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2 住宅の供給等及び住宅地の供給を重点的に図るべき地域と考え方 (* 法定要件 : 法第 17 条第 2 項第 6 号 ) (1) 住宅の供給等及び住宅地の供給を重点的に図るべき地域の基本的考え方本県においては 世帯総数を超える住宅ストックを有していますが 最低居住水準未満世帯率は全国の4.2% に

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第6章 住宅及び住宅地の供給目標及び考え方

1 公営住宅の供給目標及び考え方(*法定要件:法第 17 条第2項第5号 *国との協議事項:法第 17 条第4項) (1)公営住宅供給方針 □ 公営住宅供給の考え方 公営住宅は、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、住宅に困窮する 低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安 定と社会福祉の増進に寄与することを目的としています。(公営住宅法第1条) 公営住宅は、県営住宅44,653戸、市町営住宅61,535戸、計106,188戸を管理して います。(平成17年度末) 景気が上向きはじめたとはいえ、依然として厳しい経済情勢が続く中で、公営住 宅のセーフティネット機能に対する期待は大きく、応募倍率もここ数年15倍程度の 高倍率で推移しています。 一方、高度経済成長期に建設した多くの公営住宅が老朽化し、機能改善や建替が 必要になってきており、地方公共団体の厳しい財政事情の中では、多くの新規供給 が見込めない状態となっています。 公営住宅は、住宅に困窮する低額所得者等に対して供給するものですが、規定の 所得水準を超える収入超過者及び高額所得者が11,434世帯(約11.3%)にものぼり ます。公営住宅は県民の貴重な財産であることをふまえて、収入超過者対策をはじ めとする管理の適正化を推進し、空き家住宅の供給拡大に努めてまいります。 □ 市町村との役割分担及び連携強化 公営住宅政策は、地方公共団体の役割として、県及び市町が一体となって推進し てまいりましたが、公営住宅政策が地域福祉施策としての位置付けが強まる中で、 基本的には基礎的自治体である市町村が主体的な役割を果たしていくことが重要で あると考えます。 このような認識のもと、県と市町村との役割分担を整理しつつ、連携強化を進め ます。 (2)公営住宅供給戸数 前期5年間 (H18~H22) 10年間合計 (H18~H27) 計画期間におけ る公営住宅の 供給目標量(戸) 28,000 56,000 ※「供給」とは、新規、建替えなど整備に伴う供給及び空家募集を指します。

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2 住宅の供給等及び住宅地の供給を重点的に図るべき地域と考え方 (*法定要件:法第 17 条第2項第6号) (1) 住宅の供給等及び住宅地の供給を重点的に図るべき地域の基本的考え方 本県においては、世帯総数を超える住宅ストックを有していますが、最低居住水 準未満世帯率は全国の4.2%に対して、本県は6.0%、誘導居住水準についても全国 の56.1%に対して、本県は46.7%となっており、居住水準は低い状況にあります。 また、20世紀の負の遺産と呼ばれる木造密集地域が相当数存在し、早期の解消が 求められています。 このような状況のもと、住宅及び住宅地は引き続き供給する必要があることから、 住生活基本法第17条第2項第6号の規定に基づき、住宅の供給等及び住宅地の供給 を重点的に図るべき地域(以下、「重点供給地域」という)を定め、住宅及び住宅 地の供給に係る各種施策を実施してまいります。 (2) 重点供給地域の設定及び整備方針 市街地を次の類型に区分し、重点供給地域を設定するとともに、市街地の特性に 応じた事業を実施してまいります。 ① 既成市街地内の新規住宅地 -1 低・未利用地型 埋め立て地や市街地内の低・未利用地で、今後まとまった土地利用転換が実施され る地域。 土地区画整理事業、民間開発事業の誘導、地区計画の活用により、段階的に都市基 盤整備を進め、商業・業務系の集積と併せて、事業主体間の協力の下に、多様なライ フスタイルに対応した質の高い都市型住宅の整備を図る。 -2 市街化区域内農地型 市街化区域内や非線引き区域の用途地域内の農地や空閑地が相当規模まとまって残 存している地域。

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② 既成市街地の既存住宅地 -1 老朽木造住宅地区等 老朽化した木造住宅などが密集し、住宅、住環境及び防災の面で問題を抱える地域。 住宅市街地総合整備事業や住宅地区改良事業等を活用して、地区施設整備と一体と なった良好な住環境形成を進めるとともに、老朽木造住宅の共同建替え、協調建替え 等を促進する。 -2 老朽公共住宅団地 公共住宅団地のうち、老朽化したもの、又は十分な土地の高度利用がなされていな い団地であり、建替えによる土地の高度利用と公共住宅の供給を図るべき地域。 公共住宅団地の建替えにあたっては、住宅市街地総合整備事業等を活用して、道路、 公園等の整備を行うとともに、居住水準の向上を図り、まちづくりの視点から公共施 設との併設などに努め、多様な世帯の居住する活力ある団地を整備する。 公共住宅:公営住宅、改良住宅及び都市再生機構賃貸住宅 ③ 新市街地 業務機能との複合開発プロジェクト、土地区画整理事業などによる宅地開発事業、 民間開発行為などにより、住宅系宅地開発が見込まれる地域。 将来的な人口・世帯の減少を踏まえた住宅需要を見極めつつ、大規模開発ならでは の、自然環境が保全され、豊かな居住環境、良好な基盤を備えた住宅・住宅地の形成 を図る。 ④ 都心地域 駅を中心とした古くから市街地が形成された地域や、これから都心地区として整備 が見込まれる地域。 蓄積された社会資本の有効活用に加えて、市街地再開発事業、住宅市街地総合整備 事業等により、まちなか居住や中心市街地活性化等の施策の展開を図り、都市に賑わ いとうるおいを創出する高密度な複合用途型の住宅・市街地の形成を図る。

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3 重点供給地域及び供給促進策 ※「供給促進策」及び「地域類型」の欄の数字の意味は、表の下の「住宅及び住宅地 の供給促進策」及び「地域類型」に示すとおりであり、それぞれの地域の代表的な ものを記載しています (1)横浜・川崎地域 市町村名 地 域 名 位置 概ねの 地域面 積(ha) 供給 促進策 地域 類型 備 考 ヨコハマポートサイド 神奈川区金港町他 25 1 ④ 新山下 中区新山下二丁目他 5 5 ②-1 鶴見② 鶴見区本町通他 137 5 ②-1 長津田駅北側 緑区長津田二丁目他 20 1 ①-1 明神台 保土ヶ谷区明神台 9 3 ②-2 南日吉 港北区日吉本町 8 3 ②-2 中村町5丁目地区 南区中村町5丁目 5 5 ②-1 唐沢・平楽・八幡町 地区 南区唐沢、平楽、八幡 町 40 5 ②-1 戸塚駅周辺 戸 塚 区 戸 塚 町 、 矢 部 町、吉田町、上倉田 22 2 ④ 新横浜駅南部 港北区篠原町 37 4 ④ 鶴ヶ峰駅周辺 旭区鶴ヶ峰一、二丁目 2 2 ④ UR仏向町団地 保土ヶ谷区仏向町 4 3 ②-2 市場西中町地区 鶴見区市場西中町 6 5 ②-1 東久保町地区 西区東久保町 20 5 ②-1 滝頭・磯子地区 磯 子 区 久 木 町 、 広 地 町、中浜町 39 5 ②-1 西戸部町 西区西戸部町1、2丁 目 18 5 ②-1 子安通・浦島町 神奈川区浦島町 7 5 ②-1 本郷町3丁目 中区本郷町3丁目、本 牧町1丁目、本牧満坂 17 5 ②-1 三春台地区 南区三春台、庚台 23 5 ②-1 ひかりが丘住宅団地 地区 旭区上白根町 20 3 ②-2 二俣川駅南口 旭区二俣川二丁目 2 2 ④ 横浜市 泉ゆめが丘地区 泉区和泉町、下飯田町 25 4 ③

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市町村名 地 域 名 位置 概ねの 地域面 積(ha) 供給 促進策 地域 類型 備 考 小田2、3丁目 川崎区小田2、3丁目 26 5 ②-1 鹿島田駅西 幸区鹿島田 5 2 ④ 登戸 多摩区登戸 39 4 ④ 川崎駅西口 幸区大宮町、中幸町3 丁目、堀川町他 36 1 ④ 下平間 幸区鹿島田、下平間、 古市場、東古市場他 45 1 ②-2 蟹ヶ谷 高津区久末、蟹ヶ谷 7 3 ②-2 小杉駅周辺 中 原 区 小杉町 2 ・ 3丁 目、新丸子東3丁目、 中丸子、市ノ坪、下沼 部 21 2 ④ 小田栄2丁目・鋼管 通4丁目 川崎区小田栄2丁目、 鋼管通4丁目 22 6 ①-1 戸手4丁目 幸区戸手4丁目 6 2 ③ 川崎市 (続き) 港町、中瀬、大師河 原 川崎区港町、中瀬3丁 目、大師河原1、2丁目 12 6 ①-1 計 14地域 367 (2)三浦半島地域 市町村名 地 域 名 位置 概ねの 地域面 積(ha) 供給 促進策 地域 類型 備考 川間 西浦賀町四丁目 13 7 ①-1 坂本 坂本町三、五丁目 8 7 ①-2 横須賀リサーチ・ パーク 光の丘 60 7 ③ 山中町 山中町 56 7 ③ 衣笠・長坂 衣笠町・長坂 90 7 ③ 横須賀市 佐島 佐島・芦名 41 1 ③ 計 6地域 268

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(3)県央・県北地域 市町村名 地 域 名 位置 概ねの 地域面 積(ha) 供給 促進策 地域 類型 備考 上九沢 上九沢他 3 3 ②-2 鶴が丘 南台四、五丁目 5 3 ②-2 麻溝台・新磯野 麻溝台他 136 4 ③ 相模原市 当麻 当麻他 81 4 ③ 計 4地域 225 厚木市 東部 東町、厚木町 4 2 ②-1 計 1地域 4 下鶴間公所1北 下鶴間 23 4 ①-2 大和駅周辺 大和南一丁目他 18 2 ②-1 渋谷南部 福田 42 4 ②-1 下鶴間山谷 下鶴間 13 4 ①-2 下鶴間内山 下鶴間 43 4 ③ 中央森林 上草柳四丁目他 55 6 ③ 大和市 下福田 福田 8 4 ①-2 計 7地域 202 海老名市 海老名駅西口 上郷字高田他 19 4 ③ 計 1地域 19 緑ヶ丘二丁目 緑ヶ丘二丁目 7 6 ①-2 相模が丘二丁目 相模が丘二丁目 21 5 ②-1 相模が丘三丁目 相模が丘三丁目 22 5 ②-1 相模が丘五丁目 相模が丘一、五丁目 24 2 ②-1 座間市 相武台四丁目 相武台一、二、三、四丁 目 11 2 ④ 計 5地域 85 綾瀬市 深谷中央 深谷、寺尾南一丁目、寺 尾釜田一丁目 59 4 ③ 計 1地域 59 諏訪前 中津字諏訪前 15 7 ①-2 愛川町 下大塚 中津字下大塚 6 7 ①-2 計 2地域 21

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(4)湘南地域 市町村名 地 域 名 位置 概ねの 地域面 積(ha) 供給 促進策 地域 類型 備考 真田 真田 13 4 ③ 真田・北金目 真田、北金目 69 4 ③ 大浜 千石河岸 6 4 ②-1 平塚市 五領ヶ台 公所、めぐみが丘一、二 丁目 38 8 ③ 計 4地域 126 藤沢西部 大庭、遠藤、石川 316 8 ③ 渋谷の里 下土棚 5 8 ③ 柄沢 柄沢、小塚、渡内 50 4 ③ 北部2の3 石 川 、 円 行 、 遠 藤 字 東 原、葛原、下土棚、菖蒲 沢、土棚 164 4 ③ 菖蒲沢境 遠藤、遠藤字菖蒲沢境 17 4 ③ 藤が岡 藤が岡一、二、三丁目 5 3 ②-2 藤沢市 御所見中心 打戻、獺郷、宮原 14 4 ③ 計 7地域 571 御屋敷 円蔵 12 7 ①-2 円蔵前 円蔵、矢畑 8 7 ①-2 柳島 柳島、柳島二丁目 6 7 ①-2 茅ヶ崎市 香川・下寺尾 香川、下寺尾 32 8 ③ 計 4地域 58 今泉 今泉 15 4 ①-2 今泉台 今泉 24 8 ③ 堀川 堀川 19 7 ①-2 堀山下 堀山下 8 8 ③ 堀山下・堀川 堀山下、堀川 22 7 ①-2 西田原 西田原 7 6 ①-1 松原町 松原町 13 4 ①-1 秦野駅南部 尾尻、今泉 30 4 ①-2 本町 本町一、二丁目 11 5 ②-1 西大竹・尾尻 尾尻、西大竹、南が丘 23 8 ③ 加茂川 曽屋 29 4 ③ 秦野市 南矢名 南矢名 8 4 ①-2 計 12地域 209 伊勢原市 成瀬第二 高森、高森一丁目他 38 4 ③ 計 1地域 38

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市町村名 地 域 名 位置 概ねの 地域面 積(ha) 供給 促進策 地域 類型 備 考 高麗 高麗一丁目 5 7 ①-2 大磯町 国府新宿 国府新宿 6 7 ①-2 計 2地域 11 田代 富士見が丘二丁目 15 8 ③ 二宮町 松根 松根 6 8 ③ 計 2地域 21 (5)県西地域 市町村名 地 域 名 位置 概ねの 地域面 積(ha) 供給 促進策 地域 類型 備考 飯泉 飯泉字田中前他 49 4 ③ 小田原市 小船森 小船字森他 7 4 ①-2 計 2地域 56 壗下怒田 壗下、怒田、千津島 34 4 ③ 南足柄市 和田河原塚原 和田河原、塚原 34 4 ③ 計 2地域 68 大井町 金子吉原 金子吉原 16 8 ③ 計 1地域 16 松ノ木河原 延沢字松ノ木河原他 6 8 ③ 開成町 南部 吉田島、宮台、牛島 25 8 ③ 計 2地域 31 □区域別集計 区 域 重点供給地域数 概ねの面積 横浜・川崎地域 36地域 858ha 三浦半島地域 6地域 268ha 県央・県北地域 21地域 615ha 湘南地域 32地域 1,034ha

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□住宅及び住宅地の供給促進策 供給促進策の具体的な区分は、次のとおりです。 1:住宅市街地総合整備事業等により都市型住宅を供給する。 2:市街地再開発事業や優良建築物等整備事業等により都市型住宅の供給を図る。・ 3:公共住宅の建替え等により居住水準の向上と戸数の増加を図る。 4:面的整備事業の促進により、基盤整備と良質な住宅・住宅地の供給を図る。 5:住宅市街地総合整備事業等により、老朽住宅の建替えと住環境の整備事業を促進す る。 6:地区計画等の活用により、良質な住宅・住宅地の供給を図る。 7:民間開発等の誘導により、良質な住宅・住宅地を供給する。 8:土地区画整理事業地区内のビルド・アップを促進し、良質な住宅供給を図る。 □地域類型 重点供給地域の地域類型は、次のとおりです。 ① 既成市街地内の新規住宅地 -1:低・未利用地型 -2:市街化区域内農地型 ② 既成市街地内の既存住宅地 -1:密集市街地型 -2:老朽公共住宅団地型 ③ 新市街地 ④ 都心地域

参照

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