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「平成27年度集団指導(介護職員処遇改善加算に関する留意点について)」

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Academic year: 2018

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(1)

介護職員処遇改善加算

留意事項について

(2)

1.介護職員処遇改善加算の拡大について

○ 平成21年度補正予算において、介護職員の給料を月額平均1.5万円相当引き上げる介護職員処遇改善交付金を創設

○ 平成24年度介護報酬改定において、介護職員の安定的確保及び資質の向上の観点から、例外的かつ経過的な取扱として、交付金と同 様の仕組みで、介護職員処遇改善加算を創設

○ 平成27年度介護報酬改定において、現行の仕組みは維持しつつ、更なる資質向上の取組、雇用管理の改善、労働環境の改善の取組 を行う事業所を対象とし、更なる上乗せ評価(月額平均1.2万円相当)を行う区分を創設

2.加算の算定要件について

介護職員の処遇改善 処遇改善加算の拡大

①加算届出 計画提出

<加算の支払いイメージ>

【指定権者】

都道府県等

【保険者】

市町村等

国保連

(報酬請求に係る審査)

④実績報告

賃金改善だけ でなく、資質 向上やキャリ アパスの構築 を推進

, ,

1 賃金改善等に関する計画を作成し、全ての介護職員に周知するとともに、都道府県知事 等に届け出た上で、加算の算定額に相当する賃金改善を実施すること。

2 事業年度ごとに、介護職員の処遇改善に関する実績を都道府県知事等に報告すること。

3 労働に関する法令に違反し、罰金以上の刑に処せられていないこと。また、労働保険料 の納付が適切に行われていること。

4 キャリアパス要件として、

加算(Ⅰ)の場合、次の(要件1)及び(要件2)に適合すること。

加算(Ⅰ)以外の場合、次の(要件1)又は(要件2)に適合すること。

(キャリアパス要件1)次に掲げる要件の全てに適合すること。

ア 介護職員の任用の際における職位、職責又は職務内容等に応じた任用等の要件 (賃金に関するものを含む)を定めていること。

イ アに掲げる職位、職責又は職務内容等に応じた賃金体系(一時金等の臨時的に支 払われるものを除く。)について定めていること。

ウ ア及びイの内容について就業規則等の明確な根拠規定を書面で整備し、全ての介 護職員に周知していること。

(キャリアパス要件2)

介護職員の資質向上のための計画を策定し、当該計画に係る研修の実施又は研修の 機会を確保するとともに、全ての介護職員に周知していること。

5 職場環境等要件(旧定量的要件)として、平成20年10月から届出を要する日の属する月 の前月までに実施した処遇改善の内容(賃金改善を除く。)及び要した費用を全ての介護 職員に周知していること。

(3)

サービス区分

キャリアパス要件等の適合状況に応じた加算率

加算Ⅰ 加算Ⅱ 加算Ⅲ 加算Ⅳ ・(介護予防)訪問介護

・夜間対応型訪問介護

・定期巡回・随時対応型訪問介護看護

8.6% 4.8%

加算(Ⅱ)により算 出した単位

×0.9

加算(Ⅱ)により算 出した単位

×0.8 ・(介護予防)訪問入浴介護 3.4% 1.9%

・(介護予防)通所介護 4.0% 2.2% ・(介護予防)通所リハビリテーション 3.4% 1.9% ・(介護予防)特定施設入居者生活介護

・地域密着型特定施設入居者生活介護

6.1% 3.4% ・(介護予防)認知症対応型通所介護 6.8% 3.8% ・(介護予防)小規模多機能型居宅介護

・看護小規模多機能型居宅介護

7.6% 4.2% ・(介護予防)認知症対応型共同生活介護 8.3% 4.6% ・介護福祉施設サービス

・地域密着型介護老人福祉施設 ・(介護予防)短期入所生活介護

5.9% 3.3% ・介護保健施設サービス

・(介護予防)短期入所療養介護(老健)

2.7% 1.5% ・介護療養型医療施設

・(介護予防)短期入所療養介護(病院等)

2.0% 1.1%

サービス区分 加算率

(介護予防)訪問看護 、(介護予防)訪問リハビリテーション、(介護予防)福祉用具貸与、

特定(介護予防)福祉用具販売、(介護予防)居宅療養管理指導、居宅介護支援、介護予防支援

0%

2.加算算定非対象サービス

1.加算算定対象サービス

加算Ⅰ:キャリアパス要件(①及び②)及び職場環境等要件(旧定量的要件)を満たす対象事業者 加算Ⅱ:キャリアパス要件(①又は②)及び職場環境等要件(旧定量的要件)を満たす対象事業者

加算Ⅲ:キャリアパス要件(①又は②)又は職場環境等要件(旧定量的要件)のいずれかを満たす対象事業者 加算Ⅳ:キャリアパス要件(①又は②)、職場環境等要件(旧定量的要件)のいずれも満たしていない対象事業者

キャリアパス要件等の 適合状況に関する区分

2

介護職員の処遇改善(加算率全体)

(4)
(5)

4

キャリアパスモデル事例について(厚生労働省ホームページ参照)

http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/10/tp1023-1.html

職場環境等要件を実施するにあたって、職場環境づくり・雇用管理改善に関する相談がある場

合は、介護労働安定センター沖縄支部などの支援機関があります。

那覇市前島3丁目25-5

とまりんアネックスビル1階

TEL:098-869-5617

(6)

留意事項

介護職員処遇改善加算は、事業主が介護職員の賃金改善やキャリアパス等を整備し、介護職員が働

きやすい環境に取り組むことを評価するものであり、加算の算定額に相当する介護職員の賃金改善を

実施した場合に算定できるものである。

加算金を介護職員の賃金改善(賃金改善に伴う法定福利費等の事業主負担分は可)以外に使用する

ことは認められません。

また、以下のような事例も賃金改善額に含めることができないので、ご注意いただきたい。

・職員の研修に関する費用、資格取得のための費用 ※H27.4.30vol2.Q&A問42参照

・非正規職員から正規職員への昇格は、賃金改善以外の処遇改善に当り(職場環境等要件)、非正規

職員の給与から正規職員として支給した支給総額の差額分を賃金改善に含めることはできない。(非正

規職員の期間中は、非正規職員の賃金水準より改善した金額を、正規職員の期間中は正規職員の賃

金水準より改善した金額を、賃金改善額として計上できる。)※H27.4.30vol2.Q&A問42参照

・介護職員以外の職種のみ(専従)に従事している場合(介護職と兼務している場合は可であるが勤務

表などで確認できない場合は不可)

・法人の「代表者」は事業主であることから、介護に従事していても対象外

・法人の「役員」については、介護職員として従事している場合は対象となるが、役員報酬が支給されて

いる場合は対象外(雇用契約が締結され給与として支給されている場合は対象となります。)

・「監査役」については、会社法により兼務禁止とあることから介護職員に従事できないので対象外

・介護職員が雇用されている職員でない場合は対象外(派遣法に基づく派遣労働者は可能。なお、運営

基準において職員は指揮命令が及ぶ従業者である必要がある。業務委託などは通常、指揮命令が及

ばないので派遣労働者ではないので、不可。)※H27.4.30vol2.Q&A問49参照

(7)

・ 賃金改善は、交付金.Q&A問6において、賃金改善の方法は、ベースアップ、定期昇給、手当、賞与、

一時金等があるが賃金が改善するのであれば問わないとあり、手当、一時金の支給も認めてきたとこ

ろである。しかしながら、H24年度に介護職員処遇改善加算が創設され、H24.3.16vo12.Q&A問245にお

いて、賃金改善は、基本給で実施されることが望ましいとしている。

交付金から継続している事業者もおり、手当、一時金も認めてきたが、「扶養手当」、「通勤手当」、「住

居手当」、「時間外手当」などの手当で改善したと報告がある事業者が見受けられた。当該手当につい

ては、介護職員以外でも支給されており、介護職員の賃金改善につながっているか判断がつかない。

本来、基本給での実施が望ましいとの通知も踏まえ、手当、一時金については名称を問わないという

ことではなく、H28年度以降は、「処遇改善手当」など、介護職員の賃金改善に充てられることがわかる

手当において実施していただきたい。

・一時金で処遇改善を行う場合、一時金支給日まで在籍している者のみ支給することは可能であるが、

実施前に介護職員へ、支払いの時期、要件、賃金改善額等にあらかじめ周知していることが前提であ

る。支給日に在籍しておらず支給されないと苦情も多いことから、周知を徹底していただきたい。なお、

周知を怠った場合は、算定要件を満たさないことになり、返還となる。 ※H27.4.30vol2.Q&A問40参照

・賃金改善期間については、P7を参照。当該期間以外の選択は認められない。27年度の加算を28年

度の実施期間で支給することは認められないので注意すること。なお、当初の計画書で設定した期間を

変更する場合は、変更届を提出いただきたい。

(8)
(9)

(参考)H27.4.30Vol2.Q&A

【問40】 一時金で処遇改善を行う場合、「一時金支給日まで在籍している者のみに支給する(支給日前に退職した者には全く支払われな

い)」という取扱いは可能か。

(答)

処遇改善加算の算定要件は、賃金改善に要する額が処遇改善加算による収入を上回ることであり、事業所(法人)全体での賃金改善

が要件を満たしていれば、一部の介護職員を対象としないことは可能である。

ただし、この場合を含め、事業者は、賃金改善の対象者、支払いの時期、要件、賃金改善額等について、計画書等に明記し、職員に周

知すること。

また、介護職員から加算に係る賃金改善に関する照会があった場合は、当該職員についての賃金改善の内容について書面を用いるな

ど分かりやすく説明すること。

【問42】 処遇改善加算の算定要件である「処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善」に関して、下記の取組に要した費用を賃金改善

として計上して差し支えないか。

① 法人で受講を認めた研修に関する参加費や教材費等について、あらかじめ介護職員の賃金に上乗せして支給すること。

② 研修に関する交通費について、あらかじめ介護職員に賃金に上乗せして支給すること。

③ 介護職員の健康診断費用や、外部から講師を招いて研修を実施する際の費用を法人が肩代わりし、当該費用を介護職員の賃金

改善とすること

(答)

処遇改善加算を取得した介護サービス事業者等は、処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善の実施と併せて、キャリアパス要件

や職場環境等要件を満たす必要があるが、当該取組に要する費用については、算定要件における賃金改善の実施に要する費用に含ま れない。

当該取組に要する費用以外であって、処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善を行うための具体的な方法については、労使で適

切に話し合った上で決定すること。

【問49】 介護職員が派遣労働者の場合であっても、処遇改善加算の対象となるのか。

(答)

介護職員であれば派遣労働者であっても、処遇改善加算の対象とすることは可能であり、賃金改善を行う方法等について派遣元と相談

した上で、介護職員処遇改善計画書や介護職員処遇改善実績報告書について、対象とする派遣労働者を含めて作成すること。

参照

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