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目次
1 はじめに ...2 1.1 アドインの機能 ...2 1.2 このアドインで解決できること ...2 2 機能の説明 ...3 2.1 概要 ...3 2.2 機能制限 ...3 2.3 実行によるオプション設定の変更 ...3 2.4 チェック結果の例 ...4 2.5 「全文表示」の場合 ...4 2.6 「指摘のみ表示」の場合 ...4 2.7 結果の保存場所の選択 ...5 2.8 文書のスタイルの選択 ...5 3 アドインの設定 ...6 3.1 手順 1:アドインファイルのブロックを解除 ...6 3.2 手順 2:アドインをアドインフォルダへコピー ...6 3.3 手順 3:アドインの指定(Excel2010 の場合) ...6 3.4 その他:アドインの設定解除 ...6 4 動作環境 ...7 5 使用条件 ...7 6 免責 ...7 7 連絡先 ...7 8 履歴 ...8スペルと文章のチェック「SPEGRA Checker」の使い方
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1 はじめに
2016/7 に更新された Windows Update によりアドインファイルのブロックを解除しないと使用できなくなりました。このため、 ファイルのプロパティにてブロックを解除してご使用ください。リンク→設定方法はコチラをご覧ください1.1 アドインの機能
このツールは、Microsoft Excel 用のアドインです。本アドインには下記の機能があります。 スペルと文章のチェック機能 Microsoft Word の「スペルチェックと文章校正」の機能を使用して Excel ブック全体のスペルと文章のチェックを 行い、チェック結果の一覧を Word ファイルでデスクトップに保存します。結果の表示には「全文表示」と「指摘の み表示」の 2 種類を用意しています。実行範囲は「ブック全体」と「1シート」の2種類を用意しています。
アドインを設定すると、ショートカットメニューに「スペルと文章のチェック」が追加されます。「スペルと文章のチェック」を左 クリックで選択することで各機能を実行できます。
(なお、「SPEGRA Checker」の SPEGRA(スぺグラ)は、Spell And Grammar を略した造語です)
1.2 このアドインで解決できること
Excel の文章チェック機能がスペルチェックのみである問題
Excel は日本語の文章チェックがなく、かつ図形内の文章をチェックしてくれません。 →この問題は、「スペルと文章のチェック機能」で解決できます。
Microsoft Word(以後、Word と表現します)の「スペルチェックと文章校正」の機能を使うため、Word と同等の確認が できます。ただし、修正実行までは今のところサポートしていません。また、表記のゆれは、チェック結果を全文表示で 行い、Word 標準校閲機能の「表記のゆれチェック」を使用して確認してください。
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2 機能の説明
2.1 概要
スペルと文章のチェック機能は、ショートカットメニューの 2「スペルと文章のチェック」を左クリックすることで実行できま す。Excel から Word の「スペルチェックと文章校正」機能を呼び出し、チェック結果を Word ファイルで表示します。 選択している Excel ファイルのブック全体に対して、スペルと文章のチェックを行い、Word ファイルにてチェック結果の 一覧表を表示します。結果の表示には「全文表示」と「指摘のみ表示」の 2 種類を用意しています。実行範囲は「ブック 全体」と「1シート」の2種類を用意しています。 また、結果の保存場所の選択、および文書のスタイルの選択ができます。
2.2 機能制限
「スペルと文章のチェック」機能には現段階では、下記の 2 点の機能制限があります。 ※表記のゆれチェックはできませんExcel から Word の「スペルチェックと文章校正」機能を呼び出しているため、Word と同等のスペルチェックと文 章校正の指摘が行われます。 ただし、「表記のゆれチェック」は実行されません。 もし「表記のゆれチェック」 も行いたい場合は、「全文表示」で出力された一覧表に対して、Word の標準機能である「表記のゆれチェック」 を行って確認してください。 ※[Office2013 以前] 日本語誤字の指摘は 一文(句点(マル)で区切られた文)に1つのみです。 日本語誤字の指摘は、一文に複数ある場合にも1つ目の指摘しか行いません。ただし、指摘のある文は必ず チェック結果に出力されるため、その文に対するその他の指摘内容は Word の文章校正機能を使用し、確認し てください。なお、スペルチェックに関しては漏れなく指摘します。 ※[Office2016 以降] 日本語誤字の指摘は「日本語誤字あり[左記参照]」のみ表示されます。
Office2016 になって Microsoft Word の仕様が変わり詳細情報を取得できなくなったため、Excel2016 では日本 語誤字がある箇所は「日本語誤字あり[左記参照]」のみ表示するようにしました。
MS Office の Update により Excel2016 でも日本語の指摘内容も表示されるようになりました。
2.3 実行によるオプション設定の変更
チェック結果の Word ファイルを開いた時に指摘箇所が見えるようにするために、「スペルと文章のチェック」機能を実 行した際に下記 2 点の Word の文章校正のオプション設定を変更します。
※「入力時にスペルチェックを行う」を ON に設定します。
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2.4 チェック結果の例
下記のExcel ファイルの記載に対して「スペルと文書のチェック」を実行した結果を示します。2.5 「全文表示」の場合
スペルチェックや文章の指摘がある箇所は白塗り、何も指摘がない箇所は灰色になります。 「位置」列はハイパーリンクになっていて、Ctrl ボタンを押しながら左クリックするとファイルの記載されている場所へ 飛ぶことができます。 表記のゆれチェックはサポートしていません。このため、灰色の部分であっても Word の標準のチェック機能によって” モータ、モーター”の部分に緑の波線が出ています。 なお、コメントのユーザー名はチェック対象に含めていません。2.6 「指摘のみ表示」の場合
スペルチェックや文章の指摘がある個所のみを抽出して表示します。5
2.7 結果の保存場所の選択
チェック結果のファイルを保存する場所として「デスクトップ」、「対象ファイルと同じ階層」を選択できます。2.8 文書のスタイルの選択
Word では文書校正オプションにて「文書のスタイル」を選択することでのレベルを調整することができます。本アドイ ンでも、文書校正オプションにて「文書のスタイル」を選択することができ、設定されたスタイルに合わせて文章のチ ェックを行います。各文書スタイルの詳細設定は、Word の文書校正オプションにて設定してください。6
3 アドインの設定
アドインの設定方法は、google 等の検索サイトで「Excel アドインの使い方」などと検索していただくと丁寧な説明が 記載されたサイトが出てくるため、そちらを読んでから手順1へ進むとスムーズに設定できると思います。
3.1 手順 1:アドインファイルのブロックを解除
※2016 年 7 月頃の Windows Update によりインターネットから取得した Excel アドインはブロック解除しないと使えな いようになっています。このため、Excel アドイン(スペルと文章のチェック(SPEGRA_Checker).xlam)のプロパティ画面 を開いてブロック解除を行ってください。これにより使用できるようになります。 (ファイルを右クリックして、プロパティを選択すると下記プロパティ画面になります。)
3.2 手順 2:アドインをアドインフォルダへコピー
C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns (【ユーザー名】はユーザーによって異なります) に エ ク セ ル の ア ド イ ン を 保 存 す る 場 所 が あ る た め 、 そ こ に 本 ア ド イ ン ( ス ペ ル と 文 章 の チ ェ ッ ク (SPEGRA_Checker).xlam)を保存してください。なお、Excel97~2003 の方は「Excel97-2003 用(xla ファイル)」フォルダ の中に、Excel97-003 用のアドインを用意しておりますのでそちらをご使用ください。アドイン設定時に上記フォルダを開くため、その時に本アドインを保存すると簡単に保存することができます。 ※Excel2013 では AddIns フォルダに保存しないと動作しないようでした。このため、アドインは、上記の AddIns フォ ルダに保存してください。またアドインは実行時に毎回読み出すため設定後もアドインファイルは同じ場所に保管し てください。
3.3 手順 3:アドインの指定(Excel2010 の場合)
(1)Excel 画面にて[ファイル]ツールバー -> オプションを押し、Excel のオプションダイアログを開きます。 (2)[Excel のオプション]ダイアログボックスの左ペインで、[アドイン]をクリックします。 (3)ダイアログボックス下の[管理]リストボックスが「Excel アドイン」になっているのを確認して、[設定]ボタンをクリック します。 (4)実行すると[アドイン]ダイアログボックスが表示されます。 (5)[参照]ボタンをクリックします。実行すると[ファイルの参照]ダイアログボックスが表示されます。 (3)先ほど手順1で保存したアドインを指定してください。これで設定完了です。 アドインは Excel 起動時に読み出すようになっているため、Excel を再起動してください。3.4 その他:アドインの設定解除
(1)[アドイン]ダイアログボックスで『スペルと文章のチェック(SPEGRA_Checker)』のチェックボックスをオフにします。 (2)アドインの実体(スペルと文章のチェック(SPEGRA_Checker).xlam)が保存されているフォルダを開き、アドインの実 体(xlam ファイル)を別のフォルダに移動、または削除します。 (3)アドインの実体(.xlam ファイル)が存在しなくなった状態で[アドイン]ダイアログボックスを開き、登録を解除したい アドインをクリックします。 実行すると「アドインが見つかりません。リストから削除しますか?」という確認が表示されます。7
ここで[はい]ボタンをクリックすると、アドインの登録が解除されて[アドイン]ダイアログボックスのリストから 消去されます。
4 動作環境
・Excel97~2003, Excel2010, Excel2013(32bit 版、64bit 版) , Excel2016 Windows10 での動作を確認しました
5 使用条件
このプログラムはフリーウェアです。著作権は、toowaki が持ちます。 転載は自由に行ってください。また、当ソフト添付のアドインの改ざん・変更等を行わないようお願いします。6 免責
このプログラムを使用して生じた損害等につきましては、作者はいっさい関与しません。 使用者の責任で、本プログラムを使用してください。7 連絡先
何かご要望等ございましたら、toowaki.fc2@gmail.com までメールお願いします。8
8 履歴
日付 内容 Ver. 編集者 2015/03/11 新規作成 (NeconoteToolBox アドインから「スペルと文章のチェック」のみ抜き出した) 1.0 toowaki2015/04/02 ・64bit 版の Excel に対応。64bit 版の Excel に対応するためにプログレスバーを
自作のものに変えた ・非表示シートがある場合、非表示シートに対してもチェックするかを聞くように した ・外部ドライバにあるファイルに対しても実行できるようにした ・ボタンの最初のフォーカスを「指摘のみ表示」になるようにした ・結果の保存場所を選択できるようにした 1.1 2015/4/26 ・文書校正オプションの文書スタイルを選択できるようにした 1.2 2015/05/04 ・非表示シートがあった際の動作を修正した 2016/06/03 ・実行範囲を「ブック全体」と「1シート」の2種類を選択できるようにした 1.3 2017/01/22 WindowsUpdate によりアドインが起動しなくなる原因とその解決方法を記載し →詳細はこちら 2017/05/20 右クリックメニューの表示をコマンドバーによる設定からリボン UI による設定に 変えた。Excel2007 以下に関してはこれまで通り 1.4 2017/09/24 Office2016 に対応した
Office2016 になって Microsoft Word の仕様が変わり詳細情報を取得できなくな ったため、Excel2016 では日本語誤字がある箇所は「日本語誤字あり[左記参 照]」のみ表示するようにしました。 1.5 2018/3/17 MS Office をアップデートすることで Excel2016 でも日本語の指摘内容が表示さ れるようになったため Excel2016 でのウィンドウ表示を修正した 1.6