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駒澤大学佛教学部論集 20 012角田 泰隆「『正法眼蔵』研究メモ(一)」

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(1)

Komazawa University

NII-Electronic Library Service 駒 澤 大 學 佛 教 學 部 論 集 第 二 十 號   平 成 元 年 十 月 『

O

二 五 二

N工 工一Eleotronlo  Llbrary  Servloe

Kom 三1z三1w三1 Umversrty 『 正

』 を

む と き

や 語 録 か ら の 引 用 文 の 多 さ に

か ざ る を え な い 。 出 典 の ほ ぼ 確 定 で き る 、 ま と ま っ た 形 で の 引 用 文 だ け で も 数 百 を

え る 。 い わ ん や 、 わ ず か な 文

の 中 に 、

に 用 い ら れ て い る 経 典 の 一

や 祖

の 半

ま で

め れ ば 、

干 は あ る だ ろ う 。

 

い っ た い

者 に ど の よ う な コ メ ン ト が 付 け ら れ

を ど の よ う な 意

で 用 い て い る の か 、 こ れ を 探 る こ と は

師 の

想 を 理

す る う え で

義 な こ と で あ る 。 も ち ろ ん 、 そ の 一 つ 一 つ に つ い て 詳

じ て ゆ く こ と が

よ り な の で あ る が 、 そ れ は

易 で な い 。 そ こ で 、 そ の 大 概 を

略 に

的 に

る こ と が で き れ ば … … 、 と い う 思 惑 の も と に 成 っ た の が こ の 「 『 正 法 眼

』 研

メ モ 」 で あ る 。

 

島 元 隆

師 と 引 用 経 典 ・

の 研 究 』 ( 昭 和 四 〇

、 木 耳 社 刊 ) の 引

典 一

表 は 、

師 が

用 さ れ て い る 経 典 ・ 語

の 出 典 を 表 示 し た も の で あ り

あ る い は 経 論 別 に ま と め ら れ 、 そ れ が 道 元 禅 師 の

述 の ど こ に 引 用 さ れ て い る か 示 し 、 そ の

一 資 料 ・

料 ( 参 考

) と い う 形 で 示 し て い る 。  

者 の 研

は 、 こ の 鏡 島 氏 の 成 果 を

に し 、 『 正

』 の 研 究 の 立

か ら 、 七 十 五 巻

・ 十 二

本 ・ そ の

と い う 組 み 合 わ せ で 、 そ の 列 次 に 従 っ て

に 現 わ れ た 引 用 経

・ 語

を 説 示 順 に 並 べ た も の で あ る 。 あ く ま で も そ の 目 的 を 思 想 的 研 究 に

い た た め 、

典 は

き 、

干 の

項 ( 引 用 経 論 ・ 語 録 ・

師 の 行 実

) を 付 け 加 え 、 そ の 事

す る

師 の コ メ ン ト の 内

を し 、 そ の

に あ た っ て の キ ー セ ン テ ン ス を 付 し た 。 今 回 、 そ の 一 部 を

載 す る こ と に し た が 、 ま だ ま だ 不

全 で あ り 、

実 を 期 し た い と 思 っ て い る 。 〔

言 〕 一 、 こ の 表 の

に あ た っ て は 、 大 久 保

編 『

師 全

(2)

  集 』 上

を 用 い た よ っ て 「 巻 目 」 は 七 十 五 巻

の 配

に  

っ た 。 二 、 「 事 項 」 は 、

元 隆 著 『 道 元

師 と

用 経 典 ・ 語

の   研 究 』 の 「 引 用 出 典 ]

」 の 「

」 を

考 に し

 

加 し た 。 〈 嗣 承 〉 は 仏

の 伝 承 に 関 す る 記 述 が あ   る 場

い 、 〈 ( 祖

) V は そ の 祖

に つ い て 言 及 し て   い る

い た 。 〈

叙 〉 は

元 禅 師 自 身 の 自 叙 の あ る   箇

に 用 い た 。 但 し 、

師 か ら の 聞 き 書 き の 場 合 に つ   い て は 用 い な か っ た 。 ま た コ メ ン ト が 付 さ れ て い る 主 な   語

に つ い て (

 

) に 入 れ て

し た 。 三 、 「 祖 師 名 (

名 ) 」 は 、

則 と し て 、 引 用 文 が 語 録

の  

合 は

を (

答 の

合 は

を ) 、 経

等 の

  合 は

を 示 し た 。 四 「 内 容 分

」 で は そ の 事 項 に 関 す る コ メ ン ト の

  を 試 み 、 「

説 」 「 引 証 」 「 称

」 「

」 「 破 邪 」 「 参 究 」   「

示 」 「

」 「

足 」 に

類 し た 。 但 し

と し て 、   コ メ ン ト で は な い が 、

師 の 行 実 に つ い て の 記

が あ る

 

に は く

実 V を 用 い た 。 ま た 、 こ れ ら の 分 類

目 に        

を 付 し 、 そ の

す る キ ー セ ン テ ン ス   を 示 し た 。 分 類

目 の

は 次 の と お り で あ る 。   「 解 説 」 …

師 の 語 (

論 ) を 解

し て い る 。 コ … と は L             「 い は ゆ る … は 」 「 い ま の … は 」 等 の か た ち で 示 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 「 引 証 」 「 称

」 「 批

」 「 破 邪 」 「

」 「 説 示 」 … 「

項 」 「

起 」   「 補 足 」 五

用 文 長 」   た も の で 、   以 下 は 四 捨 五 入 )   読 点

は 文 字

か ら

い た 。 六 、 「 備

」 で は 、 「

項 」 に 取 り 上 げ た 引 用 文 以

な 祖   師 語 、 故

を 「

 

」 中 に 示 し た 。 ま た

」 に 挙 げ   し て い る も の 。 … 祖 師 の 語 (

) を 引 い て 証 と し て い る 。 祖 師   の 語 ( 経 論 ) を 引 い て 肯 っ て い る 「 し る べ し   … 」 「 し か あ れ ば す な わ ち … 」

の か た ち で 示   し て い る も の 。 … 祖 師 あ る い は 祖 師 (

論 ) の 語 を 称 え て い る 。 … 引 用 文 あ る い は 祖 師 に 対 す る 批 判 を し て い る 。 … 引 用 文 に

す る 批

で は な く 、 そ の

釈 に お け   る 邪 見 を

げ て 、 そ れ を

し て い る 。 … そ の 祖 師 に

し て 問 い か け て い る 。

人 の

究   を

し て い る ま た 、 「 … か 、 … か 」 と い う 問   い か け の か た ち で 示 し て い る も の 。           に

し て 説 示 し て い る 。 … 祖 師 の 語 ( 経

) を 提 起 し て い る 。 以 下 の 説 示   の

入 に し て い る 。 … 祖 師 の 語 ( 経

) を 補 足 し て い る 。     は 、

ま で に 引 用 文 の 長 さ を

で 示 し   引 用 文 の 文 字

に つ い て 、

10

文 字

ー (

数 点         と し て 計 算 し て

字 で 表 し た 。 但 し 句 二 五 三

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) た 引 用 文 が 他 の 『 正 法 眼

』 の

に も 引 用 さ れ て い る

で 示 し た 。 ま た 、 必 要 に

じ て 筆

の コ メ ン ト を * で 示 し た 。 二 五 四 巻   目 事     項 祖 師 名 ( 経 論 名 ) 内 容 分 類 引 用 文 長 内 容 分 類 に 関 す る キ ー セ ン テ ン ス 備         考 現 成 公 案 風 性 常 住 麻 谷 宝 徹   引 証   破 邪

14

  仏 法 の 証 験 、 正 法 の 活 路、 そ れ か く の ご と し 。   常 住 な れ ば あ ふ ぎ を つ か ふ べ か ら ず 、 つ か は ぬ を り も か ぜ を き く べ き と い ふ は 常 住 を も し ら ず 、 風 性 を も し ら ぬ な り 摩 訶 般 若 竊 作 是 念 大 般 若 経   解 説

14

  而 今 の = 必 蒭 の 竊 作 念 は 、 諸 法 を 敬 礼 す る と こ ろ に 、 雖 無 生 滅 の 般 若 、 こ れ 敬 礼 な り … 帝 釈 問 善 現 大 般 若 経   引 証

6

  し か あ れ ば 、 学 般 若 こ れ 虚 空 な り 、 帝 釈 白 仏 言 大 般 若 経   引 証

20

  し る べ し 受 持 読 誦 、 如 理 思 惟 、 す な は ち 守 護 般 若 な り 。 風 鈴 頌 天 童 如 浄   引 証 3   こ れ 仏 祖 嫡 嫡 の 談 般 若 な り 。 ○ 先 師 古 仏 云 、 … ↓ 虚 空

言 舎 利 子 大 般 若 経   引 証   解 説 19   し か あ れ ば す な は ち 仏 薄 伽 梵 は 般 若 波 羅 蜜 多 な り …   こ の 般 若 波 羅 蜜 多 の 現 成 せ る は 仏 薄 伽 梵 の 現 成 せ る な り 。 … 仏 性 悉 有 仏 性 北 本 涅 槃 経   提 起 2   こ れ わ れ ら が 大 師 釈 尊 の 獅 子 吼 の 転 法 輪 な り ○ 釈 迦 牟 尼 仏 言 、 … N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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〈 嗣 承 V 欲 知 仏 性 義 仏 性 海 百 丈 懐 海 馬 鳴 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   解 説   破 邪   解 説   破 邪   引 証   解 説

2

4

○ 参 学 し き た る こ と 、 す で に 二 千 → 百 九 十 年、   … 正 嫡 わ つ か に 五 十 代、 ( 至 先 師 天 童 浄 和 尚 )   西 天 二 十 八 代 、 代 代 住 持 し き た り 東 地 二 十   三 世 、 世 世 住 持 し き た る 。   世 尊 道 の 一 切 衆 生 悉 有 仏 性 は そ の 宗 旨 い か   む …   仏 性 の 言 を き き て 、 学 者 お ほ く 先 尼 外 道 の 我   の ご と く 邪 計 せ り 。   あ る 一 類 お も は く 、 仏 性 は 草 木 の 種 子 の ご と   し 法 雨 の う る ひ し き り に う る ほ す と き、 芽   茎 生 長 し 枝 葉 花 菓 も す こ と あ り … 。 か く   の ご と く 見 解 す る 、 凡 夫 の 情 量 な り 。   い ま 仏 性 義 を し ら ん と お も は ば と い ふ は …   時 節 若 至 の 道 を 古 今 の や か ら 往 々 に お も は   く 仏 性 の 現 前 す る 時 節 の 向 後 に あ ら ん ず る   を ま つ な り と お も へ り か く の ご と く の た ぐ   ひ お そ ら く は 天 然 外 道 の 流 類 な り 。   第 十 二 祖 馬 鳴 尊 者 、 十 三 祖 の た め に 仏 性 海 を   と く に い は く 、 し か あ れ ば こ の 山 河 大 地 、 み   な 仏 性 海 な り 。   皆 依 建 立 と い ふ は 、 建 立 せ る 正 当 恁 麼 時 、 こ   れ 山 河 大 地 な り … * 悉 有 の 解 釈 に お い て 、 道   元 禅 師 独 自 の 解 釈 が 見 ら   れ る ○ 仏 言、 ・ * 若 至 の 解 釈 に お い て 、 道   元 禅 師 独 自 の 解 釈 が 見 ら   れ る 二 五 五

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 〈 弘 忍 V 仏 性 問 答 〈 慧 能 〉 嶺 南 人 無 仏 性 仏 性 無 南 北 無 常 仏 性 〈 龍 樹 〉 道 信 ・ 弘 忍 弘 忍 ・ 慧 能 慧 能 慧 能 ・ 行 昌   解 説   解 説   解 説   参 究  . 破 邪   解 説 19 2  11

3

〇 五 祖 大 満 禅 師 は 薪 州 黄 梅 人 也 。 無 父 而 生   四 祖 い は く 汝 何 姓 は 、 … な ん ぢ は 何 姓 と 為 説   す る な り   四 祖 い は く 是 何 姓 は 、 … 何 は 是 な り 、 是 は 何   し き た れ り 、 … ○ 震 旦 第 六 祖 曹 谿 山 大 鑒 禅 師 そ の か み 黄 梅 山   に 参 ぜ し は じ め …   こ の 嶺 南 人 無 仏 性 と い ふ 、 …   六 祖 道 得 の 句 に 宗 旨 あ り 。 い は ゆ る …   六 祖 そ の 人 な ら ば 、 こ の 無 仏 性 の 語 を 功 夫 す   べ き な り 有 無 の 無 は し ば ら く お く 、 い か な   ら ん か こ れ 仏 性 と 問 取 す べ し 、 な に も の か こ   れ 仏 性 と た つ ぬ べ し   お ろ か な る や か ら お も は く は 、 人 間 に は 質 礙   す れ ば 南 北 あ れ ど も、 仏 性 は 虚 融 に し て 南 北   の 論 に お よ ば ず と 六 祖 は 道 取 せ り け る か と 推   度 す る は 無 分 の 愚 蒙 な る べ し …   六 祖 示 門 人 行 昌 云 、 … い は ゆ る 六 祖 道 の 無 常   は … し か あ れ ば 、 草 木 叢 林 の 無 常 な る す   な は ち 仏 性 な り ○ 第 十 四 祖 龍 樹 尊 者 、 梵 云 那 伽 閼 刺 樹 那 、 … 西   天 竺 国 人 也 。 … 二 五 六 * 何 の 解 釈 に お い て 道 元 禅 師 独 自 の 解 釈 が 見 ら れ   る N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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円 月 相 〈 自 叙 V 〈 鹽 官 斉 安 〉 衆 生 有 仏 性 衆 生 無 仏 性 龍 樹 道 元 塩 官 斉 安 潟 山 霊 祐 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   引 証   破 邪 ( 成 桂 知 客 と の 問 答 )   解 説   参 究   称 賛   参 究

27

4

3

  し る べ し 真 箇 の 用 辯 は 声 色 の 即 現 に あ ら   ず 、 真 箇 の 説 法 は 無 其 形 な り …   よ の つ ね の 凡 夫 二 乗 に 例 諸 す る こ と な か れ   偏 枯 に 仏 性 は 広 大 な ら ん と の み お も へ る 、 邪   念 を た く わ ゑ き た る な り 。 …   愚 者 お も は く 尊 者 か り に 化 身 を 現 ぜ る を 円   月 相 と い ふ と お も ふ は 仏 道 を 相 承 せ ざ る 儻   類 の 邪 念 な り

O

予 、 雲 遊 の そ の か み 、 大 宋 国 に い た る … ○ 杭 州 鹽 官 斉 安 国 師 は 馬 祖 下 の 尊 宿 な り …   い ま 仏 道 に い ふ 一 切 衆 生 は 有 心 者 み な 衆 生   な り …   し ば ら く 国 師 に と ふ べ し 、 一 切 諸 仏 有 仏 性 也   無 。 ・   大 潟 山 大 円 禅 師、 あ る と き 衆 に し め し て い は   く 、 … 大 潟 の 説 道 は 、 … し か あ れ ど も 、 一 切   衆 生 無 仏 性 の み 仏 道 に 長 な り   ま た 潟 山 に む か ひ て い ふ べ し   切 衆 生 無 仏   性 は た と ひ 道 得 す と い ふ と も 冖 切 衆 生 無 衆   生 と い は ず 、 一 切 仏 性 無 仏 性 と い は ず 、 … 嘉 定 十 六 年 癸 未 秋 の こ ろ … 寳 慶 元 年 乙 酉 夏 安 居 … 二 五 七

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 謗 仏 法 僧 仏 是 最 上 乗 定 慧 等 学 陥 虎 之 機 狗 子 仏 性 ( 欲 識 庵 中 ) ( 錯 用 心 ) 両 断 蚯 蚓 百 丈 懐 海 百 丈 懐 海 南 泉 ・ 黄 檗 潟 山 ・ 仰 山 趙 州 従 論 石 頭 希 遷 雲 居 道 膺 長 沙 景 岑   引 証   参 究   解 説   解 説   解 説   解 説   引 証   引 証   解 説   参 究   破 邪 2 正3

8

6 10

532

  こ の ゆ へ に 百 丈 い は く 、 … し か あ れ ば す な は   ち 、 有 仏 性 と い ひ 、 無 仏 性 と い ふ と も に 謗   と な る 謗 と な る と い ふ と も 、 道 取 せ ざ る べ   き に は あ ら ず 。 …   且 問 怺 大 瀉 ・ 百 丈 、 し ば ら く き く べ し 。 …   い は ゆ る 五 蘊 は い ま の 不 壊 身 な り 。 い ま の   造 次 は …   黄 檗 在 南 泉 茶 堂 内 坐 南 泉 問 黄 檗 、 … い は ゆ   る 定 慧 等 学 の 宗 旨 は 、 …   黄 檗 い は く 不 敢 。 こ の 言 は 、 …   こ の 因 縁 を 挙 し て 、 潟 山 、 仰 山 に と ふ て い は   く … 大 瀉 の 道 は … 仰 山 い は く 、 …   趙 州 真 際 大 師 に 、 あ る 僧 と ふ 狗 子 還 有 仏 性   也 無。 こ の 間 の 意 趣 あ き ら む べ し 狗 子 と は   い ぬ な り か れ に 仏 性 あ る べ し と 問 取 せ ず 、   な か る べ し と 問 取 す る に あ ら ず。 こ れ は 鉄 漢   ま た 学 道 す る か と 問 取 す る な り …   い は ん や 欲 識 庵 中 不 死 人 …   い は ん や 雲 居 高 祖 い は く …   長 沙 景 岑 和 尚 の 会 に 、 竺 尚 書 と ふ … い ま 尚   書 い は く の 蚯 蚓 斬 為 両 断 は 、 … 二 五 八 * 趙 州 の 「 狗 子 還 有 仏 性 也 無 」 の 問 は 「 鉄 漢 ま た 学   道 す る か 」 と い う 問 で あ   る と し て い る 点 は 興 味 深 い 。 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(8)

身 心 学 道 ( 修 証 不 無 ) ( 赤 心 片 片 ) 古 仏 心 ( 平 常 心 ) ( 身 学 道 ) 自 然 外 道 ( 尽 十 方 世 界 ) ( 生 死 去 来 真 実 人 体 ) 生 也 全 機 現 南 嶽 懐 譲 南 陽 慧 忠 百 丈 懐 海 園 悟 克 勤 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   引 証   解 説   引 証   解 説   解 説   引 証   解 説   解 説   参 究   補 足

3

5

3

3

  こ の 道 得 は 審 細 に す べ し 。 … と い ふ か 。 … と   い ふ か 。   し か あ る を 仏 性 は 動 不 動 に よ り て 在 不 在   し 、 識 不 識 に よ り て 神 不 神 な り 、 … と 邪 見 せ   る は 外 道 な り 。   こ の ゆ ゑ に 前 仏 後 仏 か な ら ず 仏 道 を 修 行 す   る な り 。   赤 心 片 片 と い ふ は …   し か あ れ ば し る べ し 古 仏 心 は 墻 壁 瓦 礫 に あ   ら ず、 …   平 常 心 と い ふ は 、 …   身 学 道 と い ふ は …   後 学 か な ら ず 自 然 見 の 外 道 に 同 ず る こ と な か   れ。 … こ れ ら 閑 家 の 破 具 に あ ら ず 、 学 道 の 積   功 累 徳 な り 。   尽 十 方 世 界 と い う は −   生 死 去 来 真 実 人 体 と い う は 、 …   こ の 道 著 、 し つ か に 功 夫 点 検 す べ し 園 悟 禅   師 か つ て 恁 麼 に い ふ と い へ ど も 、 な ほ い ま だ   生 死 の 全 機 に あ ま れ る こ と を し ら ず 。 ↓ 行 仏 威 儀 ・ 洗 浄 遍 参 ・ 自 証 三 昧 「 荷 葉 団 団 … 」 ↓ 古 仏 心 ・ 発 無 上 心 ・ 後 心 不 可 得 「 千 門 万 戸 一 時 開 閉 」 「 尽 十 方 界 真 実 人 体 」 「 生 死 去 來 真 実 人 体 」 「 惑 現 此 身 得 度 而 為 説 法 . . . 」 ↓ 全 機 二 五 九

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 句 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 即 心 是 仏 行 仏 威 儀 ( 先 尼 外 道 ) 即 心 是 仏 大 地 無 寸 土 妙 浄 明 心 ( 仏 縛 ) 我 本 行 菩 薩 道 ( 修 証 不 無 ) 祗 此 不 染 汚 体 取 那 辺 事 南 陽 慧 忠 長 霊 守 卓 瀉 山 霊 祐 法 華 経 慧 能 宏 智 正 覚   解 説   称 賛   引 証   引 証   補 足   引 証   補 足   解 説   引 証   引 証   引 証   引 証

32

2

2

2

3

2   外 道 の た ぐ ひ と な る と い ふ は 、 … こ れ す な は   ち 先 尼 外 道 が 見 な り 。   大 證 国 師 は 曹 谿 占 仏 の 上 足 な り 天 上 人 間 の   大 善 知 識 な り 。   国 師 の し め す 宗 旨 を あ き ら め て 参 学 の 亀 鑑   と す べ し 。   こ の ゆ ゑ に 古 人 い は く 、 … … し る べ し …   あ る い は 心 を 識 得 す れ ば 大 地 さ ら に あ つ さ   三 寸 を ま す。   あ き ら か に し り ぬ 心 と は 山 河 大 地 な り 、 日   月 星 辰 な り   し か あ れ ど も こ の 道 取 す る と こ ろ す す め   ば 不 足 あ り 、 し り ぞ く れ ば あ ま れ り   仏 縛 と い ふ は ・ ・   か る が ゆ ゑ に … … な り し る べ し 、 …   し か あ れ ば す な わ ち 修 証 は 無 に あ ら ず、 有   に あ ら ず …   し か あ れ ば す な わ ち 、 汝 亦 如 是 の ゆ ゑ に 諸 仏   な り … ま こ と に わ れ に あ ら ず 、 な ん ぢ に あ   ら ず   か る が ゆ ゑ に … 二 六 〇 「 即 於 法 性 、 起 法 性 見、 即 是 無 明 」 ↓ 如 来 全 身 「 万 里 一 條 鐵 」 「 百 年 抛 卻 任 縦 横 」 ↓ 身 心 学 道 ・ 洗 浄 ・ 遍 参 ・ 自 証 三 昧 ○ 古 仏 い は く … N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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一 顆 明 珠 世 尊 往 兜 率 天 此 輩 罪 根 深 重 大 聖 生 死 転 大 法 輪 火 焔 説 法 烈 焔 亘 天 若 説 此 経 聴 受 此 経 〈 玄 沙 〉 法 華 経 雪 峰 義 存 玄 沙 師 備 圜 悟 克 勤 法 華 経 法 華 経 玄 沙 師 備 「 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   引 証   解 説   解 説 ( 引 証 )   参 究   解 説   参 究   解 説   解 説   称 賛   引 証   引 証   〈 行 実 〉

32

3

2

25

2

552

  ま こ と に し る べ し 人 間 の 釈 迦 は 、 …   深 重 の 罪 根 た と ひ 無 端 な り と も 、 此 輩 の 深 重   擔 な り 。   了 生 達 死 の 大 道 す で に 豁 達 す る に 、 ふ る く よ   り の 道 取 あ り 。 大 聖 は 生 死 を 心 に ま か す、 …   そ の く 功 夫 は 、 い か な る か こ れ 生 、 い か な る   か こ れ 死 、 い か な る か こ れ … … な る か …   な る か 。 …   い ま 三 世 諸 仏 と い ふ は → 切 諸 仏 な り   し ば ら く 雪 峯 の い ふ 三 世 諸 仏 、 在 火 焔 裏、 転   大 法 輪 と い ふ 、 こ の 道 理 な ら ふ べ し   火 焔 と 諸 仏 と 親 切 な る か 転 疏 な る か …   エ   ヘ             へ   む             ヘ   ヘ   カ       . 晶 々     . , カ   玄 沙 い は く 、 …   圓 悟 い は く の …   こ の 道 は 真 箇 こ れ 晩 進 の 光 明 な り 。   し か あ れ ば …   し る べ し …   娑 婆 世 界 大 宋 国、 福 州 玄 沙 山 院 宗 一 大 師 、 法   諱 師 備 、 俗 姓 は 謝 な り

0

祖 宗 い は く ○ 諸 仏 い は く 、

0

ふ る く よ り の 道 取 あ り 、 * 最 初 に 雪 峯 ・ 玄 沙 ・ 園 悟   の 三 者 の 話 を ま と め て 引   用 し て い る 。 ○ 釈 迦 牟 尼 仏 の い は く ↓ 見 仏 ○ 又 い は く … ( 築 著 脚 指 ) 二 六 「

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『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 心 不 可 得 一 顆 明 珠 心 不 可 得 〈 徳 山 〉 玄 沙 師 備 金 剛 経 徳 山 宣 鑑   解 説   提 起   A 行 実 V ( 売 餠 婆 子 )   批 判 ( 婆 子 と 共 に )   参 究

12

2

59

  い ま 道 取 す る 尽 十 方 世 界 、 是 】 顆 明 珠 、 は じ   め て 玄 沙 に あ り そ の 宗 旨 は 、 尽 十 方 世 界   は 、 広 大 に あ ら ず 、 微 小 に あ ら ず 。 …   学 人 如 何 会 得 。 こ の 道 取 は 、 …   い は ゆ る の 道 得 を 道 取 す る に 、 玄 沙 の 道 は 、   尽 十 方 世 界、 是 一 顆 明 珠 用 会 作 麼 な り 。 …   玄 沙 來 日 間 其 僧 、 … こ れ は 道 取 す 、 …   僧 日 、 尽 十 方 世 界、 是 一 顆 明 珠、 用 会 作 麼 。   い ふ べ し 、 …   玄 沙 日 知、 汝 向 黒 山 鬼 窟 裏 作 活 計 。 し る べ   し 、   …   こ れ 仏 祖 の 参 究 な り 不 可 得 裏 に 過 去 ・ 現   在 ・ 未 来 の 窟 籠 を 劑 來 せ り 。   い は ゆ る 徳 山 宣 鑑 禅 師 、 そ の か み …   徳 山 の む か し あ き ら め ざ る こ と は 、 い ま き こ   ゆ る と こ ろ な り 龍 潭 を み し よ り の ち も な   ほ 婆 子 を 怕 卻 し つ べ し 。 な ほ こ れ 参 学 の 晩 進   な り 、 超 証 の 古 仏 に あ ら ず 。   こ こ ろ み に 徳 山 に か は り て い ふ べ し 。 二 六 二 * 最 初 に 公 案 が ま と ま っ て   示 さ れ 続 い て 、 八 分 さ   れ て 各 各 に コ メ ン ト が 付   さ れ て い る 。 「 逐 物 為 己 、 逐 己 為 物 」 「 情 生 智 隔 」 「 大 用 現 前 是 大 軌 則 」 「 一 尺 水 一 尺 波 」 「 今 目 説 不 定 法 」 「 乳 餠 七 枚 、 采 餅 五 枚 」 「 湘 之 南 潭 之 北 」 「 若 六 月 道 正 是 時、 不 可 道 我 性 熱 」 ○ 釈 迦 牟 尼 仏 言 … ↓ 後 心 不 可 得 「 使 得 十 二 時 」 「 吹 滅 紙 燭 を み る 」

N工 工一Eleotronlo  Llbrary  Servloe

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古 仏 心 〈 嗣 承 〉 宏 智 古 仏 曹 谿 真 古 仏 大 庚 嶺 頭 趙 州 古 仏 〈 慧 忠 〉 古 仏 心 世 界 崩 壊 慧 能 ・ 青 原 ・ 南 嶽 ・ 石 頭 ・ 馬 祖 天 童 如 浄 園 悟 克 勤 疎 山 光 仁 雪 峯 義 存 南 陽 慧 忠 南 陽 慧 忠 漸 源 仲 興 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   引 証 ( 解 説 )   引 証 ( 嗣 承 ・ 解 説 )   引 証 ( 解 説 )   引 証 ( 解 説 )   〈 行 実 〉 ( 称 賛 )   解 説   参 究   解 説 1 1 2

1

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4 ○ 祖 宗 の 嗣 法 す る と こ ろ 、 七 仏 よ り 曹 谿 に い た   る ま で 四 十 祖 な り … 青 原 の と き 南 嶽 あ り 、   南 嶽 の と き 青 原 あ り 乃 至 石 頭 の と き 江 西 あ   り 。   は か り し り ぬ 天 童 の 屋 裏 に 古 仏 あ り 、 古 仏   の 屋 裏 に 天 童 あ る こ と を 。   し る べ し 、 釈 迦 牟 尼 仏 よ り 第 三 十 三 世 は 、 こ   れ 古 代 な り と 稽 首 す べ き な り 。   し る べ し 、 疎 山 す で に 古 仏 と 相 見 す と い ふ こ   と を 。 … 古 仏 の 在 処 を し る は 、 古 仏 な る べ   し   し る べ し 、 趙 州 た と ひ 古 仏 な り と も … … い   は ゆ る 雪 峯 老 漢 大 丈 夫 な り   西 京 光 宅 寺 大 証 国 師 は 、 曹 谿 の 法 嗣 な り …   人 帝 ・ 天 帝 お な じ く 恭 敬 尊 重 す る と こ ろ な   り   国 師、 因 僧 問 、 … い は ゆ る 間 処 は 、 …   師 い は く 、 墻 壁 瓦 礫。 い は ゆ る 宗 旨 は 、 …   い は ゆ る 墻 壁 は い か な る べ き ぞ 、 な に を か   墻 壁 と い ふ … か 、 … か 。 … か … か … な   り や … や …   い は ゆ る 世 界 は 十 方 み な 仏 世 界 な り … ○ 先 師 い は く 、 … ↓ 坐 禅 箴 ・ 仙 陀 婆 ↓ 古 鏡 * 疎 山 も 称 賛 し て い る * 雪 峯 も 称 賛 し て い る * 問 処 の 道 得 「 尽 大 地 覓 一 箇 会 仏 法 人 不 可 得 」 二 六 三

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 大 悟 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) ( 生 知 ・ 学 而 知 ・ 仏 知 者 無 師 知 者 ) 一 人 不 悟 者 大 悟 卻 迷 還 仮 悟 否 ・ 悟 即 不 無 ( 悟 道 是 本 期 ) 臨 済 義 玄 華 厳 休 静 米 胡 ・ 仰 山   解 説   解 説   参 究 ( 批 判 )   称 賛   解 説   参 究   解 説   参 究   破 邪   批 判 2

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4   い は く 生 知。 こ れ は 生 じ て 生 を 透 脱 す る な   り い は ゆ る は い は く 学 而 知、 こ れ   は … 。 い は く 、 仏 知 者 あ り こ れ は … い は   く 無 師 知 者 あ り 。 …   い ま 慧 照 大 師 の 道 取 す る と こ ろ 、 …   し ば ら く 臨 済 に 問 す べ し 、 不 悟 者 難 得 の み を   し り て 悟 者 難 得 を し ら ず ば 、 未 足 為 足 な   り 不 悟 者 難 得 を も 参 究 せ る と い ひ が た し   い ま の 問 処 は 、 間 処 な り と い へ ど も 示 衆 の ご   と し   い は ゆ る 大 悟 底 人 は も と よ り 大 悟 な り と に は   あ ら ず。 : ・   し ば ら く 功 夫 す べ し 大 悟 底 人 の 卻 迷 は 不   悟 底 人 と 一 等 な る べ し や … か … か 。 … か   と 、 か た が た 参 究 す べ き な り 。   師 云、 破 鏡 不 重 照 、 落 華 難 上 樹 。 こ の 示 衆   は 、 …   い は く の 今 時 は 、 人 人 の 而 今 な り …   還 仮 悟 否 、 こ の 道 を し つ か に 参 究 し て 、 胸 襟 に も 換 卻 す べ し   い ま の 還 仮 悟 否 の 道 取 は ・   近 日 大 宋 国 、 禿 子 等 い は く 、 悟 道 是 本 期 。 か   く の ご と く い ひ て い た ず ら に 待 悟 す 。 二 六 四 「 填 溝… 塞 壑 」 「 切 忌 随 他 覓 」 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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坐 禅 儀 坐 禅 箴 ( 坐 禅 作 法 ) ( 思 量 箇 不 思 量 底 ) 思 量 箇 不 思 量 底 〈 嗣 承 〉 ( 得 胸 襟 無 事 了 ) ( 行 亦 禅 坐 亦 禅 ) 磨 磚 作 鏡 薬 山 惟 儼 薬 山 惟 儼 薬 山 惟 儼 南 獄 ・ 馬 祖 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   解 説   引 証   引 証   解 説   批 判   批 判 3 4

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  参 禅 は 坐 禅 な り 坐 禅 は 静 処 よ ろ し   … こ れ す な は ち 坐 禅 の 法 術 な り 。   大 師 の 道 か く の ご と く な る を 證 し て 、 兀 坐 を   参 学 す べ し 兀 坐 正 伝 す べ し   僧 の い ふ 不 思 量 底 如 何 思 量 。 …   大 師 い は   く 、 非 思 量。 … ○ 薬 山 か く の ご と く 単 伝 す る こ と 、 す で に 釈 迦   牟 尼 仏 よ り 直 下 三 十 六 代 な り 。 薬 山 よ り 向 上   を た つ ぬ る に 、 三 十 六 代 に 釈 迦 牟 尼 仏 あ り   か く の ご と く 正 伝 せ る 。 す で に 思 量 箇 不 思 量   底 あ り 。   し か る あ る に 、 近 年 お ろ か な る 杜 撰 い は く   功 夫 坐 禅 、 得 胸 襟 無 事 了 便 是 平 隠 地 也。 こ   の 見 解 、 な ほ 小 乗 の 学 者 に お よ ば ず 、 人 天 上   よ り も 劣 な り 。   又 一 類 の 漢 あ り 坐 禅 弁 道 は 、 こ れ 初 心 晩 学   の 要 機 な り か な ら ず し も 仏 祖 の 行 履 に あ ら   ず 、 行 亦 禅 坐 亦 禅 、 語 黙 動 静 体 安 然 な り た   だ い ま の 功 夫 の み に か か は る こ と な か れ 臨   済 の 余 流 と 称 す る と も が ら 、 お ほ く こ の 見 解   な り ↓ 古 鏡 二 六 五

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『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   図 箇 什 麼   図 作 仏   師 作 什 麼   磨 作 鏡   参 究   参 究   解 説   解 説 ( 引 証 )   解 説   こ の 問 し つ か に 功 夫 参 究 す べ し そ の ゆ ゑ   は 坐 禅 よ り 向 上 に あ る べ き 図 の あ る か ・   か … か 。 … か 。 審 細 に 功 夫 す べ し   こ の 道、 あ き ら め 達 す べ し 。 作 仏 と 道 取 す る   は 、 い か に あ る べ き ぞ 。 … す る か … す る   か … か 、 … す る か   し る べ し 、 大 寂 の 道 は 、 坐 禅 か な ら ず 図 作 仏   な り 、 …   ま こ と に 、 た れ か こ れ を 磨 磚 と み ざ ら ん 、 …   作 什 麼 な る は か な ら ず 磨 磚 な り   こ の 道 旨 あ き ら む べ し 。 磨 作 鏡 は 道 理 か な   ら ず あ り 、 … 古 鏡 も 明 鏡 も 、 磨 磚 よ り 作 鏡 を   う る な る べ し 。 二 六 六 * こ の 磨 磚 作 鏡 に つ い て   は 、 予 め ほ と ま っ た 形 で   の 引 用 で は な く 、 十 四 分   さ れ て 各 各 に コ ン ン ト が   付 さ れ て い る * 。 ま こ と に … ” と 引 証 の   ご と く 解 釈 し な が ら も 、 什 麼 の 解 釈 に お い て 道 元 禅 師 独 自 の 解 釈 が な さ れ   て い る

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  磨 磚 豈 得   成 鏡 耶   坐 禅 豈 得   作 仏 耶   如 何 即 是   車 若 不 行   大 寂 無 対   解 説   解 説 ( 引 証 )   解 説   参 究   解 説   解 説   磨 磚 は 成 鏡 に あ ら ず。   あ き ら か に し り ぬ 坐 禅 の 作 仏 を ま つ に あ ら   ざ る 道 理 あ り 作 仏 の 坐 禅 に か か は れ ざ る 宗   旨 か く れ ず   い ま の 道 取 一 ひ と す じ に 這 頭 の 問 著 に 相 似 せ   り と い え ど も 那 頭 の 即 是 を も 問 著 す る な   り   し ば ら く 車 若 不 行 と い ふ は い か な ら ん か こ   れ 車 行、 い か な ら ん か こ れ 車 不 行。 … か …   か ,   い た ず ら に 蹉 過 す べ か ら ず 。 * “ ま こ と に … ” と し て 解 釈 し な が ら も 、 道 元 禅 師   独 自 の 解 釈 が な さ れ て い   る 。 成 鏡 の た め の 磨 磚 で   な い こ と を し め し て い   る 。 * “ あ き ら か に し り ぬ 、   … ” と 引 証 の ご と く 解 釈   し な が ら も 道 元 禅 師 独   自 の 解 釈 が な さ れ て い   る 。 作 仏 の た め の 坐 禅 で   な い こ と を 示 し て い る 。 * 道 元 禅 師 独 自 の 理 解 が な   さ れ て い る 。 . 仏 道 に 打 車 の あ る こ と ” を 参 学 す   べ き で あ る と し て い る 。 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 二 六 七

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   汝 学 坐 禅   為 学 坐 仏   若 学 坐 禅   禅 非 坐 臥   若 学 坐 仏   仏 非 定 相   汝 若 坐 禅   即 是 殺 仏   解 説   ( 引 証 )   解 説   解 説 〔 引 証 )   解 説   い ま の 道 取 を 参 究 し て ま さ に 祖 宗 の 要 機 を   弁 取 す る べ し い は ゆ る 学 坐 禅 の 端 的 い か な   り と し ら ざ る に 、 学 坐 仏 と し り ぬ   い ま い ふ こ こ ろ は 坐 禅 は 坐 禅 な り 、 坐 臥 に   あ ら ず 。   い は ゆ る 道 取 を 道 取 せ ん に は 恁 麼 な り 、 坐 仏   の 一 仏 二 仏 の ご と く な る は 非 定 相 を 荘 巌 と せ   る に よ り て な り 、 … 仏 非 定 相 の 荘 厳 な る ゆ ゑ   に 、 若 学 坐 禅 す な は ち 坐 仏 な り   い は ゆ る さ ら に 坐 仏 を 参 究 す る に 殺 仏 の 功   徳 あ り 。 坐 仏 の 正 当 恁 麼 時 は 殺 仏 な り 。 殺 の   言 た と ひ 凡 夫 の こ と ば に ひ と し く と も ひ   と へ に 凡 夫 と 同 ず べ か ら ず。 二 六 八 * 道 元 禅 師 は 、 原 典 ( 伝 灯 録 五 ) が 「 師 又 日 」 と し   て い る の を . 南 獄 ま た し   め し て い は く ” と し て   こ れ が 質 問 で は な く 坐 禅 が 坐 行 で あ る と 南 嶽 が   示 し た 意 と と っ て い る   こ こ に 道 元 禅 師 の 解 釈 の 独 自 性 が あ る * こ の 二 つ の 語 に つ い て も 道 元 禅 師 独 自 の 解 釈 が な   さ れ て い る 。 原 典 で は 禅 が 坐 臥 に か ぎ ら ず 又 仏   に は 定 相 が な い 、 と い う   意 で あ ろ う が 、 こ れ を 独 自 に 転 釈 し 、 坐 禅 は 坐 臥   で は な く 坐 仏 で あ る と い   う 意 に と っ て い る 。 * 殺 の 解 釈 に お い て 道 元 禅   師 独 自 の 解 釈 が み ら れ   る 。 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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  若 執 坐 相   非 達 其 理 ( 仏 祖 光 明 ) ( 還 源 返 本 ) 坐 禅 箴 宏 智 古 仏 宏 智 正 覚 天 童 如 浄 可 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )  . 解 説   解 説   破 邪   批 判   称 賛   解 説   称 賛 11   い は ゆ る 執 坐 相 と は 、   す る な り 。 坐 相 を 捨 し 坐 相 を 触   仏 祖 の 光 明 に 照 臨 せ ら る る と い ふ は こ の 坐   禅 を 功 夫 参 究 す る な り   お ろ か な る と も が ら は 、 仏 光 明 を あ や ま り   て 、 日 月 の 光 明 の ご と く 、 珠 火 の 光 燿 の ご と   く あ ら ん ず る と お も ふ   古 来 よ り 近 代 に い た る ま で 、 坐 禅 銘 を 記 せ る   老 宿 一 両 位 あ り 坐 禅 儀 を 撰 せ る 老 宿 一 両 位   あ り 、 … か れ ら が 所 集 は 、 た だ 還 源 返 本 の 様   子 な り い た づ ら に 息 慮 凝 寂 の 経 営 な り 。 観   練 薫 修 の 階 級 に お よ ば ず 、 十 地 等 覚 の 見 解 に   お よ ば ず。 い か で か 仏 仏 祖 祖 の 坐 禅 を 単 伝 せ   ん   坐 禅 箴 は 大 宋 国 … 天 童 景 徳 寺 宏 智 禅 師 正 覚 和   尚 の 撰 せ る の み 仏 祖 な り 坐 禅 箴 な り 道 得   是 な り 。   い は ゆ る 坐 禅 箴 の 箴 は 、 …   先 師 上 堂 の と き 、 よ の つ ね に い は く 、 宏 智 古   仏 な り 。 自 余 の 漢 を 恁 麼 い ふ こ と 、 す べ て な   か り き * 執 の 解 釈 に お い て 道 元 禅   師 独 自 の 解 釈 が み ら れ   る * ま ず 宏 智 の 『 坐 禅 箴 』 の   全 文 を 挙 げ 次 に こ れ が 八   分 さ れ て コ メ ン ト が 付 さ   れ て い る。 重 複 の 部 分 は   カ ッ ト さ れ て い る 。 ↓ 古 仏 心 二 六 九

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Kom 三1z三1w三1 Umversrty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ 海 印 三 昧 坐 禅 箴 但 以 衆 法 忽 然 火 起 起 滅 不 停 時 如 何 ( 滅 ・ 起 ) ( 三 昧 ) ( 角 田 ) ( 道 元 ) 馬 祖 道 一 法 華 経 羅 山 道 閑   解 説   解 説   解 説   解 説   解 説

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1 ○ い ま 宏 智 禅 師 よ り の ち 八 十 余 年 な り 、 か の 坐   禅 箴 を み て こ の 坐 禅 箴 を 撰 す … 〈 坐 禅   箴 V … 宏 智 禅 師 の 坐 禅 箴 、 そ れ 道 未 是 に あ ら   ざ れ ど も さ ら に か く の ご と く 道 取 す べ き な   り 。   い は ゆ る 海 印 三 昧 の 時 節 は す な は ち 但 以 衆   法 の 時 節 な り …   起 時 唯 法 起。 こ の 法 起 か つ て 起 を の こ す に あ   ら ず。   此 法 滅 時 、 不 言 我 滅 。 ま さ し く 不 言 我 滅 の と   き ま ・   こ の 起 の 相 待 に あ ら ざ る を 火 起 と 道 取 す る   な り   し か あ れ ば 、 起 滅 は 我 我 起 、 我 我 滅 な る に 不   停 な り 。   お ほ よ そ 滅 は 仏 祖 の 功 徳 な り   三 昧 は 現 成 な り 、 道 得 な り 。 二 七 〇 * 涅 槃 経 を ふ ま え た 馬 祖 の 語 。 ○ 古 仏 い は く 、 … ○ 古 仏 い は く 、 … 「 官 不 容 針、 私 通 車 馬 祖 」 「 相 逢 不 拈 出 、 挙 意 便 知 有 」 「 背 手 摸 枕 子 」 「 我 於 海 中、 唯 常 宣 説 妙 法 華 経 」 コ 波 纔 動 万 波 随 L 「 世 人 住 処 」 「 満 船 空 載 月 明 帰 」 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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空 華 大 海 不 宿 死 屍 〈 曹 山 本 寂 〉   大 海 不 宿   死 屍   不 宿 死 屍     為 什 麼 絶     気 者 不 著     万 有 非 其     功 絶 気 伝 法 之 偈 優 鉢 羅 華 曹 山 本 寂 達 磨 同 安 察 常 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   解 説   解 説   解 説   解 説   解 説   引 証 1 1 ○ こ の 曹 山 は 、 雲 居 の 兄 弟 な り 洞 山 の 宗 旨 、   こ の と こ ろ に 正 的 な り 。 い ま 承 教 有 言 を い ふ   は 仏 祖 の 正 教 な り   い は ゆ る 大 海 は 内 海 ・ 外 海 等 に は あ ら ざ る   べ し 。   不 宿 死 屍 と い ふ は 、 …   僧 の い は く 、 為 什 麼 絶 気 者 不 著 は 、 ●   ,   甼   曹 山 の 道 す ら く 、 万 有 非 其 功 絶 気 い は ゆ る   は 、 …   こ の 華 開 の 時 節 、 お よ び 光 明 色 相 を 参 学 す べ   し 。 … 自 然 成 と い ふ は …   し か あ れ ば 優 鉢 羅 華 は か な ら ず 火 裏 に 開 敷   す る な り … * 最 初 に 全 文 を 挙 げ、 次 に   こ れ を 四 分 し て 各 各 に コ   メ ン ト を 付 し て い る 「 明 頭 来 明 頭 打 、 暗 頭 来 暗 頭 打 」 「 幾 度 逢 春 不 変 心 」 「 高 高 峯 頂 立 」 「 多 福 一 叢 竹 」 「 従 来 疑 著 這 漠 」 ○ 高 祖 道、 ・ 「 吾 本 来 此 土、 伝 法 救 迷 情 、 一 華 開 五 葉、 結 果 自 然 成 」 「 結 果 任 爾 結 果 」 「 無 位 真 人 」 ○ 古 先 い は く 、 … 「 華 開 世 界 起 」 二 七 一

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『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) ( 空 華 ) 翳 入 見 空 華 華 亦 不 曽 生 首 楞 厳 経 慧 可   解 説   破 邪   破 邪   解 説   解 説

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1   し る べ し 仏 道 に 空 華 の 談 あ り 。 外 道 は 空 華   の 談 を し ら ず 、 い は ん や 覚 了 せ ん や   仏 世 界 お よ び 仏 諸 法 す な は ち こ れ 空 華 な り   し か あ る に … 凡 愚 お も は く は 、 翳 眼 と い ふ   は 、 衆 生 の 顛 倒 の ま な こ を い ふ 、 病 眼 す で に   顛 道 な る ゆ ゑ に 、 淨 虚 空 に 空 華 を 見 聞 す る な   り と 消 息 す。 …   こ の 道 著 あ き ら む る 学 者 い ま だ あ ら ず、 …   ひ と た び 空 華 や み な ば 、 さ ら に あ る べ か ら ず   と お も ふ は 小 乗 の 見 解 な り … い ま の 凡 夫   の 学 者 、 お ほ く は 陽 気 の す め る と こ ろ こ れ   空 な ら ん と お も ひ … を 空 華 と い は ん ず る と お   も へ り   し る べ し 、 仏 道 の 翳 人 と い ふ は 、 本 覚 人 な   り … 仏 向 上 人 な り お ろ か に 翳 を 妄 法 な り と   し て 、 こ の ほ か に 真 法 あ り と 学 す る こ と な か   れ   こ の 宗 旨 の 現 成 、 た と へ ば 、 … 二 七 二 * ” 空 華 〃 に つ い て 道 元 禅 師 独 自 の 解 釈 が み ら れ   る 。 ○ 釈 迦 牟 尼 仏 言 、 − * 首 楞 厳 経 の こ の 語 自 体 を   批 判 し て は お ら ず、 こ の   語 に 対 す る 邪 解 を 挙 げ て   破 す と い う 形 を と っ て い   る ○ 祖 師 い は く 、

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悟 道 偈 空 華 乱 墜 眼 中 華 空 華 従 地 発 張 拙 芙 蓉 霊 訓 瑯 瑯 慧 覚 石 門 慧 徹 「 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   解 説   引 証   解 説 )   引 証 ( 解 説 )   解 説   破 邪

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  張 拙 秀 才 は 石 霜 の 俗 弟 子 な り 。   く る に い は く … 悟 道 の 頌 を つ   い ま 帰 宗 道 の 一 翳 在 眼 、 空 華 乱 墜 は 、 保 任 仏   の 道 取 な り 。 し か あ れ ば し る べ し 、 翳 華 の 乱   墜 は 、 諸 仏 の 現 成 な り 。   し る べ し 、 十 方 仏 の 実 な ら ざ る に あ ら ず 、 も   と こ れ 眼 中 華 な り 。 十 方 諸 仏 の 注 意 せ る と こ   ろ は 眼 中 な り 。   大 宋 国 石 門 山 の 慧 徹 禅 師 は 梁 山 下 の 尊 宿 な   り 。 ち な み に 僧 あ り て と ふ 、 如 何 是 山 中 寶 。   こ の 問 取 の 宗 旨 は …   師 い は く 、 空 華 従 地 発、 蓋 国 買 無 門 . こ の 道   取 …   よ の つ ね の 諸 方 は 、 空 華 の 空 華 を 論 ず る に   は 於 空 に 生 じ て さ ら に 於 空 に 滅 す る と の み   道 取 す 。 … た だ ひ と り 石 門 の み し れ り 。 * 悟 道 偈 に つ い て は 最 初   に ま と ま っ た 形 で の 引 用 文 は な く 、 八 分 さ れ て 各   各 に コ メ ン ト が 付 さ れ て   い る 「 不 如 三 界 、 見 於 三 界 」 * 涅 槃 ・ 生 死 に つ い て の 解   説 あ り * 最 初 に ま と ま っ た 形 で の 引 用 は な く 、 二 分 さ れ て   各 各 に コ メ ン ト が 付 さ れ   て い る * 石 門 を 称 え て い る 二 七 三

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 光 明 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )     尽 十 方 界

 

    長 沙 景 岑 ( 仏 教 伝 来 ) ( 光 明 ) 此 光 照 東 方 仏 光 明 法 華 経 憲 宗 皇 帝 韓 退 之   提 起   破 邪   解 説   解 説   称 賛 ↓   批 判

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  仏 道 の 参 学、 か な ら ず 勤 学 に す べ し 、 .   .   ● ○ 孝 明 皇 帝 の 御 宇 、 永 平 十 年 戊 辰 の 年 、 摩 騰   迦 ・ 竺 法 蘭 は じ め て 仏 教 を 漢 国 に 伝 来 す。   … そ れ よ り の ち 、 梁 武 帝 の 御 宇 普 通 年 中 に   い た り て 初 祖 み ず か ら 西 天 よ り 南 海 広 州 に   幸 す。 こ れ 正 法 眼 蔵 正 伝 の 嫡 嗣 な り 。 釈 迦 牟   尼 仏 よ り 二 十 八 世 の 法 孫 な り 。 … 法 を 二 祖 大   祖 禅 師 に 正 伝 せ り し 、 こ れ 仏 祖 光 明 の 親 曽 な   り 。   転 疏 転 遠 の 臭 皮 袋 お も は く は 、 仏 光 も 自 己 光   明 も 赤 白 青 黄 に し て 、 火 光 ・ 水 光 の ご と   く … 日 月 の 光 の ご と く な る べ し と 見 解 す 。   い は ゆ る 仏 祖 の 光 明 は 尽 十 方 界 な り 、 …   こ の ゆ ゑ に 、 … の 道 著 あ り … 東 方 は 彼 此 の   俗 論 に あ ら ず 、 法 界 の 中 心 な り 、 …   い ま こ の 文 公 、 こ れ 在 家 の 士 俗 な り と い え ど   も 、 丈 夫 の 志 気 あ り 、 …   し か あ り と い へ ど も 、 韓 文 公 な ほ 仏 書 を 見 聞   せ ざ る と こ ろ あ り ・ :   二 七 四 ↓ 諸 法 実 相 ・ 十 方 * こ の 上 堂 に 対 す る 直 接 の   コ メ ン ト は な い 。 * 唐 憲 宗 皇 帝 と 韓 退 之 の 紹 介 の あ と 問 答 を 挙 げ て   い る 。 「 云 何 忽 生 山 河 大 地 」 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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行 持   上 〈 雲 門 文 偃 〉 光 明 僧 堂 前 相 見 望 州 鳥 石 典 座 入 庫 堂 ( 行 持 道 環 ) 〈 釈 迦 牟 尼 仏 〉 A 摩 訶 迦 葉 〉 雲 門 文 偃 雪 峯 義 存 保 福 ・ 鵝 湖 地 蔵 桂 磔 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   解 説   解 説   解 説   解 説   説 示   〈 行 実 〉   〈 行 実 〉 5 241 ○ 雲 門 山 大 慈 雲 匡 真 大 師 は 如 来 世 尊 よ り 三 十   九 世 の 法 孫 な り 法 を 雲 峯 真 覚 大 師 に 嗣 す。   仏 衆 の 晩 進 な り と い え ど も 祖 席 の 英 雄 な   り 。   い ま 大 師 道 の 人 人 尽 有 光 明 在 は 、 …   雲 門 み つ か ら い は く 、 作 麼 生 是 光 明 在。 こ の   問 著 は …   と き に 衆 無 対。 た と い 百 千 の 道 得 あ り と も   無 対 を 拈 じ て 道 著 す る な り 。   雲 門 自 代 云 、 僧 堂 ・ 仏 殿 ・ 廚 庫 ・ 山 門。 い ま   道 取 す る 自 代 は 雲 門 に 自 代 す る な り …   こ れ す な は ち 雪 峯 の 通 身 是 眼 晴 時 な り 、 …   い ま 帰 方 丈 、 入 僧 堂、 こ れ 話 題 出 身 な り 。 …   こ の 話 題 は 七 仏 巳 前 事 な り 。   仏 祖 の 大 道 、 か な ら ず 無 上 の 行 持 あ り 道 環   し て 断 絶 せ ず。 発 心 ・ 修 行 ・ 菩 提 ・ 涅 槃 、 し   ば ら く の 間 隙 あ ら ず。 行 持 道 環 な り 。   慈 父 大 師 十 九 歳 の 仏 寿 よ り 深 山 に 行 持 し   て 、 三 十 歳 の 仏 寿 に い た り て 大 地 有 情 同 時   成 道 の 行 持 あ り …   第 八 祖 摩 訝 迦 葉 尊 者 は 、 釈 迦 の 嫡 嗣 な り 生   前 も は ら 十 二 頭 陀 を 行 持 し て さ ら に お こ た   ら ず。 * 以 下 、 三 つ の 示 衆 ・ 問 答   に 対 す る コ メ ン ト は 短   い 。 「 不 曽 染 汗 」 「 世 人 愛 処 」 二 七 五

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 十 二 頭 陀 不 食 僧 食 迦 葉 半 座 〈 波 栗 濕 縛 〉 脇 尊 者 〈 慧 能 V 〈 馬 祖 道 一 V 〈 雲 巖 ・ 道 吾 〉 打 成 一 片 〈 雲 居 道 膺 〉 摩 訂 迦 葉 ( 三 千 威 儀 経 ) 釈 尊 ・ 迦 葉 摩 訶 迦 葉 波 栗 濕 縛 洞 山 良 介   提 起   〈 行 実 V   A 行 実 〉   称 賛   〈 行 実 〉   〈 行 実 V   〈 行 実 V   〈 行 実 〉   〈 行 実 V 11

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1   十 二 頭 陀 と い ふ は 、 … こ れ を 十 二 頭 陀 と い   ふ 。 摩 訶 迦 葉 よ く 「 生 に 不 退 不 転 な り 如 来   の 正 法 眼 蔵 を 正 伝 す と い へ ど も、 こ の 頭 陀 を   退 す る こ と な し 。   し る べ し 摩 訶 迦 葉 は 仏 会 の 上 座 な り   第 十 祖 波 栗 濕 縛 尊 者 は 、 一 生 不 脇 不 至 席 な   り こ れ 八 旬 老 年 の 弁 道 な り と い へ ど も 、 当   時 す み や か に 大 法 を 単 伝 す 。   誓 願 の 一 志 不 退 な れ ば 、 わ つ か に 三 歳 を ふ る   に 、 弁 道 現 成 す る な り 。   六 祖 は 新 州 の 樵 夫 な り 、 … こ れ 奇 代 の 大 器 な   り 、 抜 群 の 弁 道 な り   江 西 馬 祖 の 坐 禅 す る こ と は 二 十 年 な り 。 こ れ   南 嶽 の 密 印 を 稟 受 す る な り … い ま の 臨 済 は   江 西 の 流 な り   雲 巌 和 尚 と 道 吾 と お な じ く 薬 山 に 参 学 し   て 、 … 法 を 洞 山 の 悟 本 大 師 に 伝 付 す 。   洞 山 い は く 、 わ れ … … な り い ま そ の 道 、 あ   ま ね く 伝 付 せ り 。   雲 居 山 弘 覚 大 師 、 そ の か み 三 峯 庵 に 住 せ し と   き 、 天 厨 送 食 す … 二 七 六 * コ メ ン ト な し 「 天 廚 送 食 」 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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〈 百 丈 懐 海 〉 〈 鏡 清 道 愆 V 〈 三 平 義 忠 V 〈 長 慶 大 安 v 住 瀉 山 偈 A 趙 州 従 論 v 七 歳 童 児 長 慶 大 安 趙 州 従 論   〈 行 実 〉   〈 行 実 V   〈 行 実 v   解 説 ( 称 賛 )   〈 行 実 V   A 行 実 V

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  百 丈 山 大 智 禅 師、 そ の か み 馬 祖 の 待 者 と し て   あ り し よ り 入 寂 の ゆ ふ べ に い た る ま で 一   日 も 為 衆 為 人 の 勤 仕 な き は あ ら ず 。 … い ま 大   宋 国 に 流 伝 せ る 臨 済 の 玄 風 な ら び に 諸 方 の   叢 林、 お ほ く 百 丈 の 玄 風 を 行 持 す る な り   鏡 清 和 尚 住 院 の と き 土 地 神 か つ て 師 顔 を み   る こ と え ず。 た よ り を え ざ る に よ り て な り 。   三 平 山 義 忠 禅 師 、 そ の か み 天 厨 送 食 す 。 大 顛   を み て の ち に 天 神 ま た 師 を も と む る に 、 み   る こ と あ た は ず 。   後 大 潟 和 尚 い は く し る べ し 一 頭 の 水   枯 牛 は 二 十 年 在 潟 山 の 行 持 よ り 牧 得 せ り 。   趙 州 観 音 院 真 際 大 師 従 論 和 尚 、 と し 六 十 一 歳   な り し に 、 は じ め て 発 心 求 道 を こ こ ろ ざ す   瓶 錫 を た ず さ へ て 行 脚 し 遍 歴 諸 方 す る に 、   つ ね に み づ ら か ら い は く … か く の ご と く し   て 南 泉 の 道 を 学 得 す る 、 功 夫 す な は ち 二 十 年   な り 。 「 天 廚 送 食 」 ↓ 家 常 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 二 七 七

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 不 離 叢 林 〈 大 梅 法 常 〉 即 心 是 仏 随 流 去 幾 度 逢 春 不 変 心 一 池 荷 葉 我 祗 管 即 心 是 仏 〈 五 祖 法 演 V 楊 岐 乍 住 行 無 越 思 〈 黄 帝 ・ 堯 ・ 舜 〉 趙 州 従 論 大 梅 法 常 大 梅 法 常 大 梅 法 常 大 梅 法 常 大 梅 法 常 五 祖 法 演 五 祖 法 演   解 説 ( 称 賛 )   〈 行 実 〉   A 行 実 〉   〈 行 実 〉   〈 行 実 V   〈 行 実 〉   〈 行 実 〉   〈 行 実 〉   A 行 実 〉   〈 行 実 〉 3

3174

3 17 26 52   あ る と き 、 衆 に し め し て い は く … 。 こ れ 行   持 を し め す な り 。 し る べ し 、 十 年 五 載 の 不   語 、 … 不 語 な り と い へ ど も 唖 漢 に あ ら ざ ら   ん   大 梅 山 は 慶 元 府 に あ り こ の 山 に 護 聖 寺 を 草   創 す 。 法 常 禅 師 そ の 本 元 な り 禅 師 は 襄 陽 の   人 な り 。 …   か つ て 馬 祖 の 会 に 参 じ て と ふ …   鹽 官 の 会 よ り 一 憎 き た り て 、 や ま に い り て …   つ ひ に 僧 に 命 じ て 師 を 請 す る に 、 出 山 せ ず。   偈 を つ く り て 答 す る に い は く 、 …   こ れ よ り の ち に 、 な ほ 山 奥 へ い ら ん と せ し ち   な み に 有 頌 す る に い は く …   あ る と き 、 馬 祖 こ と さ ら 僧 を つ か は し て と は   し む … こ の 道 を も ち て 馬 祖 に 挙 似 す 馬 祖   い は く 梅 子 熟 也 。   五 祖 山 の 法 演 禅 師 い は く 、 師 翁 は じ め て 楊 岐   に 住 せ し と き …   翌 日 に 上 堂 し て 衆 に し め し て い は く 、 …   演 和 尚、 あ る と き し め し て い は く … ○ 黄 帝 ・ 堯 ・ 舜 等 は 俗 な り と い へ ど も 草 屋 に   居 す 世 界 の 勝 躅 な り 。 二 七 八 ↓ 道 得 * 大 梅 の 法 嗣 ( 法 孫 ) と し   て 天 龍 ・ 倶 胝 ・ 迦 智 を 挙   げ て い る 。 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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黄 帝 之 行 ( 鬼 神 覿 見 ) 護 伽 藍 神 此 事 非 僧 徳 説 得 一 丈 説 取 行 不 得 底 説 時 無 行 路 人 生 百 歳 〈 南 嶽 懐 譲 〉 〈 香 厳 智 閑 〉 尸 子 南 泉 普 願 宏 智 正 覚 王 伯 痒 大 慈 寰 中 洞 山 良 介 雲 居 道 膺 僧 伽 難 提 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   〈 行 実 〉   〈 行 実 〉   〈 行 実 〉   〈 行 実 〉   引 証   解 説   解 説   解 説   〈 行 実 〉   〈 行 実 〉 4 2 8 23

3

4

  し る べ し 合 宮 ・ 總 章 は と も に 草 を ふ く な   り 。   :   南 泉 い は く 、 … 。 し る べ し 、 無 修 の 鬼 神 に 齦   見 せ ら る る は 、 修 行 の ち か ら な き な り   太 白 山 宏 智 禅 師 正 覚 和 尚 の 会 に 、 護 伽 藍 神 い   ま く → …   こ の 天 童 山 は 、 も と は 小 院 な り 。 …   し る べ し 、 か く の ご と く の 事 は 、 俗 の 能 な   り 、 僧 の 徳 に あ ら ず 。   大 慈 寰 中 禅 師 い は く 、 … こ れ は 、 …   洞 山 悟 本 大 師 道 、 … こ れ 高 祖 の 道 な り そ の   宗 旨 は 、 …   雲 居 山 弘 覚 大 師、 こ の 道 を 七 通 八 達 す る に い   は く 、 … 。 こ の 道 得 は 、 …   古 来 の 仏 祖 い ひ き た れ る こ と あ り 、 い は ゆ   る … 。 こ れ は 一 仏 二 仏 の い ふ と こ ろ に あ ら   ず、 …   南 嶽 大 慧 禅 師 懐 譲 和 尚 、 そ の か み 曹 谿 に 参 じ   て 執 侍 す る こ と 十 五 秋 な り …   香 厳 の 智 閑 禅 師 は 大 潟 に 耕 道 せ し と き … 「 説 似 一 物 即 不 中 」 二 七 九

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『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 行 持   下 〈 臨 済 義 玄 〉 栽 松 因 縁 企 唐 占 旦 白 不 皇 帝 〉 宣 宗 沙 弥 〈 雪 峯 義 存 〉 〈 達 磨 〉 梁 武 相 見 〈 嗣 承 〉 臨 済 義 玄 ( 香 厳 智 閑 ) 黄 檗 希 運 達 磨 ・ 武 帝 達 磨   〈 行 実 〉   解 説 ( 称 賛 )   〈 行 実 ▽   八 行 実 〉   〈 行 実 V   〈 行 実 〉   〈 行 実 V

8

21 14   臨 済 院 慧 照 大 師 は 、 黄 檗 の 嫡 嗣 な り 黄 檗 の   会 に あ り て 三 年 な り 。 … * 祖 席 の 英 雄 は 臨 済 ・ 徳 山 と い ふ 。 し か あ れ ど   も 、 徳 山 い か に し て か 臨 済 に お よ ば ん …   し か あ れ ば す な は ち 、 得 道 の の ち も 杉 松 な ど   を う ゑ け る に 、 …   唐 宣 宗 皇 帝 は 、 憲 宗 皇 帝 第 二 の 子 な り …   の ち に 杭 州 鹽 官 斉 安 禅 師 の 会 に い た り て 、 書   記 に 充 す る に 、 黄 檗 禅 師、 と き に 鹽 官 の 首 座   に 充 す 、 …   雪 峯 真 覚 大 師 義 存 和 尚 、 か つ て 発 心 よ り こ の   か た … ○ 真 丹 初 祖 の 西 来 東 土 は 、 般 若 多 羅 尊 者 の 教 勅   な り   初 祖 、 金 陵 に い た り て 梁 武 と 相 見 す る に 、 梁   武 と ふ 、 … ○ 初 祖 は 釈 迦 牟 尼 仏 よ り 二 十 八 世 の 嫡 嗣 な り 。 二 八 〇 * 徳 山 を お さ え て い る * 穆 宗 ・ 武 宗 等 の 故 事 を 挙   げ て い る 「 不 著 仏 求、 不 著 法 求 不 著 僧 求 、 常 礼 如 是 事 」 「 九 上 洞 山、 三 到 投 子 」 「 伝 法 救 迷 情 」

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非 習 禅 黄 泉 伝 語 人 〈 慧 可 v

祖 祖 祖

  青 五 三   原 祖 祖   南 六 四 二 達 磨 ( 林 間 録 ) 香 厳 智 閑   引 証   破 邪   引 証   〈 行 実 V   〈 行 実 〉

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 . し か あ れ は す な は ち 梁 よ り 魏 へ ゆ く こ と あ   き ら け し … 面 壁 燕 坐 す と い ゑ ど も 習 禅 に は   あ ら ざ る な り   し か あ る を 、 史 者 あ き ら め ず、 習 禅 の 篇 に つ   ら ぬ る は 至 愚 な り か な し む べ し 。   香 厳 禅 師 い は く 、 … し か あ れ ば す な は ち 、 お   し む に た と ひ 百 計 干 万 を も て す と い ふ と も 、   つ ゐ に は こ れ 塚 中 の 塵 と 化 す る も の な り 。   真 丹 第 二 祖 、 大 祖 正 宗 普 覚 大 師 は 、 神 鬼 と も   に 嚮 慕 す 道 俗 お な じ く 尊 重 せ し 高 徳 の 祖 な   り  響 :   お ほ よ そ 初 祖 ・ 二 祖 、 か つ て 精 藍 を 草 創 せ   ず 、 薙 草 の 繁 務 な し お よ び 三 祖 ・ 四 祖 も ま   た か く の ご と し 。 五 祖 ・ 六 祖 の 寺 院 を 自 草 せ   ず 、 青 原 ・ 南 嶽 も ま た か く の ご と し 。 ↓ 仏 道 ○ 石 門 林 間 録 云 、 … ↓ 仏 道 * 慧 可 の 行 実 ( 達 磨 に 参 ず   る 因 縁 ) が 漢 文 ま じ り   ( 主 と し て 話 し 合 言 葉 の   部 分 が 漢 文 ) で 示 さ れ て   い る 。 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 二 八 一

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Kom 三1z三1w三1 Unlverslty 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 ) 〈 石 頭 希 遷 〉 〈 道 信 〉 上 表 遜 謝 一 切 諸 法 悉 皆 解 脱 〈 玄 沙 師 備 V 道 信 道 信   〈 行 実 V   〈 行 実 〉   称 賛   引 証   破 邪   八 行 実 〉

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8   石 頭 大 師 は 、 草 庵 を 大 石 に む す び つ け て 、 石   上 に 坐 禅 す。 … い ま 青 原 の 一 派 の 天 下 に 流 通   す る こ と 、 人 天 を 利 潤 せ し む る こ と は 石 頭   大 力 の 行 持 堅 固 の し か あ ら し ん る な り い ま   の 雲 門 ・ 法 眼 の あ き ら む る と こ ろ あ る み な   石 頭 大 師 の 法 孫 な り   第 三 十 一 祖 大 醫 禅 師 は 、 十 四 歳 の そ の か み 、   三 祖 大 師 を み し よ り 服 労 九 載 な り 。 … 真 丹   の 第 四 祖 な り   貞 観 癸 卯 歳 、 … し か あ れ ば す な わ ち 、 四 祖 禅 師 は 、 …   高 宗 永 徽 辛 亥 歳 閏 九 月 四 日 、 忽 垂 誡 門 人 日   一 切 諸 法 、 悉 皆 解 脱 。 … し る べ し 、 一 切 諸   法、 悉 皆 解 脱 な り   生 者 か な ら ず 滅 あ り と 見 聞 す る は 小 見 な り   滅 者 は 無 思 覚 と 知 見 せ る は 小 聞 な り 学 道 に   は こ れ ら の 小 聞 ・ 小 見 を な ら ふ こ と な か   れ 生 者 の 滅 な き も あ る べ し 滅 者 の 有 思 覚   な る も あ る べ き な り   福 州 玄 砂 宗 → 大 師、 法 名 師 備、 … 幼 年 よ り 垂   釣 を こ の ん 。 … 芙 蓉 山 霊 訓 禅 師 に 投 じ て 落 髪   す。 豫 章 開 元 寺 道 玄 律 師 に 具 足 戒 を う く 二 八 二 雲 門 ・ 法 眼 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

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備 頭 陀 〈 長 慶 慧 稜 V 〈 潟 山 霊 祐 〉 〈 仰 山 慧 寂 V 〈 芙 蓉 道 楷 V 仏 祖 高 行 〈 馬 祖 道 一 V 雪 峰 ・ 玄 沙 芙 蓉 道 楷 『 正 法 眼 蔵 』 研 究 メ モ ( 角 田 )   〈 行 実 V   〈 行 実 V   A 行 実 〉   〈 行 実 〉   〈 行 実 ∀   提 示 ( 称 賛 )   〈 行 実 〉

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  與 雪 峯 義 存、 本 法 門 昆 仲。 而 親 近 若 師 資。 : ・   一 日 雪 峯 問 日 …   長 慶 の 慧 稜 和 尚 は 、 雪 峯 下 の 尊 宿 な り 。 雪 峯   と 玄 沙 と に 往 来 し て 参 学 す る こ と 僅 二 十 九   年 な り …   大 瀉 山 大 円 禅 師 は 、 百 丈 の 授 記 よ り 、 直 に 潟   山 の 峭 絶 に ゆ き て 鳥 獣 為 伍 し て 、 結 草 修 練   す 。 …   の ち に 仰 山 き た り て 侍 奉 す 。 仰 山 も と は 百 丈   先 師 の と こ ろ に し て 問 十 答 百 の 驚 子 な り と   い ゑ ど も 、 潟 山 に 参 侍 し て 、 さ ら に 看 牛 三 年   の 功 夫 と な る   芙 蓉 山 の 楷 祖 、 も は ら 行 持 見 成 の 本 源 な り 。   国 主 よ り 定 照 禅 師 号 な ら び に 紫 袍 を た ま ふ   に 、 祖 う け ず 、 修 表 具 辞 す   芙 蓉 山 に 庵 せ し に 、 … あ る と き 、 衆 に し め す   に い は く … 〈 引 用 文 〉 … こ れ は す な わ ち 祖   宗 単 伝 の 骨 髄 な り 。 … 芙 蓉 高 祖 の 芙 蓉 山 に 修   練 せ し 行 持 し た ひ 参 学 す べ し   洪 州 江 西 開 元 寺 大 寂 禅 師、 諱 道 一 、 … 南 嶽 に   参 侍 す る こ と 十 余 載 な り ・ * 仰 山 の 行 実 は 潟 山 の 行 実   の 末 尾 に 付 け 加 え ら れ る   形 で 示 さ れ て い る 二 八 三

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