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英語 と計画言語

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(1)

英語 と計画言語

三 沢 美智子

・ ‑t h epr ob l e m ofal an gua g ef o ri nt e r nat i o nalc o mmu ni c at i o npr e s e nt s i t s e l fast hec onf l i c tbe t we e napl a nne dl an gua ge ,Es pe r a n t o,whi c h i sk nownt of u n c t i o nt ot hes at i s f ac t i o nofi t sus e r s ,an dah e ge moni c n at i o na ll a ngu a ge ,whi c h,asweal lknow,i s ,t oda y,Engl i s h.

( And r ' eMa r t i ne t ) ( .

I)

現代社会ではさまざまな レベルでの国際的なコ ミュニケーションが必要 とさ れている。異なる言語の問の壁を こえて相互理解をはか らなければならない必 要性にせまられているO ここに La n gua gec o nt ac t s すなわち異言語接触 の問 題が生 じて くる。はた して Ma r t i ne t の主張するような c o nf l i c t が考え られ るのであろうか。 この稿においては,今や世界の諸言語のなかで, もっとも広 く普及 している言語である英語 と国際語に就 いて, また計画言語 ( あえて人工 語 という語 は避 ける)であるエスペラントに就いて,外国語教育 とも関連 させ て考察 したい。

英語 はいまや世界の諸言語の中で もっともひろく普及 している言語であるこ とは否定で きない。 アングロ ・サ クソン人が, イングランドに持ち込み,その 後の異言語民族殊にノルマ ンの侵入にももちこたえ,英語はその歴史に影響 さ

* 1 Mar t i n e t , A. A . ThePr oofo ft h ePud di ng" I nt e r l i n gul s t i c s P, 5

* 2 BBC:TheSt o r yo fEn gl i s h byRo be r tMc Cr um an do t h e r s .e d,by

M.Su ga war a .Ei hos ha , c l 9 8 6 .p.9

(2)

れ,いみ じくも Da ni e lDe f o e がいうように Roman ‑ Sax on‑ Dani s h‑ No r ma n En gl i s h ともいえる一種の混成語的性格を持っ言語 に発展 した

0(

. 2 )いまでは 英語 はブ リテ ン諸島の言語であるばか りではな く,世界の多 くの国々の言語で もある。法的に唯一の公用語,または公用語の一つとしている国 もあり,法的 にはきめ られてはいないが事実上の公用語 として受入れている国 もある。 さら に,多 くの国々では,政治,文化,経済等の分野での活動が英語でなされてい る。 また,世界中で多 くの人々,殊に若者達がすすんで英語を学 びたがってい る。英語が,進歩,近代性,などとむすび付けて考え られているか らなのであ る 。1 6 世紀以来着実 に力をつけ,七つの梅を制覇 し ,1 9 世紀には世界貿易の総 量の四分の三を しめたともいわれた大英帝国が衰退 しても,英語 は独立後の旧 英国植民地国に,共通語的な機能を果たす ものとして残 った。 しか し英語の中 心はブリテン島か ら大西洋を越えてアメ リカ合衆国に移 り, ここに二つの英語 の変種 ,Br i t i s hEngl i s h と Ame r i c a nEngl i s h が生 まれた。英語が世界中 に広まるにつれて英語の多様化はすすむこととなり,様々な英語 の変種 とか Ne w Engl i s he s について論 じられるようになってきている。 この多様性 に関

して, また,英語 は誰の ものかという議論まで うまれる。英語が世界のコミュ ニケーションの最有力言語 となっていることを示すデータには事欠かない。英 語を第‑言語,つまり母語 とする約三億人をふ くめて日常使用するのはほぼ七 億人であこと,世界の出版物の主要言語は英語であること,国際的なビジネス, 学会,外交,スポーツ界で,広 く使用 されている言語 は英語であること,英語 は空港,航空管制の公用語であること,世界の科学者の論文の三文の二 は,英 語で発表 されていること,世界の郵便物の四分の三は英語によるものであるこ

と,エレク トニクス情報検索 システム中の情報の 80% は英語であること等,等 である .( . 3 ) このように普及 している英語 は,万人の認 める世界語 となったの であろうか。 もしまだであれば,そうなる可能性があるのであろうか。

* 3 Da v i e s ,A."I sI n t e r na t i o nalEngl i s hI nt e r l an gua ge ?" TESOL

Qua r l e r l yp. 4 5 5 .

(3)

この問題について考察をすすめるまえに,現代の多様化 した,いわゆるさま ざまな英語について,整理 してみる必要がある。鈴木孝夫のように,外国語教 育 との関連か ら,英語も 世界中の人の共有財産としての国際英語 と,アング ロ ・アメ リカ人 の私有財産 と しての民族英語 とに二 分す る考 え方 か ら, Ra ndol p hQu i r k のように,英語の変種をひろく考 え,法律英語 , ビ ジネ ス 英語などの用途分野別のものと,言語使用者の民族言語 と所属国家の観点か ら みたものを含めた分校法まである

。 (..)

小林素文は,機能面から英語を民族語, 国内共通語,および国際共通語に三分す る。筆者 としては,下表に示すように, 母語または第一言語圏,および,非母語圏 ( 外国語圏を含む)の観点か ら分 け たい。

母語 としての英語

非母語 としての英語

アン グロ ・サクソン人の民 族語としての英語 ( Br i t i s hEngl i s h)

母語 となり、民族語化 した英語

( Ame r i c a n,Ca nadi a n,Aus t r a l i a n,Ne wZe a l a nd En gl i s h. )

第二言語 としての英語

外国語 としての英語

複合言語国の共通語 ( l n di an,Eas tAf r i c a n

Co unt r i e s ,e t c , ) 英語圏での第二言語 ( U. S. A.U. K. e t c . ) 外国語 としてかなり機能

している国の英語

( Ge r ma n,1 t al y,Ja pan , Tha i ,e t c . )

ある程度の教授が行われ ている国の英語

* 4 Qui r k ,R. "Lan gua geVar ie t i e sandSt anda r dLa ngu a ge . " JALT

Jour n al p. 1 1 1 1 8.

(4)

ここで忘れてはな らないのは日本 は言語的にみると,世界のなかで例外的な 国であるということである。人 口の 9 0 % 以上が唯一の公用語 を使用す る国 は, Wa r dha ugh に よれ ば 日本 を は じめ とす る数 箇 国 に す ぎな い ( Aus t r i a , Ba ngl ad e s h,TheDomi ni c a nRe publ i c ,Ge r ma n y , I c e l a nd,Japa n,Ko r e a , Por t u ga l ,Tuni s i a ) 。 さらに人 口の大多数 に,共通の言語が認め られる国 は世 界の三分の二 にす ぎず,言語 と国家の同一性を持つ国 も日本の他僅かなのだ と いう。世界の国の数 が2 0 0 未満 として,単純計算をす れば 2 0‑3 0 の言語 が一 つ の国家 に存在す ることになる。世界の多 くの国々が複合言語国家 なのである。

田中克彦のいうエ トノス,つまり,同 じ言語,同 じ風物習慣を共有す る,自然 的な,生物的な結合体 と,国家 とい う人為的,政治的境界 とが一致す るとき, その国家 は自然の根拠 に基づ く安定性を うるが,不一致 は民族問題,言語問題 を生み出す大 きな要因 となる

.(.

S

)

上記の数字か らも明 らかなように, ほとん ど の国が言語的に多様であ り,言語的調和をはかる努力を している。言語 は民族 性 ,i de nt i t y と密接 に関係するので, しば しば言語戦争 に もなる。 現代の世 界 はまだ英語を共通語 とする gl o balVi l l a ge ではない。我が国におけ る外 国 語教育を考えるとき, また異言語接触のさいにもこのような世界の言語事情を 考慮 にいれるべ きである。

先 に論 じたような英語の多用 による,様 々な英語の変種 に大 きな関心がよせ られている。外国語 としてばか りでな く,母語 として も,英語教育のあ りかた をめ ぐって, どの変種を数 え るべ きかが問題 にな って きている。 (た とえば Cha r l e neSat o の "t e ac hi n gofSt and ar dEn gl i s hasas e c o ndd i al e c t" の 見解 など),( .

6)

小林東文 もいうように母語集団の英語 はその地域の文化を反映 した独 自性を持 ち,標準 タイプの英語 とは異なった様 々な英語を生むか らなの である

。 (.

, ) 我が国の英語教育界 において も,英語教育のモデル, また は目標

* 5 田中克彦 国家語を越えて 筑摩書房 1 9 8 9リp. 1 9 1

* 6 Sa t o,C.J."A No n s t an dar dAppr oac ht oS t anda r dEngl i s h."

TESOL Qu a r t e r l y v. 2 3 , no.2

*7 小林東文 様々な英 語 研究社 1 9 8 8

(5)

言語について ,An gl o ‑ Ame r i c a nEngl i s h に限定せず,数ある英語変種のなか のいずれの英語で もよいという見解 もでている。武器 としての英語を主張す る 鈴木孝夫 は,民族英語 ( ア ングロ ・アメ リカ人の英語)ではな く,国際英語を とい う 。Y,Naka yama は, 日本 の英語教育で は, "r e c o gni t i o nmod e l"

と, "pr o duc t i ont a r ge t" の区別をす るべ きであ り ,mo de l は, どの変種 の英語 で もよ く, 後者 につ いて は "Thepr o duc t i o nt a r ge tf o rJapa ne s e l e a r ne r sofEn gl i s hc an not ,ne e dnot,ands ho ul dnotbeAn gl oAme r i c an En gl i s h buti ts ho ul dbea ni ndi ge no usva r i e t yof" Va li dEn gl i s h" (

.

ot, 日本人英語であるべきだという。 日本での外国語 としての英語教育のゴールを

Ja pa ne s eEn gl i s h に置 くことは早計であろ う。英語が共通語 の役割 を持 た ず, ほとんど "l e g ac yofl o c al i z e dEngl i s h" ( Qui r k, 1 9 8 9 ) のない日本 のよ うな国での英語教育,つまり外国語 としての英語教育 における mod e l につ い ては,本紀要 7 号 において主張 したよ うに ,An gl o‑ Ame r i c a nEn gl i s h が よい のではないかと考える。 その根拠 は,如何なる変種の英語を mo d e l と して教 育 されたとして も ,pr o d uc t i o n つまり学習の成果 としての英語 は,学 習者 の 母語や文化の影響をうけざるをえず,中間言語の域 を こえた として も ,no r m か ら逸 脱 す るた め ma n y Engl i s he s の ひ とつ と もいえ る英語 ( Japa ne s e En gl i s h? ) とな らざるをえない。外国語教育 においては, イ ンプ ッ トとアウ

トプットとの間に,距離があるのが一般的なのである。そ もそ もさまざまな変 種英語 は, アングロ ・サクソンの民族語か らの,なん らかの意味での逸脱,変 化 したもの といえる。 もちろん国際的 コ ミュニケーションの場 において は, い わゆる言語愛国主義 "l i ngui s t i cc ha uv i ni s m' '( Na ka mu r a1 9 8 9 ) は避 け ら れなければならないし,如何なる変種 もうけいれ られなければならないが, 日 本のような国における英語教育の ターゲ ットには de v i at i o n の少ない言語, 即 ちアングロ ・アメリカ ン英語を とるのがよいと思われる 。Thed e vi at i onwi l l

辛8 Naka yama, Y."So meSug ge s t i o nsf orMul t i na t i o nalEngl i s he s . "

JALTJoumal v . 1 , n. 1

(6)

pr oduc ei t sde v i at i o n Thev a r i e t i e sonc eo r t wi c er e mo ve d c ou l d be ba r r i e r sf o ri nt e r nat i o na lc ommuni c at i o ns .

"(.9)

変種か ら生 まれた変種間 のコ ミュニケーションはむずか しいのである。

以上,国際的に確固たる地位を占めていると自他共に認められている英語に ついてその普及状態,多様性などを外国語教育 と関連 させて考察 してきた。 は たして英語 は世界語になったのであろうか。 ここで異なる言語の壁をこえて直 接理解をはかるための方策についてかんがえてみる。まず,・ 相手の言語を学習 すること, さもなければ,相手に己の母語を強制することであろう。第三の方 策 として,両者がそれぞれ自己の母語を使用しながら,円滑なコミュニケーショ

ンがはかれるほど,それぞれが相手の言語を学習 している状態が考え られる。

木村治美が,ある英語話者との公的な対談の際, このような方法で非常に気持 ちのよい,満足のい くコミュニケーションがはかれたという体験を何処かで述 べていたO この第三 の方策 は異言語接触 に際 して,理想的な方策であろう.

しか し外国語の習得は容易ではない。特にその言語 と母語 との隔たりがあるほ ど,即 ち,言語の頬型が異なるほど,その困難はいち じるしい.一般には長期 にわたる,なみなみならぬ努力が要求される.多 くの時間,労力,資金を投 じ て,その結果に失望する学習者 も少なくない。今 日地球上で使用される言語の 数は ,3 0 00‑8 0 0 0 とも 40 0 0‑80 0 0 ともいわれており定かではない。それは,言 語には生死があり ,pi d gi n ,や Cr e o l e のように比較的短期間 に誕生す る言語 もある。成長 している言語 もあれば,消滅 しかけている言語 もある。また方言 と言語 との区切 り方が微妙で学者により異なることもある。言語統合であれ, 言語侵略であれ,多 くの小言語 は大言語に圧倒され消滅 しつつあるなどの事情 のためである 。5 0 0 0 語 ぐらいといわれることが多いようである。 しか し,言語 使用者数の見地か ら観 ると, その 5 0 0 0 語 の うち, 優勢言語 は ご く僅 かで,

* 9 Mi s awa, M."La n guageTr an s f e r .a st heMa i nFac t or sl nf l u e n c l ng

Se gme nt a lPr onu n c i a t i o n" Bul l e t i n o fShi ns hu Ho nan Wome n' s

Juni o rCol l e ge V. 7p3 8

(7)

Chi ne s e ,En gl i s h,Rus s i a n,S pa ni s h,Hi ndi の 5 言語で 4 5 %,1 2 言語で 6 0 % , 2 5 言語で 9 5 % を占めるという。それで も,我々にとって将来接触可能な言語 は 不確定なので上記の理想的な第三の方策をとることは容易ではない。第四の方 策 は通訳の介在 によるコ ミュニケーションである。今 日さまざまな異言語接触 の場で行われているや り方である。込み入 った高い レベルの外交交渉の場では 勿論優れた通訳 に依存するわけであるが,舞台裏での微妙な取引には通訳抜 き のコ ミュニケーションがはかれる関係 にあるほうが非常 に有利である. この方 策 には翻訳による文献情報の交換,入手 もはいるであろう。 さて,第五の方策 としては,両者 に共通の第三の言語 によるコ ミュニケーションをはかることで ある。 自らの体験か ら得た結論 として Ma r t i ne は

"Ic a met ot h ec o nc l us i ont hat ,i ni nt e r nat i o na lc o nt a c t s ,l i ngui s t i c c o mmuni c at i o ni smuc he a s i e randmo r epr of i t abl ei fi ti sc a r r i e d outi nal a ngu a gewhi c hi snott henat i veoneofe i t he ri nt e r l oc ut or . I ft hi si st r u e ,as i mpl eq ui c kl y ‑ l e a r ne dme di l l m i spr e f e r a bl ebyf ar t oa ne xac t i n gnat i o nall a ngua gewhos enat i v es pe a ke r sa r emor e i nc l i ne dt oma kef unoft hef o r e l gne r ' ss l i pst ha n t o c o nc e nt r at e ont heme s s a g e . ( A Ma r t i ne t )

(..o

)

と述べている。 いずれの話者の母語ではない言語 によって相互理解をはか るほ うが, どち らかの言語 によるよりも, より容易で実 りあるとい う。 この場合の 言語 は両者 に共通の ,anat i vel anguaa ge いわゆ る自然語 の一つ による こと が可能であり,現実によくお こなわれている。しか しここで ,Ma r t i ne t が,自 然語の使用に難色を しめすのは,その自然語話者 によるなん らかの e val uat i o n が避 けられず,対等で,円滑なコ ミュニケーションの支障 となるためなのであ る。 この現象 は前記の第‑の方策をとる場合著 しい。中村敬 は 「 英語 はどんな 言語か」のなかで,ある国際会議でのエピソー ドを引用 している。 日本の代表 が発表 した英語 のペーパーにつ いて二人 の英語 の母語話者が主題 に無 関係

* 1 0 Ma r t i ne t , A "Th ePr oo foft hePuddi ng ' 'I nt e r l i n gui s t i c s1 9 8 9 p.5

(8)

な ことにつ いて意 見 を述 べ, さ らに二人 の英語 の母語話者 が主題 につ いて 日本 人 の英語 を要約 して説 明 しよ うと した。 その とき韓国 の代表が その四人 の態度

を厳 しく非難 した とい う。少 々長 いが以下 にその言葉 を引用 した い。

We wi l l no l o n ge r t o l e r at e t hi s ki nd of at t i t ud e! La d i e san d Ge nt l e me n,wec l e a r l y a nd f u l l y und e r s t and whatou r c ol l e a gu e f r om Ja pa nhadt os a y.I twasab s o l ut e l yi ns u l t i n gwhe n t woo f youmadec omme nt swhi c hwe r ec ompl e t e l yI r r e l e va ntt ot het o p i c oft hepape r .I tc l e ar l yi ndi c at e st omet hatbe c aus eo urc ol l e a gu e s po kewi t h a Japan e s ea c c e ntt hati mme di at e l y yo u t ho u ghtt h e pa pe r wasnotwo r t h y of yo ur at t e nt i o n.And t he n t h e ot h e r t woge nt l e me n,wi t ht he i rc o nde s c e ndi n g at t i t ud e ,we r et r yi n g t o par aphr as ef orust hei nt e ntofou rc o l l e a gu e ' spap e r .La di e ' sa n d Ge nt l e me n,t hi si sa ni nt e r nat i o nalc o nf e r e nc e .I ti sa bo utt i met ha t wel aydown o url i n gui s t i cc hauv i ni s m and r e s t or ei twi t h s ome c r os s ‑ c u l t ur alt o l e r anc e .

( 大意 :ただいま四人の見せた態度をもう見逃すわけにはいきません。皆 さん, 日 本の代表が何を言いたいか明確に 1 0 0 パーセント分かるで しょう。

だか らペーパーの内容と無関係なコメントをした二人の態度 は人をバカ者扱 いに した失礼千万なもので した。日本の代表の話す英語が日本式であったため,中身が くだらないものと速断 したことは明 らかです。さらに別の二人 は旦那顔をしてペー パーの意図を自分達の英語に置き換えて説明 して くれました。皆さん,この会は国 際会議です。お互いの言語愛国主義を捨て,異文化を認め合 う大きな心をもって, 真の国際会議として再生させるときがきている思 うのです

(.ll)

中村氏 自身 も同様 な経験 を何回か もつ うちに , 「自然 語 を共 通 語 とす る こ と に乗 り越 え る ことので きない障壁 を感 じ,英語 が "共通語 "と しての地位 を獲 得 しつつ あ る今 日の状況 を改 めて考 え させ られて い る」 とい う。 この よ うな英

*1 1 中村 敬 英語はどんな言語か‑英語の社会的特性

三省堂

1 9

8

9 p.1 6 9

(9)

語の nat i ves pe a ke r の言語愛国主義 とも,大言語話者の香 りともいうべ きも のを特に強 く感 じるのは英語が外国語である人々であり,個人的親善友好の場 よりは,ハイレベルの外交, ビジネス交渉の場,国際的学術会議などの場で経 験すること多いであろう。

異言語接触に際 しての不都合を解消するために,相互に共通の言葉を,ひい ては,全人矧 こ共通の言葉を語 るようになりたいという人類の願望は,古 くか ら存在する 。Dul i c e nko によれば,遠 く二世紀 まで さかのぼれ るとい う。次 表の示すように,考案 されたプロジェク トは, 現在 まで に 91 7 にものぼ るが, 1 9 世紀に 2 46,20 世紀に 5 6 0 と, この 2 0 0 年間に非常に多 くの試みがなされてい る

。 (..2)

しか しこの多 くの試みのうち,プロジェク トの域を出て, "言語 "の 位置に達 しているもの,つまり,実際に使用されている言語は衆知の如 くェス ペラントである。まだ公的に国際語 として認め られてはいないが,実際に機能 しつ つ あ る もので あ る .B BC で もと りあ げ た TheSt oT ツ O f En gl i s h の著者達は,そのなかで,現在英語 は他国籍標準語 ともい うべ きものであ り, 人頬史上初の世界語 となったと明言 している. さらに ,1 8 8 7 年にポーランドの ザメンホフが考案 したエスペラントについて,数ある人工語の中で依然 として もっとも普及 しているものであり,現在 7 0 0 万乃至 1 2 0 0 万 の人 々に使用 されて いるが,それはやや不 自然なビクトリア朝後期の合理主義の遺物であるしかな いとのべている

. (.13)

しか し, はた して筆者のユダヤ系アメリカ人の友人 も断 言 したように, "Es pe r ant oi sove r . " なのであろ うか。現代的な, また将 来的な意義 は持 たないのであろうか。

さてここで,用語について語義的に整理 してみる必要があるとおもわれる。

よく使われる 「国際語」は,異なる言語間の相互理解をはかるために使用され る言語 と考えられる。 とすれば,そのときどさで,様々な言語が国際語であり

* 1 2 Dul i c e nko, A.D."Et hni cLa nguageandPl a nne dLanguage . I nt e r l i ngu l S t i c sp.5 1

* 1 3 Mc Cr um,Robe r tand ot he r s . TheSt or y o fEn gl i s h c 1 9 8 7t r .by

l was akiandot he r sp.5 6,5 1 .

(10)

世界共通語試作の歴史 (2‑2 0 世紀)

Pr o j e c L SO /u n‑ ' V e r S a lan dl ' nt e r l 7 at E on atl an gu a ge S C

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2 5 ‑ y e a TP

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) 6 y e z L ru 1 1 1 ) 5 5 5 5 01 51 2 7 J i 6 5 ho ‑ ‑ ‑ ‑ 1 1 1

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5 5 5

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v 2 5 7 v 0 5 5 n 2 5 1 8

1 7 y e a Tu l l 1 1 6 6 6 6

0

2 51 7 n 6 6 ho 1 ‑ ‑ . ‑ 1 1 1 ) 6 6 6 7 wn 0 2 5 7 0 5 0 5 2 2 6 0 7 6 7i

1 8 y e a Tu 1 1 1 1 7

7

7

7

01 2 51 7 n 6 6 k ‑ . ‑ . n 1 1 1 1 o 7 7 7 8 wn ∝ 2 5 7 5 0 5 ) 2 1 4 3 3 8 2

1 9 ・ y e a mn J 1 ) 1 8 8 8 8 01 2 51 7 6 5 k . ‑ ‑ ‑ n 1 1 l 1 o ワ 8 8 8 wn ∝) 5 7 2 0 5 5 1 5 2 3 1 4 9 9 5 9 … 福

To【 a Jf o rt h e2n dl o201 hc e nt u r y. ・91 7l a ngu a gepr o j e c t s .

うる。言語 A,B 間のコ ミュニケーションのために ,A,B . または C 言語が

使用されれば,それぞれ A,B ,または C が,国際語の役割をはたす ことにな

るo世界におけるあ らゆる異言語接触の場で使用される国際語の意味では,世

(11)

界共通語 というほうが的確であろう。異言語間のコミュニケーションのための 世界共通語の試作の歴史は,前表の示すように長い歴史を持つ。

同表に示されたような 9 1 2 もの試みにたい して l a nguas ge でな く p r o j e c t の用語があて られているのは, このよ うな p l ann e dl a ngua ge s の試案 は, 堤 案された当初か ら l a ngua ge とは認められず,時をかけ,徐々に発達 して" 言 語"の段階に到達するという i nt e r l i n gui s t i c s ( 定着 した邦語で はないか もし れないが. ここでは 「 国際語学」 とする)の分野での一般的な見解にもとず く ものである 。De t l e vBl a n ke は ,l a n gua gepr o j e c t s を,その発展段階に応 じて,

Pr o j e c t ー S e mi ‑ 1 a n gua ge ー Ful ll a n guage

と分類する.計画の大多数 は第一段階の pr o j e c t にとどま り,少数 の ものが s e mi ‑ 1 a ngua ge に達する。そして現在のところ最終段階に達 した ものは, エ スペ ラ ン ト唯一 で あ ると主張 して い る

. (.ll)

つ ま りエスペ ラン トは ,a pl a nne dl a ngua ge ではなく t hepl a nn e dl a n gua ge であるといってよい。 こ

こではすべての p r o j e c t s にたいして 「 計画言語」の語を用いることにす る。

なお , 「 人工語」の用語を避 けて 「 計画言語」を用いるのは,前者 には, いわ ゆる正統派言語学の立場か らの,一種の蔑みともいえるニューアンスが感 じら れるか らである。既に 1 9 4 7 年に, エスペラントに対する競合相手の 「 計画言語」

のひ とっで あ るイ ドの旗 頭 の ひ と りの He nr y Jac o b は "Es pe r ant o i s t oda yt h eo nl ya r t i f i c i a ll a ngua gewhi c hhasbe e nabl et of o r m a ndt o ma int ai namas smove me nt" と認めている

. (

. 1 , )すべての計画言語 のなか でエスペラントだけが将来の可能性に関する推論というよりは実際に機能 して いる言語現象の観察に基づ く研究ができる唯一のものなのである.

世界共通語の模索の歴史 は ,Ma r i oPe i の い う Onel an gua gef o rt he wo r l d を将来的な目標 とす る共通語,つまり第‑言語 としての世界語を目指

* 1 4 ,* 1 5 Sc hu be r t , Kl aus .. . I n t e r l i n gui s t i c s " I nt e r l i ngui s t i e s N.Y. .

Mou t ond eGr u yl t e r1 9 8 9 ,p. 2 0

(12)

す ものと,母語 プラスの第二言語 としての世界語または国際補助語の模索の歴 史であるが,罪‑の理想 はあまりにも非現実的である。人間は自発的に己の母 語を放棄 しない。それは自己の i de nt i t y を放棄す ることになると考 え られ,

自分の属する種族 と文化の否定 となるか らである。それゆえ世界共通語の模索 は主 として後者の歴史であり,それは,民族語,いわゆる自然語の使用を考え るか,計画言語を考案するかの二者択一の方向がある.民族語の使用は,その 言語をその停用いるか,その改造語,一般には単純化 したものを用いるかのい ずれかとなる。歴史的には,人間の体験,文化,思想 は,広い意味では同種で あり, 何処 において も必要なコー ドさえ与え られれば相互理解 は可能だ と考え るユニパーサ リス ト達は 「自然語」を提唱 し,人間の文化,思想 は,本質的に は固有の ものであり,その言語によってのみ理解 され,感得されると考える相 対論者 は,計画言語を提唱 してきた。

(

.

16)

世界共通語は鈴木孝夫 もいうように,すべての国の人の共有財産であるから, みなが同 じ権利を持っべ きである。 どの民族 にとって も負担,労力が同 じ程度 の言語,つまり学習の難易度が同 じであることが望ましい。同一言語内におけ る標準語にしても,世界共通語にして も,理想は得をするひとが誰 もいないこ とである。 しか し現実は,アングロ ・アメリカン英語が多 くの場合国際語の役 割をはた している。理論的には,特定の何れかの民族語を世界共通語に使用す ることは,最良の道 とはならない。 いかに広 く使用されているとはいえ,英語 使用の一般化が問題解決にはな らない。英語話者を優位にお くことになるか ら である。 このように特定の有力な言語の母語話者に特権を与えず,小言語を危 機に追い込 まないための一方法 として前表で明 らかなように,エスペラントが 代表する計画言語試作が為されてきた 。1 8 8 7 年,大国の諸言語にはさまれ 言 語的偏見,不平等などに苦 しむ人々が住むロシア支配下のワルシャワでザメン

ホフによって, ヨーロッパ系諸語をもとにして構想 されたェスペラントは,氏

* 1 6 Da v i e s ,A." I sI n t e r n at i o na lEn gl i s h an I n t e r l a ngu ge ? ' 'T ES OL

Qua r l e r l y1 9 8 9 ,p. 4 5 1

(13)

族,国家を こえた,中立,平等で,学 び易い言語 をめざ した。大文豪 トルス ト イは,ザメ ンホフか ら,小冊子を贈 られて, わずか 2 時間でマスター したと自 ら発表 している。さまざまな言葉を話す人々の問に平等 なコ ミュニケーション を打 ち立てるというエスペラン トの背後 にある思想を誰 も批判できない。 しか しそれが本質的にヨーロッパ語的特質を持つゆえに,政治的中立性 は保てて も 言語的にはヨーロッパ優位主義であることは否定できない。アジア人である我々 にとってエスペラン トの学習は トルス トイのようなわけにはいかないのである。

しか しなが ら ,Humphr e yTonki n もいうよ うにどこの国の人 もヨーロッパの ことばを何か学習す る風潮を認 めるな らば, そのかわ りにエスペラントを学べ ば,やはり学びやすいと考え られるか ら,何れかの欧語への橋渡 し言語的に働 かせ ることを考慮にいれることもよいのではないだろうか 。1 0 0 余年 の歴史 を 持つエスペラン トは,世界エスペラント協会の本部を, ロッテルダムに もち毎 年世界のエスペ ランチス トが大会につどうほか,種々の国際的な催 し,出版事 業,研究活動や交流等に生 きた言語 として使用されている。科学技術の急速 な 発達 に伴い社会が著 しい変化をとげたこの 1 0 0 年間にエスペラントが人間の様々 な活動の領域に使用 されると, エスペランチス トは新 しい表現方法を もとめ.

語桑 は増大 した。英語か らの借入語的な現象 もみ られるという. 日本エスペ ラ ン ト学会誌 によると,東欧を中心 としてエスペラン ト・ラジオ放送 もお こなわ れているという。エス トニアのタ リン放送, リトアニアのビリニュス放送,ポー ラン ドのワルシャワ放送, オース トラリア放送,ハ ンガ 1 )‑のペーチ放送,ユー ゴス ラビアのサ タレフ放送, バ チカ ン放送, スイス放送, 北京放送等 で あ る

o(.1

, )しか しなが ら, エスペ ランチス トの数の伸びははかばか しくないとい う。英語が世界共通語に近づいたといわれるまでに普及 した理由は何であろう か。言語侵略を も伴 った英帝国への発展,その帝国衰退 にかわるアメ リカ合衆 国の国力台頭,旧英帝国植民地国における言語事情等の歴史的要素,歴史的帰 結による混合語的な英語 という言語的要素が考え られる。現代では経宿,軍亀

* 1 7 LaRe u uoOT ・ i e nt av .5 8,n.1 0 ( 1 9 9 0 )p.5.

(14)

政治力が大 きな要素 となっている。それとともに人々がその必要性を感 じて習 得す る言語であることも忘れてはならないであろう。エスペ ラン トには経済, 軍事,政治力等はない。若者を中心 として国際ホームステイ制度などを利用 し て世界旅行を目的とするエスペランチス ト達 もいるようであるが,「股的には, エスペラントに魅力を感ずる人はその思想 にたいしてであり,精神的平等性に たい してであろう。その背景に政治力 も経済力 もないので言語 の学習 は,1 01 ヶ国に散 らばる協会員や,数十ヶ国にある協会による個人的努力に依存する。

日本におけるエスペラント教授について,松本清 ( 1 9 8 3 )の言によると,必修 または選択 としての正式科目としているのは,東京大学,明治大学,神戸市立 外国語大学だけで, ほとんどは,小,中,高校,および大学 におけるクラブ活 動で行われているそうである.( . . 8 )それに対 して,英語教育は今や ビッグ ・ビ ジネスであり,英語国の主要な 「 輸出品」である。現代世界における英語の優 位性 にたいして,エスペラント運動の理想主義 は太刀打ちできそうもない。

異言語接触で,殊に問題が多いのは様々な言語話者の集まる種々の国際会議 であろう。その代表的な国連では衆知のように,中国語, フランス語, ロシア 語,英語,スペイン語の 5 言語が公用語で,後にアラビア語が一部の会議に加 えられた。鈴木孝夫によると, ヨーロッパ共同体では参加国すべての言語を公 用語 として認めているのでその通訳のために莫大な費用 と時間がかかるという。

また,万国郵便連合ではフランス語が,世界民間航空機構では,英語が公用語 と決められている

。 (.1

,

)

公用語になれない母語の話者の不利 は想像に難 くない。

言語 とナショナ リズムの問題の解決は難 しいのである。学術的な国際会議や, 学問分野殊に科学の分野では英語が国際補助語的役割を果たすことが多いので, 英語の習得な しには情報入手に支障をきた し,ひいては学問の発展にも遅れを

とることになる。英語が普及するにつれ英語に対する反発 も生ずる。英語が科 学分野の国際補助語 となることを,あるソ連の著者は批判 して,英語話者は外

* 1 8 松本清 "日本の学校におけるエスペラント教授"言語 1 9 8 3.1 0 81 ‑ 8 3

* 1 9 鈴木孝夫 武器としてのことば 新潮社 1 9 8 59 4 ‑ 9 5

(15)

国語の学習の必要がなく,その時問を科学研究にあて られるので二重に有利で ある。 さらにその国の科学技術の進歩,経済発展,政治的有利性にもつながる。

そのようなことを他の国 ぐにがゆるすはずはないといっている

.(.20)

現実的 に 英語が国際補助語の役割を果た しているか らといっても,英語が真の,つまり, すべての人々が認める世界共通語になったので も,なりうるとも言えないので

はないか。 しぶ しぶ英語にその座を譲 らざるを得な くなったフランス語なども 英語の侵入を防 ぐべ く必死である.人類の歴史をたどると,地理的,活動分野 的に制限されたものではあるが,一種の共通語の役 目を果た した言語が現われ ては消えた。第二次世界大戦以後の英語の地位 は今迄になか ったほどの確固た るものになりつつある。民族語が共通語 となることの不合理を認められなが ら も現実主義が理想に勝 る人間社会において,現在は英語がその地位にあるのだ が,それは一種の必要悪 ともいえる。英帝国のあとを引 き継いだアメ リカの勢 力により築かれてきた英語の地位がどうなるのか,アメ リカの国力とは無関係 に,アングロ ・アメ リカン英語を‑変種とする様々な変種がますます普及す る のか,またはそれに代わる民族語が台頭するのかは分か らない。エスペラント の理想は,人類の言語問題について,一種のチェック機能 として絶えず我々に はた らきかけていくとともに,理想実現への問いかけを続けるべきであろう。

英語話者に望みたいことは下記の引用にも伺われるような大言語主義的思い 上が りを捨て,様々な英語変種の理解につとめ,外国語 としての英語教育に際 しては学習者の母語を学習 し,一方的 「 宗主国家語」( 田中克彦) の, 押付 け 的態度をとらないことである。アメ リカの Le hi gh 大学で は学部学生 にたい して外国語を必修科 目か らはず したという。外国語学習の価値を疑問視するた めではなく,従来の外国語必修が効果をあげていないか らだという。外国語学 習に無関心な学生に‑,二学期必修 としても効果はないので,そのかわり外国 の歴史,文化 宗教,外交,等を学ばせ言語 に関心を持 った学生に選択させる

* 2 0 Lar ge ,A. TheAr l i f i c i alLan gua geMou e me nt . 0Ⅹf or d: Bas i l

Bl ac kwe l l , C 1 9 8 5 p. 2 0

(16)

ほうがよいとい う趣 旨のようである。 同大学 の外 国語学部主任 はさ らに, Ar abi c ,Chi n e s e ,Ja pan e s e ,Rus s i an のような難 しい言語を必修のひとつ と

して学習させる理由はないという。その時間を外国事情などの学習にあてるほ うが教育効果があがるというわけであるが, これは外国語学習にともなう普遍 的問題なのである。田中克彦 もいうように母語で提供される知的分野の広さ深 さは,外国語学習におけるそれとは比較にならないのである。 この事情 は学年 がすすむはど両者の差は絶望的におおきくなるのである。それにもかかわらず, 非英語母語者 は外国語学習に時間 とェネルギーを注いでいるのである0

"I nawo r l dwhe r ev i r t ua l l ye v e r yon ee l s ema ke ss t r e nuo use f f o r t s t ol e a r nEn gl i s h,i ts e e msi na ppr o pr e at et ome r e l yr e qui r eofa l lUS s t ude nt samod i c um ofl a ngua ges t udy s ol at ei n t he i rac a de mi c C ar e e r S . ( M

+21)、

事実上世界中の人々が熱心に英語を学んでいるのであるか ら,アメリカの大 学生に外国語を僅かばか り必修させるのは適切ではない, というのはどうであ ろうか。相手の母語に関心なくしては,たとえ英語を介 してのコミュニケーショ ンであって も,充分理解 し合えないし,何故相手の使用する英語が少々違 うの か理解できないであろう。

* 2 1 Panke ni e r ,I ) a v i d."I ne f f e c t i v eMe t hods .We s t e r nBi a s"TheDai l y

Yomi ur i1 0 , 1 8 , 1 9 9 0 .

(17)

Wor ksCons ul t ed

Bl a nke ,De t l e v."S oc i pol i t i ka jl nf l uo jKa jl al nt e r na c i aLi ngvo( Sha kai s e i j i gaku ‑ t e kie i kyo t oKo kus a i go)" . So c i l i n gui s t i h a jAs pe c t o jdel a I nt e mac i aLi n gu o ( Ge n go‑ t e hit a yo s e inon ah anoKo hu s ai go

w

o Kan gae nL ) Te x ti nEs pe r a nt oa ndJa pane s e .To kyo:Ja pa naEs pe ‑ r ant o ‑ I ns t i t ut o,1 9 8 7 .

Che n,Yua n."Ga kus ai ka ga k u t o s hi t e no s ha ka i ge n go ga k l i ' Ge n go 1 1‑1 0,1 9 8 2 . PP82‑91

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Fo r s t e r ,Pe t e rG. TheEs pe r a nt oMou e T ne nt . TheHa gue ,Mo l l t On.C1 9 82

" Cu ( Ar t e f ar i t a)I nt e r nac i aLi n gvoe s t asRe v oNe at i nge bl a?"

(18)

( Ko kus ai gowami hat e nuyumeka?) So c i l i n gu i s t i ha jAs pe c t o jd el a I nt e ma c i aLi n gu o. "( Ge n go ‑ t e hit a yo s e inona h a noho ku s ai go o h an gae nL ) To kyo,1 9 8 7 .i nEs . & Ja p.

Fr ank,He l me .' ' Ut i l e c o del a l nt e r nac i a Li ngvo ke i lPo nt i n gvo ka j Re f e r e nc l i n gvopo rEd u kadoka jSc i e nc aKomuni kado. "

( Kyoi ku oyobika ga ku‑ j o oho t s us hi n no t a me no has hi ‑ wat as h i ge ngooyobis ans hoge n got os hi t e noEs pe r a nt onoyuyos e i ).

So c i l i n gu i s t i ha jAs pe c t o jd el aI nt e mac i aLi n gu o . To kyo,1 9 8 7 .i n Es . & Ja p.

Got o,Hi t o s hi ." I nt e r l i n gv i s t i ka jDi s k l l t O je nl aHi s t o r i odeLi n gv i s t i ko. "

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参照

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