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避難勧告等の 判断 伝達マニュアル ( 土砂災害編 ) ひと 緑がかがやく田園と交流のまち 安全に安心して暮らせるまちの実現に向けて ( 概要版 ) 平成 26 年 9 月 1 日 北海道長沼町

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長沼

沼町

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目 次 1 はじめに(マニュアル策定の経緯) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2 避難勧告等の対象となる土砂災害の危険箇所 ・・・・・・・・・・・・・・ 1 3 避難勧告の発表単位及び避難所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 4 避難勧告等により立ち退き避難が必要な住民に求める行動 ・・・・・・・・ 3 5 避難勧告等の発令の判断基準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 6 避難勧告等の伝達方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 7 避難勧告等の伝達文(例) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

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1 1 はじめに(マニュアル策定の経緯) 近年の気象は、一度に降る降雨量が増加傾向にあり、河川の氾濫、土砂災害が頻発。 また、全国で発生した一連の水害、土砂災害では、避難勧告等を適切なタイミングで適当な対 象地域に発令できていないこと、住民への迅速・確実な伝達が難しいこと、避難勧告等が伝わっ ても住民が避難しないことなどから人的被害・建物被害が発生。 このような状況を踏まえ、 (1)国:「避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン(案)」(H26.4.8) (2)道:「避難勧告等の判断・伝達マニュアル(案)」(H26.8.4) (3)町:「避難勧告等の判断・伝達マニュアル(土砂災害編)」(H26.9.1) 土砂災害の発生が高まった場合に、町が判断の基準となる気象情報等から避難勧告等を躊躇な く発令し、住民が混乱なく避難できるようマニュアル化するもの。現在修正作業中の「長沼町地 域防災計画」にも反映させる。 なお、「水害編」については、平成27年度に道が公表を予定しており、これをもって町でも 策定予定。それまでの間は、地域防災計画、水防計画に基づき、「気象情報、水位情報、警戒巡 視等」により総合的に判断し、避難勧告等を行う。 2 避難勧告等の対象となる土砂災害の危険箇所 (1)土砂災害危険箇所とは 土砂災害による被害のおそれがある箇所を示したもの。国土交通省により示された点検 要領に基づき、道が図上調査し、国土交通省が全国一斉に公表。(H15.3.28) (2)土砂災害警戒区域とは 道が、土砂災害危険箇所を対象に基礎調査(①危険箇所周辺地図作成。②現地調査を実 施し、「市町村長への意見照会」を行った後、住民説明会などを経て告示し、土砂災害警戒 区域・土砂災害特別警戒区域が指定区域として発効。 区 分 指定(公表)者 備 考 土砂災害危険箇所 国 ・法的規制なし。 ・危険箇所に住む住民に土砂災害への備えや警 戒避難に役立てていただくように周知する ことを目的として公表。 土砂災害警戒区域 北海道 ・市町村は土砂災害から住民の生命を守るた め、警戒避難体制の整備(ハザードマップの 作成・公表等)を図り、住民の防災意識向上 と、防災情報の伝達体制を確立し、土砂災害 時の避難体制を推進。 土砂災害特別警戒区域 北海道 ・警戒避難体制の整備 ・新たに建物を建てるときは、土砂災害により 想定される衝撃に対し、建築物が安全である かどうかの建築確認。 ・老人ホーム、病院などの避難行動要支援者関 連施設の建築や住宅宅地分譲などの開発を 行うには、許可が必要。 ・著しい損壊が生じるおそれのある建物の所有 者に対し、移転等を勧告。

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(3)長沼町に所在する土砂災害危険箇所 1)急傾斜地崩壊危険箇所 4箇所 傾斜度30度以上、高さ5m以上の急傾斜地で人家等に被害を及ぼすおそれのある急 傾斜地及びその近接地。降雨時に地中にしみ込んだ水分により不安定化した斜面が急激 に崩れ落ちる現象が発生する危険がある。 2)土石流危険渓流 14箇所 渓流の勾配が3度以上あり、土石流が発生した場合に人家等の被害が予想される危険 区域。山腹、谷底にある土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流され る現象が発生する危険がある。 (4)長沼町の土砂災害危険箇所図

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ながぬま温泉 ながぬま温泉ながぬま温泉 ながぬま温泉 自衛隊自衛隊自衛隊自衛隊 馬追の名水 馬追の名水馬追の名水 馬追の名水 札夕線 札夕線 札夕線 札夕線 夕 夕 夕 夕長長長長線線線 線 東 東東 東 888 線8線線線 東 東東 東 777 線7線線 線 伏古斎苑 伏古斎苑 伏古斎苑 伏古斎苑

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3 3 避難勧告の発表単位及び避難所 発表単位は、「行政区名又は住所」とするが、自然現象のため不測の事態等も想定されること から、事態の進行・状況に応じて、避難勧告等の発令区域を適切に判断。 長沼町地域防災計画における11区の避難所は「長沼中央小学校」、12区・16区の避難所 は「長沼高等学校」だが、土砂災害に関しては対象地区が限定的となるので、避難所として機能 性が高い、「町民会館」又は「総合保健福祉センターりふれ」を災害の状況等を踏まえ開設する こととする。 4 避難勧告等により立ち退き避難が必要な住民に求める行動 区 分 立ち退き避難が必要な住民等に求める行動 避難準備情報 ・気象情報に注意を払い、立ち退き避難の必要について考える。 ・立ち退き避難が必要と判断する場合は、その準備をする。 ・(災害時)要配慮者は、立ち退き避難する。 避難勧告 ・立ち退き避難する。 避難指示 ・直ちに立ち退き避難する。 ただし、立ち退き避難によりかえって危険が及ぶおそれがある場合は、 屋内での安全確保をする。 5 避難勧告等の発令の判断基準 避難勧告等の発令の判断基準は次のとおりとします。 ただし、基準に該当しない場合であっても、現地や気象の状況を総合的に勘案し、避難勧告等 を発令するものとします。 区 分 基準等(次のいずれかに該当した場合に発令) 避難準備情報 ①~③の全てを満たした場合に対象区域に発令 ① 大雨警報(土砂災害)が発表 ② 北海道土砂災害警戒システムの判定メッシュ情報(以下「メッシュ情報」 という。)で土砂災害警戒情報の発表基準(赤)、及び大雨警報の発表基準 (橙)を超過した区域が発生した場合 ③ 該当メッシュ内に「土砂災害危険箇所」かつ「避難させるべき住家等があ る場合」 避難勧告 1 ①~③の全てを満たした場合に対象区域に発令 ① 土砂災害警戒情報が発表 ② メッシュ情報で土砂災害警戒情報の発表基準(赤)、及びその周辺で大雨警 報の発表基準(橙)を超過した区域が発生した場合 ③ 該当メッシュ内に「土砂災害危険箇所」かつ「避難させるべき住家等があ る場合」 2 土砂災害の前兆状況(湧き水・地下水の濁り、渓流の水量の変化等)が発 見された場合は、当該前兆現象が発見された箇所及びその周辺の区域(土砂 災害危険箇所以外の区域で発見された場合を含む。)に対して発令 避難指示 1 ①~②の全てを満たした場合に対象区域に発令 ① 土砂災害警戒情報が発表されており、さらに記録的短時間大雨情報が発表 ② 記録的短時間大雨情報がされた地域、及びその周辺の地域においてメッシ ュ情報で土砂災害警戒情報の発表基準(赤)を超過した場合 2 土砂災害が発生した場合は、当該土砂災害が発生した箇所及びその周辺の 区域(土砂災害危険個所以外の区域で発見された場合を含む。)に対して発 令

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6 避難勧告等の伝達方法 担当部署 伝達手段 伝達先 総務政策課 北海道防災情報シス テムへの入力 (公共情報コモンズ経由でマ スメディアへ情報提供) TV放送 視聴者 ラジオ放送 聴取者 緊急速報 メール 町内に滞在する携帯電話保持者 防災行政無線(同報系) 全住民 ホームページ PCユーザー等 広報車 避難勧告等対象地域の住民(巡回ルート) 電話 空知総合振興局地域政策部地域政策課 陸上自衛隊第7師団第72戦車連隊 北海道警察札幌方面栗山警察署 等 南空知消防 組合長沼支署 消防車 避難勧告等対象地域の住民(巡回ルート) 電話 長沼町消防団(水防団) 保健福祉課 電話 避難所(福祉避難所含む。)施設管理者 及び要配慮施設 税務住民課 電話 避難所(福祉避難所含む。)施設管理者 7 避難勧告等の伝達文(例) ■ 緊急放送、緊急放送、避難勧告発令。 ■ こちらは、長沼町役場(長沼町災害対策本部)です。 ■ ○時○分に長沼町に土砂災害警戒情報が発表されました。土砂災害の危険性が極めて高まって いるため、○時○分に、○○区○○地区(及び○○区○○地区)に土砂災害に関する避難勧告を 発令しました。開設する避難所は○○○です。 ■ ○○区○○地区(及び○○区○○地区)にお住まいの方は、直ちに○○○避難所へ避難してく ださい。 ■ 急斜面の付近や河川沿いにいる方は、急斜面や河川等から離れたなるべく頑強な建物等へ避難 してください。 ■ ○○道路は雨量規制のため通行できませんのでご注意ください。 ■ 長沼町役場(長沼町災害対策本部)からの緊急放送でした。

避難勧告等の判断・伝達マニュア(土砂災害編)概要版

(ひと・緑がかがやく田園と交流のまち、安全に安心して暮らせるまちの実現に向けて)

平成26年9月1日 北海道長沼町

〒069-1392 北海道夕張郡長沼町中央北1丁目1番1号

ホームページ http://www.maoi-net.jp/

E-mail: soumuseisakuka@ad.maoi-net.jp

総務政策課 政策・行革係 電話:0123-88-2111 FAX:0123-88-4836

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