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学位論文題ロ    デ ィジタル光伝送方式 における送受信に関する研究

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Academic year: 2021

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氏名・ (本 籍 )  袴       吉     (静 岡県 )

学 位 の種 類 工 学 博 士 学 位 記 番 号    工博乙第   27  

学位授与の日付     平生成 2̀甲 8月 10日 学位授与の要件    学位規則第 5条 2項 該当

学位論文題ロ    デ ィジタル光伝送方式 における送受信に関する研究

論文審査委員   (委 員長 )

教 授   池 田 弘 明

教 授 宮 川 達 夫   教 授 篠 原 茂 信

教 授 福 田   明   教 授 岡 本 尚 道

論 文 内 容 の 要 旨

本研究では数 100Mb/sの ビットレートを有し ,長 距離伝送が可能で多量のディジタル情報の経済 的な伝送に適する高速ディジタル光伝送方式と ,ス ター形のトポロジーを取る構内光伝方式の設計法 を検討 した。とくに ,本 研究では光信号の変調方式として直接強度変調 (IM)を 使用 したものを取 り上げ ,ま た伝送方式を構成する要素である端局装置 ,中 継器およ¨ のうち,ビ ットストリー ムを伝送媒体に送信する機能 ,受 信する機能あるいは中継する機能である送受信回路および中継器の 設計法を研究した。

第 2章 では ,長 波長帯における光ファイバの特性 ,伝 送波長に関する理論的な検討結果を整理 し

,

この検討結果を裏付けるために著者 らが実施 した単一モー ド光ファイバ伝送方式に関する実験結果を 述べ ,単 一モー ド光ファイバの零分散波長帯である 1.3μ  m帯 を使用することにより 400Mb/s伝 送

において20hを 越える長中継間隔を実現できることを実験的に明らかにした。

第 3章 では ,高 速ディジタル光中継器において APD増 倍率と識別器の識別レベルより決まる動作 条件の設定法について ,符 号間干渉を考慮 した理論的な検討を行い ,符 号間干渉に対する耐力が最大 となるように調整を行う最大干渉余裕度調整法を使用することより ,符 号間干渉 ,APDの 暗電流

,

LDの 消光比などの各種の劣化に対 してディジタル光中継器に十分な耐力を付与できることを明 らか にした。

第 4章 では ,第 2章 ,第 3章 での検討結果を踏まえ都市間を結ぶ基幹伝送方式に適用可能なビット レー ト 400Mb/sの 1,3μ m帯 の単一モー ド光ファイバ伝送方式である F‐ 400M方 式中継器の設計 ,具

体的には中継器の S/N設 計 ,中 継伝送系の損失配分ならびにジッタの設計を示 し中継器の構成およ

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び満たすべき所要特性を明確化 した。また ,現 場試験において測定 した結果を述べ ,試 作中継器の単 体特性 と現場試験回線の特性を明 らかにした。試験結果は所期の目標を満足する良好な ものであ り

,

試作中継器が実用に供 し得ることを確認するとともに ,F‑400M方 式中継器の設計法を明確化 した。

第 5章 では ,ICSMA/CD制 御と受動形のスターカプラを使用するスター形構内光伝送方式におけ る微少光信号の衝突検出方式として ,ダ イパルス符号 とパーシャルレスポンス (1,‑1)方 式を使 用 した 十 cRV信 号衝突検出方式を新 しく提案 し ,著 者が検討 した伝送特性 を規定す る信号非衝突時 の CRV発 生率特性 ,信 号衝突時の CRV発 生率特性に関する解析結果を示 し ,CRV信 号衝突検出方 式が高い信号衝突検出能力を有することを理論的に明 らかにした。

第 6章 では ,第 5章 において提案 した CRV信 号衝突検出方式を適用 したスター形構内光伝送方式 である ,中 規模構内光伝送方式における送受信回路の回路設計と ,現 場試験回線を使用 して測定 した 特性測定結果について述べ ,CRV信 号衝突検出方式を適用することにより ,主 信号よりも8 dB程 度 小さい光信号の衝突検出が可能であること ,バ ース ト信号受信時において 10ビ ット以内という短時間 に信号受信が可能であることを明 らかにし ,伝 送速度 32Mb/sに おいて CSMA/CD制 御形のスター 形構内光伝送方式に適用できる衝突検出機能を備えた送受信回路の設計法を明らか した。

第 7章 では受動形のスター形構内光伝送方式をレイヤ 1に おいて相互接続するリピータとして ,波

長多重技術 とゲー ト制御を用いたリピータを提案 し ,こ の リピータを第 6章 で述べた 32Mb/sの ス ター形構内光伝送方式である中規模構内光伝送方式に適用 した場合の ,著 者が検討 した伝送設計 ,機

能設計 ,お よび著者 らが検討 した波長 フィルタの設計 ,お よびリピニタの特輔 果を示 し,リ ピー タの設計法を明確化 した。

以上の研究結果より ,多 量のディジタル情報の経済的な伝送 に適す る ,長 距離伝送可能な 400Mb /s,1,3μ  m帯単一モー ドディジタル光伝送方式用中継器の設計法と ,ス ター形の トポロジーを取 る 構内光伝送方式に適用可能な信号衝突検出機能を備えた送受信回路およびリピータの設計法を確立 し た。前者は 1985年 2月 末に完成 した旭

││一

鹿児島間 3400hを 結ぶ日本縦貫ルー トの中継器に適用され また後者は現在 IEEE802.3委 員会において標準化が進められている受動形 の光 CSMA/CDネ ット ワークにおける信号衝突検出技術の基礎を提供 している。これらの成果により ,本 研究は通信網のディ ジタノ イヒの進展に大 きく寄与することができたものと考える

3

+csAM/CD:Car五 er Sense Multiple Access with Collision Detection 十 CRV:COde Rule ViOlation

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参照

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