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挨 拶
早稲田大学 理事
恩 藏 直 人
皆さん、こんにちは。ただいまご紹介いただきました恩藏でございます。大学で理事を現在務め ており、ご紹介にありましたように研究推進を担当しております。特に、私は文科系の研究推進を 担当していますので、その立場から一言ご挨拶をさせていただきたいと思います。
本日はご多忙の中、多くの皆様方に、この第四十回という節目の産研フォーラムにご参加いただ き、大学として本当にうれしく思っております。とりわけ今回のフォーラムでは、ウエルインベス トメント代表取締役の瀧口匡様、コメリ代表取締役社長の捧雄一郎様、そしてオプト代表取締役社 長の鉢嶺登様、経済産業省の石井芳明様と外部から素晴らしいゲストをお迎えできたと感じており ます。
また、本学からは、鵜飼信一先生をコーディネータといたしまして、松田修一名誉教授、長谷川 博和先生にご登壇いただきます。ゲストの方、また先生方は、大変お忙しい中でのご参加かと思い ますが、大いに期待しておりますので、よろしくお願いします。
さて、大学の話を少しだけさせていただきます。多くの方は、恐らく何度か耳になさっていると 思いますが、早稲田大学が2032年、今からまだ大分先の話なのですが、創立150周年を迎えます。
その150周年時の大学の姿をイメージして、「Waseda Vision150」という大学全体の将来計画を 2012年に打ち出しました。この Waseda Vision150はすでに動き出しています。現在、英語による 講義は約10%なのですが、これを50%を目標に引き上げていきます。また、学部学生のサイズを大 きく削減して、その一方で、大学院の学生数を増やしていく。研究大学に向けてシフトしていきさ らに海外からの留学生を多く迎え入れる。早稲田の、日本の学生には全員何らかの形で、つまり短 期・長期含めてですけれども、海外で学んでいただく。こうした目標を設定し、取り組んでいます。
ほかにもたくさんの取り組みがありますが、その中の一番の大きな柱としては、やはり研究の充実 があります。
今回の産研フォーラムは、学内だけにとどまらず、学外の研究機関、行政、あるいは企業の方に 参加していただいております。社会連携がキーワードだと思うのですが、これは学外の方を巻き込 みながら研究を進めていくというこれからの早稲田の研究のあり方と合致しているテーマではない かと思っております。
今回のテーマに関連した話ですが、本学では2001年にインキュベーション推進室を設立しました。
この推進室は、起業を目指す学生、あるいは教職員を支援して、まさにイノベーションの創出を図っ ていこうとする目的で設立されています。本日のフォーラムのコーディネータである鵜飼先生は、
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このインキュベーション推進室の室長をなさっております。
さらに今年度の秋学期には、学生起業家による成功事例を増やす、あるいは企業において新事業 創出を推進できるリーダーを育成することを目的に、㈱ディー・エヌ・エー(DeNA)との提携講 座「ベンチャー起業家型リーダー養成講座」を本学の全学部生を対象として、グローバルエデュケー ションセンター内に設置しております。大学をあげて、本日のテーマと関連したプログラムや組織 を整備しています。
経済のグローバル化、あるいは産業構造の急速な変化に対応するため、また、国内雇用の創出の 担い手として、ベンチャー企業への期待が非常に高まっています。そうした中で、イノベーション を創出するための教育とは一体どのようなものなのかということを考え議論いただけるというの は、まさにタイムリーで重要なテーマではないかと思っています。このフォーラムの議論によって 生み出される提言が、日本企業の発展、ひいては日本経済の発展に貢献するのではないかと期待を しております。
最後になりますが、本日お集まりいただいた皆様方にとって、このフォーラムが有意義なものに なりますことを祈念して、私からの挨拶とさせていただきます。素晴らしい成果を期待しておりま す。
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