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GDP 10 GDP Bureau of Economic Analysis 2

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(1)

1 (出典)OECDデータベース(2003年の数値)

世界各国の経済におけるサービス産業のウェイト

○ GDPに占めるサービス産業の割合と一人あたりGDPとの間には相関が認められる。 ○ 我が国におけるサービス産業の割合は、相対的には低位に位置している。 注) OECDデータベースより取得可能な国から人口1000万人以下の国を除いたもの 世界各国の一人あたりGDPと全産業に占めるサービス産業の比率の相関 55.0% 60.0% 65.0% 70.0% 75.0% 80.0% 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000 一人あたりGDP G D P に 占め る サ ー ビ ス 産 業の 割 合 韓国 チェコ ハンガリー メキシコ スペイン ドイツ オランダ アメリカ イギリス ベルギー フランス イタリア ギリシャ ポルトガル 日本

(2)

日本の実質GDPの産業別推移(兆円) 0 200 400 600 800 1,000 1次産業 2次産業 3次産業 1992年 1997年 2002年 アメリカの実質GDPの産業別変化(兆円) (1ドル120円で換算) 0 200 400 600 800 1,000 1次産業 2次産業 3次産業 1992年 1997年 2002年 +70兆円 −8兆円 −2.3兆円 +1.8兆円 +64兆円 +255兆円 (出典)日本:国民経済計算

アメリカ:Bureau of Economic Analysis

日米経済におけるサービス産業のウェイト(Ⅰ−実質GDPベース:直近10年の動き)

○ 日米両国において、GDPの太宗をサービス産業が生み出しており、サービス産業のGDPは、この10年間で、 我が国で70兆円、米国では255兆円の増加を示している。

(3)

3 日本の雇用者数の産業別変化(100万人) 0 20 40 60 80 100 120 140 1次産業 2次産業 3次産業 1992 1997 2002 アメリカの雇用者数の産業別変化(100万人) 0 20 40 60 80 100 120 140 1次産業 2次産業 3次産業 1992 1997 2002 +20百万人 +0.4百万人 +0.3百万人 +4.1百万人 −3.7百万人 −1.4百万人

(出典)Groningen Growth and Development Centre, 60-Industry Databaseより

日米経済におけるサービス産業のウェイト(Ⅱ−雇用:直近10年の動き)

○ 日米両国において、雇用の太宗をサービス産業が占めており、この10年間で、我が国では410万人、 米国では2,000万人の雇用がサービス分野で創出された。

(4)

(出典)日本:国民経済計算

アメリカ:Bureau of Economic Analysis

実質GDPの伸びに対する産業別寄与度(日米比較)

○ 日米ともにサービス産業が経済の成長を支えている。 ○ 我が国では1992∼2002年の10年間に、実質GDPが12%伸びたが、その増分の117%がサービス 産業によるものである。 日本とアメリカの実質GDPの伸びへの各産業の寄与度(1992年から2002年) 0.2% -0.5% 7.3% -1.6% 28.9% 14.1% -5.0% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 日本 アメリカ 1次産業 2次産業 3次産業 1 2.0% の延び 3 6.4% の延び 117% -13.5% 79.4% 20%

(5)

5 1992-2002の日米の産業別雇用者数変化 5113 2931 3531 883 2389 625 241 2988 2965 341 541 532 1979 131 161 401 -192 -41 68 1221 -1421 -3698 -5000 -4000 -3000 -2000 -1000 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 ビ ジ ネ ス 支 援 観 光 ・ 集 客 交 流 健 康 ・ 福 祉 運 輸 卸 ・ 小 売 金 融 ・ 保 険 不 動 産 教 育 そ の 他 サ ー ビ ス 1 次 産 業 2 次 産 業 アメリカ 日本 注)その他サービスには、コンテンツ、スポーツ、生活支援サービス等が含まれる。

(出典) Groningen Growth and Development Centre, 60-Industry Databaseより

日米の産業別雇用者数変化(直近10年)

○ 日米の雇用者数変化を産業別に見ると、米国のビジネス支援、観光・集客交流、健康・福祉、運輸、 卸・小売において伸びが著しい。

(千人)

ビジネス支援:Renting of machinery and equipment、Computer and related activities、Research and development、Legal, technical and advertising、Other business activities, nec

観光・集客交流:Hotels & catering、Inland transport、Water transport、Air transport、Supporting and auxiliary transport activities; activities of travel agencies

健康・福祉:Health and social work

運輸:Inland transport、Water transport、Air transport、Supporting and auxiliary transport activities; activities of travel agencies

(6)

製造業の労働生産性上昇率(1995-2003) 8.6 8.3 6.0 5.8 5.3 4.3 4.2 4.0 3.9 3.6 3.3 3.1 3.1 2.7 2.6 2.5 2.5 2.2 2.2 2.0 2.0 1.7 1.6 1.5 1.2 1.0 0.2 4.1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Pola nd Kore a Hunga ry Sw eden Czech Repub lic Slov ak R epub lic Icel and Japa n Finl and Au stria Gre ece United S tates Belgi um Franc e Luxe mbour g Denm ark Au stra lia Cana da Me xico Portu gal New Zeal and Unit ed Ki ngdo m Ger many Sw itze rland Neth erlandsNorw ay Spai n Italy % サー ビス産業の労働生産性上昇率(1995-2003) 3.8 2.9 2.3 2.3 2.2 2.0 1.8 1.8 1.7 1.4 1.3 1.3 1.1 1.0 1.0 1.0 0.9 0.8 0.6 0.5 0.4 0.1 0.1 0.1 0.1 -0.2 0.8 -1 0 1 2 3 4 5 Slov ak R epu blic Icela nd Unite d St ates Gre ece Aus tralia Norw ay Mexi co Pola nd Hun gar y Can ada Unite d K ingdo m Kore a Denm ark Finl and Sw eden Portug al Ger many New Zea land Japa n Neth erla nds Fra nce Bel giumSpai n Aust ria Luxe mbou rg Italy Sw itzer land %

労働生産性上昇率の国際比較

○ 我が国製造業の労働生産性上昇率は国際的に比較的高い位置にあるが、サービス産業の労働生産性 上昇率は低い。

(7)

7 日本の産業別生産性推移(円/人) 0 5,000,000 10,000,000 15,000,000 20,000,000 25,000,000 30,000,000 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 0 5,000,000 10,000,000 15,000,000 20,000,000 25,000,000 30,000,000 35,000,000 40,000,000 45,000,000 50,000,000 全産業平均 農林水産業 鉱業 製造業 建設業 卸売・小売業 金融・保険業 運輸・通信業 サービス業 電気・ガス・水道業(右軸) (出典)国民経済計算 注:国民経済計算では、不動産業に帰属家賃が含まれるめ、このグラフからは除いてある。

産業別労働生産性の推移(実質値)

○ 最近20年間の産業別労働生産性の推移をみると、電気・ガス・水道業、金融・保険業等の生産性は着実 に向上しているが、サービス業、卸売・小売業の生産性は低位で推移している。

(8)

経済成長の要因分解

○ 製造業の生産は景気変動が大きいのに対し、サービス産業の生産は比較的安定して推移しており、90年 代以降の経済を下支えする役割を担ってきた。 ○ サービス産業の成長には、IT資本が大きな役割を果たすとともに、製造業と同様に一定のTFP上昇が見 られる。 日本経済成長の要因分解 <製造> <サービス> 注)製造は製造業のみ。 サービスは農林水産業、鉱業、製造業以外のすべての産業(政府・民間非営利を含む)。ただし、住宅業の帰属家賃は含まない。 深尾京司ほか作成の "JIP (Japan Industry Productivity)データベース2006"より計算した。

-4% -3% -2% -1% 0% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 70-75 75-80 80-85 85-90 90-95 95-00 00-02 -4% -3% -2% -1% 0% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 70-75 75-80 80-85 85-90 90-95 95-00 00-02 TFP IT資本投入 非IT資本投入 労働投入 実質付加価値

(9)

9

(出典)東洋経済新報社(2005)『労働市場設計の経済分析』

TFPと産業別雇用者数構成比のスカイライン図

○ 米国を基準とした全要素生産性(TFP)指標を見ると、輸送機械を始めとする製造業のTFPが高いのに対 し、サービス産業のTFPは総じて低い。

(10)

労働生産性と産業別雇用者数構成比のスカイライン図

○ 米国を基準とした労働生産性指標を見ると、特に卸・小売、運輸、ホテル・外食等の労働生産性が低いこ とがわかる。

(注)労働生産性=名目GDP/(労働時間×労働者数)。GDPは購買力平価により換算した。 (出典)Groningen Growth and Development Centre, 60-Industry Database

サービス産業の日米生産性比較(2002年、マン・アワー・ベース) 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0 140.0 米国=1 00 対 個 人 サ ー ビ ス 政 府 サ ー ビ ス 金 融 ・ 保 険 通 信 法 務 ・ 技 術 ・ 広 告 不 動 産 コ ン ピ ュ ー タ ー ホ テ ル ・ 外 食 卸 ・ 小 売 運 輸 研 究 開 発 医 療

(11)

11 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 1985 2002 実 質 資 本 投 入 ︵ 1 千 万 円 ︶ 労働投入(人) 小売 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 1987 2003 実 質 資 本 投 入 ︵ 1 万 ド ル ︶ 労働投入(人) 小売 日本 米国 (出典)米国:グローニンゲン大学60産業データ、(就業者数、GDP) bureau of Economic Research公表データ(資本) 日本:JIPデータベース

日米小売業の等量曲線

○ 日本の小売業の等量曲線を見ると、90年まではより少ない資本と労働で一単位のGDP(サービス)を生み 出しているが、95年以降はGDP一単位を生み出すのに、多量の労働と資本を投入しなければならなかった ことが分かる。 ○ 一方、米国では、90年代以降、一貫して生産性が向上している。 労働生産性の上昇 資 本 の 生 産 性 の 上 昇 技術革新

(12)

物品賃貸業

0.91 0.915 0.92 0.925 0.93 0.935 0.94 0.945 0.95 0.955

医療業・保健衛生業

0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1 (出典)CRD協会のデータ(2002年)に基づいて経済産業省作成 効率化可能な領域

CRDを用いた効率性分析

○ CRD(credit risk database)を用いて、サービス分野の効率性分析を行ったところ、分野ごとに効率性が大 きく異なることが分かった。効率性の低い分野においては一層のTFP向上が可能と考えられる。

100% 0% 100%

(13)

13 Poland Greece Italy Spain Hungary Slovak Republic

Korea Belgium Luxembourg

Ireland Austria Portugal Germany Japan France Australia Finland Switzerland Norway Denmark Sweden Canada New Zealand Netherlands UK US 40 45 50 55 60 65 70 75 25 30 35 40 45 50 55 60 65 労働力人口に占めるサービス産業就業者の割合(%) 女性の 労働参 加率 (% ) (出典) OECD

経済のサービス化と女性の労働参加率

○ 労働力人口に占めるサービス産業就業者数の割合と女性の労働参加率の間には相関がある。経済の サービス化が進んでいる国ほど、女性の労働参加率が高い。

(14)

サービス支出の所得弾力性(1988-2004)

0.442 0.477 0.562 0.641 0.705 0.774 0.862 1.001 1.173 1.229 1.346 1.847 2.006 2.518

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

月謝額 被服関連サービ ス 通信 交通 保健医療サービ ス 一般外食 理美容サービ ス 授業料等 家事サービ ス 他の教養娯楽サービ ス 補習教育 宿泊料 パック旅行費  工事その他サービ ス (出典)平成16年度家計調査から推計

サービス支出の所得弾力性

○ 経年の所得弾力性を見ると、サービス支出の中でも特に、旅行、学習塾、娯楽といった分野への支出が 増えており、今後とも所得の向上とともに、こうした分野の支出が拡大していく可能性が高い。

(15)

15 (出典)2002年通商白書のデータを産業連関表(延長表)を用いて延長

製造業の中間投入に占めるサービスの割合

○ 製造業における中間投入に占めるサービスの割合は一貫して増大している。 ○ 特に対事業所サービスの構成比の上昇が著しい。 製造業におけるサービス部門からの中間投入の構成比 3.9 6.5 14.8 15.6 17.0% 19.3% 10.5 11.6 20.6 19.0 21.0% 21.9% 16.0 16.2 11.0 10.0 10.6% 10.6% 30.1 26.8 26.6 28.4 26.4% 25.7% 14.3 17.2 10.1 9.3 8.3% 8.6% 20.4 17.8 14.8 15.6 14.2% 11.5% 2.8 1.7 1.3 1.5 1.9% 1.7% 2.0 2.2 0.5 0.5 0.4% 0.5% 0.0 0.0 0.2 0.2 0.2% 0.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1980 1985 1990 1995 2000 2004 教育・研究 対事業所サービス 電力・ガス・水道 商業 金融・保険・不動産 運輸 通信 保健その他の公共サービス 対個人サービス 棒グラフ項目: 下から順に教育、対事業所サービス、電力ガス水道、 商業、金融保険不動産、運輸、通信、保健その他公 共サービス、対個人サービスの順 製造業の中間投入に占めるサービス部門の割合 7.5 12.8 9.1 7.6 4.3% 4.4% 70.6 63.7 64.0 62.0 64.5% 65.8% 19.6 21.8 26.0 29.3 31.3% 29.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1980 1985 1990 1995 2000 2004 第一次産業 第二次産業 第三次産業(サービス部門) 事業支援サービス

(16)

日米の代表的企業に占めるサービス産業企業の割合の変化

○ 日本の東証1部上場企業と米国のFortune500(トップ100)企業に占めるサービス企業の割合は、いず れも大幅に上昇している。特に米国では100企業のうち64企業がサービス企業となっている。 東証1部上場企業数の産業別割合の変化(1995-2006) 0.6% 0.4% 66.9% 57.1% 32.5% 42.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1995年 2006年 3次産業 2次産業 1次産業 Fortune Top 100企業の産業別割合の変化(1995-2005) 0.0% 0.0% 48.0% 36.0% 52.0% 64.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1995年 2005年 3次産業 2次産業 1次産業 企業数:1673 企業数:1255 企業数:412 企業数:712 企業数:840 企業数:955 企業数:100 企業数:100

(17)

17

ビジネス支援サービス企業の日米比較

○ 日米の、ビジネス支援サービスを提供する代表的な企業の収益力に大きな差はない。 企業名 売上高 (億円) 前期売上高 (億円) 対前期比 売上高伸び率 経常利益 (億円) 売上高 経常利益率 決算期 一般派遣 (日本) スタッフサービス 2,528 1,878 134.6% 36 1.4% 2004.3 (米国) Adecco 注1,2 23,100 21,743 106.2% 注3 445 注3 1.9% 2004.12 特定派遣 (日本) メイテック 713 657 108.5% 123 17.3% 2004.3 (米国) MPS Group 注1,4 1,427 1,096 130.2% 61 4.1% 2004.12 エグゼクティブサーチ (日本) 縄文アソシエイツ 8.5 8.4 101.2% 注3 1.8 注3 21.2% 2004.3

(米国) Heidrick & Struggles International 注1,4 398 341 116.9% 91 21.9% 2004.12

マネジメント教育 (日本) 日本能率協会マネジメントセンター 152 155 98.1% 6.8 4.5% 2004.3

(米国) Apollo Group 注1,4 18,883 14,065 134.3% 4,793 25.4% 2004.8

アウトソーシング (日本) リロ・ホールディング 327 241 135.6% 19 5.7% 2004.12

(間接業務) (米国) Automatic Data Processing 注1,4 8,143 7,504 108.5% 1,569 19.3% 2004.6

アウトソーシング (日本) アーク 816 548 148.9% 68 8.3% 2004.3 (直接業務) (米国) Jabil Circuit 注1,4 6,565 4,965 132.2% 207 3.2% 2004.8 広告 (日本) 電通 17,491 16,929 103.3% 471 2.7% 2004.3 (米国) WPP 注1,5 38,804 36,870 105.2% 1,048 2.7% 2004.12 リース・レンタル (日本) オリックス 7,567 7,189 105.3% 1,022 13.5% 2004.3 (米国) GE Capital 注1,4 74,843 67,970 110.1% 8,806 11.8% 2004.12 デザイン (日本) 電通テック 1,406 1,363 103.2% 20 1.4% 2004.6 (米国) IDEO 注1,2 65 - - - - 2004.2 保守・修理 (日本) 東急コミュニティー 983 925 106.3% 38 3.8% 2004.3

(米国) Jones Lang LaSalle 注1,4 1,225 989 123.9% 90 7.4% 2004.12

注1)グループ全体、または全世界での連結の業績値 注2)1ユーロ=134円 (日本銀行 「金融経済統計」より平均値を算出) 注3)当期純利益及び売上高当期純利益率 注4)1ドル=105円 注5)1ポンド=198円 (日本銀行 「金融経済統計」より平均値を算出) 業種

(18)

18

ネット市場の比率

○ 多様な産業分野においてインターネットを介したビジネスが拡大しており、特に証券や小売といった 分野では2割を超える取引がネット市場で行われている。 22.5% 20.1% 17.7% 5.0% 3.0% 0.2% 50% 55% 60% 65% 70% 75% 80% 85% 90% 95% 100% 証券 小売 ゲーム 旅行代理業 広告 出版 ネット市場 リアル市場

(19)

19 4 3 .7 3 6 .5 3 5 .9 2 7 .0 2 3 .5 1 4 .6 4 4 .8 0 1 0 2 0 3 0 自 分 の 健 康 家 族 の 健 康 今 後 の 収 入 や 資 産 の 見 通 し 家 族 の 生 活 上 の 問 題 現 在 の 収 入 や 資 産 (% ) 自 分 の 生 活 上 の 問 題 4 0 老 後 の 生 活 設 計 勤 務 先 で の 仕 事 や 人 間 関 係 1 1 .4 5 0 5 0 .0 4 6 . 3 4 1 .7 3 8 .4 2 8 .6 2 4 .6 1 3 .9 1 1 .1 2 0 0 2 年 2 0 0 3 年

国民生活における関心事項と健康・福祉産業の市場規模

国民生活における関心事項 健康・医療・福祉関連サービスの市場規模 出典:内閣府「国民生活に関する世論調査」2003年

約半数近くの人達が「自分の健康」または「家族の健康」に関心を示しており、その関

心は増加傾向。産業の市場規模は、医療系41兆円、健康増進系6兆円、介護・福祉系6

兆円など合計56兆円。

(20)

20 健康寿命と平均寿命の上位5ヵ国

日本人の健康寿命と平均寿命

医療費の削減事例

日本人の平均寿命は男性78.4歳、女性85.3歳。健康寿命は男性72.3歳、女性77.7歳。こ

の2つの数字の差は男性6.1歳、女性7.6歳となっており、医療介護給付等の削減のために

は、この差を縮めることが課題。

表. 茨城県協和町では、筑波大学等の指導の下、全住民を対象と した健康指導プログラムを展開、減塩や栄養バランス教育など を実施(1981年∼現在も継続中) ①高血圧者の減少 ②脳卒中発症の減少 ③ねたきりの減少  

一人当たり5%の医療費の抑制

健康増進 協和町の国保全加入者について一人当たり5%の医療費を抑制 (1995年∼2001年の国保医療費より算出、対象8,000人) 。

(21)

21

医療給付費の将来の見通し

出典:経済財政諮問会議「医療制度改革について」(平成18年1月18日)

医療給付費については、医療給付費の規模の見通しを示し、一定期間後に、実績を検証

することが決定。(2005年12月)

21

(22)

22

16.6

4.5

1.7 1.6

12.4

5.3

1.8 1.4

0

5

10

15

20

25

04年度

01年度

宿泊旅行

日帰り旅行

海外旅行(国内分)

訪日外国人旅行

[24.5兆円] [20.9兆円] 兆円 出典:国土交通省「平成16年版観光白書」 (社)日本ツーリズム産業団体連合会「21世紀のリーディング産業へ」

集客交流サービス産業の市場規模

◆集客交流サービス産業の市場規模は、2001年 (20.9兆円)から2004年

(24.5兆円)着実に拡大。

(23)

23 0 10 20 30 40 50 60 70 1964 66 68 1970 72 74 76 78 1980 82 84 86 88 1990 92 94 96 98 99 2000 01 02 (%)  慰安旅行 スポーツ・レクリエーション 自然・名所・スポーツなどの見物や行楽 温泉に入る・湯治 出典:(社)日本観光協会「観光の実態と志向}

消費者ニーズの推移

◆消費者ニーズは団体型から個人型、お仕着せ型から体験型へと変化・多様化。

23

(24)

59

53

56

70

81

109

91

125

114

102

97

0

20

40

60

80

100

120

140

19

94

19

95

19

96

19

97

19

98

19

99

20

00

20

01

20

02

20

03

20

04

出典:東京商工リサーチ経済研究室

主な宿泊業の倒産件数の推移

◆主な宿泊業(ホテル・旅館等)の倒産は、2000年以降100件を超えるペース

で推移。

(25)

25

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

7.0

8.0

2002

2003

2004

2005

2006

(成長

:%)

アジア/太平洋 全体 世界GDP実質成長率 (PWC、IMF資料より作成)

世界のコンテンツ市場(2004年)

日本のコンテンツ市場(2004年)

全体市場規模:13.3兆円

((財)デジタルコンテンツ協会)

コンテンツ産業の成長率予測

全体市場規模:136兆円

出版・新聞 56,757億円 映像 47,312億円 音楽 18,560億円 ゲーム 10,733億円 アメリカ 58.1兆円(42.6%) 欧州 46.1兆円(33.9%) アジア ・太平洋 25.9兆円(19.0%) その他 6.2兆円(4.5%)

我が国のコンテンツ産業市場規模

・我が国コンテンツ産業の市場規模は2004年13.3兆円(対前年比1.8%増)。

世界のコンテンツ産業の成長率は、2006年予測6.5%。世界GDP実質成長率

よりも高い水準で推移していくと予測される。

25

(26)

26 市場規模(日本) 0 10 20 30 40 50 60 70 2002 2003 2004 年 兆 円 従業者数推移(米国) 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 5000 19 92 19 93 19 94 19 95 19 96 19 97 19 98 19 99 20 00 20 01 年 千 人

(IIPA「The 2001 Report」より作成) (各業界団体等からヒアリングによるDCAj調査

市場規模(米国) 0 10 20 30 40 50 60 70 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 年 兆 円 従業者数推移(日本) 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 5000 2002 2003 2004 年 千 人

我が国コンテンツ産業の就業者数推移

2010年

16.5兆円

○我が国のコンテンツ産業の雇用規模は、185万人(2004年)。一方、米国での雇用規模は471万

人(2001年)。

○米国の状況をみると、市場規模に従って、従業者数も増える傾向にある。(10年間で1.6倍)

日本も、今後2010年の市場規模16.5兆円を目指すと、従業者数もそれに応じ、増加が見込まれる。

(27)

27

(参考)アジア・コンテンツ産業セミナー閣僚会合について

・10月28日、日本を含むコンテンツ産業を所掌するアジア14カ国※の閣僚及び政府代表が集まり、

各国のコンテンツ産業の現状について報告するとともに、直面する課題と対策について議論を行い、

今後重点をおき協力して取り組むべき分野と対応策の方向性につき、以下の内容に合意した。

1.国際共同製作の推進 2.人材育成・人材交流の推進 3.コンテンツ市場の拡大 ◆国際共同製作の窓口機関の設定 →撮影環境や製作事業者等の情報を円滑に交換 ◆共同製作ワークショップの開催 →各国コンテンツ製作者のマッチングを容易化 ◆資金調達サポートシステムの構築 →活用可能な金融に関する情報提供や斡旋 ◆プロデューサー、クリエータ、知財専門家等の育成 →コンテンツ産業に不可欠な人材育成の強化・実施 ◆映画祭等における人材交流機会の提供 ※ ブルネイ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ラオス、韓国、マレーシア、ミヤンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム及び日本 ◆映画祭への参加・出展の支援 →アジア各国の映画祭等への参加・出展を促進 ◆アジア映画祭パートナーシップの形成 →アジア各国における映画祭等の内容、時期の調整や 共同アジアブースの設置の検討 成果のフォローアップ ◆知財保護関連法制度の改善と実施 →知財法制度の改善とその効果的な実施 ◆ルール・手続の透明性向上 →関連するルールや手続の透明性向上 ◆政府間及び民間による協力関係の構築 →コンテンツ貿易・投資の拡大につながる政府間及び民間 による協力関係(例えば、協力協定等)の構築 ◆統計データの整備 →統計データ等を改善し、他国へも提供 ◆アジアコンテンツ情報ネットワークの設立 →各国の映画関連機関やコンテンツ関連情報・統計データ をリンクした「アジアコンテンツ情報ネットワーク」の設立支援 ◆次回会合 →フィリピンが日本とタイとの協力を得て第2回閣僚会合及 び専門家会合を開催する旨提案 4.コンテンツ貿易・投資環境整備/情報交換 27

(28)

28

育児支援サービスの分野別・年齢別の内訳

子育て費用の分野別・年齢別の内訳をみると、<0∼5歳>の乳幼児においては、家庭

内で親が行う無償の育児活動である「家庭内育児活動費用」が最も高い。

分野別・年齢(3段階)別にみた子育て費用総額(18歳未満) 注)家庭内育児を金銭換算するには、1人あたりの育児時間×時間あたりの平均賃金×365日で算出した。1人あたりの育児時間については、 社会生活基本調査(総理府統計局)の結果を用いている。たとえばゼロ歳児であれば、女性の育児時間は1日あたり307分、男性の場合

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29 (資料)平成13年度国民生活白書より

未就学児童を抱える母親の半数以上が、「育児の自信がなくなることがある」、「自分のや

りたいことができなくてあせる」、「なんとなくイライラすることがある」と回答。特に、共働き

の主婦に比べて専業主婦のほうが自信がなくなることがあると答える人の割合は高い。

図表 子育てに自信を持てなくなる専業主婦

子育てに対する自信の低下

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30 保育サービス企業の2004年度売上高順位 (資料)日経MJ(平成17年11月16日)

民間企業による保育サービスについて

民間企業による保育サービスの売上高の伸びは、2002年度は40%、2003年度は33%、

2004年度は50%(現在の売上高は1471億円)。既存保育所では提供が困難な多様な

ニーズの出現や、2005年4月の次世代育成支援対策推進法の施行により、社員の保育環境整

備を始めた企業の増加などが原因と考えられる。

<民間企業による保育サービスを促進するための措置> 2000年3月 保育所設置に係る主体制限が撤廃 され、株式会社、NPO法人等が 認可保育所を設置することが可能 (厚生省通達) →2000年10月に株式会社による認可保育 所全国第1号が開園(葛西駅前さくら保 育園) 2001年3月 公立保育所の民間への運用委託等 を促進 (規制緩和推進3ヶ年計画) 2001年3月 東京都独自の基準による認証保育 園が開設

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31

○ビジネス支援サービス産業の市場規模は、1990年の53兆円から2000年には76兆円へと大き

く拡大している。

生産高の伸び/雇用の伸び(1990年∼2000年)の日米の比較 1.000 0.856 1.154 0.621 0.397 1.421 0.844 0.822 1.269 1.154 0.552 1.009 0.000 0.200 0.400 0.600 0.800 1.200 1.400 1.600 広告 調査 情報 サー ビス 物品 賃貸 業( 除貸 自動 車) 貸自 動車 業 自動 車修 理 機械 修理 建物 サー ビス 法務 ・財務 ・会計 サー ビス 土木 建築 サー ビス 労働 者派 遣サー ビス その 他の 対事 業所 サー ビス アメリカ=1.0 (2000年)

○ビジネス支援サービス全体の労働生産性(雇用者一人当たりの生産額)は、1990年から2000年

にかけて7%上昇(米国は2%上昇)。一方、分野ごとに分析すると、労働者派遣、リース等の分野に

おいては、米国に比して労働生産性の伸びが低い。特に、労働者派遣業の労働生産性は、42%低

下(米国は5%上昇)。

ビジネス支援サービスの市場規模と労働生産性

日本、米国におけるビジネス支援サービスの市場規模・雇用者数 (平成12年度産業連関表) 1990年 2000年 1990年 2000年 日 5.8 9.1 18 25 米 2.8 4.9 24 30 日 7.3 14.9 59 101 米 10.4 29.2 77 210 日 8.5 11.0 15 29 米 3.5 5.0 34 45 日 0.8 1.6 2 4 米 1.8 6.6 17 23 日 5.7 6.7 64 62 米 9.1 10.8 74 102 日 6.7 6.1 28 26 米 4.6 5.4 37 37 日 2.3 4.2 42 72 米 3.3 5.3 81 99 日 1.8 2.7 28 35 米 21.4 24.2 148 173 日 3.7 4.1 48 46 米 10.8 14.0 79 102 日 0.8 1.6 15 50 米 4.0 10.6 154 389 日 9.2 14.0 140 177 米 24.8 43.3 274 403 日 52.5 76.2 460 627 米 96.5 159.2 999 1,612 対事業所サービス 国内生産額(兆円) 雇用者数(万人)  広告  調査情報サービス  物品賃貸業(除貸自動車)  貸自動車業  自動車修理  機械修理  建物サービス  法務・財務・会計サービス  土木建築サービス  労働者派遣サービス  その他の対事業所サービス 合計 31

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32 ユーザーニーズの変遷 可能な活用形態

モノ作りを支える外部人材活用の背景・現状

背景・現状 背景・現状 1990年代以降∼ 生産変動・コスト削減対応を目的とした 外部人材活用の進展 1990年代以降∼ 生産変動・コスト削減対応を目的とした 外部人材活用の進展 質の高い業務への 外部人材活用ニーズの拡大 質の高い業務への 外部人材活用ニーズの拡大 【請負】 労務管理:ベンダー 生産管理:ベンダー 【請負】 労務管理:ベンダー 生産管理:ベンダー 【派遣】(期間制限1年) 労務管理:ユーザー 生産管理:ユーザー 【派遣】(期間制限1年) 労務管理:ユーザー 生産管理:ユーザー 【請負】 労務管理:ベンダー 生産管理:ベンダー 【請負】 労務管理:ベンダー 生産管理:ベンダー 平成16年3月∼ 生産業務における 『派遣』の解禁 H19年3月(事実上、H18年3月)∼ ○グローバル競争の激化により、モノ作り現場における外部人材の活用比率が高まるとともに、より質の高い業務への 外部人材活用ニーズが高まってきている。 ○モノ作り現場における外部人材は、ユーザーが指揮命令を行う形での活用ニーズが高いものの、請負形態でしか活用 することが認められていなかった(平成16年2月まで)。 ○労働者派遣法の改正により、ユーザーが指揮命令を行いつつ外部人材を活用する形態として「派遣」が認められたこと により、モノ作り現場の実態により合致した、外部人材の活用形態が認められるようになった(平成16年3月から。) ○しかしながら、 外部人材の活用状況に関して、ユーザー側からは、①定着率の低さ、②質の高い業務に対するニーズ に応える能力の不足、などが問題点として指摘されている。 ○今後、ベンダー側のサービスの質を高める上で、就業者への教育、インセンティブの付与等の環境をいかにして整備 するかが課題となっている。

(33)

33 いずれの主体においても教育投資のインセンティブが働かず、 結果として、就業者のモラル、定着率が低下し、サービスの質の向上が図れていない

モノ作り外部人材研究会資料

‡ 教育投資により、生 産性・能力が向上し ても、派遣料金に反 映されない契約とな りがち。 ‡ 教育投資により、生 産性・能力が向上し ても、派遣料金に反 映されない契約とな りがち。 派 遣 派 遣 ‡ 就業期間の制限が あるため、教育コス トが回収できない。 ‡ 就業期間の制限が あるため、教育コス トが回収できない。 ‡ 請負金額が実質上、 労働者数と労働時 間で決まることが多 く、結果的に、教育 投資コストが見込ま れていないことが多 い。 ‡ 生産性向上効果に 応じ、請負契約金額 が決まる契約となっ ていない。 ‡ 請負金額が実質上、 労働者数と労働時 間で決まることが多 く、結果的に、教育 投資コストが見込ま れていないことが多 い。 ‡ 生産性向上効果に 応じ、請負契約金額 が決まる契約となっ ていない。 請 負 請 負 ‡ 出来高契約のため、 教育投資により、生 産性・能力向上のメ リットが得られない 契約となりがち。 ‡ 出来高契約のため、 教育投資により、生 産性・能力向上のメ リットが得られない 契約となりがち。 ‹ 教育投資を行う者がメリットを得 ることのできる契約形態の実現 ‹ 就業期間制限の在り方の検討 ‹ 就業者に対するキャリアアップの インセンティブの付与(就業者の 評価と処遇の連動、キャリアパス の整備) ‹ 教育投資を行う者がメリットを得 ることのできる契約形態の実現 ‹ 就業期間制限の在り方の検討 ‹ 就業者に対するキャリアアップの インセンティブの付与(就業者の 評価と処遇の連動、キャリアパス の整備) ‹ 教育投資を行う者がメリットを得 ることのできる契約形態の実現 ‹ 高付加価値業務に対する適正な価 格設定 ‹ 就業者に対するキャリアアップの インセンティブの付与(就業者の 評価と処遇の連動、キャリアパス の整備) ‹ 教育投資を行う者がメリットを得 ることのできる契約形態の実現 ‹ 高付加価値業務に対する適正な価 格設定 ‹ 就業者に対するキャリアアップの インセンティブの付与(就業者の 評価と処遇の連動、キャリアパス の整備) ‡ 評価・処遇の 制度が整って おらず、自己 投資のインセ ンティブが働 かない。 ‡ キャリアパス が整備されて いない。 ‡ 評価・処遇の 制度が整って おらず、自己 投資のインセ ンティブが働 かない。 ‡ キャリアパス が整備されて いない。 ユーザー・ベンダー・就業者が、 win-win-winを達成するために必要な方策 ユーザーからみた 課題 ユーザーからみた 課題 ベンダーからみた 課題 ベンダーからみた 課題 就業者からみた 課題 就業者からみた 課題

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○ グローバリゼーションの進展、中国等アジア諸国の産業競争力が高まる中、我が国製品・コンテン

ツの国際競争力強化の観点から、「新日本様式」という新しいブランドを確立する。

○ 「新日本様式」とは、我が国の伝統的なデザインや機能、コンテンツを現代の生活に相応しいよう

に再提言すること。

○ このようなブランド確立に向けた主体として「新日本様式」協議会が1月28日(土)に発足。

日本ブランド=「新日本様式」の推進

価格

品位

付加価値の評価の変遷

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35

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商業部門の労働生産性が相違する要因

○流通・物流関連分野は、供給側が生産する製品を販売につなげるとともに、需要側が必要とする製品を調達して くる機能を果たすもの。GDPに占める流通・物流の割合は、卸売・小売業13.3%、運輸業4.7%(※名目GDP、平 成15年度SNA)で、我が国経済において重要な意義を有している。 ○この分野において効率化・高付加価値化を進めることは、供給側の販売効率の向上等につながるとともに、需要 側の消費者余剰の拡大、消費者ニーズの一層の充足につながるもの。 ○我が国の流通は、効率化・高付加価値化が進んでいる面があるものの、米国との比較においては生産性が相 対的に低いとの指摘がなされている。 ○我が国の商業部門の労働生産性は、米国よりも低いが、欧州主要国よりも高い。 ○欧米と比べて、小売業全体の売上高に対して、大企業と比べて類型的に効率性が低い中小企業の占める割合 が高いこと、生産から消費に至るまでの間に、卸・小売が存在し、流通が多段階化していること、といったことが 要因の一つと言われている。 ○更に、大手の流通企業についても、高い販売管理費率で利益率が劣後している状況が見られる。 食品小売業の市場規模及び構成比 (%) 英 独 仏 米 日 市場規模(億円) 147,537 186,732 196,176 914,886 529,230 合計(%) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ハイパーマーケット 13.3 18.0 41.7 15.8 16.1 スーパーマーケット 60.5 16.7 30.6 51.0 31.6 コンビニエンスストア 1.6 - 2.8 4.5 10.6 食品ディスカウンター 4.2 27.1 5.4 13.8 1.3 専門店 12.7 29.8 14.6 1.3 9.1 その他 7.7 8.5 4.9 13.6 31.3 業態の定義 ハイパーマーケット:売場面積2500㎡以上でうち35%以上がノンフードの売場 スーパーマーケット:売場面積400㎡以上2500㎡未満、食品販売構成比70%以上 コンビニエンスストア:週7日営業、6日以上は開店時間午前9時前かつ閉店時間午後8時以降。セルビデオ、 弁当・サンドイッチ類、新聞・雑誌、切花、グリーティングカードのうち、2以上を取り 扱う 食品ディスカウンター:売場面積300-900㎡、取扱品目はプリパッケージのグロサリー中心に1000品目以下。 PB商品が多い。又は、やや大きめの売場面積で1500-4000品目を取扱うタイプも 含む 専 門 店:ベーカリー、精肉店、青果店、鮮魚店など ①総売上高 29,716,221 100.0% 1,676,112 100.0% 1,474,808 100.0% ②売上原価 23,040,740 77.5% 1,251,271 74.7% 1,066,600 72.3% ③売上総利益(①−②) 6,948,149 23.4% 424,841 25.3% 408,208 27.7% ④営業収入 272,667 0.9% 88,252 5.3% 19,153 1.3% ⑤営業総利益(③+④) 7,220,816 24.3% 513,093 30.6% 427,361 29.0% ⑥販売費及び一般管理費 5,206,300 17.5% 489,076 29.2% 403,259 27.3% ⑦営業利益(⑤−⑥) 1,741,848 5.9% 24,017 1.4% 24,103 1.6% 2004/1 2004/2 2004/2 ウォルマート イオン イトーヨーカ堂 ※為替レート:1USD = 115.93円(2003年度期中平均レート) 出所:各社有価証券報告書、アニュアルレポート 日米大手小売業財務データ比較 単位:百万円

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37

流通・物流に影響を与える日本人の消費行動・嗜好

○こうした状況の背景には、旧来からの日本の流通の成り立ちによることに加え、そもそも流通・物流は消費行動・ 嗜好に大きな影響を受けながら発達していくものであり、日本人特有の消費行動・嗜好によって我が国の流通・ 物流が形成されてきた面がある。 ○更に、近年、我が国では、①景気の長期低迷や消費者の価値観の多様化に伴って消費の量的な拡大から質的 な向上が重視されるようになっていること(消費需要の多様化)、②インターネットで商品情報や価格比較が容易 になったこと等に伴って品質・価格・入手形態等に対する要求水準が高度化していること(消費需要の高度化)、 といった需要構造の変化が生じている。 週に2回以 上 16% 週に1回 70% 月に1回以 下 7% 2週に1回 7% 英国における主たる食料品の購買頻度 出所:英国競争委員会「スーパーマーケット」2000年 週4回以上 12% 週3回 15% 週1回 42% 2週に1回 以下 2% 週2回 29% ほぼ毎日 46% 週に2ー3 回 36% 週に1回以 下+不明 18% 出所:東京都「東京都における消費 者購買行動調査」2002年 東京都での消費者の小売店利用頻度 地元の商店(商店街)又は大型店の利用頻度 米国でのスーパーマーケット又は食料品店の利用頻度 出所:米国FMI「トレンズ2004」 (店/万人) 出所:米国:小売業店舗数はCensus2002、その他はU.S.Dept..of

Agriculture, Economic Research Service, Food Marketing Review,annual

英仏独:Euromonitor Retail Trade International 2001、Mintel International Group/European Retail

Handbook2002/2003 日本:経済産業省・商業統計 62.3 ドイツ 51.0 フランス 52.2 54.8 91.0 英国 米国 日本 人口1万人あたりの小売業店舗数 日本の消費者は買物出向頻度が高く、家庭内在庫をあまりもたない。 商品販売額 (億円) 商品手持額 (億円) 商品回転数 (回/年) 売上高 (百万ドル) 在庫高 (百万ドル) 商品回転数 (回/年) 小売業計 1,351,253 127,948 10.56 3,230,122 425,250 7.60 自動車小売業を除く計 1,190,497 115,503 10.31 2,383,874 281,767 8.46 各種商品小売業 173,183 12,853 13.47 451,365 62,621 7.21 飲食料品小売業 412,376 16,077 25.65 489,445 35,256 13.88 日本 米国

出所:経産省「商業統計」2002年、U.S. Department of Commerce U.S. CENSUS BUREAU「Annual Benchmark Report for Retail Trade and Food Services」2004

小売業の商品回転率の日米比較

日本の店舗密度は高く、消費者に利便性を提供。 日本は在庫回転を高く、鮮度の良い商品を供給している。

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需要構造の変化に合わせた流通の変化

○需要構造の変化に合わせて流通が変化する中で、事業所数の減少、小売業の合併、上位企業への売上高の集 中といった集約化が徐々に進んでいる。 ○また、多様化する消費ニーズに対応する形で、ドラッグストア、ホームセンター、100円ショップ、100円コンビニ、 外資系流通企業といったGMSや百貨店とは異なる業態が成長している。 ○更に、ブロードバンド化による定額でのインターネットが普及し、ネットショッピングの環境が整備されたことから、 取扱商品が従来までのパソコン、書籍、CD等から衣料品等に拡大しつつあり、ネットショッピング等の無店舗で の販売額も増加傾向にある。 ○こうした消費牽引型の流通構造の変化は、酒類や医薬品等消費財の流通に関する規制緩和と相まって進んで いるところであり、今後も継続していくと考えられる。 1,300,057 1,406,884 1,419,696 1,449,948 1,605,583 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 1991 1994 1997 1999 2002 自動車・燃料小売業除く 小売業計 小売業の商店数の推移(1991-2002) 出所:商業統計 1 0 .1 9 .3 9 .2 8 .4 7 .8 7 .6 8 .2 8 .5 7 .7 7 .9 1 0 .1 1 1 .6 1 2 .7 1 4 .5 1 4 .7 2 .8 3 .5 4 .5 5 .3 6 .2 3 .9 4 .4 5 .7 6 7 .0 6 4 .0 6 0 .3 5 9 .4 5 6 .7 2 .7 1 .8 2 .3 1 .3 0 .7 0 .8 1 .0 1 .1 1 .5 0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 1 9 9 1 1 9 9 4 1 9 9 7 1 9 9 9 2 0 0 2 業 種 店 他 衣 料 品 ス ー ハ ゚ー ドラッ グス トア 住 関 連 ス ー ハ ゚ー コン ヒ ゙ニ エン ス ス ト ア 食 料 品 ス ー ハ ゚ー 総 合 ス ーハ ゚ー 百 貨 店 18.1% 19.2% 20.5% 21.9% 22.8% 24.5% 13.8% 14.1% 15.3% 16.6% 17.7% 18.1% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 1996年度 1997年度 1998年度 1999年度 2000年度 2001年度 6位∼15位のシェア 上位5社のシェア 食品卸売業上位15社のシェア推移 小売業態別商品販売額シェア(自 動車小売業・燃料小売業は除く) 出所:商業統計 出所:(財)流通経済研究所 (上位企業の売上高は日経流通 新聞。シェアは、商業統計における酒類卸売業、菓子卸売業、 その他食品・飲料卸売業の1次卸販売額をベースに作成)

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流通の効率化のための情報化に対する日米の相違

○流通・物流分野では、多数の企業が多頻度で情報のやりとりを行っており、情報化が効率化に効果的。 ○情報化の効果は、消費ニーズへの対応において差異化の源泉にならない部分をできるだけ同じフォーマットで 利用すればするほど高くなる、という逓増的な関係にあるため、メーカー・卸・小売の企業の壁を越えて標準化 された情報化を推進することが重要。 ※現状は商品の属性を表すデータについて、入力する内容が全くバラバラ。また、EDIにおける項目立てや通信方式も企業別、商材 別に相違。 ○こうした標準化された情報化により、メーカー・卸・小売間のサプライチェーンにおいて円滑な情報共有が実現し、 データ分析に基づく的確な消費ニーズへの対応により、付加価値の増大を図っていくことが可能となる。 ○この点、我が国と欧米を比較すると、企業毎業界毎に、利益の源泉とならない部分も含めて差異化したバラバ ラなフォーマットで情報化が進展。欧米の大手流通業よりも比較的規模が小さく上位企業の寡占度が低い我が 国では、企業間業界間で標準化のための調整が困難であったため、標準化が進んでいない。 ○結果として、メーカー・卸・小売り間のサプライチェーンにおける情報共有や消費ニーズへの的確な対応が十分 に進んでいないことが、欧米と比較して流通全体で非効率化を招いている 0 10 20 30 40 50 60 第1位 第2位 第3位 第4位 第5位 % 英国-食品小売市場 仏国-総小売市場 米国-食品小売市場 独国-総小売市場 日本-食品小売市場 日米欧の小売業上位5社の累積市場シェア(日米仏独2000 年、英2001年)

資料:英−IGD、仏−Retail Intelligence, INSEE、米− supermarket news,米国商務省、独−M+M Eurodata, Retail

intelligence、日−有価証券報告書、日本スーパー名鑑、商業統計等 業態 自社独自、ま たは取引先 指定% 件数 全体 61.9 354 百貨店 54.5 22 総合スーパー 62.5 16 食品スーパー 57.1 126 衣料スーパー 66.7 3 ミニスーパー 81.8 11 コンビニエンスストア 60.0 10 農協店舗 50.0 6 生協店舗 46.2 13 ホームセンター 65.7 35 ドラッグストア 54.3 35 家電量販店 0.0 2 専門店 75.4 57 その他 90.0 10 無回答 62.5 8 自社独自、または取引先指定フォーマット% 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 全体 百貨 店 総合 スー パー 食品 スー パー 衣料 スー パー ミニ スー パー コン ビニ エン スス トア 農協 店舗 生協 店舗 ホー ムセ ンタ ー ドラッグ ストア 家電量販 店 専門店 その 他 無回答 出所:流通システム開発センター「2003年版流通情報システム化実態調査報告書」 オンライン発注フォーマット(複数回答) 独自の発注フォーマットでデータを送信している小売業が大半。 欧米の高い集中度に比較して、日本では 上位企業への集中度が低い。 39

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規制緩和やグローバル化における国際・国内の物流

○貨物自動車運送事業法及び貨物運送取扱事業法について、1990年に、トラック事業の参入規制の緩和、輸送 手段別の管理から複合一貫輸送への対応といったことを内容とする規制緩和が実施 ○これによって、新規参入の拡大によりコスト競争が激化し、非正社員化・パート化による対応で物流コストの低下 が実現した。 ○経済がグローバル化する中、アジアと我が国との間の貿易量が増大しており、アジアを中心としてグローバルな 視点で事業最適化を図る我が国企業にとって、アジアとの間の物流効率化が重要 ○しかし、国際物流及びこれに接続する国内物流のトータルコストやリードタイムにおいて国内物流区間の占める 比重が高くなっており、こうした国内物流区間の効率化を図るべく、流通・物流システムの低廉で継ぎ目のない連 結が必要。 23 23 54 0% 20% 40% 60% 80% 100% 13.0日 24 24 52 0% 20% 40% 60% 80% 100% 12.5日 33 28 39 18.0日 36 28 36 18.0日 16.0日 25 31 44 17 46 37 17.5日 海上貨物の平均所要日数の構成 釜 山∼東 京 アジア→日本(東京) 日本(東京)→アジア 上 海∼東 京 シンガポール∼東 京 航空貨物の平均所要時間の構成 仁 川∼成 田 上 海∼成 田 シンガポール∼成 田 63時 間 19 4 77 0% 20% 40% 60% 80% 100% アジア→日本(東京) 75時 間 64 3 3 2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 62時 間 1 8 5 77 67時 間 1 8 1 0 7 2 75時 間 6 4 4 3 2 38時 間 6 3 1 9 1 8 アジアサイド 海上(航空)輸送 日本サイド 日本(東京)→アジア 2 3 2 3 5 4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 13.0日 24 2 4 52 0% 20% 40% 60% 80% 100% 12.5日 3 3 2 8 3 9 18.0日 36 2 8 3 6 18.0日 16.0日 25 3 1 44 1 7 4 6 3 7 17.5日 海上貨物の平均所要日数の構成 釜 山∼東 京 アジア→日本(東京) 日本(東京)→アジア 上 海∼東 京 シンガポール∼東 京 航空貨物の平均所要時間の構成 仁 川∼成 田 上 海∼成 田 シンガポール∼成 田 63時 間 1 9 4 7 7 0% 20% 40% 60% 80% 100% アジア→日本(東京) 75時 間 6 4 3 3 2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 62時 間 1 8 5 77 67時 間 1 8 1 0 7 2 75時 間 6 4 4 3 2 38時 間 6 3 1 9 1 8 アジアサイド 海上(航空)輸送 日本サイド アジアサイド 海上(航空)輸送 日本サイド 日本(東京)→アジア 2003年 中国 香港 日本 NIEs ASEAN4 955 594 763 1054 446 630 951 665 728 445 241 287 389 175 509 707 中国 香港 日本 NIEs ASEAN4 955 594 763 1054 446 630 951 665 728 445 241 287 389 175 509 707 1991年 中国 香港 日本 NIEs ASEAN4 267 103 321 669 254 86 417 227 234 231 41 23 48 21 320 19 中国 香港 日本 NIEs ASEAN4 267 103 321 669 254 86 417 227 234 231 41 23 48 21 320 19 アジアと我が国との間の貿易量の増大 7.8 8 8.2 8.4 8.6 8.8 9 9.2 9.4 97年 99年 01年 物流コスト比率 売上高に占める物流コスト比率 高まる国内物流区間の占める比重

参照

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商業地域 高さ 30m以上又は延べ面積が 1,200 ㎡以上 近隣商業地域 高さ 20m以上又は延べ面積が 1,000 ㎡以上 その他の地域 高さ 20m以上又は延べ面積が 800 ㎡以上

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