベンチャーによるAIシステム開発が国際的な競争力のカ

ギ。25件のAIシステム共同開発プロジェクトが進行中。

AIシステム開発

大手・中堅企業

(大量のリアルデー タ)

AIベンチャー

(最先端ソリュー ション) AI活用の相談、データ の提供 アイデア提供、プロトタ イプ提供

×

コンセプト 検証 実証導入 本格導入 提案者名 テーマ 連携先 ABEJA 建物エントランスにおけるスマートサービスの開発 ナブテスコ 等 Hmcomm 異音検知プラットフォームの活用による防犯システムの高度化 綜合警備保 リノシス 飲食店のおもてなしのシステム化 モスフードサービス MUJIN 産業用ロボットAIシステムによる全自動物流センターの共同開発 ソフトバンクロボティクス グリッド プラント運転に関し深層学習を用いた運転状態予測と運転最適化 千代田化工建設 シナモン AIを活用した技術文書活用システムの開発 昭和電工

AIシステム共同開発支援事業で支援中

(6月に合計25件採択) プロジェクト(例)

(13)

J-Startupの取組

~日本のスタートアップに次の成長を。世界に次の革新を~

「J-Startup」は、スタートアップ企業の育成支援プログラム。2018年6月に始動。

①民間のトップ支援者の推薦で潜在力のある企業を選出し、

Select

②支援コミュニティにおいて政府支援、民間支援と企業を繋げ、

Connect

③日本代表としてのグローバル展開を支援する。

Go Global

<概要>

<Supporters> 1.Preferred Networksとファナック等の連携 2.PKSHA TechnologyとサントリーHDの連携 製造業向けIoTプラットフォーム「FIELD system」の共 同開発。ファナックの提供するロボット等にPreferred Networksの人工知能技術を組み合わせる。 マルチモーダルな深層学習エンジンにより、接客業務を 半自動化、自動化、高度化する次世代店舗インター <J-Startup企業への支援例> <推薦委員> 西川徹 上野山勝也 66名 104企業 スタートアップ92社を選定

(14)

・NIST:

・アーキテクチャ設計や標準技術 の研究に取り組む ・正規スタッフ 3,400人、 科学者・工学者 約2,700人

予算規模 約1,120億円(推定)

・システム工学的アプローチ:

さらなる課題

・アーキテクチャ:

使用・設計の観点からの、システム全体の概念的構造および全体組織。 システムの共 通理解を伝える技術上・ビジネス上の設計、実装、標準を含む。 また、システム全体のア プリケーション・設計が満たさなければならない高水準の原則および要件を具体化したもの。 →具体的には、データの共通語彙、記述ルール、ファイル形式、品質・精度、通信方式 等のデータ標準に加え、主体ごとに共有されるデータの種類・流れ、ハード・ソフトの規 格、状況に応じたその変動等を含む、システム設計全体 ※NISTによる定義 Systems of Systemsの4つのタイプ • 中央集権的 • 各要素の独立性はあるが、一つの目的 Directed • 承認された • それぞれが目的を持つが、方針は共通 Acknowledged • 協調的 • 共通の目的のために自発的に協力 Collaborate • 仮想的 • 目的の認識がなく、創発的に目的が達成 Virtual

出典: Systems Engineering Guide for Systems of Systems, 2008

単に”協働”/”協創“という掛け声ではだめ。 仕組みを考えて入れていく必要がある! (出典)慶應義塾大 学大学院システムデザ イン・マネジメント研究 科 白坂教授資料より (出典)慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメン ト研究科 白坂教授資料を参考に経済産業省作成

◯ドイツ

(ものづくり、国際標準化)

、タイ

(スマート保安技術)

等と連携開始。ただし、まだ点と点の連携に留まる。

◯世界中でデータ利活用・AI等の取組が進む中、この連携を面的に拡大していくことが課題。

→分野別連携、分野横断的連携

(データ利活用、AI、セキュリティ等)

を促進

※取組分野例 ・高度なものづくり ・IT・サイバーセキュリティ ・ヘルスケア ・サイバーフィジカルシステム

アーキテクチャ

システム工学的アプローチ

NIST(米国)

1.システムアーキテクチャ設計力の強化

2.国際連携の強化

~AI、データなど~

参照

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