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密教文化 Vol. 1996 No. 195 002鈴木 典夫「福祉サービスの開拓と地域組織化活動の方向性 P9-29」

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1. に し 冴 に 地 域 福 祉 と は、 住 民 に よ っ て 組 織 化 さ れ た グ ル ー プ が、 地 域 問 題 の 解 決 に 向 け 住 民 自 ら 活 動 を 行 う こ と、 あ る い は、 そ の グ ル ー プ を 組 織 し て い く ( コ ミ ュ ニ テ ィ ・ オ ー ガ ニ ゼ ー シ ョ ン ) こ と が 主 流 と さ れ て き た。 し か し、 近 年 で は 福 祉 サ ー ビ ス の 実 施 及 び 開 発 が、 地 域 福 祉 の 展 開 上、 重 点 事 項 と し て 示 さ れ る よ う に な っ て い る。 地 域 福 祉 の 推 進 機 関 と し て 中 核 を な す 社 会 福 祉 協 議 会 ( 以 下、 社 協 )、 と り わ け 市 区 町 村 社 協 に お い て も、 福 祉 サ ー ビ ス の 充 実 を 図 る 傾 向 は 顕 著 に な っ て き て い る。 社 協 で は、 ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 や、 老 人 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー ・ 児 童 館 ・ 老 人 福 祉 セ ン タ ー の 運 営 な ど が、 福 祉 サ ー ビ ス 業 務 の 一 角 を 占 め る。 そ れ ら は、 行 政 か ら の 委 託 事 業 が 多 く、 し ば し ば、 福 祉 サ ー ビ ス の 議 論 は、 委 託 事 業 の 在 り 方 論 に 集 中 さ れ る こ と が あ る。 し か し、 地 域 福 祉 の 目 指 す 福 祉 サ ー ビ ス と は、 委 託 事 業 に の み 現 れ る の で は な く、 コ ミ ュ ニ テ ィ の 中 で 開 拓 さ れ る 事 業 に も 現 れ る と 考 え る。 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 ま た、 委 託 事 業 や 施 設 の 運 営 管 理 業 務 の 増 加 に よ り、 社 協 に と っ て 基 本 機 能 で あ る ﹁ 住 民 の 組 織 化 活 動 ﹂ が 軽 ん じ ら れ る と い う 事 を 論 点 と す る 議 論 が、 社 協 職 員 間 で し ば し ば 上 が る。 補 助 金 体 系 を 含 め 行 政 依 存 の も と で の 委 託 事 業 の 存 在 が、 社 会 福 祉 法 人 た る 社 協 の 民 間 性 を 乏 し く し、 こ れ も 社 協 に と っ て 基 本 機 能 で あ る ﹁ 運 動 体 ( ソ ー シ ャ ル ア ク シ ョ ン 機 能 ) ﹂ 社 協 と し て の 側 面 を 弱 め て い る。 住 民 の ニ ー ズ を 引 き 起 こ し、 運 動 の 基 盤 と な る 住 民 組 織 の 形 成 力 が 弱 ま っ て き て い る と い う こ と は、 地 域 で の 組 織 化 活 動 が 弱 ま っ て い る こ と に 起 因 す る も の と 考 え て い る。 こ こ に、 多 く の 社 協 職 員 が、 委 託 事 業 の 重 圧 に よ り 住 民 主 体 の 福 祉 活 動 を 実 感 で き な い で い る 要 因 が あ る と 考 え ら れ る。 し か し、 福 祉 サ ー ビ ス と 組 織 化 活 動 は、 相 反 す る も の で は な く、 福 祉 サ ー ビ ス を て こ に、 新 た な 組 織 化 活 動 を 展 開 し て い く こ と が、 社 協 ら し い 地 域 福 祉 の あ り 方 で あ り、 行 政 ・ 住 民 双 方 の 期 待 に 応 え る も の で あ る と 考 え る。 ま た、 政 令 指 定 都 市 で は、 対 人 サ ー ビ ス と し て 行 わ れ て い る 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス は、 圧 倒 的 多 数 の ケ ー ス に 直 面 す る こ と が 容 易 に 予 測 さ れ る が、 膨 大 な ケ ー ス に 対 応 す る に は、 居 住 コ ミ ュ ニ テ ィ を 単 位 と す る 地 域 社 協 (小 地 域 社 協 ) ・ 当 事 者 組 織 ・ ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ー プ の 組 織 化 や、 複 合 す る サ ー ビ ス の 組 織 化 ( 福 祉 事 業 の 組 織 化 ) を 抜 き に 推 進 す る こ と は 困 難 で あ る。 社 協 事 業 の あ り 方 と し て、 福 祉 サ ー ビ ス は 戦 略 で あ り、 組 織 化 活 動 ・ 運 動 と 切 り 離 し て 存 在 す る も の で は な い と い う 見 方 に た ち、 考 察 を 試 み る。 2、 福 祉 サ ー ビ ス の 潮 流

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在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 開 発 は、 近 年 に 限 っ て の も の で は な い。 高 齢 者 の 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 代 表 格 と さ れ る、 ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 は 一 九 六 三 年、 シ ョ ー ト ス テ イ 事 業 は 一 九 七 八 年、 デ イ サ ー ビ ス 事 業 は 一 九 七 九 年 に、 そ れ ぞ れ 関 係 規 定 が 設 け ら れ、 導 入 さ れ て い っ た。 社 協 に お い て は、 先 の ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 を 委 託 事 業 と し て 受 託 し た り、 一 九 五 五 年 創 設 さ れ た ﹁ 生 活 福 祉 資 金 貸 付 制 度 ( 旧 世 帯 更 生 資 金 貸 付 制 度 ) ﹂ を、 自 活 生 活 の 支 援 ・ 相 談 事 業 と し て、 広 い 意 味 ( 1 ) で と ら え た 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス と 位 置 づ け て き た。 学 区 域 の よ う な 地 域 で 構 成 さ れ る 小 地 域 社 協 に お い て も、 一 九 七 八 年 に 京 都 市 で 発 祥 し た と さ れ る ﹁ リ ネ ン サ ー ビ ス ( ふ と ん の ク リ ー ニ ン グ サ ー ビ ス ) ﹂ な ど は、 今 や 全 国 に 普 及 し た ( 2 ) 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 一 つ で あ る。 ( 1 ) ﹁ 高 齢 者 保 健 福 祉 十 力 年 戦 略 ﹂ ( ゴ ー ル ド プ ラ ン ) 要 援 護 高 齢 者 や 障 害 が あ る 人 の 絶 対 的 な 数 が 増 加 す る 中 で、 彼 ら の 生 活 課 題 は、 普 遍 的 に 広 が り、 そ の 生 活 支 援 の メ ニ ュ ー の 整 備 は、 全 国 市 町 村 の 基 本 的 な 対 応 事 項 に 押 し 上 げ ら れ た と い う 感 は 否 め な い。 そ こ で、 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 数 的 目 標 を 明 示 し、 そ の 資 源 整 備 計 画 の 行 政 責 任 を 明 確 に し た ﹁ 高 齢 者 保 健 福 祉 推 進 十 力 年 戦 略 ( ゴ ー ル ド プ ラ ン ) ﹂ が 策 定 さ れ ( 一 九 八 九 年 )、 一 九 九 〇 年 度 か ら 急 速 に 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス 事 業 施 設 や 人 的 資 源 が 緊 急 整 備 さ れ て き た こ と は、 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の あ り 方 の 転 機 に な っ た と 考 え る。 ( 3 ) ( 2 ) 福 祉 関 係 八 法 の 改 正 ま た、 一 九 九 〇 年 六 月 に 公 布 さ れ た ﹁ 老 人 福 祉 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 ﹂ に よ り、 福 祉 関 係 八 法 が 改 正 さ れ た。 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 改 正 の 趣 旨 は、 ﹁ 二 十 三 世 紀 の 本 格 的 な 高 齢 社 会 の 到 来 を 目 前 に 控 え 高 齢 者 の 保 健 福 祉 の 推 進 等 を 図 る た め、 住 民 に 最 も 身 近 な 市 町 村 で、 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス と 施 設 福 祉 サ ー ビ ス が、 き め 細 か く 三 元 的 か つ 計 画 的 に 提 供 さ れ る 体 制 つ く ( 4 ) り を 進 め る ﹂ こ と と 説 明 さ れ て お り、 老 人 福 祉 分 野 の み な ら ず、 関 係 法 律 分 野 に お け る 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 法 的 根 拠 を 明 確 に し た と 言 え よ う。 ( 3 ) ﹁ 社 会 福 祉 事 業 法 ﹂ 上 の 福 祉 サ ー ビ ス 社 協 事 業 の 法 的 拠 り 所 と な る ﹁ 社 会 福 祉 事 業 法 ﹂ で も、 ﹁ 福 祉 各 法 に 基 づ く 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス を 一 層 進 め る た め、 ( 5 ) こ れ を 新 た に 社 会 福 祉 法 上 の 社 会 福 祉 事 業 と し て 位 置 づ け る こ と ﹂ と 改 正 の 概 要 に 説 明 が 加 え ら れ て い る。 同 法 第 三 条 に よ る と、 ﹁ 国 ・ 地 方 公 共 団 体、 社 会 福 祉 法 人、 そ の 他 社 会 福 祉 事 業 を 経 営 す る も の は、 福 祉 サ ー ビ ス を 利 用 す る 者 が、 心 身 と も に 健 や か に 育 成 さ れ ⋮ ⋮ ⋮ ( 中 略 ) ⋮ ⋮ ⋮ そ の 環 境、 年 令 及 び 心 身 の 状 況 に 応 じ、 地 域 に お い て 必 要 な 福 祉 サ ー ビ ス を 総 合 的 に 提 供 さ れ る よ う に、 社 会 橿 祉 事 業 そ の 他 の 社 会 福 祉 を 目 的 と す る 事 業 の 広 範 か つ 計 画 的 な 実 施 に 努 め な け れ ば な ら な い ﹂ ( 傍 点 論 者 ) と い う、 事 業 推 進 体 の 理 念 が 示 さ れ て い る。 こ こ で は、(1) 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス を 実 施 す る に あ た り、 当 面 の 課 題 を 単 一 の サ ー ビ ス 提 供 に と ど ま ら ず、 福 祉 ・ 保 健 ・ 医 療 等 を イ ン テ グ レ ー ト も し く は コ ー デ ィ ネ ー ト し、 複 合 的 な 生 活 問 題 を サ ポ ー ト す る (2) 事 業 遂 行 の 拠 点 づ く り、 ボ ラ ン テ ィ ア 等 イ ン フ ォ ー マ ル な マ ン パ ワ ー の 育 成、 相 談 ・ 情 報 収 集 を も 含 む 基 盤 整 備 を 進 め る、 と い う 二 点 の 理 念 を 示 し て い る と 解 釈 す る。 前 者 は、 ﹁ 福 祉 事 業 の 組 織 化 ﹂、 後 者 は、 ﹁ 事 業 型 社 協 推 進 事 業 ﹂ 構 想 に 通 じ る も の と 考 え る。 ま た、 同 法 七 十 四 条 に よ る と、 市 区 町 村 社 協 の 事 業 を、(1) 社 会 福 祉 を 目 的 と す る 事 業 の 調 査(2) 社 会 福 祉 を 目 的 と

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す る 事 業 の 総 合 的 企 画(3) 社 会 福 祉 を 目 的 と す る 事 業 の 連 絡 ・ 調 整、 助 成(4) 社 会 福 祉 を 目 的 と す る 事 業 の 普 及 ・ 宣 伝(5) 社 会 福 祉 を 目 的 と す る 事 業 の 健 全 な 発 達 を 図 る た め の 事 業(6) 社 会 福 祉 に 関 す る 活 動 へ の 住 民 の 参 加 の た め の 援 助、 と あ げ て い る。(5)、(6) は、 新 た に 加 え ら れ た も の で あ る が、 特 に(6) の 援 助 と は、 住 民 参 加 の 福 祉 活 動 は も ち ろ ん、 活 動 の 場 と な る 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス 等 を 自 ら も 直 接 企 画 ・ 実 施 す る こ と で あ り、 福 祉 施 設 等 の 運 営 の 取 り 組 み も 含 ( 6 ) ま れ る。 ( 4 ) ﹁ 新 ・ 社 会 福 祉 協 議 会 基 本 要 項 ﹂ 一 方、 社 協 で は、 ﹁ ゴ ー ル ド プ ラ ン ﹂ ﹁ 社 会 福 祉 事 業 法 の 改 正 ﹂ と 平 行 す る 形 で、 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 ( 以 下、 全 社 協 ) 地 域 福 祉 特 別 委 員 会 が ﹁ 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス と 社 会 福 祉 協 議 会 ﹂ と い う 指 針 を 一 九 八 九 年 三 月 に ま と め て い る。 そ の 指 針 は、(1) 公 的 責 任 で 実 施 さ れ る 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 整 備 促 進 を 協 力 す る こ と(2) 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 受 託 運 営 等 ( 7 ) に 積 極 的 に 取 り 組 む(3) 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 組 織 化 に 取 り 組 む(4) 相 談 ・ 情 報 提 供、 ネ ッ ト ワ ー ク づ く り、 で あ る。 さ ら に、 一 九 九 一 年 全 社 協 総 合 企 画 委 員 会 に よ っ て、 一 九 六 二 年 の ﹁ 社 会 福 祉 協 議 会 基 本 要 項 ﹂ の 見 直 し 作 業 が さ れ、 一 九 九 二 年 四 月 に ﹁ 新 ・ 社 会 福 祉 協 議 会 基 本 要 項 ﹂ と し て、 全 国 の 社 協 に 今 後 の 社 協 像 が 示 さ れ た。 そ の ﹁ 新 ・ 要 項 ﹂ で、 市 区 町 村 社 協 の 事 業 と さ れ た 中 に は、 ﹁ 福 祉 サ ー ビ ス 等 の 企 画 ・ 実 施 ﹂ が 盛 り 込 ま れ て い る。 ﹁ 一 九 六 二 年 ・ 要 項 ﹂ で も、 ﹁ 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス 等 の 企 画 ・ 実 施 ﹂ と い う 項 目 が あ る が、 社 協 は 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス を 実 施 す る 機 関 ・ 団 体 の 援 助 セ ン タ ー と し て の 役 割 を 果 す と い う 内 容 に と ど ま っ て い る。 そ れ に 対 し、 ﹁ 新 ・ 要 項 ﹂ の 言 う 福 祉 サ ー ビ ス は、 住 民 要 求 の 基 礎 的 二 ー ズ や 需 要 の 要 請 が 高 い も の は、 公 的 責 任 に 働 き か け、 公 私 分 離 を し 実 施 す べ き と し な が 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 (8 ) ら も、 相 談、 情 報 提 供、 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス か ら 入 所 型 サ ー ビ ス、 ま た、 公 的 サ ー ビ ス か ら 住 民 参 加 型 サ ー ビ ス も 含 め て い る。 ﹁ 新 ・ 要 項 ﹂ の 福 祉 サ ー ビ ス を、 以 下 の 三 点 で 整 理 す る。 (1) 社 協 の も つ 地 域 組 織 化 機 能 や、 小 地 域 社 協 の 活 動 を 生 か し て、 住 民 相 互 の 見 守 り 活 動 や 近 隣 助 け 合 い 活 動、 住 民 参 加 型 ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 な ど、 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 等 住 民 参 加 を 基 礎 と す る 福 祉 サ ー ビ ス. (2) 公 的 責 任 が 明 ら か に さ れ て い な い サ ー ビ ス や、 明 ら か に さ れ て も 対 応 が 遅 れ て い た り 不 十 分 な サ ー ビ ス を 先 駆 的 ・ 開 拓 的 に 取 り 組 む 福 祉 サ ー ビ ス。 (3) 公 的 サ ー ビ ス が 地 域 社 会 の 理 解 や 住 民 協 力 を 得 ら れ る よ う、 必 要 に 応 じ、 民 間 と し て の 独 立 性 を 保 ち な が ら 住 民 二 ー ズ に 弾 力 的 に 対 応 す る 公 的 福 祉 サ ー ビ ス の 受 託 運 営。 全 社 協 の 指 す 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス は、 地 域 の 組 織 化 活 動、 住 民 主 体 に よ る 福 祉 活 動 を 最 大 限 活 用 す る 点 に お い て は、 社 協 の 固 有 性 を 発 揮 し よ う と す る も の で あ っ た が、 市 区 町 村 社 協 現 場 へ の 人 員 配 置 が 不 十 分 で あ っ た り、 人 件 費 含 め 財 政 的 な 補 助 が 不 十 分 で あ っ た り で、 福 祉 サ ー ビ ス の 焦 点 は、 受 託 事 業 の 是 非 に あ て ら れ、 組 織 化 活 動、 住 民 主 体 の 原 則 が 生 か さ れ な い と い う、 一 新 ・ 要 項 ﹂ に 対 す る 反 対 論 が あ っ た の も 確 か で あ る。 ( 5 ) ﹁ 老 人 保 健 福 祉 計 画 ﹂ と ﹁ 新 ゴ ー ル ド プ ラ ン ﹂ ﹁ ゴ ー ル ド プ ラ ン ﹂ と 福 祉 関 係 八 法 の 改 正 を 背 景 に、 地 方 自 治 体 に、 数 的 目 標 ・ 法 的 根 拠 を 具 体 化 さ せ る も の と し ( 9 ) て ﹁ 老 人 保 健 福 祉 計 画 ﹂ を、 一 九 九 三 年 ま で に 策 定 す る こ と が 義 務 づ け ら れ た。 全 国 の ﹁ 老 人 保 健 福 祉 計 画 ﹂ を 点 検 し た 結 果、 当 初 の ﹁ ゴ ー ル ド プ ラ ン ﹂ を 上 回 る サ ー ビ ス の 必 要 性 が 明 ら か に な り、 一 九 九 四 年 ﹁ 高 齢 者 保 健 福 祉 推 進

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十 力 年 戦 略 の 見 直 し に つ い て ﹂ ( 新 ゴ ー ド プ ラ ン ) が 出 さ れ、 現 在 そ の 指 標 に よ り 各 自 治 体 の 保 健 福 祉 計 画 が 進 行 し て い る。 福 祉 サ ー ビ ス の 質 量 的 充 実 の 実 現 に 向 け て、 そ の 整 備 に 拍 車 が か か っ て き て い る。 こ の 整 備 の 経 過 を 見 る と、 全 社 協 の 方 針 に 違 わ ず、 社 協 の 受 託 事 業 は 増 加 し て お り、 ﹁ ゴ ー ル ド プ ラ ン ﹂ で 設 置 が 開 発 さ れ た 在 宅 介 護 支 援 セ ン タ ー の 社 協 受 託 も 九 十 八 社 協 に 上 が っ て い る。 ま た、 ﹁ 新 ゴ ー ル ド プ ラ ン ﹂ で 具 体 的 予 算 対 応 が 図 ら れ た ﹁ 二 四 時 間 対 応 型 ホ ー ム ヘ ル プ 事 業 ﹂ ( 巡 回 型 ) も、 現 在、 全 国 で 十 三 の 社 協 が 受 託 し て い る。 こ の 後、 ﹁ 事 業 型 社 協 推 進 事 業 ﹂ ( 一 九 九 四 年 よ り ) と ﹁ ふ れ あ い の ま ち づ く り 事 業 ﹂ ( 一 九 九 二 年 よ り ) を 柱 と す る ﹁ 地 域 福 祉 推 進 総 合 事 業 ﹂ の 実 施 が、 厚 生 省 よ り 都 道 府 県 ・ 政 令 指 定 都 市 に 通 達 さ れ ( 三 九 九 四 年 )、 福 祉 サ ー ビ ス 事 業 を 企 画 実 施 す る 市 区 町 村 社 協 の 育 成 が モ デ ル 的 に 実 施 さ れ て い る。 そ の 二 事 業 の 展 開 に よ る 住 民 福 祉 サ ー ビ ス の 構 造 に つ い て は、 他 稿 で 触 れ る こ と と す る。 3、 京 都 市 南 区 社 会 福 祉 協 議 会 の 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 系 譜 京 都 市 は、 元 来 ﹁ 学 区 ﹂ と 呼 ば れ る コ ミ ュ ニ テ ィ が 古 く か ら 確 立 さ れ、 住 民 協 議 の 上 に 立 つ 小 地 域 福 祉 活 動 が 行 わ れ て き た 都 市 で あ る。 し か し、 十 一 行 政 区 に 分 か れ る 区 社 協 の 社 会 福 祉 法 人 化 は、 こ こ に 取 り 上 げ る 京 都 市 南 区 社 協 の 一 九 八 九 年 一 〇 月 が 最 初 で あ り ( 一 九 九 四 年 東 山 区 社 協 を 最 後 に 法 人 化 が 完 了 )、 区 社 協 は、 長 い 間 任 意 団 体 と し て 格 付 け ら れ て い た。 現 在、 各 区 社 協 は 市 社 協 よ り 分 離 し 一 個 体 と し て の 人 格 を 持 ち、 各 区 の 地 域 特 性 に 合 わ せ た、 独 自 の 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス へ の 取 り 組 み が な さ れ て い る。 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 一 方、 以 前 よ り 京 都 市 社 協 は ﹁ 学 区 ﹂ 住 民 の 福 祉 に つ い て の 指 導 的 立 場 に 立 ち、 一 九 七 一 年-一 九 七 二 年 の ﹁ 市 社 協 総 合 企 画 委 員 会 答 申 ﹂ で は、 ﹁ 尿 都 市 に お け る 社 協 の 基 本 単 位 は 学 区 社 協 で あ り、 地 域 福 祉 基 盤 の 強 化 と 市 区 社 協 の 強 化 の た め に は、 学 区 社 協 の 育 成 が 不 可 欠 で あ る。 そ し て、 社 協 は 学 区 で の 組 織 活 動 を 行 う 所 で あ る ﹂ と 学 区 社 協 の 育 成 を 重 点 と し た。 ま た、 一 九 八 一 年-一 九 八 四 年 の ﹁ 市 社 協 基 本 構 想 委 員 会 答 申 ﹂ で は、 ﹁ 市 ・ 区 ・ 学 区 の 三 層 構 造 を な す 京 都 市 社 協 で は、 学 区 社 協 の 活 性 化 を 図 る に は、 中 核 で あ る 区 社 協 を 重 点 的 に 強 化 す る ﹂ と 小 地 域 に お け る 地 域 福 祉 活 動 の 今 後 の 方 針 に、 区 社 協 の 法 人 化 を 手 段 と す る 計 画 を 成 し た の で あ る。 市 社 協 の 指 針 の も と、 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス と 地 域 組 織 化 活 動 を ど う 関 連 さ せ、 学 区 ・ 区 社 協 の 福 祉 活 動 を 展 開 し て い る か、 南 区 社 協 の 系 譜 を た ど る。 ( 1 ) 任 意 団 体 社 協 期 前 述 し た と お り、 市 社 協 で は 学 区 社 協 の 活 性 化 を 目 的 に 区 社 協 の 法 人 化 に 着 手 し た。 南 区 社 協 は そ の 強 化 指 定 区 と な る。 法 人 化 に は、(1) 事 業 の 拡 大(2) 事 務 所 ・ 職 員 の 確 保(3) 財 源 の 確 保(4) 区 社 協 組 織 の 再 編、 が 必 要 と な る。 事 業 の 拡 大 に つ い て、 南 区 社 協 で は 既 存 の 資 料 を 分 析 し、 ﹁ ね た き り 老 人 家 庭 の 諸 問 題 と 在 宅 福 祉 ﹂ と い う テ ー マ で、 老 人 問 題 シ ン ポ ジ ウ ム を 開 催 す る。 一 九 八 六 年 当 時 で、 入 浴 サ ー ビ ス の 利 用 者 が、 上 京 区 で は 延 べ 七 三 〇 件 に 対 し、 南 区 で は 一 二 六 件 に と ど ま っ て い た。 こ の 原 因 は、 区 内 に 入 浴 サ ー ビ ス を 実 施 す る 施 設 が な い こ と に よ る、 と い う 問 題 提 起 を 行 っ て い る。 同 じ 市 民 で あ り な が ら、 福 祉 サ ー ビ ス を 利 用 す る 条 件 に 行 政 区 間 格 差 が あ る と い う 事 実 を 区 民 に 知 ら し あ、 入 浴 サ ー ビ ス の 必 要 性 を 区 民 に 喚 起 さ せ た の で あ る。 そ の 後、 一 九 八 六 年-一 九 八 七 年 に か け、 南 区 社

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協 の 福 祉 事 業 を 担 う ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ー プ。 福 祉 推 進 員 ﹂ を 組 織 し、 課 題 の 対 応 と し て、 入 浴 サ ー ビ ス 用 の 送 迎 車 を 購 入 し、 入 浴 サ ー ビ ス を 実 施 し て い る 区 外 の 老 人 ホ ー ム に、 ボ ラ ン テ ィ ア に よ っ て 入 浴 困 難 者 を 送 迎 す る 事 業 を 区 社 協 事 業 と し て 実 施 す る。 ね た き り 老 人 入 浴 サ ー ビ ス 促 進 活 動 計 画 ﹂ を 策 定 し た。 送 迎 車 は 寄 付 金 と 民 間 助 成 を 財 源 と し、 取 得 し た。 こ の 計 画 と と も に、 入 浴 施 設 の 建 設 要 望 運 動 を 展 開 し、 ま た 同 時 に、 こ の ﹁ 入 浴 サ ー ビ ス ﹂ を 南 区 社 協 事 業 の " め だ ま " と し、 区 社 協 法 人 化 要 望 運 動 を 展 開 し た。 区 社 協 法 人 化 の た め に " め だ ま " 事 業 を 開 拓 す る こ と は、 当 時 の 社 会 福 祉 事 業 法 の 条 文 上、 法 的 認 知 の 根 拠 を 明 示 さ れ て い な か っ た 区 社 協 に と っ て、 ﹁ 何 を す る 団 体 な の か ﹂ と い う 問 い に 対 す る 一 つ の 答 え で あ り、 許 認 可 権 を 持 つ 京 都 府 に 対 し 説 得 力 を 持 つ も の で あ っ た。 ま た、 区 役 所 の 内 部 に 事 務 局 が お か れ、 区 役 所 職 員 に よ っ て そ の 業 務 が 担 わ れ て い た 区 社 協 は、 民 間 で あ り な が ら 行 政 の 部 署 と 思 わ れ が ち で あ っ た と こ ろ、 運 動 を 展 開 す る こ と に よ り、 ﹁ わ れ わ れ の 拠 点 が で き る ﹂ と い う 役 員 意 識 の 変 革 を も た ら し、 住 民 が 主 体 で あ る と い う 機 運 が 高 ま り、 法 人 化 達 成 に 向 け た 運 動 は ま す ま す 高 揚 し て い っ た の で は な い か。 調 査 研 究 ・ 分 析 か ら、 住 民 自 ら が 問 題 に 気 付 く こ と を 促 し、 ボ ラ ン テ ィ ア の 組 織 化、 行 動 計 画 の 策 定、 運 動 の 展 開 へ 運 ん で い っ た 一 連 の 流 れ は、 コ ミ ュ ニ テ ィ ワ ー ク 技 術 を 駆 使 し た も の で あ る。 ( 2 ) 社 会 福 祉 法 人 の 認 可 ( 1 ) の 運 動 に よ り、 三 九 八 八 年 京 都 市 予 算 に ﹁ 南 老 人 福 祉 セ ン タ ー に 特 殊 入 浴 設 備 設 置 の た め の 予 算 ﹂ ﹁ 区 社 協 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 法 人 化 の た め の 予 算 ﹂ が 計 上 さ れ る。 二 年 間 に わ た る ﹁ 福 祉 推 進 員 ﹂ の 研 修 も 終 了 し、 一 九 八 九 年 六 月 ﹁ 入 浴 サ ー ビ (10 ) ス ﹂ が 開 始 さ れ、 同 年 十 月 社 会 福 祉 法 人 京 都 市 南 区 社 会 福 祉 協 議 会 が 設 立 さ れ る。 法 人 化 を 機 に、 事 業 委 員 会 と 財 政 問 題 を 担 当 す る 総 務 委 員 会 と い う 専 門 委 員 会 が 設 置 さ れ、 組 織 内 組 織 の 再 編 が 行 わ れ る。 入 浴 サ ー ビ ス に か か わ り、 ﹁ 福 祉 推 進 員 ﹂ が ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ー プ を 組 織 し、 彼 ら が 区 民 の 入 浴 サ ー ビ ス ニ ト ズ の 掘 り 起 こ し に 大 き く 貢 献 を し て い る。 ま た、 ケ ー ス の 共 有 と い う 関 係 か ら、 保 健 婦、 福 祉 事 務 所 の ケ ー ス ワ ー カ ー や、 病 院、 介 護 機 器 業 者、 施 設 関 係 者 と の 連 携 が、 ま だ こ の 時 点 で は イ ン フ ォ ー マ ル な 形 態 で は あ る が 深 ま っ て い っ た。 ( 3 ) 既 存 の 福 祉 サ ー ビ ス の 強 化 法 人 化 以 前 か ら、 学 区 社 協 を 主 体 と し 実 施 さ れ て き た 事 業 に、 ﹁ 食 事 サ ー ビ ス ﹂ と ﹁ ふ と ん の ク リ ー ニ ン グ サ ー ビ ス ﹂ が あ る。 南 区 の、 あ る 学 区 に 居 住 し て い た 知 的 障 害 の 娘 と 寝 た き り の 父 親 を、 地 域 ぐ る み で 支 援 し た ケ ー ス に 端 を 発 し、 高 (11 ) 齢 者 の 地 域 内 孤 立 を 防 止 す る ﹁ 会 食 会 ﹂ が 始 め ら れ た。 こ れ が、 全 国 に 先 駆 け て 行 わ れ た ﹁ ふ れ あ い 型 食 事 サ ー ビ (12 ) ス ﹂ で あ っ た ( 一 九 七 五 年 )。 こ う い っ た 歴 史 的 背 景 も あ り、 南 区 で は 一 五 の 地 域 に 分 け ら れ る 学 区 社 協 で は、 法 人 化 以 前 か ら 全 学 区 で こ の ﹁ ふ れ あ い 型 食 事 サ ー ビ ス ﹂ は 実 施 さ れ て い た。 し か し、 そ の 回 数 は 一 学 区 年 平 均 五 ・ 六 回 の 開 催 で、 実 施 回 数 を 増 や そ う と す る と、 学 区 社 協 の 財 政 負 担 が 大 き く、 法 人 化 後 二 年 間 は 目 立 っ た 変 化 は な か っ た。 し か し、 そ の 後、 区 社 協 独 自 の 助 成 を、 回 数 ・ 参 加 人 数 の 実 績 が 反 映 さ れ る 助 成 要 綱 に 改 定 し ( 一 九 九 一 年 )、 現 在 三 学 区 年 平 均 七 ・ 三 回 の ﹁ 会 食 会 ・ 配 食 サ ー ビ ス ﹂ が 行 わ れ て い る。

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ま た、 ﹁ ふ と ん の ク リ ー ニ ン グ サ ー ビ ス ﹂ も 学 区 の 財 政 負 担 が 大 き く、 学 区 の 財 政 状 況 に よ っ て 実 施 さ れ て い る 学 区 と さ れ て な い 学 区 に 二 分 さ れ て い た。 サ ー ビ ス の 学 区 間 格 差 が 生 じ て い た こ と に な る。 こ の サ ー ビ ス に つ い て も 南 区 社 協 独 自 の 助 成 要 綱 を 策 定 し、 実 施 シ ス テ ム も 統 一 さ れ た。 (13 ) こ れ ら 助 成 の 財 源 を 支 え た の が、 法 人 化 直 後 導 入 さ れ た 区 民 会 員 制 度 で あ る 賛 助 会 員 制 度 で あ っ た。 総 務 委 員 会 で 検 討 さ れ た も の で、 区 社 協 の 自 主 財 源 確 保 の た め の 経 済 的 支 援 の 住 民 組 織 化 を 図 っ た も の で あ り、 区 民 が 区 ・ 学 区 社 協 の 福 祉 活 動 を 支 え る と い う 構 図 が 出 来 上 が る。 ま た、 学 区 社 協 の 福 祉 サ ー ビ ス を 支 援 す る 学 区 社 協 ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ー プ が 誕 生 し て い っ た 事 実 も う か が え る。 ( 4 ) 行 政 福 祉 サ ー ビ ス の 役 割 分 担 入 浴 サ ー ビ ス が 始 め ら れ、 保 健 婦 と の 連 携 は 密 接 な も の と な っ た。 そ こ で、 保 健 所 が 行 う 地 域 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 事 業 ﹁ 機 能 訓 練 教 室 ﹂ に か か わ り、 保 健 所 よ り 南 区 社 協 へ ﹁ 訓 練 の ニ ー ズ は あ る も の の、 車 椅 子 利 用 者 や 杖 歩 行 の 者 に と り、 移 動 の 条 件 が 整 備 さ れ い て な い ﹂ と い う 課 題 が 提 示 さ れ た。 入 浴 サ ー ビ ス に よ り 特 装 車 を 保 有 し て い る 南 区 社 協 の 物 的 資 源 を 活 用 し、 南 区 社 協 に よ る 送 迎 サ ー ビ ス が 開 始 さ れ る。 ま た、 保 健 所 の 実 施 す る ﹁ 家 庭 介 護 講 習 会 ﹂ の 修 了 者 が、 活 動 の 場 を 求 め て い る と い う 二 ー ズ に 対 し、 彼 女 ら を 対 象 と し た、 機 能 訓 練 教 室 の 支 援 と 簡 易 な 家 事 援 助 を 行 う ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ー プ の 組 織 化 と 育 成 ・ 研 修 を 社 協 が 分 担 し て い る。 行 政 サ ー ビ ス で 行 う 事 業 の 不 十 分 な 部 分 を 社 協 が 補 完 し、 組 織 化 活 動 と い う 専 門 機 能 を 発 揮 し、 公 民 役 割 分 担 を し た モ デ ル 的 な 取 り 組 み で あ る。 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 ( 5 ) モ デ ル 的 ・ 先 駆 的 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 南 区 社 協 が 実 施 し て い る 福 祉 サ ー ビ ス で モ デ ル 的 ・ 先 駆 的 と 評 価 さ れ て い る の が、 ﹁ 障 害 者 住 居 改 善 事 業 ﹂ で あ る。 京 都 市 は、 政 令 指 定 都 市 の 中 で 唯 一、 障 害 者 も し く は 高 齢 者 の ﹁ 住 居 改 善 助 成 制 度 ﹂ が 導 入 さ れ て い な い。 南 区 社 協 で は、 障 害 者 ( 高 齢 障 害 者 含 む ) の 家 庭 内 自 立 と、 介 護 者 の 介 護 負 担 の 軽 減 を 目 的 と し た 住 居 改 善 の 相 談 を こ の 事 業 の 柱 と し、 改 善 を 促 進 さ せ る た め、 小 額 で は あ る が 二 万 円 の 工 事 費 の 一 部 負 担 も 区 社 協 が 行 う も の と し て い る。 同 様 (14 ) の サ ー ビ ス を 実 施 す る 先 行 社 協 と し て、 広 島 市 佐 伯 区 社 協 が あ げ ら れ る が、 南 区 社 協 は 公 的 制 度 が 未 整 備 な 状 況 で 実 施 し て い る。 こ の サ ー ビ ス へ の 原 動 力 と な っ た も の は、 入 浴 サ ー ビ ス の ボ ラ ン テ ィ ア が、 ﹁ な ぜ、 自 宅 の 浴 室 を 利 用 で き な い の か ﹂ と い う 疑 問 を 持 っ た こ と、 ﹁ 介 助 し に く い 家 屋 構 造 ﹂ の 実 態 を 体 験 し た こ と に あ る。 実 施 に あ た っ て は、 賛 助 会 費 に よ る 独 自 財 源 が 確 保 さ れ た こ と と、 や は り 入 浴 サ ー ビ ス に よ っ て 関 係 づ け ら れ た 福 祉 機 器 業 者 ・ 高 齢 者 用 住 宅 改 善 専 門 工 務 店 の 存 在 が 上 げ ら れ る。 さ ら に、 法 人 化 直 後 か ら 進 め ら れ て い る ﹁ 地 域 福 祉 セ ン タ ー 建 設 要 望 運 動 ﹂ に か ら み、 区 社 協 自 ら ﹁ デ イ サ ー ビ ス に 関 す る 研 究 会 ﹂ を 組 織 し た こ と か ら、 そ の 研 究 会 に 参 加 し て い た 建 築 士 ・ 住 環 境 に か か わ る 研 究 者 の 助 言 も 有 用 で あ っ た。 ﹁ 住 居 改 善 事 業 ﹂ は 福 祉 領 域 に 限 ら な い 専 門 家 の 組 織 化 が 意 図 さ れ た サ ー ビ ス で あ る。 ( 6 ) 運 動 の 展 開 に よ る 福 祉 サ ー ビ ス

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法 人 化 さ れ た 後 よ り、 南 区 社 協 は 区 内 高 齢 者 福 祉 施 設 の 不 備 に 対 し ﹁ 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム 及 び 地 域 福 祉 セ ン タ ー 建 設 要 望 運 動 ﹂ を 展 開 し て い る。 法 人 設 立 当 時、 南 区 に は 老 人 福 祉 セ ン タ ー 一 ヵ 所 の み と い う 状 況 で あ っ た が、 現 在 で は、 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム ニ ヵ 所、 老 人 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー 五 ヵ 所、 老 人 福 祉 セ ン タ ー ニ ヵ 所、 在 宅 介 護 支 援 セ ン タ ー ニ ヵ 所 と、 市 内 で も 高 齢 者 福 祉 設 備 の 整 備 が 進 ん だ 行 政 区 と な っ て い る ( 間 も な く 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム ・ 老 人 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー ・ 介 護 支 援 セ ン タ ー が 新 た に 一 ヵ 所 ず つ 開 所 す る )。 南 区 社 協 の 運 動 の 成 果 で あ っ た か ど う か 結 論 は 出 せ な い が、 ﹁ 新 ゴ ー ル ド プ ラ ン ﹂ ﹁ 京 都 市 保 健 福 祉 計 画 ﹂ に よ っ て 進 め ら れ て い る も の に は 違 い な い。 前 記 高 齢 者 施 設 の う ち、 京 都 市 は 老 人 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー ニ ヵ 所 と 老 人 福 祉 セ ン タ ー ニ ヵ 所 を 市 社 協 へ 委 託 し て い る。 そ れ ら の 施 設 に 対 し 市 区 社 協 間 で、 人 事 ・ 労 務 管 理 ・ 職 員 厚 生 ・ 経 理 管 理 等 施 設 管 理 に 関 す る 事 項 と 基 本 事 業 の 指 導 は 市 社 協 の 事 項、 基 本 事 業 の 実 施 及 び 地 域 と 施 設 と の 共 働 事 業 等 事 業 運 営 に 関 す る 事 項 は 区 社 協 と、 役 割 分 担 を 行 っ て い る。 区 社 協 の 方 が 施 設 の 存 在 す る 地 域 事 情 や 福 祉 活 動 の 情 報 を と ら え て い る の は 明 ら か で あ り、 南 区 社 協 が 施 設 と 地 域 の 調 整 機 能 を 発 揮 し て い る。 そ の 受 託 施 設 が、 そ の 地 域 の 拠 点 と な り、 会 議 や 会 食 会 の 会 場 に 使 用 さ れ た り、 児 童 館 や 地 元 保 育 園 と 老 人 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー と の 世 代 間 交 流 事 業 が な さ れ た り、 施 設 と 地 域 住 民 が 共 働 し た 福 祉 ま つ り の よ う な イ ベ ン ト の コ ー デ ィ ネ ー ト に も 区 社 協 の 力 が 発 揮 さ れ る。 ま た、 各 施 設 で ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ﹂ フ が 組 織 さ れ て い る が、 一 つ の 老 人 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー で は、 地 元 学 区 に 施 設 の 協 力 会 が 発 足 し、 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 を は じ め、 夜 間 ・ 休 日 の 使 用 を そ の 協 力 会 の 責 任 に お い て 担 っ て も ら う と い っ た、 弾 力 的 な 施 設 の 活 用 が さ れ て い る。 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 京 都 市 南 区 社 協 に お け る福 祉 サ ー ビス の 系譜 S58「京都市社協基本構想委員会第二次答中」 【ボランティアグループ南さつき会発足36名1 【H元. 10区 社 協 法 人認 可 】 ボランティア育成部会を事業委員会に再編 同時に財政問題担当の総務委員会を組織

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福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 ( 7 ) 生 活 支 援 の た め の 総 合 的 福 祉 サ ー ビ ス (15 ) 南 区 社 協 は 一 九 九 二 年 十 月 厚 生 省 が 提 唱 す る ﹁ ふ れ あ い の ま ち づ く り 事 業 ﹂ の モ デ ル 社 協 に 指 定 さ れ た。 福 祉 何 で も 相 談 ・ 専 門 相 談 事 業 (介 護 相 談 等 ) を 開 設 し、 住 民 参 加 型 の 小 地 域 ネ ッ ト ワ ー ク づ く り に よ る 見 守 り と 助 け あ い シ ス テ ム の 普 及、 相 談 と ネ ッ ト ワ ー ク か ら 発 見 さ れ る 問 題 を 解 決 す る た め の ケ ー ス マ ネ ー ジ メ ン ト や 福 祉 サ ー ビ ス の コ ー デ ィ ネ ー ト が 行 わ れ て い る。 こ れ ら は、 単 体 で 実 施 さ れ る も の で は な く、 問 題 発 見 か ら 解 決 ま で を 目 標 と し て い る ﹁ ふ れ あ い ま ち づ く り 事 業 ﹂ に あ っ て、 相 互 に 関 係 づ け ら れ て い る。 解 決 に は、 公 的 な 制 度 や サ ー ビ ス を 利 用 し た り、 社 協 独 自 の 福 祉 サ ー ビ ス を 提 供 し た り、 住 民 参 加 型 の 福 祉 サ ー ビ ス や ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 を 連 動 さ せ た り、 さ ら に は 福 祉 の 領 域 以 外 の 社 会 資 源 を 活 用 す る な ど、 多 角 的 な 方 法 で 問 題 に ア プ ロ ー チ を す る 必 要 が あ る。 今 後、 社 協 コ ー デ ィ ネ ー タ ー は、 フ ォ ー マ ル ・ イ ン フ ォ ー マ ル な サ ー ビ ス を 効 果 的 に 駆 使 す る た め、 福 祉 サ ー ビ ス を 組 織 化 し 整 理 し て お く こ と が 必 要 で あ ろ う。 そ の 他、 南 区 社 協 と し て は、 ボ ラ ン テ ィ ア が し た い、 ま た は ボ ラ ン テ ィ ア が 欲 し い と い う ニ ー ズ を と ら え コ ー デ ィ ネ ー ト し た り、 住 民 参 加 型 の 福 祉 サ ー ビ ス の 幅 を 広 げ る た め の 例 え ば 手 話、 代 筆 ・ 代 読、 手 引 き な ど 対 人 サ レ ビ ス を 実 践 し て い く ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ー プ を 組 織 化 し て い く た め の ボ ラ ン テ ィ ア ス ク ー ル を 開 催 し た り、 既 存 の ボ ラ ン テ ィ ア グ ル ー プ の 組 織 化 を 図 っ た り、 い わ ゆ る ボ ラ ン テ ィ ア セ ン タ ー 事 業 を 総 合 的 な 福 祉 サ ー ビ ス を 支 え る 要 素 と し て 関 連 づ け て い る。

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4、 社 協 の 組 織 化 活 動 に 対 す る 福 祉 サ ー ビ ス の 有 用 性 ﹁ 住 民 主 体 の 福 祉 ﹂ の 実 現 に は、 当 事 者 や 地 域 や 一 般 住 民 の ニ ー ズ に 対 応 し て い く こ と が 出 発 点 と な る。 そ の ニ ー ズ を 的 確 に と ら え た 福 祉 サ ー ビ ス を 開 拓 で き る か が、 住 民 の 期 待 に 応 え ら れ て い る か ど う か を は か る 鍵 に な る と 考 え る。 二 ー ズ に 合 っ た 福 祉 サ ー ビ ス で あ れ ば、 一 般 市 民 の 理 解 を 得 ら れ や す い と 言 え る。 一 般 市 民 の 理 解 を 得 ら れ れ ば、 事 業 の 賛 同 者 で あ る ボ ラ ン テ ィ ア や 住 民 が 多 く 現 れ て く る の も 事 実 の よ う で あ る。 京 都 市 南 区 社 協 の 場 合 は、 福 祉 サ ー ビ ス を 実 施 す れ ば、 必 ず ボ ラ ン テ ィ ア の 組 織 化 が つ い て ま わ る よ う で あ り、 施 設 が あ れ ば 活 動 の 場 を 求 め る ボ ラ ン テ ィ ア が 生 ま れ て く る よ う で あ る。 さ ら に は、 社 協 以 外 の 住 民 組 織 で あ る 自 治 会、 婦 人 団 体、 民 生 児 童 委 員 会 等 の 団 体 と の 連 携 も 密 接 に な り、 住 民 組 織 の ネ ッ ト ワ ー ク が 形 成 さ れ、 小 地 域 で の 見 守 り 活 動 な ど に は 好 条 件 と な っ て く る。 福 祉 サ ー ビ ス が 認 知 さ れ る と い う こ と は、 社 協 が 住 民 に と っ て " 見 え る 社 協 " と な る こ と で あ り、 社 協 そ の も の が 住 民 の 間 に 伝 わ り や す い。 特 に 対 人 サ ー ビ ス で あ る 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス を 実 施 す る こ と、 京 都 市 南 区 社 協 の 場 合 ﹁ 入 浴 サ ー ビ ス ﹂ と い う " め だ ま " 事 業 を 展 開 す る こ と は、 目 の 前 に 起 こ っ て い る ニ ー ズ に 対 応 す る も の で あ る か ら、 即 応 す る こ と に よ っ て、 住 民 か ら 社 協 は 存 在 価 値 の 高 い も の と し て の 評 価 が 得 ら れ や す い。 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス は、 社 協 職 員 や ボ ラ ン テ ィ ア が 直 接 当 事 者 と 接 す る の で、 当 事 者 の 感 情 部 分 も サ ポ ー ト し、 お 互 い の 信 頼 関 係 を 深 め て い け ば、 新 た な ニ ー ズ キ ャ ッ チ も 可 能 で あ る。 ま た、 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス に お け る 当 事 者 と い う の は、 在 宅 で 何 ら か の ハ ン デ ィ キ ャ ッ プ を 持 っ て い る の で、 同 じ 場 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 面 に 集 う に は そ れ な り の 困 難 が つ い て ま わ る。 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス を 足 が か り と し て 組 織 さ れ る 当 事 者 組 織 ( 例 え ば 痴 呆 性 老 人 家 族 の 会、 介 護 者 の 会、 精 神 障 害 者 の 会 ) は、 人 数 の 多 少 が 組 織 化 成 否 の 評 価 基 準 に は な ら な い。 故 に、 会 報 等 で の 意 見 交 換 や 情 報 提 供 に よ る つ な が り だ け で も、 当 事 者 個 人 に と っ て は、 組 織 の 一 員 で あ り 仲 間 で あ る と い う 意 識 を 喚 起 さ せ る の で あ る。 論 者 は、 当 事 者 の 組 織 化 と は こ の ゆ る や か な ま と ま り の レ ベ ル で も 十 分 で あ る と 考 え て い る。 最 後 に、 受 託 施 設 は 地 域 組 織 化 を 阻 害 し て い る か に つ い て 改 め て ふ れ て お き た い。 例 え ば、 確 か に デ イ サ ー ビ ス 事 業 の 実 施 施 設 で は、 職 員 定 数 が 十 分 と は い え な い 条 件 の も と で、 日 々 の ケ ア ワ ー ク と そ の 合 間 に 行 う 事 務 業 務 に 忙 殺 さ れ て い る。 施 設 を 地 域 に 開 放 し、 施 設 の 持 つ 専 門 性 を 地 元 地 域 福 祉 事 業 に 提 供 す る こ と の 意 義 は 職 員 に も よ く 理 解 さ れ て は い る が、 現 状 で は 地 域 を 見 据 え た 事 業 展 開 に 至 る ま で の 余 裕 は と り に く い。 し か し、 委 託 施 設 に は、 看 護 婦 や 栄 養 士、 P T な ど 従 来 社 協 に は 在 籍 し て い な か っ た 専 門 ス タ ッ フ が 配 置 さ れ て い る と い う 点 に 着 目 し て お き た い。 将 来 的 に は、 ケ ア ワ ー カ ー や そ れ ら 専 門 職 員 も コ ミ ュ ニ テ ィ ワ ー ク 従 事 者 と い う ア イ デ ン テ ィ テ ィ を 確 立 さ せ な が ら、 彼 ら の 専 門 能 力 を 活 用 し 地 域 事 業 と 施 設 事 業 の 交 流 を 図 り、 施 設 利 用 者 や 施 設 事 業 協 力 者 の 組 織 化 を は か る こ と に 展 望 を 見 い だ し た い。 5、 終 わ り に 福 祉 サ ー ビ ス を 説 明 し、 そ れ に 関 係 す る 組 織 化 活 動 と い う 順 序 で 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性 を 論 じ て み た。 そ れ は、

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福 祉 サ ー ビ ス が 主 た る 地 域 福 祉 の 方 法 と な っ て き た の で、 地 域 組 織 化 活 動 を 付 し て 社 協 機 能 を 維 持 す る の で あ る、 と い う 考 え の 上 で は な い。 や は り、 社 協 の 固 有 性 は ま ず 地 域 組 織 化 活 動 に あ る と 考 え て い る。 組 織 化 さ れ た 組 織 に 参 加 し た 住 民 が、 福 祉 の 学 習 を し、 福 祉 の 体 験 を し て、 地 域 の 福 祉 の ま ち づ く り が 進 め ら れ る。 地 域 福 祉 は、 福 祉 の ま ち 11 福 祉 コ ミ ュ ニ テ ィ を 住 民 自 ら の 力 で 再 編 し て い く と こ ろ に 目 標 が あ る の で あ る。 は じ め に で、 福 祉 サ ー ビ ス を 戦 略 と 表 現 し た の は、 組 織 化 活 動 へ つ な が る 方 法 と し て、 福 祉 サ ー ビ ス も 大 い に 活 用 し 受 容 し て い こ う と い う 考 え か ら で あ る。 ま た、 本 論 で は、 特 に 対 人 サ ー ビ ス の 傾 向 が 強 い も の を 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス、 そ の 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス を も 包 含 す る も の を 福 祉 サ ー ビ ス と 表 現 し て き た が、 厚 生 省 は 社 協 を 主 体 と し 市 民 参 加 型 福 祉 サ ー ビ ス を 展 開 す る シ ス テ ム の 構 築 に と り く ん で お り、 そ の 論 述 は あ ら た め て 試 み た い。 注 ( 1 ) 全 社 協 総 合 計 画 部 編 ﹃ 社 会 福 祉 協 議 会 運 営 論 ﹂ 一 九 九 〇 年、 全 社 協 社 会 福 祉 研 修 セ ン タ ー 本 書 に よ る と、 第 6 章 ﹁ 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 運 営 の 実 際 II ﹂ を 生 活 福 祉 資 金 貸 付 制 度 の 章 と し て 詳 説 し て い る。 ( 2 ) 日 本 社 会 事 業 大 学 監 修 ﹃ ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 の 基 礎 知 識 と 理 論 ﹄ 一 九 九 四 年、 全 社 協 出 版 部、 一 八 九 頁 そ れ に よ る と、 一 九 九 四 年 全 国 三、 三 六 六 社 協 の う ち、 四 八 七 社 協 が こ の サ ー ビ ス を 実 施 し て い る。 ( 3 ) こ こ で 指 す 福 祉 八 法 と は ﹁老 人 福 祉 法 ﹂ ﹁ 精 神 薄 弱 者 福 祉 法 ﹂ ﹁ 児 童 福 祉 法 ﹂ ﹁ 母 子 及 び 寡 婦 福 祉 法 ﹂ ﹁ 社 会 福 祉 事 業 法 ﹂ ﹁ 老 人 保 健 法 ﹂ ﹁社 会 福 祉 ・ 医 療 事 業 団 法 ﹂ ( 4 ) 厚 生 省 ﹃ 老 人 福 祉 法 等 (福 祉 関 係 八 法 ) の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 の 概 要 ﹄ 一 九 九 〇 年 ( 5 ) 厚 生 省 ﹃ 老 人 福 祉 法 等 ( 福 祉 関 係 八 法 ) の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 の 概 要 ﹂ 一 九 九 〇 年 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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密 教 文 化 ( 6 ) 厚 生 省 ﹃ 社 会 福 祉 事 業 法 改 正 に 伴 う 区 社 協 事 業 の 柱 ﹂ 一 九 九 〇 年、 の 中 で 解 説 さ れ て い る。 ( 7 ) 全 社 協 総 合 計 画 部 編 ﹃ 社 会 福 祉 協 議 会 運 営 論 ﹄ 一 九 九 〇 年、 全 社 協 社 会 福 祉 研 修 セ ン タ ー、 一 五-一 六 頁 ( 8 ) 厚 生 省 社 会 局 庶 務 課 の 見 解 で は ﹁ 社 協 が 入 所 さ せ る こ と を 目 的 と す る 社 会 福 祉 施 設 の 経 営 は 必 ず し も 好 ま し く な い ﹂ と し て い た が、 一 九 九 三 年 の ﹁ 社 会 福 祉 法 人 審 査 要 領 ﹂ で ﹁ 町 村 又 は 人 口 が 三 万 人 未 満 の 市 の 社 会 福 祉 協 議 会 が、 入 所 を 目 的 と す る 施 設 の 経 営 を 一 つ に 限 り 受 託 し、 併 せ て 当 該 社 会 福 祉 施 設 又 は こ れ に 併 設 し た 施 設 に お い て 在 宅 福 祉 の 提 供 を 行 う 場 合 で、 他 に 適 当 な 経 営 主 体 が な い と き ﹂ は 入 所 施 設 の 運 営 を 認 め た。 ( 9 ) 一 九 九 〇 年 に 策 定 の 法 定 化 が さ れ、 一 九 九 三 年 四 月 一 日 か ら 施 行 さ れ た。 ( 10 ) 当 時、 区 社 協 は ﹁社 会 福 祉 法 ﹂ の 上 で は 社 会 福 祉 事 業 体 と し て 法 的 根 拠 が 示 さ れ て お ら ず 任 意 団 体 扱 い で あ っ た。 区 社 協 の 社 会 福 祉 法 人 格 は、 広 島 市 の よ う な 合 併 政 令 都 市 の 場 合、 法 人 格 を 有 す る 旧 町 社 協 と 有 し な い 区 社 協 の 整 合 性 が な く な る た め 社 会 的 に 法 人 格 が 認 可 さ れ た が、 京 都 市 南 区 社 会 福 祉 協 議 会 の よ う に 住 民 運 動 に よ っ て 社 会 福 祉 法 人 格 認 可 が 出 さ れ た の は 初 め て の こ と で、 注 目 さ れ た。 そ の 後、 一 九 九 〇 年 の ﹁社 会 福 祉 事 業 法 ﹂ の 改 正 に よ っ て 区 社 協 が ﹁法 上 ﹂ 地 区 社 協 と い う 表 現 で 明 ら か に さ れ る と、 政 令 都 市 一 斉 に 区 社 協 法 人 化 に 着 手 を 始 あ て い る。 ( 11 ) 谷 田 悟 郎 ﹃地 域 福 祉 へ の 模 索 ー あ る 寝 た き り 老 人 と 人 々 ﹄ 一 九 七 五 年、 同 氏 提 供 資 料 よ り ( 12 ) ﹁ ふ れ あ い 型 食 事 サ ー ビ ス ﹂ に 対 し、 ﹁生 活 援 助 型 食 事 サ ー ビ ス ﹂ が あ り、 後 者 は ほ ぼ 毎 日 の 配 食 を 実 施 し 食 生 活 そ の も の を 援 助 し て い る。 ( 13 ) 南 区 社 協 の 場 合、 個 人 賛 助 費 年 額 五 〇 〇 円 一 口 ( 一 口 以 上 )、 法 人 賛 助 会 費 年 額 一、 ○ ○ ○ 円 一 口 ( 一 口 以 上 )。 一 九 九 一 年 以 降 は、 賛 助 会 費 額 が 一 千 万 円 を 超 過 し て お り、 南 区 社 協 財 政 構 成 の 十 五 % 前 後 を 占 あ て い る。 一 九 九 二 年 の 全 社 協 資 料 に よ る と、 全 国 の 社 協 の 住 民 会 費 の 財 政 構 成 比 率 の 平 均 は 四 ・ 六 % で あ る。 ( 14 ) 佐 伯 区 社 協 の 場 合、 地 域 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 事 業 の 一 環 と し て P T を 非 常 勤 雇 用 し、 住 宅 改 善 の 相 談 ・ 工 事 の 調 整 を 行 っ て い た。 (15 ) 一 九 九 一 年 厚 生 省 が 提 唱 し た 事 業。 そ の 内 容 は、(1) コ ー デ ィ ネ ー タ ー の 配 置(2) 福 祉 相 談 事 業 の 実 施(3) モ デ ル 的 ・ 先 駆 的 事 業 の 開 発(4) 小 地 域 ネ ッ ト ワ ー ク づ く り 事 業 の 実 施(5) 生 活 支 援 事 業 の 実 施(6) 福 祉 施 設 地 域 福 祉 活 動 啓 発 事 業、 が メ ニ ュ ー 化 さ れ て い る。 参 考 文 献 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 ﹃ 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス の 戦 略 ﹂ 一 九 七 九 年

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東 京 都 社 会 福 祉 協 議 会 ﹃ 在 宅 福 祉 と 社 協 活 動 ﹂ 一 九 八 五 年 京 都 市 社 会 福 祉 協 議 会、 京 都 市 社 会 福 祉 施 設 連 絡 協 議 会 編 ﹃ 福 祉 施 設 の 地 域 福 祉 化 へ の 道 ﹄ 京 都 市 社 会 福 祉 協 議 会、 一 九 八 七 年 東 京 都 社 会 福 祉 協 議 会 ﹃ 市 区 町 村 社 会 福 祉 協 議 会 運 営 の 手 引 [活 動 編 ] ﹂ 東 京 都 社 会 福 祉 協 議 会、 一 九 八 八 年 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 計 画 部 編 ﹃ 社 会 福 祉 協 議 会 運 営 論 ﹄ 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 研 修 セ ン タ ー、 一 九 九 〇 年 重 田 信 一 編 著 ﹃ 地 域 福 祉 方 法 論 ﹂ 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 研 修 セ ン タ ー、 一 九 九 〇 年 沢 田 清 方 ﹃ 小 地 域 福 祉 活 動 ﹄ ミ ネ ル ヴ ァ 書 房、 一 九 九 一 年 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 地 域 組 織 部 ﹃ 新 ・ 社 会 福 祉 協 議 会 基 本 要 項 ﹄ 一 九 九 二 年 福 祉 士 養 成 講 座 編 集 委 員 会 ﹃ 地 域 福 祉 論 ﹄ 中 央 法 規、 一 九 九 二 年 福 祉 士 養 成 講 座 編 集 委 員 会 ﹃社 会 福 祉 援 助 技 術 総 論 ﹂ 中 央 法 規、 一 九 九 二 年 福 祉 士 養 成 講 座 編 集 委 員 会 ﹃社 会 福 祉 援 助 技 術 各 論 II ﹄ 中 央 法 規、 一 九 九 二 年 真 田 是 ﹃ 地 域 福 祉 の 原 動 力 -住 民 主 体 論 争 の 30 年 ﹄ か も が わ 出 版、 一 九 九 二 年 三 塚 武 男 ﹃ 住 民 自 治 と 地 域 福 祉 ﹂ 法 律 文 化 社、 一 九 九 二 年 岡 本 民 夫 編 著 ﹃ 社 会 福 祉 援 助 技 術 演 習 ﹂ 川 島 書 店、 一 九 九 五 年 岡 本 栄 一、 保 田 井 進、 保 坂 恵 美 子 編 著 ﹃ 地 域 福 祉 シ ス テ ム を 創 造 す る ﹄ ミ ネ ル ヴ ァ 書 房、 一 九 九 五 年 加 藤 博 史、 杉 本 敏 夫 編 著 ﹃ 新 し い 社 会 福 祉 ー 地 域 福 祉 を 考 え る ﹂ 中 央 法 規、 一 九 九 六 年 厚 生 統 計 協 会 ﹃ 国 民 福 祉 の 動 向 一 九 九 五 年 ﹂ 厚 生 統 計 協 会、 一 九 九 五 年 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 地 域 組 織 部 ﹃norma 社 協 情 報 ﹄ M 81-86、 一 九 九 六 年 く キ ー ワ ー ド> 社 会 福 祉 協 議 会、 在 宅 福 祉 サ ー ビ ス、 地 域 組 織 化、 ボ ラ ン テ ィ ア、 住 民 主 体 福 祉 サ ー ビ ス の 開 拓 と 地 域 組 織 化 活 動 の 方 向 性

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