測定データ管理ソフト
取扱説明書
初 版 2017 年 11 月 27 日
このたびは、「噴流ハンダ圧力測定装置」をお買い上げいただきまして、誠にありがと うございます。本ソフトを使用すると、「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定した結果をグ ラフ表示および、管理することができます。「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定が終了し た後は、本ソフトで測定結果を取り込み、測定した時の条件やメモ等を設定しておくこと をお勧めします。
●この取扱説明書は、本ソフトをご使用いただく前に必ずお読みください。
●本書は大切に保管してください。
万一、不具合がありましたら、販売店または弊社までご連絡ください。(本書
記載内容または、本ソフトの仕様は予告なしに変更することがありますのであ
らかじめご了承ください)
ここに記載されている記載事項を遵守しない場合、USB メモリの 測定結果が失われる可能性がある危険な状態。本ソフトには、GNU Lesser General Public License(以下「LGPL」とします)の適用 を受けるソフトウェアが含まれております。お客様には添付のLGPL の条件に従い、これ らのソフトウェアのソースコードの入手、改変、再配布の権利があります。ライセンス内 容に関しては、同梱CD-ROM の「License」フォルダにある「LGPL.txt」をご覧くださ い。 LGPL ソースコードのご依頼は、弊社までメールにてご連絡をお願いいたします。 なお、LGPL ソースコードの内容についてのお問い合わせはお受けできませんので、あ らかじめご了承ください。
はじめに
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! 注意
LGPL ソースコードについて
1 測定データ管理ソフトのインストール ... 2 測定データ管理ソフトのアンインストール ... 6 測定データ管理ソフトの起動 ... 7 測定データ管理ソフトの終了 ... 7 各部の名称と機能 ... 8 メニューバー ... 9 データリスト ... 10 グラフビュー ... 11 コマンドバー ... 12 1週間分の測定したデータを管理するには? ... 13 1日目に測定した噴流ハンダ圧力測定装置の USB データを管理する ... 13 2日目以降に測定した噴流ハンダ圧力測定装置の USB データを管理する ... 33
目 次
2 ①setup.exe を実行します。
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②Microsoft .NET Framework 4 のインストール画面が表示された場合、「同意する」をク リックすると、インストールが開始されます。
4 ④「次へ」をクリックします。
5 ⑥「閉じる」をクリックします。
6 ①「スタート」メニューの「コントロールパネル」をクリックします。 ②「プログラム」もしくは「プログラムと機能」をクリックします。 ③「FlowSolderMeasure」を選択し、「アンインストール」をクリックします。 ④確認画面が表示されるので、「はい」をクリックします。
測定データ管理ソフトのアンインストール
7 ①デスクトップに測定データ管理ソフトのショートカットが作成されていますので、ダブ ルクリックすると起動します。 ①画面右上の「×」をクリックするか、メニューバーの「ファイル」から「終了する」を クリックします。
測定データ管理ソフトの起動
測定データ管理ソフトの終了
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各部の名称と機能
③グラフビュー ④コマンドバー ①メニューバー ②データリスト9 ●ファイル グラフファイルを保存する … データリストの内容を保存します。 グラフファイルを読み込む … 「グラフファイルを保存する」で保存した内容を 読み込みします。 終了する … 本ソフトを終了します。 ●USB データ USB データを読み込む … 「噴流ハンダ圧力測定装置」の測定結果を読み込 みします。 ●表示設定 装置内部温度を表示する … 「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定した時の装置 内部温度をグラフに表示します。 基準線を表示する … 本ソフトで設定した基準線をグラフに表示しま す。 メニューバー
10 ●ID 自動的に採番されるID が表示されます。ID は 0 から始まり、「USB データを読み 込む」を実行する毎に、USB データ1ファイルにつき+1されます。 ●日付 「USB データを読み込む」を実行したときの日付が表示されます。 ※「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定したときの日付ではありませんのでご注意く ださい。 ●結果 測定結果が表示されます。初期値は「未」で、任意の結果を設定することができま す。 ●備考 「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定した時の条件やメモ等を設定することができま す。 ●秒数(最小・最大) グラフのX 軸の表示範囲が表示されます。未設定の時は、データの X 軸全体が表示 範囲になります。 ●mN(最大) グラフのY 軸の表示範囲が表示されます。未設定の時は、データの Y 軸全体が表示 範囲になります。Y 軸の最小は0固定です。 データリスト
11 ●Pressure ID はデータリストで選択中の ID が表示されます。 ●sec 測定を開始してからの経過秒を表します。 ●mN 噴流ハンダの圧力を表します。 ●TEMP 測定中の装置内部温度を表します。 グラフビュー 基準線 噴流ハンダの圧力 装置内部温度
12 ●基準線指定 グラフに表示する基準線の位置を指定します。 ●詳細表示 データリストで選択しているデータの詳細情報を登録します。 ●グラフ表示範囲変更 グラフのX 軸および Y 軸の表示範囲を変更します。 ●グラフ印刷 グラフビューに表示されている内容をプリンタで印刷します。 ●グラフをクリップボードにコピー グラフビューに表示されている内容をクリップボードにコピーします。 コマンドバー
13 1台の噴流式ハンダ槽に対して「噴流ハンダ圧力測定装置」を使用して1週間噴流ハンダの 圧力測定したデータを1つのグラフファイルに保存する場合の手順を説明します。 ここでは、1日に1回始業時に噴流ハンダの圧力測定を行うものとして説明します。 「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定の時に使用したUSB メモリから測定結果を新規の グラフファイルに書き込みします。 ① 測定データ管理ソフトを起動します。 ② メニューバーの「USB データ」から「USB データを読み込む」をクリックしま す。
1週間分の測定したデータを管理するには?
1日目に測定した噴流ハンダ圧力測定装置の USB データを管理する14 ③ 「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定した時に使用したUSB メモリの pressdata フ ォルダを開きます。 読み込みしたいDAT*****.fsm を選択して、「開く」をクリックします。 (DAT*****.fsm は測定する毎に DAT00001.fsm から順番にファイルが作成されま す。DAT*****.fsm は複数選択可能です。)
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注意
◆DAT*****.fsm の更新日時は測定した日時と同じにはなりません。 ◆読み込み後、USB メモリの DAT*****.fsm は自動的に削除されます。バックア ップしておきたい場合は、事前にパソコン等へコピーしてください。 1日目のUSB データ15 ④ 読み込みしたDAT*****.fsm がデータリストに表示され、データリストで選択さ れているデータ(下図の例では ID が 0 のデータ)の測定結果がグラフビューに表示 されます。 1日目のデータ 1日目の選択されたデータの測定結果
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⑤ 読み込みしたデータを取り直したいときは、データリストで読み込みしたデータ を右クリックし、「削除」をクリックします。取り直しが不要の場合は下記⑥に進 みます。
17 データリストからデータが削除されます。
データが削除されたら噴流ハンダの圧力測定を再度行い、上記②からやり直しま す。
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⑥ 測定時の装置内部温度を表示したいときは、メニューバーの「表示設定」の「装 置内部温度を表示する」をクリックします。装置内部温度の表示が不要の場合は 下記⑦に進みます。
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グラフに青の線で装置内部温度が表示されます。
※表示した装置内部温度を非表示にしたい場合は、メニューバーの「表示設定」の 「装置内部温度を表示する」をもう一度クリックしてください。
20 ⑦ グラフの表示範囲を変更します。
21 グラフ表示範囲変更画面が表示されます。 秒数の範囲を変更する場合は、「秒数(最小)」と「秒数(最大)」を入力します。mN の範囲を変更する場合は、「mN(最大)」を入力します。mN(最小)は 0 固定です。 (下図の例では「秒数(最小)」と「秒数(最大)」を入力しています。) 入力後「OK」をクリックします。 グラフの表示範囲が変更されます。
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⑧ グラフに基準線を引きたいときは、メニューバーの「表示設定」の「基準線を表 示する」をクリックします。基準線の表示が不要の場合は下記⑨に進みます。
グラフに緑の線で基準線が表示されます。基準線の初期値は0.0mN になります。
23 次にコマンドバーの「基準線指定」をクリックします。 基準線指定画面が表示されます。 「mN」をクリックして、基準値を入力します。(下図の例では 0.0mN~25.0mN の範囲で入力することができます。) 入力後「OK」をクリックします。 ※「TEMP」をクリックしてその基準値を入力すると、グラフの装置内部温度に 対して基準線を表示することができます。
24 グラフの基準線の位置が変更されます。
※表示した基準線を非表示にしたい場合は、メニューバーの「表示設定」の「基準 線を表示する」をもう一度クリックしてください。
25 ⑨ 詳細情報を登録します。 データをダブルクリックまたは、コマンドバーの「詳細表示」をクリックしま す。 詳細画面が表示されます。 「日付」、「結果」、「備考」を入力し、「OK」をクリックします。(下図の例では結 果に「良」、備考に時間と測定内容を入力しています。) ※データ件数 … 噴流ハンダ圧力のサンプリング数(0.1 秒に 1 件)
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⑩ 画面に表示されているグラフをプリンタで印刷したいときは、コマンドバーの 「グラフ印刷」をクリックします。
28 印刷結果は下記のようになります。
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⑪ 画面に表示されているグラフをクリップボード経由でコピーしたいときは、コマ ンドバーの「グラフをクリップボードにコピー」をクリックします。
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Word を開き、右クリックで「貼り付け」を行うか、Ctrl+V でグラフを貼り付け することができます。
31 ⑫ データの読み込み、管理が完了したら、グラフファイルに保存します。 メニューバーの「ファイル」から「グラフファイルを保存する」をクリックしま す。 ⑬ ファイル名(下図では「噴流式ハンダ槽測定結果_1週目.dat」)を入力して「保 存」をクリックします。 1週間分のグラフファイル
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33 グラフファイルを読み込み、「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定の時に使用したUSB メ モリから測定結果を追加し、グラフファイルに書き込みします。 各手順の図は2日目の例となります。3日目以降は2日目の例を参考にしてくださ い。 ① 測定データ管理ソフトを起動します。 ② メニューバーの「ファイル」から「グラフファイルを読み込む」をクリックしま す。 2日目以降に測定した噴流ハンダ圧力測定装置の USB データを管理する
34 ③ 1週間分のグラフファイル(下図では「噴流式ハンダ槽測定結果_1週目.dat」)を 選択します。 ④ 読み込みしたグラフファイルのデータが表示されます。 1週間分のグラフファイル 1日目のデータ 1日目の選択されたデータの測定結果 2日目の例
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⑤ メニューバーの「USB データ」から「USB データを読み込む」をクリックしま す。
36 ⑥ 「噴流ハンダ圧力測定装置」で測定した時に使用したUSB メモリの pressdata フ ォルダを開きます。 追加で読み込みしたいDAT*****.fsm を選択して、「開く」をクリックします。 (DAT*****.fsm は測定する毎に DAT00001.fsm から順番にファイルが作成されま す。DAT*****.fsm は複数選択可能です。) 2日目の追加するUSB データ
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注意
◆DAT*****.fsm の更新日時は測定した日時と同じにはなりません。 ◆読み込み後、USB メモリの DAT*****.fsm は自動的に削除されます。バックア ップしておきたい場合は、事前にパソコン等へコピーしてください。 2日目の例37 ⑦ 追加で読み込みしたDAT*****.fsm がデータリストに表示され、データリストで 選択されているデータ(下図の例では ID が 1 のデータ)の測定結果がグラフビュー に表示されます。 2日目の追加データ 2日目の選択されたデータの測定結果 2日目の例
38 ⑧ 読み込みしたデータを取り直したいときは、データリストで読み込みしたデータ を右クリックし、「削除」をクリックします。取り直しが不要の場合は下記⑨に進 みます。 「はい」をクリックします。 2日目の例
39 データリストからデータが削除されます。
データが削除されたら噴流ハンダの圧力測定を再度行い、上記⑤からやり直しま す。
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⑨ 装置内部温度の表示が変更不要の場合は下記⑩に進みます。
測定時の装置内部温度を表示したいときは、メニューバーの「表示設定」の「装 置内部温度を表示する」をクリックします。
41 グラフに青の線で装置内部温度が表示されます。 ※表示した装置内部温度を非表示にしたい場合は、メニューバーの「表示設定」の 「装置内部温度を表示する」をもう一度クリックしてください。 装置内部温度 2日目の例
42 ⑩ グラフの表示範囲を変更します。
コマンドバーの「グラフ表示範囲変更」をクリックします。
43 グラフ表示範囲変更画面が表示されます。 秒数の範囲を変更する場合は、「秒数(最小)」と「秒数(最大)」を入力します。mN の範囲を変更する場合は、「mN(最大)」を入力します。mN(最小)は 0 固定です。 (下図の例では「秒数(最小)」と「秒数(最大)」を入力しています。) 入力後「OK」をクリックします。 グラフの表示範囲が変更されます。 2日目の例
44 ⑪ 基準線の表示が変更不要の場合は下記⑫に進みます。 グラフに基準線を引きたいときは、メニューバーの「表示設定」の「基準線を表 示する」をクリックします。 グラフに緑の線で基準線が表示されます。基準線の初期値は0.0mN になります。 基準線 2日目の例 2日目の例
45 次にコマンドバーの「基準線指定」をクリックします。 基準線指定画面が表示されます。 「mN」をクリックして、基準値を入力します。(下図の例では 0.0mN~25.0mN の範囲で入力することができます。) 入力後「OK」をクリックします。 ※「TEMP」をクリックしてその基準値を入力すると、グラフの装置内部温度に 対して基準線を表示することができます。 2日目の例
46 グラフの基準線の位置が変更されます。 ※表示した基準線を非表示にしたい場合は、メニューバーの「表示設定」の「基準 線を表示する」をもう一度クリックしてください。 基準線 2日目の例
47 ⑫ 詳細情報を登録します。 データをダブルクリックまたは、コマンドバーの「詳細表示」をクリックしま す。 詳細画面が表示されます。 「日付」、「結果」、「備考」を入力し、「OK」をクリックします。(下図の例では結 果に「良」、備考に時間と測定内容を入力しています。) ※データ件数 … 噴流ハンダ圧力のサンプリング数(0.1 秒に 1 件) 2日目の例
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登録された詳細情報がデータリストに表示されます。
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⑬ 画面に表示されているグラフをプリンタで印刷したいときは、コマンドバーの 「グラフ印刷」をクリックします。
プリンタを選択し、「OK」をクリックすると、グラフが印刷されます。
50 印刷結果は下記のようになります。
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⑭ 画面に表示されているグラフをクリップボード経由でコピーしたいときは、コマ ンドバーの「グラフをクリップボードにコピー」をクリックします。
「OK」をクリックすると、グラフがクリップボードにコピーされます。
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Word を開き、右クリックで「貼り付け」を行うか、Ctrl+V でグラフを貼り付け することができます。
53 ⑮ データの読み込み、管理が完了したら、グラフファイルを保存します。 メニューバーの「ファイル」から「グラフファイルを保存する」をクリックしま す。 ⑯ ファイル名(下図では「噴流式ハンダ槽測定結果_1週目.dat」)を入力して「保 存」をクリックします。 2日目を追加した1週間分のグラフファイル 2日目の例 2日目の例
54 ⑰ 「はい」をクリックします。
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