Internet Week 2011
D2:ここまで来ている IPv6インターネット !
VNE
IP 6対応
VNE
(Virtual Network Enabler)
のIPv6対応
日本インターネットエクスチェンジ株式会社(JPIX) Akira Nakagawa2011年11月30日g 日本ネットワークイネイブラー株式会社 (JPNE) 経営企画部 Akira Nakagawa 中川あきら
目次
1.VNEについて
2.当社のIPv6利用例
2.当社のIPv6利用例
会社概要
社名 日本ネットワークイネイブラー株式会社
Japan Network Enabler Corporation (JPNE) 事業会社
発足日
Japan Network Enabler Corporation (JPNE) 2010年8月30日 発足 事業内容 ISPへのローミング事業 ローミング事業に附帯する事業 資本金 20億円 KDDI株式会社 日本インターネットエクスチェンジ株式会社 NECビ グロ ブ株式会社 株主 NECビッグローブ株式会社 ニフティ株式会社 株式会社朝日ネット 株式会社朝日ネット 丸紅アクセスソリューションズ株式会社
NTT-NGNによるIPv6インターネットの出現
2011年、IPv6サービスを提供するISPは、
2つの方式から提供方式を選ぶことになった。
2つの方式から提供方式を選ぶことになった。
ネイティブ方式 (IPoE方式) トンネル方式 (PPPoE方式) Internet(IPv6) メ ルサ バ等 Internet(IPv6) VNE(IPv6) ISPISPISP
メールサーバ等 ISP (IPv6) ISP (IPv6) ・・・ NTT-NGN ISP NTT-NGN (IPv6閉域網) (IPv6閉域網) アダプタ アダプタ
昨今の多くのISPにとっての課題
IPv4枯渇とNGN開始を機に変化の必要性を感じている。
売上高の伸び悩み
各ISPにとって、回線品質による差別化が難しい 各ISPにとって、回線品質による差別化が難しい ため料金値上げは難しい。(単価) FTTH利用者の伸びは鈍化している (数) FTTH利用者の伸びは鈍化している。(数) 費用の増加
費用の増加
トラフィック激増による設備投資増 会 請 す 備 資 社会からの要請に対応するための設備投資・運用 児童ポルノブロック対応等 IPv6/IPv4 の2重設備投資・運用JPNE設立に向けて
国内には変革の必要性を感じている
ISPが存在する
売上高増の限界
費用の増加
ISPが存在する。
売上高増の限界
費用の増加
ネットワークの
ダウ
が必
コストダウンが必要
複数のISPが設備の
共同調達
・運用を行い
規模の経済によるコストダウンへ
会社設立当時のフォーメーション
ネットワーク設備の共同調達・運用により、
ISP各社がNW以外の新規ビジネスを創出する環境を整備
ISP各社がNW以外の新規ビジネスを創出する環境を整備
NWの共同調達・運用
(前提:出資会社以外のISPにもこのNWをご利用いただく) (前提:出資会社以外のISPにもこのNWをご利用いただく)ISP・NTT-NGN・VNEの関係
Internet(IPv6) メール サーバ等 Internet(IPv6) ISPISP ISP VNE(IPv6) マルチフィード VNE(IPv6) BBIX VNE(IPv6) NTT NGNVNE(IPv6) VNE(IPv6) VNE(IPv6)
NTT-NGN (IPv6閉域網) 折り返し通信 JPNE JPNEの IPv6アドレス マルチフィード のIP BBIXのIP のIP
VNEを利用するISPのビジネスモデル
ネットワークに充当していたヒト・モノ・カネを
新規事業等に再配分することが可能となる。
従来のISP VNEを導入するISP 企画・営業・運用新規事業等に再配分することが可能となる。
ブランド マーケティング イ ン 企画 営業 運用 ISP 事業者 ISP 事業者 ケ ィ グ お客様サポート コンテンツ・アプリ ン ター ネ リソースを新事業 / 新サ ビス ネ トワ ク ンテンツ ア リ システム構築・運用 ネ ット サ 新サービス へ ネットワーク 構築・運用 サ ービ スVNE
ス アクセスNW NTT東西 NTT東西ネイティブ方式における3通りのIPv4提供方式
(予定)ISPの戦略により各種パターンを選択することができる。
ISPがIPv4を運用 ISP JPNEがIPv4を運用 ISP (予定) SAM方式(アドレス共有型) ISP ルータ 認証 DNS等 ルータ 認証 DNS等 (v4) (v6) ルータ 認証 DNS等 (v4) (v6) (v4) (v6) DNS等 DNS等 網終端装 DNS等 網終端装 SAM IPv6 PPPoE 網終端装置 IPv6 網終端装置 IPv6 PPPoE Native NGN PPPoE HGW NGN HGW NGN SAM PPPoE Native HGW HGW SAM SAM: Stateless Address Mapping目次
1.VNEについて
2.当社のIPv6利用例
2.当社のIPv6利用例
(ケーススタディー)
JPNEのワークスタイル
電子化をベースとし、働く場所を選ばないスタイルとしている。 概要 ペーパーレス •法的書類・契約書類を除きpdf化 フリ アドレス ワ ク フリーアドレス •事務所に自席無し 個人の書類等は個人ロッカーへ ワーク スタイル 個人の書類等は個人 ッカ •約30cm×35cm×40cm / 人 テレワーク可 (強制???) 場所問わず 自宅でも出先でも •場所問わず。自宅でも出先でも・・・ 全社ミーティングの時は事務所を会議室化 •壁一面がホワイトボード兼プロジェクタのスク リーン(ケーススタディー)
JPNE 事務所内の業務環境
フリーアドレス・ペーパーレス・ワイヤレス
をベースとしている
をベ スとしている。
事務所内デスク(ケーススタディー)
JPNE 事務所内のIT環境
機器の更改時に、
極力IPv6対応の機器を導入している。
機
リプレ ス リプレース 従来使用していたIPv4プリンタ IPv6対応プリンタ・スキャナー(ケーススタディー)
JPNE 事務所内のIT環境
ある程度新しい端末であればIPv6対応しているため、
意識せずにIPv6を使っていることが多い。
JPNE事務所の社内LANのイメージ
・メールサーバ •ファイルサーバ クラウド(v6/v4) クラウド(v4) ・社内向けホーム ページ ・社外向けホーム ページ ァ •稟議システム NGN (v4) (v6) ページ ネイティブ(IPoE)方式 を日常業務で利用中。 4G /48 クラウドをベースとし た業務を実施。 HGW 4G /48 た業務を実施。 震災直後は自宅のブロ ードバンド回線等で通 4P /64 ドバンド回線等で通 常業務を実現。 (v6/4P) (v6/4P) (4P) (v6/4P) 社内NASサーバ Windows7 スマートフォン プリンタJPNE 事務所のトラフィック
一つ一つの機器・システムのIPv6化の積み重ねにより、
IPv6トラフィックが *自然に* 流れるようになった
IPv6トラフィックが *自然に* 流れるようになった。
Incoming Traffic Outgoing Traffic
1 5M g 200k g g 1.5M 200k 多 く テ レ IPv6 IPv6 く の社員が レ ワーク IPv4 IPv4 土 日 土 日 火 水 木 火 水 木
