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新・日本光学会の発展に向けて

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Academic year: 2021

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119(1)  このたび,一般社団法人日本光学会会長の職に就任

いたしました.黒田初代会長の後を引き継ぐにはまだ まだ力不足でありますが,本学会の発展のために全力 を尽くす所存です.皆様方のご理解とご協力を賜りま すよう,よろしくお願い申し上げます.

 一般社団法人日本光学会が発足して2年半が過ぎま した.本学会の設立には,光学が多くの分野の要素技 術として広がりを見せる中,応用物理の枠組みにとら われない研究者・技術者が積極的に参加できる場を一 つの学会として集約し,新しい分野の開拓をめざす,

という大きな目標がありました.当初危惧された学会 運営は,一般会員・賛助会員の皆様方のご支援,なら びに,理事・運営委員など多くの方々のご尽力によ り,順調に推移しております.しかしながら,これま での学会運営は分科会時代の事業を引き継ぐことが精 一杯で,新しい分野を開拓するという目標はまだ達成 されておりません.学術上の特色や分野の発展なくし て学会の存在意義を示すことはできません.日本光学 会にとって,新たな学会活動に向けての展開はきわめ て重要であり,これからが正念場であると認識してお ります.

 一方,法人組織として本学会を俯瞰した場合,分科 会時代の会員数には至っておらず,まだまだその基盤 は脆弱です.将来にわたって日本光学会の活動を継 続・発展させていくためには,運営基盤の安定化が不 可欠です.それを実現する方策として,学会員の増 加,国内・海外関連学会との連携強化,各年代層にわ たる参加体制の構築,学会運営システムの整備などを 進めていきたいと考えています.学会にとって会員は 何にもまして重要ですが,会員数を増やすためには,

いかにして魅力ある学会にできるかに尽きます.国内 外の関連学会との連携による広範なネットワークはも とより,シニア・中堅・若手・学生の各年代層が能動 的に学会活動に参加していただけるような仕組み作り を模索していきます.さらに,学会運営システムの 整備により,学会組織の効率的な運営も進めてまいり ます.

 一般社団法人日本光学会は生まれたばかりの組織で すが,応用光学懇話会を起源とする伝統と歴史に支え られた学会でもあります.光学分野の新境地をめざし て,会員の皆様と共に歩んでいきたいと考えておりま す.どうぞよろしくお願い申し上げます.

  新会長挨拶

新・日本光学会の発展に向けて

日本光学会会長 

谷  田   純

(大阪大学)         

参照

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