外国人患者の医療渡航促進に向けた
現状の取組と課題について
平成29年10月30日
商務情報政策局
ヘルスケア産業課
資料4海外における環境変化(1/2)
【世界の認知症人口】 2010 2014 2035 中東・北アフリカ 85%↑(同) 東南アジア 64%↑(同) 南・中央アメリカ 55%↑(同) 西太平洋 46%↑(同) 北米・中南米 30%↑(同) ヨーロッパ 33%↑(同) アフリカ 93%↑(同) 53%↑(2014年比) 3億8,700万人 5億9,200万人 2億8,500万人 (日本:721万人) 診断を受けていない患者を 含めると2014年比で1.5倍 【世界の糖尿病人口】 出典:WHO「Dementia」(2012) 2010 2020 2030 2040 2050 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 認 知 症 人 口 ( 億 人 ) (年) 1億1,540万人 3,560万人 6,570万人 【各国の高齢化率】 (総人口に占める65歳以上人口の推移) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 19 50 19 60 19 70 19 80 19 90 20 00 20 10 20 20 20 30 20 40 20 50 日本 中国 インド 米国 インドネシア タイ 韓国 フランス ドイツ イタリア イギリス (%) (年) 経済成長に伴い、新興国においても、高齢化が進展し、がん・生活習慣病が増加。 新興国が抱える課題は先進国と共通のものとなりつつある。海外における環境変化(2/2)
欧州以外の地域では総じて人口増加が見込まれるが、21世紀前半はアジア地域の 人口が全人口の過半を占める状態が続く。 アジア地域では経済成長も著しく、2050年には世界のGDPの50%超を占めると予測 されている。 世界のGDP及び日本の占める割合の推移Source: ADB, "Asia 2050 – Realizing the Asian Century"、日本経済団体連合会 「グローバルJAPAN」を基にNRI作成
Source: UN, "The World Population Prospects; The 2015 Revision"を基にNRI作成
世界の地域別人口動態の推移 4,164 4,868 5,061 5,142 1,022 1,278 1,562 1,870 2,192 738 744 741 732 719 590 652 702 735 751 4,566 345 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 374 2010 426 2030 411 2020 447 2040 人口 (百万人) (年) 2050 アジア アフリカ 欧州 中南米 北米 その他 30 51 87 45 60 81 108 17 53 38 29 1.4 2.2 3.3 6.6 0 50 100 150 200 250 300 350 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 4.7 2010 GDP (%) (年) 2050 152 2030 2020 GDP (兆ドル) 15 6 2040 北米 欧州 アジア以外 アジア 中南米 その他 GDP割合 アフリカ
国内における環境変化
2030年の総人口は2015年比7%減少する一方、老年人口割合は増加する見通し。 県別に見ると、都市部の減少率は小幅だが、地方では最大19%減少する可能性。 2030 11,662 3,685 6,773 1,204 2015 12,564 3,347 7,629 1,589 -7% 老年人口3 生産年齢 人口2 年少人口1 総人口の2030年見通し 都道府県別人口の2030年見通し (13%) (61%) (26%) (58%) (10%) (32%) (%)-4-3-8-4-6-7-8-12-8-10-9-9-7-8-13-12-10-9-9-9-12-9-10-12-2-3-14-13-14-10-17-16-10-8-16-10-12-19-12-15-11-11-11-14-15 -14-15 万人 1,500 1,000 500 0 北 海 道 兵 庫 県 千 葉 県 埼 玉 県 愛 知 県 大 阪 府 神 奈 川 県 東 京 都 鳥 取 県 島 根 県 高 知 県 徳 島 県 福 井 県 佐 賀 県 山 梨 県 和 歌 山 県 香 川 県 秋 田 県 富 山 県 宮 崎 県 山 形 県 万人 福 島 県 岡 山 県 群 馬 県 栃 木 県 岐 阜 県 長 野 県 新 潟 県 宮 城 県 京 都 府 広 島 県 茨 城 県 静 岡 県 福 岡 県 石 川 県 大 分 県 岩 手 県 青 森 県 奈 良 県 長 崎 県 愛 媛 県 山 口 県 滋 賀 県 沖 縄 県 鹿 児 島 県 熊 本 県 三 重 県 : <-5% : -5% ~ <-10% : -10%~ 人口の増減率(%) 2030年 2015年医療の国際展開による医療水準の向上への寄与
新興国における疾病構造は、日本の疾病構造と同様の構造になりつつあると想定される ことから、日本の医療技術が、これらの国の医療水準の向上に寄与し得ると考えられる。 治療効果の高い日本の優れた医療技術や、予防を促す健康維持の仕組み等、日本の 医療へのニーズは高いと考える。 日本の治療技術への評価 死亡要因で見る疾病構造 • 新興国の1人あたりGDPは、日本の1960年代、1970年代の水準に達してお り、経済水準の向上に伴い、各国の死亡要因で見る疾病構造も日本の疾病 構造と同様の構造になりつつあると想定される。Source: OECD Health at a Glance 2015を基にNRI作成
順位 日本(2010年代) 重点国※(2015年) 1 癌 循環器系疾患(脳卒中、心臓病等) 2 心臓病 癌 3 肺炎 呼吸器系疾患(肺炎等) 4 脳卒中 感染症及び寄生虫病 5 不慮の事故 消化器系疾患 ※経済産業省ヘルスケア産業課では、新興国のうち、インド、インドネシア、カンボジア、タイ、中国、 トルコ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、メキシコ、バングラデシュ、ブラジル、ロシアの13ヶ国を重点国 として重点的に支援を行うこととしている。 保健医療システムにおける健康達成度 ※1997(平成9)年のデータに基づき、健康の到達度と均一性、人権の尊重と利用者への配慮の到達度と 均一性、費用負担の公正さ等から評価した保健医療システムの総合目標達成度
Source: WHO The world health report 2000
順位 国 指数 1 日本 93.4 2 スイス 92.2 3 ノルウェー 92.2 4 スウェーデン 92.0 5 ルクセンブルク 92.0 6 フランス 91.9 7 カナダ 91.7 8 オランダ 91.6 9 英国 91.6 10 オーストリア 91.5
訪日外国人
医療インバウンドについて
医療インバウンド(医療渡航)とは、日本の医療機関による外国人患者の受け入れの中 でも、日本の医療機関での受診を目的に渡航する外国人患者を受け入れることをいう。 日本の高度な医療を提供することによって、国際貢献につなげることが目的の一つ(※)。 ※ 経産省の実施する事業においては、美容整形や審美歯科等を目的とした外国人患者受入は対象としていない。 治療・健/検診を目的に訪日する外国人 医療機関における外国人患者受け入れの概念整理 医療以外の目的(観光等)で訪日中 に病気やケガ等で受診をする外国人在留外国人
医療インバウンド(医療渡航)① 海外からの訪日者は増加しており、その中には少なからず世界に冠たる
日本の高度な医療を求めている方がいる。これらの患者に対し、高度な
医療を提供することは、国際貢献に資する。
② 地域医療における医療提供の確保を前提に、こうした医療渡航者を
受け入れることは、日本の医療機関にとっても医療資源の稼働率を
向上させ、より高度な医療機器・サービスを導入する契機となり得る。
また、医療渡航者による日本の医療の体験は、海外に日本の医療を
展開するアウトバウンドの取組にも資する。
③ その結果、我が国の患者に、将来にわたり高度な医療サービスを提供
することに資する。
医療インバウンドの促進に向けた考え方
認証組織 (MEJ) 平成27年7月から MEJが認証組織としての 活動を開始 医療国際展開タスクフォース ガ イ ド ラ イ ン に 基 づ く 認 証 申 請 ガイドラインの提示 サ ー ビ ス サ ー ビ ス 医 療 サ ー ビ ス 対 価 受入医療機関 対外発信 Japan International Hospitals リスト 認証医療渡航支援企業 医療情報のやりとり、通訳、移動、宿泊等の幅広いサポートを一気通貫で実施 研 修 相談 窓口 経済産業省はMEJの 活動を支援 1. 日本の医療・サービスの 認知度向上に向けた 取組 2. 国内医療機関の 受入 体制の整備 インバウンド・WG 医療滞在ビザの活用により、 医療目的の渡航を促進
インバウンド推進に向けた取組
医療を目的に訪日する外国人患者の受け入れ(医療インバウンド)について、 経済産業省は一般社団法人MEJの活動支援を中心に促進。 ※イメージ外 国 人 患 者 受 入 経 験 ・ ノ ウ ハ ウ の 不 足 ①国内医療機関における外国人患者の受入実態調査 ※平成28年度に、厚生労働省が「医療機関における外国人旅行者及び在留外国人 受入れ体制等の実態調査」を実施 ②外国人患者受入の実証調査 ③「病院のための外国人患者の受入参考書」の作成と配布 ④外国人患者受入における事例紹介セミナーの実施 ※平成29年度は、広島県で開催。医療機関33名、その他企業25名が参加。 課題 海 外 で の 認 知 度 不 足 ⑥ホームページ、カタログ、パンフレット、動画等を通じた 海外への情報発信 ⑦海外イベントにおけるブース出展 海外の医療渡航関連の展示会にブースを展示し、日本の医療・サービスを紹介。 平成26年2月 中国(日本桜祭り in 上海) 平成26、27年9月 ロシア(モスクワMedshow) 平成26年12月 中国(広東ジャパンブランド)
平成27年12月 中国(China International Medical Tourism Fair) 平成28年11月 中国(同上)
平成29年 9月 ベトナム(International travel expo Hochiminh city)
日本の医療・サービスの 認知度向上 医療機関の受入体制の 強化 受入に取り組む 医療機関の実態把握と 裾野の拡大 取組内容
インバウンド推進に向けた経済産業省のこれまでの主な取組
国内医療機関における外国人患者の受入実態調査①
平成22、24、27年度に、全国約9,500の医療機関に対してアンケートを
送付し、受入の取組状況や課題を調査。2,000機関以上が回答。
受入意向は、「意向あり」が増加傾向にある一方、「受入れ経験なし、かつ、受入れ意向
国内医療機関における外国人患者の受入実態調査②
医療機関における外国人患者受入環境整備に向けた、中国における実証調査事業を 支援。(平成29年度は2件実施中)
インバウンド推進に向けた経済産業省のこれまでの主な取組
中国の国立病院と日本の私立総合病院の間に遠隔医療ネットワークを構築。また、院内に 「訪日受診者紹介センター(仮称)」を開設し、渡航受診者のスクリーニングを行い、日本の 医療インバウンド拠点としての事業性や効果を検証。 日本の病院の専門医師が中国の医療スタッフを対象に先進医療や低侵襲医療の診療・ 技術指導を行い、日中の医療機関連携を促進する。 中国各省に日中間遠隔医療支援センターを開設し、遠隔医療の普及を図るとともに医療 ICT人材を育成する事業性を検証。 日中間遠隔医療支援センターに関して、渡航希望患者のスクリーニング及び帰国後の フォローアップ拠点としての効果を検証。日中遠隔医療ネットワーク構築および訪日受診促進プロジェクト
日中間遠隔医療を行うための中国医療ICT人材育成拠点構築実証事業
PART1 外国人患者受入業務 第1章 受入体制の整備 第2章 治療の環境整備 第3章 入院生活の環境整備 第4章 治療終了時の対応 PART2 リスクの回避 第5章 紛争対策 ~予防と対応~ PART3 価格の検討 第6章 価格設定 PART4 資料・書式フォーマット集 治療支払いに関する合意書(英語) メール定型文集(英語/中国語) 来日前の受入判断から帰国後のフォロー アップに渡り、必要な業務や役割分担を 紹介。 クレームや未収金に対する予防と対応に ついて、トラブル事例を交えながら紹介。 経済産業省の下記ホームページに掲載 http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_servic e/healthcare/inbound.html 外国人患者/日本人患者に対する 価格の考え方の違いや、価格設定の ケーススタディを掲載。 外国人患者、主治医、紹介 者に対する、受入検討や受入 可否連絡のメール文例等を 掲載。 身元保証機関及び医療通訳 教育機関のリストを掲載 メール定型文掲載例 医療渡航支援企業 (コーディネート事業者) の活用方法を紹介 外国人患者受入に必要な業務体制、リスク対策、価格設定等について説明した参考書を 作成し、冊子及び経産省ホームページでの掲載を通じて広く配布・提供。
インバウンド推進に向けた経済産業省のこれまでの主な取組
海外の医療渡航関連の展示会に "オールジャパン" のブースを展示し、日本の医療の 認知度向上に向けたプロモーションを実施。 日本の医療機関によるミニセミナーや医療コーディネート事業者による渡航サービスの紹介、 現地のコーディネーターや旅行業関係者との商談を実施。 参加団体 医療機関 医療コーディネート事業者 ・ 聖路加国際病院 ・ ジェイティービー ・ 東京高輪病院 ・ 日本エマージェンシーアシスタンス モスクワMedshow(平成27年9月18~19日) • 平成25年に始まった半年に1回行われる医療を目的とした海外渡航関連の展示会。 • 日本ブースを含め21カ国60団体が出展。 • 平成26年に出展した際は、在ロシア日本国大使館参事官が参加。 中国(北京)国際医療旅遊展覧会(平成28年11月18~20日) • 3日間で約12,000名が来場。 • 中国国内のみならずアメリカ、ドイツ、韓国、タイ、シンガポール、インド、中国等から出展 出展参加・協力団体 【医療機関】 ・ 相澤病院 ・ 藤田保健衛生大学病院 ・ 米盛病院 【医療渡航支援企業】 ・ ジェイティービー ・ 日本エマージェンシーアシスタンス ・ メディカルツーリズム・ジャパン
インバウンド推進に向けた経済産業省のこれまでの主な取組
【議長】 内閣官房健康・医療戦略室長 【構成員】 内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補(外政担当)付) 総務省政策統括官(情報通信担当) 外務省領事局長 文部科学省高等教育局長 厚生労働省医政局長 経済産業省大臣官房商務・サービスグループ審議官 観光庁長官
一般社団法人Medical Excellence JAPAN (MEJ)理事長
関係省庁が一体となってインバウンドの促進に向けた取組を強化するため、平成26年
11月、医療国際展開タスクフォースの下にインバウンド・ワーキンググループ(WG)の 設置を決定。
①医療渡航支援企業 (インバウンドを一気通貫で責任を持ってコーディネートする企業)の認証基準(主な項目) • 経済産業省または観光庁において登録した医療滞在ビザ身元保証機関であること。 • 医療渡航支援に必要な移動や宿泊等の手配を適切に行うことができるよう、旅行業登録(第1種、第2種、 又は第3種)がされていること。 • 海外在住の外国人の治療行為に関する国内医療機関への受入業務の実績が、直近2年間の平均で年間 150名以上(うち治療目的が120名以上)であること(医療滞在ビザ以外での訪日でも良い)。 • 受入医療機関リストに掲載された複数の医療機関より推薦されること。 等
②Japan International Hospitals のリスト化 ※
• 医療機関として渡航受診者を受け入れる組織的な意欲があり、インバウンドを担当する部署が設置され、担当 者が定められている。 • 標準的な医療、先進医療、健診及び検診を中心に提供する。それ以外の医療を提供する場合には、倫理 審査委員会等にその内容を諮り、渡航受診者に対するインフォームドコンセントを十分に行う。 • 医療渡航支援企業の在り方に関してPDCAを行うため、認証医療渡航支援企業を通じた渡航受診者の受入に 協力する。 • 認証組織や医療国際展開タスクフォース/インバウンド・ワーキンググループと、認証医療渡航支援企業の在り方 をはじめ、本ガイドラインに関する情報交換、調査等に可能な限り協力する。 • 受入医療機関は、リストから外れるための申し出が可能で、また、認証組織も適切な協力を得ることが困難に なった医療機関等をリストから外すことが出来るが、事前に必要な意見交換等を行う。 政府は、医療渡航支援企業認証等ガイドラインを平成27年6月に公表。
インバウンド・ワーキンググループによるガイドライン公表
① 医療滞在ビザ身元保証機関 ② 旅行業登録 ③ 受入実績(年間平均150名以上、うち治療目的120名以上) ④ JIHからの推薦(複数の医療機関の推薦) ⑤ プライバシーマークの取得 ⑥ 顧問医(渡航受診者からの相談に備えた顧問契約等) ⑦ 渡航受診者への説明(トラブル防止の体制・書類整備) ⑧ 事業計画の策定(受入数の見込、社内研修計画等) ⑨ 受入支援業務の状況の把握(受入状況の定期報告) ⑩ その他・訪日前から帰国後のフォローアップまで責任を持って対応 ・サービスの質の向上 (医療通訳対応や社員研修等) ・医療渡航支援全般の活性化・高度化への協力 医療国際展開タスクフォース/インバウンド・ワーキンググループより公表されたガイドラインに 基づき、2015年から認証を開始。 (株)JTBと日本エマージェンシーアシスタンス(株)の2社を認証(平成29年9月末現在)
認証基準の要件
『医療渡航支援企業( AMTAC )』の認証
① 病院として渡航受診者を受け入れる組織的な意欲があり、インバウンドを担当する部署が 設置され、担当者が定められている。 ② 標準的な医療、先進医療、健診及び検診を中心に提供する。 ③ 医療渡航支援企業の在り方に関してPDCAを行うため、認証医療渡航支援企業を 通じた渡航受診者の受入に協力する。 ④ 本ガイドラインに関する情報交換、調査等に可能な限り協力する。 評価基準の概要
「Japan International Hospitals(JIH)」の推奨
政府が定めたガイドラインに基づいて、MEJが認証機関として『Japan International Hospitals(JIH)』の評価基準を策定。
平成28年7月4日より病院の募集を開始。
①北斗病院 ②仙台厚生病院 ③総合南東北病院 ④足利赤十字病院 ⑤筑波大学附属病院 ⑥国立がん研究センター東病院 ⑦千葉大学医学部附属病院 ⑧亀田総合病院 ⑨日本医科大学千葉北総病院 ⑩東京大学医学部附属病院 ⑪国立がん研究センター中央病院 ⑫国立国際医療研究センター病院 ⑬がん研究会有明病院 ⑭慶應義塾大学病院 ⑮聖路加国際病院 ⑯虎の門病院 ⑰東京高輪病院 ⑱順天堂大学医学部附属順天堂医院 ⑲国際医療福祉大学三田病院 ⑳国立成育医療研究センター病院 ㉑榊原記念病院 ㉒NTT東日本関東病院 ㉓東京都済生会中央病院 ㉔山王病院 http://www.japanhospitalsearch.org/ ㉕相澤病院 ㉖総合病院 聖隷浜松病院 ㉗藤田保健衛生大学病院 ㉘大阪大学医学部附属病院 ㉙兵庫県立粒子線医療センター ㉚福岡県済生会福岡総合病院 ㉛福岡記念病院 ㉜福岡山王病院 ㉝長崎大学病院 ㉞米盛病院 ㉟南部徳洲会病院
「ジャパン インターナショナル ホスピタルズ」
168 507 829 1,149 69 82 109 70 31 17 2 0 500 1,000 1,500 188 38 299 2012 5 ベトナム 2016 55 2015 中国 医療滞在ビザ発給数(件) 2014 1,307 その他 62% ロシア 611 946 2013
アジア各国と日本の医療インバウンド受入渡航患者数
日本における医療滞在ビザ発給件数 日本の医療インバウンドも増加傾向ではあるが、渡航受診者の実数は不明。 アジア各国は数十万人・数百万人規模で渡航受診者を受入。 300 0 200 100 渡航人数 (万人、2015年) タイ2 30 86 マレーシア 韓国 281 アジアにおける国別医療渡航者受入人数1 日本における医療滞在ビザ発給件数 アジアにおける国別医療渡航者受入人数1現状の実態把握1 コーディネータの質と量向上2 プロモーションの強化 課題 概要/現状 現場の声 日本へ医療渡航する外国人患 者の実態が把握できていない 日本の医療水準やインバウンド 医療で治療が受けられることに 関する認知度が低い 医療渡航支援が可能な専門 知識を持つ医療コーディネータが 数少ない 1 2 3 " 外国人患者の医療渡航 に関するデータがないため、 どの国からどれ程の患者が どの疾患のどの治療にニー ズがあるのか全く分からない ため、どう挑むべきか対応 策を錬ることができない" " 外国の患者や医療関係 者において、日本の医療 機関の医療水準に関する 認知度が低く、情報ソース も限られているため、そもそ も医療渡航の検討対象 国に上がらないことが多い" " 医療の専門知識を持つ、 コーディネータが数少なく、 メディカルデータや画像 診断の結果を適切に事前 に取得することが出来ず、 入国後に再検査をしたり、 最悪の場合は治療が出来 ない末期の癌患者が来日 することもある" 外国人患者の医療渡航に関係する国内医療機関や国内/海外コーディネート事業者へ のヒアリング調査等において、課題として下記の事項が挙げられた。 これらの課題の現状の整理及び解決に向けた施策の検討を行うべきではないか。
研究会設置に至った課題認識
外国人患者の医療渡航の促進に関する主要な課題と検討テーマ(案)
有効なプロモーションに ついて 外国人の医療渡航を支援 する事業者に求められる 能力・質 事業者の組織化 1 日本の医療に関する海外での認知度が不足している • 適切なターゲットへの有効なプロモーション方法、メッセージが 定まっていない • 日本の医療インバウンドを周知するコンテンツが不足 患者・医療機関のニーズを満たす医療渡航支援企業・医療コー ディネーターが少なく、質の高い患者支援がなされていない • 渡航前の外国人患者の医療情報の収集・精査や、外国人 患者への事前説明が不足。 • 医療に精通したスタッフが不足。 • 入院手続きや病状説明等の対応ができていない。 • 集患力が限定的。 等 外国人患者の医療渡航の促進に向けた主要な課題 本研究会の検討テーマ(案) 2 ※その他、海外の事例等の紹介やインバウンドの取り組みに関するプレゼンを予定 JIHにおけるインバウンドの受け入れ実態把握については、MEJが手法を検討中。 本研究会では、課題認識に基づいた2つの検討テーマについて議論してはどうか。開催スケジュール(予定)
本研究会は以下のようなスケジュールで開催予定。 第2回 日時 12月21日(木) 13:30~15:30 第3回 年明け(未定) 議題案 •プロモーションコンテンツ(案) •研究会報告書骨子(案)の検討 等 第1回 (今回) 10月30日(月) 15:00~17:00 •外国人の医療渡航を支援する事業者に 求められる能力・質 •趣旨説明、検討課題の提案、現状の取 組の説明 •日本の医療の海外における認知度向上 に向けたプロモーション手法(案) •国際臨床医学会 •㈱ジェイティービー •日本エマージェンシーアシスタンス㈱ •(一社)Medical Excellence JAPAN •呉 海松 様(亀田総合病院 中国事業統括室 室長)
•横山 みどり 様
(東京高輪病院 国際部 副看護師長)